JP2006174178A - フォトムービーのインデックス画像作成装置及びインデックス画像作成プログラム - Google Patents

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一 新谷
Hiroshi Yamaji
啓 山路
Takayuki Iida
孝之 飯田
Fumihiro Sonoda
文博 園田
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Abstract

【課題】 各シーンの特徴が表現されたサムネイル画像によって、フォトムービーの内容が確認しやすいインデックス画像を得る。
【解決手段】 抽出条件読取り部35は、シナリオ作成部31によって作成されたシナリオ情報に基づき、各シーンのフレーム抽出条件を読取ることによって各シーンのタイムスタンプを作成する。タイムスタンプには、シーンの最も特徴的なフレームにフレーム抽出フラグが組み込まれる。フレーム抽出部36は、フォトムービー出力部32から出力されるフォトムービーを監視してフレーム抽出フラグが付されたフレームを抽出する。サムネイル画像生成部37は、フレーム抽出条件によって定められたサイズのサムネイル画像を生成する。得られるインデックス画像は、各シーンの特徴が捉えられ、重要なシーン等のサムネイル画像のサイズが大きくされており、ユーザーにフォトムービーの内容を明確に伝えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の静止画を素材として作成されたフォトムービーから特定のフレームを抽出することにより、インデックス画像を作成するフォトムービーのインデックス画像作成装置及びインデックス画像作成プログラムに関するものである。
デジタルスチルカメラで撮影した静止画は、印画紙にプリントして観賞する他に、パーソナルコンピュータ(PC)に取り込み、画像ビューアソフトを使用してモニタに表示して楽しむこともできる。多くの画像ビューアソフトには、複数枚の静止画を所定時間ごとに切り替え表示するスライドショー機能が組み込まれており、この機能を利用すれば多数の静止画を手軽に観賞することができる。
静止画を手軽に観賞する他の方法として、複数の静止画を素材としてこれに加工編集を施し、静止画を動画として再生するフォトムービーが提案されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照)。フォトムービーは、静止画の一部を切り出して特定の被写体をクローズアップするズームイン処理、静止画の端から端へ視点を移動させるパーン処理などの特殊エフェクトによって、静止画の撮影場面に臨場感を与えた表現や、主題とする被写体を演出した表現等が行える。フォトムービーは、素材となる静止画と特殊エフェクトが決められた1つのシーンを構成単位として、複数のシーンが連結して成り立っており、使用する静止画の数が多いほどシーンの数が多くなり、長時間のフォトムービーが作成される。
作成されたフォトムービーが希望通りの内容であるかは、フォトムービーを再生して確認することが確実であるが、長時間のフォトムービーを再生して確認するのは面倒である。フォトムービーを早送り再生して時間を節約することも考えられるが、重要なシーンを確認しそこなうこともある。そこで、フォトムービー中の特定のフレームを抽出し、そのフレームのサムネイル画像をマトリクス状に配列して1つの画像とし、各フレームを一覧できるようにしたインデックス画像によってフォトムービーの内容を要約することが考えられている。フォトムービーの内容をインデックス画像によって表現すれば、フォトムービーを再生して確認する手間が省け、このインデックス画像をプリントすればフォトムービーの内容を第三者に容易に伝えることができる。
特開平10−200843号公報 株式会社デジタルステージ LIFE* with- Photo-Cinema [平成16年4月6日検索] インターネット<URL:http://www.digitalstage.net/jp/product/life/index.html>
しかしながら、フォトムービーの内容を正しく伝えられるインデックス画像を作成するには、特殊エフェクトが付与された各シーンの特徴を明確に捉えたフレームのサムネイル画像を得る必要がある。例えば、一定時間単位でフォトムービー中の特定のフレームを抽出すると、シーンの特徴が把握できないフレームが抽出される場合が生じる。また、シーンの長さがそれぞれ異なると、同じシーンから重複して複数のフレームが抽出される点や、フレームの抽出されないシーンが生じる点が問題となる。さらに、フォトムービーでは、静止画を縮小して表示するシーン等が存在するため、全てのサムネイル画像を同じ大きさに統一すると、シーンの最も特徴的なフレームであっても内容の判別が困難なサムネイル画像となる場合もある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、フォトムービーの各シーンからその特徴を捉えたフレームを抽出でき、内容の確認が容易なインデックス画像を作成できるフォトムービーのインデックス画像作成装置及びインデックス画像作成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、静止画を素材として生成される複数のシーンによって構成されたフォトムービーのフレームを使用し、そのサムネイル画像をシーンの再生順に配列したインデックス画像を作成するフォトムービーのインデックス画像作成装置において、前記フレームを抽出する位置を示す抽出位置情報を各シーンの内容に応じて予め定めたフレーム抽出条件が記憶される記憶手段と、前記抽出位置情報に基づいて各シーンから特定のフレームを抽出するフレーム抽出手段とを備えたことを特徴とする。
また、前記フレーム抽出条件は、前記サムネイル画像生成手段により生成されるサムネイル画像の表示形態を示す表示形態情報を含むことを特徴とする。
また、前記表示形態情報は、前記サムネイル画像のそれぞれの大きさが規定されていることを特徴とする。
また、前記表示形態情報は、前記フレームの全体を縮小したサムネイル画像と、前記フレームの一部を切り抜いた画像を縮小したサムネイル画像とのいずれか一方を生成する条件が規定されていることを特徴とする。
また、本発明のインデックス画像作成プログラムは、静止画を素材として生成される複数のシーンによって構成されたフォトムービーのフレームを使用し、そのサムネイル画像をシーンの再生順に配列したインデックス画像を作成するためのプログラムであって、前記フレームを抽出する位置を示す抽出位置情報を各シーンの内容に応じて予め定めたフレーム抽出条件が組み込まれ、前記抽出位置情報に基づいて各シーンから特定のフレームを抽出するフレーム抽出手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、フォトムービーの内容を表すインデックス画像を作成する際に、特殊エフェクトの種類や1つのシーンに使用される静止画の数等により決まる各シーンの内容に応じた特徴的なフレームを適切に抽出でき、フォトムービーの内容が確認しやすいインデックス画像を作成することができる。
また、インデックス画像を構成するサムネイル画像の表示形態を定めているから、シーンの内容に応じて個別に加工されたサムネイル画像によってフォトムービーの内容が確認しやすいサムネイル画像を生成できる。
また、サムネイル画像の形態としてサムネイル画像のそれぞれの大きさを定めているから、シーン中で特殊エフェクトの特徴が最もよく現れたフレーム中の静止画が小さくなる場合や、静止画に写る被写体が小さい場合でも、個々のシーンの内容が確認しやすいサイズの大きいサムネイル画像を作成できる。さらに、ユーザーが重要と考える静止画に使用されることの多い特殊エフェクトが明らかである場合には、そのシーンから抽出されたサムネイル画像のサイズを大きくすることにより重要な静止画を強調したインデックス画像を作成できる。
また、サムネイル画像の形態として、抽出したフレームからサムネイル画像を生成する場合と、抽出したフレームの一部を切り出し、切り出した画像からサムネイル画像を生成する場合とを定めているから、素材となる静止画の内容や特殊エフェクトの種類によっては、抽出したフレームからサムネイル画像を生成しただけでは、被写体が小さく不鮮明なサムネイル画像になるときであっても、シーンの内容が確認しやすいインデックス画像を作成できる。
図1において、フォトムービー作成装置10は、写真プリントサービスを提供するDPE店の店頭などに設置され、フォトムービーの作成を依頼するユーザー又は店員をオペレータとして操作がなされる。フォトムービー作成装置10は、フォトムービー作成プログラム等が記憶される主記憶装置としてハードディスクドライブ(HDD)11と、フォトムービー作成プログラムを実行するCPU12と、CPU12によりHDD11から読み出される各種データや演算処理により生じる中間データが記憶されるメモリ13とを備えている。
モニタ14は、フォトムービーの作成に必要な編集条件を入力するための設定画面等を表示する。入力操作部15は、モニタ14の画面上に表示された入力キー等に触れることによりその座標の圧力を感知して入力処理を行うタッチパネルからなり、フォトムービーの編集設定を行うためのパラメータ等が入力される。プリント部16は、作成されたフォトムービーのインデックス画像をプリントする。プリント部16は、例えばカラー印刷の可能なインクジェットプリンタ又は感熱プリンタにより構成される。メディア読取り部18は、ユーザーにより持ち込まれたメモリカード19がセットされ、記憶された画像データを読取る。メディア記録部20は、作成されたフォトムービーをCD、DVD等の光ディスク21に記録する。
HDD11に記憶されたフォトムービー作成プログラムは、入力操作部15を介してなされた入力処理等に基づいて各部の動作を制御する制御部25と、フォトムービーの作成に必要となる編集設定を管理する編集設定管理部26と、作成されたフォトムービーのインデックス画像を作成するインデックス画像作成部27としてCPU12を機能させる。
編集設定管理部26は、フォトムービーを構成する各シーンの内容を決めるためのシーン定義情報D1を作成するシーン決定部30と、各シーンにおけるシーン定義情報D1を統合してシーンの再生順を定めたシナリオ情報S1を作成するシナリオ作成部31と、シナリオ情報S1に基づいて各シーンの映像を連結したフォトムービーを出力するフォトムービー出力部32とからなる。
図2において、シーン定義情報D1は、複数のシーンパラメータからなる。シーンパラメータには、特殊エフェクトの種類を決めるエフェクト指定パラメータP1と、シーンの再生時間を指定する再生時間指定パラメータP2と、シーンに適用する静止画を指定するための静止画指定パラメータP3とがある。
エフェクト指定パラメータP1は、予め用意された複数種類の特殊エフェクトから1つの特殊エフェクトを指定することにより決められる。特殊エフェクトには、例えば、静止画の一部の領域に注目してズームイン又はズームアウトするズーミングエフェクト、クローズアップした状態で画像をスクロールさせるパンニングエフェクト、静止画を縮小して画面内で直線状又は曲線状に移動させるコマ移動エフェクト、一点を中心に静止画を回転させる回転エフェクト、複数の画像を縮小して一画面で同時に表示するマルチ表示エフェクト、静止画に装飾画像を合成する装飾画像合成エフェクトがある。他にも、先に表示された静止画を徐々に薄くし、次に表示される静止画を濃くしながら表示する静止画を切り替えるディゾルブエフェクト、先に表示された静止画を拭き取るように部分的に消去して次の静止画を表示するワイプエフェクト、また、これらの特殊エフェクトを組み合わせた複合エフェクト等がある。
特殊エフェクトが指定されると、その種類に応じて、使用可能な静止画のコマ数と、エフェクトパラメータと、フレーム抽出条件とが設定される。使用可能な静止画のコマ数とは、特殊エフェクトの種類に応じてそのシーンに使用できる静止画の数の範囲を定めるもので、例えばズーミングエフェクトが指定されたシーンであれば1枚の静止画を使用することしかできず、コマ移動エフェクトが指定されたシーンでは1枚から3枚の範囲で静止画の数を決めることができる。
エフェクトパラメータは、特殊エフェクトのかけ方を詳細に指定するためのパラメータであり、例えば、ズーミングエフェクトでは、ズーミングの対象となる静止画の一部の領域を指定するための切り出し枠F1の位置及び大きさと、ズームイン又はズームアウトを行うかを指定できる。図3に示すように、切り出し枠F1は、シーンの開始時又は終了時における静止画の切り出し範囲を決めるものである。図3(a)に示す切り出し枠F1を指定したズームインを行うシーンでは、親子二人が写る元画像は、静止画全体が表示された映像から子供の顔に注目して徐々にクローズアップされる映像へ移行し、シーン終了時には切り出し枠F1によって画定される領域内に写る子供の顔のアップが画面全体に拡大して表示される(図3(b)参照)。また、切り出しF1を指定したズームアウトを行うシーンでは、シーンの開始時に切り出し枠F1によって画定される領域内に写る子供の顔のアップが画面全体に拡大して表示され、徐々にズームアウトして静止画全体が表示された映像でシーンが終了する。
また、パンニングエフェクトでは、パーンの基点として、開始地点と終了地点を決めるために図4(b)に示す切り出し枠F2,F3が設定される。なお、複雑なパーン動作を設定する場合には、パーンの中継地点を決める切り出し枠を複数設定することもある。図4(b)に示すように、主要被写体として山が写る元画像に切り出し枠F2,F3を設定したシーンの映像は、切り出し枠F2により画定された山の左端の裾野が写る領域を拡大した映像からはじまり、あたかもカメラを左右にパーンさせてパノラマ映像を見せるようにして山の中央及び頂上を捉えた映像を経て、切り出し枠F3によって画定された山の右端の裾野を捉えた映像でシーンが終了する。
同様にして、各特殊パラメータのエフェクトパラメータも適宜ユーザーにより指定することができ、例えば、コマ移動エフェクトでは静止画の移動経路の形状として直線状、円形状、菱形状等から指定することができる。回転エフェクトでは、回転の中心とする座標や静止画の倍率を指定することができる。装飾画像合成エフェクトでは、静止画に合成される装飾画像をして予め用意された特定の画像を指定することができる、
フレーム抽出条件は、フォトムービーの各シーンから抽出されるフレームの位置と、抽出されたフレームにより作成されるサムネイル画像の形態を定めるものであり、これらは特殊エフェクトの種類により予め決められている。抽出されるフレームの位置は、例えば、ズーミングエフェクトのシーンから抽出されるフレームはズーム倍率が最大のときのフレーム、すなわち切り出し枠F1によって切り出された画像となる。また、コマ移動エフェクトでは、移動距離が一定距離、例えば200ピクセル相当の距離に達したときのフレームが抽出される。回転エフェクトでは、回転角度が所定角度、例えば30度に達したときのフレームが抽出される。サムネイル画像の形態は、抽出されたフレームから作成されるサムネイル画像のサイズを決めるものであり、通常サイズのサムネイル画像と、通常サイズと比べて4倍の大きいサイズのサムネイル画像とがある。
再生時間指定パラメータP2により決まるシーンの再生時間は、シーンに適用する特殊エフェクトの種類と、使用する静止画のコマ数とが決まることにより最適な再生時間が自動的に算出される。また、自動的に算出された再生時間を変更し、ユーザーが希望する再生時間に変更することもできるようになっている。
図1において、フォトムービー出力部32は、シナリオ情報S1から構築される各シーンの映像を繋ぎ合わせ、毎秒30フレームの動画としたフォトムービーの映像データを出力する。また、フォトムービーの映像データを汎用的なデジタル動画フォーマットの動画データに変換する。デジタル動画フォーマットとしては、画像サイズが横720ピクセル、縦480ピクセルのMPEG2−DVD−Videoフォーマット等があり、出力されるフォトムービーの動画データは、HDD12に格納された後にメディア記録部20に出力され、光ディスク21に記録される。
インデックス画像作成部27は、シナリオ作成部31において作成されたシナリオ情報S1からフレーム抽出条件を読取る抽出条件読取り部35と、作成されるフレームから特定のフレームを抽出するフレーム抽出部36と、抽出されたフレームの静止画からサムネイル画像を作成するサムネイル画像生成部37と、作成された大きさの異なるサムネイル画像を最も空白が小さくなるようにレイアウトを決定するインデックスレイアウト決定部38とからなる。
図4において、抽出条件読取り部35は、シナリオ情報S1からフレーム抽出条件を読取るとともに各シーンのタイムスタンプを作成する。作成されるタイムスタンプTSは、フォトムービーの各シーンを構成するシーン構成フレームの数が毎秒30フレームであることに基づいてシーンの再生時間に対応して作成される。抽出条件読取り部35は、各シーンが最も特徴的に表される瞬間のフレームが抽出されるように、タイムスタンプTSにフレーム抽出フラグを組み込み、フレーム抽出条件を満たすフレームの位置を指定する。例えば、ズーミングエフェクトのシーンでは、フレーム抽出条件として決められたズーム最大時のフレームが何秒何フレーム目に位置するかが指定され、同様にコマ移動エフェクトでは、素材の静止画が移動した距離が一定距離に達するフレームの位置が指定される。
フレーム抽出部36は、フレーム抽出フラグが組み込まれたタイムスタンプTSを監視しながら、フォトムービー出力部32によって出力されるフォトムービーからフレーム抽出フラグが組み込まれた位置のフレームを複製して取り込む。サムネイル画像生成部37は、フレーム抽出部36により抽出されたフレームを、フレーム抽出条件によって決められている形態のサムネイル画像に加工する。インデックスレイアウト決定部38は、シーンの再生順に従ってサムネイル画像を配列し、例えば通常サイズのサムネイル画像が連続したときには大きいサイズのサムネイル画像の間に敷き詰めるように二列で配列し、インデックス画像に生じる空白をなるべく小さくするレイアウトを決定する。
次に、フォトムービー作成装置10の作用について説明する。図6において、ユーザーにより持ち込まれたメモリカード19に画像データとして記憶された静止画は、メモリカード19をメディア読取り部18にセットすると自動的に読み出され、HDD11に格納される。全ての静止画の読み出しが終了すると、編集設定管理部26は、フォトムービーの第1シーンの設定画面をモニタ14に表示する。ユーザーにより、第1シーンに使用する特殊エフェクトの指定がなされ、エフェクトの種類に応じて決められた枚数内でシーンに使用する静止画が指定される。また、静止画が指定されると最適なシーン再生時間が算出される。再生時間はユーザーの指定により変更することもできる。
同様にして、第2シーン,第3シーンの設定をそれぞれ行い、全てのシーンについてシーン定義情報D1が確定すると、シナリオ情報S1が作成される。シナリオ情報S1は、フォトムービー出力部32と抽出条件読取り部35に読取られる。抽出条件読取り部35は、シナリオ情報S1によって作成されるフォトムービーのタイムスタンプTSを作成し、各シーンの特殊エフェクトの種類に応じて決められた抽出位置を表す情報に基づいてタイムスタンプTSにフレーム抽出フラグを組み込む。
フォトムービー出力部32は、シナリオ情報S1に基づいて各シーンに使用される静止画に加工編集処理を施し、特殊エフェクトが付与された各シーンの映像を生成し、さらにこれを毎秒30フレームの動画に変換する。フレーム抽出部36は、タイムスタンプTSに組み込まれたフレーム抽出フラグによって指定されたフレームを各シーンから1フレーム抽出する。フォトムービー出力部32において生成された動画データは、MPEG圧縮によるデータサイズを縮小するエンコード処理と、MPEG2−DVD−Videoフォーマットの規格に即したデータ変換とがなされた上でHDD11に格納される。HDD11に格納された動画データは、メディア記録部20において光ディスク21に書き込まれる。
サムネイル画像生成部37は、フレーム抽出部36によって抽出された各シーンのフレーム画像に対し、シナリオ情報S1に記述された抽出条件によって決められた形態のサムネイル画像となるように画像解像度の変換等を行い、各シーンで決められたサイズのサムネイル画像を生成する。インデックスレイアウト決定部38でサイズの異なる各シーンのサムネイル画像を再生順に効率よく配列するためのレイアウトを決定し、インデックス画像が作成される。
図7において、インデックス画像作成部27により作成されたインデックス画像はプリント部16に出力され、フォトムービーの内容を要約したインデックスプリント写真XPとしてプリントアウトされる。インデックスプリント写真XPは、フォトムービーが記録された光ディスク21とともにユーザーに渡される。ユーザーは、インデックスプリント写真XPを用いて、フォトムービーの内容を簡単に確認することができる。これにより、DVDプレイヤー等を用いて光ディスク21に記録されたフォトムービーをテレビ画面等に再生し、フォトムービーを実際に観賞して内容を確認する必要がなくなる。
なお、本発明では、上記実施形態のように、サムネイル画像の形態を決めるフレーム抽出条件により、サイズの異なる2通りのサムネイル画像のいずれかが指定されることに限られない。例えば、サムネイル画像のサイズの種類は大,中,小の3通り又はそれ以上であってもよい。また、サムネイル画像の形態として、サムネイル画像のサイズを指定することに限られず、例えば、フォトムービーから抽出されたフレーム画像に対し、その一部の領域をさらに切り出し、抽出されたフレームの被写体の倍率を高くしたサムネイル画像を作成することを指定できるようにしてもよい。
例えば、図7に示すように、ズーミングエフェクトを使用するシーンで、多数の人物が写る集合写真を指定した場合を考える。ズーム対象の領域を決めるズーム用切り出し枠FZが画像全体に対して比較的大きく設定されると、被写体である個々の人物をサムネイル画像で確認することが困難な場合がある。そこで、ズーム切り出し枠FZによって切り出されるフォトムービーのフレームから、さらにサムネイル画像用切り出し枠FTを設定できるようにする。抽出されたフレームからサムネイル画像用切り出し枠FTで切り出された画像によってサムネイル画像を生成することで被写体の倍率が高くなり、シーンの内容が確認しやすいインデックス画像を得ることができる。
上記実施形態では、シーンに使用される特殊エフェクトの種類が指定されることによりフレーム抽出条件が一意的に決められ、そのシーンにおいて抽出されるフレームの位置が変更できないようにしているが、これに限られず、特殊エフェクトの種類により決められたフレーム抽出条件を単なる初期値とし、ユーザーによりフレーム抽出条件の変更と追加ができるようにし、シーン内で抽出されるフレームの位置やサムネイル画像の形態をユーザーにより指定できるようにしてもよい。また、抽出されたフレームを画像解析することにより、サムネイル画像のサイズや、フレーム画像の一部を切り出すか否かを自動で決めるようにしてもよい。
また、本発明においては、作成されたインデックス画像をプリントすることによって、フォトムービーの内容をユーザーが確認できるようにしているが、フォトムービーの作成時にインデックス画像を画面上で表示することにより、ユーザーにフォトムービーの概略を伝えられるようにしてもよい。インデックス画像の形態としては、各シーンのサムネイル画像を配列するだけでなく、各シーンに使用される特殊エフェクトの名称、静止画のファイル名を各サムネイル画像に付すことや、フォトムービー用音声として再生される音楽名、シナリオ情報S1の名称をインデックス画像の特定の箇所に付してもよい。
また、上述のフォトムービー作成装置10は、DPE店等に設置されるフォトムービー作成専用の装置であるが、他の形態として、フォトムービーに使用する静止画の選択や編集条件の設定を行えるようにした注文受付機と、注文受付機から各情報をインターネット等のネットワーク通信回線を利用して受信し、フォトムービーを記録した商品を作成するフォトムービー出力機とから構成されていてもよい。この場合、注文受付機として必要なプログラムが組み込まれたユーザーのパーソナルコンピュータを使用し、自宅から注文が行えるようにしてもよい。さらに、撮影した画像をその場でフォトムービーとして再生出力できるデジタルスチルカメラに本発明を適用してもよい。
フォトムービー作成装置の構成を示す概略図である。 シナリオ情報の概念図である。 ズーミングエフェクトが使用されるシーンの内容を示す説明図である。 パンニングエフェクトが使用されるシーンの内容を示す説明図である。 タイムスタンプの概念図である。 フォトムービー作成装置の動作の流れを示すフローチャートである。 インデックスプリント写真の正面図である。 抽出したフレームの一部を切り出してサムネイル画像を作成するしくみを示す説明図である。
符号の説明
10 フォトムービー作成装置
26 編集設定管理部
27 インデックス画像作成部
30 シーン決定部
31 シナリオ作成部
32 フォトムービー出力部
35 抽出条件読取り部
36 フレーム抽出部
37 サムネイル画像生成部
38 インデックスレイアウト決定部
XP インデックスプリント写真
D1 シーン定義情報
S1 シナリオ情報

Claims (5)

  1. 静止画を素材として生成される複数のシーンによって構成されたフォトムービーのフレームを使用し、そのサムネイル画像をシーンの再生順に配列したインデックス画像を作成するフォトムービーのインデックス画像作成装置において、
    前記フレームを抽出する位置を示す抽出位置情報を各シーンの内容に応じて予め定めたフレーム抽出条件が記憶される記憶手段と、
    前記抽出位置情報に基づいて各シーンから特定のフレームを抽出するフレーム抽出手段とを備えたことを特徴とするフォトムービーのインデックス画像作成装置。
  2. 前記フレーム抽出条件は、前記サムネイル画像生成手段により生成されるサムネイル画像の表示形態を示す表示形態情報を含むことを特徴とする請求項1記載のフォトムービーのインデックス画像作成装置。
  3. 前記表示形態情報は、前記サムネイル画像のそれぞれの大きさが規定されていることを特徴とする請求項2記載のフォトムービーのインデックス画像作成装置。
  4. 前記表示形態情報は、前記フレームの全体を縮小したサムネイル画像と、前記フレームの一部を切り抜いた画像を縮小したサムネイル画像とのいずれか一方を生成させる条件が規定されていることを特徴とする請求項2又は3記載のフォトムービーのインデックス画像作成装置。
  5. 静止画を素材として生成される複数のシーンによって構成されたフォトムービーのフレームを使用し、そのサムネイル画像をシーンの再生順に配列したインデックス画像を作成するためのフォトムービーのインデックス画像作成プログラムにおいて、
    前記フレームを抽出する位置を示す抽出位置情報を各シーンの内容に応じて予め定めたフレーム抽出条件が組み込まれ、
    前記抽出位置情報に基づいて各シーンから特定のフレームを抽出するフレーム抽出手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするフォトムービーのインデックス画像作成プログラム。
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