JP2005076691A - 回転軸支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】扉のガタ付きを防止するとともに機器の落下や振動時の扉の脱落を防止し、商品の品格を向上することができる回転軸支持構造を提供する。
【解決手段】捩じりコイルバネ16の端部の形状変更により、部品の追加なしで回転軸15のスライド方向E、Dの動きを防止するとともに、軸受けの一部に軸装着用として設けられていた開放端を無くす構造にすることにより、扉14のガタ付きを無くす。
【選択図】図1
【解決手段】捩じりコイルバネ16の端部の形状変更により、部品の追加なしで回転軸15のスライド方向E、Dの動きを防止するとともに、軸受けの一部に軸装着用として設けられていた開放端を無くす構造にすることにより、扉14のガタ付きを無くす。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばオーディオ機器のフロントパネルの凹部にその凹部を閉塞するように設けられる扉を回動自在に支持する回転軸の支持構造に関するものである。
従来から、例えばデジタルスチルカメラやオーディオ機器においては、着脱可能な記録媒体(SDやCDなど)を装着するために、例えばフロントパネルに凹部が形成され、その凹部を閉塞するように蓋状の扉が取り付けられており、この扉を記録媒体の着脱時に回動自在に支持するような回転軸支持構造が多く用いられている。
このような従来の回転軸支持構造は、先行文献(例えば、特許文献1を参照)に記載されているように、その第1図(本発明の図1と異なる)において、フロントパネルの凹部に回転軸により回動自在に取り付けられた扉が、機器の落下や振動時に回転軸の受け孔の開放端から脱落しないように、捩じりコイルバネの端部をフロントパネルの溝に挿入している。
特開平4−355295号公報(第1図)
しかしながら上記のような従来の構成では、回転軸の受け孔の一部が開放端になっているため、捩じりコイルバネの伸びや変形が発生した場合には、扉のガタ付きに結びつく。また、機器が落下したり振動して捩じりコイルバネの端部がフロントパネルの溝部から外れてしまうことがあり、この場合には、扉が脱落してしまう。このような不具合により、商品の品格が低下するという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、扉のガタ付きを防止するとともに、機器の落下や振動時の扉の脱落を防止し、商品の品格を向上することができる回転軸支持構造を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の回転軸支持構造は、開口を持つパネル本体の両端で前記開口側に設けられた第1の軸受けと、平板状の扉の両端に設けられ前記第1の軸受けと同一中心を持つ第2の軸受けと、前記第1の軸受けと前記第2の軸受けの前記同一中心に挿入される回転軸と、前記回転軸を芯にしたコイル状に設けられた捩じりコイルバネとを有し、前記捩じりコイルバネを、そのコイルの一端からの延長部が前記扉を前記パネル本体の開口を閉じる方向に付勢するとともに、前記コイルの他端からの延長部が前記回転軸を前記第1の軸受けに付勢するように形成したことを特徴とする。
以上により、捩じりコイルバネの端部の形状変更により、部品の追加なしで回転軸のスライド方向の動きを防止するとともに、軸受けの一部に軸装着用として設けられていた開放端を無くす構造にすることにより、扉のガタ付きを無くすことができる。
以上のように本発明によれば、捩じりコイルバネの端部の形状変更により、部品の追加なしで回転軸のスライド方向の動きを防止することができるため、扉を回動自在に支持しつつ扉の脱落を防止することができる。
また、軸受けの一部に軸装着用として設けられていた開放端を無くす構造にすることにより、扉のガタ付きを無くすことができ、商品の品格も向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を示す回転軸支持構造について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本実施の形態の回転軸支持構造を原理的に説明するための摸式図であり、図2は本実施の形態の回転軸支持構造の具体構成を示す斜視図である。本実施の形態の回転軸支持構造は、図1に示すように、パネル本体10に設けた開口11と、この開口11の両端でパネル本体10の内側に設けた軸受け12と、軸受け12の中心と同じ中心の軸受け13を両端に有している扉14と、パネル本体10の軸受け12と扉14の軸受け13に挿入する回転軸15と、扉14がパネル本体10の開口11を閉じる方向に付勢する捩じりコイルバネ16から構成されている。
図1は本実施の形態の回転軸支持構造を原理的に説明するための摸式図であり、図2は本実施の形態の回転軸支持構造の具体構成を示す斜視図である。本実施の形態の回転軸支持構造は、図1に示すように、パネル本体10に設けた開口11と、この開口11の両端でパネル本体10の内側に設けた軸受け12と、軸受け12の中心と同じ中心の軸受け13を両端に有している扉14と、パネル本体10の軸受け12と扉14の軸受け13に挿入する回転軸15と、扉14がパネル本体10の開口11を閉じる方向に付勢する捩じりコイルバネ16から構成されている。
上記の回転軸15は、3種類の径を有し、一端の外径Aは、パネル本体10の軸受け12の内径、扉14の軸受け13の内径および捩じりコイルバネ16の内径より小さく、中央凸部15tの外径Bは、パネル本体10の軸受け12の内径及び扉14の軸受け13の内径より大きく、他端の外径Cは、中央凸部15tの外径Bより小さくなっている。これら3種類の径は、例えば、A=φ1.2mmとした場合、例えば、B=φ1.75mmおよび例えば、C=φ1mmとするように、これぐらいの差が得られるような寸法の組み合わせにすればよい。
また、回転軸15を、D方向にパネル本体10の軸受け12、扉14の軸受け13、捩じりコイルバネ16の順に差し込んだ時、回転軸15の中央凸部15tの内側の壁が、パネル本体10の軸受け12の外側の壁に当たり、D方向へは移動しない。このようにD方向へは移動しないが、E方向(D方向の反対)には移動する。
これに対し、回転軸15がE方向に移動して、回転軸15の先端がパネル本体10の軸受け12及び扉14の軸受け13から脱落し、扉14が落下しないように、常にD方向へ付勢しておくことが必要である。そのためにパネル本体10の軸受け12及び扉14の軸受け13の内側に配置している捩じりコイルバネ16のE方向の端部が両軸受け12、13を回避して、外側に伸び回転軸15の端部の外径Cに冠着し、コイルバネ16のD方向への圧力が回転軸15の中央凸部15tの外側の壁を押し、回転軸15の先端の上記のような脱落を防止する。
このような回転軸支持構造を備えた構成例として、デジタルスチルカメラの内部斜視図を図2に示す。図2に示すように、捩じりコイルバネ16の端部が回転軸15を外側から内側に付勢し、回転軸15の脱落を防止している。
なお、本実施の形態では、捩じりコイルバネ16が回転軸15の端部の外径Cに巻付くようになっているが、回転軸15の端面をコイルバネ16が外側から内側に押す、あるいは、回転軸15の端部に孔を開けてコイルバネ16の端部を挿入しても、同様の効果を得ることは言うまでもない。
本発明の回転軸支持構造は、蓋状の扉のガタ付きおよび脱落を防止できるものであり、例えばフロントパネルの凹部を閉塞するように設けられる扉を回動自在に支持するための構造を有するオーディオ機器等に適用できる。
10 パネル本体(固定側)
11 開口
12、13 軸受け
14 扉(回転側)
15 回転軸
16 捩じりコイルバネ
11 開口
12、13 軸受け
14 扉(回転側)
15 回転軸
16 捩じりコイルバネ
Claims (1)
- 開口を持つパネル本体の両端で前記開口側に設けられた第1の軸受けと、平板状の扉の両端に設けられ前記第1の軸受けと同一中心を持つ第2の軸受けと、前記第1の軸受けと前記第2の軸受けの前記同一中心に挿入される回転軸と、前記回転軸を芯にしたコイル状に設けられた捩じりコイルバネとを有し、前記捩じりコイルバネを、そのコイルの一端からの延長部が前記扉を前記パネル本体の開口を閉じる方向に付勢するとともに、前記コイルの他端からの延長部が前記回転軸を前記第1の軸受けに付勢するように形成したことを特徴とする回転軸支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003305601A JP2005076691A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 回転軸支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003305601A JP2005076691A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 回転軸支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005076691A true JP2005076691A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34408910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003305601A Pending JP2005076691A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 回転軸支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005076691A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7770191B2 (en) | 2006-03-20 | 2010-08-03 | Funai Electric Co., Ltd. | Tray door attachment structure for disk device |
US7886316B2 (en) | 2005-05-31 | 2011-02-08 | Funai Electric Co., Ltd. | Disk unit and disk unit-integrated television |
JP2014104924A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Inoac Corp | 支持構造 |
CN110454497A (zh) * | 2019-09-09 | 2019-11-15 | 四川永贵科技有限公司 | 一种用于电连接器模块的活动铰接框组件 |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003305601A patent/JP2005076691A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110454497B (zh) * | 2019-09-09 | 2024-02-23 | 四川永贵科技有限公司 | 一种用于电连接器模块的活动铰接框组件 |
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