JP2006166146A - 画像選択画面出力装置及び画像選択画面出力プログラム - Google Patents

画像選択画面出力装置及び画像選択画面出力プログラム Download PDF

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Hajime Shintani
一 新谷
Hiroshi Yamaji
啓 山路
Takayuki Iida
孝之 飯田
Fumihiro Sonoda
文博 園田
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Abstract

【課題】 フォトムービーを観賞する環境に応じて、フォトムービーの素材として使用される静止画の画質の良否を容易に判別することを可能にする。
【解決手段】 フォトムービーの作成時に、フォトムービーを観賞するための再生表示機器を予め指定する。複数の静止画の中からフォトムービーの素材として使用する静止画を選択するための画像選択画面には、指定された再生表示機器の画面解像度に基づいて大きさの異なるサムネイル画像が表示される。画質の良好な静止画はサムネイル画像のサイズが大きく、画質の劣る静止画はサムネイル画像のサイズが小さいので、画像選択画面上には、画質の良好な静止画のサムネイル画像がより多く表示される。サムネイル画像のサイズが大きい静止画を選択することで見映えのよいフォトムービーを作成できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フォトムービーの素材として用いる静止画を選択する際に、静止画の一覧を複数のサムネイル画像によって表示する画像選択画面を出力する画像選択画面出力装置及び画像選択画面出力プログラムに関する。
デジタルスチルカメラ等により記録された静止画は、印画紙にプリントして観賞する他に、デジタルカメラを家庭用テレビに接続し、記録された静止画をテレビ画面上に表示して観賞することができる。デジタルカメラには、テレビ画面上に表示される画像を一定時間ごとに切替えるスライドショー機能を有するものがあり、このスライドショー機能を利用して複数の静止画を手軽に観賞することができる。
フォトムービーは、スライドショー機能を用いて観賞する静止画と異なり、静止画を動画として観賞できるようにしたもので、従来と異なる静止画の保存形態の1つとして注目されている。フォトムービーでは、静止画の一部の領域を拡大するズーム効果や、静止画の一部をクローズアップした状態で視点を移動させるパーン効果等により、素材の静止画に動的な視覚効果が与えられる。
特許文献1及び非特許文献1にそれぞれ記載された画像表示装置及びフォトムービー作成用ソフトウェアでは、記憶媒体に画像データとして保存された複数の静止画を読み出し、その中からフォトムービーの素材とする静止画が選択される。静止画の選択がなされる際には、静止画を縮小したサムネイル画像が生成され、静止画の一覧として画面上に多数のサムネイル画像が表示される。ユーザーは、サムネイル画像を参考にして静止画の内容を把握し、所望の静止画を選択する。
特許文献2に記載された画像入出力装置では、プリントする静止画を選択する際に、画素数による精細さの異なる静止画を色分けされたサムネイル画像で表示している。これによれば、プリントに適した画質を有する静止画を色の種類から直ちに判断でき、低画質の画像をプリントしてしまうことによる印画紙の無駄遣いを防止できる。
特開平10−200843号公報 特開2001−036843号公報 株式会社デジタルステージ LIFE* with-Photo-Cinema [平成16年4月6日検索]インターネット<URL:http://www.digitalstage.net/jp/product/life/index.html>
しかしながら、フォトムービーに使用される静止画の画質の適否は、使用されるエフェクトの種類に応じて判断基準が異なるため、上記特許文献2に記載の従来技術を用いて静止画の選択を行う場合、画質の判別を行うための色数が多くなり、表示が分かりづらくなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、フォトムービーを出力する再生表示機器の画面解像度と特殊エフェクトの種類とに応じた画質の良否を容易に判別できるようにしたサムネイル画像を表示する画像選択画面出力装置及び画像選択画面出力プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の静止画の中から選択された静止画を素材としてフォトムービーを作成する際に、記憶媒体に画像データとして記憶された複数の静止画を読み出し、静止画のサムネイル画像を配列表示して、素材となる静止画を選択するための画像選択画面を出力する画像選択画面出力装置において、完成したフォトムービーを再生表示する再生表示機器の画面解像度情報を記憶する解像度情報記憶手段と、前記記憶媒体から読み出された複数の静止画の画素数と、前記再生表機器の画面解像度とを比較して、前記再生表示機器に対する前記静止画の表示適性を判定する表示適性判定手段と、この判定結果が異なる複数の静止画をそれぞれ識別できるように、前記サムネイル画像の表示形状を変更する表示形状変更手段とを備えたことを特徴とする。
前記表示形状変更手段は、前記表示適性の高い静止画のサムネイル画像に対し、前記表示適性の低い静止画のサムネイル画像のサイズを小さくするサムネイルサイズ変更手段であることを特徴とする。
前記表示形状変更手段は、前記表示適性の高い静止画に対しては、その周囲を縁取る装飾帯の色の種類により画素数の違いが識別されるサムネイル画像に変更することを特徴とする。
前記表示形状変更手段は、前記表示適性の低い静止画に対しては、色又は明るさの濃淡、あるいは輪郭の鮮明度を低下させることによりその画素数の違いが識別されるサムネイル画像に変更することを特徴とする。
前記解像度情報記憶手段には、複数種類の再生表示機器の画面解像度情報が記憶され、前記表示適性判定手段は、前記複数種類の再生表示機器のうち予め指定された再生表示機器の画面解像度と前記静止画の画素数とを比較して、前記静止画の表示適性を判定することを特徴とする。
前記表示適性判定手段は、前記画面解像度に所定の係数を乗じて求められる基準値に基づいて前記静止画の表示適性を判定することを特徴とする。
また、本発明の画像選択画面出力プログラムは、複数の静止画の中から選択された静止画を素材としてフォトムービーを作成する際に、記憶媒体に画像データとして記憶された複数の静止画を読み出し、静止画のサムネイル画像を配列表示して、素材となる静止画を選択するための画像選択画面を出力するための画像選択画面出力プログラムであって、完成したフォトムービーを再生表示する再生表示機器の画面解像度情報を有し、前記記憶媒体から読み出された複数の静止画の画素数と、前記再生表機器の画面解像度とを比較して、前記再生表示機器に対する前記静止画の表示適性を判定する表示適性判定手段と、この判定結果が異なる複数の静止画をそれぞれ識別できるように、前記サムネイル画像の表示形状を変更する表示形状変更手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、作成されたフォトムービーを再生出力する再生表示機器の画面解像度に基づいて静止画の画素数の高低による画質の良否を判定し、フォトムービーに好適な静止画と不適切な静止画とを形状の異なるサムネイル画像によって表示するから、色分けするよりも静止画の画質の違いを容易に判別できる。
また、静止画の一覧をサムネイル画像として表示する際に、フォトムービーの素材として不適切となる低画質の静止画のサムネイル画像が画像選択画面上で占める領域を小さくでき、フォトムービーの素材として適切とされる高画質な静止画のサムネイル画像の数をより多く表示することができる。また、高画質の静止画は面積が大きい分だけ選択入力がしやすくなり、低画質の静止画は面積の小さい分だけ選択入力しにくくなるから、ユーザーの入力ミスを軽減する効果も得られる。
また、フォトムービーの素材として適切な画質を有する静止画のうち、さらに高画質の静止画を判別するためにサムネイル画像を色分けすることで、他のサムネイル画像よりもさらに目立つように表示できるから、多数のサムネイル画像が画面上に表示された状態で、高画質の静止画を選択し忘れる等の入力ミスを防ぐ効果も得られる。
また、フォトムービーの素材として不適な画質を有する静止画のうち、さらに低画質の静止画は、明るさ又は色彩、被写体の輪郭の鮮明度を低下させることにより、他のサムネイル画像よりも目立たないようにしているから、画質の良否の判別がさらに容易になる。また、ユーザーからの注目度を低くできるので、誤って低画質の静止画を選択してしまう入力ミスを軽減する効果も得られる。
また、フォトムービーを再生出力するための再生表示機器を複数種類の中から指定し、その再生表示機器の画面解像度に応じて、サムネイル画像の大きさを変化させることができ、フォトムービーを観賞する環境がユーザーごとに異なっていても、その環境に応じて最適なフォトムービーを作成するためのユーザーインターフェースを実現できる。
また、画面解像度に所定の係数を乗じた基準値に基づいて表示適性を判定し、サムネイル画像の形状を変更するから、再生表示機器の画面解像度に高いほどサムネイル画像の形状が変更される静止画の判断基準を低くし、画面解像度が低いほどサムネイル画像の形状が変更される静止画の判断基準を高くするという判断基準の調整が容易に行える。
図1において、本発明が適用されたフォトムービー作成装置10は、写真プリントサービスを提供するDPE店の店頭又は店内に設置され、フォトムービーの作成を依頼する注文客であるユーザーにより操作がなされる。フォトムービー作成装置10は、フォトムービー作成プログラム11aと制御プログラム等が記憶された記憶装置11と、記憶装置11に記憶された各プログラムを実行するCPU12とを備えている。記憶装置11は、例えば、ハードディスク型磁気記憶装置であり、フォトムービーの素材となる画像データや、CPU12の演算処理により生じる中間データ等も記憶される。
モニタ13は、フォトムービーを作成するための編集メニュー及び作成したフォトムービー等が表示される表示画面を有する。入力操作部14は、フォトムービーの作成に必要な各種条件やパラメータ等の入力が行われ、モニタ13の表示画面上に表示された入力キー等に触れることにより入力処理が行われるタッチパネルからなる。通信部15は、デジタルカメラ16等の外部機器との間で画像データ等のデータ通信を行う。メディア読取り部17は、ユーザーにより持ち込まれたメモリカード18に記憶された画像データを読取る。メディア記録部19は、作成されたフォトムービーをCD、DVD等の光ディスク20に記録する。
記憶装置11に記憶されたフォトムービー作成プログラム11aは、入力操作部14を介してなされた入力処理等に基づいて装置各部の動作を制御する制御部25と、フォトムービーを構成する複数のシーンにそれぞれ付与される特殊効果等の設定を行う編集条件設定部26と、各シーンの設定に基づいたフォトムービーを出力するフォトムービー出力部27としてCPU12を機能させる。サムネイル画像表示プログラム11bは、メディア読取り部17を介して読み出された静止画のサムネイル画像を生成するサムネイル画像生成部28と、読み出された静止画の画素数の高さを判定する画素数判定部29と、画素数判定部29の判定結果に基づいてサムネイル画像の大きさを変換するサムネイル画像変換部30としてCPU12を機能させる。
編集条件設定部26では、ユーザーの入力操作によりフォトムービーの各シーンに使用する静止画の選択と、各シーンのエフェクトの有無やその種類等の編集条件を設定するための処理が行われる。編集条件設定部26は、各シーンに適用する画像やエフェクトをユーザーによる外部からの入力操作により編集条件を設定するマニュアル編集モードと、各シーンのエフェクトが予め決められたシナリオテンプレートに従って選択された全ての画像を各シーンに振り分けることにより編集条件が設定される自動編集モードとを有する。なお、シナリオテンプレートは、季節や年間行事等のテーマ別に複数種類のものがあり、例えば旅行用のテンプレート、結婚式用のテンプレートなどがあり、各撮影場面における典型的な撮影画像を想定して各シーンに適用されるエフェクトが予め決められたものである。
フォトムービー出力部27は、素材となる静止画に特殊効果が付与された各シーンの映像を毎秒30フレームの動画として出力する。フォトムービーは、予め指定されたフォトムービーを再生出力する再生表示機器の画面解像度に合わせて画面サイズが統一された映像として出力される。出力された映像データは、MPEG2−DVD−Videoフォーマット等のデジタル動画フォーマットの動画データに変換される。この動画データは、記憶装置11に格納された後にメディア記録部19に出力され、光ディスク20に記録される。
サムネイル画像生成部28は、デジタルカメラ16又はメモリカード18から画像データとして読取られた静止画のサムネイル画像を生成する。サムネイル画像は、例えば160×120ドットの縮小画像であり、アスペクト比や画素数の異なるいずれの静止画からも所定のアスペクト比と画素数に規格化されたサムネイル画像が生成される。サムネイル画像は、編集条件設定部26によりフォトムービーの各シーンに適用する静止画の選択時にモニタ13の画面上に一覧表示される。モニタ13の画面上で特定のサムネイル画像の表示された位置に触れることによりその静止画を指定することができる。
画素数判定部29は、サムネイル画像表示プログラム11bに組み込まれた画面解像度情報RDに基づいて、静止画の画素数が高いか否かを判定する。画面解像度情報RDは、フォトムービーを再生出力するものとして予め指定された再生表示機器の画面解像度を表す情報であり、この再生表示機器には高解像度、中間解像度、低解像度の3種類のものがある。具体的には、高解像度の再生表示機器として、有効走査線数が1080本である解像度1920×1080ドットの高精細テレビ(1080i−HDTV)、中間解像度の再生表示機器として、有効走査線数が480本である解像度720×480ドットの標準テレビ(480i−SDTV)、低解像度の再生表示機器として、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)等の携帯情報端末に備えられた解像度320×240ドット(QVGA)の液晶表示装置が設定されている。
サムネイル画像変換部30は、予め指定された再生表示機器の表示画面の総画素数に対して例えば80パーセントの値を基準値として、特定の静止画の画素数がこの基準値よりも低い場合には、サムネイル画像生成部28により生成された通常のサムネイル画像をさらに縮小した二次サムネイル画像に変換する。この二次サムネイル画像は、通常のサムネイル画像と比べて半分のサイズのものと、三分の一のサイズのものとがある。二次サムネイル画像のサイズは、指定された再生表示機器の画面解像度に対する静止画の画素数に応じて決まる。
図2において、フォトムービーの各シーンに適用される静止画を選択するときには、モニタ13の画面上にフォトムービーの再生出力に使用する再生表示機器の種類を指定する選択メニューが表示される。このとき表示される再生表示機器は、画面解像度情報RDが記憶されている高精細テレビ、標準テレビ、携帯端末の3種類である。3種類の再生表示機器からいずれか1つを選択すると、読み込まれた静止画からサムネイル画像生成部28とサムネイル画像変換部30とにより各大きさのサムネイル画像が生成され、モニタ13の表示画面には、通常サイズのサムネイル画像NT1と、半分のサイズのサムネイル画像ST1と、三分の一サイズのサムネイル画像ST2の3種類のサムネイル画像が一覧表示される。
再生表示機器として高精細テレビを指定すると、高精細テレビの画面解像度から決まる第1の基準値に対して各静止画の画素数が比較判定される。第1の基準値よりも高い画素数を有する静止画は通常サイズのサムネイル画像NT1として表示される。また、第1の基準値より低い画素数の静止画は、標準テレビの画面解像度から決まる第2の基準値に対して画素数の比較判定がなされ、第2の基準値よりも高い画素数の静止画は、通常サイズと比べて半分のサイズの二次サムネイル画像ST1として表示される。第2の基準値よりも低い画素数の静止画は、通常サイズと比べて三分の一のサイズの二次サムネイル画像ST2として表示される。このとき、モニタ13の一画面に表示されるサムネイル画像の数は最も多くなる。
図3において、再生表示機器として標準テレビを指定すると、上述の第2の基準値に対して各静止画の画素数が比較判定される。第2の基準値よりも高い画素数の静止画は、通常サイズのサムネイル画像NT1として表示される。一方、第2の基準値よりも低い画素数の静止画は、携帯端末の液晶表示装置の画面解像度から決まる第3の基準値に対して画素数の比較判定がなされ、第3の基準値よりも高い画素数の静止画は、通常サイズと比べて半分のサイズの二次サムネイル画像ST1として表示される。また、第3の基準値よりも低い画素数の静止画は、通常サイズと比べて三分の一のサイズの二次サムネイル画像ST2として表示される。
図4において、再生表示機器として最も解像度の低い携帯端末を指定すると、上述の第3の基準値に対して各静止画の比較判定がなされ、第3の基準値よりも高い画素数の静止画は、通常サイズのサムネイル画像NT1として表示される。一方、第3の基準値よりも低い画素数の静止画は、通常サイズと比べて半分のサイズの二次サムネイル画像ST1として表示される。なお、最も解像度の低い再生表示機器が指定された場合には、通常サイズと比べて三分の一のサイズの二次サムネイル画像ST2が表示されることはない。
次にフォトムービー作成装置10の作用について説明する。図5において、画像データとして静止画の記憶されたデジタルカメラ16又はメモリカード18がユーザーにより持ち込まれ、デジタルカメラ16は通信部15に接続され、メモリカード18はメディア読取り部17にセットされる。制御部25は、デジタルカメラ16又はメモリカード18から読み出された静止画の画像データを記憶装置11に格納する。
サムネイル画像生成部28は、記憶装置11に格納された静止画の画像データを読み出し、通常サイズのサムネイル画像NT1を生成する。モニタ13には、フォトムービーの再生に用いる再生表示機器を3種類の再生表示機器から指定するように要求するメッセージが表示される。再生表示機器が指定されると、画素数判定部29はその再生表示機器に対応した画面解像度情報RDを読み出し、読み出された画面解像度情報RDに基づいて画素数の判定に用いる判定基準値を算出する。
画素数判定部29は、記憶装置11に格納された静止画を順次読み出して、各静止画の画素数が基準値よりも高いか否かを判定する。サムネイル画像変換部30は、その判定結果から基準値を下回る画素数の静止画を特定し、特定された静止画の通常サイズのサムネイル画像NT1を二次サムネイル画像に変換する。指定された再生表示機器が最も画面解像度の低い再生表示機器でない場合、すなわち高精細テレビ又は標準テレビである場合には、基準値より低い画素数の静止画の中から、さらに画面解像度の一段階低い再生表示機器の画面解像度に基づく基準値が算出され、通常サイズのサムネイル画像と比べて半分のサイズの二次サムネイル画像ST1と三分の一サイズの二次サムネイル画像ST2が生成される。
モニタ13には、各静止画の画素数に応じて、通常サイズのサムネイル画像NT1と、ハーフサイズの二次サムネイル画像ST1と、三分の一サイズのサムネイル画像ST2が表示される。注文者は、モニタ13の画面に表示された各サムネイル画像を参考にしてフォトムービーに使用する静止画を選択する。フォトムービーに適した静止画のサムネイル画像は大きく表示され、適さない静止画のサムネイル画像は小さく表示されるので、注文者はモニタ13の画面を一見するだけで各静止画の画質の良否を判断できる。
フォトムービーに使用する静止画の選択が終了すると、自動編集モードとマニュアル編集モードのいずれかを選択する操作がなされる。自動編集モードでは、シナリオテンプレートを選択することにより、自動的に全ての編集条件が設定される。また、マニュアル編集モードでは、フォトムービーの各シーンに適用する静止画を指定し、そのシーンのエフェクトの設定をユーザー自身が行う。
編集条件の設定が終了すると、フォトムービー出力部27は作成されるフォトムービーのプレビュー映像をモニタ13に表示する。ユーザーはプレビュー映像を確認し、特に変更の必要な点を感じなければ、次のステップへ移る操作を行う。フォトムービー出力部27は、フォトムービーの映像を所定のデジタル動画フォーマットに則した映像データに変換する。この映像データはメディア記録部19に出力され、光ディスク20にフォトムービーが記録される。フォトムービーの記録が終了すると光ディスク20が排出され、ユーザーは料金と引き換えに、フォトムービーの記録された光ディスク20を受け取る。以上のようにして、フォトムービー作成装置10による注文の受付けから商品の受渡しまでが全て行われる。
なお、上記実施形態は、各再生表示機器に適した画素数に応じて、通常サイズのサムネイル画像NT1と、通常サイズに比べて半分のサイズの二次サムネイル画像ST1と、三分の一サイズの二次サムネイル画像ST2が生成されるが、本発明はサムネイル画像の大きさのみによって静止画の画質の良否を表示することに限られない。
例えば、三段階に大きさが異なるサムネイル画像を生成することに限らず、図6に示すように、二段階に大きさの異なるサムネイル画像を生成するようにした場合では、フォトムービーに不適切な低画素数の静止画のサムネイル画像は、通常のサムネイル画像よりも小さいサイズとすると同時に、その中でさらに低い画素数の静止画のサムネイル画像ST3として、明るさや色の彩度を低くすることや、あるいはサムネイル画像にぼかし処理を施すことにより、透明度の高いサムネイル画像、無彩色に近いサムネイル画像、被写体の輪郭が不鮮明なサムネイル画像としてもよい。これにより、画像中の被写体の視認性を低くし、ユーザーの注目度を低くする効果を高めたサムネイル画像を表示することができる。また、フォトムービーに不適切とされる低画質の静止画の中からさらに画質の劣る静止画を一目で判断できる。
また、図7に示すように、フォトムービーに好適な静止画を通常サイズのサムネイル画像で表示する際に、高倍率の拡大表示を伴う特殊効果にも好適な高画質の静止画は、装飾帯D1で周囲を縁取ったサムネイル画像NT2を表示することにより、他のサムネイル画像より一段と目立つようにして、ユーザーがその静止画をフォトムービーの素材とするように注目度を高めるためのアピールを行う表示を行ってもよく、ユーザーが特に高画質の静止画を厳選することで見映えのよいフォトムービーを作成できる。
また、サムネイル画像の表示形態としては、アスペクト比を一定にした相似形状とすることで大きさの違いのみにより画質の良否を判別できるようにすることに限られず、大きさ及び形状の少なくとも一方又は両方が異なるようにすることで、画質の良否を表示することができる。図8に示すように、横幅を小さく圧縮した略正方形のサムネイル画像CT1を表示し、画像中の被写体を縦長にして、低画質の静止画を判別できるようにしてもよい。さらに、図9に示すように、四角形のサムネイル画像ではなく、円形に加工したサムネイル画像CT2のように三角形等の他の形状にされたサムネイル画像によって、低画質の静止画を判別できるようにしてもよい。
また、上述のフォトムービー作成装置10は、DPE店等に設置されるフォトムービー作成専用の装置であるが、他の形態として、フォトムービーに使用する静止画の選択や編集条件の設定を行えるようにした注文受付機と、注文受付機から各情報を受信し、フォトムービーを記録した商品を作成するフォトムービー出力機とから構成されていてもよい。この場合、注文受付機として必要なプログラムが組み込まれたユーザーのパーソナルコンピュータを使用し、自宅からインターネット等の通信手段を介して注文が行えるようにしてもよい。さらに、デジタルスチルカメラに本発明を適用し、撮影した画像をその場でフォトムービーとして再生出力できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、フォトムービーを再生出力する再生表示機器を3種類の中から1つを指定するようにしているが、再生表示機器は予め1つに決められていてもよく、この場合には再生表示機器を指定する必要がない。また、上記実施形態では、メモリカード18等の記憶媒体から画像データとして読み出される静止画から通常サイズのサムネイル画像を生成し、再生表示機器の画面解像度に基づいて通常のサムネイル画像からさらにサイズの小さいサムネイル画像を生成するようにしているが、静止画から通常サイズのサムネイル画像と、形状及びサイズが異なるサムネイル画像を生成してもよい。また、通常サイズのサムネイル画像の表示倍率を小さくすることで、大きさの異なるサムネイル画像が表示されるようにしてもよい。また、本発明では、予め指定された1つの再生表示機器の画面解像度に合わせた画素数のフォトムービーを出力するようにしているが、全ての再生表示機器の画面解像度に合わせた画素数のフォトムービーが出力されるようにしてもよい。
フォトムービー作成装置の概略構成を示すブロック図である。 画面解像度の高い再生表示機器が指定された場合の画像選択画面を示す説明図である。 画面解像度が中間の再生表示機器が指定された場合の画像選択画面を示す説明図である。 画面解像度の低い再生表示機器が指定された場合の画像選択画面を示す説明図である。 フォトムービー作成装置の動作の流れを示すフローチャートである。 画像選択画面の第2の表示形態を示す説明図である。 画像選択画面の第3の表示形態を示す説明図である。 画像選択画面の第4の表示形態を示す説明図である。 画像選択画面の第5の表示形態を示す説明図である。
符号の説明
10 フォトムービー作成装置
11 記憶装置
11a フォトムービー作成プログラム
11b サムネイル画像表示プログラム
13 モニタ
14 入力操作部
15 通信部
16 デジタルカメラ
17 メディア読取り部
18 メモリカード
19 メディア記録部
20 光ディスク
28 サムネイル画像生成部
29 画素数判定部
30 サムネイル画像変換部
D1 装飾帯
NT1,NT2,ST1,ST2,ST3,CT1,CT2 サムネイル画像
RD 画面解像度情報

Claims (7)

  1. 複数の静止画の中から選択された静止画を素材としてフォトムービーを作成する際に、記憶媒体に画像データとして記憶された複数の静止画を読み出し、静止画のサムネイル画像を配列表示して、素材となる静止画を選択するための画像選択画面を出力する画像選択画面出力装置において、
    完成したフォトムービーを再生表示する再生表示機器の画面解像度情報を記憶する解像度情報記憶手段と、
    前記記憶媒体から読み出された複数の静止画の画素数と、前記再生表機器の画面解像度とを比較して、前記再生表示機器に対する前記静止画の表示適性を判定する表示適性判定手段と、
    この判定結果が異なる複数の静止画をそれぞれ識別できるように、前記サムネイル画像の表示形態を変更する表示形態変更手段とを備えたことを特徴とする画像選択画面出力装置。
  2. 前記表示形態変更手段は、前記表示適性の高い静止画のサムネイル画像に対し、前記表示適性の低い静止画のサムネイル画像のサイズを小さくするサムネイルサイズ変更手段であることを特徴とする請求項1記載の画像選択画面出力装置。
  3. 前記表示形態変更手段は、前記表示適性の高い静止画に対しては、その周囲を縁取る装飾帯の色の種類により画素数の違いが識別されるサムネイル画像に変更することを特徴とする請求項1又は2記載のサムネイル画像表示装置。
  4. 前記表示形態変更手段は、前記表示適性の低い静止画に対しては、色又は明るさの濃淡、あるいは輪郭の鮮明度を低下させることによりその画素数の違いが識別されるサムネイル画像に変更することを特徴とする請求項1ないし3にいずれか1つ記載の画像選択画面出力装置。
  5. 前記解像度情報記憶手段には、複数種類の再生表示機器の画面解像度情報が記憶され、
    前記表示適性判定手段は、前記複数種類の再生表示機器のうち予め指定された再生表示機器の画面解像度と前記静止画の画素数とを比較して、前記静止画の表示適性を判定することを特徴とする請求項1ないし4にいずれか1つ記載の画像選択画面出力装置。
  6. 前記表示適性判定手段は、前記画面解像度に所定の係数を乗じて求められる基準値に基づいて前記静止画の表示適性を判定することを特徴とする請求項1ないし5にいずれか1つ記載の画像選択画面出力装置。
  7. 複数の静止画の中から選択された静止画を素材としてフォトムービーを作成する際に、記憶媒体に画像データとして記憶された複数の静止画を読み出し、静止画のサムネイル画像を配列表示して、素材となる静止画を選択するための画像選択画面を出力するための画像選択画面出力プログラムにおいて、
    完成したフォトムービーを再生表示する再生表示機器の画面解像度情報を有し、
    前記記憶媒体から読み出された複数の静止画の画素数と、前記再生表機器の画面解像度とを比較して、前記再生表示機器に対する前記静止画の表示適性を判定する表示適性判定手段と、
    この判定結果が異なる複数の静止画をそれぞれ識別できるように、前記サムネイル画像の表示形態を変更する表示形態変更手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像選択画面出力プログラム。
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