JP2006131322A - 画像形成装置、シート処理装置およびシート処理方法 - Google Patents

画像形成装置、シート処理装置およびシート処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 情報記録媒体の機能を損なうことなく、シートの後処理を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ステイプル処理が行われる場合、RFIDの位置とステイプルされる位置とが同じであるか否かを判別する(S4)。RFIDの位置とステイプルされる位置とが同じであると判断された場合、エラー画面を表示し、動作を中断する(S5)。このエラー画面には、「RFIDとステイプル位置が同じです。変更しますか?」のメッセージが表示される。変更キー802が押されたか否か、つまり位置を変えて続行するか否かを判別し(ステップS6)、変更キー802が押された場合、印刷後に、位置を変えてステイプル処理を行う(S7)。
【選択図】 図30

Description

本発明は、情報記録媒体を付加したシートに画像を形成する画像形成装置、シート処理装置およびシート処理方法に関する。
近年、無線タグ(RFIDタグ)を微小化して紙にすき込む技術を用いた、印刷用紙が製品化されている。また、プリンタ機能およびファクシミリ機能を有する複写機に、原稿用のリーダライタおよび印刷用紙用のリーダライタを設けておくことで、外部機器(パソコン等)から送信されてきた文字データやグラフィックデータを印刷用紙に視認情報として印刷するとともに、デジタルデータとして記録しておくべきデータをRFIDタグに書き込むことが行われている(特許文献1参照)。これにより、RFID付き印刷用紙に文字や図形などを印刷できるとともに、デジタルデータを書き込むことができ、さらには、デジタルデータを加工したり、再利用することができる。
また、複写を行う際、この複写機は、操作者のID情報を、予め登録された許可情報と照合し、複写を許可された者であるか否かを判断するので、許可されていない者によって原稿情報が複写されることを防止する。同様に、ファクシミリ送信を行う際、複写機は、操作者のID情報を、予め登録された許可情報と照合し、ファクシミリ送信を許可された者であるか否かを判断するので、許可されていない者によって原稿情報が送信されることを防止する。さらに、送信しようとする者のID情報が原稿のRFIDタグに書き込まれるので、不正な送信を抑制できる。このように、RFIDタグおよびRFIDリーダ/ライタを用いて印刷を行うことで、従来を越える複写機能が実現されている。
特開2002−337426号公報
しかしながら、上記従来の画像形成装置には、以下に掲げる問題があった。すなわち、画像形成装置として、例えばデジタル複写機には、一般に後処理装置が接続されている。この後処理装置は、ステイプル、パンチ穴あけ、中綴じ、Z折り、糊付け製本、裁断等を行うことが可能である。これらの後処理機能をRFID付き用紙に適用する場合、例えばステイプルの場合、ステイプル針を用いた後処理を行うため、ステイプルの針の位置とRFIDタグの位置とが合致した場合、ステイプルの針でRFIDタグを傷つけてしまい、機能を果たせなくなってしまうおそれがあった。また、パンチ穴あけ、裁断処理などでは、必要なRFIDタグを切り落としてしまうおそれもあった。この結果、RFIDタグに書き込まれた様々な情報が無効になり、管理などの付加機能を使用できなくなってしまうことが考えられた。
そこで、本発明は、情報記録媒体の機能を損なうことなく、シートの後処理を行うことができる画像形成装置、シート処理装置およびシート処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のシート処理装置は、情報記録媒体を付加したシートを処理するシート処理装置であって、前記シートに付加された前記情報記録媒体の位置を検出する位置検出手段と、前記検出された前記情報記録媒体の位置と前記シート上の処理位置とを比較する比較手段と、前記比較結果を基に、前記シートの処理を制御する処理制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のシート処理方法は、情報記録媒体を付加したシートを処理するシート処理方法であって、前記シートに付加された前記情報記録媒体の位置を検出する位置検出ステップと、前記検出された前記情報記録媒体の位置と前記シート上の処理位置とを比較する比較ステップと、前記比較結果を基に、前記シートの処理を制御する処理制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係るシート処理装置によれば、シートに付加された情報記録媒体の位置を検出し、シートを処理する際、検出された情報記録媒体の位置とシート上の処理位置とを比較し、この比較結果を基に、シートの処理を制御するので、情報記録媒体の機能を損なうことなく、シートを後処理できる。請求項3に係るシート処理装置によれば、処理の種類に応じて、処理内容を変更するので、比較の結果、情報記録媒体の位置とシート上の処理位置とが同じであっても、それを回避して処理を続行することができる。請求項4に係るシート処理装置によれば、情報記録媒体の位置とシート上の処理位置とが同じである場合、その対処を複数の中から選択できる。
本発明の画像形成装置、シート処理装置およびシート処理方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像形成装置は複写機に適用される。
[全体構成]
図1は実施の形態における複写機の内部構成を示す縦断面図である。この複写機は、複写機本体10および後処理装置(フィニッシャ)20から構成される。複写機本体10はリーダ部30およびプリンタ部40から構成される。
[リーダ部30の構成]
リーダ部30には、原稿給送装置101が搭載されており、この原稿給送装置101に積載された原稿は、1枚ずつ原稿台ガラス面102に順次搬送される。原稿が原稿台ガラス面102の所定位置に搬送されると、スキャナユニット104内のランプ103が点灯し、スキャナユニット104の移動とともに原稿を走査しながら照射する。原稿からの反射光は、ミラー105、106、107およびレンズ108を介してCCDイメージセンサ(単に、CCDという)109に入力する。
図2はリーダ部30における信号処理回路の構成を示すブロック図である。CCD109に入力した原稿からの反射光は、CCD109によって光電変換され、レッド、グリーン、ブルーの各色の電気信号に変換される。CCD109からの各色の電気信号(カラー情報)は、それぞれ増幅器110R、110G、110BでA/D変換器111の入力信号レベルに合わせて増幅される。A/D変換器111の出力信号がシェーディング回路112に入力されると、ランプ103の配光ムラやCCDの感度ムラが補正される。
シェーディング回路112からの信号は、Y信号生成色検出回路113および外部I/F切り替え回路(図示せず)に入力される。Y信号生成色検出回路113は、シェーディング回路112からの信号に対し、数式(1)に示す演算を行うことで、Y信号を得る。また、Y信号生成色検出回路113は、R,G,Bの信号から7つの色信号に分離し、各色信号を出力する色検出回路を有する。
Y=0.3R+0.6G+0.1B …… (1)
Y信号生成色検出回路113からの出力信号は、変倍リピート回路114に入力される。変倍回路リピート回路114は主走査方向の変倍を行う。一方、副走査方向の変倍は、スキャナユニット104の走査速度を変更することで行われる。また、変倍リピート回路114は、複数の同一画像を出力することが可能である。
輪郭エッジ強調回路115は、変倍リピート回路114からの信号の高周波成分を強調することでエッジ強調および輪郭情報を得る。輪郭エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判定・輪郭生成回路116およびパターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117に入力する。
マーカエリア判定・輪郭生成回路116は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分を読み取り、マーカの輪郭情報を生成する。パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117は、この輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行い、Y信号生成色検出回路113からの色検出信号によりパターン化を行う。プリンタ部40に出力する場合、パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117からの出力信号は、画像データセレクタ回路118により選択されると、画像データ減少回路125を経由してレーザドライバ回路119に入力され、レーザを駆動するための信号に変換される。レーザドライバ回路119からの出力信号は、プリンタ部40に入力され、可視像として画像形成が行われる。
画像メモリ120は、CPU122の指示にしたがって、画像データセレクタ回路118から送られた画像データを、指定された記憶領域に記憶する。回転処理や画像の合成処理は、この画像メモリ120上で行われる。
CPU122は、リーダ部30全体を制御するものであり、制御プログラムやエラー処理プログラムなどを記憶するROM124、各種プログラムのワークエリアとして利用されるRAM125、各種タイマ制御部等を内蔵する。また、CPU122の指示にしたがって、RAM125に記憶された画像データを画像メモリ120に展開することも可能である。図3はCPU122の周辺回路の構成を示すブロック図である。CPU122には、上記各部の他、リーダ部内画像読取部132、画像処理部133、プリンタ部内画像記録部134、キャラクタデータメモリ130、コネクタ131などが接続されている。コネクタ131には、後処理装置20が接続されている。また、操作部123には、後述するように、リーダ部30の画像処理における画像編集内容やコピー枚数等の画像動作を指示する各種キー群、操作時の内容を表示する表示部等が設けられている。
[操作部123の構成]
図4は操作部123の構成を示す正面図である。操作部123には、各種キー、ドットマトリックスで構成される液晶表示部350などが配置されている。液晶表示部350には、タッチパネルが設けられており、表示されたソフトキーを押下することでキー入力が行われる。ハードキー郡340は各種ハードキーからなる。スタートキー341はコピーをスタートさせるキーである。復帰キー346は設定モードを標準状態に復帰させるキーである。
キー群345は、コピー枚数、ズーム倍率等を入力する、0〜9までのテンキー、およびその入力をクリアするクリアキーからなる。このキー郡345で入力されたコピー部数は、液晶表示部353に表示される。ガイドキー347は、各機能のガイド画面を表示させるキーである。ユーザモードキー348は、機器の各種設定を行うキーである。
液晶表示部350は、装置の状態、コピー枚数、倍率、選択用紙および各種操作画面を表示する。液晶表示部350には、タッチキー(ソフトキー)も表示される。キー352は、給紙段およびオート用紙選択を選択するキーである。このキーを押下すると 図5の選択画面が表示される。図5は用紙選択画面を示す図である。この画面上で給紙段を選択し、閉じる(OK)キー370を押下すると、この画面が閉じられ、表示部351に選択された用紙が表示される。
キー358およびキー362は、濃度調整を行うためのキーである。これらのキーにより調整される濃度は表示部363に表示される。キー359は自動濃度調整機能をON/OFFに設定するキーであり、自動濃度調整機能がONに設定された場合、点灯する。キー354、キー355はそれぞれ等倍、縮小/拡大を設定するキーである。キー355を押下すると、図6の画面が表示され、拡大縮小を詳細に設定できる。図6は拡大縮小設定画面を示す図である。倍率は液晶表示部364に表示される。
キー360は応用モードキーである。キー360を押下すると、各種モード設定画面に移行する。キー356を押下すると、図7の各種後処理を設定する画面が表示される。図7は各種後処理の設定画面を示す図である。キー450はソートモードを設定するキーである。キー451は束シフトを設定するキーである。キー452は、グループモードを設定するキーである。キー453はステイプルを設定するキーである。キー454はZ折りを指定するキーである。キー455は設定を確定するOKキーである。キー456はパンチ穴あけを設定するキーである。キー457は設定を取り消す取り消しキーである。
キー453を押下すると、図8のステイプル設定画面が表示される。図8はステイプル設定画面を示す図である。キー460はコーナーステイプル(1箇所綴じ)を設定するキーである。キー460が押され、1箇所綴じが選択されると、さらにキー463による左上、キー464による右上、キー465による左下、およびキー466による右下のいずれか1つのステイプル位置が選択可能となる。
キー461はダブルステイプル(2箇所綴じ)を指定するキーである。キー462は中綴じを指定するキーである。キー467は設定を取り消す取消キーである。キー468は図7に戻るキーである。キー468が押された場合、この画面設定は有効とならない。キー469は設定を確定するキーである。このキー469が押下されると、図4の画面に戻り、コピースタートが可能となる。
つぎに、両面印刷の設定を示す。操作部123におけるキー357は両面キーである。この両面キー357が押下されると、図9の両面印字設定画面が表示される。図9は両面印字設定画面を示す図である。キー410は原稿片面を両面印字する設定キーである。キー411は両面原稿から両面印字するキーである。キー412は図9で操作された内容を取り消すキーである。キー413は両面原稿を片面印字するキーである。キー414はページ連写両面設定キーである。キー415は、図9で操作された内容を設定するキーである。キー416は詳細設定を行うキーである。キー416を押下すると、図10の詳細設定画面が表示される。図10は詳細設定画面を示す図である。キー420は両面印刷物を左右開きに印字するキーである。キー421は上下開きに印字するキーである。図9、図10の画面で設定することにより、両面印字が設定可能となる。
つぎに、くるみ製本、天糊製本の設定を示す。操作部123の応用モードキー360を押下すると、図11の画面が表示される。図11は応用モード設定画面を示す図である。キー481は製本モードを設定するキーである。キー481が押下されると、図12の画面が表示される。図12は原稿サイズを指定する操作画面を示す図である。キー群482は原稿サイズとして指定可能である。ここで、A4サイズを指定し、”次へ”キー486を押下すると、図13の画面が表示される。図13は製本モードを指定する画面を示す図である。図13の画面には、くるみ製本や天糊製本を指定するキー483、および中綴じ製本を指定するキー484が表示されている。ここで、くるみ製本や天糊製本を指定する場合、キー483を押下し、OKキー487を押下すると、図14の転写記録紙の選択画面が表示される。
図14は製本処理における転写記録紙の選択画面を示す図である。中紙(本文)として選択可能な記録紙サイズは、A4ノビ、A4、B5、A5R、LTR、STMT−R である。これらサイズの記録紙が入っているカセット段が選択可能であるので、そのカセット段を指定する。キー485は表紙を設定するキーである。このキー485を押下すると、くるみ製本となる。一方 キー485が押下されない場合、天糊製本となる。図15はくるみ製本および天糊製本の製本手順を示す図である。同図(A)はくるみ製本を示し、同図(B)は天糊製本を示す。キー485が押下されると、図16の画面が表示される。図16は表紙設定画面を示す図である。この画面で、表紙の記録紙サイズおよびカセット段(給紙位置)を選択する。図16では、表紙として選択可能な記録紙サイズは、A3ノビ、A3、B4、A4R、11x17、LGL、LTRRである。これらを選択して、くるみ製本の設定が終了する。
一方、図13の画面でキー484を選択した場合、中綴じ製本となり、図17の画面が表示される。図17は中綴じ処理における転写記録紙の選択画面を示す図である。この画面では、記録紙として選択可能な紙サイズは、A3、B4、A4R、11x17、LGL、LTRRである。図17の画面で”次へ”キー488が押されると、図18の画面が表示される。図18は中綴じするかしないかの選択画面を示す図である。この画面で中綴じするか否かの最終的な選択が可能である。
[画像の書き込み/読み出し]
図19は画像の書き込みおよび読み出し手順を示す図である。図20は画像メモリのマップを示す図である。図19(a)には、画像メモリの1つの記憶容量(記憶領域)が示されている。本実施形態では、1つの記憶領域は、縦7015x横9920ビットで構成され、600dpiの基準でA3サイズの画像を記憶可能である。図20に示すように、画像メモリは、1つの画像レイアウト領域および1つのキャラクタ用データを画像記憶領域として、100枚分の画像を記憶可能に構成されている。
図19(b)には、原稿画像を画像メモリに記憶する一例が示されている。符号2aに示すように置かれた原稿は、矢印の方向に順次読み込まれる。符号2bに示されるように、(0,0)アドレスをスタート位置にX方向のカウントアップ、Y方向のカウントアップに指定し、まず1ライン目が読み込まれると、Y方向のカウンタが(0,7015)方向に順に書き込まれる。2ライン目が読み込まれると、X方向のカウンタがアップされ、(1,0)アドレスから(1,7015)アドレス方向に順に書き込まれる。3ライン目が読み込まれると、X方向のカウンタがアップされ、(2,0)アドレスから(2,7015)アドレスまで書き込まれる。このように、読み込みおよび書き込みを繰り返し、(4960,7015)アドレスまで書き込まれる。
図19(b)に示す手順でメモリに書き込まれた画像データを読み出す処理を示す。図19(c)では、符号3aに示すように、1ライン目、(4960,0)アドレスをスタート位置に、Xカウンタを順にカウントダウン、Y方向のカウンタをアップに指定し、(0,0)方向にXカウンタを順にダウンしながら読み出す。つづいて、Yカウンタをアップさせ、2ライン目の読み出しが行われ、(4960,1)アドレスから(0,1)アドレスの方向に読み出される。このように、順次読み出すことにより、符号3bに示す画像が読み出される。
図19(d)では、符号4bに示すように、1ライン目、(0,0)アドレスをスタート位置に、X方向のカウンタをアップ、Y方向のカウンタをダウンに指定し、(0,7015)アドレス方向にYカウンタを順次アップしながら読み出す。つづいてXカウンタをアップさせ、2ライン目の読み出しが行われ、(1,0)アドレスから(1,7015)方向に読み出し、このように順次読み出すことにより、符号4bに示す画像が読み出される。このように、符号2aに示すA4幅の原稿を符号4aに示す方向で読み出すことにより、画像を回転しないで読み出すことができる。
また、符号4cに示すように、1ライン目、(4960,7015)アドレスをスタート位置に、Yカウンタをカウントダウンさせ、(4960,0)アドレスまで順次読み出す。2ライン目、Xカウンタをカウントダウンさせ、(4959,7015)からYカウンタをカウントダウンし、(4959,0)まで順読み出す。このように順次読み出すことにより、符号4dに示すように、180度回転した画像を読み出すことができる。
図19(e)では、符号5a、5bに示すように、個々に記憶された画像を読み出し、画像レイアウトメモリの所望の位置に画像を書き込むことにより、符号5cに示すように別々の原稿画像をメモリ上で合成することができる。
[プリンタ部40の説明]
つぎに、プリンタ部40の構成および動作を示す。プリンタ部40に入力された画像信号は、露光制御部201で変調された光信号に変換され、感光体211を照射する。この照射光によって感光体211に形成された潜像は、現像器212によって現像される。この現像像の先端とタイミングを併せて、転写紙積載部214あるいは215から転写紙が搬送されると、転写部216では現像された像が転写紙に転写される。転写された像は定着部217で転写紙に定着された後、排紙部219から装置外部に排出される。排紙部219から排出された転写紙は、Z折りユニット(部)260を経由し、Z折り機能が動作している場合、Z折り部260でZ折りされた後、Z折り機能が動作していない場合、そのまま製本ユニット230に受け渡される。
製本ユニット230は、処理内容に応じて転写紙の進行方向を変更して後処理を行う。パンチ機能が動作している場合、製本ユニット230は、パンチ穴あけを実行するために、方向変更部材232、235を制御し、転写紙をパンチユニット290に導く。同様に、ステイプル機能が動作している場合、ステイプルユニット280は、ステイプルを行うために、方向変更部材232、235を制御する。ステイプルユニット280は、ステイプルソート機能が動作している場合、ソートビンにおいて複数装備されているステイプルユニットの中から1つのステイプルユニットを選択し、ステイプルを行う。複数装備されているステイプルユニットの中から1つのステイプルユニットを選択することにより、ステイプル位置を変更可能である。尚、複数のステイプルユニットを装備する代わりに、1つのステイプルユニットを移動自在に構成してもよい。
つぎに、Z折りを行うZ折り部260を示す。Z折り部260に入ると、方向変更部材268が動作し、予め定められたサイズに合致した記録紙をZ折り部パス261に進行させる。記録紙の1/4の長さが折りローラ262を通過したタイミングで、折りローラ262、263が記録紙を中間折りパス265に進めるように回転する。この回転動作により、記録紙の1/4の長さが折れる。このまま、中間折りパス265に記録紙が1/4の長さ進んだタイミングで、折りローラ263、266が最終パス267に記録紙を進めるように回転する。これにより、記録紙の1/4が折られ、Z折りになる。記録紙はそのまま搬送され、パンチユニット290に搬送される。このZ折り処理は、ラージサイズの記録紙のみに適用される。スモールサイズの記録紙は、方向変更部部材268が動作せず、そのままパンチ部290に搬送される。
糊付け製本が指定された場合、方向変更部材232、235を制御することにより、糊付け製本を行う。始めに、表紙を付けるくるみ製本の場合を示す。図21〜図27はくるみ製本動作を示す図である。図21、図22では、記録紙は紙の位置を明示するために太く表示されているが、その枚数は1枚である。一方、図23、図24では、太く表示されている記録紙は中紙であり、複数枚からなる紙束である。
図21では、方向変更部材232は、転写紙を転写紙パス233に誘導するように方向を切り替える。ローラ270、271により転写紙を搬送する。図22では、方向変更部材235は、転写紙をスタック部236に誘導するように方向を切り替える。図23では、同様に、くるみ製本の中紙を全てスタック部236に収納する。図24では、くるみ製本の表紙を搬送する。表紙パス234に表紙を誘導するように、方向変更部材232の方向を切り替える。表紙の半分の位置がローラ243、239の半分の位置に来るように、ローラ243、239を回転させる。このとき、糊付けユニット300を手前から奥まで移動させることにより、転写紙に糊付けを行う。糊付けユニット300は、糊部、ヒータ部およびセンサ部から構成されており、固形の糊をヒータ部で所定温度まで熱することにより糊付け可能にする。このとき、センサ部で温度を検知し、糊が予め定められた温度以上にならないように制御される。
図25では、糊付けの終わった中紙を表紙に糊付けする。糊付けユニット300は、ローラ237、238が回転することにより、所定の位置に退避し、ローラ272、273が下方向に中紙を移動するように回転する。中紙が表紙に付く位置まで来ると、ローラ273、273は回転を停止する。この状態で所定時間放置する。これにより、糊付けが行われる。このとき、表紙を折るために、折材277が動作し、表紙を織り込む。ここで、折材277が動作をするときに枚数が少ないと、表紙に”しわ”や、”破損”が生じてしまう。そこで、最小処理枚数の制限が発生する。
図26では、糊付け位置にある部材242が移動し、糊付けされた製本の端揃えを行うために、端部を裁断する位置に誘導する。このとき、部材274、275が糊付け製本を倒すように移動する。図27では、位置制御部材252が移動し、トリマターンテーブル255上の糊付け製本の位置を制御する。トリマターンテーブル255上に積載された製本は、トリマユニット247から出るカッタ248が昇降することにより端部を裁断する。トリマターンテーブル255は、90度、180度回転することにより、用紙の三方を裁断する。裁断された製本は、位置制御部材252によってトレイ257方向に移動し、ローラ249、253、251、254が回転することによりトレイ257上に排出される。
一方、表紙を付けない天糊製本の場合、表紙を付けないので、図22および図23の操作を省略する。また、図25の動作を省略するので、最小処理枚数の制限が発生しない。
つぎに、順次読み込んだ画像を1枚の出力用紙の両面に出力する方法を示す。定着部217で定着された出力用紙を、一度、排紙部219まで搬送した後、用紙の搬送向きを反転して搬送方向切り替え部材220を介して再給紙用被転写紙積載部221に搬送する。次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様に、原稿画像が読み取られるが、転写紙は再給紙用被転写紙積載部221から給紙されるので、結局、同一の出力紙の表面および裏面に2枚の原稿画像を出力することができる。
[RFIDの位置検知]
つぎに、RFIDの位置検知方法を示す。図28は転写紙積載部の構成を示す図である。転写紙積載部214、215、225、226には、それぞれRFID検知板711が設けられており、各RFID検知板711には、12個のRFIDリーダ751〜762が装着されている。図29はRFID検知板711上における12個のRFIDリーダ751〜762の配置を示す図である。RFIDリーダ751は、半径50mmの検知範囲781を有する。その他のRFIDリーダ752〜762も、同様の検知範囲を有する。記録紙の幅方向のサイズが最大A4サイズの297mmであるので、12個のRFIDリーダ751〜762を用いることで、各々のRFIDリーダの検知範囲はほとんど重なり合うことなく、A3サイズの全域を検知することができる。
ステイプル箇所782は、A4サイズにおいてステイプルされる位置(奥位置)である。ステイプル箇所787は、A4サイズにおいてステイプルされる位置(手前位置)である。ステイプル箇所783、786は、A4Rサイズにおいてステイプルされる位置である。ステイプル箇所784、785は、A5Rサイズにおいてステイプルされる位置である。また、穴箇所793、794は、パンチ穴あけであけられる穴位置である。ステイプル箇所795、797は、A3サイズの中綴じにおいてステイプルされる位置である。ステイプル箇所796、798は、A4Rサイズの中綴じにおいてステイプルされる位置である。
[記録紙の後処理]
図30、図31および図32はRFIDタグ付きの記録紙を後処理する際の後処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、CPU回路122内のROM124に格納されており、CPUによって実行される。ここでは、転写紙積載部214にA4サイズのRFID付きの用紙が積載され、操作部123によって給紙口が転写紙積載部214に設定され、ステイプルがステイプル左上に設定された場合を示す。ステイプル左上では、画像を180度回転させ、奥位置にステイプルを行う。
コピージョブが開始すると、まず、RFID付きの記録紙であるか否かを判別する(ステップS1)。この判別処理では、RFID位置検知板711に搭載されたRFIDリーダ751〜762によって、順次RFIDの読み取り動作を行う。例えば、RFIDリーダ754によってRFIDが検知されたとする。
この後、後処理があるか否かを判別する(ステップS2)。後処理がない場合、そのまま印刷を行い(ステップS8)、本処理を終了する。一方、後処理がある場合、後処理はステイプル処理であるか否かを判別する(ステップS3)。ステップS3でステイプル処理でないと判別された場合、後述するステップS13の処理に進む。ここでは、前述したように、ステイプル左上が指定されているので、後処理があり、ステイプル処理が行われる。ステイプル処理が行われる場合、続いて、RFIDの位置とステイプルされる位置とが同じであるか否かを判別する(ステップS4)。
RFIDの位置とステイプルされる位置とが同じでない場合、印刷後にステイプル処理を行い(ステップS12)、本処理を終了する。ここで、A4サイズのステイプル左上の場合、奥位置にあるステイプル箇所782がステイプルされる位置である。この場合、RFIDリーダ751がRFIDを検知すると、同じ位置であると判断されるが、既にステップS1でRFIDリーダ754がRFIDを検知しているので、RFIDの位置とステイプルされる位置とが同じでないと判断され、ステップS12で印刷後にステイプル処理が行われる。
一方、RFIDの位置とステイプルされる位置とが同じであると判断された場合、例えば、ステップS1でRFIDリーダ751がRFIDを検知した場合、同じ位置であると判断される。この場合、エラー画面を表示し、動作を中断する(ステップS5)。図33はステイプル処理におけるエラー画面を示す図である。このエラー画面には、「RFIDとステイプル位置が同じです。変更しますか?」のメッセージが表示される。また、「変更」キー802、「中止」キー803、「印刷のみ」キー804、「他のファンクションへ」キー801が表示される。
変更キー802が押されたか否か、つまり位置を変えて続行するか否かを判別し(ステップS6)、変更キー802が押された場合、印刷後に、位置を変えてステイプル処理を行い(ステップS7)、本処理を終了する。一方、変更キー802が押されず、続行しない場合、印刷のみを行うか否かを判別する(ステップS9)。印刷のみキー804が押された場合、印刷のみを行い(ステップS11)、本処理を終了する。一方、印刷のみを行わず、中止する場合、つまり中止キー803が押された場合、中止処理を行い(ステップS10)、本処理を終了する。尚、ステップS7、S12でステイプルを行う際、用紙の枚数がステイプル可能な枚数であることが前提である。したがって、ステイプル可能な枚数を越える場合、ステップS7、S12ではステイプルを行うことなく、印刷だけを行って本処理を終了する。
つぎに、転写紙積載部214にA4サイズのRFID付き用紙が積載され、操作部123によって転写紙積載部214が給紙口に設定され、パンチが設定された場合を想定する。パンチを行う場合、画像を180度回転させてパンチが行われる。
ステップS3でステイプル処理でないと判別された場合、パンチ処理であるか否かを判別する(ステップS13)。パンチ処理が指定されていない場合、ステップS19の処理に進む。一方、パンチ処理が指定されている場合、RFIDの位置とパンチされる位置とが同じであるか否かを判別する(ステップS14)。A4サイズのパンチの場合、パンチ箇所793、794がパンチ箇所である。この場合、RFIDリーダ752がRFIDを検知すると、同じ位置であると判断するが、前述したように、既にステップS1でRFIDリーダ754によってRFIDが検知されているので、RFIDの位置とパンチされる位置とが同じでないと判断し、パンチ処理を行い(ステップS18)、本処理を終了する。
一方、ステップS14でRFIDリーダ752がRFIDを検知した場合、同じ位置と判断する。この場合、エラー画面を表示し、動作を中断する(ステップS15)。図34はパンチ処理におけるエラー画面を示す図である。このエラー画面には、「RFIDとパンチ位置が同じです。中止しますか?」のメッセージが表示される。また、「中止」キー812、「印刷のみ」キー813、「他のファンクションへ」キー811が表示される。そして、中止キー812が押されたか否か、つまり動作を中止するか否かを判別し(ステップS16)、中止キー812が押された場合、そのまま本処理を終了する。一方、中止キー812が押されていない場合、印刷のみを行い(ステップS17)、本処理を終了する。
つぎに、転写紙積載部214にA3サイズのRFID付き用紙が積載され、操作部123によって転写紙積載部214が給紙口に設定され、中綴じが設定された場合を想定する。ステップS13でパンチ処理が指定されていない場合、中綴じ処理が指定されているか否かを判別する(ステップS19)。中綴じ処理が指定されていない場合、ステップS25の処理に進む。一方、中綴じ処理が指定されている場合、RFIDの位置と中綴じされる位置とが同じであるか否かを判別する(ステップS20)。
A3サイズの中綴じの位置は、中綴じ箇所795、797である。この場合、RFIDリーダ757、759がRFIDを検知した場合、同じ位置と判断されるが、既にステップS1でRFIDリーダ754によってRFIDが検知されているので、同じ位置でないと判断する。そして、中綴じ処理を行い(ステップS24)、本処理を終了する。
一方、ステップS1でRFIDリーダ757がRFIDを検知した場合、ステップS20で同じ位置であると判断される。この場合、エラー画面を表示し、動作を中断する(ステップS21)。図35は中綴じ処理におけるエラー画面を示す図である。このエラー画面には、「RFIDと中綴じが同じ位置です。中止しますか?」のメッセージが表示される。また、「中止」キー822、「印刷のみ」キー823、「他のファンクションへ」キー821が表示される。そして、中止キー822が押されたか否か、つまり動作を中止するか否かを判別し(ステップS22)、中止キー822が押された場合、そのまま本処理を終了する。一方、中止キー822が押されていない場合、印刷のみを行い(ステップS23)、本処理を終了する。
つぎに、転写紙積載部214にA3サイズのRFID付き用紙が積載され、操作部123によって転写紙積載部214が給紙口に設定され、Z折が設定された場合を想定する。また、ステップS1では、RFリーダ760がRFIDを検知しているものとする。
ステップS19で中綴じ処理でないと判別された場合、Z折り処理であるか否かを判別する(ステップS25)。Z折り処理が指定されている場合、RFIDの位置とZ折りされる位置とが同じであるか否かを判別する(ステップS26)。ここで、Z折りされる位置は、紙の半分の位置と1/4の位置であるので、RFリーダ751〜759のいずれかがRFIDを検知した場合、同じ位置であると判断されるが、既にステップS1でRFIDリーダ760によってRFIDが検知されているので、同じ位置でないと判断され、Z折りを行い(ステップS30)、本処理を終了する。
一方、例えば、ステップS1でRFIDリーダ757によってRFIDが検知された場合、ステップS26では、RFIDの位置とZ折りされる位置とが同じであると判断される。この場合、エラー画面を表示し、動作を中断する(ステップS27)。図36はZ折り処理におけるエラー画面を示す図である。このエラー画面には、「RFIDとZ折りの位置が同じです。中止しますか?」のメッセージが表示される。また、「中止」キー832、「印刷のみ」キー833、「他のファンクションへ」キー831が表示される。そして、中止キー832が押されたか否か、つまり動作を中止するか否かを判別し(ステップS28)、中止キー832が押された場合、そのまま本処理を終了する。一方、中止キー832が押されていない場合、印刷のみを行い(ステップS29)、本処理を終了する。
つぎに、糊付け製本の場合を示す。ステップS25でZ折り処理でないと判別された場合、後処理が糊付け製本であるか否かを判別する(ステップS31)。糊付け製本の場合、RFIDが破損しないので、糊付け処理を行い(ステップS32)、本処理を終了する。
つぎに、転写紙積載部214にA4サイズのRFID付き用紙が積載され、操作部123によって転写紙積載部214が給紙口に設定され、裁断が設定された場合を想定する。また、RFIDリーダ755によってRFIDが検出されたものとする。ステップS31で糊付け製本でない場合、裁断処理が指定されているか否かを判別する(ステップS33)。裁断処理が指定されていない場合、束シフトソート処理を行い(ステップS40)、本処理を終了する。一方、裁断処理が指定されている場合、RFIDの位置と裁断される位置が同じであるか否かを判別する(ステップS34)。裁断される位置は、紙の周囲の位置であるので、RFリーダ751、754、757、760、761、762、759、756、753、752によってRFIDが検知された場合、同じ位置であると判断されるが、ここでは、既にRFIDリーダ755によってRFIDが検知されているので、裁断を行い(ステップS39)、本処理を終了する。
ステップS1で、例えばRFIDリーダ751によってRFIDが検知された場合、ステップS34で同じ位置であると判断される。この場合、エラー画面を表示し、動作を中断する(ステップS35)。図37は裁断処理におけるエラー画面を示す図である。このエラー画面には、「RFIDと裁断位置が同じです。中止しますか?」のメッセージが表示される。また、「中止」キー842、「印刷のみ」キー843、「他のファンクションへ」キー841が表示される。そして、中止キー842が押されたか否か、つまり動作を中止するか否かを判別し(ステップS36)、中止キー842が押された場合、そのまま本処理を終了する。一方、中止キー842が押されず、印刷のみキー843が押された場合、印刷のみを行い(ステップS38)、本処理を終了する。
このように、本実施形態の画像形成装置によれば、ステイプル、パンチ、中綴じ、Z折り、裁断等の後処理を行うように設定されている場合、RFIDタグを破壊することなく、その機能を正常に維持することができる。
なお、上記において、「位置が同じ」とは後処理によってRFIDタグに影響を与える位置に処理が施されることを意味しており、全く同一の位置を意味するものではない。
尚、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、RFID検知板711を用いてRFIDを検知していたが、RFIDの検知の仕方はこれに限定されない。例えば、本実施形態と同様の3個のRFIDリーダとセンサとを組み合わせても、RFIDを検知可能である。この場合、RFIDリーダは、記録紙が搬送される方向(副走査方向)と垂直な方向(主走査方向)に3個配置される。記録紙が搬送される途中にセンサを置き、センサがONしたタイミングから、RFIDリーダがRFIDを検知するまでの時間を計測する。これにより、用紙の先端から副走査方向の距離を算出することが可能である。また、RFIDリーダのいずれが検知したかにより、RFIDの主走査方向の位置を検出することも可能となる。
また、上記実施形態では、パンチ位置、中綴じ、Z折りの際、RFIDの位置と後処理位置とが同じである場合、それらの後処理を中止していたが、ステイプルと同様、位置を変えて実行するようにしてもよいことは勿論である。ただし、パンチ位置、中綴じ、Z折りを行う際、そのような位置を変更可能な構成とする必要がある。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−RW等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されてもよい。また、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
実施の形態における複写機の内部構成を示す縦断面図である。 リーダ部30における信号処理回路の構成を示すブロック図である。 CPU122の周辺回路の構成を示すブロック図である。 操作部123の構成を示す正面図である。 用紙選択画面を示す図である。 拡大縮小設定画面を示す図である。 各種後処理の設定画面を示す図である。 ステイプル設定画面を示す図である。 両面印字設定画面を示す図である。 詳細設定画面を示す図である。 応用モード設定画面を示す図である。 原稿サイズを指定する操作画面を示す図である。 製本モードを指定する画面を示す図である。 製本処理における転写記録紙の選択画面を示す図である。 くるみ製本および天糊製本の製本手順を示す図である。 表紙設定画面を示す図である。 中綴じ処理における転写記録紙の選択画面を示す図である。 中綴じするかしないかの選択画面を示す図である。 画像の書き込みおよび読み出し手順を示す図である。 画像メモリのマップを示す図である。 くるみ製本動作を示す図である。 くるみ製本動作を示す図である。 くるみ製本動作を示す図である。 くるみ製本動作を示す図である。 くるみ製本動作を示す図である。 くるみ製本動作を示す図である。 くるみ製本動作を示す図である。 転写紙積載部の構成を示す図である。 RFID検知板711上における12個のRFIDリーダ751〜762の配置を示す図である。 RFIDタグ付きの記録紙を後処理する際の後処理手順を示すフローチャートである。 図30につづくRFIDタグ付きの記録紙を後処理する際の後処理手順を示すフローチャートである。 図30および図31につづくRFIDタグ付きの記録紙を後処理する際の後処理手順を示すフローチャートである。 ステイプル処理におけるエラー画面を示す図である。 パンチ処理におけるエラー画面を示す図である。 中綴じ処理におけるエラー画面を示す図である。 Z折り処理におけるエラー画面を示す図である。 裁断処理におけるエラー画面を示す図である。
符号の説明
10 複写機本体
20 後処理装置
30 リーダ部
40 プリンタ部
122 CPU
124 ROM
711 RFID検知板
751〜762 RFIDリーダ
782〜787 ステイプル箇所
793、794 パンチ箇所
795〜798 中綴じ箇所

Claims (14)

  1. 情報記録媒体を付加したシートを処理するシート処理装置であって、
    前記シートに付加された前記情報記録媒体の位置を検出する位置検出手段と、
    前記検出された前記情報記録媒体の位置と前記シート上の処理位置とを比較する比較手段と、
    前記比較結果を基に、前記シートの処理を制御する処理制御手段とを備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記情報記録媒体はRFIDタグであり、前記位置検出手段はRFIDリーダにより前記シートに付加された当該RFIDタグを検出することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記処理の種類を判別する種類判別手段を備え、
    前記処理制御手段は、前記判別された処理の種類に応じて、前記シートの処理を制御することを特徴とする請求項1または2記載のシート処理装置。
  4. 前記処理制御手段は、前記情報記録媒体の位置と前記処理位置とが同じである場合、前記処理を実行するか否かの決定、あるいは前記処理内容の変更を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシート処理装置。
  5. 前記処理制御手段は、ステイプルを行う際、前記情報記録媒体の位置と前記処理位置とが同じである場合、ステイプル位置を変更することを特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  6. 前記処理制御手段は、前記処理がパンチ穴あけであり、前記情報記録媒体の位置と前記処理位置とが同じである場合、パンチ穴あけを行わないことを特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  7. 前記処理制御手段は、前記処理が中綴じであり、前記情報記録媒体の位置と前記処理位置とが同じである場合、中綴じを行わないことを特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  8. 前記処理制御手段は、前記情報記録媒体の位置と前記処理位置とが同じであるか否かに拘わらず、糊付け製本を行うことを特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  9. 前記処理制御手段は、前記処理が裁断であり、前記情報記録媒体の位置と前記処理位置とが同じである場合、裁断を行わないことを特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  10. 前記処理制御手段は、前記処理がZ折りであり、前記情報記録媒体の位置と前記処理位置とが同じである場合、Z折りを行わないことを特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  11. シート上に所定の画像を形成し、請求項1乃至10のいずれかに記載のシート処理装置により該画像が形成されたシートの処理を行わせることを特徴とする画像形成装置。
  12. 情報記録媒体を付加したシートを処理するシート処理方法であって、
    前記シートに付加された前記情報記録媒体の位置を検出する位置検出ステップと、
    前記検出された前記情報記録媒体の位置と前記シート上の処理位置とを比較する比較ステップと、
    前記比較結果を基に、前記シートの処理を制御する処理制御ステップとを有することを特徴とするシート処理方法。
  13. 請求項1乃至10のいずれかに記載のシート処理装置または請求項11に記載の画像形成装置を実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムコードを有するプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムを格納した記憶媒体。
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