JP2004292798A - 塗床材組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】強溶剤系塗床材の諸問題が解決でき、さらには初期硬化性と改修下地への密着性において優れた性能を発揮することができる弱溶剤形の塗床材組成物を提供する。
【解決手段】(A)ガラス転移温度が30〜100℃、水酸基価が10〜200KOHmg/gであり、第一級水酸基の比率が全水酸基の80重量%以上であるアクリルポリオール、(B)炭素数1〜10の第一級モノアルコールとイソシアネート化合物との反応によって得られる、イソシアヌレート構造及び/またはアロファネート構造を有するポリイソシアネート、及び(C)アミノ基含有シランカップリング剤を必須成分とし、(A)成分と(B)成分の混合比率をOH/NCO当量比率で0.5〜2.0、(A)成分の固形分100重量部に対する(C)成分の混合量を0.05〜5重量部とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、建築物、工場、倉庫等の屋内床面、あるいは一般歩道、歩道橋、プラットホーム等の屋外床面に対する改修に適した塗床材組成物に関する。
従来、ローラーや刷毛等で施工可能な薄膜タイプの塗床材として、芳香族炭化水素等を媒体とする強溶剤系塗床材が汎用的に使用されている。このような強溶剤系塗床材としては、ウレタン系、エポキシ系、アクリル系等の各種材料が挙げられる。実際の施工においては、これらの中から、下地の種類や状態、要求性能、工事予算等の条件に見合った材料が適宜使用されている。
しかし、上述のような強溶剤系塗床材では、いずれも溶剤として含まれる芳香族炭化水素等が施工時に揮発してしまう。このため、強溶剤系塗床材による施工は、作業環境や安全性の点においてあまり好ましいものとは言えない。
また、強溶剤系塗床材を改修工事に使用した場合、既存塗膜の種類によってはリフティングを引き起こすおそれがある。このような問題を回避するためには、強溶剤系塗床材を塗付する前に既存塗膜を除去しておく必要があるが、既存塗膜の除去作業は、多大な労力と時間を必要とするものであり、工事のコストの点においても不利である。しかも、完全に旧塗膜を除去することが困難な場合には、入念な下地調整処理が必要となり、塗装工程が煩雑化するという問題も生じる。
特開平5−302059号公報(特許文献1)には、強溶剤系塗床材によるリフティング発生を防止する方法が提案されている。しかし、該公報の方法では、プライマー処理工程が必須となるため、工期短縮に限界がある。
特開平5−302059号公報
ところで、一般の塗料分野においては、各種既存塗膜への密着性に優れた環境対応形の塗料として、脂肪族炭化水素系溶剤(いわゆる弱溶剤)を媒体とする塗料が注目されている。このような弱溶剤系塗料を塗床材に適用すれば、強溶剤系塗床材における作業衛生や安全性の問題、あるいはリフティング発生の問題等を改善することができ、また、改修工事におけるプライマー処理工程も不要となることが期待される。
しかしながら、一般の塗料と異なり、塗床材においては、施工翌日から歩行可能となるような塗膜強度の発現が要求される。すなわち、高度の初期硬化性が必要とされるのであるが、従来知られている弱溶剤系塗料を単に塗床材に適用するだけでは、塗床材において要求される初期硬化性を満足することはできない。
初期硬化性を高める手段としては、硬化促進剤、硬化触媒等を混合ないし増量する方法が知られている。ところが、このような方法を用いると、初期硬化性が改善される一方で、改修下地への密着性が低下するという問題が発生してしまい、初期硬化性と改修下地への密着性のバランスをとることができない。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、強溶剤系塗床材の諸問題が解決でき、さらには初期硬化性と改修下地への密着性において優れた性能を発揮することができる弱溶剤形の塗床材組成物を提供することを目的とするものである。
本発明者は鋭意検討の結果、特定のアクリルポリオール、特定のポリイソシアネート及びアミノ基含有シランカップリング剤を必須成分とする弱溶剤形の塗床材組成物に想到し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.(A)ガラス転移温度が30〜100℃、水酸基価が10〜200KOHmg/gであり、第一級水酸基の比率が全水酸基の80重量%以上であるアクリルポリオール、
(B)炭素数1〜10の第一級モノアルコールとイソシアネート化合物との反応によって得られる、イソシアヌレート構造及び/またはアロファネート構造を有するポリイソシアネート、
(C)アミノ基含有シランカップリング剤、
を含有し、
(A)成分と(B)成分の混合比率が、OH/NCO当量比率で0.5〜2.0であり、
(A)成分の固形分100重量部に対し、(C)成分を0.05〜5重量部含有し、
組成物中の全溶剤のうち50重量%以上が脂肪族炭化水素であることを特徴とする塗床材組成物。
2.さらに、(D)ダイマー酸骨格を有するアミン化合物を含有することを特徴とする1.に記載の塗床材組成物。
本発明組成物によれば、従来の強溶剤系塗床材の施工時における作業環境や安全性を改善することができる。
また、本発明組成物は、各種の無機質下地と有機質下地に対する密着性に優れている。下地が有機質塗膜を有する場合のリフティング発生を抑制することもできる。したがって、多岐にわたる下地に対して直接塗装することができ、プライマー処理が不要となるため工期短縮に貢献することもできる。
さらに、本発明組成物は、十分なポットライフを有するとともに、施工翌日の歩行に耐え得る硬化性能を発揮することができる。
本発明組成物は、以上のような種々の効果を奏することができるため、特に改修工事用の材料として好適に使用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態とともに詳細に説明する。
本発明の塗床材組成物では、(A)ガラス転移温度が30〜100℃、水酸基価が10〜200KOHmg/gであり、第一級水酸基の比率が全水酸基の80重量%以上であるアクリルポリオール(以下「(A)成分」という)をバインダーとして含む。
(A)成分は、水酸基含有モノマーを他の共重合可能なモノマーと共重合して得られるアクリルポリオールである。水酸基含有モノマーとしては、第一級水酸基含有モノマー、第二級水酸基含有モノマーを使用することができる。具体的に、第一級水酸基含有モノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール等のポリエーテルポリオールと(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸とのモノエステル;無水マレイン酸等の酸無水基含有モノマーと、エチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール等のグリコール類とのモノエステル化物またはジエステル化物;ヒドロキシエチルビニルエーテル等のヒドロキシアルキルビニルエーテル類;アリルアルコール等が挙げられる。第二級水酸基含有モノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート;(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸とα−オレフィンエポキシド等のモノエポキシ化合物との付加物;グリシジル(メタ)アクリレートと酢酸、プロピオン酸、脂肪酸類等の一塩基酸との付加物等が挙げられる。
(A)成分においては、全水酸基のうち80重量%以上(望ましくは90重量%以上、より望ましくは95重量%以上、さらに望ましくは100重量%)が第一級水酸基となるように、上述の水酸基含有モノマーを使用する。これにより、優れた初期硬化性を確保することができる。
水酸基含有モノマーと共重合可能なモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリルアミド及びその誘導体等が挙げられる。この他、スチレン誘導体、塩化ビニル、酢酸ビニル、マレイン酸ジアルキルエステル、フルオロオレフィン、反応性シリル基含有ビニル系化合物等を使用することもできる。
(A)成分のガラス転移点(以下「Tg」ともいう)は、30〜100℃、好ましくは40〜80℃である。Tgが30℃より低い場合は、歩行に耐え得る硬度を得ることができない。Tgが100℃より高い場合は、弱溶剤に対する溶解性を確保することが困難となる。また、塗膜が脆くなり、割れが発生しやすくなる。
(A)成分の水酸基価は、10〜200KOHmg/g、好ましくは20〜100KOHmg/gである。水酸基価が10KOHmg/gより小さい場合には、塗膜の硬化性や強度が不十分となる。水酸基価が200KOHmg/gより大きい場合は、塗膜が脆くなり、割れが発生しやすくなる。なお、本発明における水酸基価は樹脂固形分における値を示すものである。
(A)成分の重量平均分子量は、通常5000〜200000、好ましくは10000〜100000である。重量平均分子量が5000より小さい場合は、形成塗膜の物性が不十分となるおそれがあり、逆に200000より大きい場合は、作業性等が低下するおそれがある。
本発明組成物における(B)成分は、炭素数1〜10の第一級モノアルコールとイソシアネート化合物との反応によって得られるものである。本発明では、このような(B)成分を硬化剤として使用することにより、初期硬化性と密着性の両性能のバランスを確保することができる。
第一級モノアルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブチルアルコール、n−アミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、n−ヘプタノール、n−オクタノール、n−ノナノール、n−デカノール等が挙げられる。
イソシアネート化合物としては、通常、ジイソシアネートが使用される。この中でも、耐黄変性等に優れる点で、脂肪族ジイソシアネートや脂環族ジイソシアネートが好適である。具体的に(B)成分におけるイソシアネート化合物としては、例えば、エチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ウンデカメチレンジイソシアネート、1,3−ジイソシアナトシクロブタン、1,3−ジイソシアナトシクロヘキサン、1,3−ジイソシアナトメチルシクロヘキサン、イソホロンジイソシアネート等を挙げることができる。これらイソシアネート化合物のなかでも、特に、ヘキサメチレンジイソシアネート、1,3−ジイソシアナトメチルシクロヘキサン、イソホロンジイソシアネートから選ばれる1種以上が好適である。
(B)成分は、その骨格中にイソシアヌレート構造及び/またはアロファネート構造を有するものである。このような構造を有することにより、初期硬化性と、脂肪族炭化水素系溶剤に対する相溶性の両方において優れた性能を確保することができる。
(B)成分としては、イソシアヌレート構造またはアロファネート構造を有するものであれば特に限定されないが、本発明では、特に、イソシアヌレート構造及びアロファネート構造を併有するものが好ましい。このような構造を併有することにより、初期硬化性と、脂肪族炭化水素系溶剤に対する相溶性の両方においてより優れた性能を確保することができる。
(B)成分の製造方法は公知の方法によればよい。具体的には、例えば、第一級モノアルコールとイソシアネート化合物を触媒の存在下でイソシアヌレート化させる方法、第一級モノアルコールの水酸基の一部または全部を、イソシアネート化合物中のイソシアネート基の一部と反応させて、アロファネート化触媒の存在化でアロファネート化させる方法等が挙げられる。
また、第一級モノアルコールの水酸基の一部または全部を、イソシアネート化合物中のイソシアネート基の一部と反応させてウレタン化した後、触媒の存在下でイソシアヌレート化させる方法等によれば、イソシアヌレート化とアロファネート化を同時に行うこともできる。
(B)成分の混合比率は、(B)成分中のポリイソシアネートと(A)成分中のポリオールの比率が、NCO/OH比率で0.5〜2.0(好ましくは0.7〜1.5)となる範囲内とする。このときNCO/OH比率が0.5より小さいと、塗膜の架橋率が低くなり、硬化性、耐摩耗性、耐薬品性等において十分な物性を確保することができない。NCO/OH比率が2.0よりも大きい場合は、未反応のイソシアネートが残存し、初期硬化性に悪影響を与える。
本発明組成物では、(C)成分としてアミノ基含有シランカップリング剤(以下「(C)成分」という)を含む。本発明では、このような(C)成分が含まれることにより、多岐にわたる改修下地への密着性を確保することができる。
アミノ基含有シランカップリング剤としては、例えば、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルジメチルメトキシシラン、γ−アミノプロピルジメチルエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノイソブチルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノイソブチルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルジイソプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルジイソプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルビス(トリメチルシロキシ)シラン、γ−ウレイドプロピルトリメトキシシラン、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−ベンジル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−ベンジル−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(m−アミノフェノキシ)プロピルトリメトキシシラン、3−(m−アミノフェノキシ)プロピルトリエトキシシラン、m−アミノフェニルトリメトキシシラン、m−アミノフェニルトリエトキシシラン、p−アミノフェニルトリメトキシシラン、p−アミノフェニルトリエトキシシラン、アミノフェニルトリメトキシシラン、アミノフェニルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリス(メトキシエトキシエトキシ)シラン、γ−アミノプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、2−アミノエチルアミノメチルベンジロキシジメチルシラン、(アミノエチルアミノメチル)フェネチルトリメトキシシラン、N−ビニルベンジル−γ−アミノロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
この中でも、特に、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノイソブチルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)―γ―アミノイソブチルメチルジメトキシシランから選ばれる1種以上が好適である。
(C)成分の混合比率は、(A)成分の固形分100重量部に対し0.05〜5重量部好ましくは0.5〜3重量部とする。(C)成分が0.05重量部より少ない場合は、下地への密着性、特に無機質下地への密着性を確保することができない。5重量部より多い場合は、硬化性が不十分となるおそれがある。
本発明の塗床材では、上述の成分に加え、さらに(D)ダイマー酸骨格を有するアミン化合物(以下「(D)成分」という)を含むことが望ましい。このような化合物を混合することにより、水分が介在する条件下での施工(すなわち、高湿度雰囲気下での施工、下地が水分を含む場合の施工等)においても、塗膜の膨れ発生が抑制され、安定した硬化性能を発揮することができる。
(D)成分は、ダイマー酸にアミノ基が導入された化合物であり、特に、ダイマージアミン、ダイマー酸ポリアミドアミンから選ばれる1種以上が好適である。
ダイマー酸は、一般に乾性油又は半乾性油などから得られる不飽和脂肪酸の重合反応によって製造される重合脂肪酸であり、脂肪酸の2量体を有効主成分としている。通常は、C18の不飽和脂肪酸の重合によって得られるC36の2塩基酸などを主成分とするものである。但し、このダイマー酸は重合脂肪酸であるために、その構造は単一ではなく、非環、単環及び多環の混合物であり、少量のモノマー酸、トリマー酸などを含有する場合もある。ダイマー酸の原料となる脂肪酸としては、トール油系、大豆油、ヤシ油、ひまし油、米ぬか油等の植物油系脂肪酸、牛脂系脂肪酸等が挙げられる。
ダイマージアミンは、上記ダイマー酸のカルボキシル基をアミノ基に転化したしたものである。このダイマージアミンは、例えば、ダイマー酸をアミド化し還元することによって得ることができる。
ダイマー酸ポリアミドアミンは、ダイマー酸とポリエチレンポリアミン及びアルキレンジカルボン酸又は脂肪酸との重縮合物である。ここで、ポリエチレンポリアミンとしては、例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン等が挙げられる。アルキレンジカルボン酸としては、例えば、アジピン酸、セバシン酸、ドデカジオン酸等が挙げられる。脂肪酸としては、例えば、酪酸、イソ酪酸、オクチル酸、シクロヘキサンカルボン酸、プロピオン酸等が挙げられる。
(D)成分は、(A)成分の固形分100重量部に対して、通常0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部の比率で混合する。(D)成分が0.01重量部より少ない場合は、水分が介在する条件下における塗膜の硬化性や強度が不十分となり、膨れが発生しやすくなる。10重量部より多い場合は、耐候性、耐変色性等が低下する傾向となる。
本発明の塗床材組成物は、溶剤として非水系溶剤を用いるもので、全溶剤のうち50重量%以上(好ましくは60重量%以上)が脂肪族炭化水素である所謂弱溶剤形の組成物である。このような弱溶剤形の組成物は、芳香族炭化水素系溶剤を主溶剤とする強溶剤形組成物に比べ、低毒性であり、作業上の安全性が高く、さらには大気汚染に対する影響も小さいという特徴をもつものである。脂肪族炭化水素としては、例えば、n−ヘキサン、n−ペンタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン、n−ウンデカン、n−ドデカン等が挙げられる。この他、テルピン油やミネラルスピリット等の脂肪族炭化水素系溶剤を使用することもできる。
本発明では、特に、トルエン、キシレンを含まず、引火点21℃以上の第2石油類に該当するものが、安全衛生上好ましい。脂肪族炭化水素が50重量%より少ない場合は、作業環境や安全性の点で好ましくない。また、既存塗膜上に塗装を行った際にリフティング発生を引き起こすおそれがある。
本発明では、(A)成分〜(C)成分に加え、さらに、脱水剤(以下「(E)成分」という)を混合することもできる。(E)成分の混合により、水分が介在する条件下での施工(すなわち、高湿度雰囲気下での施工、下地が水分を含む場合の施工等)においても、より安定した硬化性能を発揮することができ、また、密着性を向上させることもできる。
(E)成分としては、例えば、オルト蟻酸トリアルキル、オルト酢酸トリアルキル、オルト硼酸トリアルキル、モノイソシアネート化合物等が挙げられる。このうち、オルト蟻酸トリアルキルとしては、オルト蟻酸トリメチル、オルト蟻酸トリエチル、オルト蟻酸トリブチル等が挙げられる。オルト酢酸トリアルキルとしては、オルト酢酸トリメチル、オルト酢酸トリエチル、オルト酢酸トリブチル等が挙げられる。オルト硼酸トリアルキルとしては、オルト硼酸トリメチル、オルト硼酸トリエチル、オルト硼酸トリブチル等が挙げられる。モノイソシアネート化合物としてはフェニルイソシアネート、p−クロロフェニルイソシアネート、ベンゼンスルホニルイソシアネート、p−トルエンスルホニルイソシアネート、イソシアネートエチルメタクリレート等が挙げられる。
本発明組成物における(E)成分としては、特に、オルト蟻酸トリメチル、オルト蟻酸トリエチル、オルト蟻酸トリブチル、オルト酢酸トリメチル、オルト酢酸トリエチル、オルト酢酸トリブチルから選ばれる1種以上が好適である。このような化合物は、下地に残存した水分との化学反応により、エステルとアルコールを生じる。例えば、オルト酢酸トリメチルの場合は、酢酸メチルとメタノールを生じる。
(E)成分として上述の化合物を使用した場合は、化合物自体が揮発性を有し、さらには残存する水との反応生成物(エステル及びアルコール)も揮発性を有し、大気中に容易に揮発するため、形成塗膜の物性に悪影響を与えない点で好ましい。
(E)成分の混合比率は、(A)成分の固形分100重量部に対し、通常0.3〜100重量部、好ましくは3〜80重量部、さらに好ましくは8〜60重量部である。このような含有量であれば、水分が介在する条件下での施工において、より安定した硬化性能を発揮することができ、また、密着性を向上させることもできる。
本発明では、(D)成分と(E)成分を併有することにより、塗膜の膨れ発生がいっそう抑制され、より安定した硬化性能を発揮することができ、また、密着性を向上させることができる。
本発明組成物には、上述の成分の他、本発明の効果を阻害しない範囲内で各種添加剤を配合することも可能である。このような添加剤としては、例えば、顔料、骨材、可塑剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、消泡剤、レベリング剤、顔料分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、触媒、硬化促進剤、艶消し剤、紫外線吸収剤、光安定剤等が挙げられる。
本発明組成物の形態は、流通時は2パックで、これらを使用時に混合する2液型が好適である。通常は、(A)成分及び(C)成分を含む主剤と、(B)成分を含む硬化剤の2パックにすればよい。(D)成分を使用する場合は、主剤側に混合すればよい。
本発明の塗床材組成物は、例えば、建築物、工場、倉庫等の屋内床面、あるいは一般歩道、歩道橋、プラットホーム等の屋外床面等に用いることができる。適用可能な下地としては、例えば、コンクリート、モルタル、陶磁器タイル等の無機質下地、あるいはこれらに有機質塗膜等が積層された下地等が挙げられる。有機質塗膜としては、特に限定されず、エポキシ樹脂系塗膜、ウレタン樹脂系塗膜、アクリル樹脂系塗膜、ポリエステル系樹脂塗膜等が挙げられる。
本発明組成物は、このような各種下地に対して直接塗付することができ、優れた密着性を発揮することができる。有機質塗膜に対して適用する場合のリフティング発生を防止することもできる。そのため、本発明組成物は、特に改修工事用の材料として好ましく使用することができる。本発明組成物は、無機質下地と有機質下地が混在した床面の改修工事にも適している。
本発明組成物を塗付する際には、ローラー、刷毛等の塗装器具を使用することができる。塗付量は通常0.1〜0.5kg/m程度である。
本発明組成物のポットライフは通常5時間以内である。この時間内であれば作業性に支障をきたすことなく塗装を行うことができる。
塗付後の乾燥時間は、常温で8〜24時間程度である。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
表1に示す原料を使用し、表2の配合に従って各原料を常法により混合し、それぞれの塗床材を製造した。なお、製造した各塗床材における全溶剤中の脂肪族炭化水素の比率は、いずれも70重量%である。
Figure 2004292798
Figure 2004292798
得られた塗床材について以下の試験を行った。
(1)翌日歩行性
温度5℃・相対湿度65%下において、水平に置いたスレート板に各塗床材を塗付量0.2kg/mで塗付した後、10時間放置した。その後、この試験体の上を歩行し、塗膜表面における足跡または傷の有無を目視にて観察した。評価は次のとおりである。
◎:塗膜表面の状態に異常がないもの
○:塗膜表面の状態に異常がほとんどないもの
×:はっきりとした足跡または傷が認められるもの
(2)密着性
(2−1)密着性試験1
下記の試験基材に対して各塗床材組成物を塗付量0.2kg/mで塗付し、温度23℃・相対湿度50%下で72時間放置した後、JIS K 5400−1990 8.5に準じて碁盤目密着性を行った。なお、密着性試験においては、カッターガイドのすきま間隔が2mmのものを使用した。
密着性試験の評価は以下のとおりである。
10:欠損部なし
8:欠損部面積が5%以内
6:欠損部面積が5〜15%
4:欠損部面積が15〜30%
2:欠損部面積が35〜65%
0:欠損部面積が65%以上
(試験基材)
・基材A:スレート板に、エポキシ系塗床材を塗付量0.2kg/mで塗付し、50℃で1週間乾燥させたもの
・基材B:スレート板に、ウレタン系塗床材を塗付量0.2kg/mで塗付し、50℃で1週間乾燥させたもの
・基材C:磁器タイル
(2−2)密着性試験2
上述の密着性試験1に供した試験体を50℃温水に72時間浸漬した後、JIS K 5400−1990 8.5に準じて碁盤目密着性を行った。
(2−3)密着性試験3
温度30℃・相対湿度90%下において、上述の試験基材Cに各塗床材組成物を塗付量0.2kg/mで塗付し、72時間放置した後、JIS K 5400−1990 8.5に準じて碁盤目密着性を行った。
Figure 2004292798
(試験結果)
実施例1〜8の塗床材は、いずれの試験においても良好な結果を示した。
これに対し、比較例1の塗床材では、翌日歩行性に劣る結果となった。比較例2〜4の塗床材では、密着性試験において十分な結果を得ることができなかった。

Claims (2)

  1. (A)ガラス転移温度が30〜100℃、水酸基価が10〜200KOHmg/gであり、第一級水酸基の比率が全水酸基の80重量%以上であるアクリルポリオール、
    (B)炭素数1〜10の第一級モノアルコールとイソシアネート化合物との反応によって得られる、イソシアヌレート構造及び/またはアロファネート構造を有するポリイソシアネート、
    (C)アミノ基含有シランカップリング剤、
    を含有し、
    (A)成分と(B)成分の混合比率が、OH/NCO当量比率で0.5〜2.0であり、
    (A)成分の固形分100重量部に対し、(C)成分を0.05〜5重量部含有し、
    組成物中の全溶剤のうち50重量%以上が脂肪族炭化水素であることを特徴とする塗床材組成物。
  2. さらに、(D)ダイマー酸骨格を有するアミン化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の塗床材組成物。
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