JP4250101B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿サイズに応じて対応するサイズの印刷用紙を自動的に選択する自動用紙選択機能を備え、印刷用紙上に画像を形成する画像形成装置に関する。
近年、複写機、プリンタ、或いはこれらの複合機(MFP)等の画像形成装置に対して、プリントされた用紙を自動的に折り畳む装置が提供されている。このような折り装置では出力された用紙を2つ折りやZ字状に3つ折り(Z折り)にして出力することが可能である(例えば、特許文献1,2等参照)。
このような従来の紙折り装置を有する画像形成装置では、複写機本体から排出される用紙サイズが縦長方向(用紙の長手方向を搬送方向に対して平行とする搬送方向)の用紙に対してZ折りを行い元の半分のサイズにして出力する。
このような折り処理を伴うコピー作業は、全ての印刷用紙が縦長方向に搬送される場合よりも、縦長方向の用紙と横長方向(用紙の長手方向を搬送方向に対して直交させる搬送方向)の用紙とが混在している場合が多い。また、このような2種類の用紙を必要とするコピー作業は、原稿サイズ自体が2種類であるため、そのサイズに合わせて印刷用紙も2種類となるケースであることが多い。よって、このような異なるサイズが原稿が混在している場合にも対応できるように、紙折り装置は、原稿サイズに応じて対応するサイズの印刷用紙を自動的に選択する自動用紙選択機能と組合せて利用されるケースが多い。
特開平11−272127号公報 特許第2730561号公報
ところで、上述したような従来の画像形成装置においては、自動用紙選択機能と組合せてZ折りを行う場合に、縦長方向、横長方向の何れも排出可能なサイズ(例えば、A4サイズ)について、縦長方向を選択してZ折りして出力するのか、横長方向を選択してZ折りせずに出力するのかをユーザ自身が選択する術がなく、ユーザの所望する出力形態を簡単に得られない場合が存在した。
例えば、図19(a)に示すようなA4サイズとA5サイズとが混在した原稿束と、図19(b)に示すようなA4サイズとA3サイズとが混在した原稿束を各々自動用紙選択モードでZ折りして出力する場合を考える。図19(a)に示すようなA4サイズとA5サイズとが混在した原稿束の場合は、A4サイズの原稿に対してA4縦長サイズの用紙を選択してZ折りし(処理a)、A5サイズ(横長)の用紙はZ折りせず(処理b)、全出力をA5サイズに揃えて出力する一方、図19(b)に示すようなA4サイズとA3サイズとが混在した原稿束の場合は、A4サイズの原稿に対してはA4横長サイズの用紙を選択しZ折りせず(処理c)、A3サイズ(縦長)の出力をZ折りして(処理d)、全出力をA4サイズに揃えて出力する、といったようなA4サイズに対するZ折りの使い分けができなかった。つまり、図19(a)の処理においてA4横長サイズの用紙が選択されるとZ折りされず、図19(b)の処理においてA4縦長サイズの用紙が選択されるとZ折りされてしまうためである。
前述の特許文献1,2等では、このような問題については言及されていない。そのため、従来はZ折りできる用紙サイズを縦長方向しか排出できない用紙サイズ(例えば、A3サイズ)に限定していることが多かった。
また、この種の画像形成装置においては、このような折り処理以外に、印刷用紙に穿孔する穿孔装置や、束ねた印刷用紙を綴じ処理するステープル装置などを備えて併用されるケースもあるが、折り装置による折り処理との整合性が問題となるケースも考えられる。
本発明の目的は、自動用紙選択機能を用いてZ折り等の折り処理された形態の出力を得る際に、ユーザの所望する出力形態を簡単にして確実に得ることができるようにすることである。
本発明の目的は、印刷用紙に穿孔する穿孔処理や束ねた印刷用紙の綴じ処理などの後処理と、折り装置による折り処理との整合性を確保することができ、意図しない後処理仕上がり等を未然に防止できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、搬送方向が縦長方向と横長方向とで選択自在な第1サイズの印刷用紙と、該第1サイズよりも長手方向の長さが小さな第2サイズの印刷用紙と、前記第1サイズよりも長手方向の長さが大きな第3サイズの印刷用紙とを使用でき、原稿サイズに応じて対応するサイズの印刷用紙を自動的に選択する自動用紙選択機能を備え、前記印刷用紙上に画像を形成する画像形成装置において、画像が形成されて縦長方向に搬送される前記印刷用紙に対して選択的に折り処理を行う折り処理装置と、記折り処理を行うことを指定する手段と、前記第1サイズの印刷用紙についての搬送方向を選択する手段と、を備え、前記折り処理装置及び前記選択手段を次のように制御することを特徴とする。
前記折り処理を行うことが指定されて、前記第1サイズの印刷用紙と前記第2サイズ又は前記第3サイズの印刷用紙とにそれぞれ対応する原稿が混在した印刷を行う場合、長手方向及び短手方向の長さが揃えられた印刷用紙束を得るために、(1)前記第1サイズの印刷用紙の方が、他方のサイズの用紙より長手方向の長さが長いときは、第1サイズの用紙を搬送方向を長手方向に対して平行にしてZ折りし、他方のサイズの用紙をZ折りせず、(2)前記第1サイズの印刷用紙の方が、他方のサイズの印刷用紙より長手方向の長さが短いときは、前記第1サイズの印刷用紙の搬送方向を長手方向に対して垂直にしてZ折りせず、他方のサイズの印刷用紙をZ折りする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記折り処理を行う方向は、印刷画像の向きに対して右側を折る指定と、印刷方向の向きに対して下側を折る指定とが指定自在である。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記折り処理は、前記印刷用紙をZ字状に3つ折りするZ折り処理である。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置において、画像が形成された前記印刷用紙に対して選択的に前記折り処理以外の後処理を行う後処理装置と、印刷画像の向きに対して前記後処理を行う方向を指定する手段と、前記折り処理の方向と前記後処理の方向との指定が矛盾しないように制御する制御手段と、を備える。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、前記制御手段は、先に指定されている折り方向に対して矛盾する後処理の方向の指定を禁止させる。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、前記制御手段は、先に指定されている後処理の方向に対して矛盾する折り方向の指定を禁止させる。
請求項7記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、前記制御手段は、先に指定されている折り方向に対して矛盾する後処理の方向が指定された場合には前記折り方向を当該後処理の方向と整合する方向に設定し直す。
請求項8記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、前記制御手段は、先に指定されている後処理の方向に対して矛盾する折り方向が指定された場合には前記後処理の方向を当該折り方向と整合する方向に設定し直す。
請求項9記載の発明は、請求項4ないし8の何れか一記載の画像形成装置において、前記後処理装置は、後処理として印刷用紙に穿孔する穿孔装置である。
請求項10記載の発明は、請求項4ないし8の何れか一記載の画像形成装置において、前記後処理装置は、後処理として印刷用紙を綴じ処理するステープル装置である。
請求項1ないし3記載の発明によれば、前記折り処理を行うことが指定されて、前記第1サイズの印刷用紙と前記第2サイズ又は前記第3サイズの印刷用紙とにそれぞれ対応する原稿が混在した印刷を行う場合、(1)前記第1サイズの印刷用紙の方が、他方のサイズの用紙より長手方向の長さが長いときは、第1サイズの用紙を搬送方向を長手方向に対して平行にしてZ折りし、他方のサイズの用紙をZ折りせず、(2)前記第1サイズの印刷用紙の方が、他方のサイズの印刷用紙より長手方向の長さが短いときは、前記第1サイズの印刷用紙の搬送方向を長手方向に対して垂直にしてZ折りせず、他方のサイズの印刷用紙をZ折りする、というように第1サイズの印刷用紙について実際に折り処理を行わせるか行わせないかを使い分けることができる。
また、請求項1ないし3記載の発明の場合、折り処理に関して折り処理を行う方向を指定する場合、他の後処理との組合せにおいてその後処理の方向との組合せが適正でないとユーザの意図しない後処理仕上がりとなってしまうケースがあるが、請求項4記載の発明によれば、他の後処理に関してもその後処理を行なう方向を指定するものとするが、折り処理の方向の指定とが矛盾しないように制御することにより、ユーザの意図しない後処理仕上がりとなってしまう不具合を回避することができる。
特に、請求項5,6記載の発明によれば、矛盾する方向の指定を行おうとする場合には、先に指定してある方向が優先して当該方向の指定ができないので、先に指定してある方向に関する設定内容を保護することができる。
逆に、請求項7,8記載の発明によれば、矛盾する方向の指定を行おうとする場合には、後で指定した方向に整合するように先に指定した方向が設定し直されるので、最新の指定内容を優先しつつ、方向の指定し直しを不要にすることもできる。
請求項9,10記載の発明によれば、穿孔処理や綴じ処理と折り処理との処理方向の整合性を確保することができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。
[第一の実施の形態]
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図9に基づいて説明する。
図1に本実施の形態の画像形成装置の概略構成例を示す。
自動原稿送り装置(以後ADF)1にある、原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30(図2参照)上のスタートキー34(図2参照)が押下されると、一番上の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5はモータによって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙(印刷用紙)は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のZ折りユニット130に排出される。
Z折りユニット(折り装置)130は、複写機本体の排紙ユニット内の排紙ローラによって搬送された転写紙を、入口搬送ローラ131により取り込み、出口排紙ローラ133方向に導くことができる。分岐偏向板132を切替えることにより、折り処理部を経由させることができる。折り処理部においては、第1の折りローラ134、第2の折りローラ135及び第3の折りローラ136により、用紙をZ字状にZ折りして、用紙を搬送する。第1の用紙停止板137及び第2の用紙停止板138は変動可能であり、搬送される用紙サイズ及び折り位置調整データに対応した位置に移動させることで、用紙に対して適切な位置を折ることが可能とされている。そして、排紙ローラ133からフィニッシャ100に排紙される。なお、当該Z折りユニット130は、周知のように、そのユニット構成上、用紙の搬送方向に対してしか折ることができず、少なくとも縦長方向に搬送される用紙がそのZ折り処理の対象となり、横長方向に搬送される用紙はZ折り処理の対象外とされる。
後処理装置であるフィニッシャ100は、Z折りユニット130の出口搬送ローラ133によって搬送された転写紙を、排紙搬送ローラ120、パンチユニット(穿孔装置)121を経由し、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向とに導くことができる。切り替え板101を上に切り替えることにより、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り替え板101を下方向に切り替えることで、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。パンチユニット121は、用紙の所定位置(用紙後端部)に穿孔を行う。
ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙される毎に紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ(ステープル装置)106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ104は、原稿毎、或いは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット111にストックする。
その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えのための分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。このように転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。なお、113は両面入紙搬送路、114は反転排紙搬送路である。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は図4に示すようにメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
図2に本実施の形態の画像形成装置が備える操作部30の構成例を示す。この操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、スタートキー34、予熱キー35、リセットキー36、割込みキー37、コピー/プリンタ指定キー38、初期設定キー39があり、液晶タッチパネル31には、後述するモード設定のためのキーや画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
図3は操作部30の液晶タッチパネル31の表示の一例を示した平面図である。オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
図3において、中央上部は、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、その右は、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部、転写紙サイズを原稿サイズに応じて自動的に選択する周知の自動用紙選択機能(APS)を利用するAPSモードを指定するための自動用紙選択キー、コピーを一部ずつページ順に揃える処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、両面モードを設定する両面キー、とじ代モード等を設定する編集キー、表紙/合紙モードを設定する表紙/合紙キー等が適宜設けられている。また、給紙トレイ数に対応した給紙トレイ状態を示し、手動で給紙段を設定するためのキーが給紙段分表示されている。
ここに、図1を参照して、原稿画像を読み取って画像を感光体15上に潜像形成するまでの動作を説明する。潜像とは感光体15面上に画像を光情報に変換して照射することにより生じる電位分布である。まず、読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系とで構成されており、光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等により構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2:1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。レンズ53及びCCDイメージセンサ54を図1において左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。即ち、指定された倍率に対応してレンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向に位置が設定される。
書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体15面上に集光結像する。偏向されたレーザ光は感光体15が回転する方向と直交する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号のライン単位の記録を行う。感光体15の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体15面上に画像(静電潜像)が形成される。
上述のように、書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、及び後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
本実施の形態における画像処理部(画像読取部と画像書込部)の構成について、図5を参照して説明する。露光ランプ51から照射された光は原稿面を照射し、原稿面からの反射光を、結像レンズ53によりCCDイメージセンサ54に対して結像受光させて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされる。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正部71又は画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補正部71を経由した画像信号は書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図5では特に明示していないが、画像処理部(IPU)49(図4参照)には、読み取りユニット50から入力される画像データ以外にも外部から供給される画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有している。
計時ユニット73は、年月日や時刻をリアルタイムに計時しており、ユニットにアクセスすることにより現在時刻の読み取ることができる。
画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取りユニット50・書き込みユニット57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70を備えている。更にCPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。また、画像メモリ66の内容を退避させたり、保存するためのHDD72を備えている。
ここで、図6を用いて、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。
主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素のデータが送られてくる。画像処理部(IPU)49は、画像入力、出力各々に対して別個の/FGATE、/LSYNC、/LGATE、VCLKの発生機構を有しており、様々な画像入出力の組合せが実現可能になる。
また、本実施の形態の画像形成装置においては、原稿画像の向き(横長横書き画像、縦長横書き画像)に関しては、当該画像を読み取ってその画像の向きを判断する公知の技術や、或いは、ユーザが予め原稿画像の向きを指定する方式などにより区別することが可能であるとする。この結果、上記の画像入出力の組合せの一例として、APS機能を利用する上で、原稿の向きと対応するサイズの転写紙の向きとが一致していなくても、画像処理における画像回転処理等により転写紙の向きに整合させることも可能である。
このような構成において、本実施の形態では、図3中に示すように、印刷画像の向きに対してZ折り処理を行う方向を指定する手段として、印刷画像の向きに対して右側をZ折りすることを指定する右Z折り指定キー90と、印刷画像の向きに対して下側をZ折りすることを指定する下Z折り指定キー91とが追加されている。
このような構成において、本実施の形態の画像形成装置は、例えばA3サイズ仕様機であって、A5サイズの転写紙は横長方向、A3サイズの転写紙は縦長方向に搬送方向が固定され、A4サイズの転写紙に関しては2つの給紙カセットが用意され横長方向と縦長方向とで搬送方向が選択自在であるとする。
このような前提の下、図19に示したようなケースに本実施の形態を適用した場合の出力処理制御例について図7を参照して説明する。即ち、図19の場合と同様に、図7(a)に示すようなA4サイズ(縦長横書き画像)とA5サイズ(横長横書き画像)とが混在した原稿束と、図7(b)に示すようなA4サイズ(縦長横書き画像)とA3サイズ(横長横書き画像)とが混在した原稿束を各々自動用紙選択モードでZ折りして出力する場合を考える。
まず、図7(a)に示すようなA4サイズ(縦長横書き画像)とA5サイズ(横長横書き画像)とが混在した原稿束の場合は、下Z折り指定キー91を押下してZ折り処理モードの処理を行わせる。即ち、当該折り方向の指定により、A4サイズの原稿に対応する転写紙としては搬送方向が縦長方向となるA4サイズの用紙を自動的に選択して画像形成動作を行い(原稿の方向と異なる場合には、適宜画像を90度回転する処理が施される)、その後、当該縦長方向のA4サイズの転写紙をZ折りユニット130でZ折りする(処理A)。次のA5サイズの用紙に関しては横長方向に搬送方向が固定されており、Z折りせず(処理B)、全出力をA5サイズ(横長方向)に揃えて出力し、綴じ処理等に供する。
一方、図7(b)に示すようなA4サイズ(縦長横書き画像)とA3サイズ(横長横書き画像)とが混在した原稿束の場合は、右Z折り指定キー90を押下してZ折り処理モードの処理を行わせる。即ち、当該折り方向の指定により、A4サイズの原稿に対する転写紙としては搬送方向が横長方向となるA4サイズの用紙を自動的に選択して画像形成動作を行い(原稿の方向と異なる場合には、適宜画像を90度回転する処理が施される)、その後、Z折りユニット130を通過させるが、当該A4サイズの用紙の搬送方向は横長方向でありZ折り処理の対象とならないため、Z折り処理せずそのまま出力し(処理C)、続く、搬送方向が縦長方向とされたA3サイズの用紙に関しては右Z折り指定に従いZ折りユニット130でZ折りし(処理D)、全出力をA4サイズに揃えて出力し、綴じ処理等に供する。
また、上例は、A4サイズの画像に関して、縦長横書き画像の例で説明したが、横長横書き画像の例について図8を参照して説明する。まず、図8(a)に示すようなA4サイズ(横長横書き画像)とA5サイズ(縦長横書き画像)とが混在した原稿束の場合は、右Z折り指定キー90を押下してZ折り処理モードの処理を行わせる。即ち、当該折り方向の指定により、A4サイズの原稿に対応する転写紙としては搬送方向が縦長方向となるA4サイズの用紙を自動的に選択して画像形成動作を行い(原稿の方向と異なる場合には、適宜画像を90度回転する処理が施される)、その後、当該縦長方向のA4サイズの転写紙をZ折りユニット130でZ折りする(処理E)。次のA5サイズの用紙に関しては横長方向に搬送方向が固定されており、Z折りせず(処理F)、全出力をA5サイズ(横長方向)に揃えて出力し、綴じ処理等に供する。
一方、図8(b)に示すようなA4サイズ(横長横書き画像)とA3サイズ(縦長横書き画像)とが混在した原稿束の場合は、下Z折り指定キー91を押下してZ折り処理モードの処理を行わせる。即ち、当該折り方向の指定により、A4サイズの原稿に対する転写紙としては搬送方向が横長方向となるA4サイズの用紙を自動的に選択して画像形成動作を行い(原稿の方向と異なる場合には、適宜画像を90度回転する処理が施される)、その後、Z折りユニット130を通過させるが、当該A4サイズの用紙の搬送方向は横長方向でありZ折り処理の対象とならないため、Z折り処理せずそのまま出力し(処理G)、続く、搬送方向が縦長方向とされたA3サイズの用紙に関しては下Z折り指定に従いZ折りユニット130でZ折りし(処理H)、全出力をA4サイズに揃えて出力し、綴じ処理等に供する。
このようにして、何れの場合も、同じ原稿条件にあるA4サイズに関する処理として、右Z折り指定キー90を押下してZ折り処理モードとするか、下Z折り指定キー91を押下してZ折り処理モードとするかによって、実際に、Z折りするかZ折りしないかを指定できることとなり、ユーザ所望通りのZ折り処理モードとすることができる。
メインコントローラ20により実行されるこのような処理のための制御例を図9を参照して説明する。まず、各種キー操作等による各種条件設定下において、この処理は自動用紙選択キーが押下されてAPSモードに設定されている場合に実行される(S1のY)。次に、下Z折り指定キー91が押下されているか否かを判断する(S2)。下Z折り指定キー91が押下されている場合には(S2のY)、APS機能上、処理対象となる用紙サイズがA4サイズであるか否かを判断する(S3)。A4サイズでなく(S3のN)、A3サイズであれば(S4のY)、A3サイズの転写紙を縦長方向に搬送させて画像形成処理を行い(S5)、Z折りユニット130により下Z折り処理して(S6)、出力する。A5サイズであれば(S4のN)、A5サイズの転写紙を横長方向に搬送させて画像形成処理を行い(S7)、Z折りユニット130によりZ折り処理せずそのまま出力する。
一方、A4サイズであれば(S3のY)、縦長横書き画像を対象にしているか否かを判断し(S8)、縦長横書き画像を対象としていれば(S8のY)、A4サイズの転写紙の搬送方向として縦長方向を選択して搬送させて画像形成処理を行い(S9)、Z折りユニット130により下Z折り処理して(S10)、出力する。この処理が図7(a)中の処理Aに相当する。また、縦長横書き画像でなく横長横書き画像を対象としていれば(S8のN)、A4サイズの転写紙の搬送方向として横長方向を選択して搬送させて画像形成処理を行い(S11)、Z折りユニット130によりZ折り処理せずにそのまま出力する。この処理が図8(b)中の処理Gに相当する。
さらに、ステップS2の判断において、下Z折り指定キー91ではなく(S2のN)、右Z折り指定キー90が押下されている場合には(S12のY)、APS機能上、処理対象となる用紙サイズがA4サイズであるか否かを判断する(S13)。A4サイズでなく(S13のN)、A3サイズであれば(S14のY)、A3サイズの転写紙を縦長方向に搬送させて画像形成処理を行い(S15)、Z折りユニット130により右Z折り処理して(S16)、出力する。A5サイズであれば(S14のN)、A5サイズの転写紙を横長方向に搬送させて画像形成処理を行い(S17)、Z折りユニット130によりZ折り処理せずそのまま出力する。
一方、A4サイズであれば(S13のY)、横長横書き画像を対象にしているか否かを判断し(S18)、横長横書き画像を対象としていれば(S18のY)、A4サイズの転写紙の搬送方向として縦長方向を選択して搬送させて画像形成処理を行い(S19)、Z折りユニット130により右Z折り処理して(S20)、出力する。この処理が図8(a)中の処理Eに相当する。また、横長横書き画像でなく縦長横書き画像を対象としていれば(S18のN)、A4サイズの転写紙の搬送方向として横長方向を選択して搬送させて画像形成処理を行い(S21)、Z折りユニット130によりZ折り処理せずにそのまま出力する。この処理が図7(b)中の処理Cに相当する。
このように、本実施の形態によれば、用紙に対してZ折りする折り方向を指定する手段(指定キー90,91)を設けることで、複数の用紙サイズをZ折りできる画像形成装置でサイズ混在原稿をZ折り印刷する際でも、Z折りさせたいサイズとさせたくないサイズを区別して指定できるようになり、従来、Z折りさせたくない画像がZ折りされたりするケースや、逆にZ折りさせたい画像がZ折りされないといったケースなどのミスコピーを防ぎ、ユーザの所望するZ折り出力を確実に得ることができる。
[第二の実施の形態]
本発明の第二の実施の形態を図10ないし図18に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。
本実施の形態は、Z折り処理以外の他の後処理、例えば、パンチユニット121による穿孔処理と、前述のZ折り処理とに関して、その処理方向の整合性を採れるようにしたものである。
本実施の形態では、図10中に示すように、前述の右Z折り指定キー90、下Z折り指定キー91に加えて、穿孔処理を行う方向を指定する指定する手段として、印刷画像の向きに対して左側を穿孔することを指定する左パンチ指定キー92と、印刷画像の向きに対して上側を穿孔することを指定する上パンチ指定キー93とが設けられている。ここに、元々右Z折り処理は左側をパンチして綴じたりするためのものであり、左パンチと右Z折りとが方向性の整合する処理であり、同様に、元々下Z折り処理は上側をパンチして綴じたりするためのものであり、上パンチと下Z折りとが方向性の整合する処理であって、逆の組合せ、即ち、左パンチと下Z折り、上パンチと右Z折りとは不自然な結果となったりしてしまう方向性が矛盾する関係といえる。
そこで、本実施の形態におけるZ折り処理の方向とパンチ処理を行う方向との指定が矛盾しないように制御する制御手段の排他制御処理例を図11ないし図14に示す概略フローチャートを参照して説明する。まず、図11により左パンチ指定キー92が押下された場合の処理制御例を説明する。左パンチ指定キー92が押下された時に既に左パンチモードがON状態であれば(S31のY)、そのモードをOFFにするトグル動作を行う(S32)。左パンチモードがON状態でなければ(S31のN)、Z折りモードとして左パンチモードに矛盾する下Z折りモードがON状態にあるか否かを判断し(S33)、下Z折りモードがON状態にあれば(S33のY)、何も行わず処理を終了する。即ち、先に指定されている下Z折りモードに矛盾する当該左パンチモードの指定が禁止される。一方、下Z折りモードがONでなく(S33のN)、上パンチモードがONであれば(S34のY)、当該上パンチモードをOFFに設定し(S35)、上パンチモードがOFFであれば(S34のN)そのまま、左パンチモードをONに設定する(S36)。
図12により上パンチ指定キー93が押下された場合の処理制御例を説明する。上パンチ指定キー93が押下された時に既に上パンチモードがON状態であれば(S41のY)、そのモードをOFFにするトグル動作を行う(S42)。上パンチモードがON状態でなければ(S41のN)、Z折りモードとして上パンチモードに矛盾する右Z折りモードがON状態にあるか否かを判断し(S43)、右Z折りモードがON状態にあれば(S43のY)、何も行わず処理を終了する。即ち、先に指定されている右Z折りモードに矛盾する当該上左パンチモードの指定が禁止される。一方、右Z折りモードがONでなく(S43のN)、左パンチモードがONであれば(S44のY)、当該左パンチモードをOFFに設定し(S45)、左パンチモードがOFFであれば(S44のN)そのまま、上パンチモードをONに設定する(S46)。
図13により右Z折り指定キー90が押下された場合の処理制御例を説明する。右Z折り指定キー90が押下された時に既に右Z折りモードがON状態であれば(S51のY)、そのモードをOFFにするトグル動作を行う(S52)。右Z折りモードがON状態でなければ(S51のN)、パンチモードとして右Z折りモードに矛盾する上パンチモードがON状態にあるか否かを判断し(S53)、上パンチモードがON状態にあれば(S53のY)、何も行わず処理を終了する。即ち、先に指定されている上パンチモードに矛盾する当該右Z折りモードの指定が禁止される。一方、上パンチモードがONでなく(S53のN)、下Z折りモードがONであれば(S54のY)、当該下Z折りモードをOFFに設定し(S55)、下Z折りモードがOFFであれば(S54のN)そのまま、右Z折りモードをONに設定する(S56)。
図14により下Z折り指定キー91が押下された場合の処理制御例を説明する。下Z折り指定キー91が押下された時に既に下Z折りモードがON状態であれば(S61のY)、そのモードをOFFにするトグル動作を行う(S62)。下Z折りモードがON状態でなければ(S61のN)、パンチモードとして下Z折りモードに矛盾する左パンチモードがON状態にあるか否かを判断し(S63)、左パンチモードがON状態にあれば(S63のY)、何も行わず処理を終了する。即ち、先に指定されている左パンチモードに矛盾する当該下Z折りモードの指定が禁止される。一方、左パンチモードがONでなく(S63のN)、右Z折りモードがONであれば(S64のY)、当該右Z折りモードをOFFに設定し(S65)、右Z折りモードがOFFであれば(S64のN)そのまま、下Z折りモードをONに設定する(S66)。
従って、本実施の形態によれば、矛盾する方向の指定を行おうとする場合には、先に指定してある方向の設定が優先して当該方向の指定ができないので、先に指定してある方向に関する設定内容を保護することができる。
制御手段による別の制御処理例を図15ないし図18を参照して説明する。図15は左パンチ指定キー92を押下した場合の処理制御例を示し、基本的には、図11で説明した場合と同様であるが、矛盾する下Z折りモードON状態の場合(S33のY)、本実施の形態では、当該下Z折り処理モードをOFFに設定し(S37)、かつ、強制的に左パンチに整合する右Z折りモードをON状態に設定する(S38)ようにしたものである。
図16は上パンチ指定キー92を押下した場合の処理制御例を示し、基本的には、図12で説明した場合と同様であるが、矛盾する右Z折りモードON状態の場合(S43のY)、本実施の形態では、当該右Z折り処理モードをOFFに設定し(S47)、かつ、強制的に上パンチに整合する下Z折りモードをON状態に設定する(S48)ようにしたものである。
図17は右Z折り指定キー90を押下した場合の処理制御例を示し、基本的には、図13で説明した場合と同様であるが、矛盾する上パンチモードON状態の場合(S53のY)、本実施の形態では、当該上パンチモードをOFFに設定し(S57)、かつ、強制的に右Z折りに整合する左パンチモードをON状態に設定する(S58)ようにしたものである。
図18は下Z折り指定キー91を押下した場合の処理制御例を示し、基本的には、図14で説明した場合と同様であるが、矛盾する左パンチモードON状態の場合(S63のY)、本実施の形態では、当該左パンチモードをOFFに設定し(S67)、かつ、強制的に下Z折りに整合する上パンチモードをON状態に設定する(S68)ようにしたものである。
このように、別の態様によれば、矛盾する方向の指定を行おうとする場合には、後で指定した方向に整合するように先に指定した方向が設定し直されるので、最新の指定内容を優先しつつ、方向の指定し直しを不要にすることもできる。
なお、本実施の形態では、他の後処理として、パンチユニット121によるパンチ方向の例で説明したが、これに限らず、例えばステープラ106による綴じ処理の方向についても全く同様に適用し得ることは明らかである。
本発明の第一の実施の形態の画像形成装置の概略構成例を示す正面図である。 その操作部の構成例を示す平面図である。 そのLCD画面表示例を示す平面図である。 制御系の概略構成例を示すブロック図である。 画像処理系に関する概略構成例を示すブロック図である。 各信号のタイミング関係を示すタイミングチャートである。 Z折り処理例を説明するための模式図である。 別の態様のZ折り処理例を説明するための模式図である。 Z折り処理に関する制御例を示す概略フローチャートである。 本発明の第二の実施の形態のLCD画面表示例を示す平面図である。 左パンチ指定キー押下時の処理制御例を示す概略フローチャートである。 上パンチ指定キー押下時の処理制御例を示す概略フローチャートである。 右Z折り指定キー押下時の処理制御例を示す概略フローチャートである。 下Z折り指定キー押下時の処理制御例を示す概略フローチャートである。 左パンチ指定キー押下時の別の処理制御例を示す概略フローチャートである。 上パンチ指定キー押下時の別の処理制御例を示す概略フローチャートである。 右Z折り指定キー押下時の別の処理制御例を示す概略フローチャートである。 下Z折り指定キー押下時の別の処理制御例を示す概略フローチャートである。 課題を説明するための模式図である。
符号の説明
90〜93 指定する手段
106 ステープル装置、後処理装置
121 穿孔装置、後処理装置
130 折り装置

Claims (10)

  1. 搬送方向が縦長方向と横長方向とで選択自在な第1サイズの印刷用紙と、該第1サイズよりも長手方向の長さが小さな第2サイズの印刷用紙と、前記第1サイズよりも長手方向の長さが大きな第3サイズの印刷用紙とを使用でき、原稿サイズに応じて対応するサイズの印刷用紙を自動的に選択する自動用紙選択機能を備え、前記印刷用紙上に画像を形成する画像形成装置において、
    画像が形成されて縦長方向に搬送される前記印刷用紙に対して選択的に折り処理を行う折り処理装置と、
    記折り処理を行うことを指定する手段と、
    前記第1サイズの印刷用紙についての搬送方向を選択する手段と、を備え、前記折り処理装置及び前記選択手段を次のように制御することを特徴とする画像形成装置。
    前記折り処理を行うことが指定されて、前記第1サイズの印刷用紙と前記第2サイズ又は前記第3サイズの印刷用紙とにそれぞれ対応する原稿が混在した印刷を行う場合、長手方向及び短手方向の長さが揃えられた印刷用紙束を得るために、
    (1)前記第1サイズの印刷用紙の方が、他方のサイズの用紙より長手方向の長さが長いときは、第1サイズの用紙を搬送方向を長手方向に対して平行にしてZ折りし、他方のサ
    イズの用紙をZ折りしない、
    (2)前記第1サイズの印刷用紙の方が、他方のサイズの印刷用紙より長手方向の長さが短いときは、前記第1サイズの印刷用紙の搬送方向を長手方向に対して垂直にしてZ折りせず、他方のサイズの印刷用紙をZ折りする。
  2. 前記折り処理を行う方向は、印刷画像の向きに対して右側を折る指定と、印刷方向の向きに対して下側を折る指定とが指定自在である、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記折り処理は、前記印刷用紙をZ字状に3つ折りするZ折り処理である、ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 画像が形成された前記印刷用紙に対して選択的に前記折り処理以外の後処理を行う後処理装置と、印刷画像の向きに対して前記後処理を行う方向を指定する手段と、前記折り処理の方向と前記後処理の方向との指定が矛盾しないように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、先に指定されている折り方向に対して矛盾する後処理の方向の指定を禁止させる、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、先に指定されている後処理の方向に対して矛盾する折り方向の指定を禁止させる、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、先に指定されている折り方向に対して矛盾する後処理の方向が指定された場合には前記折り方向を当該後処理の方向と整合する方向に設定し直す、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、先に指定されている後処理の方向に対して矛盾する折り方向が指定された場合には前記後処理の方向を当該折り方向と整合する方向に設定し直す、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  9. 前記後処理装置は、後処理として印刷用紙に穿孔する穿孔装置である、ことを特徴とする請求項4ないし8の何れか一記載の画像形成装置。
  10. 前記後処理装置は、後処理として印刷用紙を綴じ処理するステープル装置である、ことを特徴とする請求項4ないし8の何れか一記載の画像形成装置。
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