JP4817001B2 - 表示装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

表示装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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本発明は表示装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、ユーザに対して、画像が表示されるまでの状態を通知することができるようにした表示装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
近年、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)などによる、いわゆる薄型ディスプレイが普及している。これらの薄型ディスプレイには、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイと比較して、軽量で省スペースであるので、設置場所に制約されることが少なくなるなどの利点がある。
また、薄型ディスプレイでは、CRTディスプレイとは異なり予熱が不要となるため、ユーザが電源をオンしたと同時に画面を表示させることができる。
従来、複数の映像の静止画を記憶する記憶装置を設け、チャンネル切り換え時おいて、実際に放送が出画するまでに、記憶していた画像を表示させることで、スムーズにチャンネルの切り替えを行うようにしているテレビジョン受像器がある(例えば、特許文献1参照)。
また、映像の再生を行っているとき、黒画面(所定の画面)にさせる映像信号が生成されていることを検出し、再生を行っている場合に黒画面にさせる映像信号が生成されていると検出されたときに、所定の挿入画面と挿入信号のいずれか、またはその組み合わせを外部のテレビジョン(モニタ)に出力させる信号を生成することで、ストリームデータに基づく映像が出力されるまでの間に、所定の挿入画面や挿入信号を外部のテレビジョンから出力されるようにしている映像再生装置がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、電源をオンしたときに、予め記憶しておいた番組情報を基に、番組表を生成し、生成した番組表をOSD表示させるデジタル放送受信装置がある(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−41197号公報 実用新案登録第3090056号 特開2003−163854号公報
しかしながら、表示デバイスそのものは、即座に画像を表示できるが、映像信号をデジタル処理するようにすると、この処理を行うためのプロセッサを初期化(イニシャライズ)するために(起動が完了するまでに)時間を要するため、ユーザが電源をオンにしてから、画面に画像が表示されるまでにある一定の時間がかかってしまうという問題があった。
通常、表示装置の電源がオンしている場合、パイロットランプとしての緑色LEDが発光している。ユーザが電源をオンし、表示装置を起動させた場合、パイロットランプが点灯しているにもかかわらず、一定の時間、画面に画像が表示されないので、ユーザは、表示装置が故障していると勘違いするおそれがあった。
一方、表示デバイスが故障し、パイロットランプが点灯していても、画面に画像が表示されないこともある。すなわち、ユーザにとって、起動において、表示装置が故障しているか否かを判断することは困難であった。この問題を解決するために、表示装置の電源をオンした場合、即座に何かの画面を表示させることが考えられる。
例えば、特開2000−41197号公報に開示されているテレビジョン受像器は、予め、静止画を記憶しておき、画像が表示されるまでに時間がかかる場合、記憶していた静止画を表示させることで、チャンネルの切り替えを行うものであるが、ユーザが電源をオンにした後、画面に画像が表示されるまでの間に、記憶していた静止画を表示させることができなかった。
また、例えば、実用新案登録第3090056号に開示されている映像再生装置も同様に、ユーザが電源をオンにした後、画面に画像が表示されるまでの間に、所定の挿入画面と挿入信号のいずれか、またはその組み合わせによる画像を表示させることができなかった。
さらに、例えば、特開2003−163854号公報に開示されているデジタル放送受信装置は、ユーザが電源をオンしたときに、予め記憶していた番組情報から、番組表を生成してOSD表示させるものであるが、番組表を画面に表示させるのみで、画像が表示されるまでの正確な情報を表示させることができなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが電源をオンにした場合、即座に、所定の画像を画面に表示させることができるようにするものである。
本発明の表示装置は、外部から供給された信号を基に、信号に対応する第1の画像の画面への表示を制御する第1の表示制御手段と、表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の画面への表示を制御する第2の表示制御手段と、予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の第1の表示制御手段の起動に必要な時間に基づいて、第2の画像を画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定手段と、第1の表示制御手段が起動中である場合、第2の画像を画面に表示させ、ユーザにより表示装置の電源が入れられてから表示時間が経過して第1の表示制御手段の起動が完了したとき、画面に表示されている第2の画像の代わりに、第1の画像を画面に表示させるように、画面の表示を切り替える切り替え手段とを備えることを特徴とする。
本発明の表示装置は、計時する計時手段と、計時の結果から計時の結果を減じることで得られる値に対応する第2の画像を生成する生成手段とを備え、切り替え手段は、表示時間から計時の結果を減じることで得られる値が、所定の値に達したとき、生成した第2の画像の代わりに、第1の画像が画面に表示されるように、画面の表示を切り替える
本発明の表示装置は、画面の表示が第2の画像から第1の画像に切り替える場合、第1の画像が表示されないように第1の表示制御手段の出力を抑制させるように、第1の表示制御手段を制御する出力制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の表示装置は、外部から供給された信号に応じて表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎に、表示装置の各デバイスの起動に必要な時間を予め実測することで得られた表示時間を記憶する記憶手段をさらに備え、決定手段は、記憶手段に記憶されている表示時間の中から、処理モードに対応した表示時間を決定することを特徴とする。
本発明の表示方法は、外部から供給された信号を基に、信号に対応する第1の画像の画面への表示を制御する第1の表示制御ステップと、表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の画面への表示を制御する第2の表示制御ステップと、予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の第1の表示制御ステップの処理の起動に必要な時間に基づいて、第2の画像を画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定ステップと、第1の表示制御ステップの処理が起動中である場合、第2の画像を画面に表示させ、ユーザにより表示装置の電源が入れられてから表示時間が経過して第1の表示制御ステップの処理の起動が完了したとき、画面に表示されている第2の画像の代わりに、第1の画像を画面に表示させるように、画面の表示を切り替える切り替えステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体のプログラムは、外部から供給された信号を基に、信号に対応する第1の画像の画面への表示を制御する第1の表示制御ステップと、表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の画面への表示を制御する第2の表示制御ステップと、予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の第1の表示制御ステップの処理の起動に必要な時間に基づいて、第2の画像を画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定ステップと、第1の表示制御ステップの処理が起動中である場合、第2の画像を画面に表示させ、ユーザにより表示装置の電源が入れられてから表示時間が経過して第1の表示制御ステップの処理の起動が完了したとき、画面に表示されている第2の画像の代わりに、第1の画像を画面に表示させるように、画面の表示を切り替える切り替えステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、外部から供給された信号を基に、信号に対応する第1の画像の画面への表示を制御する第1の表示制御ステップと、表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の画面への表示を制御する第2の表示制御ステップと、予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の第1の表示制御ステップの処理の起動に必要な時間に基づいて、第2の画像を画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定ステップと、第1の表示制御ステップの処理が起動中である場合、第2の画像を画面に表示させ、ユーザにより表示装置の電源が入れられてから表示時間が経過して第1の表示制御ステップの処理の起動が完了したとき、画面に表示されている第2の画像の代わりに、第1の画像を画面に表示させるように、画面の表示を切り替える切り替えステップとを含むことを特徴とする。
本発明の表示装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、予め記憶している、外部から供給された信号に応じて表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の第1の表示制御手段の起動に必要な時間に基づいて、第2の画像を画面に表示させておく時間である表示時間が決定され、第1の表示制御手段が起動中である場合、第2の画像を画面に表示させ、ユーザにより表示装置の電源が入れられてから表示時間が経過して第1の表示制御手段の起動が完了したとき、画面に表示されている第2の画像の代わりに、第1の画像を画面に表示させるように、画面の表示が切り替えられる。
本発明によれば、自分の状態を示す画像を表示することができる。また、本発明によれば、ユーザが電源をオンした場合、即座に、所定の画像を画面に表示させることができる。これにより、ユーザは、画像が画面に表示されるまでの間、所定の画面を認識することで、画像が画面に表示されるまでの待機時間を長く感じることがなくなるとともに、正常に動作していることも認識できるので、故障している場合でも、瞬時に認識して対応することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、薄型ディスプレイ1の外観を示す図である。薄型ディスプレイ1は、例えば、LCDやPDPなどから構成される薄型テレビジョン受像機(いわゆる薄型テレビ)や、テレビチューナの機能を備えたパーソナルコンピュータなどであり、本発明の表示装置の一例である。
LCDパネル11は、外部から供給された信号または薄型ディスプレイ1内部で生成された信号を基に、画像を表示する。なお、LCDパネル11の詳細は、後述する。スピーカ12−1およびスピーカ12−2は、外部から供給された信号を基に、音声を出力する。スタンド13は、LCDパネル11、並びにスピーカ12−1およびスピーカ12−2の向きが一定になるように向きを保持する。
電源ボタン14は、薄型ディスプレイ1の電源をオンまたはオフするためのボタンである。電源LED(Light Emitting Diode)(パイロットランプ)15は、例えば、ユーザの操作により、電源ボタン14が押されて、薄型ディスプレイ1の電源がオンとなった場合、緑色に点灯し、それに対して、薄型ディスプレイ1の電源がオフとなった場合、消灯する。なお、電源LED15は、ユーザによるリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)(図示せず)の操作によって、薄型ディスプレイ1の電源が切られた場合、薄型ディスプレイ1がスタンバイ(サスペンド)またはスリープ状態となるので、赤色に点灯する。
チャンネルボタン16は、ユーザの操作に応じて、選局する番組チャンネルを変更するためのボタンである。ボリュームボタン17は、ユーザの操作に応じて、スピーカ12−1およびスピーカ12−2から出力される音声の音量を変更するためのボタンである。
なお、上述した電源ボタン14、チャンネルボタン16、およびボリュームボタン17の操作は、ユーザによるリモコン(図示せず)の操作に相当する操作によっても実行することが可能である。
図2は、本発明を適用した薄型ディスプレイ1の一実施の形態を示すブロック図である。
薄型ディスプレイ1は、LCDパネル11、チューナ61、入力切り替え部62、外部AV(Audio Visual)入力部63−1、外部AV入力部63−2、画像処理部64、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)65、ROM(Read Only Memory)66、RAM(Random Access Memory)67、OSD生成部68、およびバックライト69を含むように構成される。
チューナ61は、ユーザの操作に応じた受信する放送局の指定に従って、アンテナ51より受信された地上波や放送衛星からの電波などのテレビジョン放送の放送電波に対応する放送信号であって、アンテナ51から供給された放送信号を復調し、復調して得られた映像信号を入力切り替え部62に供給する。
なお、チューナ61は、復調して得られた音声信号を音声処理部(図示せず)に供給する。そして、音声処理部は、チューナ61から供給された音声信号を基に、音声をスピーカ12−1およびスピーカ12−2(図1)から出力させる。
外部AV入力部63−1は、いわゆるピン入力の接続端子などのインタフェースであり、接続されているアナログの映像信号を出力する外部機器52−1(例えば、ビデオテープレコーダなど)から供給される映像信号を入力切り替え部62に供給する。
なお、外部AV入力部63−1が、外部機器52−1から供給される音声信号を音声処理部(図示せず)に供給することで、音声処理部は、外部AV入力部63−1から供給される音声信号を基に、音声をスピーカ12−1およびスピーカ12−2から出力させる。
入力切り替え部62は、薄型ディスプレイ1の各部を制御するマイコン65の制御を基に、チューナ61から供給された映像信号、および外部AV入力部63−1から供給された映像信号のうち、いずれか一方の映像信号のみを選択し、選択した映像信号を画像処理部64に供給する。
画像処理部64は、入力切り替え部62から供給された映像信号をLCDパネル11に表示させるための映像信号に変換し、変換した映像信号を基に、画像をLCDパネル11に表示させる。
画像処理部64は、A/D(Analog/Digital)変換部81、スイッチ82、ビデオプロセッサ83、ROM84、およびRAM85を含むように構成される。
A/D変換部81は、入力切り替え部62から供給されたアナログ信号である映像信号をデジタル信号である映像信号に変換する。A/D変換部81は、変換により生成されたデジタル信号である映像信号をスイッチ82に供給する。
外部AV入力部63−2は、いわゆる接続インタフェースであり、デジタル信号である映像信号を出力する外部機器52−2(例えば、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダなど)から供給される映像信号をスイッチ82に供給する。
なお、外部AV入力部63−2が、外部AV入力部63−1と同様に、外部機器52−2から供給される音声信号を音声処理部(図示せず)に供給することで、音声処理部は、外部AV入力部63−2から供給される音声信号を基に、音声をスピーカ12−1およびスピーカ12−2から出力させる。
スイッチ82は、マイコン65の制御の基に、A/D変換部81から供給された映像信号、および外部AV入力部63−2から供給された映像信号のうち、いずれか一方の映像信号を選択し、選択した映像信号をビデオプロセッサ83に供給する。
ビデオプロセッサ83は、マイコン65の制御の基に、スイッチ82から供給された映像信号に、解像度を変更する処理や色合いを変更する処理などの、LCDパネル11の表示に適した所定の処理を適用した後、処理を適用した映像信号をLCDパネル11に供給し、LCDパネル11に画像を表示させる。また、ビデオプロセッサ83は、OSD生成部68から供給された、各種の設定値などをLCDパネル11にOSDにより表示させるための情報(以下、OSD情報と称する)を映像信号に重畳させて、OSD情報が重畳された映像信号をLCDパネル11に供給し、LCDパネル11にOSD情報が重畳された画像を表示させる。
さらに、ビデオプロセッサ83は、必要に応じて、ROM84に記録されているプログラムを読み込み、実行する。ビデオプロセッサ83は、必要に応じて、データをRAM85に供給したり、RAM85が一時的に記憶しているデータを取得する。例えば、ビデオプロセッサ83は、RAM85に、一時的に記憶された映像信号に対して、所定の処理を適用することで、LCDパネル11に表示させるための映像信号を生成する。
マイコン65は、薄型ディスプレイ1の各部を制御する。
マイコン65は、必要に応じて、ROM66に記録されているプログラムを読み込み、実行する。マイコン65は、必要に応じて、データをRAM67に供給したり、RAM67が一時的に記憶しているデータを取得する。
OSD生成部68は、マイコン65の制御の基に、各種の設定値などをLCDパネル11にOSDにより表示させるためのOSD情報を生成し、生成したOSD情報をビデオプロセッサ83に供給する。
LCDパネル11は、バックライト69から照射される光を、ビデオプロセッサ83から供給された映像信号に応じて透過させることにより画像を表示する。
バックライト69は、冷陰極管またはLEDなどからなる、いわゆる照明装置である。バックライト69は、マイコン65に制御されるインバータまたはコンバータ(図示せず)に駆動されて、LCDパネル11のユーザによって見られる側の後ろ側から、液晶に光を照射する(液晶の後ろ側を照らす)。すなわち、インバータまたはコンバータから供給される電源の出力を変化させることにより、バックライト69の輝度が変化し、これにより、LCDパネル11の輝度が変化することになる。
なお、チューナ61は、例えば、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)/CS(Communications Satellite)デジタル放送などの、アンテナ51が受信する各種の放送電波に対応して、放送電波を放送信号に復調する機能を備えるようにすることができる。
また、外部機器52−1と外部機器52−2は、薄型ディスプレイ1に接続される機器の一例であり、上述した例の他にも、例えば、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、パーソナルコンピュータ、テレビゲーム機などのデジタルまたはアナログの映像信号を出力する機器であればいずれであってもよい。さらに、図2においては、外部機器52−1と外部機器52−2の2つの外部機器から構成されているが、3つ以上の外部機器を接続することは勿論、ゼロまたは1つの外部機器を接続するようにしてもよい。
図3は、ビデオプロセッサ83の詳細を説明するブロック図である。図2に示す場合と同様の部分には、同一の符号が付してあり、その説明は適宜省略する。
ビデオプロセッサ83は、メインプロセッサ91、補助回路92、および出力部93を含むように構成される。
メインプロセッサ91は、スイッチ82から供給された映像信号に、LCDパネル11に表示させるための所定の処理を適用した後、処理を適用した映像信号を出力部93に供給して、LCDパネル11に画像を表示させる。
補助回路92は、OSD生成部68から供給された薄型ディスプレイ1が起動中であることを示すOSD情報を基に映像信号を生成し、出力部93を介して、映像信号をLCDパネル11に供給し、LCDパネル11にOSD情報に応じた画像(以下、OSD画像と称する)を表示させる。すなわち、補助回路92は、薄型ディスプレイ1が起動中であることを示す画像のLCDパネル11への表示を制御する。
出力部93は、マイコン65の制御に従って、メインプロセッサ91から供給されてくる映像信号を基に、画像をLCDパネル11に表示させるか、または補助回路92から供給されてくるOSD情報に応じた映像信号を基に、OSD画像をLCDパネル11に表示させる。また、出力部93は、マイコン65の制御に従って、LCDパネル11に表示させる画像を、補助回路92から供給されてくるOSD画像から、メインプロセッサ91から供給されてくる画像に切り替える。
すなわち、出力部93は、マイコン65の制御の基に、メインプロセッサ91からの映像信号または補助回路92からの映像信号のいずれか一方をLCDパネル11に供給する。
図4は、マイコン65において実行される制御プログラム101の構成を示すブロック図である。
制御プログラム101は、例えば、ROM66に記憶される。または、制御プログラム101は、ROM66からRAM67に適宜記憶されて、マイコン65により実行される。制御プログラム101は、起動時間決定部111、カウンタ112、表示切り替え制御部113、および映像出力制御部114を含むように構成される。
起動時間決定部111は、ROM66に記憶されている処理モードに対応した起動時間を読み出して、読み出した起動時間をカウンタ112にセットする。起動時間決定部111は、カウンタ112にセットされた起動時間をOSD生成部68に供給する。
ここで、処理モードとは、チューナ61、薄型ディスプレイ1に接続された装置(例えば、外部機器52−1、外部機器52−2など)から供給されてくる映像信号に応じて、薄型ディスプレイ1が実行するそれぞれの処理の方式をいう。
具体的には、薄型ディスプレイ1は、例えば、チューナ61などを介して、アンテナ51より受信された地上波や放送衛星からの電波などのテレビジョン放送の放送電波を基に、画像をLCDパネル11に表示させたり(以下、単に、チューナ信号モードと称する)、アナログの映像信号を出力する外部機器52−1から供給される映像信号を基に、画像をLCDパネル11に表示させたり(以下、単に、アナログ映像信号モードと称する)、デジタルの映像信号を出力する外部機器52−2から供給される映像信号を基に、画像をLCDパネル11に表示させたり(以下、単に、デジタル映像信号モードと称する)する。すなわち、映像信号が複数の方法によって供給されてくるので、薄型ディスプレイ1は、それに応じた処理を実行する。
また、起動時間とは、ユーザが薄型ディスプレイ1の電源をオンにしてから、薄型ディスプレイ1の各部が起動を完了するまでの時間である。例えば、デジタル映像信号モードにおける起動時間は、メインプロセッサ91が起動を完了するまでの時間、すなわち、メインプロセッサ91が起動の途中(起動中)の状態にある期間を示す時間である。換言すれば、ユーザが薄型ディスプレイ1の電源をオンにしてから、出力部93が、メインプロセッサ91からの映像信号を基に、画像をLCDパネル11に表示させるまでの時間であるとも言える。
さらに、上述したように、ビデオプロセッサ83に供給される映像信号は、例えば、チューナ信号モード、アナログ映像信号モード、またはデジタル映像信号モードなどの処理モードによって、それぞれ使用しているデバイスが異なるために、起動時間も異なることがある。すなわち、処理モードが異なることで、起動時間が同一とならない場合がある。そこで、各処理モードに対応した起動時間を設定することで、使用しているデバイスが異なるために、起動時間が同一とならない場合であっても、最適な起動時間を選択できるようになる。
例えば、チューナ信号モードにおける起動時間は、メインプロセッサ91が起動を完了するまでの時間およびチューナ61が起動を完了するまでの時間のうち長い方の時間に等しい。
なお、これらの起動時間は、例えば、各デバイスの立ち上がり時間(起動するまでの時間)をモード毎に事前に実測することで、工場出荷時設定として予め設定されて、ROM66に記憶されている。具体的には、例えば、ROM66には、チューナ信号モードに対して、“10秒”である起動時間が記憶され、アナログ映像信号モードに対して、“12秒”である起動時間が記憶され、デジタル映像信号モードに対して、“8秒”である起動時間が記憶されている。
また、この起動時間に、ユーザが薄型ディスプレイ1の電源をオンにしてから、出力部93が、補助回路92からのOSD情報を基に、OSD画像をLCDパネル11に表示させるまでの時間を考慮することも可能である。例えば、出力部93が、補助回路92からのOSD情報を基に、画像をLCDパネル11に表示させるまでに1秒かかる場合、予め、ROM66に記憶されている起動時間から、1秒減じておくことにより、より正確な起動時間を記憶させておくこともできる。
カウンタ112は、自分にセットされている値を、時間の経過に応じて、1秒ごとに減じることで、ユーザが薄型ディスプレイ1の電源をオンにしてから、出力部93がメインプロセッサ91からの映像信号を基に、画像をLCDパネル11に表示させるまでの時間を計時する。
表示切り替え制御部113は、出力部93を制御して、補助回路92から供給されてくるOSD情報に応じた映像信号を基に、OSD画像をLCDパネル11に表示させる。また、表示切り替え制御部113は、出力部93を制御して、LCDパネル11に表示させる画像を、補助回路92から供給されてくる映像信号によるOSD画像から、メインプロセッサ91から供給されてくる映像信号による画像に切り替えさせる。
映像出力制御部114は、ノイズの発生を防ぐために、出力部93に映像信号を切り替えさせるとき、メインプロセッサ91から映像信号が出力されないように制御する(ミュートをかける)か、またはミュートを解除して、メインプロセッサ91から映像信号が出力されるように制御する。
ところで、上述したように、薄型ディスプレイ1では、映像信号をデジタル処理しているため、ユーザが電源をオンにしてから、メインプロセッサ91がLCDパネル11に画像を表示させるまでにある一定の時間が必要となる。
そこで、本発明においては、ビデオプロセッサ83に、画像処理を実行するメインプロセッサ91の他に補助回路92を設けることにより、メインプロセッサ91がLCDパネル11に画像を表示させるまでの間、補助回路92がLCDパネル11に起動中であることを示す画像を表示させるようにしている。以下、図5のフローチャートを参照して、その処理の詳細であるビデオプロセッサ83による表示制御の処理を説明し、その後、図6乃至図9を参照して、より具体的な例として、LCDパネル11に画像が表示されるまでの残り時間を表示させる処理について説明する。
まず、図5のフローチャートを参照して、薄型ディスプレイ1による表示制御の処理について説明する。
ステップS1において、補助回路92は、例えば、ユーザにより、薄型ディスプレイ1の電源ボタン14が押された場合、画像が表示されるまで時間がかかることを示す画像(以下、待機画像と称する)の映像信号を出力部93に供給する。出力部93は、補助回路92からの映像信号をLCDパネル11に供給し、待機画像をLCDパネル11に表示させる。
例えば、ステップS1において、補助回路92は、ユーザにより、薄型ディスプレイ1の電源ボタン14が押された場合、OSD生成部68から供給されるOSD情報に応じた映像信号を出力部93に供給し、出力部93を介して、LCDパネル11に映像信号を供給することにより、OSD画像をLCDパネル11に表示させる。
ステップS2において、マイコン65は、メインプロセッサ91から供給されてくる、メインプロセッサ91が映像信号を供給することができるようになったことを示す信号(以下、フラグと称する)を基に、メインプロセッサ91が起動したか否かを判定する。
ステップS2において、メインプロセッサ91が起動していないと判定された場合、ステップS1に戻り、上述した処理を繰り返す。すなわち、メインプロセッサ91が起動するまで、LCDパネル11には、待機画像が表示されることになる。
一方、ステップS2において、フラグが供給されることで、メインプロセッサ91が起動したと判定された場合、ステップS3に進み、出力部93は、マイコン65の制御の基に、LCDパネル11に出力する画像を、補助回路92から供給されてくる映像信号による待機画像から、メインプロセッサ91から供給されてくる映像信号による画像に切り替える。
ステップS4において、メインプロセッサ91は、スイッチ82から供給された映像信号に、LCDパネル11に表示させるための所定の処理を適用した後、処理を適用した映像信号を出力部93に供給し、出力部93を介して、LCDパネル11に映像信号を供給することにより、画像をLCDパネル11に表示させて、処理は終了する。
このように、メインプロセッサ91が起動して映像信号を出力するまでの間、補助回路92が待機画像のデータを出力してLCDパネル11に待機画像を表示させるので、ユーザは、画像が表示されるまでの待機時間を長く感じることがなくなるとともに、薄型ディスプレイ1が正常に動作していることも認識できるので、故障している場合でも、瞬時に認識して対応することができる。
次に、より具体的な例として、LCDパネル11に画像が表示されるまでの残り時間をOSDにより表示させる処理について説明する。まず、図6のタイミングチャートを参照して、薄型ディスプレイ1の動作を説明し、その後、図7のフローチャートを参照して、カウントダウン表示制御の処理について説明する。
図6は、薄型ディスプレイ1の動作を説明するタイミングチャートである。
図6には、図中上から順に、薄型ディスプレイ1の電源の状態を示すタイミングチャート、補助回路92のOSD情報に応じた映像信号の出力を示すタイミングチャート、およびメインプロセッサ91の映像信号の出力を示すタイミングチャートが示されている。また、図中の水平方向は、時間軸を表しており、図中の下側の矢印に示されるように、時間は、図中左から右に向かって経過する。
また、図6で示される例において、時間T1(時刻taから時刻tbまでの時間)は、ユーザが薄型ディスプレイ1の電源をオンさせてから、ビデオプロセッサ83の補助回路92が起動して、OSD画像をLCDパネル11に表示させるまでの時間を示し、時間T2(時刻taから時刻tcまでの時間)は、ユーザが薄型ディスプレイ1の電源をオンさせてから、ビデオプロセッサ83のメインプロセッサ91が起動して、画像をLCDパネル11に表示させるまでの時間を示す。さらに、時間T3(時刻tbから時刻tcまでの時間)は、補助回路92がOSD画像をLCDパネル11に表示させている時間を示す。
OSD生成部68は、時刻tcまでの時間を示すOSD情報を補助回路92に供給する。補助回路92は、時刻tcまでの時間を表示する映像信号を生成する。すなわち、時間T3は、OSD情報によって最初にLCDパネル11に表示される数字に相当する。
図6に示されるように、例えば、いま、時刻taに、例えば、ユーザにより、薄型ディスプレイ1の電源ボタン14が押されることで、電源のレベルがローレベル(以下、単に「L」と称する)からハイレベル(以下、単に「H」と称する)に変化した(電源の供給が開始された)とする。
このとき、補助回路92は、OSD情報に応じた映像信号を出力部93に出力していないので、出力のレベルは、「L」のままとなり、またメインプロセッサ91も、映像信号を出力していないので、出力のレベルは「L」のままとなる。
なお、以下、薄型ディスプレイ1の電源がオンである状態について説明するので、電源のレベルは、「H」のままとなる。
時刻tb(時刻taから時間T1経過後)において、補助回路92が、OSD情報を表示することができるようになったので、補助回路92の出力のレベルは、「L」から「H」に変化する。すなわち、補助回路92は、OSD生成部68から供給されたOSD情報に応じた映像新信号を基に、出力部93を介して、OSD画像をLCDパネル11に表示させる。
このとき、メインプロセッサ91は、映像信号を出力していないので、出力のレベルは「L」のままとなる。
時刻tbから時刻tcまでの間、補助回路92は、OSD情報に応じた映像信号を出力部93に出力し続けているので、補助回路92の出力のレベルは、「H」のままとなる。すなわち、この間、LCDパネル11には、OSD画像が表示されることとなり、さらに、OSD画像として表示されている数字は、1秒ごとに減少していく。
このとき、メインプロセッサ91は、映像信号を出力していないので、出力のレベルは「L」のままとなる。
時刻tc(時刻tbから時間T3経過後)において、メインプロセッサ91は、映像信号をデジタル処理するための初期化(イニシャライズ)する処理などが終了して、映像信号を出力することができるようになったので、メインプロセッサ91の出力のレベルは、「L」から「H」に変化する。また、それにともない、補助回路92は、OSD画像をLCDパネル11に表示させる必要がないので、補助回路92の出力のレベルは、「H」から「L」に変化する。
すなわち、LCDパネル11には、補助回路92から出力されてくるOSD情報に応じた映像信号によるOSD画像に代わって、メインプロセッサ91から出力されてくる映像信号による画像が表示されることとなる。換言すれば、出力部93は、LCDパネル11に表示させる画像を、補助回路92から供給されてくるOSD画像から、メインプロセッサ91から供給されてくる画像に切り替える。
なお、時刻tcにおいて、LCDパネル11に表示される画像を、補助回路92が出力するOSD画像から、メインプロセッサ91が出力する画像にそのまま切り替えると、ノイズが発生するので、そのとき、マイコン65は、LCDパネル11に画像が表示されないように制御する(ミュートをかける)。
このようにして、薄型ディスプレイ1は、LCDパネル11に画像が表示されるまでの間、OSD画像により、画像が表示されるまでの残り時間を表示させるので、ユーザは、その残り時間を確認することで、画像があとどれくらいで表示されるかを認識することができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、薄型ディスプレイ1によるカウントダウン表示制御の処理について説明する。
ステップS11において、マイコン65は、OSD生成部68に問い合わせることで、OSD情報を生成できるか(OSD生成部68が起動したか)否かを判定する。
ステップS11において、OSD情報を生成できないと判定された場合、ステップS11の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。すなわち、マイコン65は、OSD生成部68がOSD情報を生成できるようになるまで待機している。
一方、ステップS11において、OSD情報を生成できると判定された場合、ステップS12に進み、起動時間決定部111は、ROM66に記憶されている処理モードに対応した起動時間を読み出して、読み出した起動時間をカウンタ112にセットする。起動時間決定部111は、カウンタ112にセットされた起動時間をOSD生成部68に供給する。
すなわち、起動時間は、カウンタ112にセットされる値の初期値となる。
例えば、ステップS12において、起動時間決定部111は、マイコン65が制御している入力切り替え部62およびスイッチ82に関する情報を基に、現在の処理モードが、チューナ信号モードである処理モードであると判定し、ROM66に記憶されている起動時間から、チューナ信号モードに対応した“10秒”である起動時間を読み出し、読み出した“10秒”である起動時間をカウンタ112にセットする。起動時間決定部111は、“10秒”であるカウンタ112にセットされた値をOSD生成部68に供給する。
ステップS13において、OSD生成部68は、起動時間決定部111から供給されたカウンタ112にセットされた値を基に、OSD情報を生成する。OSD生成部68は、生成したOSD情報を補助回路92に供給する。例えば、ステップS13において、OSD生成部68は、起動時間決定部111から供給された“10秒”であるカウンタ112にセットされた値を基に、“10”であるOSD情報を生成し、生成したOSD情報を補助回路92に供給する。
ステップS14において、表示切り替え制御部113は、出力部93を制御して、補助回路92から供給されてくるOSD情報に応じた映像信号を基に、OSD画像をLCDパネル11に表示させる。例えば、ステップS14において、表示切り替え制御部113は、出力部93を制御して、補助回路92から供給されてくる“10”であるOSD情報に応じた映像信号を基に、“10”であるOSD画像をLCDパネル11に表示させる。
図8は、OSD画像を表示するLCDパネル11の例である。図1に示す場合と同様の部分には、同一の符号が付してあり、その説明は適宜省略する。
LCDパネル11の右下には、画像がLCDパネル11に表示されるまでに、あと10秒かかることを示している“10”であるOSD画像121が表示されている。
このように、LCDパネル11に、OSD画像121が表示されるので、ユーザは、OSD画像121に表示された時刻を経過した後に、画像が表示されることを認識できるとともに、薄型ディスプレイ1が故障しておらず、正常に動作していると認識することができる。
図7のフローチャートに戻り、ステップS15において、カウンタ112は、前回の自分に値がセットされた時刻から、時間が1秒経過したか否かを判定する。
ステップS15において、時間が1秒経過していないと判定された場合、ステップS15に戻り、上述した処理を繰り返す。すなわち、カウンタ112は、前回の自分に値がセットされた時刻から、時間が1秒経過するまで待機している。
一方、ステップS15において、時間が1秒経過したと判定された場合、ステップS16に進み、カウンタ112は、自分にセットされている値から1を減ずる。例えば、ステップS16において、カウンタ112は、自分にセットされている“10”である値から1を減じて、“9”である値をセットする。
ステップS17において、マイコン65は、カウンタ112にセットされている値が、“0”であるか否かを判定する。
ステップS17において、値が、“0”でないと判定された場合、ステップS13の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。すなわち、例えば、ステップS13乃至ステップS17の処理を繰り返すことにより、カウンタ112にセットされた値が、9、8、7、・・・のように1秒ごとに減少するにともなって、LCDパネル11に表示されるOSD画像(例えば、OSD画像121)も、9、8、7、・・・のように1秒ごとに減少する。
ステップS13乃至ステップS17の処理を繰り返すことにより、カウンタ112にセットされた値が“0”となり、ステップS17において、マイコン65は、カウンタ112にセットされている値が、“0”であるので、ステップS18に進み、OSD生成部68は、起動時間決定部111から供給された“0”であるカウンタ112にセットされた値を基に、“0”であるOSD情報を生成し、生成したOSD情報を補助回路92に供給する。
ステップS19において、表示切り替え制御部113は、出力部93を制御して、補助回路92から供給されてくる“0”であるOSD情報に応じた映像信号を基に、“0”であるOSD画像をLCDパネル11に表示させる。
図9は、OSD画像を表示するLCDパネル11の例である。図1に示す場合と同様の部分には、同一の符号が付してあり、その説明は適宜省略する。
LCDパネル11の右下には、画像がLCDパネル11に表示されるまでに、あと0秒かかることを示している、すなわち、画像がLCDパネル11に間もなく表示されることを示している“0”であるOSD画像131が表示されている。
図7のフローチャートに戻り、ステップS20において、マイコン65は、メインプロセッサ91からフラグが供給されてきたか否かを判定する。例えば、メインプロセッサ91は、映像信号を出力部93に供給することができることを示す信号として、“1”である信号をマイコン65に供給する。
ステップS20において、メインプロセッサ91からフラグが供給されてこないと判定された場合、ステップS20の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。すなわち、マイコン65は、メインプロセッサ91からフラグが供給されるまで待機している。この場合、LCDパネル11には、“0”であるOSD画像が表示されたまま待機することとなる(例えば、図9の“0”であるOSD画像131)。
ステップS20において、メインプロセッサ91からフラグが供給されてきたと判定された場合、ステップS21に進み、映像出力制御部114は、ノイズの発生を防ぐために、メインプロセッサ91から映像信号が出力されないように制御する(ミュートをかける)。
ステップS22において、表示切り替え制御部113は、出力部93を制御して、LCDパネル11に表示される画像を、補助回路92から供給されてくるOSD情報に応じた映像信号によるOSD画像から、メインプロセッサ91から供給されてくる映像信号による画像が表示されるように切り替えさせる。
例えば、ステップS22において、表示切り替え制御部113は、チューナ信号モードである処理モードの場合、出力部93を制御して、LCDパネル11に表示される画像を、補助回路92から供給されてくるOSD情報に応じた映像信号による“0”であるOSD画像から、メインプロセッサ91から供給されてくる、アンテナ51により受信された地上波や放送衛星からの電波などのテレビジョン放送の放送電波に対応する放送信号であって、アンテナ51から供給された放送信号に対して所定の処理を適用することで得られた映像信号による画像が表示されるように切り替えさせる。
なお、ステップS21の処理で、映像出力制御部114が、メインプロセッサ91から映像信号が出力されないように制御しているので、ステップS22の処理においては、出力部93がLCDパネル11に表示させる画像の出力元を切り替える(補助回路92からメインプロセッサ91に切り替える)のみで、LCDパネル11に画像は表示されていないことになる。
ステップS23において、映像出力制御部114は、ミュートを解除して、メインプロセッサ91から映像信号が出力されるように制御して(すなわち、LCDパネル11に画像が表示されるように制御して)、処理は終了する。
すなわち、メインプロセッサ91から供給される映像信号が、画像としてLCDパネル11に表示されるので、ユーザは、薄型ディスプレイ1に表示された画像を認識できるようになる。
このように、画像が画面に表示されるまでの残り時間をOSD画像により、LCDパネル11に表示させることができる。その結果、ユーザは、画像が表示されるまでの残り時間を認識することができるので、画像が表示されるまでの待機時間を長く感じることがなくなるとともに、薄型ディスプレイ1が正常に動作していることも認識できるので、故障している場合でも、瞬時に認識して対応することができる。
なお、上述した例においては、補助回路92がLCDパネル11に表示させる画像は、OSD画像であるとして説明したが、本発明において、補助回路92がLCDパネル11に表示させる画像は、OSD画像に限らず、例えば、画像が表示されるまで時間がかかることを示す画像(文字)など、ユーザに対して、画像が表示されるまでに一定の時間がかかることを認識させることができるものであればよい。
また、上述した例においては、薄型ディスプレイ1として、LCDを一例として説明したが、本発明はそれに限らず、例えば、PDP、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどに適用するようにしてもよい。さらに、上述した例においては、薄型ディスプレイ1について説明したが、本発明はそれに限らず、例えば、セットトップボックスやDVDレコーダなど、デジタル処理を行っている機器に適用するようにしてもよい。
また、本発明の画像が画面に表示されるまでの残り時間をOSD画像で表示させる機能であるが、例えば、機器のメニューなどの操作により、残り時間を表示させないように選択することも可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図10は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)151は、ROM152、または記録部158に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM153には、CPU151が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU151、ROM152、およびRAM153は、バス154により相互に接続されている。
CPU151にはまた、バス154を介して入出力インタフェース155が接続されている。入出力インタフェース155には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部156、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部157が接続されている。CPU151は、入力部156から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU151は、処理の結果得られた画像等を出力部157に出力する。
入出力インタフェース155に接続されている記録部158は、例えばハードディスクなどで構成され、CPU151が実行するプログラムや各種のデータを記録する。通信部159は、インターネット、その他のネットワークを介して外部の装置と通信する。この例の場合、通信部159は、入力画像を取得するか、または出力画像を出力する、外部とのインタフェースとして動作する。
また、通信部159を介してプログラムを取得し、記録部158に記録してもよい。
入出力インタフェース155に接続されているドライブ170は、磁気ディスク181、光ディスク182、光磁気ディスク183、または半導体メモリ184などが装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記録部158に転送され、記録される。
一連の処理をさせるプログラムが格納されている記録媒体は、図10に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク181(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク182(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク183(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、若しくは半導体メモリ184などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM152や、記録部158に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
薄型ディスプレイの外観を示す図である。 本発明を適用した薄型ディスプレイの一実施の形態を示すブロック図である。 ビデオプロセッサの詳細を説明するブロック図である。 マイコンにおいて実行される制御プログラムの構成を示すブロック図である。 薄型ディスプレイによる表示制御の処理について説明するフローチャートである。 薄型ディスプレイの動作を説明するタイミングチャートである。 薄型ディスプレイによるカウントダウン表示制御の処理について説明するフローチャートである。 OSD画像を表示するLCDパネルの例である。 OSD画像を表示するLCDパネルの例である。 パーソナルコンピュータの構成を説明するブロック図である。
符号の説明
1 薄型ディスプレイ, 11 LCDパネル, 64 画像処理部, 65 マイコン, 68 OSD生成部, 81 A/D変換部, 82 スイッチ, 83 ビデオプロセッサ, 91 メインプロセッサ, 92 補助回路, 93 出力部, 101 制御プログラム, 111 起動時間決定部, 112 カウンタ, 113 表示切り替え制御部, 114 映像出力制御部, 181 磁気ディスク, 182 光ディスク, 183 光磁気ディスク, 184 半導体メモリ

Claims (7)

  1. 画像を画面に表示させる表示装置において、
    外部から供給された信号を基に、前記信号に対応する第1の画像の前記画面への表示を制御する第1の表示制御手段と、
    前記表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の前記画面への表示を制御する第2の表示制御手段と、
    予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の前記第1の表示制御手段の起動に必要な時間に基づいて、前記第2の画像を前記画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定手段と、
    前記第1の表示制御手段が起動中である場合、前記第2の画像を前記画面に表示させ、ユーザにより前記表示装置の電源が入れられてから前記表示時間が経過して前記第1の表示制御手段の起動が完了したとき、前記画面に表示されている前記第2の画像の代わりに、前記第1の画像を前記画面に表示させるように、前記画面の表示を切り替える切り替え手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 計時する計時手段と、
    前記表示時間から計時の結果を減じることで得られる値に対応する前記第2の画像を生成する生成手段と
    を備え、
    前記切り替え手段は、前記表示時間から計時の結果を減じることで得られる値が、所定の値に達したとき、生成した前記第2の画像の代わりに、前記第1の画像が前記画面に表示されるように、前記画面の表示を切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画面の表示が前記第2の画像から前記第1の画像に切り替える場合、前記第1の画像が表示されないように前記第1の表示制御手段の出力を抑制させるように、前記第1の表示制御手段を制御する出力制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎に、前記表示装置の各デバイスの起動に必要な時間を予め実測することで得られた前記表示時間を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記記憶手段に記憶されている前記表示時間の中から、前記処理モードに対応した前記表示時間を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 画像を画面に表示させる表示装置の表示方法において、
    外部から供給された信号を基に、前記信号に対応する第1の画像の前記画面への表示を制御する第1の表示制御ステップと、
    前記表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の前記画面への表示を制御する第2の表示制御ステップと、
    予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の前記第1の表示制御ステップの処理の起動に必要な時間に基づいて、前記第2の画像を前記画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定ステップと、
    前記第1の表示制御ステップの処理が起動中である場合、前記第2の画像を前記画面に表示させ、ユーザにより前記表示装置の電源が入れられてから前記表示時間が経過して前記第1の表示制御ステップの処理の起動が完了したとき、前記画面に表示されている前記第2の画像の代わりに、前記第1の画像を前記画面に表示させるように、前記画面の表示を切り替える切り替えステップと
    を含むことを特徴とする表示方法。
  6. 画像を画面に表示させる表示処理用のプログラムであって、
    外部から供給された信号を基に、前記信号に対応する第1の画像の前記画面への表示を制御する第1の表示制御ステップと、
    前記表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の前記画面への表示を制御する第2の表示制御ステップと、
    予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の前記第1の表示制御ステップの処理の起動に必要な時間に基づいて、前記第2の画像を前記画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定ステップと、
    前記第1の表示制御ステップの処理が起動中である場合、前記第2の画像を前記画面に表示させ、ユーザにより前記表示装置の電源が入れられてから前記表示時間が経過して前記第1の表示制御ステップの処理の起動が完了したとき、前記画面に表示されている前記第2の画像の代わりに、前記第1の画像を前記画面に表示させるように、前記画面の表示を切り替える切り替えステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  7. 画像を画面に表示させる表示装置のコンピュータに、表示処理を行わせるプログラムにおいて、
    外部から供給された信号を基に、前記信号に対応する第1の画像の前記画面への表示を制御する第1の表示制御ステップと、
    前記表示装置が起動中であって正常に動作していることを示す画像である第2の画像の前記画面への表示を制御する第2の表示制御ステップと、
    予め記憶している、前記外部から供給された前記信号に応じて前記表示装置が実行する処理の方式である処理モード毎の前記第1の表示制御ステップの処理の起動に必要な時間に基づいて、前記第2の画像を前記画面に表示させておく時間である表示時間を決定する決定ステップと、
    前記第1の表示制御ステップの処理が起動中である場合、前記第2の画像を前記画面に表示させ、ユーザにより前記表示装置の電源が入れられてから前記表示時間が経過して前記第1の表示制御ステップの処理の起動が完了したとき、前記画面に表示されている前記第2の画像の代わりに、前記第1の画像を前記画面に表示させるように、前記画面の表示を切り替える切り替えステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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