JP2006181539A - 処理装置及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ミストの発生を伴わずに処理液の置換を効率よく行って処理品質を向上させるとともに、被置換処理液の回収効率を向上させること。
【解決手段】 第1リンス処理部164では、基板G上で現像反応を停止させるため、つまり現像液Rをリンス液(純水)Sに置換するために、二重ノズルユニット168の吸引ノズル170と吐出ノズル172が搬送方向(X方向)と逆方向に基板Gの上を基板の前端から後端まで一定速度で走査する。この走査中、前部の吸引ノズル170は基板G上の現像液Rを所定の吸引力で吸い取り、後部の吐出ノズル172はリンス液Sを所定の圧力または流量で吐出することで、二重ノズルユニット168の真下で現像液Rが吸い取られると同時またはその直後にリンス液Sが供給される。

【選択図】 図1

Description

本発明は、被処理基板に複数種類の処理液を用いて所望の処理を施す技術に係わり、特に基板上で処理液の置換を行なう処理装置及び処理方法に関する。
フォトリソグラフィーにおいて、現像処理は、パターンの露光を終えた被処理基板上のレジスト膜を現像液に浸して、レジスト膜に潜像したパターン以外の部分を除去し、レジストパターンを形成する工程である。一般に、現像工程では、所要の現像時間が経過すると、純水によるリンス処理で現像反応を停止させるようにしている。
近年、FPD(フラット・パネル・ディスプレイ)製造用のレジスト塗布現像処理システムは、たとえば特許文献1に開示されるように、被処理基板(たとえばガラス基板)の大型化に対応するため、コロや搬送ベルト等の搬送体を水平方向に敷設してなる搬送路上で基板を搬送しながら現像、リンス、乾燥の一連の現像処理工程を行うようにした、いわゆる平流し式の現像装置を採用するものが増えてきている。
一般に、平流し式の現像装置は、搬送路に沿って長尺型の現像液ノズル、リンスノズルおよびエアーナイフを配置し、搬送路上を移動する基板に対して、現像液ノズルより現像液を供給して基板上に現像液を盛り(パドル現像)、所定時間の経過後にリンスノズルより純水を供給して基板上の現像液を純水に置換し(現像停止)、エアーナイフよりエアー流を噴き付けて基板上から純水を除去(乾燥)するようにしている。このような平流し式の現像処理では、基板サイズが大きくなるほど、基板の搬送方向の一端部(前端部)と他端部(後端部)との間で現像開始の時間差が大きくなる。そこで、基板上の現像開始の時間差を可及的に短くするために、現像液ノズルを走査させて現像液の液盛りに要する時間を短縮している。併せて、下流側のリンスノズルを現像液ノズルと同じ速度および向きに走査させて基板上の各部で現像時間の差をなくすようにしている。
特開2003−83675
しかしながら、従来のこの種の現像装置は、リンス処理(現像停止処理)に際してリンスノズルを上記のように走査させた場合に、基板上で現像液とリンスノズルからの純水とが混ざり合って、現像液の除去ないし純水への置換がスムースに行われず、現像処理の再現性や面内均一性がよくないという問題があった。そこで、置換効率を上げるため、リンス処理の直前に基板の姿勢を水平姿勢から傾斜姿勢に変換して基板上から現像液を重力で流し落とすことも行われている。しかし、そのような基板姿勢変換による現像液の液切りは、基板から現像液が流れ落ちることでその付近に現像液のミストが発生し、後続の基板上にミストが再付着して現像むらや現像欠陥を来たす懸念があった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ミストの発生を伴わずに処理液の置換を効率よく行い、処理品質を向上させるようにした処理装置および処理方法を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、被置換処理液の回収効率を向上させるようにした処理装置および処理方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の処理装置は、被処理基板をほぼ水平に支持する支持部と、前記基板上に第1の処理液を供給する第1の処理液供給部と、前記基板上を走査する吸引ノズルを有し、前記基板上から前記第1の処理液を前記吸引ノズルで吸い取る処理液吸い取り部と、前記吸引ノズルのあとについて前記基板上を走査する吐出ノズルを有し、前記吐出ノズルより第2の処理液を前記基板上に供給する第2の処理液供給部とを有する。
上記の構成においては、基板上の各部で吸引ノズルにより第1の処理液が吸い取るとその直後に吐出ノズルにより第2の処理液を供給するので、ミストを発生させずに第1の処理液から第2の処理液への置換をスムースに行うことができる。また、第1の処理液を吸い取りで無駄なく回収することができる。
本発明の好適な一実施態様によれば、吸引ノズルと吐出ノズルとが隔離板を介して一体に結合される。かかる構成により、基板上の各部で吸引ノズルによる第1の処理液の吸い取りから吐出ノズルによる第2の処理液の供給までの時間間隔が可及的に狭められ、置換効率が向上する。特に好ましい一態様によれば、隔離板の下端が前記吸引ノズルおよび前記吐出ノズルのそれぞれの下端よりも下に突出している構成が採られる。かかる構成によれば、隔離板の下端部が両ノズルの下端よりも下に延びて基板とのギャップ空間を前後に分断するため、吸引ノズル側の吸液作用と吐出ノズル側の吐液作用とが隔離板を境に互いに独立して行われ、置換効率の一層の向上がはかれる。
本発明の好適な一実施態様によれば、吸引ノズルと吐出ノズルとを一体に所望の速度で基板と平行に移動させるノズル走査部が設けられる。
また、本発明の好適な一実施態様によれば、吸引ノズル内に設けられた揚水用の羽根車と、この羽根車を回転駆動する駆動部とが設けられる。かかる構成においては、処理液吸い取り部の吸引力に羽根車の揚水作用が加わることにより、基板上から第1の処理液をより効率的に吸い取ることかできる。この方式において、好ましくは、走査中に吸引ノズルの前面付近で盛り上がる第1の処理液の液面の高さを検出する液面高さ検出部と、この液面高さ検出部によって検出される第1の処理液の液面の高さに応じて羽根車の回転速度を制御する回転速度制御部とを備えてよい。ここで、液面高さ検出部は、好ましくは、第1の処理液の液面上に浮くフロート部と、このフロート部の高さ位置を検出する位置センサとを有する。かかる構成によれば、フロート部の高さ位置または浮き量に応じて羽根車の回転速度をフィードバック制御することにより、処理液の粘性や走査速度等の影響を補償して第1の処理液を一定のレートで吸い取ることができる。
また、本発明の好適な一実施態様によれば、支持部が、水平方向に延在する搬送路を有し、この搬送路上で基板を搬送する。吸引ノズルおよび吐出ノズルは、ノズル長手方向に延びるスリット状の吐出口または一列に配列された多数の吐出口を有する長尺型のノズルで構成されてよい。
本発明の処理方法は、被処理基板上に第1の処理液を供給する第1のステップと、前記基板上で第1の吸引ノズルを走査して、前記基板上から前記第1の処理液を前記第1の吸引ノズルで吸い取る第2のステップと、前記基板上で前記第1の吸引ノズルのあとについて第1の吐出ノズルを走査して、前記第1の吐出ノズルより前記基板上に第2の処理液を供給する第3のステップと、前記基板上で第2の吸引ノズルを走査して、前記基板上から前記第2の処理液を前記第2の吸引ノズルで吸い取る第4のステップと、前記基板上で前記第2の吸引ノズルのあとについて第2の吐出ノズルを走査して、前記第2の吐出ノズルより前記基板上に第3の処理液を供給する第5のステップとを有する。
上記処理方法においては、基板上で第1の処理液から第2の処理液への置換と第2の処理液から第3の処理液への置換とをミストを発生させずにスムースに連続的に行うことができる。しかも、第1および第2の処理液を吸い取りによって効率的に回収することができる。
本発明の好適な一態様によれば、第2のステップにおいて基板上に第1の処理液を所望の量だけ残し、第3のステップにより基板上で第1の処理液を第2の処理液で所望の濃度にうすめる。また、好ましい一態様として、第1のステップにおいて、基板上で第3の吐出ノズルを第1の吐出ノズルとほぼ同一の速度および向きで走査して、第3の吐出ノズルより基板上に第1の処理液を供給することもできる。
本発明の処理装置および処理方法によれば、上記のような構成と作用により、ミストの発生を伴わずに処理液の置換を効率よく行って処理品質を向上させることができ、さらには被置換処理液の回収効率を向上させることもできる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本発明の処理装置および処理方法を適用できる一構成例としての塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえばLCD基板を被処理基板とし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の各処理を行うものである。露光処理は、このシステムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
この塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーション(C/S)14とインタフェースステーション(I/F)18とを配置している。
カセットステーション(C/S)14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平方向たとえばY方向に4個まで並べて載置可能なカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22とを備えている。搬送機構22は、基板Gを保持できる手段たとえば搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)16は、システム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向きの一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまたは工程の順に配置している。より詳細には、カセットステーション(C/S)14側からインタフェースステーション(I/F)18側へ向う上流部のプロセスラインAには、洗浄プロセス部24と、第1の熱的処理部26と、塗布プロセス部28と、第2の熱的処理部30とを横一列に配置している。一方、インタフェースステーション(I/F)18側からカセットステーション(C/S)14側へ向う下流部のプロセスラインBには、第2の熱的処理部30と、現像プロセス部32と、脱色プロセス部34と、第3の熱的処理部36とを横一列に配置している。このライン形態では、第2の熱的処理部30が、上流側のプロセスラインAの最後尾に位置するとともに下流側のプロセスラインBの先頭に位置しており、両ラインA,B間に跨っている。
両プロセスラインA,Bの間には補助搬送空間38が設けられており、基板Gを1枚単位で水平に載置可能なシャトル40が図示しない駆動機構によってライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっている。
上流部のプロセスラインAにおいて、洗浄プロセス部24は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)42を含んでおり、このスクラバ洗浄ユニット(SCR)42内のカセットステーション(C/S)10と隣接する場所にエキシマUV照射ユニット(e−UV)41を配置している。スクラバ洗浄ユニット(SCR)42内の洗浄部は、LCD基板Gをコロ搬送またはベルト搬送により水平姿勢でラインA方向に搬送しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すようになっている。
洗浄プロセス部24の下流側に隣接する第1の熱的処理部26は、プロセスラインAに沿って中心部に縦型の搬送機構46を設け、その前後両側に複数のユニットを多段に積層配置している。たとえば、図2に示すように、上流側の多段ユニット部(TB)44には、基板受け渡し用のパスユニット(PASS)50、脱水ベーク用の加熱ユニット(DHP)52,54およびアドヒージョンユニット(AD)56が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASS)50は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)42側と基板Gの受け渡しを行うために用いられる。また、下流側の多段ユニット部(TB)48には、基板受け渡し用のパスユニット(PASS)60、冷却ユニット(CL)62,64およびアドヒージョンユニット(AD)66が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASS)60は、塗布プロセス部28側と基板Gの受け渡しを行うためのものである。
図2に示すように、搬送機構46は、鉛直方向に延在するガイドレール68に沿って昇降移動可能な昇降搬送体70と、この昇降搬送体70上でθ方向に回転または旋回可能な旋回搬送体72と、この旋回搬送体72上で基板Gを支持しながら前後方向に進退または伸縮可能な搬送アームまたはピンセット74とを有している。昇降搬送体70を昇降駆動するための駆動部76が垂直ガイドレール68の基端側に設けられ、旋回搬送体72を旋回駆動するための駆動部78が昇降搬送体70に取り付けられ、搬送アーム74を進退駆動するための駆動部80が回転搬送体72に取り付けられている。各駆動部76,78,80はたとえば電気モータ等で構成されてよい。
上記のように構成された搬送機構46は、高速に昇降ないし旋回運動して両隣の多段ユニット部(TB)44,48の中の任意のユニットにアクセス可能であり、補助搬送空間38側のシャトル40とも基板Gを受け渡しできるようになっている。
第1の熱的処理部26の下流側に隣接する塗布プロセス部28は、図1に示すように、レジスト塗布ユニット(CT)82、減圧乾燥ユニット(VD)84およびエッジリムーバ・ユニット(ER)86をプロセスラインAに沿って一列に配置している。図示省略するが、塗布プロセス部28内には、これら3つのユニット(CT)82、(VD)84、(ER)86に基板Gを工程順に1枚ずつ搬入・搬出するための搬送装置が設けられており、各ユニット(CT)82、(VD)84、(ER)86内では基板1枚単位で各処理が行われるようになっている。
塗布プロセス部28の下流側に隣接する第2の熱的処理部30は、上記第1の熱的処理部26と同様の構成を有しており、両プロセスラインA,Bの間に縦型の搬送機構90を設け、プロセスラインA側(最後尾)に一方の多段ユニット部(TB)88を設け、プロセスラインB側(先頭)に他方の多段ユニット部(TB)92を設けている。
図示省略するが、たとえば、プロセスラインA側の多段ユニット部(TB)88には、最下段に基板受け渡し用のパスユニット(PASS)が置かれ、その上にプリベーク用の加熱ユニット(PREBAKE)がたとえば3段積みに重ねられてよい。また、プロセスラインB側の多段ユニット部(TB)92には、最下段に基板受け渡し用のパスユニット(PASS)が置かれ、その上に冷却ユニット(COL)がたとえば1段重ねられ、その上にプリベーク用の加熱ユニット(PREBAKE)がたとえば2段積みに重ねられてよい。
第2の熱的処理部30における搬送機構90は、両多段ユニット部(TB)88,92のそれぞれのパスユニット(PASS)を介して塗布プロセス部28および現像プロセス部32と基板Gを1枚単位で受け渡しできるだけでなく、補助搬送空間38内のシャトル40や後述するインタフェースステーション(I/F)18とも基板Gを1枚単位で受け渡しできるようになっている。
下流部のプロセスラインBにおいて、現像プロセス部32は、基板Gを水平姿勢で搬送しながら一連の現像処理工程を行う、いわゆる平流し方式の現像ユニット(DEV)94を含んでいる。
現像プロセス部32の下流側には脱色プロセス部34を挟んで第3の熱的処理部36が配置される。脱色プロセス部34は、基板Gの被処理面にi線(波長365nm)を照射して脱色処理を行うためのi線UV照射ユニット(i−UV)96を備えている。
第3の熱的処理部36は、上記第1の熱的処理部26や第2の熱的処理部30と同様の構成を有しており、プロセスラインBに沿って縦型の搬送機構100とその前後両側に一対の多段ユニット部(TB)98,102を設けている。
図示省略するが、たとえば、上流側の多段ユニット部(TB)98には、最下段にパスユニット(PASS)が置かれ、その上にポストベーキング用の加熱ユニット(POBAKE)がたとえば3段積みに重ねられてよい。また、下流側の多段ユニット部(TB)102には、最下段にポストベーキング・ユニット(POBAKE)が置かれ、その上に基板受け渡しおよび冷却用のパス・クーリングユニット(PASS・COL)が1段重ねられ、その上にポストベーキング用の加熱ユニット(POBAKE)が2段積みに重ねられてよい。
第3の熱的処理部36における搬送機構100は、両多段ユニット部(TB)98,102のパスユニット(PASS)およびパス・クーリングユニット(PASS・COL)を介してそれぞれi線UV照射ユニット(i−UV)96およびカセットステーション(C/S)14と基板Gを1枚単位で受け渡しできるだけでなく、補助搬送空間38内のシャトル40とも基板Gを1枚単位で受け渡しできるようになっている。
インタフェースステーション(I/F)18は、隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うための搬送装置104を有し、その周囲にバッファ・ステージ(BUF)106、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108および周辺装置110を配置している。バッファ・ステージ(BUF)106には定置型のバッファカセット(図示せず)が置かれる。エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108は、冷却機能を備えた基板受け渡し用のステージであり、プロセスステーション(P/S)16側と基板Gをやりとりする際に用いられる。周辺装置110は、たとえばタイトラー(TITLER)と周辺露光装置(EE)とを上下に積み重ねた構成であってよい。搬送装置104は、基板Gを保持できる手段たとえば搬送アーム104aを有し、隣接する露光装置12や各ユニット(BUF)106、(EXT・COL)108、(TITLER/EE)110と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
図3に、この塗布現像処理システムにおける処理の手順を示す。先ず、カセットステーション(C/S)14において、搬送機構22が、ステージ20上の所定のカセットCの中から1つの基板Gを取り出し、プロセスステーション(P/S)16の洗浄プロセス部24のエキシマUV照射ユニット(e−UV)41に搬入する(ステップS1)。
エキシマUV照射ユニット(e−UV)41内で基板Gは紫外線照射による乾式洗浄を施される(ステップS2)。この紫外線洗浄では主として基板表面の有機物が除去される。紫外線洗浄の終了後に、基板Gは、カセットステーション(C/S)14の搬送機構22によって洗浄プロセス部24のスクラバ洗浄ユニット(SCR)42へ移される。
スクラバ洗浄ユニット(SCR)42では、上記したように基板Gをコロ搬送またはベルト搬送により水平姿勢でプロセスラインA方向に平流しで搬送しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより、基板表面から粒子状の汚れを除去する(ステップS3)。そして、洗浄後も基板Gを平流しで搬送しながらリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。
スクラバ洗浄ユニット(SCR)42内で洗浄処理の済んだ基板Gは、第1の熱的処理部26の上流側多段ユニット部(TB)44内のパスユニット(PASS)50に搬入される。
第1の熱的処理部26において、基板Gは搬送機構46により所定のシーケンスで所定のユニットを回される。たとえば、基板Gは、最初にパスユニット(PASS)50から加熱ユニット(DHP)52,54の1つに移され、そこで脱水処理を受ける(ステップS4)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)62,64の1つに移され、そこで一定の基板温度まで冷却される(ステップS5)。しかる後、基板Gはアドヒージョンユニット(AD)56に移され、そこで疎水化処理を受ける(ステップS6)。この疎水化処理の終了後に、基板Gは冷却ユニット(COL)62,64の1つで一定の基板温度まで冷却される(ステップS7)。最後に、基板Gは下流側多段ユニット部(TB)48に属するパスユニット(PASS)60に移される。
このように、第1の熱的処理部26内では、基板Gが、搬送機構46を介して上流側の多段ユニット部(TB)44と下流側の多段ユニット部(TB)48との間で任意に行き来できるようになっている。なお、第2および第3の熱的処理部30,36でも同様の基板搬送動作を行えるようになっている。
第1の熱的処理部26で上記のような一連の熱的または熱系の処理を受けた基板Gは、下流側多段ユニット部(TB)48内のパスユニット(PASS)60から下流側隣の塗布プロセス部28のレジスト塗布ユニット(CT)82へ移される。
基板Gはレジスト塗布ユニット(CT)82でたとえばスピンコート法により基板上面(被処理面)にレジスト液を塗布され、直後に下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)84で減圧による乾燥処理を受け、次いで下流側隣のエッジリムーバ・ユニット(ER)86で基板周縁部の余分(不要)なレジストを取り除かれる(ステップS8)。
上記のようなレジスト塗布処理を受けた基板Gは、エッジリムーバ・ユニット(ER)86から隣の第2の熱的処理部30の上流側多段ユニット部(TB)88に属するパスユニット(PASS)に受け渡される。
第2の熱的処理部30内で、基板Gは、搬送機構90により所定のシーケンスで所定のユニットを回される。たとえば、基板Gは、最初に該パスユニット(PASS)から加熱ユニット(PREBAKE)の1つに移され、そこでレジスト塗布後のベーキングを受ける(ステップS9)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)の1つに移され、そこで一定の基板温度まで冷却される(ステップS10)。しかる後、基板Gは下流側多段ユニット部(TB)92側のパスユニット(PASS)を経由して、あるいは経由せずにインタフェースステーション(I/F)18側のエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108へ受け渡される。
インタフェースステーション(I/F)18において、基板Gは、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108から周辺装置110の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる(ステップS11)。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると(ステップS11)、先ず周辺装置110のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS12)。しかる後、基板Gはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108に戻される。インタフェースステーション(I/F)18における基板Gの搬送および露光装置12との基板Gのやりとりは搬送装置104によって行われる。
プロセスステーション(P/S)16では、第2の熱的処理部30において搬送機構90がエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108より露光済の基板Gを受け取り、プロセスラインB側の多段ユニット部(TB)92内のパスユニット(PASS)を介して現像プロセス部32へ受け渡す。
現像プロセス部32では、該多段ユニット部(TB)92内のパスユニット(PASS)から受け取った基板Gを現像ユニット(DEV)94に搬入する。現像ユニット(DEV)94において基板GはプロセスラインBの下流に向って平流し方式で搬送され、その搬送中に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理工程が行われる(ステップS13)。
現像プロセス部32で現像処理を受けた基板Gは下流側隣の脱色プロセス部34へ搬入され、そこでi線照射による脱色処理を受ける(ステップS14)。脱色処理の済んだ基板Gは、第3の熱的処理部36の上流側多段ユニット部(TB)98内のパスユニット(PASS)に受け渡される。
第3の熱的処理部36において、基板Gは、最初に該パスユニット(PASS)から加熱ユニット(POBAKE)の1つに移され、そこでポストベーキングを受ける(ステップS15)。次に基板Gは、下流側多段ユニット部(TB)102内のパスクーリング・ユニット(PASS・COL)に移され、そこで所定の基板温度に冷却される(ステップS16)。第3の熱的処理部36における基板Gの搬送は搬送機構100によって行われる。
カセットステーション(C/S)14側では、搬送機構22が、第3の熱的処理部36のパスクーリング・ユニット(PASS・COL)から塗布現像処理の全工程を終えた基板Gを受け取り、受け取った基板Gをいずれか1つのカセットCに収容する(ステップS1)。
この塗布現像処理システム10においては、現像プロセス部32の現像ユニット(DEV)94に本発明を適用することができる。以下、図4〜図15を参照して本発明を現像ユニット(DEV)94に適用した一実施形態を説明する。
[実施形態1]
図4に、本発明の第1の実施形態による現像ユニット(DEV)94内の全体構成を模式的に示す。図5に、この現像ユニット(DEV)94における制御系統の構成をブロック図で示す。図6および図7に要部の構成と作用を示す。
この現像ユニット(DEV)94は、図4に示すように、プロセスラインBに沿って水平方向(X方向)に延在する連続的な搬送路120を形成する複数たとえば7つのモジュールM1〜M7を一列に連続配置してなる。
これらのモジュールM1〜M7のうち、最上流端に位置するモジュールM1は搬入部122を構成し、その後に続く2つのモジュールM2,M3は現像部124を構成し、その後段の2つのモジュールM4,M5はリンス部126を構成し、その次のモジュールM6は乾燥部128を構成し、最後尾のモジュールM7は搬出部130を構成している。
搬入部122には、隣の基板搬送機構(図示せず)から手渡される基板Gを複数本のリフトピンで受け取って搬送路120上に移載するリフトピン昇降機構132が設けられている。搬出部130にも、基板Gを複数本のリフトピンで持ち上げて隣の基板搬送機構(図示せず)へ手渡すリフトピン昇降機構134が設けられている。
現像部124は、より詳細には、モジュールM2が第1現像処理部136を構成し、モジュールM3が第2現像処理部138を構成している。第1現像処理部136には、基板G上に基準濃度の現像液を供給するための長尺型の現像液供給ノズル140が搬送路120の上を横断する向きに配置されている。この現像液供給ノズル140は、配管(図示せず)を介して現像液供給部142(図5)の源に接続されており、第1ノズル走査機構144により搬送路120の上を水平方向に移動できるようになっている。なお、上記現像液供給源は現像液容器、現像液吐出ポンプ、開閉弁等(図示せず)で構成されている。現像液供給ノズル140のノズル口(吐出口)は、ノズル長手方向に延びるスリットの形態で、あるいはノズル長手方向に一列に配置された多数の吐出孔の形態で形成されている。
第2現像処理部138には、基板G上で現像液を所望の濃度に希釈するための長尺型の二重ノズルユニット146が搬送路120の上を横断する向きに設けられている。この二重ノズルユニット146は、長尺型の吸引ノズル148と長尺型の吐出ノズル150とを隔離板152を介して一体結合してなるもので、搬送方向(X方向)の上流側に吸引ノズル148を配置し下流側に吐出ノズル150を配置している。ここで、吸引ノズル148は配管154(図6A,図6B)を介して現像液吸い取り部156(図5)の源に接続され、吐出ノズル150は配管158(図6A,図6B)を介して希釈液供給部160(図5)の源に接続されている。両ノズル148,150のノズル口(吸引口、吐出口)は、ノズル長手方向に延びるスリットの形態、またはノズル長手方向に一列に配置された多数の孔の形態を有している。二重ノズルユニット146は、第2ノズル走査機構162により搬送路120の上を水平方向に移動できるようになっている。なお、上記現像液吸い取り源は、バキュームポンプまたはエジェクタ、現像液回収容器、開閉弁等(図示せず)で構成されている。また、上記希釈液供給源は、希釈液容器、希釈液吐出ポンプ、開閉弁等(図示せず)で構成されている。
リンス部126は、より詳細には、モジュールM4が第1リンス処理部164を構成し、モジュールM5が第2リンス処理部166を構成している。第1リンス処理部164には、基板G上で希釈現像液をリンス液に置換するための長尺型の二重ノズルユニット168が搬送路120の上を横断する向きに設けられている。この二重ノズルユニット168は、長尺型の吸引ノズル170と長尺型の吐出ノズル172とを隔離板174を介して一体結合してなるもので、搬送方向(X方向)の上流側に吸引ノズル170を配置し下流側に吐出ノズル172を配置している。ここで、吸引ノズル170は配管175(図7A,図7B)を介して希釈現像液吸い取り部176(図5)の源に接続されており、吐出ノズル172は配管178(図7A,図7B)を介して第1リンス液供給部180(図5)の源に接続されている。両ノズル170,172のノズル口(吸引口、吐出口)は、ノズル長手方向に延びるスリットの形態、またはノズル長手方向に一列に配置された多数の孔の形態を有している。また、この二重ノズルユニット168は、第3ノズル走査機構182により搬送路120の上を水平方向に移動できるようになっている。なお、上記希釈現像液吸い取り源は、バキュームポンプまたはエジェクタ、希釈現像液回収容器、開閉弁等(図示せず)で構成されている。また、上記リンス液供給源は、リンス液容器、リンス液吐出ポンプ、開閉弁等(図示せず)で構成されている。
第2リンス処理部166には、基板G上に洗浄用のリンス液を供給するための長尺型のリンス液噴射ノズル184が搬送路120の上を横断する向きに1本または複数本設けられている。各リンス液噴射ノズル184は、配管(図示せず)を介して第2リンス液供給部186(図5)の源に接続されている。図示省略するが、基板Gの下面(裏面)を洗浄するためのリンス液噴射ノズルを搬送路120の下に配置してもよい。なお、上記リンス液供給源は、リンス液容器、リンス液吐出ポンプ、開閉弁等(図示せず)で構成されている。
乾燥部128には、基板Gに付着しているリンス液を液切りするための長尺型の気体流吐出ノズルまたはエアーナイフ188が搬送路120の上を横断する向きに1本または複数本配置されている。各エアーナイフ188は、配管(図示せず)を介して気体流供給源(図示せず)に接続されている。なお、上記のように第2リンス処理部166において基板Gの下面を洗浄するためのリンス液噴射ノズルを搬送路120の下に配置するときは、乾燥部128において基板Gの下面を乾かすためのエアーナイフ(図示せず)を搬送路120の下に配置してよい。
上記第1および第2現像処理部136,138、第1および第2リンス処理部164,166ならびに乾燥部128には、搬送路120の下に落ちた液を受け集めるためのパン190,192,194,196,198がそれぞれ設けられており、各パンの排液口には排液管が接続されている。これらの排液管のうち第1現像処理部136のパン190に接続される排液管200は現像液再利用機構202に通じている。
現像液再利用機構202は、第1現像処理部136において現像液供給ノズル140により基板G上に現像液を盛る際にこぼれ落ちた現像液をパン190および排液管200を介して回収するとともに、第2現像処理部138において基板G上からノズル148を介して現像液吸い取り部156に吸い取られた現像液を回収する。さらには、第1リンス処理部164において基板G上から吸引ノズル170を介して希釈現像液吸い取り部176に吸い取られた希釈現像液を回収してもよい。そして、回収した現像液あるいは希釈現像液に原液や溶媒等を加え、基準濃度に調整したリサイクル現像液を現像液供給部142に送る。
搬送路120には、基板Gをほぼ水平に載置できる搬送ローラまたはコロ204がプロセスラインBに沿って一定間隔で敷設されている。電動モータや伝動機構等からなる搬送駆動部206(図5)の駆動力により各コロ204が回転して、基板GをモジュールM1からモジュールM7へ水平方向に搬送するようになっている。なお、搬送路120を複数の区間に分割して、各区間に個別の搬送駆動部206を設け、各区間毎に基板搬送動作(一時停止、搬送速度等)を個別に制御するようにしてもよい。
制御部208(図5)は、マイクロコンピュータからなり、たとえば光ディスク等の記憶媒体に格納されている現像処理プログラムを主メモリに取り込んで実行し、ユニット内の上記した各部の動作およびユニット全体の動作(シーケンス)を制御する。
次に、この現像ユニット(DEV)94における全体の動作を説明する。基板搬入部122は、隣の基板搬送機構(図示せず)から基板Gを1枚単位で受け取って搬送路120に移載する。搬送路120上に基板Gが移載されると、搬送駆動部206の駆動により基板Gは直ちに隣の現像部124へ向けて搬送される。
現像部124において、基板Gは、先ず第1現像処理部136において基板上に現像液Rを盛られる。この現像液Rの液盛りのために、第1ノズル走査機構144と現像液供給部142とがタイミングを合わせて動作し、現像液供給ノズル140が現像液Rを帯状に吐出しながら基板Gの上を搬送方向(X方向)と逆方向に基板前端から後端まで一定速度で走査する。この間、基板Gは搬送路120上で停止または静止しているのが好ましいが、一定の速度で搬送方向(X方向)に移動し続けてもよい。基板Gからこぼれ落ちた現像液Rは、搬送路120直下のパン190に受け集められ、上記のように現像液再利用機構202に回収される。こうして基板G上に現像液Rが盛られることで、現像反応が開始される。
第1現像処理部136で上記のような現像液を盛られた基板Gは、搬送路120に乗って第2現像処理部138に送られる。第2現像処理部138では、第2ノズル走査機構162、現像液吸い取り部156および希釈液供給部160がタイミングを合わせて動作し、図6Aおよび図6Bに示すように、基板G上の現像液を基準濃度よりも低い所望の濃度に薄めるために二重ノズルユニット146の吸引ノズル148と吐出ノズル150が基板Gの上を搬送方向(X方向)と逆方向に基板の前端から後端まで一定速度で走査する。
この走査において、前部の吸引ノズル148は基板G上の現像液Rを所定の吸引力で吸い取り、後部の吐出ノズル150は希釈液Kを所定の圧力または流量で吐出する。二重ノズルユニット146の真下で現像液Rが吸い取られるや否やすぐに希釈液Kが補給される。図6Bに示すように、隔離板152の下端部が両ノズル148,150の下端よりも下に延びて基板Gとのギャップ空間を前後に分断するため、吸引ノズル148側の吸液作用と吐出ノズル150側の吐液作用とが隔離板152を境に(必要最小限の距離間隔を隔てて)互いに独立して行われる。基板Gを傾斜させて基板上の液を流し落とすようなことはしないので、ミストは発生しない。こうして、基板Gの前端から後端に向かって一定の速度で基板上の液の過半が基準濃度の現像液Rから低濃度の希釈現像液KRに置き換わり、基板上の各部で現像液Rが薄められる。なお、基板G上の各部で現像速度または現像時間を揃えるために、基板Gに対する相対的な速度として、二重ノズルユニット146の走査速度を第1現像処理部136における現像液供給ノズル140の走査速度に一致させるのが好ましい。
この現像液希釈化において、希釈液Kに純水を用いる場合は、吸引ノズル148のバキューム吸引力は基板G上に所定量の現像液Rを残すような適度の負圧に設定される。これにより、吸引ノズル148による吸い取りの後に残された適量の現像液Rに吐出ノズル150からの純水Kが混ざり合うことで、基準濃度よりも低い所望の濃度に現像液Rが薄められる。現像液Rの種類によっては現像反応速度が大きいと現像ばらつきが生じやすいことがあり、このように現像の途中で現像液Rの濃度を一段下げて現像反応速度を緩めることで、基板全体の現像均一性を向上させることができる。希釈液Kに希釈現像液を用いる場合は、吸引ノズル148の吸い取りの後に残る現像液Rの量を希釈現像液Kの濃度に反比例して少なくするように吸引ノズル148のバキューム吸引力を調整してよい。上記のように、吸引ノズル148側の吸液作用と吐出ノズル150側の吐液作用とが隔離板152を境に独立しているので、吸引ノズル148の吸い残し量を任意かつ精細に制御することができる。
こうして第2現像処理部138で現像液を薄められた基板Gは、現像反応速度を緩めながら搬送路120に乗ってリンス部126の第1リンス処理部164に送られる。第1リンス処理部164では、第3ノズル走査機構182、希釈現像液吸い取り部176および第1リンス液供給部180がタイミングを合わせて動作し、図7Aおよび図7Bに示すように、基板G上で現像反応を停止させるため、つまり希釈現像液KRをリンス液(通常は純水)Sに置換するために、二重ノズルユニット168の吸引ノズル170と吐出ノズル172が搬送方向(X方向)と逆方向に基板Gの上を基板の前端から後端まで一定速度で走査する。
この走査において、前部の吸引ノズル170は基板G上の希釈現像液KRを所定の吸引力で吸い取り、後部の吐出ノズル172はリンス液Sを所定の圧力または流量で吐出する。二重ノズルユニット168の真下で希釈現像液KRが吸い取られると同時またはその直後にリンス液Sが供給される。ここでも、図7Bに示すように、隔離板174の下端部が両ノズル170,172の下端よりも下に延びて基板Gとのギャップ空間を前後に分断するため、吸引ノズル170側の吸液作用と吐出ノズル172側の吐液作用とが隔離板174を境に互いに独立して行われる。基板Gを傾斜させて基板上の液を流し落とすようなことはしないので、ミストは発生しない。こうして、基板Gの前端から後端に向かってあたかも刷毛でペンキの塗り替えが行われるようにして基板G上の液が希釈現像液KRからリンス液Sに置き換わる。なお、基板G上の各部で現像時間を揃えるために、基板Gに対する相対的な速度として、二重ノズルユニット168の走査速度を第1現像処理部136における現像液供給ノズル140の走査速度あるいは第2現像処理部138における二重ノズルユニット146の走査速度に一致させるのが好ましい。
この現像停止または置換処理において、吸引ノズル170のバキューム吸引力は基板G上に希釈現像液KRを殆ど残さないほど大きいのが好ましいが、残してもリンス液Sと混ざると現像反応が直ぐ停止するようであれば特に支障はない。また、吐出ノズル172より吐出されるリンス液Sの流量は現像反応を停止させる基準量を超えていればよく、過分のリンス液は基板Gから流れ落ちて直下のパン194に受け集められる。
上記のようにして現像を停止した基板Gは、次に第2リンス処理部166に送られる。第2リンス処理部166では、搬送路120上を一定速度で移動する基板Gに対して定置のリンス液噴射ノズル184が新規のリンス液を噴き掛けることで、基板Gが洗浄される。次に、乾燥部188では、エアーナイフ188が搬送路120上を一定速度で移動する基板Gに対してナイフ状の鋭利な気体流を当てることにより、基板Gに付着している液(主にリンス液)を基板後方へ払い落すようにして液切りする。そして、乾燥部188で液切りされた基板Gはそのまま搬送路120に乗って搬出部130に送られる。搬出部130では、搬送路120の下にリフトピン昇降機構134が待機しており、基板Gが到着するとリフトピンを上方へ突き上げて基板Gを水平姿勢で持ち上げ、隣の基板搬送機構(図示せず)へ渡す。
上述したように、この実施形態においては、基板G上で基準濃度の現像液Rから低濃度の現像液KRへの置換および低濃度現像液KRからリンス液Sへの置換を二重ノズルユニット146,168を用いてすばやく効率的に行うことができる。また、基板G上に供給した現像液Rを二重ノズルユニット146,168の吸引ノズル148,170を用いて効率よく回収することができる。
[実施形態2]
図8に、第2の実施形態による現像ユニット(DEV)94内の全体構成を模式的に示す。図9および図10に要部の構成と作用を示す。図中、上記した第1の実施形態(図4〜図7)のものと同様の構成または機能を有する部分には同一の符号を附している。
この第2の実施形態では、現像部124において、第1現像処理部136が基板G上にプリウエット液Wを供給し、第2現像処理部138が基板G上のプリウエット液Wを現像液Rに置換する。リンス部126の第1リンス処理部164は、基板G上の現像液Rをリンス液Sに置換する。現像中に現像液の希釈化は行わない。他の点は、上記した第1の実施形態(図4)と同じである。
現像部124の第1現像処理部136には、搬送路120を一定速度で移動する基板Gに向けて上方からプリウエット液(純水または希釈現像液)Wを吐出する長尺型のプリウエット液供給ノズル208が設けられる。このノズル208は、所定位置に横掛けで固定配置されてよく、配管(図示せず)を介してプリウエット液供給源(図示せず)に接続されている。
次段(下流側隣)の第2現像処理部138では、図9Aおよび図9Bに示すように、基板G上のプリウエット液Wを基準濃度の現像液Rに置換するために、二重ノズルユニット146の吸引ノズル148と吐出ノズル150が基板Gの上を搬送方向(X方向)と逆方向に基板の前端から後端まで一定速度で走査する。この走査中、前部の吸引ノズル148は基板G上のプリウエット液Wを所定の吸引力で吸い取り、後部の吐出ノズル150は現像液Rを所定の圧力または流量で吐出することで、二重ノズルユニット148の真下でプリウエット液Wが吸い取られるや否やその直後に現像液Rが供給される。この場合も、図9Bに示すように、隔離板152が基板Gとのギャップ空間を前後に分断するため、吸引ノズル148側の吸液作用と吐出ノズル150側の吐液作用とが隔離板152を境に互いに独立して行われる。こうして、ミストが発生することなく、基板Gの前端から後端に向かって一定速度で基板G上の液がプリウエット液Wから基準濃度の現像液Rに置き換わる。こうして現像液Rを盛られた基板Gは、搬送路120に乗ってリンス部126の第1リンス処理部164に送られる。
第1リンス処理部164では、図10Aおよび図10Bに示すように、基板G上で現像反応を停止させるため、つまり現像液Rをリンス液(純水)Sに置換するために、二重ノズルユニット168の吸引ノズル170と吐出ノズル172が搬送方向(X方向)と逆方向に基板Gの上を基板の前端から後端まで一定速度で走査する。この走査中、前部の吸引ノズル170は基板G上の現像液Rを所定の吸引力で吸い取り、後部の吐出ノズル172はリンス液Sを所定の圧力または流量で吐出することで、二重ノズルユニット168の真下で現像液Rが吸い取られると同時またはその直後にリンス液Sが補給される。この場合も、図10Bに示すように、隔離板174が基板Gとのギャップ空間を前後に分断するため、吸引ノズル170側の吸液作用と吐出ノズル172側の吐液作用とが隔離板174を境に互いに独立して行われる。こうして、ミストが発生することなく、基板Gの前端から後端に向かって一定速度で基板G上の液が現像液Rからリンス液Sに置き換わる。なお、基板G上の各部で現像時間を揃えるために、基板Gに対する相対的な速度として、二重ノズルユニット168の走査速度を第2現像処理部138における二重ノズルユニット146の走査速度に一致させてよい。
この第2の実施形態において、第2現像処理部138と第1リンス処理部164との間に基板G上の現像液Rを希釈液Kで薄めるための第3の現像処理部(モジュール)を追加する変形も可能である。
[実施形態3]
図11および図12に、第3の実施形態における二重ノズルユニット210の構成および作用を示す。この二重ノズルユニット210は、吸引ノズル212の内部(吸引口の内奥)に揚水用の羽根車214を設ける構成を主たる特徴としている。
図11および図12に示すように、走査方向でみて隔離板216の前後に吸引ノズル212および吐出ノズル218がそれぞれ取り付けられる。吸引ノズル212は配管220を介して処理液吸い取り部たとえば現像液吸い取り部156(図5)の源に接続され、吐出ノズル218は配管222を介して処理液供給部たとえば第1リンス液供給部180(図5)の源に接続されている。
吸引ノズル212の一側面には、ノズル内の羽根車214を回転駆動するための電動モータおよび伝動機構を含む羽根車駆動部224が取り付けられている。基板G上で処理液の置換を行う際に、この駆動部224により羽根車214を回転させると、図12に示すように、吸引ノズル212においては、バキューム力に羽根車214の揚水作用が加わることにより基板G上の被置換処理液たとえば現像液Rをより精細な制御でより効率的に、かつノズル長手方向においてより均一に吸い取ることができる。
さらに、この二重ノズルユニット210は、吸引ノズル212の走査方向手前に液面高さ検出部226を取り付けている。走査中に、吸引ノズル212はノズル前面の下端部を被置換処理液(現像液R)に浸けながら進行するため、吸引ノズル212の前面付近で被置換処理液(現像液R)が盛り上がる。液面高さ検出部226は、この吸引ノズル212の前面付近で盛り上がる被置換処理液(現像液R)の液面上に浮くフロート部228と、このフロート部228の浮いている(処理液で押し上げられている)量または高さ位置を検出する位置センサ230とを有し、この位置センサ230の出力信号を制御部208(図5)または専用のコントローラ(図示せず)に送る。制御部208またはコントローラは、液面高さ検出部226からのセンサ出力信号に基づいて、フロート部228の浮き量が基準値よりも大きいときは駆動部224を通じて羽根車214の回転速度を上げ、フロート部228の浮き量が基準値よりも小さいときは駆動部224を通じて羽根車214の回転速度を下げるようにフィードバック制御を行う。これにより、被置換処理液(現像液R)の粘性や走査速度等の影響を補償して一定のレートで吸い取りを行うことができる。
なお、フロート部228は、たとえば発砲スチロールまたは中空の硬質ゴムまたは合成樹脂等で構成されてよい。位置センサ230は、フロート部228の上面から垂直上方に延びる支持棒232の高さ位置を通じてフロート部228の浮き量ひいては被置換処理液(現像液R)の液面の高さを検出することができる。フロート部228ないし支持棒232の上下移動を垂直方向に規制するガイド部材(図示せず)が設けられてよい。
また、羽根車214の材質および構造(特に羽部部または翼部の形状)は種々の変形が可能である。たとえば、羽根車214の翼部をスポンジまたはゴム等の弾性体で構成するときは、図13に示すように、羽根車214の翼部と吸引口の反対側の位置で加圧接触するロータ234を設ける構成も好適である。なお、液面高さ検出部226が、フロート式に代えて液面高さを光学的に検出する方式を用いることも可能である。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。たとえば、上記した実施形態の現像ユニット(DEV)92における各部の構成は一例であり、現像部、リンス部、乾燥部等の各工程処理部について種々の変形が可能である。上記した実施形態では搬送路120をコロ搬送型に構成したが、一定の間隔を空けて一対のベルトを水平方向に敷設してなるベルト搬送型等に構成することも可能である。さらには、被処理基板をスピン回転させながら基板上にプリウエット液、現像液、リンス液等を供給する現像方式にも本発明は適用可能である。
上記した実施形態は現像ユニットまたは現像処理装置に係るものであったが、本発明は複数種類の処理液を用いて基板に所望の処理を施す任意の処理装置に適用可能である。本発明における被処理基板はLCD基板に限るものではなく、フラットパネルディスプレイ用の各種基板や、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明の適用可能な塗布現像処理システムの構成を示す平面図である。 上記塗布現像処理システムにおける熱的処理部の構成を示す側面図である。 上記塗布現像処理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における現像ユニットの全体構成を示す正面図である。 第1の実施形態における現像ユニットの制御系の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の現像処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す斜視図である。 第1の実施形態の現像処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す要部断面図である。 第1の実施形態のリンス処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す斜視図である。 第1の実施形態のリンス処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す要部断面図である。 第2の実施形態における現像ユニットの全体構成を示す正面図である。 第2の実施形態の現像処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す斜視図である。 第2の実施形態の現像処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す要部断面図である。 第2の実施形態のリンス処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す斜視図である。 第2の実施形態のリンス処理部における二重ノズルユニットの構成および作用を示す要部断面図である。 第3の実施形態における二重ノズルユニットの構成および作用を示す斜視図である。 第3の実施形態における二重ノズルユニットの構成および作用を示す要部断面図である。 第3の実施形態の一変形による二重ノズルユニットの構成および作用を示す要部断面図である。
符号の説明
10 塗布現像処理システム
16(P/S) プロセスステーション
94(DEV) 現像ユニット
122 搬入部
124 現像部
126 リンス部
128 乾燥部
130 搬出部
136 第1現像処理部
138 第2現像処理部
140 現像液供給ノズル
142 現像液供給部
144 第1ノズル走査機構
146 二重ノズルユニット
148 吸引ノズル
150 吐出ノズル
152 隔離板
156 現像液吸い取り部
160 希釈液供給部
164 第1リンス処理部
166 第2リンス処理部
168 二重ノズルユニット
170 吸引ノズル
172 吐出ノズル
174 隔離板
180 第1リンス液供給部
182 第2ノズル走査機構
184 リンス液噴射ノズル
186 第2リンス液供給部
210 二重ノズルユニット
212 吸引ノズル
214 羽根車
216 隔離板
218 吐出ノズル
224 羽根車駆動部
226 液面高さ検出部

Claims (12)

  1. 被処理基板をほぼ水平に支持する支持部と、
    前記基板上に第1の処理液を供給する第1の処理液供給部と、
    前記基板上を走査する吸引ノズルを有し、前記基板上から前記第1の処理液を前記吸引ノズルで吸い取る処理液吸い取り部と、
    前記吸引ノズルのあとについて前記基板上を走査する吐出ノズルを有し、前記吐出ノズルより第2の処理液を前記基板上に供給する第2の処理液供給部と
    を有する処理装置。
  2. 前記吸引ノズルと前記吐出ノズルとが隔離板を介して一体に結合されている請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記隔離板の下端が前記吸引ノズルおよび前記吐出ノズルのそれぞれの下端よりも下に突出している請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記吸引ノズルと前記吐出ノズルとを一体に所望の速度で前記基板と平行に移動させるノズル走査部を有する請求項2または請求項3に記載の処理装置。
  5. 前記吸引ノズル内に設けられた揚水用の羽根車と、前記羽根車を回転駆動する駆動部とを有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の処理装置。
  6. 前記走査中に前記吸引ノズルの前面付近で盛り上がる前記第1の処理液の液面の高さを検出する液面高さ検出部と、前記液面高さ検出部によって検出される前記第1の処理液の液面の高さに応じて前記羽根車の回転速度を制御する回転速度制御部とを有する請求項5に記載の処理装置。
  7. 前記液面高さ検出部が、前記第1の処理液の液面上に浮くフロート部と、このフロート部の高さ位置を検出する位置センサとを有する請求項6に記載の処理装置。
  8. 前記支持部が、水平方向に延在する搬送路を有し、前記搬送路上で前記基板を搬送する請求項1〜7のいずれか一項に記載の処理装置。
  9. 前記吸引ノズルおよび前記吐出ノズルが、ノズル長手方向に延びるスリット状の吐出口または一列に配列された多数の吐出口を有する長尺型のノズルである請求項1〜8のいずれか一項に記載の処理装置。
  10. 被処理基板上に第1の処理液を供給する第1のステップと、
    前記基板上で第1の吸引ノズルを走査して、前記基板上から前記第1の処理液を前記第1の吸引ノズルで吸い取る第2のステップと、
    前記基板上で前記第1の吸引ノズルのあとについて第1の吐出ノズルを走査して、前記第1の吐出ノズルより前記基板上に第2の処理液を供給する第3のステップと、
    前記基板上で第2の吸引ノズルを走査して、前記基板上から前記第2の処理液を前記第2の吸引ノズルで吸い取る第4のステップと、
    前記基板上で前記第2の吸引ノズルのあとについて第2の吐出ノズルを走査して、前記第2の吐出ノズルより前記基板上に第3の処理液を供給する第5のステップと
    を有する処理方法。
  11. 前記第2のステップにおいて前記基板上に前記第1の処理液を所望の量だけ残し、前記第3のステップにより前記基板上で前記第1の処理液を前記第2の処理液で所望の濃度にうすめる請求項10に記載の処理方法。
  12. 前記第1のステップにおいて、前記基板上で第3の吐出ノズルを前記第1の吐出ノズルとほぼ同一の速度および向きで走査して、前記第3の吐出ノズルより前記基板上に前記第1の処理液を供給する請求項10または請求項11に記載の処理方法。



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