JP2006004678A - 固体電解質形燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 隔離セパレータ及び単セルが破損しにくく、ガスシール性が高い固体電解質形燃料電池を提供することを課題とする。
【解決手段】 本固体電解質形燃料電池は、燃料極と、該燃料極の一面側に設けられた固体電解質層と、該固体電解質層の一面側に設けられた空気極層とを積層した平板状の単セルを備え、該単セルの2つの側面が交差する側方角部は、面取りされていることを特徴とする。
また、上記単セルの隔離セパレータと接合される平面を含む上方角部は、面取りすることができる。更に、上記隔離セパレータは、その周縁部が貫通孔を具備する枠体に固定されており、該枠体の内側端部から貫通孔の外縁までの最短距離Wを一定以上とすることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、セパレータの損傷を防止することで長期使用しても接合部からガスが漏れにくい単セルを備える固体電解質形燃料電池に関する。本発明は、各種の構造を備える固体電解質形燃料電池において広く利用することができる。
固体電解質形燃料電池(以下、「SOFC」と略記することもある。)は、低温で発電できるようになってきており、近年では、ステンレス鋼等を用いた隔離セパレータを用いて燃料ガスと支燃性ガスとを隔離している。また、隔離セパレータは、軽量等の要望のために、薄く形成されることが多い。
しかし、薄い隔離セパレータは、固体電解質層、燃料極及び空気極等から構成されるセラミックスの単セルと接触をして破損し、破損箇所からガスが混合してしまう場合がある。このために、薄い隔離セパレータであっても破損しにくくする手段が望まれていた。また、単セルが隔離セパレータに接触した際に、単セルの一部が欠ける等の破損を起こす場合がある。
更に、図9に示すように枠体82に配管のための貫通孔803を設けることがあるが、枠体82の内側端部から貫通孔803の外縁までの最短距離Wが他の部位と比較して短いため、その周辺のガスシール性を高めることが望まれていた。
本発明は、上記問題点を解決するものであり、隔離セパレータ及び単セルが破損しにくく、ガスシール性が高い固体電解質形燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の固体電解質形燃料電池は、以下の通りである。
1.燃料極と、該燃料極の一面側に設けられた固体電解質層と、該固体電解質層の一面側に設けられた空気極層とを積層した平板状の単セルを備え、該単セルの2つの側面が交差する側方角部は、面取りされていることを特徴とする固体電解質形燃料電池。
2.上記単セルの隔離セパレータと接合される平面を含む上方角部は、面取りされている上記1.に記載の固体電解質形燃料電池。
3.上記側方角部の面取り部分は丸められており、その半径Rは、0.25mm以上である上記1.又は2.に記載の固体電解質形燃料電池。
4.上記側方角部の面取り部分は斜面で構成されており、該面取りの深さCは、0.25mm以上である上記1.又は2.に記載の固体電解質形燃料電池。
5.上記隔離セパレータは、その周縁部が貫通孔を具備する枠体に固定されており、該枠体の内側端部から貫通孔の外縁までの最短距離Wは2.4mmである上記1.乃至4.のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池。
本発明の固体電解質形燃料電池は、単セルの側方角部を面取りしたため、単セルが隔離セパレータに接触して、隔離セパレータが破損したり、単セルが欠けたりすることを防止することができる。
単セルの上方角部を面取りする場合は、隔離セパレータが破損したり、単セルが欠けたりすることを防止することができる。
丸められている面取り部分の丸め半径を所定の範囲にする場合は、隔離セパレータ及び単セルの破損を適切に防止できる面取り部分とすることができる。
斜面を形成する面取り部分の斜面の長さを所定の範囲にする場合は、隔離セパレータ及び単セルの破損を適切に防止できる面取り部分とすることができる。
枠体に貫通孔が設けられており、枠体の内側端部から貫通孔の外縁までの最短距離Wを一定以上にする場合は、枠体と隔離セパレータとのガスシール性を向上させることができる。
以下、本発明の固体電解質形燃料電池を図1〜9を用いて詳細に説明する。
1.固体電解質形燃料電池の構成
本発明の固体電解質形燃料電池1の一例を図1〜5に示す。この固体電解質形燃料電池1は燃料極支持型であり、燃料極12、固体電解質層11及び空気極13がこの順に積層される平板状の単セル100を備える。また、燃料極12と空気極13の間が隔離セパレータ23で隔離される構造である。更に、例示したものは燃料極12が固体電解質層11及び空気極13を支持する燃料極支持型であるが、これに限らず固体電解質層11又は空気極13が他の層を支持する構成としてもよい。
また、固体電解質形燃料電池1は、各種の構造のものがあり、例えば複数の発電層10が金属製のセル間セパレータ21を介して積層され、形成されているものを挙げることができる。この燃料電池1において各々の発電層10は単セル100を備える。
更に、各々の単セル100の燃料極12及び空気極13とセル間セパレータ21とは、それぞれ燃料極側集電体41及び空気極側集電体42により電気的に接続することができる。また、各々の発電層10は、燃料ガスの流路と、支燃性ガスの流路とを隔離するための隔離セパレータ23を備える。更に、各発電層10は、枠体81〜86によって挟さみこまれるように固定される。また、電気的に絶縁するため、セラミック等の絶縁体からなる絶縁板7等が、積層方向の所定部分に配設されることもある。
上記「単セル」は、燃料極12、固体電解質層11及び空気極13の積層体である。また、固体電解質層11と空気極13との間等に反応防止層等を設けることができる。
この単セルは通常四角形状の平板であるがこれに限られず、五角形、六角形等の多角形板であってもよい。また、正多角形に限られず、任意の形状に変形したものであっても良い。
この単セルが具備する「側方角部」は、面取りされている。側方角部は、単セル100の積層方向に対して略平行の面である2つの側面が交差する位置に該当する部位である。また、上記「面取り」は、丸みを持ったもの(例えば、図5の側方角部101aを参照)でもよいし、斜面(例えば、図7の角部101bを参照。)でもよい。
丸められた側方角部の面取り部分の丸め半径Rは、0.25mm以上(特に好ましくは0.28mm以上、更に好ましくは0.3mm以上)が好ましい。また、斜面で構成された側方角部の面取り部分の深さCは、0.25mm以上(特に好ましくは0.28mm以上、更に好ましくは0.3mm以上)が好ましい。これらの面取りとすることで、隔離セパレータ及び単セルの破損を適切に防止できる面取り部分とすることができる。また、丸め半径R及び面取り部分の深さCは、単セルの形状が略円形にならない任意の大きさ以下にすることができるが、通常は単セルの長さの3分の1以下とすることができる。例えば、単セルの大きさが100mm〜250mm角である場合、丸め半径R及び面取り部分の深さCは、33〜83mm以下が好ましいとすることができる。
この単セルが具備する「上方角部」は、面取りされたものとすることができる。上方角部は、単セルの隔離セパレータと接合される面の周縁に該当する(例えば、図2、3の上方角部102を参照。)。また、上記面取り形状は、丸みを持ったものでもよいし、斜面でもよい。
丸められた上方角部の面取り部分の丸め半径Rは、0.25mm以上(特に好ましくは0.28mm以上、更に好ましくは0.3mm以上)が好ましい。また、斜面で構成された上方角部の面取り部分の深さCは、0.25mm以上(特に好ましくは0.28mm以上、更に好ましくは0.3mm以上)が好ましい。これらの面取りとすることで、隔離セパレータ及び単セルの破損を適切に防止できる面取り部分とすることができる。また、丸め半径R及び面取り部分の深さCは、単セルの厚さ以下の任意の大きさにすることができるが、通常は単セルの厚さの2分の1以下とすることができる。
固体電解質層11は、ZrO、BaCeO3系酸化物、及びLaGaO3系酸化物のうち、少なくとも一つからなることが好ましい。また、これらのうち、ZrO系酸化物を用いた固体電解質が特に好ましい。
この固体電解質層11は、本固体電解質形燃料電池1の動作時に燃料極12に導入される燃料ガス又は空気極13に導入される支燃性ガスのうち一方の少なくとも一部をイオンとして移動させることができるイオン伝導性を有する。どのようなイオンを伝導することができるかは特に限定されないが、イオンとしては、例えば、酸素イオン及び水素イオン等が挙げられる。
尚、この固体電解質層11の厚さは電気抵抗と強度とを勘案し、5〜100μm、特に5〜50μm、更には5〜30μmとすることができる。
燃料極12は水素源となる燃料ガスと接触し、単セル100における負電極として機能する。また、燃料極12は、Ni及びFe等の金属の酸化物(NiO、Fe23等)と、ジルコニア系セラミック(好ましくはイットリア等により安定化又は部分安定化されたジルコニア)、セリア及び酸化マンガン等のセラミックとの混合物などを用いることができる。更に、各種の金属、及び金属とセラミックとの混合物などを用いることもできる。
金属としては、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru、Rh、Ni及びFe等の金属又は2種以上の金属を含有する合金が挙げられる。また、金属とセラミックとの混合物としては、これらの金属又は合金と、ジルコニア系セラミック(好ましくはイットリア等により安定化又は部分安定化されたジルコニア)、セリア及び酸化マンガン等との混合物などが挙げられる。これらのうちでは、酸化ニッケル(SOFCの作動時には還元されてNiとなる。)と、ジルコニア系セラミックとの混合物が好ましく、このジルコニア系セラミックが、希土類元素の酸化物、特にY23、Sc23を用いて安定化又は部分安定化されたものであることがより好ましい。
また、燃料極12の平面形状は特に限定されない。更に、燃料極12の厚さは特に限定されないが、0.5〜5mm、特に1〜3mm、更に1.2〜2.5mmとすることができる。燃料極12の厚さが0.5〜5mmであれば、固体電解質層等を支持するための十分な機械的強度等を有する支持基板とすることができる。
空気極13は、各種の金属、金属の酸化物、金属の複酸化物等を用いることができる。例えばLa1−xSrMnO系複合酸化物等により形成することができる。この空気極13は、酸素源となる支燃性ガスと接触し、単セル100における正電極として機能する。
また、空気極13の形成に用いる材料はLa1−xSrMnO系複合酸化物に限定されず、固体電解質形燃料電池1の使用条件等により適宜選択することができる。この材料としては、例えば、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru及びRh等の金属が挙げられる。これらの金属は1種のみでもよいし、2種以上の金属の合金でもよい。更に、La、Sr、Ce、Co、Mn及びFe等の酸化物(例えば、La、SrO、Ce、Co、MnO及びFeO等)が挙げられる。また、La、Pr、Sm、Sr、Ba、Co、Fe及びMn等のうちの少なくとも1種を含有する各種の複合酸化物(例えば、La1−xSrFeO系複酸化物、La1−xSrCo1−yFe系複酸化物、La1−xSrMnO系複酸化物、Pr1−xBaCo1−yFe系複酸化物及びSm1−xSrCo1−yFe系複酸化物等)が挙げられる。
この空気極13の厚さは特に限定されないが、10〜100μm、特に15〜70μm、更に20〜50μmであることが好ましい。空気極13の厚さが10〜100μmであれば、電極として十分に機能し、且つ厚すぎて焼成時に剥離することもない。
燃料極側集電体41の材質は、金属が好ましく、例えばNi又はNi基合金等により形成することができる。この燃料極側集電体41の形態は、多孔体、発泡体及び金属繊維からなるフェルト又はメッシュ等を挙げることができる。
空気極側集電体42の材質は、金属及び導電性セラミックを用いることができる。この金属としては、燃料極側集電体41と同様のものを用いることができるが、非弾性の緻密な板状体であってもかまわない。
空気極側集電体42は一面で空気極13と接触し、他面でセル間セパレータ21と接触するように設けることができる。また、セル間セパレータ21と接触する面の少なくとも一部において、空気極側集電体42及びセル間セパレータ21をロウ材等の導電性接合材を用いて接合することができる。このような接合材は、空気極側集電体42とセル間セパレータ21とを密着させ、安定して接触させ、接触抵抗が増大することを防止することができる限り特に限定されない。
尚、固体電解質形燃料電池1では、空気極側集電体42とセル間セパレータ21との間等、同様に接合材等により気密にシールする必要のある部分が多くあり、これらの接合操作の際に同時に接合することができる。また、ガラス接合を用いることもできる。
更に、これらの集電体41、42は1種の材料のみからなっていてもよく、2種以上の材料からなっていてもよい。また、異なる材料からなるブロックの集合体であってもよい。
上記「隔離セパレータ」は、用途に合わせて任意の金属を選択することができる。例えば、固体電解質形燃料電池の隔離セパレータとして用いる場合は、使用時の温度である500〜900℃の範囲で劣化することなく、燃料ガス及び支燃性ガスが混合しないように隔離することができる金属を選択することができる。このような金属として、ステンレス鋼、ニッケル基合金及びクロム基合金を例示することができる。
ステンレス鋼としては、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼、オーステナイト系ステンレス鋼が挙げられる。フェライト系ステンレス鋼としては、SUS430以外に、SUS434及びSUS405等が挙げられる。マルテンサイト系ステンレス鋼としては、SUS403、SUS410及びSUS431等が挙げられる。オーステナイト系ステンレス鋼としては、SUS201、SUS301、SUS305等が挙げられる。更に、ニッケル基合金としては、インコネル600、インコネル718、インコロイ802等が挙げられる。クロム基合金としては、Ducrlloy CRF(94Cr5Fe1Y)等が挙げられる。これらの各種の耐熱合金は、それぞれ固体電解質形燃料電池の用途等によって選択することができる。
隔離セパレータは、その周縁部を枠体によって挟持するように固定されるが、その固定幅は、5mm以上(特に好ましくは6mm以上、更に好ましくは7mm以上)が好ましい。5mm以下であると、十分なガスシール性が得られないからである。また、固定幅の最大値は特に限定されないが、通常用いられる100〜250mm角の単セルの場合は、25mm以下(特に好ましくは20mm以下、更に好ましくは18mm以下)が好ましい。
特に、枠体の角部に燃料ガス導入管91、燃料ガス排気管92、支燃性ガス導入管93及び支燃性ガス排気管94等を貫通させるための貫通孔を設ける場合、該枠体の内側端部から貫通孔の外縁までの最短距離Wが2.5mm以上(特に好ましくは2.6mm以上、更に好ましくは2.7mm以上)となるように枠体の内側の角部を面取りにするのが好ましい(図4、5に例示する枠体角部801a、図6、7に例示する枠体角部801bを参照)。この枠体角部の面取り形状は、丸みを持ったものでもよいし、斜面でもよい。また、最短距離Wの最大値は特に限定されないが、通常用いられる100〜250mm角の単セルの場合は、10mm以下(特に好ましくは9mm以下、更に好ましくは7mm以下)が好ましい。
この枠体の材質は特に限定されず、金属及びセラミックス等を用いることができる。これらのうち、通常は金属、特に、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金等の耐熱合金が用いられる。
更に、枠体の角部以外に燃料ガス導入管91等が設けられている場合は、燃料ガス導入管91等の周縁に該枠体の内側端部から貫通孔の外縁までの最短距離Wが2.5mm以上(特に好ましくは2.6mm以上、更に好ましくは2.7mm以上)となる延伸部を設けることが好ましい(図8に例示する延伸部802を参照)。
セル間セパレータ21の材質は金属、特に、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金等の耐熱合金により形成される。尚、セル間セパレータ21の上面に更に他の発電層が積層されない場合は、蓋部材22として機能し、セル間セパレータ21の下面に更に他の発電層が積層されない場合は底部材26として機能する。
更に、固体電解質形燃料電池1の構造によっては、燃料ガス又は支燃性ガスの流路が形成されたセル間セパレータ21を用いることができる。
上記枠体81〜86の材質は特に限定されないが、金属、特に、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金等の耐熱合金により形成される。
燃料ガスは、水素、水素源となる炭化水素、水素と炭化水素との混合ガス、及びこれらのガスを所定温度の水中を通過させ加湿した燃料ガス、これらのガスに水蒸気を混合させた燃料ガス等が挙げられる。炭化水素は特に限定されず、例えば、天然ガス、ナフサ、石炭ガス化ガス等が挙げられる。更に、メタン、エタン、プロパン、ブタン及びペンタン等の炭素数が1〜10、好ましくは1〜7、より好ましくは1〜4の飽和炭化水素、並びにエチレン及びプロピレン等の不飽和炭化水素を主成分とするものが好ましく、飽和炭化水素を主成分とするものが更に好ましい。これらの燃料ガスは1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。また、50体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスを含有していてもよい。
支燃性ガスは、酸素と他の気体との混合ガス等が挙げられる。また、この混合ガスには80体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスが含有されていてもよい。これらの支燃性ガスのうちでは安全であって、且つ安価であるため空気(約80体積%の窒素が含まれている。)が好ましい。
以下、実施例により本発明の固体電解質形燃料電池1を具体的に説明する。
1.固体電解質形燃料電池1の構造
(1)単セル100及び各種セパレータ等
本実施例1の固体電解質形燃料電池は図1〜3に示すように、3個の発電層10(10a、10b、10c)が積層されている。また、隔離セパレータ23は撓みのない水平の状態で配設されている。尚、発電層10の数は3に限られず、1以上の任意の数で構成することができる。
この固体電解質形燃料電池1では、3個の発電層10a〜10cがセル間セパレータ21を介して積層されている。各々の発電層10が備える単セル100は、燃料極12を基体とし、その上に固体電解質層11及び空気極13が積層されている。
また、単セル100は、図5に示すように略四角形状で150mm角の平板であり、側方角部101aが丸めによる面取りがされている。また、図2、3に示すように、上方角部102が丸めによる面取りがされている。これらの丸め半径Rは、側方角部101aでは3mm、上方角部102では0.5mmである。
固体電解質層11は、8YSZからなり、平面形状が正方形であり、厚さが30μmである。
燃料極12は、Ni及び8YSZとからなり、平面方向の形状、寸法が固体電解質層11と同じであり、厚さが2mmである。
空気極13は、LSM(La0.8Sr0.2MnO3)からなり、平面方向の形状が固体電解質層11と同じであり、寸法が固体電解質層11より小さく、厚さが30μmである。
上部の発電層10aは、セル間セパレータ21の上面に配設されたニッケルフェルトからなる燃料極側集電体41、単セル100、インコネル繊維メッシュからなる空気極側集電体42及び蓋部材22をこの順に備える。この空気極側集電体42と蓋部材22とは、これらが接触する面の全面において、ロウ付けがされており、接合部6が形成されている。
また、上部発電層10aは、それぞれ接合部6を介して下面が固体電解質層11及び金属製枠体82と接合され、上面が絶縁性セラミックであるMgO−MgAl焼結体からなる絶縁板7及び金属製枠体81を介して蓋部材22と接合されている隔離セパレータ23を更に有する。
中間部の発電層10bは、セル間セパレータ21の上面に配設された燃料極側集電体41、単セル100及び空気極側集電体42をこの順に備える。この空気極側集電体42は、セル間セパレータ21の下面と上部発電層10aの場合と同様にしてロウ付けされ、接合部6が形成されている。
また、中間部発電層10bは、それぞれ接合部6を介して下面が固体電解質層11及び金属製枠体84と接合され、上面が絶縁板7及び金属製枠体83を介してセル間セパレータ21と接合されている隔離セパレータ23を更に有する。
下部の発電層10cは、底部材26の上面に配設された燃料極側集電体41、単セル100及び空気極側集電体42をこの順に備える。この空気極側集電体42は、セル間セパレータ21の下面と上部発電層10aの場合と同様にしてロウ付けされ、接合部6が形成されている。
また、下部発電層10cは、それぞれ接合部6を介して下面が固体電解質層11及び金属製枠体86と接合され、上面が絶縁板7及び金属製枠体85を介してセル間セパレータ21と接合されている隔離セパレータ23を更に有する。
セル間セパレータ21、蓋部材22、隔離セパレータ23、底部材26及び金属製枠体81〜86は、いずれもSUS430によって形成されている。単セルと、それぞれ熱膨張率が略一致する耐熱合金であるからである。更に、隔離セパレータ23の大きさは250mm角、厚さは0.2mmである。
更に、蓋部材22と金属製枠体81、上部発電層用隔離セパレータ23と金属製枠体82、金属製枠体82とセル間セパレータ21、セル間セパレータ21と金属製枠体83、中間発電層用隔離セパレータ23と金属製枠体84、金属製枠体84とセル間セパレータ21、セル間セパレータ21と金属製枠体85、下部発電層用隔離セパレータ23と金属製枠体86、金属製枠体86と底部材26はそれぞれ接合材により接合され、接合部6が形成されている。また、各金属製枠体と絶縁板7、隔離セパレータ23と絶縁板7もそれぞれ接合材により接合され、接合部6が形成されている。
隔離セパレータ23と単セル100との接合代の幅は10mmである。また、隔離セパレータ23の端から16mmの幅の周縁部を金属製枠体81〜86によって挟持されている。更に、金属製枠体81〜86の四隅には図4、5に示すように、燃料ガス導入管91、燃料ガス排気管92、支燃性ガス導入管93及び支燃性ガス排気管94を貫通させるための貫通孔803が設けられているが、内側端部の枠体角部801aを丸めによる面取りがされているため、貫通孔の外縁までの最短距離Wを2.4mm以上として、十分なガスシール性を備えることができる。
(2)ガス導入管及び排出管等
上部発電層10aにおいて図2に示すように、上部発電層10aの隔離セパレータ23とセル間セパレータ21との間に形成された空間には、上部発電層10aの燃料極12に燃料ガスを導入するための燃料ガス導入管91が開口している。また、この空間の燃料ガス導入管91の開口部と対向する側には、上部発電層10aの燃料極12から燃料ガスを排出するための燃料ガス排出管92が開口している。更に、図3に示すように、蓋部材22と隔離セパレータ23との間に形成された空間には、上部発電層10aの空気極13に支燃性ガスを導入するための支燃性ガス導入管93が開口している。また、この空間の支燃性ガス導入管93の開口部と対向する側には、上部発電層10aの空気極13から支燃性ガスを排出するための支燃性ガス排出管94が開口している。
また、中間部発電層10bにおいて図2に示すように、隔離セパレータ23とセル間セパレータ21との間に形成された空間には、中間部発電層10bの燃料極12に燃料ガスを導入するための燃料ガス導入管91が開口している。更に、この空間の燃料ガス導入管91の開口部と対向する側には、中間部発電層10bの燃料極12から燃料ガスを排出するための燃料ガス排出管92が開口している。また、図3に示すように、セル間セパレータ21と隔離セパレータ23との間に形成された空間には、中間部発電層10bの空気極13に支燃性ガスを導入するための支燃性ガス導入管93が開口している。更に、この空間の支燃性ガス導入管93の開口部と対向する側には、中間部発電層10bの空気極13から支燃性ガスを排出するための支燃性ガス排出管94が開口している。
更に、下部発電層10cにおいて図2に示すように、隔離セパレータ23と底部材26との間に形成された空間には、下部発電層10cの燃料極12に燃料ガスを導入するための燃料ガス導入管91が開口している。また、この空間の燃料ガス導入管91の開口部と対向する側には、下部発電層10cの燃料極12から燃料ガスを排出するための燃料ガス排出管92が開口している。更に、図3に示すように、セル間セパレータ21と隔離セパレータ23との間に形成された空間には、下部発電層の空気極13に支燃性ガスを導入するための支燃性ガス導入管93が開口している。また、この空間の支燃性ガス導入管93の開口部と対向する側には、下部発電層10cの空気極13から支燃性ガスを排出するための支燃性ガス排出管94が開口している。
また、各発電層10a〜10cの各々に燃料ガス又は支燃性ガスを導入し、又は排出するためのそれぞれの管は、本管に側管が取り付けられた構造であり、各発電層10a〜10cの各々の単セルに燃料ガス及び支燃性ガスが同時に導入され、且つ排出される。更に、燃料ガス導入管と燃料ガス排出管、及び支燃性ガス導入管と支燃性ガス排出管は、この実施例1の場合は、燃料ガス及び支燃性ガスがそれぞれ対向方向に流通するような位置に取り付けられている。これにより、各発電層10a〜10cのそれぞれの単セル100の各々の燃料極と燃料ガス、及び空気極と支燃性ガスをそれぞれ効率よく接触させることができる。
2.燃料ガス及び支燃性ガス
実施例1の固体電解質形燃料電池を用いて発電させる場合、燃料極側には燃料ガスを導入し、空気極側には支燃性ガスを導入する。
3.固体電解質形燃料電池の発電及び電力の取り出し
この固体電解質形燃料電池1は、上部発電層10aの空気極13が、空気極側集電体42を介して蓋部材22に電気的に接続されている。上部発電層10aの燃料極12は、燃料極側集電体41を介してセル間セパレータ21と電気的に接続されている。また、このセル間セパレータ21は、空気極側集電体42を介して中間部発電層10bの空気極13と接続されている。更に、中間部発電層10bの燃料極12は、燃料極側集電体41を介してセル間セパレータ21と電気的に接続されている。また、このセル間セパレータ21は、空気極側集電体42を介して下部発電層10cの空気極13と電気的に接続されている。更に、下部発電層10cの燃料極12は、燃料極側集電体41を介して底部材26に電気的に接続されている。このように発電層10a〜10cは各々直列に接続されており、蓋部材22及び底部材26から電力を取り出すことができる。
また、本固体電解質形燃料電池1を所定の動作温度に昇温させ、燃料ガス導入管91に水素等の燃料ガスを導入して燃料極12と接触させ、支燃性ガス導入管93に空気等の支燃性ガスを導入して空気極13と接触させることにより、燃料電池として機能することができる。
本固体電解質形燃料電池1は、3個の単セルがそれぞれ燃料極支持型であり、この構造の場合、500℃以上の動作温度でも電流を取り出すことができる。
4.破損性の評価
面取りの有無による固体電解質形燃料電池の隔離セパレータ23及び単セル100の破損しやすさの違いを評価するために、隔離セパレータ23、単セル100及び金属枠体84等を接合したセラミックス接合体の作製時の破損数によって評価した。
このセラミックス接合体は、図4、5に示すように、金属製枠体83、絶縁板7、単セル100が接合された隔離セパレータ23、及び金属製枠体84を積層し、接合部6を介して接合して作製されたものである。また、比較例として、図9に示す面取りがされていないセラミックス接合体を同様に作製した。尚、単セル100等の形状及び材質は、上記「1.固体電解質形燃料電池1の構造」で説明したものと同じである。
このようなセラミックス接合体を面取りの形状(丸め又は斜面)及び面取りの大きさを変えた実施例と、比較例とをそれぞれ100個作製し、隔離セパレータ23にガス漏れにつながる孔等が生じた破損品が何個あるかどうかを調べた。また、面取りは、側方角部及び上方角部を、同じ形状及び同じ大きさ(丸め半径R、深さC)で行った。更に、面取りの大きさは、側方角部及び上方角部の面取り大きさの平均値が、0.25〜0.27mm、0.28〜0.29mm、0.3〜0.4mmの3つの範囲のものを用いた。
破損品かどうかの判断は、ヘリウムリークディテクタ(ライボルト株式会社製UL500)を用い、リーク量が1×10−9Pa・m/sec以上の場合を破損品とすることで行った。この結果を表1に示す。
Figure 2006004678
表1に示すように、面取りを行わなかった比較例では、100個のうち62個破損していたが、0.25〜0.27mmの丸めの面取りを行ったところ16個まで破損品が何個を大幅に減らすことができた。また、0.28〜0.29mmでは9個となり、0.3〜0.4mmでは破損品が見られなかった。更に、斜面の面取りでは、0.25〜0.27mmでは13個、0.28〜0.29mmでは10個、0.3〜0.4mmでは2個と、丸めの面取りと同様の効果が得られた。
以上より、側方角部101a及び上方角部102の面取りを行うことで、隔離セパレータ23が破損したり、単セル100が欠けたりすることを防止することができることが分かった。
また、枠体角部801aを備え、金属製枠体81〜86の内側端部から貫通孔803の外縁までの最短距離Wを一定以上にすることで、十分なガスシール性を得られることが分かった。
尚、本発明では上記の実施例に限られず、目的、用途等によって本発明の範囲内において種々変更した実施例とすることができる。例えば、本実施例では、丸みを持った面取りを備える側方角部101a及び上方角部102としたが、これに限られず、斜面を備えた面取りを備える側方角部101b(図7を参照)及び上方角部(図示せず)とすることができる。また、枠体角部も、丸みを持った面取りを備える枠体角部801aに限られず、図6、7に示す斜面を枠体角部801bとすることができる。
蓋部材、各セパレータ、底部材を形成するステンレス鋼としては、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼、オーステナイト系ステンレス鋼が挙げられる。フェライト系ステンレス鋼としては、SUS430以外に、SUS434、SUS405等が挙げられる。マルテンサイト系ステンレス鋼としては、SUS403、SUS410及びSUS431等が挙げられる。オーステナイト系ステンレス鋼としては、SUS201、SUS301、SUS305等が挙げられる。更に、ニッケル基合金としては、インコネル600、インコネル718、インコロイ802等が挙げられる。クロム基合金としては、Ducrlloy CRF(94Cr5Fe1Y)等が挙げられる。これらの各種の耐熱合金は、それぞれ積層体の用途等によって選択することができる。
空気極は、単セルの強度を支持する基板として形成することもできる。空気極支持型である場合は、空気極の厚さは固体電解質層の20倍以上の厚さであることが好ましい。20倍未満であると単セルの機械的強度が不十分となる傾向にある。この空気極の厚さは200〜3000μm、特に500〜2000μmであることが好ましい。200μm未満であると基板として有効に機能せず、3000μmを越えると、体積当たりの発電効率が低下する傾向にある。一方、燃料極支持型である場合は、空気極の厚さは10〜100μm、特に20〜50μmであることが好ましい。10μm未満であると電極として十分に機能しないことがあり、100μmを越えると固体電解質層から剥離することがある。
本セラミックス接合体を用いた固体電解質形燃料電池の構成を説明するための模式斜視図である。 本セラミックス接合体を用いた固体電解質形燃料電池の構成を説明するための図1におけるA−A断面図である。 本セラミックス接合体を用いた固体電解質形燃料電池の構成を説明するための図1におけるB−B断面図である。 金属製枠体、隔離セパレータ及び単セルが接合され、丸めの面取りがされた接合体の外観を示す模式斜視図である。 金属製枠体、隔離セパレータ及び単セルが接合され、丸めの面取りがされた接合体の外観を示す模式底面図である。 金属製枠体、隔離セパレータ及び単セルが接合され、斜面状の面取りがされた接合体の外観を示す模式斜視図である。 金属製枠体、隔離セパレータ及び単セルが接合され、斜面状の面取りがされた接合体の外観を示す模式底面図である。 金属製枠体、隔離セパレータ及び単セルが接合され、延伸部が設けられた接合体の外観を示す模式底面図である。 従来の金属製枠体、隔離セパレータ及び単セルが接合された接合体の外観を示す模式底面図である。
符号の説明
1;固体電解質形燃料電池、10;発電層、100;単セル、101a、101b;側方角部、102;上方角部、11;固体電解質層、12;燃料極、13;空気極、21;セル間セパレータ、22;蓋部材(セル間セパレータ)、23;隔離セパレータ、26;底部材(セル間セパレータ)、31;燃料ガスの流路、32;支燃性ガスの流路、33;枠取り付け位置、34;単セル接触位置、41;燃料極側集電体、42;空気極側集電体、6;接合部、7;絶縁板、81、82、83、84、85、86;金属製枠体、801a、801b;枠体角部、802;延伸部、803;貫通孔、91;燃料ガス導入管、92;燃料ガス排気管、93;支燃性ガス導入管、94;支燃性ガス排気管。

Claims (5)

  1. 燃料極12と、該燃料極12の一面側に設けられた固体電解質層11と、該固体電解質層11の一面側に設けられた空気極層13とを積層した平板状の単セル100を備え、
    該単セル100の2つの側面が交差する側方角部は、面取りされていることを特徴とする固体電解質形燃料電池。
  2. 上記単セル100の隔離セパレータ23と接合される平面を含む上方角部102は、面取りされている請求項1に記載の固体電解質形燃料電池。
  3. 上記側方角部101aの面取り部分は丸められており、その半径Rは、0.25mm以上である請求項1又は2に記載の固体電解質形燃料電池。
  4. 上記側方角部101bの面取り部分は斜面で構成されており、該面取りの深さCは、0.25mm以上である請求項1又は2に記載の固体電解質形燃料電池。
  5. 上記隔離セパレータ23は、その周縁部が貫通孔803を具備する枠体に固定されており、該枠体の内側端部から貫通孔803の外縁までの最短距離Wは2.4mm以上である請求項1乃至4のいずれか一項に記載の固体電解質形燃料電池。
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