JP2005042794A - コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ - Google Patents

コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2005042794A
JP2005042794A JP2003202324A JP2003202324A JP2005042794A JP 2005042794 A JP2005042794 A JP 2005042794A JP 2003202324 A JP2003202324 A JP 2003202324A JP 2003202324 A JP2003202324 A JP 2003202324A JP 2005042794 A JP2005042794 A JP 2005042794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
guide
socket body
connector
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003202324A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yamada
雄二 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Togo Seisakusho Corp filed Critical Togo Seisakusho Corp
Priority to JP2003202324A priority Critical patent/JP2005042794A/ja
Publication of JP2005042794A publication Critical patent/JP2005042794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/12Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
    • F16L37/14Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain
    • F16L37/142Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain where the securing element is inserted tangentially
    • F16L37/144Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain where the securing element is inserted tangentially the securing element being U-shaped

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

【課題】ソケット体とそのソケット体に差込まれる差込み体とを容易に接続することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、ソケット体10に差込み体30を差込んで接続する。ソケット体10には径方向に貫通する貫通孔18が設けられる。差込み体30には外周面に突出するフランジ部32が設けられる。ソケット体10に弾性変形を利用して装着されかつその装着によってソケット体10の貫通孔18を通じて差込み体30のフランジ部32に抜止可能に係合する抜止部45が設けられたクランプ40を備える。ソケット体10には、クランプ40をその装着に際して摺動案内する案内溝55、及び、貫通孔18に対応しかつクランプ40の抜止部45を通過可能とする連通孔56を有するクランプガイド50が装着される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてパイプ、チューブ等の管類の接続に使用するコネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、自動車用燃料タンクにあっては、図16に示すように、燃料タンク1のタンクパイプ2と、車両ボデー側に設けられるインレットパイプ4とは、ゴムホース6を介して連通されている。タンクパイプ2及びインレットパイプ4に接続されるゴムホース6の両端部は、それぞれホース締付具8によって締付けられている。このようなホース締付具8には、リング状のバンドの両端部をウォームねじによって締付ける形式のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−18787号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のタンクパイプ2とインレットパイプ4との接続方法では、ゴムホース6をそれぞれのパイプ2,4に接続しなければならないうえ、ゴムホース6の両端部をそれぞれホース締付具8によってそれぞれ締付けなければならない。したがって、タンクパイプ2とインレットパイプ4との接続にかかる作業が煩雑となり、作業時間が長くかかるという問題があった。
また、近年、ゴムホース6では燃料が透過することによって環境汚染を招くおそれがあることから、ゴムホース6を使わずに、タンクパイプ2とインレットパイプ4とを接続するためのコネクタが要望されている。そこで、本発明は、タンクパイプとインレットパイプのうち一方のパイプにソケット体を設け、他方のパイプ体に差込み体を設け、そのソケット体と差込み体とを接続することによって、ゴムホースを使うことなく、タンクパイプとインレットパイプとを接続することができることに着目して提案するものである。また、本発明にかかるソケット体と差込み体の接続については、タンクパイプとインレットパイプとの接続に限定されるものではなく、これに類するパイプ体の接続に幅広く利用することが可能である。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、ソケット体とそのソケット体に差込まれる差込み体とを容易に接続することのできるコネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、本発明の特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするコネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプにより解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載されたコネクタは、ソケット体とそのソケット体に差込まれる差込み体とを接続する。前記ソケット体には、径方向に貫通する貫通孔が設けられる。前記差込み体には、外周面に突出するフランジ部が設けられる。前記ソケット体に前記差込み体を差込んだ状態でそのソケット体に弾性変形を利用して装着されかつその装着によって前記ソケット体の貫通孔を通じて前記差込み体のフランジ部に抜止可能に係合する抜止部が設けられたクランプを備える。前記ソケット体には、前記クランプをその装着に際して摺動案内する案内溝、及び、前記貫通孔に対応しかつ前記クランプの抜止部を通過可能とする連通孔を有するクランプガイドが装着されている。
このように構成すると、ソケット体に差込み体を差し込んだ状態で、ソケット体にクランプが弾性変形を利用して装着される。そのソケット体に対するクランプの装着に際しては、ソケット体に予め装着されているクランプガイドの案内溝によってクランプが摺動案内される。そして、クランプの抜止部がクランプガイドの連通孔及びソケット体の貫通孔を通じて差込み体のフランジ部に係合することにより、ソケット体に差込み体が抜け止めされる。したがって、ソケット体に差込み体を差込んだ後、ソケット体にクランプを装着するといった簡単な作業によって、ソケット体と差込み体とを容易に接続することができる。また、クランプをその装着に際して摺動案内する案内溝を有するクランプガイドをソケット体に装着したことによって、ソケット体に対するクランプの装着作業を容易にかつ適正に行なうことができる。
【0007】
また、特許請求の範囲の請求項2に記載されたコネクタは、ソケット体とそのソケット体に差込まれる差込み体とを接続する。前記ソケット体には、径方向に貫通する貫通孔が設けられる。前記差込み体には、外周面に突出するフランジ部が設けられる。前記ソケット体には、クランプガイドが装着される。前記クランプガイドには、クランプが仮止めされる。前記クランプは、前記ソケット体に前記差込み体を差込んだ状態で弾性変形を利用して本止めされかつその本止めによって前記ソケット体の貫通孔を通じて前記差込み体のフランジ部に抜止可能に係合する抜止部を有している。前記クランプガイドは、前記クランプをその仮止め及び本止めに際して摺動案内する案内溝、及び、前記貫通孔に対応しかつ前記クランプの抜止部を通過可能とする連通孔を有している。
このように構成すると、クランプガイドを装着しかつそのクランプガイドにクランプを仮止めしたソケット体に、差込み体を差し込む。そして、クランプが弾性変形を利用して本止めされる。そして、クランプの抜止部がクランプガイドの連通孔及びソケット体の貫通孔を通じて差込み体のフランジ部に係合することにより、ソケット体に差込み体が抜け止めされる。また、クランプガイドに対するクランプの仮止め及び本止めに際しては、クランプガイドの案内溝によってクランプが摺動案内される。したがって、ソケット体に差込み体を差込んだ後、クランプを本止めするといった簡単な作業によって、ソケット体と差込み体とを容易に接続することができる。また、クランプを仮止め及び本止めに際して摺動案内する案内溝を有するクランプガイドがソケット体に装着されたことによって、クランプの仮止め及び本止めにかかる作業を容易にかつ適正に行なうことができる。また、ソケット体に装着されたクランプガイドにクランプを仮止めすることによって、クランプの取り扱いが便利になる。なお、クランプは、ソケット体に対する差込み体の差込みが不完全なときには本止めが阻止されるようにクランプガイドに仮止めされることが望ましい。このようにすると、ソケット体に差込み体が完全に差込まれているか否かを容易に確認することができて好都合である。
【0008】
また、特許請求の範囲の請求項3に記載されたクランプガイドは、請求項1又は2に記載のコネクタに用いられるものであって、ヒンジ部を介して回動可能に連結された一対のガイド片を備える。前記一対のガイド片は、前記ソケット体を取り囲んだ状態で自由端部が相互に係合可能に形成されている。
このように構成すると、ヒンジ部を介して一対のガイド片を回動させることにより、ソケット体を取り囲むことができる。そして、ソケット体を取り囲んだ一対のガイド片の自由端部を相互に係合することにより、クランプガイドをソケット体に容易に装着することができる。
【0009】
また、特許請求の範囲の請求項4に記載されたクランプガイドは、請求項1又は2に記載のコネクタに用いられるものであって、前記ソケット体に対して弾性変形を利用して装着可能に形成されている。
このように構成すると、ソケット体にクランプガイドを弾性変形を利用して容易に装着することができる。
【0010】
また、特許請求の範囲の請求項5に記載されたクランプは、請求項1又は2に記載のコネクタに用いられるものであって、金属製のばね材を折り曲げて形成され、前記クランプガイドを跨ぐ一対の弾性脚片を有するとともに、その両弾性脚片に前記抜止部が左右対称状に形成されている。
このように構成すると、クランプが金属製のばね材を折り曲げて形成されているので、そのクランプを容易に製作することができる。また、クランプガイドを跨ぐ一対の弾性脚片に抜止部が左右対称状に形成されているため、一対の弾性脚片の抜止部によって、差込み体を左右のバランス良く抜け止めすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1を説明する。なお、本実施の形態では、前記従来の技術の欄で述べた燃料タンクのタンクパイプとインレットパイプとの接続に適用されるコネクタを例示する。このコネクタは、図1に示すように、ソケット体10と差込み体30とクランプ40とクランプガイド50とを備えている。以下、順に詳述する。
【0012】
まず、ソケット体10を説明する。ソケット体10は、例えば、金属製の円筒状のパイプ材により形成されている。ソケット体10は、その小径側から大径側に向かって次第に口径を大きくする段付き円筒状に形成されており、小径側の小径管部11と、大径側の大径管部15と、その両管部11,15の間の中間管部13とを有している。小径管部11は、例えば、図示しない金属製のフレキシブルパイプからなるインレットパイプに溶接等により接続される。また、図3に示すように、小径管部11と中間管部13とは、径方向に延びる段付部12を介して連続されている。また、中間管部13と大径管部15とは、緩やかなテーパ状をなすテーパ部14を介して連続されている。また、大径管部15の開放側端部は、径方向外方に向けていわゆるラッパ状に拡げられており、径方向に延びる端板部16となっている。なお、説明の都合上、図3において、ソケット体10の端板部16側を前側、その小径管部11側を後側として、以下の説明を行なう。
【0013】
図1に示すように、前記ソケット体10における大径管部15の後端部には、適数個(例えば、3個)の係合孔17が周方向にほぼ等間隔で形成されている。さらに、大径管部15の前端部には、周方向に延びる長細状をなす左右一対の貫通孔18が左右対称状に形成されている(図2参照)。
【0014】
図3に示すように、前記ソケット体10の中間管部13内には、位置決めリング20、第1のO(オー)リング21、スペーサリング22、第2のO(オー)リング23、抜止リング24が順に嵌装されている。詳しくは、位置決めリング20は、樹脂製で、ほぼリング状をなしており、ソケット体10の中間管部13の後端部内に配置されている。位置決めリング20の後端部には、その内周面に張り出しかつソケット体10の段付部12に面接触状に当接する環状のフランジ部20aが形成されている。また、スペーサリング22は、樹脂製で、ほぼリング状をなしており、ソケット体10の中間管部13の軸方向の中間部内に配置されている。また、抜止リング24は、樹脂製で、ほぼリング状をなしており、ソケット体10のテーパ部14を間に中間管部13及び大径管部15に跨るように配置されている。また、第1のOリング21は、位置決めリング20とスペーサリング22との間に配置されている。また、第2のOリング23は、スペーサリング22と抜止リング24との間に配置されている。また、抜止リング24は、外方に突出する適数個(例えば、3個)の係合爪24aを有している。係合爪24aは、その弾性変形いわゆる撓み変形を利用して、ソケット体10の前記係合孔17内に係合されている。これにより、ソケット体10に抜止リング24が抜け止めされ、さらには第2のOリング23、スペーサリング22、第1のOリング21、位置決めリング20が抜け止めされている。
【0015】
次に、差込み体30を説明する(図1参照)。差込み体30は、例えば、燃料タンクのタンクパイプに相当するもので、金属製の円筒状パイプ材により形成されている。図3に示すように、差込み体30の先端部31は先細り状に形成されている。差込み体30の先端部31から所定量を隔てた外周面には、環状のバルジ部すなわちフランジ部32が形成されている。差込み体30のフランジ部32よりも先端部31側(図3において左側)の管部を先端側管部33といい、フランジ部32よりも反先端側(図3において右側)の管部を基端側管部34という。図5に示すように、差込み体30の先端側管部33は、前記ソケット体10内、詳しくは抜止リング24、第2のOリング23、スペーサリング22、第1のOリング21、位置決めリング20内に差込み可能になっている。また、フランジ部32は、ソケット体10の大径管部15内に挿入可能になっている。
【0016】
次に、クランプ40を説明する(図1参照)。クランプ40は、金属製の線状、例えば帯板状ばね材を折り曲げて形成されている。クランプ40は、およそ逆U字状をなしており、前記ソケット体10をクランプガイド50(後述する)を跨ぐ左右対称状をなす左右一対の弾性脚片42と、その両弾性脚片42の上端部を連結する操作部41とを有している。図2に示すように、操作部41は、ほぼ直線状をなしており、その両端部から下方へ折曲された折曲部41aを有している。また、両弾性脚片42は、操作部41の両折曲部41aの下端部より下側方へ延びる翼片部43と、その翼片部43の外端部より内方へ延びる折返し部44と、その折返し部44の内端部より下方へ延びる抜止部45と、その抜止部45の下端部より下側方へ延びるガイド部46とを有している。なお、抜止部45は、前記差込み体30のフランジ部32を除く外周面に倣うように円弧状に折り曲げられている。
【0017】
次に、クランプガイド50を説明する(図1参照)。クランプガイド50は、樹脂製の一体成形品からなり、左右一対のガイド片51と、そのガイド片51の一端部(図において上端部)を回動可能に連結する薄肉のヒンジ部52とを有している。左右のガイド片51は、前記ソケット体10の大径管部15を取り囲むようにそれぞれ半円弧状に形成されている。左右のガイド片51は、周方向に延びる側壁53と、その側壁53の前後の両端縁部において突出されかつ周方向に延びる前後一対のフランジ壁54とを有している。側壁53と両フランジ壁54によって、前記クランプ40を摺動案内する断面ほぼU字状の案内溝55が形成されている。また、図2に示すように、両ガイド片51における両側壁53には、周方向に延びる長四角形状の連通孔56が左右対称状にそれぞれ形成されている。両連通孔56は、前記ソケット体10の両貫通孔18にほぼ対応している。また、両ガイド片51の両側壁53の内周面には、前記連通孔56の下端部に隣接するほぼ四角形状の位置決め突起57がそれぞれ突出されている。両位置決め突起57は、ソケット体10の当該貫通孔18の下端部内に係合可能になっている。
【0018】
図2に示すように、前記両ガイド片51の自由端部は相互に係合可能に形成されている。すなわち、一方(図2において左側)のガイド片51の自由端部には係合凸部61が形成され、他方(図2において右側)のガイド片51の自由端部には係合凸部61と係合可能な係合凹部62が形成されている。係合凸部61は、当該ガイド片51の自由端部の外周側半部から周方向に沿って延出されている。係合凸部61の外周面には、周方向に並ぶ適数個(例えば、8個)の係合爪61aが形成されている。なお、図2において、係合爪61aは、一部省略して示されている。
【0019】
一方、係合凹部62は、前記係合凸部61を受入可能な凹所62aを形成する係合内壁64と係合外壁65とを有している。係合内壁64は、当該ガイド片51の自由端部の内周側半部より周方向に沿って延出されている。また、係合外壁65は、当該ガイド片51の自由端部における側壁53の外周側半部より周方向に沿ってかつ係合内壁64と平行状をなすように延出されている。係合外壁65の内周面には、周方向に並びかつ前記係合凸部61の係合爪61aと係合可能な適数個(例えば、2個)の係合爪65aが形成されている。係合外壁65の弾性変形いわゆる撓み変形を利用して、その係合外壁65の係合爪65aが係合凸部61の係合爪61aを段階的に乗り超えて係合する。また、係合外壁65は、ガイド片51の外周上に周方向に所定の長さをもって***状に形成されており、クランプ40の誤組付けすなわちヒンジ部52の反対側からの誤組付けを阻止する機能が付与されている。
【0020】
前記クランプガイド50は、前記ソケット体10に対して次に述べるようにして装着される(図2参照)。すなわち、クランプガイド50のヒンジ部52を利用して両ガイド片51を回動させることにより、両ガイド片51をソケット体10の大径管部15を取り囲むように配置する。そして、一方のガイド片51の係合凸部61を係合凹部62内に相対的に係合する。すると、係合凸部61の係合爪61aと係合凹部62の係合外壁65の係合爪65aとが係合する。これとともに、ソケット体10の両貫通孔18内にクランプガイド50の両ガイド片51の位置決め突起57がそれぞれ係合することにより、ソケット体10に対してクランプガイド50が軸方向及び周方向に位置決めされる。上記のようにして、クランプガイド50がソケット体10に位置決め状態で装着される。
【0021】
次に、ソケット体10と差込み体30との接続手順を説明する。すなわち、図5に示すように、ソケット体10内に差込み体30を相対的に差込んで挿入する。すると、差込み体30の先端側管部33は、ソケット体10内の抜止リング24、第2のOリング23、スペーサリング22、第1のOリング21、位置決めリング20内に順次挿入され、最終的にフランジ部32が抜止リング24に近接される。この状態では、差込み体30のフランジ部32がソケット体10の両貫通孔18よりも奥側(図5において左側)に位置する。また、両Oリング21,23は、ソケット体10の中間管部13と差込み体30との間で弾性変形を利用して圧縮されることにより、両者10,30間の気密を保持する。
【0022】
続いて、クランプガイド50にそのヒンジ部52側(図4において上側)からクランプ40を装着する。すなわち、クランプガイド50のヒンジ部52側において、そのヒンジ部52を間に左右に位置する両ガイド片51の案内溝55にクランプ40の両ガイド部46をあてがい、そのクランプ40の操作部41を指先等で押さえつける。すると、クランプ40の両ガイド部46が、クランプガイド50の両ガイド片51の案内溝55に沿って摺動案内されながら移動していくにともない、クランプ40の両弾性脚片42が弾性変形を利用して押し広げられる。そして、クランプ40の両ガイド部46がクランプガイド50の両連通孔56を通過した後、両抜止部45が両連通孔56に対応すると、両弾性脚片42が弾性復元する(図4及び図5参照)。これにより、クランプ40の両抜止部45が、クランプガイド50の両連通孔56からソケット体10の両貫通孔18を通って、差込み体30のフランジ部32の基端側管部34側に係合する。これによって、ソケット体10に対する差込み体30の抜け方向への移動が規制すなわち抜止めされる。このとき、クランプ40の両翼片部43及び抜止部44は、クランプガイド50の両ガイド片51の案内溝55内に嵌合する。
【0023】
上記のように構成されたコネクタによれば、ソケット体10に差込み体30を差込んだ後、ソケット体10にクランプ40を装着するといった簡単な作業によって、ソケット体10と差込み体30とを容易に接続することができる。また、クランプ40をその装着に際して摺動案内する案内溝55を有するクランプガイド50がソケット体10に装着されたことによって、ソケット体10に対するクランプ40の装着作業を容易にかつ適正に行なうことができる。また、インレットパイプに接続されたソケット体10と、燃料タンクのタンクパイプに相当する差込み体30とを接続することによって、ゴムホースを使わずに、タンクパイプとインレットパイプとを接続することができる。
【0024】
また、上記したクランプガイド50によると、ヒンジ部52を介して一対のガイド片51を回動させることにより、ソケット体10を取り囲むことができる。そして、ソケット体10を取り囲んだ一対のガイド片51の自由端部における係合凸部61と係合凹部62とを相互に係合することにより、クランプガイド50をソケット体10に容易に装着することができる。
【0025】
また、上記したクランプ40によると、金属製の板状ばね材を折り曲げて形成されているので、クランプ40を容易に製作することができる。また、クランプガイド50を跨ぐ一対の弾性脚片42に抜止部45が左右対称状に形成されているため、一対の弾性脚片42の抜止部45によって、差込み体30を左右のバランス良く抜け止めすることができる。
【0026】
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態は前記実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、その実施の形態1と同一もしくは実質的に均等構成と考えられる部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。なお、説明の都合上、ソケット体10、クランプガイド(符号、150を付す)、クランプ40の順に説明する。
【0027】
まず、図6に示すように、ソケット体10の大径管部15には、両貫通孔18の中央部からそれぞれ後方へ凹む凹溝19が形成されている。なお、凹溝19は、貫通孔18の一部を形成するものとする。
【0028】
また、図6に示すように、クランプガイド150は、樹脂製の一体成形品からなり、ほぼC字形状に形成されている。クランプガイド150は、その径を大きくする方向に弾性変形いわゆる撓み変形可能に形成されており、前記ソケット体10の大径管部15に対して弾性変形を利用して装着可能になっている(図7参照)。また、図6及び図13に示すように、クランプガイド150は、周方向に延びる側壁153と、その側壁153の前後の両端縁部に突出されかつ周方向に延びる前後一対のフランジ壁154とを有している。なお、図13は、クランプガイド150を前側のフランジ壁154が切除された状態で示されている。
【0029】
さらに、側壁153の前後方向の幅及び両フランジ壁154の間隔は、前記実施の形態1のものに比べると約2倍に広げられている。側壁153の前半部には、周方向に延びる長四角形状をなす左右の連通孔156が左右対称状に形成されている。さらに、側壁153の後半部には、両連通孔156の中央部からそれぞれ後方へ凹む仮止め溝158が形成されている。両連通孔156及び仮止め溝158は、ソケット体10の両貫通孔18及び凹溝19にほぼ対応する。また、側壁153の内周面には、両仮止め溝158の上端部に隣接するほぼ四角形状の位置決め突起157がそれぞれ突出されている。両位置決め突起157は、ソケット体10の当該凹溝19の上端部内に係合可能になっている(図7参照)。ソケット体10の凹溝19は、クランプガイド150の誤組付けすなわち逆方向からの誤組付けを阻止する形状をなしている。また、図6に示すように、前記側壁153の上端部には、後側のフランジ壁154から後方へ突出する突出片159が形成されている。突出片159は、ソケット体10の端板部16に当接することにより、ソケット体10の前後方向に関するクランプガイド150の誤組付けを阻止する。
【0030】
図13に示すように、前記クランプガイド150の後半部において、側壁153の両仮止め溝158より上方部分と後側のフランジ壁154とのなす隅角部分には、ほぼ山形状をなす左右のガイド突起160が左右対称状に形成されている。さらに、側壁153の両仮止め溝158より下方部分と後側のフランジ壁154とのなす隅角部分には、ほぼ山形状をなす係合部163が左右対称状に形成されている。両ガイド突起160の外周面160aは、側壁153の上端部より側方に向けて次第に***し、側端部から当該仮止め溝158の上端部に向けて次第に低くなるほぼ円弧状に形成されている。また、係合部163は、ほぼ台形状の外周面を有しており、凹溝19の下端縁から下側方へ斜めに延びる案内斜面163aと、その案内斜面163aの外端部から下方へ延びる案内側面163bと、その案内側面163bの下端部から内方へほぼ直下に延びる係止面163cとを有している(図7参照)。また、側壁153と両フランジ壁154と両ガイド突起160と両係合部163により、クランプ40を摺動案内する案内溝155が形成されている(図13参照)。なお、案内溝155は、クランプガイド150の開口側からクランプ40(後述する)を嵌められないように形成されており、クランプ40の誤組付けを阻止する。
【0031】
図7に示すように、前記クランプガイド150は、その弾性変形を利用してソケット体10の大径管部15に装着される。この場合、クランプガイド150は、径方向外方(図7において上方)から大径管部15に装着してもよいが、ソケット体10の小径管部11に遊嵌させてから軸方向にずらすことにより大径管部15に装着するようにすると、弾性変形量が少なくなるので、大きな弾性復元力をもって大径管部15に装着することができる。また、クランプガイド150の両位置決め突起157が、ソケット体10の両凹溝19内にそれぞれ係合することにより、ソケット体10に対してクランプガイド150が軸方向及び周方向に位置決めされる。上記のようにして、クランプガイド150がソケット体10に位置決め状態で装着される。
【0032】
また、クランプ40においては、左右のガイド部46の途中からほぼ下方へ延びる延出部47が形成されている。各延出部47の下端部には、ほぼ四角形ブロック状をなす樹脂製の仮止め部48がインサート成形によって一体化されている。左右の仮止め部48は、左右対称状に形成されており、前記クランプガイド150の仮止め溝158及びその仮止め溝158の前側に連続する連通孔156の部分に径方向外方から嵌合可能に形成されている。仮止め部48において、クランプガイド150の仮止め溝158内に嵌合する後半部分の内側面には、ほぼ山型状に突出する検知部49が一体形成されている。図14に示すように、検知部49は、仮止め部48の上端面から先端部へ向けて下傾する上側斜面49aと、その上側斜面49aの先端部から仮止め部48の下端面に向けて下傾する下側斜面49bと、両斜面49a,49bの頂部から仮止め部48の内側面に向けて前傾する検知斜面49c(図15参照)とを有している。
【0033】
前記クランプ40は、前記ソケット体10に予め装着されたクランプガイドに対して、次に述べるようにして仮止めされる。すなわち、図7に示すように、クランプ40の両仮止め部48をクランプガイド150の案内溝155内における両ガイド突起160の外周面160a上に当てがい、クランプ40の操作部41を指先等で押さえつける。すると、両仮止め部48の検知部49の下側斜面49bが、クランプガイド150の両ガイド突起160の外周面160aに沿って摺動案内されながら移動していくにともない、クランプ40の両弾性脚片42が弾性変形を利用して押し広げられる。そして、両仮止め部48の検知部49が両ガイド突起160を乗り越えると、クランプ40の両弾性脚片42が弾性復元し、その両仮止め部48がクランプガイド150の両仮止め溝158及び両連通孔156に跨って嵌合するとともに、両検知部49がソケット体10の両凹溝19を通じて大径管部15内に突出する(図8参照)。このとき、クランプ40の両抜止部45、ガイド部46及び延出部47は、クランプガイド150の案内溝155内、詳しくは前側のフランジ壁154と両ガイド突起160との間に嵌合する。この状態では、仮止め部48がクランプガイド150の係合部163上に位置することにより、それ以上のクランプ40の押し込み操作ができない。なお、この状態が、本明細書でいう「クランプの仮止め状態」に相当する。
【0034】
次に、ソケット体10と差込み体30との接続手順を説明する。まず、前記実施の形態1と同様に、ソケット体10内に差込み体30を相対的に差込む。そして、ソケット体10内に差込み体30が完全に挿入されるときには、クランプ40における両仮止め部48の検知部49の検知斜面49cに対して、差込み体30のフランジ部32が当接して摺動する。これにより、クランプ40の弾性脚片42が拡げられる方向に弾性変形されていくとともに、両仮止め部48が外方へ押し出される(図9及び図10参照)。このため、ソケット体10の凹溝19及びクランプガイド150の仮止め溝158に対する両仮止め部48の検知部49の係合が解除される。また、ソケット体10内に対する差込み体30の差込みが不完全なときは、差込み体30のフランジ部32によってクランプ40の両仮止め部48が外方へ押し出されないか、その押し出しが不足することになる。このため、ソケット体10の凹溝19及びクランプガイド150の仮止め溝158に対する両仮止め部48の検知部49の係合が解除されない。したがって、クランプ40の仮止め状態から押し込めるか否かによって、ソケット体10に対する差込み体30の挿入状態が完全であるか否か確認を行うことができる。
【0035】
次に、クランプ40の操作部41を指先等で押さえつける。これにともない、両仮止め部48の検知部49の下側斜面49bが、クランプガイド150の両係止部163の案内斜面163aに沿って摺動する(図14中、二点鎖線48(a)参照)。これにより、クランプ40の弾性脚片42が拡げられる方向に弾性変形されていくとともに、両仮止め部48が外方へ押し出される。その後、両仮止め部48の検知部49の頂部が、両係止部163の案内側面163bに沿って摺動する(図14中、二点鎖線48(b)参照)。そして、両仮止め部48の検知部49の頂部が、両係止部163の案内側面163bを通過すると、クランプ40の両弾性脚片42が弾性復元するにともない、両仮止め部48の検知部49の上側斜面49aが両係止部163の案内側面163bの下端部に当接しながら摺動していく(図14中、二点鎖線48(c)参照)。そして、最終的には、両係止部163の下側に両仮止め部48が係合した状態となる(図14中、二点鎖線48(d)参照)。なお、この状態が、本明細書でいう「クランプの本止め状態」に相当する。
【0036】
そして、クランプ40が本止め状態になると、図11及び図12に示すように、両抜止部45がクランプガイド50の両連通孔156からソケット体10の両貫通孔18を通って、差込み体30のフランジ部32の基端側管部34側に係合する。これによって、ソケット体10に対する差込み体30の抜け方向への移動が規制すなわち抜止めされる。このとき、クランプ40の両翼片部43及び抜止部44は、クランプガイド150の案内溝155内、詳しくは前側のフランジ壁154と両ガイド突起160との間に嵌合する。
【0037】
上記のように構成されたコネクタによれば、前記実施の形態1と同様に、ソケット体10に差込み体30を差込んだ後、クランプ40を本止めするといった簡単な作業によって、ソケット体10と差込み体30とを容易に接続することができる。また、インレットパイプに接続されたソケット体10と、燃料タンクのタンクパイプに相当する差込み体30とを接続することによって、ゴムホースを使わずに、タンクパイプとインレットパイプとを接続することができる。
【0038】
また、クランプ40を仮止め及び本止めに際して摺動案内する案内溝155を有するクランプガイド150がソケット体10に装着されたことによって、クランプ40の仮止め及び本止めにかかる作業を容易にかつ適正に行なうことができる。また、ソケット体10に装着されたクランプガイド150にクランプ40を仮止めすることによって、クランプ40の取り扱いが便利になる。
【0039】
また、ソケット体10に対する差込み体30の差込みが完全であるときは、クランプ40を本止めすることができる。ところで、仮に、ソケット体10に対する差込み体30が不完全なときは、クランプ40の本止めが阻止される。したがって、作業者は、ソケット体10に差込み体30が完全に差込まれているか否かを容易に確認することができ、否の場合はその差込みを完全としたうえで、クランプ40を本止めすることにより、ソケット体10と差込み体30とを適正に接続することができる。
【0040】
また、上記したクランプガイド150によれば、ソケット体10にクランプガイド150を弾性変形を利用して容易に装着することができる。
また、上記したクランプ40によっても、前記実施の形態1のものと同様の作用効果が得られる。
【0041】
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、クランプ40は、金属製の板状ばね材を折り曲げて形成されているが、線状のばね材を折り曲げて形成してもよい。
また、実施の形態1のクランプガイド50は、薄肉のヒンジ部52にてガイド片51同士を接続しているが、一方のガイド片51には軸部を設け、他方のガイド片51にはその軸部を回転可能に支持する軸受部を設け、軸部と軸受部とにより、ガイド片51同士を接続してもよい。
また、実施の形態1の各ガイド片51には、係合爪61a,65aをそれぞれ複数設けているが、各係合爪61a,65aは少なくとも1つずつ設けられていればよい。
また、実施の形態1のクランプガイド50には、ヒンジ部52により回動可能なガイド片51から成るものを使用したが、実施の形態2のクランプガイド150のように略C字状のものを使用してもよい。
また、実施の形態2のクランプ40を仮保持できるクランプガイド150には、実施の形態1のクランプガイド50のようにヒンジ部52により回動可能なガイド片51から成るものを使用してもよい。
また、クランプ40には操作部41が設けられているが、その操作部41は省略してもよい。
また、クランプ40は、金属製のばね材により形成されているが、樹脂成形によって形成してもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ソケット体と差込み体とを簡単な作業によって容易に接続することができるコネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるコネクタを示す分解斜視図である。
【図2】接続前のコネクタを示す正断面図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】接続完了後のコネクタを示す正断面図である。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2にかかるコネクタを示す分解斜視図である。
【図7】接続前のコネクタを示す正断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】ソケット体に差込み体を差込んだ状態のコネクタを示す正断面図である。
【図10】図9のX−X線矢視断面図である。
【図11】接続完了後のコネクタを示す正断面図である。
【図12】図11のXII−XII線矢視断面図である。
【図13】クランプガイドを一部破断して示す斜視図である。
【図14】クランプの仮止め部を示す正面図である。
【図15】図14のXV−XV線矢視断面図である。
【図16】従来の技術にかかるタンクパイプとインレットパイプとの接続構造を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ソケット体
18 貫通孔
30 差込み体
32 フランジ部
40 クランプ
42 弾性脚片
45 抜止部
45 抜止部
50 クランプガイド
51 ガイド片
52 ヒンジ部
55 案内溝
56 連通孔
150 クランプガイド
155 案内溝
156 連通孔

Claims (5)

  1. ソケット体とそのソケット体に差込まれる差込み体とを接続するコネクタであって、
    前記ソケット体には、径方向に貫通する貫通孔が設けられ、
    前記差込み体には、外周面に突出するフランジ部が設けられ、
    前記ソケット体に前記差込み体を差込んだ状態でそのソケット体に弾性変形を利用して装着されかつその装着によって前記ソケット体の貫通孔を通じて前記差込み体のフランジ部に抜止可能に係合する抜止部が設けられたクランプを備え、
    前記ソケット体には、前記クランプをその装着に際して摺動案内する案内溝、及び、前記貫通孔に対応しかつ前記クランプの抜止部を通過可能とする連通孔を有するクランプガイドが装着されていることを特徴とするコネクタ。
  2. ソケット体とそのソケット体に差込まれる差込み体とを接続するコネクタであって、
    前記ソケット体には、径方向に貫通する貫通孔が設けられ、
    前記差込み体には、外周面に突出するフランジ部が設けられ、
    前記ソケット体には、クランプガイドが装着され、
    前記クランプガイドには、クランプが仮止めされ、
    前記クランプは、前記ソケット体に前記差込み体を差込んだ状態で弾性変形を利用して本止めされかつその本止めによって前記ソケット体の貫通孔を通じて前記差込み体のフランジ部に抜止可能に係合する抜止部を有し、
    前記クランプガイドは、前記クランプをその仮止め及び本止めに際して摺動案内する案内溝、及び、前記貫通孔に対応しかつ前記クランプの抜止部を通過可能とする連通孔を有していることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタに用いられるクランプガイドであって、
    ヒンジ部を介して回動可能に連結された一対のガイド片を備え、
    前記一対のガイド片は、前記ソケット体を取り囲んだ状態で自由端部が相互に係合可能に形成されていることを特徴とするクランプガイド。
  4. 請求項1又は2に記載のコネクタに用いられるクランプガイドであって、前記ソケット体に対して弾性変形を利用して装着可能に形成されていることを特徴とするクランプガイド。
  5. 請求項1又は2に記載のコネクタに用いられるクランプであって、金属製のばね材を折り曲げて形成され、前記クランプガイドを跨ぐ一対の弾性脚片を有するとともに、その両弾性脚片に前記抜止部が左右対称状に形成されていることを特徴とするクランプ。
JP2003202324A 2003-07-28 2003-07-28 コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ Pending JP2005042794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202324A JP2005042794A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202324A JP2005042794A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005042794A true JP2005042794A (ja) 2005-02-17

Family

ID=34262074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003202324A Pending JP2005042794A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005042794A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313013A (ja) * 2005-05-03 2006-11-16 Ti Group Automotive Systems Llc 急速継手用の冗長ラッチ/確認機構
JP2007255669A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Tokai Rubber Ind Ltd クイックコネクタ
JP2009138814A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Nitto Kohki Co Ltd 継手及びソケット
JP2010509553A (ja) * 2006-11-15 2010-03-25 レグリ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ クイックコネクタ
JP2010071465A (ja) * 2008-08-28 2010-04-02 Ti Group Automotive Systems Llc 横方向の安定を有するクイックコネクタ継手
KR100997533B1 (ko) 2009-07-21 2010-12-01 김창규 합성수지관 연결장치
JP2011017360A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Nitta Corp 管継手
CN107002928A (zh) * 2014-12-19 2017-08-01 日本恒温器株式会社 快速紧固件的防脱装置
WO2020145264A1 (ja) * 2019-01-11 2020-07-16 株式会社ニフコ ソケット装置
CN114729719A (zh) * 2019-12-03 2022-07-08 康蒂泰克Mgw有限公司 用于流体管线的***式联接件
US20230151915A1 (en) * 2020-04-09 2023-05-18 Togo Seisakusyo Corporation Connector

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313013A (ja) * 2005-05-03 2006-11-16 Ti Group Automotive Systems Llc 急速継手用の冗長ラッチ/確認機構
KR101328375B1 (ko) * 2005-05-03 2013-11-11 티아이 그룹 오토모티브 시스템즈 엘엘씨 급속 커넥터의 가외 걸쇠/확인체
JP2007255669A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Tokai Rubber Ind Ltd クイックコネクタ
JP2010509553A (ja) * 2006-11-15 2010-03-25 レグリ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ クイックコネクタ
JP2009138814A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Nitto Kohki Co Ltd 継手及びソケット
JP2010071465A (ja) * 2008-08-28 2010-04-02 Ti Group Automotive Systems Llc 横方向の安定を有するクイックコネクタ継手
JP2011017360A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Nitta Corp 管継手
KR100997533B1 (ko) 2009-07-21 2010-12-01 김창규 합성수지관 연결장치
CN107002928A (zh) * 2014-12-19 2017-08-01 日本恒温器株式会社 快速紧固件的防脱装置
CN107002928B (zh) * 2014-12-19 2018-11-06 日本恒温器株式会社 快速紧固件的防脱装置
WO2020145264A1 (ja) * 2019-01-11 2020-07-16 株式会社ニフコ ソケット装置
JP2020112218A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 株式会社ニフコ ソケット装置
CN114729719A (zh) * 2019-12-03 2022-07-08 康蒂泰克Mgw有限公司 用于流体管线的***式联接件
US20230151915A1 (en) * 2020-04-09 2023-05-18 Togo Seisakusyo Corporation Connector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4833279B2 (ja) ホースクランプ
US7438328B2 (en) Quick connector
US7185922B2 (en) Anti-rotation device and anti-rotation structure for a pipe and a connector
US7552948B2 (en) Quick connector
US4681351A (en) Swivelable quick connector assembly
US7464966B2 (en) Through-panel fixing device for piping member
KR0162154B1 (ko) 2개의 유체관을 연결하기 위한 압입 연결기
JP3798791B2 (ja) 防護スリーブを備えた着脱可能な差込みカップリング
US20090102181A1 (en) Plug-in connection on pipes and hoses with a pipe detent ring
JP2002013684A (ja) クィックコネクタ
MXPA06006445A (es) Acoplamiento de conexion rapida.
JP2005042794A (ja) コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ
JP3436370B2 (ja) クイックコネクタ
JPH0960781A (ja) 配管用継手
JP2006300127A (ja) 止め具
JP2006322541A (ja) ホースクランプ
JP4871749B2 (ja) クイックコネクタ
JP4881753B2 (ja) クイックコネクタ
JP2006144948A (ja) パイプの接続構造
JPH1182847A (ja) チューブ用継手
JP2007255674A (ja) クランプホルダ
JPS6110077Y2 (ja)
JP3711224B2 (ja) 迅速管継手
JP2813552B2 (ja) 管継手
JP3566445B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100223