JP2005060040A - 画像形成装置及び給紙元選択方法 - Google Patents

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健一 細井
Minoru Asakawa
稔 浅川
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Abstract

【課題】ユーザの意図に反しない範囲で生産性の高い給紙トレイを自動選択することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ユーザは、自動選択の対象にする給紙トレイの指定と、自動選択における給紙トレイ相互間の優先順位の設定と、ユーザの設定した優先順位を有効にするか否かの選択とが可能であり、連続印刷中に紙無しになると、自動選択の対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する給紙トレイを、ユーザ設定の優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、ユーザ設定の優先順位が無効の場合は第2給紙部80までの到達時間が短いものを優先して自動選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置に係り、特に記録紙を収容する給紙カセットや給紙トレイを複数備えた画像形成装置に関する。
給紙カセットや給紙トレイなどの記録紙収容部を複数備えた画像形成装置では、現在使用中の記録紙収容部が紙無しになったとき、同一サイズの記録紙を収容している他の記録紙収容部に給紙元を自動的に切り換える機能を備えたものがある。
たとえば、自動選択の対象にする記録紙収容部の指定と、自動選択の対象に指定された記録紙収容部相互間における優先順位の指定とを予めユーザから受け付けておき、自動選択の対象に指定された記録紙収容部が連続印刷の途中で紙無しになったとき、次の給紙に使用する記録紙収容部を、自動選択の対象に指定され、かつ同一サイズの記録紙を収容しているものの中からユーザの指定する優先順位に従って自動選択する画像形成装置がある。
また、切り換えの際に、記録紙収容部から画像の形成される箇所まで記録紙を搬送する際の搬送距離が最短の記録紙収容部を自動選択するように構成した画像形成装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平11−188947号公報
同じ記録紙を収容しているものが複数存在するならば、特別な事情が無い限り、画像形成の生産性が高い記録紙収容部を優先的に選択することが好ましい。しかしながら、ユーザの設定した優先順位に従って記録紙収容部を自動選択するものでは、ユーザの設定次第で、特別な事情が無いにもかかわらず生産性の高い記録紙収容部が優先されない場合が生じる。
また、切り換えの際に、記録紙収容部から画像の形成される箇所までの搬送距離が最短のものを自動選択するものでは、搬送速度の異なる経路が混在すると、必ずしも生産性の高い記録紙収容部が選択されなくなる。たとえば、手差しトレイは通常の給紙カセットに比べて搬送距離は短いものの搬送速度が遅いので、これを優先的に選択すると生産性が低下してしまう。
さらにサイズが同一でも紙質の異なる記録紙が収容されることもあるので、生産性が高くてもこのような事情のある記録紙収容部が自動選択されないようにする必要もある。また「大容量の給紙カセットを優先することで記録紙の補給回数を少なくしたい」などのように、生産性以外の要素をユーザが重視する場合もあるので、自動選択の基準を一律に生産性にすることにも問題がある。
本発明は、上記の問題を解決しようとする課題にするものであり、ユーザの意図に反しない範囲で生産性の高い記録紙収容部を自動選択することのできる画像形成装置および給紙部選択方法を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、記録紙を収容する複数の記録紙収容部の何れかから給紙された記録紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する自動選択手段(111)と、
前記自動選択手段(111)の選択対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける選択対象受付手段(54)とを備え、
前記自動選択手段(111)は、選択対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を画像形成における生産性の高さに基づいて自動選択する
ことを特徴とする画像形成装置である。
上記発明によれば、ユーザの指定した記録紙収容部の中で生産性の高いものが次の給紙に使用する記録紙収容部に自動選択される。これによりサイズが同一でも紙質が相違するなど特別な事情のある記録紙収容部を自動選択の対象から除外した上で生産性の高いものを優先的に選択することが可能になる。
請求項2に係る発明は、前記自動選択手段(111)は、記録紙収容部から画像の形成される箇所まで記録紙を搬送するための所要時間が短い記録紙収容部ほど画像形成における生産性が高いと判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、記録紙収容部から画像形成箇所まで記録紙を搬送するための所要時間を基準に生産性の高さを判断するので、搬送速度の異なる搬送経路が混在する場合でも、生産性の高いものを的確に選出することができる。
請求項3に係る発明は、記録紙を収容する複数の記録紙収容部の何れかから給紙された記録紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する自動選択手段(111)と、
前記自動選択手段(111)の選択対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける選択対象受付手段(54)と、
自動選択における記録紙収容部相互間の優先順位の設定をユーザから受け付ける優先順位受付手段(55)と、
前記優先順位受付手段(55)を通じて設定された優先順位を有効にするか否かの選択をユーザから受け付ける有効設定受付手段(56)とを備え、
前記自動選択手段(111)は、選択対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を、ユーザの設定した優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、無効の場合は当該画像形成装置の定める所定の優先順位に従って自動選択する
ことを特徴とする画像形成装置である。
上記発明によれば、ユーザは、自動選択手段(111)の選択対象になる記録紙収容部の指定と、自動選択における記録紙収容部相互間の優先順位の設定と、ユーザの設定した優先順位を有効にするか否かの選択とを行なうことができる。自動選択手段(111)は、選択対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を、ユーザ設定の優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、ユーザ設定の優先順位が無効の場合は、当該画像形成装置の定める所定の優先順位に従って自動選択する。すなわち、ユーザの許可する記録紙収容部だけが自動選択の対象になり、特別な事情のある記録紙収容部を自動選択の対象から除外することができる。またユーザ設定の優先順位とマシン設定の優先順位の何れを採用するかをユーザが選択できるので、ユーザの意図に反しない範囲で、生産性の高い記録紙収容部を自動選択することができる。
請求項4に係る発明は、前記自動選択手段(111)は、ユーザの設定した優先順位が無効の場合に、記録紙収容部から画像の形成される箇所まで記録紙を搬送するための所要時間の短い記録紙収容部を優先的に選択する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、搬送速度の異なる搬送経路が混在する場合でも、生産性の高い記録紙収容部が優先的に選出される。
請求項5に係る発明は、記録紙を収容する複数の記録紙収容部の中から次の給紙に使用するものを選択する給紙元選択方法において、
自動選択の対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける工程と、
自動選択の対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する工程とを有し、
前記自動選択する工程において次の給紙に使用する記録紙収容部を画像形成における生産性の高さを基準に自動選択する
ことを特徴とする給紙元選択方法である。
上記発明によれば、ユーザの指定した記録紙収容部の中で生産性の高いものが次の給紙に使用する記録紙収容部に自動選択される。これにより紙質が相違するなど特別な事情のある記録紙収容部等を自動選択の対象から除外しつつ、生産性の高いものが優先的に選択される。
請求項6に係る発明は、何れの記録紙収容部を使用した場合にも共通する所定の目標箇所まで記録紙を搬送するための所要時間の短い記録紙収容部ほど画像形成における生産性が高いと判断する
ことを特徴とする請求項5に記載の給紙元選択方法である。
上記発明によれば、記録紙収容部から共通の目標箇所までの到達時間を基準に生産性の高さを判断するので、搬送速度の異なる搬送経路が混在する場合でも、生産性の高いものを的確に選出することができる。目標箇所は、各記録紙収容部からの搬送経路が合流する箇所より下流であればよい。たとえば、記録紙への画像の転写箇所や、転写箇所に向けて記録紙を送り出す第2給紙部などを目標箇所にするとよい。
請求項7に係る発明は、記録紙を収容する複数の記録紙収容部の中から次の給紙に使用するものを選択する給紙元選択方法において、
自動選択の対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける工程と、
自動選択における記録紙収容部相互間の優先順位の設定をユーザから受け付ける工程と、
ユーザの設定した優先順位を有効にするか否かの選択をユーザから受け付ける工程と、
自動選択の対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する工程とを有し、
前記自動選択する工程において次の給紙に使用する記録紙収容部を、ユーザの設定した優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、無効の場合は所定の優先順位に従って自動選択する
ことを特徴とする給紙元選択方法である。
上記発明によれば、ユーザの許可する記録紙収容部だけが自動選択の対象になり、特別な事情のある記録紙収容部等を自動選択の対象から除外することができる。またユーザ設定の優先順位とマシン設定の優先順位の何れを採用するかをユーザが選択できるので、ユーザの意図に反しない範囲で、生産性の高い記録紙収容部が自動選択される。
請求項8に係る発明は、ユーザの設定した優先順位が無効の場合は、何れの記録紙収容部を使用した場合にも共通する所定の目標箇所まで記録紙を搬送するための所要時間の短いものを優先して記録紙収容部を選択する
ことを特徴とする請求項7に記載の給紙元選択方法である。
上記発明によれば、記録紙収容部から共通の目標箇所までの到達時間を基準に生産性の高さを判断するので、搬送速度の異なる搬送経路が混在する場合でも、生産性の高いものを的確に選出することができる。
本発明に係る画像形成装置および給紙元選択方法によれば、ユーザの指定した記録紙収容部の中で生産性の高いものを次の給紙に使用する記録紙収容部に自動選択するので、サイズが同一でも紙質が相違するなど特別な事情のある記録紙収容部をユーザの指示に従って自動選択の対象から除外した上で、生産性の高い記録紙収容部を優先的に自動選択することが可能になる。
また記録紙収容部から画像形成箇所あるいは共通の目標箇所まで記録紙を搬送するための所要時間を基準に生産性の高さを判断するものでは、搬送速度の異なる搬送経路が混在しても、生産性の高い記録紙収容部を選択することができる。
ユーザにより、自動選択の対象になる記録紙収容部の指定と、自動選択における記録紙収容部相互間の優先順位の設定と、ユーザの設定した優先順位の有効無効の選択とが可能であって、選択対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を、ユーザ設定の優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、ユーザ設定の優先順位が無効の場合は当該画像形成装置の定める所定の優先順位に従って自動選択するものでは、ユーザの指定する記録紙収容部だけが自動選択の対象になり、特別な事情のある記録紙収容部等を自動選択の対象から除外することができる。またユーザ設定の優先順位とマシン設定の優先順位の何れを採用するかをユーザ自身で選択できるので、ユーザの意図に反しない範囲で、生産性の高い記録紙収容部等を自動選択することができ、多様なユーザ要求への対応と生産性の確保を両立させることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の構成を示している。画像形成装置10は、原稿画像を読み取るスキャナ機能、原稿を読み取りその複製を記録紙上に形成して出力するコピー機能、パーソナルコンピュータ等から入力される印刷データに基づいて印刷するプリンタ機能などを有し、一般に、デジタル複合機と称される装置である。
画像形成装置10は記録紙の給紙元になる給紙トレイを複数備え、印刷開始時や連続印刷の途中で現在使用中の給紙トレイが紙無しになった場合に、複数用意された給紙トレイの中から適切なものを自動選択する機能を備えている。ユーザは自動選択の対象になる給紙トレイを指定でき、特殊紙を収納している給紙トレイなどを自動選択の対象から除外することができる。また自動選択における給紙トレイ相互間の優先順位(以後、トレイ優先順位とも呼ぶ。)をユーザ自身で設定できる。さらにユーザの設定したトレイ優先順位の有効無効をユーザ自身で選択でき、無効の場合は、生産性の高いものが優先されるように画像形成装置10が自動的に給紙トレイを選択するようになっている。
画像形成装置10は、自動原稿送り装置20と、読取部30と、プリンタ部40と操作表示部50とから構成される。自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を1枚ずつ読取部30の読取箇所に送り込む機能を果たす。また両面原稿については、片面読取後、表裏を反転して再び読取部30へ送り込む機能を備えている。
自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿を最上部から順に送り出す給紙ローラ22と、原稿の読取箇所であるコンタクトガラス31に原稿を密着させながら通過させるための密着ローラ23と、給紙ローラ22によって送り込まれた原稿を密着ローラ23に沿って案内する案内ローラ24を備えている。さらに、コンタクトガラス31を通過した原稿の進行方向を切り替える切替爪25と、両面原稿の表裏を反転させるための反転ローラ26と、読み取りが完了した原稿が排出される排紙トレイ27とを備えている。
読取部30は、自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿の読取箇所となるコンタクトガラス31と、ユーザの手で原稿が載置されるプラテンガラス32とを上面に備えている。コンタクトガラス31およびプラテンガラス32の下方には、光源33とミラー34とから成る露光走査部35が設けてある。露光走査部35は、図示省略の駆動手段によりプラテンガラス32の下面に沿って移動可能に構成されている。光源33は、コンタクトガラス31やプラテンガラス32を通じて原稿を照射し、ミラー34は原稿からの反射光を受け、その進路をプラテンガラス32と略平行にする機能を果たす。
読取部30は、原稿からの反射光を受光し、その光強度に応じた電気信号を出力するラインセンサ36と、原稿からの反射光をラインセンサ36へ集光する集光レンズ37と、露光走査部35のミラー34からの反射光をラインセンサ36へ導くための光学経路を形成する各種のミラー38を備えている。ラインセンサ36は、原稿を主走査方向に走査する機能を有し、たとえば、多数のCCD素子で構成される。
自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿を読み取るときは、露光走査部35がコンタクトガラス31の下方の読取箇所へ移動して停止し、コンタクトガラス31の上を密着ローラ23によって搬送されて通過する原稿を読み取るようになっている。プラテンガラス32上に載置された原稿を読み取る場合には、プラテンガラス32の下面に沿って左から右へと露光走査部35が移動し、静止状態の原稿を読み取るようになっている。
プリンタ部40は、画像データに応じた画像を電子写真プロセスによって記録紙上に形成する機能を果たす。プリンタ部40は、画像データに応じてON/OFFするレーザー光を出力するレーザーユニット42と、表面に静電潜像が形成される感光体43と、その周囲に配置された帯電装置44と、現像装置45と、転写装置46と、分離装置47と、クリーニング装置48とを備えている。
感光体43は、円筒形状を成すとともに、図示省略の駆動部によって一定方向に回転される。帯電装置44は、感光体43をコロナ放電によって一様に帯電させる機能を果たす。このように一様に帯電された感光体43の表面を画像データに応じてON/OFFするレーザー光で走査することで、感光体43の表面に静電潜像が形成される。現像装置45は、感光体43の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する機能を果たす。
転写装置46は、電界を与えることで感光体表面のトナー像を記録紙に静電的に転写する機能を果たし、分離装置47は、除電により感光体43から記録紙を分離する機能を果たす。クリーニング装置48は、転写後に感光体43上に残ったトナーをブレード等で擦って除去し回収する機能を果たす。回収されたトナーは図示省略の経路を通じて現像装置45に戻される。定着装置49は、記録紙上のトナー像を加圧加熱して記録紙に固着させる機能を果たす。
また記録紙を収容する記録紙収容部として第1から第3の給紙トレイ61〜63を有している。さらに大容量の給紙ユニットである第4給紙トレイ64と、手差し用の第5給紙トレイ65を備えている。各給紙トレイ61〜65は、収容されている記録紙の有無を検出する紙無しセンサ66を備えている。また第5給紙トレイ65を除く給紙トレイ61〜64は、収容されている記録紙サイズを検出する紙サイズセンサ67を備えている。
搬送部70は、各給紙トレイ61〜65から送り出された記録紙を感光体43と転写装置46との間の転写位置を通過させ、さらにその下流の定着装置49を経て後続の後処理装置90まで搬送する通常経路70aと、定着装置49を通った記録紙の表裏を反転させた後、転写箇所の上流で再び通常経路70aに合流させる反転経路70bとから構成される。各経路70a、70bは、最小サイズの転写紙の送り方向サイズより短い間隔で多数の搬送ローラ71を有している。
搬送部70のうち、感光体43と転写装置46との間の転写箇所に至る少し手前(上流)には、第2給紙部80が設けてある。第2給紙部80は、各給紙トレイ61〜65から搬送されてきた記録紙を当該箇所で一時停止させるとともに、送り出し可能な条件が揃った時点で転写箇所に向けて記録紙を送り出す機能を果たす。第2給紙部80は、回転状態と停止状態とに切り換え可能な第2給紙ローラ81と、その少し手前に配置され、第2給紙部80に記録紙が到達したことを検知する第2給紙センサ82とから構成される。
第1から第3の給紙トレイ61〜63から第2給紙部まで記録紙を搬送する搬送速度は同一であるが、大容量の給紙ユニットである第4給紙トレイ64や手差し用の第5給紙トレイ65からの搬送速度はこれらと相違している。たとえば、手差し用の第5給紙トレイ65からの搬送速度は、第1から第3の給紙トレイ61〜63から給紙する場合の搬送速度に比べて遅くなっている。
操作表示部50は、ユーザから各種の操作を受け付ける機能と、ユーザに向けて各種の情報を表示する機能を果たす。
図3は、画像形成装置10の電気的構成を示すブロック図である。自動原稿送り装置20は、図示省略した駆動部の制御等を行なうADF制御部28を有する。読取部30は、ラインセンサ36と、スキャナ制御部39とを備えている。スキャナ制御部39は、光源33の点灯制御や露光走査部35の移動制御などを行なう。
操作表示部50は、液晶ディスプレイからなる表示部51と、その画面上に敷設されたタッチスイッチおよびその他のスイッチから成る操作部52と、これらの動作を制御する操作制御部53とを有している。
プリンタ部40は、レーザーユニット42と、プリンタ制御部41とを備えている。プリンタ制御部41は、レーザーユニット42の有するレーザーダイオードのON/OFF制御やポリゴンミラーの回転制御を行なう。またプリンタ制御部41は、帯電装置44、転写装置46、分離装置47への電圧印加、感光体43の回転、現像装置50、クリーニング装置48、定着装置80、給紙トレイ61〜65、搬送部70等の動作を統括制御する機能を備えている。
後処理装置90は、画像形成装置10から排出された記録紙に綴じ、折り、穴あけなどの後処理を施す装置であり、その動作を統括制御するFNS制御部91を備えている。ADF制御部28、スキャナ制御部39、操作制御部53、プリンタ制御部41、FNS制御部91はそれぞれCPUおよびROM、RAMを主要部とする回路で構成されており、ROMに格納されたプログラムに従って各種の制御を実行するようになっている。
主制御部100は、画像形成装置10の動作を統括制御する機能を果たす。主制御部100は、読取処理部101と、DRAM制御部102と、圧縮伸張部103と、画像メモリ104と、書込処理部105と、画像制御CPU110と、プログラムメモリ106と、システムメモリ107と、不揮発性メモリ108と、I/Oポート109とを備えている。
読取処理部101は、読取部30の出力する画像データに対して拡大処理、鏡像処理、誤差拡散による2値化処理などを施す機能を果たす。圧縮伸張部103は、2値化された画像データを圧縮したり、圧縮されたものを伸張したりする機能を果たす。圧縮伸張部103は圧縮処理と伸張処理を独立かつ並行に実行することができる。画像メモリ104は、非圧縮の画像データをページ単位で記憶可能なページメモリとしての機能と圧縮された画像データを蓄積する圧縮メモリとしての機能を果たす。
書込処理部105は、画像メモリ104から読み出して伸張された画像データをプリンタ部40の動作に応じたタイミングでレーザーユニット42へ送出する機能を果たす。DRAM制御部102は、ダイナミックRAMからなる画像メモリ104へのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ104に格納したり、画像メモリ104から圧縮データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御等を行なうものである。
画像制御CPU110は、画像形成装置10の動作全体を制御するCPUであり、画像データの流れを管理する機能や、ジョブの予約登録や実行を管理する機能を果たす。プログラムメモリ106は、画像制御CPU110が実行するプログラムを記憶したメモリであり、システムメモリ107は、プログラムの実行中に各種データを一時的に記憶するためのワークメモリである。不揮発性メモリ108は、電源OFF後も記憶しておくべきユーザーデータやシステムデータを記憶するメモリである。I/Oポート109には各種センサやLED素子などが接続される。
画像制御CPU110は、複数の給紙トレイ61〜65の中から次の給紙に使用するものを自動的に選択する自動選択手段111としての機能を果たす。不揮発性メモリ108は、給紙トレイ毎に、その給紙トレイから第2給紙部80までの搬送距離とその給紙トレイを用いた場合の搬送速度とを関連付けて登録したデータテーブル108aを記憶している。自動選択手段111は、データテーブル108aに登録されている搬送距離と搬送速度に基づいて、各給紙トレイから第2給紙部80まで記録紙を搬送するための所要時間(到達時間)を導出する機能を備えている。なお、データテーブル108aには、画像形成装置10に接続される可能性のあるすべての第4給紙トレイ64について搬送距離と搬送速度が登録されている。
操作表示部50の操作制御部53は、自動選択の対象になる給紙トレイの指定をユーザから受け付ける選択対象受付手段54と、自動選択における給紙トレイ相互間のトレイ優先順位の設定をユーザから受け付ける優先順位受付手段55と、ユーザの設定したトレイ優先順位を有効にするか否かの選択をユーザから受け付ける有効設定受付手段56としての機能を果たす。
図4は、画像形成装置10の操作表示部50に表示される通常操作画面である。通常操作画面200の右上部にある「機械状態」釦201を操作すると、図5に示すトレイ自動選択設定画面210がポップアップ表示される。トレイ自動選択設定画面210には、トレイ指定釦211〜215と、優先順位表示欄221と、上下キー231、232と、有効無効選択釦241と、OK釦251と、キャンセル釦252とが表示される。
第1トレイ指定釦211を操作することで第1給紙トレイ61を自動選択の対象にするか否か(ON/OFF)を切り替えることができる。同様に第2トレイ指定釦212は第2給紙トレイ62を、第3トレイ指定釦213は第3給紙トレイ63を、第4トレイ指定釦214は第4給紙トレイ64を、第5トレイ指定釦215は第5給紙トレイ65を、それぞれ自動選択の対象にするか否かを切り替えるための操作釦である。これらによりユーザは、自動選択の対象にするか否かを給紙トレイ毎に指定することができる。
優先順位表示欄221は、ユーザの設定したトレイ優先順位を表示する機能と、トレイ優先順位を変更する給紙トレイを指定するための操作釦としての機能を果たす。ユーザが優先順位表示欄221に表示された何れかのトレイを押下して選択した後に上下キー231、232を操作すると、選択されたトレイの優先順位が変化するとともに、その表示箇所が優先順位表示欄221の中で上下するようになっている。これによりユーザは給紙トレイ61〜65相互間に任意のトレイ優先順位を設定することができる。
有効無効選択釦241は、優先順位表示欄221に表示されているユーザ設定のトレイ優先順位を有効にするか無効にするかを切り替えるための操作釦である。操作毎に有効/無効が切り替わり、これに伴って有効無効選択釦241の表示態様が変化する。OK釦251の操作により、トレイ自動選択設定画面210での設定内容が確定する。
図1は、給紙トレイの自動選択に係る基本的動作の流れを示している。通常状態で、現在選択されている給紙トレイ(現給紙トレイと呼ぶ)から給紙して(ステップS301)画像形成を行なう(ステップS302)。設定された枚数の印刷が今回の画像形成によって完了した場合は(ステップS303;Y)、処理を終了する。設定された枚数の印刷が終了していない場合は(ステップS303;N)、現給紙トレイが紙無しになったか否かを調べ(ステップS304)、紙無しでなければ(ステップS304;N)、現給紙トレイから次の給紙を行なって画像形成を継続する(ステップS301、S302)。
現給紙トレイが紙無しになったときは(ステップS304;Y)、現給紙トレイが自動選択の対象に指定されている給紙トレイかを判定する(ステップS305)。自動選択の対象に指定されたものでないときは(ステップS305;N)、紙無しおよび紙補給を通知するメッセージを操作表示部50に表示して(ステップS309)処理を終了する。現給紙トレイが自動選択の対象でない場合には、現給紙トレイに特殊な用紙が収容されているなどが想定されるので、他の給紙トレイを自動選択しないようになっている。
紙無しになった現給紙トレイが自動選択の対象に指定されているときは(ステップS305;Y)、ユーザの設定したトレイ優先順位を有効にする旨の設定が成されているかを判定する(ステップS306)。ユーザの設定したトレイ優先順位が有効な場合は(ステップS306;N)、ユーザの設定したトレイ優先順位に従って次の給紙に使用する給紙トレイを選択し、これを現給紙トレイに設定し、給紙元を当該現給紙トレイに切り替えて(ステップS307)印刷を継続する(ステップS301、S302)。
ユーザの設定したトレイ優先順位が無効の場合は(ステップS306;Y)、現給紙トレイと収容されている紙サイズが同一かつ紙無しでなく、自動選択の対象に指定されている他の給紙トレイが存在するかを調べ(ステップS308)、そのような給紙トレイが無いときは(ステップS308;N)、紙無しおよび紙補給を通知するメッセージを操作表示部50に表示して(ステップS309)処理を終了する。なお紙サイズの同一性はチェックしなくてもよい。
上記の要件を満たす給紙トレイが存在するときは(ステップS308;Y)、この要件に該当する給紙トレイの中で、第2給紙部80まで記録紙を搬送するための所用時間(到達時間)が最小のものを探し出し(ステップS310)、その給紙トレイを現給紙トレイに設定し、給紙元を当該現給紙トレイに切り替えて(ステップS311)印刷を継続する(ステップS301、S302)。
次に具体的な例に基づいて給紙トレイの自動選択に係る動作を説明する。
前提条件として、給紙トレイから第2給紙部80までの搬送距離が、トレイ1<トレイ4<トレイ2<トレイ3の関係にあり、給紙トレイからの給紙開始後、第2給紙部80に到達するまでの所要時間(到達時間)が、トレイ1<トレイ2<トレイ4<トレイ3の関係にあるものとする。また自動選択の対象としてトレイ1、トレイ2、トレイ3が指定されており、トレイ4は自動選択の対象から除外されている。たとえば、トレイ4には特殊な色紙が収容されている。トレイ優先順位は、トレイ1が1位、トレイ3が2位、トレイ4が3位、トレイ2が4位に設定されているが、ユーザの設定したトレイ優先順位は無効に設定されているものとする。
図6は、上記の前提条件で給紙トレイを選択する際の流れを示している。当初はトレイ1から給紙して画像形成が行なわれる(ステップS401〜S403)。トレイ1が紙無しになると(ステップS404;Y)、トレイ1は自動選択の対象に指定されており(ステップS405;Y)かつユーザの設定したトレイ優先順位が無効なので(ステップS408;Y)、自動選択の対象に指定された他のトレイが存在するかを調べる(ステップS408)。ここではトレイ2とトレイ3が存在し(ステップS408;Y)、これらの中で第2給紙部80までの到達時間が最小であるトレイ2を選択して、これを次の給紙に用いる給紙トレイに切り替える(ステップS410、S411)。その後は、切り替えたトレイ2から給紙して画像形成が行なわれる(ステップS412〜エンド)。
なお、ユーザ設定のトレイ優先順位が有効の場合は(ステップS406;N)、当該トレイ優先順位に従うので、この例ではトレイ3に切り替えることになる(ステップS409)。またトレイ1が自動選択の対象に指定されていない場合(ステップS405;N)とトレイ1以外に自動選択の対象に設定されたトレイが存在しない場合は(ステップS408;N)、紙無しメッセージを表示して(ステップS407)処理を終了する。
ところで、自動選択の対象に指定されているか否かに関係なく、収容されている紙サイズが同一で給紙トレイから第2給紙部80までの搬送距離(給紙パス長)の短いものを選択すると、図6の点線で囲った部分の処理は図7に示すようになり、紙無しになったトレイ1の代わりにトレイ4が選択される。この場合、トレイ4には色紙が入っているので、ユーザの意図しない種類の記録紙に画像が形成されてしまう。また仮にトレイ4にトレイ1と同じ種類の記録紙が収容されているとしても、トレイ4は、搬送距離は短いが第2給紙部80までの到達時間がトレイ2より長いので、トレイ2を選択した場合より生産性が低下することになる。
このように、ユーザによる、自動選択の対象にする給紙トレイの指定と、トレイ優先順位の設定と、トレイ優先順位の有効無効の選択とが可能で、かつ自動選択の対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する給紙トレイを、トレイ優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、トレイ優先順位が無効の場合は、第2給紙部80までの到達時間の短いものを優先して自動選択するので、ユーザの指定する給紙トレイだけが自動選択の対象になり、特別な事情のある給紙トレイを自動選択の対象から除外することができる。またユーザの設定したトレイ優先順位を採用するかをユーザ自身で選択できるので、ユーザの意図に反しない範囲で、生産性の高い給紙トレイを自動選択することができ、多様なユーザ要求への対応と生産性の確保を両立させることができる。
以上、本発明の各種実施形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。たとえば、上述した給紙トレイの自動選択に係る制御方法を、画像形成装置以外の装置に適用してもよい。たとえば、画像形成装置の後段に接続する後処理装置で印刷物の表紙を付加するような場合には、表紙を収容している複数の給紙トレイの選択に当該制御方法を適用することができる。
また実施の形態では、各給紙トレイから第2給紙部80までの到達時間を求めるための情報を予めデータテーブル108aに登録しておいたが、たとえば、画像形成装置10に外付けする大容量給紙ユニットなどに係る情報を、接続されたそれらの装置からシリアル通信等を介して取得するように構成してもよい。また実施の形態では、搬送距離と搬送速度とから到達時間を求めたが、給紙トレイ毎に到達時間そのものをデータテーブル108aに登録してもよい。
このほか、トレイ優先順位の指定やその有効無効の設定機能を設けない構成としてもよい。すなわち、自動選択の対象にする給紙トレイの指定を受け付け、指定されたものの中で生産性の高いものを自動選択するように構成してもよい。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置が行なう給紙トレイの自動選択に係る処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の断面構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作表示部に表示される通常操作画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作表示部に表示されるトレイ自動選択設定画面の一例を示す説明図である。 具体的な前提条件下で給紙トレイを選択する場合を示す流れ図である。 給紙パス長等を基準に給紙トレイを選択する場合における処理の相違部分を示す流れ図である。
符号の説明
2…原稿
10…画像形成装置
20…自動原稿送り装置
21…原稿載置トレイ
22…給紙ローラ
23…密着ローラ
24…案内ローラ
25…切替爪
26…反転ローラ
27…排紙トレイ
28…ADF制御部
30…読取部
33…光源
34…ミラー
35…露光走査部
36…ラインセンサ
37…集光レンズ
38…各種のミラー
39…スキャナ制御部
40…プリンタ部
41…プリンタ制御部
42…レーザーユニット
43…感光体
44…帯電装置
45…現像装置
46…転写装置
47…分離装置
48…クリーニング装置
50…操作表示部
51…表示部
52…操作部
53…操作制御部
54…選択対象受付手段
55…優先順位受付手段
56…有効設定受付手段
61…第1給紙トレイ
62…第2給紙トレイ
63…第3給紙トレイ
64…第4給紙トレイ(大容量給紙ユニット)
65…第5給紙トレイ
66…紙無しセンサ
67…紙サイズセンサ
70…搬送部
70a…通常経路
70b…反転経路
71…搬送ローラ
80…第2給紙部
81…第2給紙ローラ
82…第2給紙センサ
90…後処理装置
91…FNS制御部
100…主制御部
101…読取処理部
102…DRAM制御部
103…圧縮伸張部
104…画像メモリ
105…書込処理部
106…プログラムメモリ
107…システムメモリ
108…不揮発性メモリ
108a…データテーブル
109…I/Oポート
110…画像制御CPU
111…自動選択手段
200…通常操作画面
201…「機械状態」釦
210…トレイ自動選択設定画面
211…第1トレイ指定釦
212…第2トレイ指定釦
213…第3トレイ指定釦
214…第4トレイ指定釦
215…第5トレイ指定釦
221…優先順位表示欄
231、232…上下キー
241…有効無効選択釦
251…OK釦
252…キャンセル釦

Claims (8)

  1. 記録紙を収容する複数の記録紙収容部の何れかから給紙された記録紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
    次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する自動選択手段と、
    前記自動選択手段の選択対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける選択対象受付手段とを備え、
    前記自動選択手段は、選択対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を画像形成における生産性の高さに基づいて自動選択する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記自動選択手段は、記録紙収容部から画像の形成される箇所まで記録紙を搬送するための所要時間が短い記録紙収容部ほど画像形成における生産性が高いと判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録紙を収容する複数の記録紙収容部の何れかから給紙された記録紙上に画像を形成して出力する画像形成装置において、
    次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する自動選択手段と、
    前記自動選択手段の選択対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける選択対象受付手段と、
    自動選択における記録紙収容部相互間の優先順位の設定をユーザから受け付ける優先順位受付手段と、
    前記優先順位受付手段を通じて設定された優先順位を有効にするか否かの選択をユーザから受け付ける有効設定受付手段とを備え、
    前記自動選択手段は、選択対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を、ユーザの設定した優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、無効の場合は当該画像形成装置の定める所定の優先順位に従って自動選択する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記自動選択手段は、ユーザの設定した優先順位が無効の場合に、記録紙収容部から画像の形成される箇所まで記録紙を搬送するための所要時間の短い記録紙収容部を優先的に選択する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 記録紙を収容する複数の記録紙収容部の中から次の給紙に使用するものを選択する給紙元選択方法において、
    自動選択の対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける工程と、
    自動選択の対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する工程とを有し、
    前記自動選択する工程において次の給紙に使用する記録紙収容部を画像形成における生産性の高さを基準に自動選択する
    ことを特徴とする給紙元選択方法。
  6. 何れの記録紙収容部を使用した場合にも共通する所定の目標箇所まで記録紙を搬送するための所要時間の短い記録紙収容部ほど画像形成における生産性が高いと判断する
    ことを特徴とする請求項5に記載の給紙元選択方法。
  7. 記録紙を収容する複数の記録紙収容部の中から次の給紙に使用するものを選択する給紙元選択方法において、
    自動選択の対象になる記録紙収容部の指定をユーザから受け付ける工程と、
    自動選択における記録紙収容部相互間の優先順位の設定をユーザから受け付ける工程と、
    ユーザの設定した優先順位を有効にするか否かの選択をユーザから受け付ける工程と、
    自動選択の対象に指定されたものの中から次の給紙に使用する記録紙収容部を自動選択する工程とを有し、
    前記自動選択する工程において次の給紙に使用する記録紙収容部を、ユーザの設定した優先順位が有効の場合はその優先順位に従って自動選択し、無効の場合は所定の優先順位に従って自動選択する
    ことを特徴とする給紙元選択方法。
  8. ユーザの設定した優先順位が無効の場合は、何れの記録紙収容部を使用した場合にも共通する所定の目標箇所まで記録紙を搬送するための所要時間の短いものを優先して記録紙収容部を選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載の給紙元選択方法。
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