JP2006180620A - 常時給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部とのワイヤハーネスの干渉防止や雨水等の侵入防止性を確保しつつ、プロテクタ内でワイヤハーネスを柔軟に屈曲させる。
【解決手段】プロテクタ4内にワイヤハーネス7を屈曲自在に配索し、プロテクタ内に板ばね6を設け、板ばねにばねホルダ9を固定し、ばねホルダにワイヤハーネスの柔軟な保護材26の一端部とワイヤハーネスの硬質な保護材25の他端部とを固定し、柔軟な保護材を板ばねに沿って配置し、硬質な保護材をばねホルダからプロテクタのハーネス導出開口14を経て配置した常時給電装置1を採用する。柔軟な保護材26の一端部にインサート部材34を一体樹脂成形し、インサート部材をばねホルダの一方に固定した。柔軟な保護材を貫通して硬質な保護材の凹溝25aに係合する鋭利な突起59をばねホルダ56に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、保護チューブ等の保護材を装着したワイヤハーネスをプロテクタ内でループ状に屈曲させつつ板ばねで付勢して弛み吸収させる常時給電装置に関するものである。
図19〜図20は従来の常時給電装置の一形態を示すものである(例えば特許文献1参照)。
この給電装置50は、自動車のスライドドア41に配設され、ワイヤハーネス43を屈曲自在に収容する合成樹脂製のプロテクタ(カバーは図示を省略している)42と、プロテクタ内でワイヤハーネス43を上向きに付勢する金属製の板ばね44とを備えたものである。
板ばね44の下端部がワイヤハーネス43と共にプロテクタ42の前端下部側に固定され、板ばね44の先端側がワイヤハーネス43を摺接自在に支持している。板ばね44の先端には合成樹脂製のキャップ49が装着され、キャップ49でワイヤハーネス43が安定に支持される。
ワイヤハーネス43は複数本の電線43aを合成樹脂製のコルゲートチューブ43bで覆って構成され、コルゲートチューブ43bの前端下部がプロテクタ42にテープ巻き等で固定されている。コルゲートチューブ43bは凹溝と凸条とを交互に有して良好な屈曲性を発揮する。
ワイヤハーネス43の一方の電線部分43aがプロテクタ42の前部から導出されてスライドドア側の補機に接続され、ワイヤハーネス43の他方のコルゲートチューブ部分43bがプロテクタ42の長形の下部開口45から渡り空間46を経て車両ボディ47側に揺動自在に配索されている。渡り空間45においてワイヤハーネス43内の電線43aが比較的剛性の高く且つ防水性の高いコルゲートチューブ43bによって外部との干渉や水滴や塵等から安全に保護されている。
図19はスライドドア41の全閉状態、図20は同じく全開間近の半開状態をそれぞれ示している。スライドドア41の全閉状態でワイヤハーネス43は後方へ引っ張られ、スライドドア41の全開状態でワイヤハーネス43は前方へ引っ張られ、特にスライドドア41の半開状態でワイヤハーネス43は下向きに弛もうとするが、板ばね44で上向きに付勢されて弛み(余長)が吸収され、垂れ下がりによる挟み込み等が防止される。
特開2002−17032号公報(第4頁、図4〜図5)
しかしながら、上記従来の常時給電装置にあっては、例えばスライドドア41のスライド量が大きい車種の場合に、プロテクタ内におけるワイヤハーネス43の余長吸収量が拡大され、プロテクタ42が高さ方向に肥大化し、スライドドア内の他の部品等の配置の自由度が制限されるという懸念があった。
また、プロテクタ内でワイヤハーネス43の保護チューブ(保護材)として比較的剛性の高い硬質なコルゲートチューブ43bを使用しているために、合成樹脂製の柔軟な網チューブ等(図示せず)を使用する場合に較べてワイヤハーネス43の屈曲性が劣るという問題があった。これら異なる種類の保護チューブを同時に使用することは極めて困難であった。また、スライドドア41を全閉ないし全開した際に、ワイヤハーネス43が強く引っ張られ、プロテクタ42との固定側の部分においてワイヤハーネス43の寿命が低下しやすいという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、外部とのワイヤハーネスの干渉防止や雨水等の侵入防止性を確保しつつ、プロテクタ内でワイヤハーネスを柔軟に屈曲させることができ、それによってプロテクタの低背化を可能とし、しかもワイヤハーネスの引張等に起因する寿命の低下を防止することができ、加えて、異なる種類の保護材を作業性良く容易に連結させることができる常時給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る常時給電装置は、プロテクタ内にワイヤハーネスが屈曲自在に配索されると共に、該プロテクタ内に板ばねが設けられ、該板ばねにばねホルダが固定され、該ばねホルダに該ワイヤハーネスの柔軟な保護材の一端部と該ワイヤハーネスの硬質な保護材の他端部とが固定され、該柔軟な保護材が該板ばねに沿って配置され、該硬質な保護材が該ばねホルダから該プロテクタのハーネス導出開口を経て配置されたことを特徴とする。
上記構成により、柔軟な保護材が板ばねに沿って柔軟に屈曲し、ワイヤハーネスの屈曲半径の小径化を可能とし、それによってプロテクタの低背化が達成される。硬質の保護材は例えばスライドドア側のプロテクタから車両ボディ側へ向かう部分に配設されてワイヤハーネス内部の電線を外部との干渉や雨水等から安全に保護する。柔軟な保護材と硬質な保護材とはばねホルダを介して連結される。ばねホルダは板ばねに固定され、ばねホルダに両保護材が固定され、硬質な保護材が外部から強く引っ張られた際に、その引張力は板ばねに伝えられ、板ばねで引張力が受け止められて、柔軟な保護材に過大な引張力が作用することがない。硬質な保護材としては例えばコルゲートチューブや厚肉のビニル樹脂チューブ等を使用可能であり、柔軟な保護材としては例えば網チューブや薄肉のビニルチューブ等を使用可能である。
請求項2に係る常時給電装置は、請求項1記載の常時給電装置において、前記柔軟な保護材の一端部にインサート部材が一体樹脂成形され、該インサート部材が前記ばねホルダの一方に固定されたことを特徴とする。
上記構成により、柔軟な保護材にインサート部材が一体に設けられ、インサート部材と柔軟な保護材とは強固に固定され、インサート部材がばねホルダに固定される。ばねホルダへのインサート部材の固定は、例えばばねホルダ内にインサート部材を抜け出しなく保持するリブを設けたり、インサート部材を係止させる可撓性のアームや係止突起等の係止手段を設けたり、あるいはボルト等のねじ締めで固定したりすることが可能である。
請求項3に係る常時給電装置は、請求項1又は2記載の常時給電装置において、前記ばねホルダの他方に、前記硬質な保護材の凹溝に係合するリブが設けられたことを特徴とする。
上記構成により、硬質な保護材の凹溝がばねホルダのリブに係合して、硬質な保護材が抜け出しなくしっかりと固定される。リブの数や位置は適宜設定可能である。保護材としてはコルゲートチューブが好適である。
請求項4に係る常時給電装置は、請求項1記載の常時給電装置において、前記ばねホルダが、前記硬質な保護材の外側に前記柔軟な保護材を被せた状態で、該柔軟な保護材を貫通して、又は該柔軟な保護材を膨出させて一体的に、該硬質な保護材の凹溝に係合する鋭利な突起を有することを特徴とする。
上記構成により、硬質な保護材の外周面に柔軟な保護材の内周面が接触ないし密着し、両保護材の端末部が厚さ方向に重ね合わされる。この状態で柔軟な保護材の外側から鋭利な突起が柔軟な保護材を貫通して内側の硬質な保護材の凹溝に係合する。あるいは鋭利な突起が柔軟な保護材を内向きに押圧して膨出させて、内側の硬質な保護材の凹溝に一体的に係合させる。これらにより、両保護材がしっかりと連結される。
請求項5に係る常時給電装置は、請求項1〜4の何れかに記載の常時給電装置において、前記各保護材が保護チューブであることを特徴とする。
上記構成により、電線束が保護チューブで周囲を完全に覆われて外部との干渉や水滴等から確実に保護される。
請求項6に係る常時給電装置は、請求項1〜5の何れかに記載の常時給電装置において、前記ばねホルダが分割式に形成され、両分割ホルダが係止手段で相互に結合されたことを特徴とする。
上記構成により、一方の分割ホルダに両保護材をセットし、他方の分割ホルダを合体させることで、両保護材が両分割ホルダで挟まれて保持され、同時に両分割ホルダが係止手段で相互に係止される。係止手段としては係止突起と係合枠片、あるいは係止アームと係合凹部等、種々の形態を適宜設定可能である。
請求項7に係る常時給電装置は、請求項1〜6の何れかに記載の常時給電装置において、前記プロテクタに環状の壁部が設けられ、該環状の壁部に前記板ばねの基端部が固定され、該板ばねが該環状の壁部に沿って屈曲自在であり、前記ワイヤハーネスが該板ばねの外側でループ状に屈曲されたことを特徴とする。
上記構成により、プロテクタの環状の壁部に沿って板ばねが屈曲し、ワイヤハーネスが板ばねで拡径方向に付勢されつつループ状に屈曲して配索される。ワイヤハーネスのルーブ部においてばねホルダを介して両保護材が連結される。ワイヤハーネスの引張時にループ部がばね付勢に抗して縮径され、板ばねの復元力でループ部が拡径して弛み吸収される。板ばねの付勢力はばねホルダを介して保護材に直接伝えられ、ワイヤハーネスは滑りなくばねホルダと一体に拡縮(伸縮)する。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、硬質な保護材でワイヤハーネスの外部との干渉防止や防水を図ることができると共に、柔軟な保護材で板ばねに沿ってワイヤハーネスを柔軟に小径に屈曲させることができて、プロテクタの低背化を実現させることができ、しかも、過大な引張力を板ばねで受けて柔軟な保護材を引張力から保護して柔軟な保護材とその内側の電線の寿命(耐久性)を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、インサート部材を用いて柔軟な保護材をばねホルダに簡単且つ確実・強固に固定させることができ、柔軟な保護材の装着作業性とばねホルダへの固定強度が向上する。
請求項3記載の発明によれば、硬質な保護材を簡単且つ確実強固にばねホルダに装着固定させることができ、保護材の装着作業性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、軟質な保護材と硬質な保護材とを簡単且つ確実強固にばねホルダに装着固定させることができ、両保護材の装着作業性とばねホルダへの固定強度が向上する。
請求項5記載の発明によれば、電線束が保護チューブで完全に覆われて外部との干渉や水滴等から安全に保護される。
請求項6記載の発明によれば、ばねホルダを分割式とすることで、ばねホルダへの両保護材の装着作業を容易に行うことができる。
請求項7記載の発明によれば、プロテクタ内でワイヤハーネスをループ状に屈曲させたことで、プロテクタの低背化が促進される。また、板ばねの付勢力をばねホルダを介してワイヤハーネスに直接伝えることで、ワイヤハーネスのループ部の拡径動作が確実に行われ、余長吸収が確実に行われて、常時給電の信頼性が向上する。
図1〜図4は、本発明に係る常時給電装置の一実施形態を示すものである。
図1の如く、この給電装置1は、合成樹脂製のベース2とカバー3とで成るプロテクタ4と、ベース2の内側の環状の壁部5に沿って湾曲自在に設けられた金属製の板ばね6と、一方にコルゲートチューブ(保護材又は保護チューブ)25、他方に網チューブ(保護材又は保護チューブ)26を装着して環状の壁部5に沿ってループ状に屈曲して配索されるワイヤハーネス7と、板ばね6の先端部に固定され、ワイヤハーネス7の長手方向中間部(ループ部8)においてコルゲートチューブ25と網チューブ26とを相互に連結固定する合成樹脂製のばねホルダ9とを備えたものである。この給電装置1は主に自動車のスライドドア(図示せず)に搭載される。
プロテクタ4のベース2とカバー3は、略三角形ないし略台形状の垂直な基板部10,11と、基板部10,11の上側と前後に直交する周壁12,13とを備え、周壁12,13はほぼ垂直な前端壁12a,13aと短い水平な上端壁12b,13bと傾斜状の長い後壁12c,13cとで構成され、ベース2の周壁12の外側にカバー3の周壁13が重なりつつベース2とカバー3が合体し、プロテクタ4の下端側にワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25を導出させる長形の開口(ハーネス導出開口)14が形成される。
カバー3の下部開口14側には断面湾曲状のハーネスガイド壁15が外向きに形成されている。カバー3の略中央にはベース側の環状の壁部5の内側に係合する環状壁16が突設されている。プロテクタ4は従来(図12)のものよりも低背に形成されている。これは、ワイヤハーネス7を柔軟な網チューブ26で環状の壁部5に沿ってループ状に小径に屈曲させつつプロテクタ内に収容する構造によってもたらされるものである。プロテクタ4はブラケット17でスライドドア内に縦置きに固定される。
ベース(プロテクタベース)2のほぼ中央に環状の壁部5が一体に設けられ、環状の壁部5の後部側(図で左側)にばね固定部18が一体に設けられ、図2〜図4にも示す如く、ばね固定部18の後側に隣接して基板部10に幅狭のハーネス導出口19が設けられ、ハーネス導出口19は上向きに延びる凹溝部20に連通し、凹溝部20は基板部10の外面側に膨出形成された樋状の壁部21の内側に形成され、凹溝部20と交差するベース2の周壁12にハーネス挿通用の切欠部22が設けられ、環状の壁部5から凹溝部20にかけてワイヤハーネス7の網チューブ部分26が配索されている。ハーネス導出口19の後側に隣接して環状の壁部5の上部から湾曲状のハーネスガイド壁23が略逆「の」の字状に連続して設けられている。なお、明細書における給電装置1の前後の方向性は車両の前後と一致する。
ばね固定部18においてスリット孔24に板ばね6の基端部が圧入固定され、板ばね6は環状の壁部5に沿って外向きの復元力を存しつつ最大で環状の壁部5の全周の略3/4の角度で屈曲して位置する(図1,図2の状態)。板ばね6は自由状態において真直に伸び、ベース2へのセット時に弾性的に屈曲する。
板ばね6の外側でワイヤハーネス7が環状の壁部5に沿ってループ状に配索されつつ、ワイヤハーネス7の一方7aの網チューブ部分26が凹溝部20を経て上向きに導出され、樋状の壁部21側で固定されてスライドドア内に配索され、パワーウィンドユニットやドアロックユニットやドアミラーユニット等の各補機(図示せず)に接続され、ワイヤハーネス7の他方7bのコルゲートチューブ部分25がガイド壁23から下部開口14を経て車両ボディ側に配索される。コルゲートチューブ部分25は凹溝部20内の網チューブ部分26に干渉することなく、基板部10の内面に沿ってスムーズに揺動自在である。
板ばね6の先端部にばねホルダ9が固定され、ばねホルダ9の一方にワイヤハーネス7の外周のコルゲートチューブ25が固定され、ばねホルダ9の他方にワイヤハーネス7の外周の網チューブ26が固定されている。プロテクタベース2の凹溝部20から環状の壁部5に沿ってばねホルダ9までの範囲で合成樹脂製の既存の網チューブ(編みチューブ)26が用いられ、ばねホルダ9から下部開口14を経て車両ボディまでの範囲で合成樹脂製の既存のコルゲートチューブ25が用いられている。網チューブ26とコルゲートチューブ25とがばねホルダ9を介して連結されている。
網チューブ26は柔軟でコルゲートチューブ25よりも屈曲性に富み、コルゲートチューブ25は網チューブ26よりも剛性及び防水性を有してワイヤハーネス7内の電線27を外部との干渉や浸水等から安全に保護する。コルゲートチューブ7は凹溝と凸条とを交互に配設したものであり、本例のコルゲートチューブ7は断面長円形に形成され、断面縦長に配置される。ワイヤハーネス7は各保護チューブ25,26とその内側に収容された複数本の電線27とで構成される。
ばねホルダ9は環状の壁部5の外周面に沿って摺動自在であり、環状の壁部5の接線方向に略くの字状に屈曲形成されている。ばねホルダ9の内側面は先端側の第一の受け面28aと基端側の第二の受け面29aとで構成され、両受け面28a,29aが略くの字状に交差し、第一の受け面28aが環状の壁部5の外面に接触した際に、第二の受け面29aが同時に環状の壁部5の外面に接触し、ばねホルダ9は二つの交差する受け面28a,29aで環状の壁部5の外周面に安定して摺接自在である。
第一の受け面28aを有する第一の固定部28にコルゲートチューブ25が固定され、第二の受け面29aを有する第二の固定部29に網チューブ26が固定されている。ばねホルダ9の各受け面28a,29aとは反対側の外側面はくの字状でも湾曲状でもよい。ばねホルダ9の内側面をくの字状ではなく、環状の壁部5に沿う湾曲面ないし円弧面とすることも可能である。
図2は車両右側のスライドドアの全開時の状態であり、スライドドアは給電装置1と共に車両後方に移動し、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25がプロテクタ4(カバー3は図示を省略している)の下部開口14から前方(車両ボディのハーネス固定部側)に引き出されつつ、ワイヤハーネス7の網チューブ部分26とばねホルダ9に続くコルゲートチューブ部分25の一部とが環状の壁部5に沿ってループ状に縮径し、板ばね6はワイヤハーネス7の網チューブ部分26の内面に接して最小径で略環状に縮径されている。
ワイヤハーネス7の引張力Fはコルゲートチューブ25を経てばねホルダ9に作用し、ばねホルダ9から板ばね6の長手方向に作用する。金属製の板ばね6が直接引っ張られることで、ばねホルダ9からハーネス導出口19にかけての網チューブ26とその内側に収容された電線27とには引張力が殆ど作用せず、これにより網チューブ26とその内側の電線27の耐久性が向上する。板ばね6は金属製であるから、引張による耐久性の低下は生じない。
図2において板ばね6の先端のばねホルダ9には板ばね6の復元力によって外方向(斜め前方上向き)の戻り力F1が作用し、板ばね6の長手方向中間部には板ばね6の復元力によってワイヤハーネス7のループ部8を外方向(斜め前方下向き)に拡げようとする力F2が作用している。戻り力F1と拡げ力F2とはほぼ直交する方向に作用している。
図3はスライドドアの半開時の状態であり、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25が車両ボディとスライドドアとの間で大きく垂れ下がろうとするが、板ばね6によるばねホルダ9の戻り力F1と板ばね6の拡げ力F2とによって、ワイヤハーネス7のループ部8がハーネス導出口19を支点として環状の壁部5の外側で大きく拡径し、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25が下部開口14からプロテクタ4内に確実に引き戻されて、余長が確実に吸収される。図3でばねホルダ9の戻り力F1は前方へ作用し、板ばね6の拡げ力F2は斜め前方下向きに作用している。
板ばね6の先端部をばねホルダ9を介してワイヤハーネス7のループ部8側で各保護チューブ25,26に固定したことで、板ばね6の付勢力がワイヤハーネス7の保護チューブ25,26に直接作用し、ループ部8の伸縮動作、特に板ばね6の付勢力による伸長(拡径)動作が滑り等なく正確に行われ、ワイヤハーネス7の余長(弛みや垂れ下がり)が確実に吸収される。
また、図3においてワイヤハーネス7のループ部8が拡径するに伴って、網チューブ26とその内側の電線27とには圧縮方向の力が作用しようとするが、この圧縮方向の力をばねホルダ9を介して板ばね6が受け止めるから、網チューブ26とその内側の電線27とには圧縮方向の力が殆ど作用せず、これによっても網チューブ26とその内側の電線27の耐久性が向上する。
図4はスライドドアの全閉時の状態であり、スライドドアは給電装置1と共に車両前方に移動し、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25がプロテクタ4の下部開口14から車両ボディ側のハーネス固定部(図示せず)に向けて後方に引き出され、ワイヤハーネス7のループ部8である網チューブ部分26とコルゲートチューブ部分25の一部とは図2のドア全開時よりも少し大径に縮径しつつ、板ばね6がループ部8と一体的に引っ張られて縮径する。スライドドアの移動に伴ってワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25が下部開口14内を後方に揺動する。
板ばね6はばねホルダ9を介してワイヤハーネス7の網チューブ部分26の引張力を直接受けるから、図2のスライドドアの全開時と同様に網チューブ26とその内側の電線27に引張力が作用せず、網チューブ26とその内側の電線27の寿命が向上する。
図4のスライドドアの全閉時からスライドドアを開くに従って上記とは逆の作用で図3から図2の状態となるが、このスライドドアの開き過程における板ばね6やばねホルダ9や両保護チューブ25,26等の作用効果は上記スライドドアの閉じ過程におけると同様であることは言うまでもない。
図5〜図11は、本発明の常時給電装置1におけるばねホルダ9を用いた各保護チューブ25,26の接続構造の一実施形態を示すものである。
図5(分解正面図)の如く、ばねホルダ9は合成樹脂製のホルダベース(分割ホルダ)31とホルダカバー(分割ホルダ)32とで左右分割式に構成され、ホルダベース31とホルダカバー32とはほぼ対称に略半環状ないし略コの字状に形成され、それぞれ中央で略くの字状に屈曲されて、一方にワイヤハーネス7のコルゲートチューブ25に対する第一の固定部28、他方にワイヤハーネス7の網チューブ26に対する第二の固定部29をそれぞれ有している。
各第一の固定部28は断面半長円形状の内周面(内壁面)の先端部と中間部とに、コルゲートチューブ25の凹溝25aに係合する複数(本例で二条)のリブ33を並列に有し、各第二の固定部29は断面半長円形の内周面に、網チューブ26のインサート部材34を内側に保持する前後一対のリブ35を有している。リブ33のピッチはコルゲートチューブ25の凹溝25aのピッチのn倍(nは1,2,3等の整数)に等しく、リブ35のピッチはインサート部材34の長さよりも若干大きく設定されている。凹溝25aは両側に隣接する凸条25bの間に位置し、コルゲートチューブ25のハーネス挿通内面側において凹溝25aは内向きの凸条となっている。
ホルダベース31とホルダカバー32とは係止突起36と可撓性の係合枠片37といった係止手段で相互に接合固定され、断面略長円形ないし略長方形状の筒状部材となる。ばねホルダ9は断面長円形の内周面と略長方形状の外周面を有している。係止手段は係止突起36と係合枠片37に限らず、係止アームと係合凹部等を用いることも可能である。第一の固定部28の受け面28aは係合枠片37とその内側に係合した係止突起36と係合枠片37の両側に突設されたリブ38とで平面的に形成され、プロテクタ4(図2)の環状の壁部5に面接触で安定に摺接自在である。
図5,図8の如く、ばねホルダ9の第一の固定部28と第二の固定部29との間には略扇状の空間69が設けられ、扇状の空間69の前後端に両保護チューブ25,26の終端を当接可能な停止用のリブ68,35が設けられている。扇状の空間69内にはワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25と網チューブ部分26との間の複数本の電線27が露出した状態で挿通される。扇状の空間69はばねホルダ9を略くの字状に屈曲させたことにより形成されたものであり、ばねホルダ9をくの字状に屈曲させずに真直な形態とした場合は扇状の空間69は廃除される。
図5,図6の如く、インサート部材34は、網チューブ26の端末部を樹脂成形型内で合成樹脂材の内部にインサート成形することで構成される断面長円形の樹脂部材であり、インサート部材34の内側に網チューブ26の端末部が一体的に固定されている。インサート部材34は外周面と内周面とに周方向の溝部39を有し、網チューブ26はインサート部材34の厚さ方向中間部に埋入されて溝部39内に露出されている。インサート部材34と網チューブ26とは強固に固定されている。ばねホルダ9の第二の固定部29の一対のリブ35に代えて、インサート部材34の外周面に形成した溝部39に係合するリブを設けてインサート部材34を保持させることも可能である。
図5,図10の如く、ホルダベース31の第二の固定部29の受け面29a側に板ばね固定部51が一体に形成され、板ばね固定部51には板ばね6を挿入係止させるスリット孔66とスリット孔内の略円形の係止突起40(図6)とが設けられている。係止突起40は板ばね6に対するガイド傾斜面と垂直な係止面とを有している。
板ばね6の先端部6aはやや細幅に形成され、その細幅部に略円形の係止突起40に対する円形の係合孔52が設けられ、係止突起40に対向してホルダベース31の受け面29a側が開口(符号53)されている。板ばね6の固定構造は既存のばねキャップにおけると同様である。第一の固定部28の受け面28aに対する第二の固定部29の受け面29aの傾斜角度は前述の如くプロテクタ4(図2)の環状の壁部5の接線方向の角度であることは言うまでもない。
図5の如く、ホルダカバー32の第二の固定部29はホルダベース31の板ばね固定部51を避けるようにやや幅狭に形成されており、図8,図9の如く、板ばね固定部51の上側にホルダカバー32の第二の固定部29の下側の壁部70が接合される。
図5の如く、複数本の電線27にコルゲートチューブ25と網チューブ26とを外挿させ、図7の如く、コルゲートチューブ25の端末をホルダベース31の第一の固定部28に係合させ、網チューブ26のインサート部材34を第二の固定部29に係合させ、図8〜図9の如くホルダカバー32を閉めつつホルダベース31に係合させることで、図9,図10の組立状態を得る。コルゲートチューブ25と網チューブ26とはばねホルダ9を介して作業性良く簡単に且つ引張力等に抗して強固に連結される。
図11は、図10のばねホルダ内に電線27を挿通させた組立状態を示すものであり、ばねホルダ9の中央の屈曲部における第一の固定部51側のリブ68は、コルゲートチューブ25の終端(切断端)25dよりも径方向内向きに高く突出して位置し、リブ68の先端で電線27が支持され、終端25dと電線27との間に隙間71が形成され、終端25dに電線27が接触しないようになっている。この構成はリブ68の全周において同様である。これにより、コルゲートチューブ25の終端25dとの干渉による電線27の傷付きや摩耗等が防止される。
ばねホルダ9の第二の固定部29側のリブ35も同様に全周に渡って網チューブ26の終端であるインサート部材34の先端内面よりも径方向内向きに高く突出して位置し、インサート部材34の先端内面と電線27との干渉とそれに伴う電線27の傷付きや摩耗等を防止している。リブ35の屈曲側の部分はリブ68と一体化されている。インサート部材34は網チューブ26の一部である。
なお、上記実施形態においては、ばねホルダ9と網チューブ26のインサート部材34とを別体に形成したが、ばねホルダ9のホルダベース31とインサート部材34、あるいはホルダカバー32とインサート部材34とを一体に樹脂形成することも可能である。この場合はインサート部材34に網チューブ26が固定された状態となるが、インサート部材34を廃除して網チューブ26を直接にホルダベース31又はホルダカバー32にインサート成形することも可能である。これらにより、部品点数が削減され、保護チューブ接続構造の低コスト化が図られる。
また、上記実施形態においては、保護チューブとしてコルゲートチューブ25と網チューブ26とを用いたが、網チューブ26に代えて屈曲性の良好な薄肉のビニルチューブ等(図示せず)を用いることも可能である。ビニルチューブにも網チューブ26と同様にインサート部材7を樹脂成形で一体に設けたり、インサート部材7をホルダベース31やホルダカバー32に一体に設けたり、あるいはビニルチューブを樹脂成形時のホルダベース31やホルダカバー32に直接インサート成形等で固定したりすることも可能である。
また、ばねホルダ9の両方(第一の固定部28と第二の固定部29)にコルゲートチューブ25を固定したり、ばねホルダ9の両方に網チューブ26を固定することも可能である。両方にコルゲートチューブ25を固定する場合はばねホルダ9の第二の固定部29を第一の固定部28と同様の形態とし、両方に網チューブ26を固定する場合はばねホルダ9の第一の固定部28を第二の固定部29と同様の形態とする。但し、プロテクタ4(図2)の下部開口14から外側に導出される側の部分は剛性(強度)の比較的高いコルゲートチューブ25とすることが望ましく、プロテクタ内の環状の壁部5に沿って屈曲する側の部分は柔軟な網チューブ26とすることが望ましいことは言うまでもない。
また、断面長円形のコルゲートチューブ25はプロテクタ4の厚さ方向のコンパクト化を図ったものであり、厚さ方向のスペースに余裕のある場合は断面円形のコルゲートチューブ(図示せず)を用いることが可能である。この場合、ばねホルダ9の内周面は断面円形に形成する。網チューブ26の断面形状はコルゲートチューブ25の断面形状に応じて(コルゲートチューブ25の断面形状と同じに)適宜設定可能である。
また、上記実施形態においては、略くの字状に屈曲したばねホルダ9を用いたが、真直な形状のばねホルダ(図示せず)を用いることも可能である。但し、真直なばねホルダの場合は、特に第二の固定部29の端部において保護チューブ26や内部の電線27や板ばね6が小さい屈曲半径で屈曲して、曲げ応力が大きくなるために、大径の環状の壁部5を用いる場合以外は、くの字状等に屈曲したばねホルダ9を用いることが好ましい。
図12〜図18は、本発明の常時給電装置におけるばねホルダを用いた各保護チューブ(保護材)25,26の接続構造の他の実施形態を示すものである。本例においては前例に較べてばねホルダの形態が大きく異なっている。
前記実施形態においては、網チューブ26をインサート部材34(図5)を介してばねホルダ9に固定したが、本実施形態においては、図12〜図14に示す如く、ホルダベース(分割ホルダ)57とホルダカバー(分割ホルダ)58との内面に棘状の鋭い突起59を複数設けたばねホルダ56を用い、網チューブ26の端末26aをコルゲートチューブ25の端末25cの外周面に被せ、ホルダベース57とホルダカバー58とで網チューブ26の上からコルゲートチューブ25を挟み、鋭い突起59を網チューブ26に貫通させつつコルゲートチューブ25の凹溝25aに係合させることで、両保護チューブ25,26を相互に連結させている。
突起59を網チューブ26に貫通させる代わりに、突起59で網チューブ26を外側に膨出させて(押し出して)コルゲートチューブ25の凹溝25aに突起59と共に網チューブ26を係合させることも可能である。この場合、突起59は鋭くする必要がない。突起59を網チューブ26に貫通させる場合に較べて突起59と網チューブ26との結合力は弱くなり、強い引張力によって網チューブ26が位置ずれしたりする懸念はあるが、前述の如くプロテクタ内で網チューブ26(図3)は板ばね6によって引張力を受け止められて強い引張力を受けないから、実使用上の問題はない。
図12〜図14の如く、ばねホルダ56は合成樹脂で形成され、ホルダベース57とホルダカバー58は略半長円形の半割り部分60を有し、各半割り部分60の内周面に棘状の突起59を有し、ホルダベース57は半割り部分60から突出した板ばね固定部62とその上側のテーパ状の突出壁63とを一体に有し、両半割り部分60が係止突起64と係合枠片65といった係止手段で相互に係止されて断面長円形の筒状部となる。
各半割り部分60の左右両側の平坦な内面に複数列に棘状の突起59が等ピッチで配設されている。突起59のピッチはコルゲートチューブ25の凹溝25aのピッチのn倍(nは1,2,3等の整数)に等しい。本例では各三つの突起59を五列に配置しているが、突起59の数や列の数はばねホルダの大きさ形状等に応じて適宜設定可能である。
突起59は半割り部分60と一体に合成樹脂材で例えば三角錐状や四角錐状又は円錐状に形成されている。突起59を有する半割り部分60の平坦な内面60bは断面長円形(平形)のコルゲートチューブ25の長径側の左右の垂直な側面25d(図16)に対応し、半割り部分60の上下の湾曲状の内面60cはコルゲートチューブ25の短径側の上下の円弧面25e(図16)に対応している。
板ばね固定部62は半割り部分60から略くの字状に屈曲して一体に続き、半割り部分60の第一の受け面60aに対して板ばね固定部62側の第二の受け面63aは、前述のプロテクタ4(図2)の環状の壁部5の接線方向に傾斜している。板ばね固定部62の構成は図5の実施形態と同様で、スリット孔66に板ばね6の基端部を挿入して係止突起40で係止させるものである。半割り部分60の受け面60aは係合枠片65とその内側に係合した係止突起64と係合枠片の両側のリブ67とで平面的に構成される。
板ばね固定部62を傾斜させずに半割り部分60から真直に突出(延長)形成することも可能である。この場合もプロテクタ4(図2)の環状の壁部5が大径である場合以外は図12の略くの字状に屈曲したばねホルダ56を用いることが好ましい。
図15の如く、コルゲートチューブ25の端末部25cの外周面に網チューブ26の端末部26aの内周面を嵌合させて両保護チューブ25,26の端末部25c,26aを相互に重ね合わせた状態で、両保護チューブ25,26と内側の電線27とで成るワイヤハーネス7をホルダベース57に装着する。板ばね6は予めホルダベース57の板ばね固定部62に挿入係止させておく。あるいは両保護チューブ25,26の連結完了後に板ばね6を挿入係止させてもよい。
図16の如くホルダカバー58を矢印方向に被せて、図17の如くホルダベース57との間で両保護チューブ25,26の端末部25c,26aを挟持することで、図18の如くホルダベース57とホルダカバー58との棘状の各突起59が網チューブ26の端末部26cを貫通してコルゲートチューブ25の端末部25cの凹溝25a内に進入係合する。それと同時にホルダベース57とホルダカバー58が係止手段64,65で係止される。これにより、コルゲートチューブ25と網チューブ26とがばねホルダ56を介して作業性良く簡単に且つ引張力等に抗して強固に連結される。
なお、上記各実施形態においては、板ばね固定部51,62をばねホルダ9(図5)の第二の固定部29側やばねホルダ56(図12)の突出壁63側に設けたが、ばねホルダ9の第一の固定部28側やばねホルダ56の半割り部分60側に設けることも可能である。但しこの場合(特に図5の形態の場合)は、板ばね6が第二の固定部29の受け面29aに沿って略くの字状に屈曲することになる。
また、上記各実施形態においては、プロテクタ4の環状の壁部5に沿ってワイヤハーネス7をループ状に屈曲させたが、例えば従来(図19)と同様なプロテクタ42と板ばね44を用い、板ばね44の先端にばねホルダ9,56を固定し、ばねホルダとプロテクタ前端側のワイヤハーネスの固定部との間で網チューブ26を配設し、ばねホルダとプロテクタの下部開口45から車両ボディ47にかけてコルゲートチューブ25を配設することも可能である。
また、上記した各給電装置においてはプロテクタ4をスライドドア(スライド構造体)に縦置きに搭載したが、例えば車両ボディ(固定構造体)にプロテクタ4を横置きに搭載し、ワイヤハーネス7を長形の開口14からスライドドアに向けて配索し、プロテクタ内のハーネス導出口19から車両ボディ側に配索することも可能である。また、上記各給電装置は自動車のスライドシートや、自動車以外のスライドドア等においても適用可能である。
本発明に係る常時給電装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 ドア全開時の給電装置の作用を示す正面図である。 ドア半開時の給電装置の作用を示す正面図である。 ドア全閉時の給電装置の作用を示す正面図である。 給電装置のばねホルダを用いたワイヤハーネスの保護チューブの連結構造の一実施形態を示す分解正面図である。 保護チューブとしての網チューブの端末部の一形態を示す斜視図である。 ワイヤハーネスの両保護チューブをホルダベースにセットした状態を示す正面図である。 ホルダベースにホルダカバーを装着する状態を示す分解斜視図である。 ホルダベースにホルダカバーを装着した両保護チューブの連結状態を示す正面図である。 両保護チューブの連結状態を示す平面図(ばねホルダの受け面側から見た図)である。 ばねホルダ内の電線の挿通状態を示す断面図である。 ばねホルダを用いたワイヤハーネスの保護チューブの連結構造の他の実施形態を示す分解正面図である。 同じくばねホルダを示す分解斜視図である。 同じくばねホルダに板ばねを装着した状態を示す平面図である。 ワイヤハーネスの両保護チューブをホルダベースにセットした状態を示す正面図である。 ホルダベースにホルダカバーを装着する状態を示す分解斜視図である。 ホルダベースにホルダカバーを装着した両保護チューブの連結状態を示す斜視図である。 図17のばねホルダの中央部分を示す縦断面図である。 従来の常時給電装置の一形態を示す斜視図である。 同じく給電装置の作用を示す斜視図である。
符号の説明
1 常時給電装置
4 プロテクタ
5 環状の壁部
6 板ばね
7 ワイヤハーネス
9,56 ばねホルダ
14 開口(ハーネス導出開口)
25 コルゲートチューブ(硬質な保護材又は保護チューブ)
25a 凹溝
26 網チューブ(柔軟な保護材又は保護チューブ)
31,57 ホルダベース(分割ホルダ)
32,58 ホルダカバー(分割ホルダ)
33 リブ
34 インサート部材
36,64 係止突起(係止手段)
37,65 係合枠片(係止手段)
59 突起

Claims (7)

  1. プロテクタ内にワイヤハーネスが屈曲自在に配索されると共に、該プロテクタ内に板ばねが設けられ、該板ばねにばねホルダが固定され、該ばねホルダに該ワイヤハーネスの柔軟な保護材の一端部と該ワイヤハーネスの硬質な保護材の他端部とが固定され、該柔軟な保護材が該板ばねに沿って配置され、該硬質な保護材が該ばねホルダから該プロテクタのハーネス導出開口を経て配置されたことを特徴とする常時給電装置。
  2. 前記柔軟な保護材の一端部にインサート部材が一体樹脂成形され、該インサート部材が前記ばねホルダの一方に固定されたことを特徴とする請求項1記載の常時給電装置。
  3. 前記ばねホルダの他方に、前記硬質な保護材の凹溝に係合するリブが設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の常時給電装置。
  4. 前記ばねホルダが、前記硬質な保護材の外側に前記柔軟な保護材を被せた状態で、該柔軟な保護材を貫通して、又は該柔軟な保護材を膨出させて一体的に、該硬質な保護材の凹溝に係合する鋭利な突起を有することを特徴とする請求項1記載の常時給電装置。
  5. 前記各保護材が保護チューブであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の常時給電装置。
  6. 前記ばねホルダが分割式に形成され、両分割ホルダが係止手段で相互に結合されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の常時給電装置。
  7. 前記プロテクタに環状の壁部が設けられ、該環状の壁部に前記板ばねの基端部が固定され、該板ばねが該環状の壁部に沿って屈曲自在であり、前記ワイヤハーネスが該板ばねの外側でループ状に屈曲されたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の常時給電装置。
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