JP2006101328A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】特定の居室親機を呼び出す場合や特定の居室親機から呼び出しを受けた場合に当該居室親機を容易に把握でき、また、住居人が留守の場合に管理室親機で代理応答することができるようにする。
【解決手段】本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の管理室に設置され居室親機3と呼出、通話を行なう管理室親機4と、集合玄関機1、居室親機3、管理室親機4を制御する制御機2とを備えている。
制御機2には、居室の部屋番号、代表住居人名等の住居人情報が記憶されるメモリ21を備え、管理室親機4は、住居人情報を居室単位で表示するディスプレイ41と、管理人が呼び出したい住居人情報を選択操作するタッチパネル42とを備え、制御機2は、管理室親機4でハンドセットアップ等の所定の操作を行なうことにより選択操作を行なった居室親機を呼び出すCPU22を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の管理室に設置され居室親機3と呼出、通話を行なう管理室親機4と、集合玄関機1、居室親機3、管理室親機4を制御する制御機2とを備えている。
制御機2には、居室の部屋番号、代表住居人名等の住居人情報が記憶されるメモリ21を備え、管理室親機4は、住居人情報を居室単位で表示するディスプレイ41と、管理人が呼び出したい住居人情報を選択操作するタッチパネル42とを備え、制御機2は、管理室親機4でハンドセットアップ等の所定の操作を行なうことにより選択操作を行なった居室親機を呼び出すCPU22を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、集合住宅インターホンシステムに係わり、特に、管理室親機等のディスプレイに住居人情報、詳細情報および外出情報等を表示させることができる集合住宅インターホンシステムに関する。
従来から、この種の集合住宅インターホンシステムとして、集合玄関機、複数の居室機(居室親機)および管理室親機をそれぞれ制御機の制御機通信回路を介して制御機制御回路に接続し、制御機制御回路の制御による制御機クロスポイントスイッチの交換接続によって集合玄関機、複数の居室機(居室親機)と管理室親機との間で通話ができる集合住宅用インターホン装置において、制御機制御回路および制御機クロスポイントスイッチにそれぞれ接続されたデータ変換回路およびインターフェース通話回路を有するインターフェース回路と、データ変換回路に接続された主装置制御回路、インターフェース通話回路に接続され主装置制御回路により制御される主装置クロスポイントスイッチおよび主装置クロスポイントスイッチに接続され主装置制御回路により制御される主装置無線通信回路を有するマルチエリア主装置と、主装置無線通信回路と無線により接続される移動管理室親機無線通信回路を有するマルチエリアハンディ移動管理室親機とを備えた構成のものが知られている(例えば、特許文献1)。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、マルチエリアハンディ移動管理室親機に管理室親機と同等の機能をもたせることによって、居室機(居室親機)および集合玄関から管理人への通話が可能となり、緊急時においてすばやく対応することができる。
しかしながら、このような構成の集合住宅インターホンシステムにおいては、管理室親機から特定の居室親機を呼び出す場合、呼出先の居室番号等をテンキーで選択操作しなければならないので、呼出操作が面倒であり、また、特定の居室親機から管理室親機が呼び出しを受けた場合、何れの居室親機から呼び出しを受けたのかを視覚的に把握できず、さらに、住居人が留守の場合においては、集合玄関機からの呼び出しが受け付けられず、このため来訪者は管理人等に所望の要件を伝えることができないという難点があった。
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、管理室親機において、集合住宅のレイアウトにしたがって住居人情報を表示することで、特定の居室親機を呼び出す場合や特定の居室親機から呼び出しを受けた場合に当該居室親機を容易に把握でき、また、住居人が留守の場合に管理室親機で代理応答することができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
このような目的を達成するため、本発明の第1の態様である集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の集合玄関に設置される集合玄関機と、集合住宅の居室に設置され集合玄関機からの呼出に応答して通話を行なう居室親機と、集合住宅の管理室に設置され居室親機と呼出、通話を行なう管理室親機と、集合玄関機、居室親機、管理室親機を制御する制御機とを備え、制御機には、居室の部屋番号、代表住居人名等の住居人情報が記憶されるメモリを備え、管理室親機は、住居人情報を居室単位で表示するディスプレイと、管理人が呼び出したい住居人情報を選択操作するタッチパネルとを備え、制御機は、管理室親機でハンドセットアップ等の所定の操作を行なうことにより選択操作を行なった居室親機を呼び出すCPUを備えたものである。
本発明の第2の態様は、第1の態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、管理室親機は、タッチパネルによる選択操作を行なった場合または居室親機から呼び出された場合に、選択操作を行なった居室親機または呼出操作が行なわれた居室親機の住居人情報を色表示、点滅表示、ポップアップ表示等によりディスプレイ上に識別可能に表示するものである。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、住居人情報は、集合住宅のレイアウトにしたがって表示されるものである。
本発明の第4の態様は、第1の態様乃至第3の態様の何れかの態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、管理室親機は、タッチパネルによる選択操作を行なった場合または居室親機から呼び出された場合に、さらに詳細表示操作を行なうことにより居室親機にて予め入力された緊急連絡先等の詳細情報を表示させるものである。
本発明の第5の態様は、第1の態様乃至第4の態様の何れかの態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機にて外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、外出期間中はディスプレイ上で表示されている住居人情報に追加表示されるものである。
本発明の第6の態様は、第4の態様または第5の態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、詳細情報が入力された場合に、ディスプレイ上で表示されている住居人情報に詳細情報がある旨を視認させる追加表示がなされるものである。
本発明の第7の態様は、第4の態様乃至第6の態様の何れかの態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、制御機は、外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、集合玄関機からの呼出を検出することで外出していると判断し、管理室親機若しくは予め定められた1つの居室親機に呼出を転送する制御を行なうものである。
本発明の第8の態様は、第7の態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、管理室親機は、転送呼出の場合に、呼出先の住居人情報を表示するとともに、集合玄関機からの呼出転送である旨を表示するものである。
本発明の第9の態様は、第1の態様乃至第8の態様の何れかの態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機には、火災センサ等のセキュリティセンサが接続され、セキュリティセンサが異常を検出したときには、居室親機から管理室親機に移報出力され、管理室親機は、居室親機のセキュリティセンサが異常を検出したことを住居人情報とあわせて表示するものである。
本発明の第10の態様である集合住宅インターホンシステムは、各棟の集合住宅の集合玄関に設置される集合玄関機と、集合住宅の居室に設置され集合玄関機からの呼出に応答して通話を行なう居室親機と、集合玄関機、居室親機を制御する制御機と、制御機に接続され各棟の集合玄関機、居室親機、制御機を制御する集中制御機と、集中制御機に接続される集中管理室親機とを備え、集中管理室親機は、全住戸の住居人情報を各棟毎に表示するディスプレイを備えるものである。
本発明の第11の態様は、第10の態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機で前記外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、集中制御機は、集合玄関機からの呼出を検出することで外出していると判断し、集中管理室親機若しくは予め定められた1つの居室親機に呼び出しを転送する制御を行なうものである。
本発明の第12の態様は、第10の態様または第11の態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、集中管理室親機は、転送呼出の場合に、呼出先の住居人情報を表示するとともに、集合玄関機からの呼出転送である旨を表示するものである。
本発明の第13の態様は、第3の態様乃至第12の態様の何れかの態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、非常階段、屋上入り口等の所定場所に人感センサを備え、人感センサが感知したときに、管理室親機または集中管理室親機に表示される集合住宅のレイアウトで感知した場所を視認可能に表示するものである。
本発明の第14の態様は、第3の態様乃至第13の態様の何れかの態様である集合住宅インターホンシステムにおいて、非常階段、屋上入り口等の所定場所に監視カメラを備え、人感センサが感知したとき、または集合住宅のレイアウトのうち監視カメラが備えられた設置場所をタッチ操作することで監視カメラの映像が表示されるものである。
本発明の第1の態様乃至第14の態様の集合住宅インターホンシステムによれば、第1に、管理室親機若しくは集中管理室親機のディスプレイに住居人情報、詳細情報および外出情報等が居室単位で表示され、または集合住宅のレイアウトにしたがって表示されることから、管理室親機若しくは集中管理室親機においてタッチパネルによる選択操作を行なった場合または居室親機から呼び出しを受けた場合に、選択操作を行なった居室親機または呼出操作が行なわれた居室親機の住居人情報を迅速に識別することができ、第2に、居室親機に接続されたセキュリティセンサが異常を検出したときには、管理室親機若しくは集中管理室親機のディスプレイに、住居人情報とあわせて居室親機のセキュリティセンサが異常を検出したことを表示できることから、管理室親機若しくは集中管理室親機において当該居室親機が設置された居室の異常を迅速に把握することができ、第3に、所定場所に設置した監視カメラや人感センサが異常を感知した場合には、集合住宅のレイアウトのうち監視カメラが備えられた設置場所をタッチ操作することで監視カメラの映像を瞬時に表示させることができ、第4に、住居人の留守中に来訪者があった場合、集合玄関機からの呼び出しが管理室親機若しくは集中管理室親機に転送されるとともに、呼出先の住居人情報が表示されることから、管理室親機若しくは集中管理室親機において代理応答することができる。
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムを適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
[実施例1]
図1は、本発明の第1の実施例における集合住宅インターホンシステムのシステム構成図を示している。同図において、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の集合玄関に設置される集合玄関機1と、集合住宅の居室に設置され集合玄関機1からの呼出に応答して通話を行なうことができ、セキュリティセンサ5が接続される居室親機3と、集合住宅の管理室に設置され居室親機3、集合玄関機1と呼出、通話を行なう管理室親機4と、集合玄関機1、居室親機3、管理室親機4を制御する制御機2と、非常階段、屋上入り口等の所定場所に設置された人感センサ9と、非常階段、屋上入り口等の所定場所に設置された監視カメラ10とを備えている。ここで、制御機2は第1の伝送路L1を介して集合玄関機1に、第2の伝送路L2を介して各居室親機3に、第3の伝送路L3を介して管理室親機4に、第4の伝送路L4を介して人感センサ9に、第5の伝送路L5を介して監視カメラ10にそれぞれ接続されている。
[実施例1]
図1は、本発明の第1の実施例における集合住宅インターホンシステムのシステム構成図を示している。同図において、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の集合玄関に設置される集合玄関機1と、集合住宅の居室に設置され集合玄関機1からの呼出に応答して通話を行なうことができ、セキュリティセンサ5が接続される居室親機3と、集合住宅の管理室に設置され居室親機3、集合玄関機1と呼出、通話を行なう管理室親機4と、集合玄関機1、居室親機3、管理室親機4を制御する制御機2と、非常階段、屋上入り口等の所定場所に設置された人感センサ9と、非常階段、屋上入り口等の所定場所に設置された監視カメラ10とを備えている。ここで、制御機2は第1の伝送路L1を介して集合玄関機1に、第2の伝送路L2を介して各居室親機3に、第3の伝送路L3を介して管理室親機4に、第4の伝送路L4を介して人感センサ9に、第5の伝送路L5を介して監視カメラ10にそれぞれ接続されている。
制御機2は、居室の部屋番号、代表住居人名等の住居人情報が記憶されるメモリ21と、管理室親機4でハンドセットアップ等の所定の操作を行なうことにより選択操作を行なった居室親機3を呼び出すCPU22とを備えている。
管理室親機4は、住居人情報を居室単位で表示するディスプレイ41と、管理人が呼び出したい住居人情報を選択操作するタッチパネル42とを備えている。
なお、集合玄関機1、居室親機3および管理室親機4はそれぞれ通話機能を有し、各種の設定操作や選択操作が可能な機能を備えている。
図2は、管理室親機4のディスプレイ41に表示された画面を示しており、当該ディスプレイ41には、後述するように制御機2のメモリ21に記憶された住居人情報のうち、少なくとも部屋番号、代表住居人名の住居人情報が居室単位でかつ集合住宅のレイアウトにしたがって表示されている。また、当該住居人情報は、各居室ごとに割り当てられる住居人領域に表示され、空部屋は空欄で表示されている。さらに、EV(エレベータホール)、非常階段、共用施設などの情報も集合住宅のレイアウトに従って表示されている。
次に、このように構成された本発明の集合住宅インターホンシステムの動作について説明する。なお、(1)集合住宅の共同玄関に居る来訪者が、例えば301号室内の住居人である山田太郎(以下「第1の住居人」という。)を呼び出すために、集合玄関機1の呼出操作部(不図示)で301号室に設置された居室親機(以下「第1の居室親機」という。)3に予め割り当てられている居室番号(以下「第1の居室番号」という。)を選択し、呼出ボタン(不図示)を押下すると、呼出相手先情報(第1の居室番号)を含有する呼出信号が第1の伝送路L1を介して制御機2のCPU22へ伝送される点、(2)かかる呼出信号がCPU22で検出されると、呼出相手先情報を含有する制御信号が出力され、この制御信号が第2の伝送路L2を介して第1の居室親機3へ伝送される点、(3)第1の居室親機3において、制御信号に含有されている呼出相手先情報(第1の居室番号)と予め自端末に割当てられている居室番号との一致が識別されると、第1の居室親機のスピーカ(不図示)から呼出音が放音され第1の住居人に対して来訪者からの呼び出しが報知される点、(4)来訪者からの呼び出しを確認した第1の住居人がハンドセット(不図示)などを取上げて応答操作を行なうと、第2の伝送路L2、制御機2および第1の伝送路L1を介して第1の居室親機3の通話機能と集合玄関機1の通話機能との間に通話ラインが形成される点、(5)集合玄関機1のカメラ13で撮像された来訪者の映像信号が第1の伝送路L1、制御機2および第2の伝送路L2を介して第1の居室親機3へ伝送され、第1の居室親機3のモニタ(不図示)に来客者の映像が映し出される点は、従来の集合住宅インターホンシステムと同様であることから詳細な説明を省略し、ここでは、管理室親機4のディスプレイ41に、住居人情報、詳細情報、外出情報等を表示させる動作等を中心に説明する。
まず、制御機2のメモリ21には、部屋番号、代表住居人名が関連付けて作成されたテーブルが保存されている。なお、このメモリ21には、さらに在/不在情報や外出期間等の詳細情報、宅配の有無の情報等の各種情報も部屋番号や代表住居人名と関連付けて作成されたテーブルも保存することができる。
[実施例1]
最初に、管理人が例えば第1の住居人(「301」号室の「山田太郎」)を呼び出す場合について説明する。
最初に、管理人が例えば第1の住居人(「301」号室の「山田太郎」)を呼び出す場合について説明する。
先ず、管理人が、管理室親機4のタッチパネル42を用いて、集合住宅のレイアウトにしたがってディプレイ41に表示された「301号室」の「山田太郎」をタッチ操作すると、ディプレイ41の第1の居室親機3の住居人情報(301号室の部屋番号、代表住居人の山田太郎)が色表示若しくは点滅表示する。また、それとあわせて当該住居人情報がポップアップ表示される。
ここで、管理人がハンドセットアップ等の所定の操作をすると、管理室親機4から第1の居室番号を含有する呼出信号が第3の伝送路L3、制御機2および第2の伝送路L2を介して第1の居室親機3へ伝送され、第1の居室親機のスピーカ(不図示)から呼出音が鳴動する。これにより、管理人から第1の住居人に対して呼び出しが行なわれる。
この場合、第1の住居人が第1の居室親機3の操作により外出設定していれば、外出中と認識され、図2(b)に示すように、ディプレイ41上に「外出情報」を表示することができ、また、詳細情報がある場合には、「詳細情報有り」のアイコンを表示しておき、当該アイコンをタッチ操作することで、図2(c)に示すように、外出期間等や第1の住居人からのメッセージ等の詳細情報を表示させることもできる。
次に、第1の住居人から管理人を呼び出す場合について説明する。
例えば、第1の住居人(山田太郎)が第1の居室親機3のタッチパネル(不図示)の所定部分をタッチ操作すると、第1の居室親機3から、第1の居室親機3のアドレスを含有する呼出信号が第2の伝送路L2、制御機2および第3の伝送路L3を介して管理室親機4へ伝送される。かかる呼出信号が管理室親機4で検出されると、図2(b)に示すように、管理室親機4のディスプレイ41に表示された住居人情報のうち「301」号室の「山田太郎」の住居人情報が色表示若しくは点滅表示する。また、それとあわせて当該住居人情報がポップアップ表示され、さらに、管理室親機4のスピーカ(不図示)から呼出音が鳴動する。これにより、管理人において、第1の住居人から呼び出しが行なわれていることが瞬時に把握される。
次に、来訪者から例えば留守中の第1の住居人に対して呼び出しが行なわれた場合について説明する。
例えば、第1の住居人が第1の居室親機3において、外出設定をするとともに外出期間の詳細情報を入力すると、第1の居室親機3から第1の居室親機3のアドレスを含有する外出設定情報および外出期間の詳細情報が第2の伝送路L2を介して制御機2へ伝送され、かかる外出設定情報および外出期間の詳細情報がCPU22で検出されると、CPU22の制御により、これらの外出設定情報および外出期間の詳細情報がメモリ21に記憶される。
このような状態において、来訪者が集合玄関機1から留守中の第1の居室親機3に対して呼出操作を行なと、第1の居室番号を含有する呼出信号が第1の伝送路L1を介して制御機2へ伝送され、かかる呼出信号がCPU22で検出されると、制御機2において、第1の居室親機3に係る第1の住居人(山田太郎)が留守であることが検出されるとともに、第1の居室番号を含有する転送信号が第3の伝送路L3を介して管理室親機4へ転送される。
かかる転送信号が管理室親機4で検出されると、前述のように、管理室親機4のディスプレイ41に表示された住居人情報のうち「301」号室の「山田太郎」の住居人情報が色表示若しくは点滅表示する。また、それとあわせて当該住居人情報がポップアップ表示され、さらに、管理室親機4のスピーカから呼出音が鳴動する。また、これとともに、ディスプレイ41上の「転送」および「外出情報」の表示部が色表示若しくは点滅表示することで、かかる呼び出しが集合玄関機1からの「呼出転送」である旨や「外出情報」がある旨が表示され、ここで、管理人がディプレイ41上の「詳細情報有り」のアイコンをタッチ操作することで、図2(c)に示すように、第1の住居人が「2004/8/1〜2004/8/15」の期間中「外出」である旨の詳細情報が表示される。これにより、管理人は、留守中に訪れた来訪者に対して適切な代理応答することができる。
次に、セキュリティセンサ5が作動した場合について説明する。
例えば、第1の居室親機3に接続されたセキュリティセンサ(以下[第1のセキュリティセンサ]という。)5が作動すると、第1の居室親機3から第1のアドレスを含有するセキュリティセンサ信号が第2の伝送路L2を介して制御機2へ伝送され、かかるセキュリティセンサ信号がCPU22で検出されると、第1のセキュリティセンサ5が作動した旨の信号(以下「セキュリティセンサ作動信号」という。)が第3の伝送路L3を介して管理室親機4へ伝送される。
かかるセキュリティセンサ作動信号が管理室親機4で検出されると、管理室親機4のディスプレイ41に第1の住居人の住居人情報が色表示若しくは点滅表示する。また、それとあわせて当該住居人情報がポップアップ表示され、さらに、スピーカから警報音が鳴動する。また、これとともに、ディスプレイ41上の「異常」の表示部が色表示若しくは点滅表示することで、火災等が発生した旨を瞬時に把握することができる。
次に、人感センサ9が作動した場合について説明する。
例えば、各階の非常階段に設置された人感センサ9のうち、5階に設置された人感センサ(以下「第1の人感センサ」という。)9が作動すると、第1の人感センサ9のアドレスを含有する人感センサ信号が第4の伝送路L4を介して制御機2へ伝送され、かかる人感センサ信号がCPU22で検出されると、第1の人感センサ9が作動した旨の信号(以下「人感センサ作動信号」という。)が第3の伝送路L3を介して管理室親機4へ伝送される。
かかる人感センサ作動信号が管理室親機4で検出されると、管理室親機4のディスプレイ41に集合住宅のレイアウトにしたがって表示された「5階非常階段」が色表示若しくは点滅表示する。また、それとあわせて当該非常階段がポップアップ表示され、さらに、スピーカから警報音が鳴動する。これにより、立ち入り禁止区域の5階の非常階段の近傍に不審者が居ることが視覚的に容易に把握することができる。この場合、ディスプレイ41上の集合住宅のレイアウトのうち、監視カメラ10が設置された場所をタッチ操作することで、例えば、図2(d)に示すように、監視カメラ10で撮像された不審者の映像をディスプレイ41に同時に表示させることができ、これにより、防犯性を向上させることができる。
[実施例2]
図3は、本発明の第2の実施例における多棟システム型の集合住宅インターホンシステムのシステム構成図を示している。なお、同図において、図1と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
[実施例2]
図3は、本発明の第2の実施例における多棟システム型の集合住宅インターホンシステムのシステム構成図を示している。なお、同図において、図1と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3において、本発明の第2の実施例における集合住宅インターホンシステムは、例えばA棟、B棟、C棟の各棟にそれぞれ構築された図1に示す集合住宅インターホンシステムと、集合住宅の総合玄関等に設置される集中集合玄関機6と、総合玄関等の近傍等に設置され全棟を管理する集中管理室親機8と、総合玄関等の近傍等に設置され全棟を制御する集中制御機7とを備えている。ここで、各棟に設置された制御機2は第6の伝送路L6を介して集中制御機7に接続され、集中制御機7には第7の伝送路L7を介して集中集合玄関機6が、第8の伝送路L8を介して集中管理室親機8がそれぞれ接続されている。
集中制御機7は、居室親機3で外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、集合玄関機1からの呼び出しを検出し、外出していると判断し、集中管理室親機8若しくは予め定められた1つの居室親機3に呼び出しを転送する制御を行なう。
集中管理室親機8は、全住戸の住居人情報を各棟毎に表示するディスプレイ81と、管理人が呼び出したい住居人情報を選択操作するタッチパネル82とを備えている。
なお、集中集合玄関機6および集中管理室親機8はそれぞれ通話機能を有し、各種設定操作や選択操作に使用されるタッチパネルを備えている。また、集中管理室親機8は、前述の転送呼出の場合に、呼出先の住居人情報を表示するとともに、集合玄関機1からの呼出転送である旨を表示する。
この実施例においても、集中制御機7において、各棟に設置された集合玄関機1、居室親機3および制御機2が制御され、また、集中管理室親機8において、全住戸の住居人情報を各棟毎に表示するディスプレイ81を備えることから、居室親機3で前述のような外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、集中制御機7において、集合玄関機1からの呼出を検出することで外出していると判断され、集中管理室親機8若しくは予め定められた1つの居室親機3に呼び出しを転送する制御を行なうことができ、また、転送呼出の場合には、集中管理室親機8のディプレイ81に、呼出先の住居人情報を表示するとともに、集合玄関機1からの呼出転送である旨を表示させることができる。
さらに、人感センサ9が感知した場合には、集中管理室親機8に表示される集合住宅のレイアウトで感知した場所を視認可能に表示させることができ、さらに、人感センサ9が感知したとき、集合住宅のレイアウトのうち監視カメラ10が設置された場所をタッチ操作することで監視カメラ10の映像を表示させることができる。
さらに、人感センサ9が感知した場合には、集中管理室親機8に表示される集合住宅のレイアウトで感知した場所を視認可能に表示させることができ、さらに、人感センサ9が感知したとき、集合住宅のレイアウトのうち監視カメラ10が設置された場所をタッチ操作することで監視カメラ10の映像を表示させることができる。
本発明は、特許請求の範囲内で、次のように、変更、修正を加えることができる。
第1に、前述の実施例においては、住居人情報や非常階段等を色表示若しくは点滅表示させるとともに、それとあわせてポップアップ表示しているが、色表示、点滅表示およびポップアップ表示の何れか一つの表示で識別してもよい。
第2に、前述の実施例においては、来訪者が留守中の住居人を呼び出した場合、管理室親機4のスピーカのみから呼出音を鳴動させているが、管理室親機4のスピーカのみならず、呼出先の居室親機3のスピーカからも呼出音を鳴動させてもよい。
第3に、前述の実施例においては、管理室親機4のディスプレイ41上に、全ての階を1画面で表示しているが、各階ごとに表示し、切替ボタンでディスプレイ41上の表示を切り替えるようにしてもよい。
第4に、メモリ21は制御機2に設けるものに限定されず、管理室親機4または集中管理室親機8に設けてもよい。
1・・・集合玄関機
2・・・制御機
21・・・メモリ
22・・・CPU
3・・・居室親機
4・・・管理室親機
41・・・ディスプレイ
42・・・タッチパネル
5・・・セキュリティセンサ
7・・・集中制御機
8・・・集中管理室親機
81・・・ディスプレイ
9・・人感センサ
10・・・監視カメラ
2・・・制御機
21・・・メモリ
22・・・CPU
3・・・居室親機
4・・・管理室親機
41・・・ディスプレイ
42・・・タッチパネル
5・・・セキュリティセンサ
7・・・集中制御機
8・・・集中管理室親機
81・・・ディスプレイ
9・・人感センサ
10・・・監視カメラ
Claims (14)
- 集合住宅の集合玄関に設置される集合玄関機(1)と、前記集合住宅の居室に設置され前記集合玄関機からの呼出に応答して通話を行なう居室親機(3)と、前記集合住宅の管理室に設置され前記居室親機と呼出、通話を行なう管理室親機(4)と、前記集合玄関機、前記居室親機、前記管理室親機を制御する制御機(2)とを備え、
前記制御機には、前記居室の部屋番号、代表住居人名等の住居人情報が記憶されるメモリ(21)を備え、
前記管理室親機は、前記住居人情報を居室単位で表示するディスプレイ(41)と、管理人が呼び出したい住居人情報を選択操作するタッチパネル(42)とを備え、
前記制御機は、前記管理室親機でハンドセットアップ等の所定の操作を行なうことにより前記選択操作を行なった居室親機を呼び出すCPU(22)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 前記管理室親機は、タッチパネルによる選択操作を行なった場合または前記居室親機から呼び出された場合に、前記選択操作を行なった居室親機または呼出操作が行なわれた居室親機の住居人情報を色表示、点滅表示、ポップアップ表示等により前記ディスプレイ上に識別可能に表示することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記住居人情報は、集合住宅のレイアウトにしたがって表示されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記管理室親機は、タッチパネルによる選択操作を行なった場合または前記居室親機から呼び出された場合に、さらに詳細表示操作を行なうことにより前記居室親機にて予め入力された緊急連絡先等の詳細情報を表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記居室親機にて外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、外出期間中は前記ディスプレイ上で表示されている前記住居人情報に追加表示されることを特徴とする請求項4記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記詳細情報が入力された場合に、前記ディスプレイ上で表示されている前記住居人情報に詳細情報がある旨を視認させる追加表示がなされることを特徴とする請求項4または請求項5記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記制御機は、前記外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、前記集合玄関機からの呼出を検出することで外出していると判断し、前記管理室親機若しくは予め定められた1つの居室親機に呼出を転送する制御を行なうことを特徴とする請求項4乃至請求項6何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記管理室親機は、前記転送呼出の場合に、呼出先の住居人情報を表示するとともに、前記集合玄関機からの呼出転送である旨を表示することを特徴とする請求項7記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記居室親機には、火災センサ等のセキュリティセンサ(5)が接続され、
前記セキュリティセンサが異常を検出したときには、前記居室親機から前記管理室親機に移報出力され、
前記管理室親機は、前記居室親機のセキュリティセンサが異常を検出したことを前記住居人情報とあわせて表示することを特徴とする請求項1乃至請求項8何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 各棟の集合住宅の集合玄関に設置される集合玄関機(1)と、前記集合住宅の居室に設置され前記集合玄関機からの呼出に応答して通話を行なう居室親機(3)と、前記集合玄関機、前記居室親機を制御する制御機(2)と、前記制御機に接続され各棟の前記集合玄関機、前記居室親機、前記制御機を制御する集中制御機(7)と、前記集中制御機に接続される集中管理室親機(8)とを備え、
前記集中管理室親機は、全住戸の住居人情報を各棟毎に表示するディスプレイ(81)を備えることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 前記居室親機で前記外出情報が入力された場合または施錠等の外出操作がされた場合に、前記集中制御機は、前記集合玄関機からの呼出を検出することで外出していると判断し、前記集中管理室親機若しくは予め定められた1つの居室親機に呼び出しを転送する制御を行なうことを特徴とする請求項10記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記集中管理室親機は、前記転送呼出の場合に、呼出先の住居人情報を表示するとともに、前記集合玄関機からの呼出転送である旨を表示することを特徴とする請求項10または請求項11記載の集合住宅インターホンシステム。
- 非常階段、屋上入り口等の所定場所に人感センサ(9)を備え、前記人感センサが感知したときに、前記管理室親機または前記集中管理室親機に表示される集合住宅のレイアウトで感知した場所を視認可能に表示することを特徴とする請求項3乃至請求項12何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
- 非常階段、屋上入り口等の所定場所に監視カメラ(10)を備え、前記人感センサが感知したとき、または前記集合住宅のレイアウトのうち前記監視カメラが備えられた設置場所をタッチ操作することで前記監視カメラの映像が表示されることを特徴とする請求項3乃至請求項13何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
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JP2017183769A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
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- 2004-09-30 JP JP2004286614A patent/JP2006101328A/ja active Pending
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