JP2009500784A - シャフトが両端で支持された固定シャフトヘリカルドラム構造 - Google Patents
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Abstract
ヘリカルスキャンレコーダのためのドラムアッセンブリ(20,20(7))は、固定の第1のドラム(22)と、第1のドラムの中央に設置されたシャフト第1端(26)およびシャフト第2端(28)を有するシャフト(24)とを備える。ドラムアッセンブリは、少なくとも1つの変換素子(34)が設置された、回転可能な第2のドラム(32)をさらに備える。シャフト(24)は、第2のドラム(32)を通って軸方向に延び、シャフト第2端(28)は、第2のドラム(32)の上方に軸方向に突出している。ドラムアッセンブリはまた、第1のドラム(22)に接続された物理的支持部材(40,40(7))を備える。物理的支持部材(40,40(7))は、第1のドラム(22)に接続され、また第2のドラム(32)の回転を可能にするようにシャフト第2端(28)を固定接続する。物理的支持部材(40,40(7))は、ドラムアッセンブリが外的な振動または衝撃に曝されたときにシャフト第2端(28)のたわみを減少するように、シャフト第2端(28)に接続されている。
Description
本発明は磁気記録に関し、特に、ストライプ状の情報をテープ媒体上に記録するための装置および方法に関する。
ヘリカルテープドライブにおいて、2つの基本的なドラム構成のタイプが存在する。すなわち、(1)ヘッドが設置されているドラムの部分とともに回転する中央シャフトを有する、第1のタイプ(回転シャフトタイプドラムとも呼ばれる)と、(2)固定の下側ドラムに固定的に設置された中央シャフトを有しており、この周りをヘッドが設置されているドラム部分が回転する、第2のタイプ(固定シャフトタイプとも呼ばれる)である。さらに、固定シャフトタイプドラム類の中に、2連設計および3連設計の両方がある。2連設計において、下側ドラムは固定であり、ヘッドは回転する上側ドラムに設置されている。図1に示すExabyte・VXA−2テープドライブは、2連固定シャフトドラム設計の一例である。下側ドラムが固定である3連設計においては、ヘッドは回転する中間ドラムに設置され、シャフトの開放端に取り付けられた固定の上側ドラムが存在する。図2に示すExabyte・VXA−3テープドライブは、3連固定シャフトドラム設計の一例である。
これらの既存の先行技術の2連および3連固定シャフトドラム設計の両方において、シャフトの開放端(すなわち下側ドラムから最も遠い側のシャフトの端部)は、下側ドラムに対して、直接の物理的接続あるいは支持部を有さない。その結果、ドライブが外的な振動または衝撃条件に曝されたとき、シャフトにかかる慣性負荷およびその結果として起こる下側ドラム自体の屈曲のために、シャフトの開放端は、下側ドラムに対して容易に変位され得る。このシャフトの開放端の変位に起因して、ヘッドがたどる円状経路は、下側ドラムに対して一定ではない関係を持つようになってしまい、その結果、テープ上の書き込まれたトラックパターンが不均一になってしまう。図3は、下側ドラムに対するシャフトの開放端の変位が、ヘッド(単数または複数)の円状経路を下側ドラムに対してシフトさせてしまう様子の概略図を示す。
図4Aは、外的な振動の無い状態で記録された標準的なExabyte・VXA−3トラックパターンの強磁性流体造影を示す(図2に示す先行技術の3連固定シャフトドラム設計を用いている)。図4Aのトラックパターンは実質的に均一である。
図4Bは、外的な振動の中で記録された、標準的なExabyte・VXA−3トラックパターンの強磁性流体造影を示す(同じく図2に示す先行技術の3連固定シャフトドラムを用いている)。図4Bのトラックパターンは非常に不均一である。
図5Aは、外的な振動の無い状態で記録された、標準的なExabyte・VXA−3トラックパターン(1つのヘッドのみで書き込み)の強磁性流体造影を示す(同じく図2に示す先行技術の3連固定シャフトドラムを用いている)。図5Aにおけるトラック間隔は実質的に均一である。
図5Bは、外的な振動の中で記録された、特殊なExabyte・VXA−3トラックパターン(1つのヘッドのみで書き込み)の強磁性流体造影を示す(同じく図2に示す先行技術の3連固定シャフトドラムを用いている)。図5Bのトラック間隔は非常に不均一である。
したがって必要とされるのは、本発明の目的でもあるが、テープドライブが外的な振動および/または衝撃条件に曝された際において、記録されたトラックパターンにおける望ましくない効果を克服するための、技術、装置、および方法である。
記録されたトラックパターンに対して外的な振動または衝撃条件が及ぼす影響を最小にするための、2連または3連固定シャフトヘリカルドラムに対する新規な物理構造が提供される。様々な形態を取り得る第2の物理的支持部が、下側ドラムと、下側ドラムから最も遠い側のシャフトの端部との間に直接的(あるいは間接的または準直接的に)に作用するように、加えられる。
その局面のうち1つにおいて、本技術は、固定の第1のドラムと、第1のドラムの中央に設置された第1端およびシャフト第2端を有するシャフトとを備える、ヘリカルスキャンレコーダのためのドラムアッセンブリに関する。シャフトは、第1のドラムの軸と同軸にあるシャフト軸を有する。ドラムアッセンブリは、少なくとも1つの変換素子が設置された、回転可能な第2のドラムをさらに備える。シャフトは、第2のドラムを通って軸方向に延び、シャフト第2端は、第2のドラムの上方に軸方向に突出している。ドラムアッセンブリはまた、第1のドラムに接続された物理的支持部材を備える。物理的支持部材は、第1のドラムに接続され、また、第2のドラムの回転を可能にするようにシャフト第2端を固定接続する。物理的支持部材は、ドラムアッセンブリが外的な振動または衝撃に曝されたときにシャフト第2端のたわみを減少するように、シャフト第2端に接続されている。
例示的な実施形態において、第2のドラムは、2連ドラムアッセンブリの最も上側のドラムである。シャフト第2端は、第2のドラムの上方に突出し、物理的支持部材により係合されている。例示的な実施態様において、物理的支持部材は、シャフト第2端に係合するための孔を有している。物理的支持部材は、第1のドラムおよびシャフト第2端に対して機械的または接着されて取り付けられ得る。
他の例示的な実施形態において、ドラムアッセンブリは、第2のドラムの軸方向上方に位置する、固定の第3のドラムを備える。第3のドラムは、シャフト第2端に固定的に設置されている。物理的支持部材は第3のドラムに接続され、好ましくは、第1のドラムの周囲面および第3のドラムの周囲面に対して接続されている。物理的支持部材は、第3のドラムに対して機械的または接着されて取り付けられ得る。
第1の例示的な実施形態などの2連ドラム設計において、この新たなあるいは二次的な支持部(例えば物理的支持部材)は、下側ドラムおよび固定されたシャフトの上側ドラムの上方に突出する端部の両方に接続されたブリッジ、ブラケット、またはブレースを包含し得る。第2の実施形態などの3連設計において、この新たなあるいは二次的な支持部は、(固定の)下側ドラムと(固定の)上側ドラムを接続するブリッジ、ブラケット、またはブレースを包含し、このことによって固定の上側ドラムにすでに接続されているシャフトの端部に対しさらなる振動制動的な支持を提供する。
この追加的な支持部を追加することにより、外的な振動または衝撃条件に曝されたときの下側ドラムから最も遠い側のシャフトの端部のたわみが減少し、その結果、各ヘッドがたどる円状経路を、下側ドラムに対してより一貫した位置に保ち、このことにより、テープ上により一貫したトラックパターンを生成する。
以上のおよびその他の本発明の目的、特徴、および利点は、以下に示す、添付の図面に示した好適な実施形態のより詳細な説明から明らかである。図面において、様々な図を通じて参照符号を同じ部材に付している。図面は必ずしも縮尺通りではなく、むしろ本発明の原理を示すために強調を施している。
以下の記載において、記載した技術の理解を提供するために、説明目的かつ非限定目的で、特定のノード、機能的実体、技術、プロトコル、規格などの、具体的な詳細を述べる。
記録されたトラックパターンに対して外的な振動または衝撃条件が及ぼす影響を最小にするために、2連または3連固定シャフトヘリカルドラムにおいて、新規な物理構造を設ける。様々な形態を取り得る第2の物理的支持部(物理的支持部材とも呼ばれる)が、下側ドラムと、下側ドラムから最も遠い側のシャフトの端部との間に直接的(あるいは間接的または準直接的に)に作用するように、加えられる。
図6は、ヘリカルスキャンレコーダ用のドラムアッセンブリ20の、第1の例示的な実施形態を示す。ドラムアッセンブリ20は、複数のドラム(第1のドラム22を含む)およびシャフト24を備えている。第1のドラム22は固定であり、したがって以下では固定の第1のドラム22と呼ぶ。シャフト24は、固定の第1のドラム22の中央に設置されたシャフト第1端26と、シャフト第2端28とを有する。シャフトは、固定の第1のドラム22の軸と同軸にあるシャフト軸30を有する。ドラムアッセンブリ20はさらに、少なくとも1つの変換素子34が設置された、回転可能な第2のドラム32を備えている。シャフト24は回転可能な第2のドラム32を通って軸方向に延びており、実際、シャフト第2端28は、回転可能な第2のドラム32の軸方向に突出している。回転可能な第2のドラム32は、例えば、シャフト24の周りに同心円状に設けられかつシャフト24と回転可能な第2のドラム32との間に設けられたベアリング36によって、シャフト24の周りに回転する。
図6はまた、回転可能な第2のドラム32の上方に、ドラムモータアッセンブリ38が設置されていることを示している。ドラムモータアッセンブリ38は、回転するドラムを駆動する。例えば、図6の実施形態の回転可能な第2のドラム32を駆動する。ドラムモータアッセンブリ38は好ましくは、直流ブラシレスドラムモータである。ドラムモータアッセンブリ38は、シャフト24周りに同心円状に設置されている。
ドラムアッセンブリ20はまた、物理的支持部材40を備えている。物理的支持部材40は、固定の第1のドラム22に接続されており、かつ、回転可能な第2のドラム32の回転を可能にするように、シャフト第2端28を固定接続している。物理的支持部材40は、ドラムアッセンブリが外的な振動または衝撃に曝されたときの、シャフト第2端28のたわみを減少するような様態かつこの目的で、シャフト第2端28に接続されている。
図6の第1の例示的な実施形態において、回転可能な第2のドラム32は、2連ドラムアッセンブリ20の、最も上側のドラムである。シャフト第2端28は、回転可能な第2のドラム32の上方に突出している。ドラムモータアッセンブリ38の上方において、シャフト第2端28が物理的支持部材40により係合されている。図6に示す例示的な実施態様において、物理的支持部材40は、シャフト第2端28に係合するための孔41を有している。つまり、シャフト第2端28は、物理的支持部材40の孔41を通って同軸的に嵌合する。物理的支持部材40は、固定の第1のドラム22およびシャフト第2端28に対し、機械的または接着されて取り付けられ得る。
図6に示すように、物理的支持部材40は、固定の第1のドラム22およびシャフト第2端28の両方に対して固定的に取り付けられ、かつ、回転可能な第2のドラム32(その上に半径方向に設けられた変換素子34を含め)が回転するための十分な半径方向のクリアランスを有するように、回転可能な第2のドラム32の周りに延びている。
図6の実施形態において、カラー42が止めねじによってシャフト第2端28に取り付けられており、回転可能な第2のドラム32(ベアリングを有する)を、シャフト24および下側(固定の)第1のドラム22上に保持している。ドラムモータアッセンブリ38の(非回転の)固定子部44が、上方に平板状としてカラー42の周りに延びている。固定子部44は、カラー42に取り付けられている。ドラムモータアッセンブリ38の回転子部46は、回転可能な第2のドラム32の頂部に(例えばファスナーによって)取り付けられた、平らな底板48を有する。回転子部46は、回転可能な第2のドラム32に回転運動を付与する。
このように図6は、2連固定ドラム設計に新たな支持体40が加えられた、第1の実施形態のドラムアッセンブリ20の一例を示している。新たな支持体40は、(固定の)下側ドラム22と、固定されたシャフト24の(固定の)元々の開放端28との間に直接的に作用する。このように、図6の例示的な実施態様において、支持体40は、下側ドラム22と、上側ドラム32の上方に突出する固定されたシャフト24の端部28との両方に接続されている。支持体40は、ブラケット、ブレース、またはブリッジの形態を取り得、シャフト24の突出している端部28(例えば元々開放である側のシャフトの端部)に対して、機械的または接着されて取り付けられている。
図7Aおよび図7Bは、3つのドラムを備えたドラムアッセンブリ20(7)の一例を示している。図7のドラムアッセンブリ20(7)の要素で、図6のドラムアッセンブリ20の要素と同一または同様のものには同様の番号を付している。これらには(これに限定されないが)、固定の第1のドラム22、シャフト第1端26およびシャフト第2端28を有するシャフト24、回転可能な第2のドラム32、ならびにドラムモータアッセンブリ38が含まれる。第2の例示的な実施形態のドラムアッセンブリ20(7)は、回転可能な第2のドラム32の軸方向上方に位置する、固定の第3のドラム50をさらに備えている。固定の第3のドラム50は、カラー42に固定的に設置され、したがってシャフト第2端28に対して固定的に設置されている。物理的支持部材40(7)は、固定の第3のドラム50に接続されており、好ましくは、固定の第1のドラム22の周囲面および固定の第3のドラム50の周囲面に対して接続されている。物理的支持部材40(7)は、固定の第3のドラム50に対して機械的または接着されて取り付けられ得る。
図7Aおよび図7Bはこのように、ドラムアッセンブリ20(7)の他の実施形態を示しており、ここでは、3連固定シャフトドラムアッセンブリに、新たな支持体40(7)が、(固定の)下側ドラム22と(固定の)上側ドラム50との間に直接的に作用するように加えられる。上側ドラム50は、固定されたシャフト24の元々の開放端28に対して(ベアリングリテーナ52を介して)すでに直接的に接続されているため、新たな支持体40(7)が設けられることにより、シャフト24の元々の開放端28は下側ドラム22に対して支持されていることになる。
図7Aおよび図7Bの第2の実施形態などの3連(例えば3つのドラム)設計において、この新たなあるいは二次的な支持部40(7)は、(固定の)下側ドラム22と(固定の)上側ドラム50とを接続するブリッジ、ブラケット、またはブレースを包含し得、このことによって固定の上側ドラム50にすでに接続されているシャフトの端部28に対しさらなる振動制動的な支持を提供する。この追加的な支持部40(7)は、外的な振動または衝撃条件に曝されたときの、下側ドラム22から最も遠い側のシャフト24の端部28のたわみを減少させ、その結果、各ヘッドがたどる円状経路を、下側ドラムに対してより一貫した位置に保ち、このことにより、テープ上により一貫したトラックパターンを生成する。
図8は、図7の物理的支持部材40(7)としての使用に適した物理的支持部材の例示的な実施形態を示す。図8に示すように、物理的支持部材40(7)は、ドラムアッセンブリを構成するドラム群の周囲部の周りに延びるような、中空の半円筒または湾曲形状を有する。物理的支持部材40(7)は、固定の第1のドラム22および第3のドラム60に対する固定を容易にする、ファスナー穴を有している。物理的支持部材40(7)は、弓形状の上下エッジおよび、シャフト軸30に対して実質的に平行な側面エッジを有する。
対向する側面エッジ上において、物理的支持部材40は、ドラムアッセンブリの一部への接近を可能にするような切り抜き部を持つ形状にされた、除去部あるいは切り抜き部60Aおよび60Bを有している。切り抜き部60Aは、上側ドラムにおける指の開口部が隠れないようにし、切り抜き部60Bは、図示しないクリーニングホィールのための、上側ドラムにおける矩形状の開口部の周りにクリアランスを提供する。ヘッド高の最終設定に際して、技術者が一時的に回転するドラム部の回転を妨げることが可能であることが有用/必要である。回転する中間ドラム部の最も外側の径における幅は非常に小さく、このため、清浄かつ損傷の無い状態を保つように、これに触らないことが最良である。その結果、図7Aに見える2つの指開口部が、テープが上側ドラムに接触しない領域において上側ドラムに空けられていることにより、親指と人差し指(各開口部に一方づつ)を用いて、技術者がテープに接触しない領域において回転するドラム部を保持することができる。
図9は、図5Bと同じ外的な振動条件中において、図7Aおよび図7Bに示す実施形態の試作例を用いて記録された特殊なExabyte・VXA−3トラックパターン(1つのヘッドのみで書き込み)の強磁性流体造影である。得られる図9の記録されたトラックパターンは、図5Bに比較してずっと改善されている。
本明細書に記載した例示的な実施形態において、ドラムアッセンブリは、ドライブデッキなどに設置され、テープ経路に沿った正しい位置、例えばテープ送りリールとテープ巻き取りリールとの間に設置されることが理解される。回転可能な第2のドラム32の回転は、ドラムモータアッセンブリ38によって与えられる。ドラムアッセンブリは、記録信号を回転可能な第2のドラム32上の変換素子(単数または複数)34に供給するための電子回路および、テープから読み出しあるいは取得した信号を処理(例えば再生)するための電子回路を、さらに備える。これらのヘリカルスキャンドライブの一般的特徴は、以下の米国特許のうち1つ以上から理解される。これらのすべてをその全体につき援用する。米国特許第6,985,323号、米国特許第6,809,897号、米国特許第6,870,698号、米国特許第6,778,361号、米国特許第米国特許第6,757,123号、米国特許第6,697,209号、米国特許第6,603,618号、米国特許第6,459,540号、米国特許第6,411,805号、米国特許第6,189,824号、米国特許第5,978,165号、米国特許第5,731,921号、米国特許第5,726,826号、米国特許第米国特許第5,065,261号、米国特許第5,068,757号、米国特許第5,141,412号、米国特許第5,191,491号、米国特許第5,535,068号、米国特許第5,602,694号、米国特許第5,680,269号、米国特許第5,689,382号、米国特許第5,734,518号、米国特許第5,953,177号、米国特許第5,973,875号、米国特許第5,978,165号、および米国特許第6,144,518号。
本発明は、本明細書に記載した特定のシャフト支持構造に限定されず、ドラムシャフトの遠い側の端部、例えばドラムシャフトの従来は開放端であるかもしくは上側ドラムの上方に突出している端部に、振動制動的な支持または接触を提供するための他の構造および/または機構を包含する。
様々な実施形態を開示し詳細に説明したが、請求項はいかなる特定の実施形態や例にも限定されない。上記説明のいずれも、特定の要素、ステップ、範囲、または機能が必須であって請求の範囲に含まれなければならないことを意図していると読まれるべきではない。特許化された主題の範囲は、請求項によってのみ定義される。法的保護の範囲は、許可された請求項に記載された文言およびその均等物によって定義される。本発明は開示された実施形態に限定されず、むしろ、様々な改変および均等的構成をカバーするよう意図されていることが、理解されるべきである。
本願は、2006年7月8日付けで出願された米国仮特許出願第60/697,366号による利益と優先権を主張するものであり、その全内容を全体的に援用する。
Claims (8)
- 固定の第1のドラム(22)と、
前記第1のドラム(22)の中央に設置されたシャフト第1端(26)、および、シャフト第2端(28)を有するシャフト(24)であって、前記第1のドラム(22)の軸と同軸にあるシャフト軸を有するシャフト(24)と、
少なくとも1つの変換素子(34)が設置された、回転可能な第2のドラム(32)とを備え、
前記シャフト(24)は、前記第2のドラムを通って軸方向に延び、前記シャフト第2端(28)は前記第2のドラムの上方に軸方向に突出しており、さらに、
前記第1のドラム(22)に接続された物理的支持部材(40,40(7))と、
前記第1のドラム(22)に接続され、前記シャフト第2端(28)を固定するために接続されて、前記第2のドラムの回転を可能にする物理的支持部材と
を備える、ヘリカルスキャンレコーダのためのドラムアッセンブリ。 - 前記物理的支持部材(40,40(7))は、前記ドラムアッセンブリが外的な振動または衝撃に曝されたときに前記シャフト第2端(28)のたわみを減少するよう、前記シャフト第2端(28)に接続されている、請求項1に記載の装置。
- 前記第2のドラムの軸方向上方に位置する固定の第3のドラム(50)であって、前記シャフト第2端(28)に固定的に設置された第3のドラム(50)をさらに備え、前記物理的支持部材(40(7))は前記第3のドラム(50)に接続されている、請求項1に記載の装置。
- 前記物理的支持部材(40(7))は、前記第1のドラム(22)の周囲面と、前記第3のドラム(50)の周囲面に接続されている、請求項3に記載の装置。
- 前記物理的支持部材(40)は、前記シャフト第2端(28)に対して機械的または接着されて取り付けられている、請求項3に記載の装置。
- 前記物理的支持部材(40)は、前記シャフト第2端(28)と係合するための孔を有している、請求項1に記載の装置。
- 前記物理的支持部材(40)は、前記シャフト第2端(28)に対して機械的または接着されて取り付けられている、請求項1に記載の装置。
- 前記物理的支持部材(40(7))は、前記固定の第1のドラム(22)および前記回転可能な第2のドラム(32)の周囲部の周りに延びる中空の半円筒または湾曲形状を有し、前記物理的支持部材(40)は、前記ドラムアッセンブリの一部への接近を可能にするための切り抜き部(60A,60B)を持つよう構成された側面エッジを有する、請求項1に記載の装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090414 |
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A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090713 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090721 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091208 |