JP2004262124A - 製版装置・孔版印刷装置 - Google Patents

製版装置・孔版印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コスト上昇や構成の複雑化を来たすことなく、コシの弱いマスタでも静電気の影響を抑制できて良好な搬送状態が得られる製版装置を実現する。
【解決手段】サーマルヘッドとプラテンローラのニップの下流側にはマスタ24にテンションを付与するフロントテンションローラ対40が設けられている。フロントテンションローラ対40はゴム製の上フロントテンションローラ40aと、金属製の下フロントテンションローラ40bから構成され、下フロントテンションローラ40bには、マスタ24との接触面積を低減するために軸方向に間隔をおいて非接触部としての小径の溝部40b−2が複数形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報に基づいてマスタ(孔版原紙)を製版する製版装置、該製版装置を有する孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製版装置では、ロール状に巻成されたマスタをサーマルヘッドとプラテンローラのニップ部で挟持し、プラテンローラの回転により搬送しながらサーマルヘッドにより製版するようになっている。プラテンローラのマスタ搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という)に設けられた搬送ローラ対で製版されたマスタをさらに搬送し、搬送ローラ対の下流側に設けられたガイド板等により案内して最終的に版胴へ導くようになっている。
この種の製版装置では、マスタがプラテンローラや搬送ローラ対から抜けるとき、すなわちマスタがローラ表面から剥がれるとき、剥離帯電が発生し、マスタが静電気を帯びてガイド板等に張り付き、搬送不良が発生するという問題があった。
【0003】
この問題への対策として、従来より、例えば搬送ローラ対のニップ出口近傍に除電ブラシを設け、該除電ブラシにマスタを接触させて除電する方式が採られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−280596号公報
【特許文献2】
特開2001−122462号公報
【特許文献3】
特開2001−297891号公報
【特許文献4】
特開2002−103565号公報
【特許文献5】
特開平6−135112号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
除電ブラシにより除電する方式では、マスタの帯電電位が高い場合には有効であるが、帯電電位が低い場合には効率的な除電機能が得られない。
コシの弱いマスタでは少ない静電気量でも容易にガイド板等に密着しやすく、搬送不良を起こしていた。除電ブラシを数多く設ければそれなりの除電機能は得られるが、コスト上昇や構成の複雑化を来たすことになる。
【0006】
本発明は、コスト上昇や構成の複雑化を来たすことなく、コシの弱いマスタでも静電気の影響を抑制できて良好な搬送状態が得られる製版装置、該製版装置を有する孔版印刷装置の提供を、その主な目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、画像情報に基づいてマスタを製版する製版手段と、マスタに圧接して該マスタを搬送し設置位置が異なる複数の回転搬送部材を有する製版装置において、上記複数の回転搬送部材のうち、マスタの搬送のみを担う対構成を有する回転搬送部材の一方の部材が、マスタの帯電を抑制する構成を有している、という構成を採っている。
【0008】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の製版装置において、上記一方の部材が、滑らかな表面を有し且つマスタが挟持される前に最初に接触するローラであり、該ローラはマスタに対する接触面積が低減された形状を有している、という構成を採っている。
【0009】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の製版装置において、上記ローラの軸方向に間隔をおいてマスタに対して非接触部となる小径の溝部が複数形成されている、という構成を採っている。
【0010】
請求項4記載の発明では、請求項3記載の製版装置において、上記溝部の軸方向における幅が5mm以上、30mm以下である、という構成を採っている。
【0011】
請求項5記載の発明では、請求項3記載の製版装置において、上記溝部の軸方向と直交する方向の深さが、(1×マスタの厚さ)以上、(10×マスタの厚さ)以下である、という構成を採っている。
【0012】
請求項6記載の発明では、請求項1乃至5のうちの何れか1つに記載の製版装置において、上記複数の回転搬送部材のうち1つが上記製版手段に圧接するプラテンローラであり、該プラテンローラのマスタ搬送方向下流側に上記対構成を有する回転搬送部材が設けられている、という構成を採っている。
【0013】
請求項7記載の発明では、請求項6記載の製版装置において、上記プラテンローラに対するマスタの剥離ポイントと上記プラテンローラの回転中心を結ぶ線と、上記プラテンローラと上記製版手段のニップ中心と上記プラテンローラの回転中心を結ぶ線とが角度を有している、という構成を採っている。
【0014】
請求項8記載の発明では、請求項6記載の製版装置において、上記プラテンローラと上記対構成を有する回転搬送部材との間隔が、該対構成を有する回転搬送部材によるマスタの挟持圧の影響が上記プラテンローラと上記製版手段のニップ圧に及ばない範囲に設定されている、という構成を採っている。
【0015】
請求項9記載の発明では、製版装置により製版されたマスタを版胴の外周面に巻装して印刷を行う孔版印刷装置において、上記製版装置が、請求項1乃至8のうちの何れか1つに記載の製版装置である、という構成を採っている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における孔版印刷装置の要部概略正面図である。同図において孔版印刷装置1は、印刷部2、製版装置3、給紙装置4を有している。
印刷部2は、図示しない装置本体のほぼ中央部に位置し、図示しない版胴駆動手段によって図1において時計回り方向に回転駆動される版胴5と、版胴5の外周面に対して接離自在に設けられ、給紙装置4から給送される用紙Pを版胴5に対して押圧するプレスローラ6を有している。
版胴5は、その両側縁部を図示しない一対のフランジの各周面にそれぞれ取り付けられた多孔性支持板5aと、多孔性支持板5aの外周に複数層巻装された図示しないメッシュスクリーンとを有しており、多孔性支持板5aには複数の開孔5bを有する開孔部が形成されている。
【0017】
多孔性支持板5aの非開孔部には版胴5の一母線に沿った平面をなすステージ部7が設けられており、ステージ部7上には支軸8aによって開閉自在に支持されたクランパ8が配設されている。
クランパ8は、版胴5が所定位置を占めたときに図示しない開閉手段によって開閉される。
版胴5の内部にはインキ供給手段9が配設されている。インキ供給手段9は、版胴5の支軸を兼ねたインキ供給パイプ10、インキローラ11、ドクターローラ12等を有している。
インキ供給パイプ10は図示しない一対のフランジ間に配設されており、図示しない軸受を介して各フランジをそれぞれ回転自在に支持している。インキ供給パイプ10にはそれぞれ図示しないインキポンプ及びインキパックが接続されており、インキポンプの作動によりインキパック内のインキがインキ供給パイプ10に複数設けられたインキ供給孔10aから版胴5の内部に供給される。
インキロ一ラ11は、図示しない一対のフランジ間に配設されそれぞれインキ供給パイプ10に固定された図示しない一対の側板間に回転自在に支持されており、図示しない回転駆動手段によって版胴5と同期して同方向に回転駆動される。
インキローラ11は、その周面と版胴5の内周面との間に僅かな隙間が生じる位置に配置されている。
【0018】
インキローラ11の近傍にはドクターローラ12が配設されている。ドクターローラ12もインキローラ11と同じく図示しない側板間に回転自在に支持されており、図示しない回転駆動手段によってインキローラ11と同期して逆方向に回転駆動される。ドクターローラ12は、その周面とインキローラ11の周面との間に僅かな隙間が生じる位置に配置されている。
インキローラ11とドクターローラ12との近接部には断面楔形状の空間が形成され、この空間にインキ供給孔10aから供給されたインキが溜まることによりインキ溜まり13が形成される。インキ溜まり13のインキは、インキロ一ラ11とドクターローラ12との近接部を通過する際にインキローラ11の周面上に薄層状に供給され、プレスロ一ラ6によって版胴5が押圧された際にインキロ一ラ11の周面と版胴5の内周面とが接触することにより版胴5の内周面に供給される。
【0019】
版胴5の下方にはプレスローラ6が配設されている。版胴5の軸方向長さとほぼ同じ長さを有し、芯部6aの周囲にゴム等の弾性体を巻成してなるプレスローラ6は、芯部6aの両端を一対のプレスローラアーム14の一端間にそれぞれ回転自在に支持されている。板状部材である一対のプレスローラアーム14は、図示しない装置本体に回動自在に支持されたプレスローラ軸15にそれぞれの他端を固定されており、図示しないプレスローラ揺動手段によってそれぞれ一体的に揺動される。この揺動により、プレスローラ6はその周面が版胴5の外側面から離間する図1に示す離間位置と、その周面が所定の押圧力で版胴5の外周面に接触する押圧位置とを選択的に占める。
【0020】
印刷部2の右上方には製版装置3が配設されている。製版装置3は、図示しないマスタ貯容部材、回転搬送部材としてのプラテンローラ16、製版手段としてのサーマルヘッド17、対構成を有する回転搬送部材としてのフロントテンションローラ対40、カット手段(切断手段)18、マスタ搬送ガイド23、マスタストック手段19、マスタ搬送ローラ対20、可動マスタガイド板21、給版ガイド板22等を有している。
図示しないマスタ貯容部材は、製版装置3の図示しない一対の側板にそれぞれ設けられており、マスタ24をロール状に巻成したマスタロール24aの芯部24bを回転自在かつ着脱自在に支持している。
【0021】
本実施形態におけるマスタ24は、熱可塑性樹脂フィルムの一方の面に樹脂からなる多孔性樹脂膜を設け、更にその表面に繊維状物質からなる多孔性繊維膜を積層した三層構造を有している(特開平10−147075号公報参照)。このマスタはコシが弱く低強度ながらもインクを均一に転写でき(高画質化)、インク消費量を低減できる特性を有している。
マスタロール24aの配設位置の左方にはプラテンロ一ラ16が配設されている。プラテンローラ16は、その軸方向長さがマスタ24の幅とほぼ同じ長さに形戌されており、装置本体の図示しない側板間に回転自在に支持されている。
プラテンローラ16は、装置本体に設けられた図示しないステッピングモータから駆動力を伝達され、図1において時計回り方向に回転駆動される。
【0022】
プラテンローラ16の下方にはサーマルヘッド17が配設されている。サーマルヘッド17は、その幅がプラテンローラ16の幅方向長さよりも大きく形成され、その上面には複数の発熱素子が配設されており、その発熱素子をプラテンローラ16の周面に圧接させるように、図示しない付勢手段によって付勢されている。各発熱素子は図示しないサーマルヘッドドライバによってその作動を個々に制御され、図示しないサーマルヘドドライバには、装置本体の上部に設けられた図示しない画像読取部からの画像情報に応じた作動信号が入力される。
【0023】
プラテンローラ16のマスタ搬送方向下流側には、上フロントテンションローラ40aと下フロントテンションローラ40bを有するフロントテンションローラ対40が配設されている。フロントテンションローラ対40はプラテンローラ16の下流側におけるマスタ24にテンションを付与する機能を有している。フロントテンションローラ対40の材質、形状等については後述する。
フロントテンションローラ対40の下流側には、製版されたマスタ24を所定の位置で切断するカット手段18が配設され、その下流側にはマスタガイド板23が配設されている。
カット手段18は装置本体に固定され、下刃と、上刃を有している。カット手段18はギロチンタイプ、回転刃タイプのいずれでもよい。
【0024】
マスタガイド板23の下流側には、上部にマスタ導入のための開口部を有するマスタストック手段19が配設されている。製版されたマスタ24を一時的に貯容するマスタストック手段19は、筐体状をなすストック本体部34と、該ストック本体部34の奥部上方に設けられた吸引ファン35と、ストック本体部34に対してマスタの引き込み経路に沿って出し入れ自在(抜き差し自在)に設けられたマスタ除去トレイ36を有している。
吸引ファン35の作動により密閉された空間であるマスタストック手段19の内部には負圧が発生し、矢印で示すような気流が形成され、製版搬送されてきた製版済みのマスタ24はマスタストック手段19の奥部に向けて吸引されて貯容される(図4参照)。マスタストック手段19の詳細については後述する。なお、ストック本体部34における各側面(壁面)は実際には厚みを有しているが単線で表示している(他の図において同じ)。
【0025】
マスタストック手段19の左方(下流側)には、マスタ搬送ローラ対20が配設されている。マスタ搬送ローラ対20は、共に図示しない側板間に回転自在に支持された駆動ローラ20a及び従動ローラ20bを有しており、図示しない駆動手段によって回転駆動される駆動ローラ20aとこれに圧接された従動ローラ20bとによってマスタ24を挟持して搬送する。駆動ローラ20aには図示しないワンウェイクラッチが設けられている。
マスタストック手段19の開口部の上面には可動マスタガイド板21が配段されている。可動マスタガイド板21は、図示しない側板間に回動自在に支持された支軸21aにその基端を取り付けられており、製版装置3に設けられた図示しないステッピングモータにより、製版搬送されたマスタ24をマスタ搬送ローラ対20に案内する二点鎖線で示す搬送位置と、マスタ24がマスタストック手段19の内部に導かれる際に邪魔とならない実線で示す退避位置とを選択的に占める。
マスタ搬送ローラ対20の左方には、マスタ搬送ローラ対20によって搬送される製版済みのマスタ24を印刷部2へと案内する給版ガイド板22が配設されている。給版ガイド板22は図示しない側板間に固定されている。
【0026】
印刷部2の右方であって製版装置3の下方には給紙装置4が配設されている。給紙装置4は、給紙トレイ27、給紙ローラ28、レジストローラ対29等を有している。
その上面に多量の用紙Pを積載可能な給紙トレイ27は、図示しない装置本体に上下動自在に支持されており、図示しないトレイ昇降手段の作動によって上下動する。
【0027】
給紙トレイ27の上方であって用紙Pの搬送方向先端部と対応する位置には、給紙ローラ28が配設されている。周面に高摩擦抵抗部材を有する給紙ローラ28は給紙装置4の図示しない側板間に回転自在に支持されており、図示しない付勢手段によって図1の下方に向けて付勢されている。給紙ローラ28は、図示しないトレイ昇降手段によって給紙トレイ27が給紙位置まで上昇したときに、給紙トレイ27上の最上位の用紙Pに所定の圧接力で圧接し、給紙装置4に設けられた図示しない給紙モータによって図1において時計回り方向に回転駆動される。
給紙ローラ28の下方であって、給紙トレイ27上の用紙Pの搬送方向先端部よりも用紙搬送方向下流側の位置には、高摩擦抵抗部材からなる用紙分離部材30が配設されている。用紙分離部材30は、図示しない付勢手段によって所定の圧接力で給紙ローラ28の周面に圧接されている。
【0028】
給紙ローラ28及び用紙分離部材30よりも用紙搬送方向下流側の位置には、レジストローラ対29が配設されている。共に給紙装置4の図示しない側板間に回転自在に支持された駆動ローラ29a及び従動ローラ29bからなるレジストローラ対29は、図示しないレジスト駆動手段から駆動力を伝達されて回転する駆動ローラ29aとこれに圧接された従動ローラ29bとにより、給紙ローラ28によって給紙トレイ27上から引き出された用紙Pを一時停止させた後、所定のタイミングで版胴5とプレスローラ6との間に向けて給送する。
給紙ローラ28とレジストローラ対29との間の部位には用紙ガイド板31が、またレジストローラ対29よりも用紙搬送方向下流側の位置には用紙ガイド板32がそれぞれ配設されている。各用紙ガイド板31、32は、それぞれ給紙装置4の図示しない側板に固定されている。
【0029】
装置本体の上部には、原稿画像を読み取る図示しない画像読取部が設けられている。画像読取部で読み取られた画像データは、図示しない画像メモリに格納された後に呼び出され、サーマルヘッド17によってマスタ24に製版される。
印刷部2の左上方には、版胴5上に巻装された使用済みマスタを剥離する図示しない排版装置が設けられている。排版装置は、版胴5の周面に対して接離可能な排版部材を有する周知の構成であり、版胴5上より剥離した使用済みマスタを貯容する排版ボックス、及び排版ボックス内において使用済みマスタを圧縮する圧縮板等を有している。
印刷部2の左下方には、印刷部2において印刷された用紙Pを機外に排出するための図示しない排紙部が設けられている。排紙部は、版胴5の外周面より用紙Pを剥離する剥離爪、印刷済み用紙を搬送する用紙搬送ユニット、印刷済み用紙を積載可能な排紙トレイ等を有する周知の構成である。
【0030】
上述の構成に基づき、以下に孔版印刷装置1の動作を説明する。
画像読取部に原稿がセットされ、オペレータによって装置本体上部に設けられた図示しない操作パネルの製版スタートキーが押下されると、画像読取動作及び排版動作が並行して行われる。排版動作が完了すると、版胴5はクランパ8がほぼ右真横位置に位置する給版位置まで回転して停止し、開閉手段によりクランパ8が開放されて孔版印刷装置1は図4に示す給版待機状態となる。
画像読取動作に並行して、製版装置3では製版動作が行われる。製版スタートキーが押下されると、図示しないステッピングモータが作動してプラテンローラ16が回転駆動されるとともにに、図示しない駆動手段が作動してフロントテンションローラ対40、マスタ搬送ローラ対20が回転駆動され、セットされたマスタ24がマスタロール24aより引き出される。引き出されたマスタ24は、プラテンローラ16とサーマルヘッド17間を通過する際に読み取られた画像データに応じて製版される。
【0031】
マスタ24の先端がマスタ搬送ローラ対20に挟持されると、図示しない駆動手段の作動が停止されてマスタ搬送ローラ対20の回転が停止されるとともに、可動マスタガイド板21を駆動するステッピングモータが作動する。可動マスタガイド板21は時計回り方向に回動され、図1において実線で示す退避位置に位置決めされる。また、このステッピングモータの作動と同時に吸引ファン35が作動する。
マスタ搬送ローラ対20の停止後もサーマルヘッド17、プラテンローラ16、フロントテンションローラ対40は作動を継続しており、製版されたマスタ24は吸引ファン35に吸引されることによって、図4に示すようにマスタストック手段19の内部に貯容される。そして、排版動作が完了して版胴5が図4に示す給版待機状態となり、マスタストック手段19内に所定量以上の製版されたマスタ24が貯容されると、図示しない駆動手段が作動してマスタ搬送ローラ対20が回転駆動され、ステージ部7と開放されているクランパ8との間に向けてマスタ24が搬送される。
【0032】
マスタ24の先端がステージ部7とクランパ8との間の所定位置に達したと判断されると、開閉手段が作動してクランパ8が閉じられ、マスタ24の先端部が版胴5の外周面上に保持されるとともに、図示しない駆動手段の作動が停止されてマスタ搬送ローラ対20の回転が停止される。クランパ8が閉じられた後、版胴5が図4において時計回り方向に低速で間欠的に回転駆動され、版胴5へのマスタ24の巻装が行われる。
製版動作が進行し、プラテンローラ16を駆動する図示しないステッピングモータのステップ数より1版分のマスタ24が製版されたと判断されると、該ステッピングモータの作動が停止されるとともにカット手段18が作動し、マスタ24が切断される。切断されたマスタ24は版胴5の回転によって製版装置3より引き出され、版胴5の外周面上に巻装される。
巻装動作が完了すると、図示しないステッピングモータが作動して可動マスタガイド板21が支軸21aを中心に反時計回り方向に回動され、図1において二点鎖線で示す搬送位置に位置決めされる。
【0033】
可動マスタガイド板21が搬送位置に位置決めされると、給紙ローラ28が回転駆動されて給紙装置4より1枚の用紙Pが給送されるとともに、版胴5が低速で時計回り方向に回転駆動される。用紙分離部材30によって分離給送された用紙Pは、その先端をレジストローラ対29のニップ部に挟み込まれて一時停止され、スキューを修正される。
版胴5上に巻装されたマスタ24の製版画像領域の先端部がプレスローラ6と対応する位置に到達するタイミングでレジストローラ対29が回転駆動され、用紙Pが印刷部2に向けて給送される。
【0034】
レジストロ一ラ対29の作動とほぼ同時にプレスローラ揺動手段が作動し、プレスローラ6は版胴5の外周面に接触する。この接触により、多孔性支持板5a、図示しないメッシュスクリーン、マスタ24、用紙P、プレスローラ6が所定の押圧力で接触し、インキローラ11によって版胴5の内周面に供給されたインキが開孔5b、図示しないメッシュスクリーンの開孔部、マスタ24の多孔性樹脂膜、多孔性繊維膜、熱可塑性樹脂フィルム穿孔部を介して用紙Pに転写され、いわゆる版付けが行われる。版付け後の用紙Pは、図示しない剥離爪によって版胴5の外周面より剥離され、図示しない用紙搬送ユニットを介して図示しない排紙トレイ上に排出される。
【0035】
版付け動作後、オペレータは操作パネル上のキーを操作して印刷画像位置あるいは印刷速度等を設定した後、図示しない試し刷りキーを押下する。試し刷りキーが押下されると、版胴5が設定された印刷速度に基づいた回転周速度で回転駆動されるとともに給紙装置4より1枚の用紙Pが給送され、版付け時と同様に試し刷りが行われる。オペレータは試し刷りによって画像を確認し、操作パネル上で印刷枚数を設定した後に印刷スタートキーを押下する。これにより給紙装置4より用紙Pが連続的に給送され、上述した試し刷りと同様に印刷が行われる。
設定された印刷枚数が消化されると全ての動作が停止し、孔版印刷装置1は再び待機状態となる。
【0036】
次に、マスタストック手段19の構成及びマスタ除去機能を説明する。図1に示すように、筐体ないし箱状のストック本体部34は、可動マスタガイド板21の動作によって開放された開口部から製版済みのマスタ24を引き込んで貯容するための主貯容空間34Aと、仕切り板34aによって主貯容空間34Aの上側に折り返された副貯容空間34Bを有しており、副貯容空間34Bの吸引方向奥側に吸引ファン35が設けられている。副貯容空間34Bにおける吸引ファン35の右側には、空気流を通過させ且つマスタ24のカット片の進入を阻止する金網等のフィルタ34bが設けられている。
【0037】
マスタ除去トレイ36は、主貯容空間34Aの底面(マスタストック手段19の底面)の内側をスライドする平板状のトレイ本体37と、該トレイ本体37の外側端に設けられた取っ手部材38を有している。トレイ本体37と取っ手部材38は合成樹脂により一体成形されている。
取っ手部材38は、主貯容空間34Aと副貯容空間34Bの後端側(版胴5から遠ざかる方向)の開口部を塞ぐ側面としての機能をも有している。
【0038】
トレイ本体37の先端部は上方に屈曲されており、該屈曲部37aにはマスタストック手段19の内面である仕切り板34aの下面を摺擦するスクレーパ39が設けられている。スクレーパ39の幅は、搬送方向と直交するマスタ24の幅方向における仕切り板34aの幅と同程度に設定されている。
取っ手部材38は、主貯容空間34Aと副貯容空間34Bの後端側の開口面積よりも若干大きい面積を有する平板状に形成されており、特に下端は突出されて引き出し用操作部38aが形成されている。
マスタ24のセットにおいて、折れやカールが生じている場合にはマスタ24の先端の位置合わせを正確にするために先端部をカットするときがあるが、これによって生じたカット片24dは主貯容空間34Aに吸引された後、トレイ本体37を二点鎖線で示すように引き出して取り除かれる。
【0039】
次に、図2に基づいてフロントテンションローラ対40の材質、形状等について説明する。駆動ローラとしての上フロントテンションローラ40aはゴムで形成されており、従動ローラとしての下フロントテンションローラ40bは金属で形成されている。
下フロントテンションローラ40bは、上フロントテンションローラ40aに比べて摩擦の少ない滑らかな表面を有しており、マスタ24に接触する接触部40b−1と、小径の溝部40b−2が軸方向に交互に配置された形状を有している。
マスタ24はフロントテンションローラ対40のニップに達する前に最初に下フロントテンションローラ40bに接触するが、下フロントテンションローラ40bの表面は滑らかであるので、摩擦で姿勢が崩れることなくスムーズに移動してニップに達する。これにより位置ずれしたままニップに進入してシワが発生する等の不具合が防止される。
【0040】
本実施形態では、接触部40b−1の軸方向の幅と溝部40b−2の軸方向の幅はほぼ同じWに設定されている。溝部40b−2を設けることで、フロントテンションローラ対40によってマスタ24がニップされる面積(換言すれば帯電する面積)が少なくなり、マスタ24の静電気帯電量を抑制することができる。
マスタ24がニップされる面積が少なくなると搬送性が低下することを避けられない。そこで、本実施形態では下フロントテンションローラ40bの形状の最適条件を抽出すべく、溝部40b−2の幅Wと搬送性との関係について実験を行った。その結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
Figure 2004262124
【0042】
表1に示すように、溝部40b−2の幅Wが40mmの場合、あるいは0mmの場合(従来品)、マスタ24の帯電性は改善されず、フロントテンションローラ対40を出たマスタ24はその下流側の搬送経路においてマスタガイド板23等に静電気力で張り付き、搬送不良となった。上記した三層構造のコシの弱いマスタの場合には特に搬送不良が顕著となる。
溝部40b−2の幅Wが40mmの場合には、幅が大きすぎるため、溝部40b−2でのマスタ接触も生じ、全体的に接触面積が低減されないことによるものと考えられる。
本実施形態では表1の実験結果を踏まえ、溝部40b−2の幅Wを5mm以上、30mm以下とした。
本実施形態では接触部40b−1と溝部40b−2の幅をほぼ同一としたが、上記条件を満足する範囲で種々のパターンを採用することができる。また、環状の溝部を形成せずに、軸方向に延びる溝や円形溝を周方向に千鳥状に配設したパターンとしても接触面積を低減できる。
【0043】
溝部40b−2の深さtもマスタ24の帯電や搬送性に影響すると考えられる。本実施形態では下フロントテンションローラ40bの形状の最適条件を抽出すべく、溝部40b−2の深さtとマスタの厚さとの関係について実験を行った。その結果を表2に示す。
表2において、マスタAは上記三層構造のマスタ(厚さ0.04mm)を、マスタBは従来のマスタ(多孔性樹脂膜を有しないマスタで、厚さ0.05mm)を示す。
【0044】
【表2】
Figure 2004262124
【0045】
本実施形態では表1の実験結果を踏まえ、溝部40b−2の深さtを、(1×マスタの厚さ)以上、(10×マスタの厚さ)以下とした。これにより、いずれのマスタを用いても、静電気力による搬送不良を防止できるとともに、挟持搬送時のシワ発生を防止できる。
【0046】
上記のように下フロントテンションローラ40bに非接触部としての溝部40b−2を形成した場合、軸方向において挟持される部分とされない部分が存在し、ニップ圧が異なることになる。
フロントテンションローラ対40におけるマスタ24のニップ圧の不均一性は、プラテンローラ16とフロントテンションローラ対40間におけるテンションの不均一性をもたらす。テンションに不均一性が生じた場合、プラテンローラ16とサーマルヘッド17のニップ圧に影響し、サーマルヘッド17による製版ずれを引き起こす。
【0047】
この不具合はプラテンローラ16とフロントテンションローラ対40間の間隔が大きければ大きいほど顕著となる。
そこで、本実施形態では、フロントテンションローラ対40のニップ中心とプラテンローラ16とサーマルヘッド17のニップ中心間の距離Lを通常よりも狭く設定している。距離Lはフロントテンションローラ対40によるマスタ24の挟持圧(ニップ圧)の影響がプラテンローラ16とサーマルヘッド17のニップ圧に及ばない範囲で実験により適宜設定されるものである。
【0048】
また、本実施形態では、フロントテンションローラ対40によるマスタ24の挟持圧の影響がプラテンローラ16とサーマルヘッド17のニップ圧に及ばないように、フロントアングルθを設けている。
フロントアングルθは、プラテンローラ16に対するマスタ24の剥離ポイントsと、プラテンローラ16の回転中心mを結ぶ線と、プラテンローラ16とサーマルヘッド17のニップ中心nと、プラテンローラ16の回転中心mを結ぶ線とがなす角度である。
すなわち、プラテンローラ16に対するマスタ24の剥離ポイントsをプラテンローラ16とサーマルヘッド17のニップ中心nからできるだけ遠ざけ、フロントテンションローラ対40によるマスタ24の挟持圧の影響がプラテンローラ16とサーマルヘッド17のニップ圧に及ばないようにしたものである。
フロントテンションローラ対40とプラテンローラ16間の間隔を狭くし、且つ、フロントアングルθを設ける構成としたが、いずれか一方を有する構成でもテンションの不均一性による製版ずれ抑制機能を得ることができる。
上記実施形態ではフロントテンションローラ対の一方のローラの形状によって帯電を抑制する構成としたが、マスタに対する接触面積を低減せずに、材質的に帯電を抑制する部分を有するローラとしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
請求項1又は9記載の発明によれば、画像情報に基づいてマスタを製版する製版手段と、マスタに圧接して該マスタを搬送し設置位置が異なる複数の回転搬送部材を有する製版装置において、上記複数の回転搬送部材のうち、マスタの搬送のみを担う対構成を有する回転搬送部材の一方の部材が、マスタの帯電を抑制する構成を有していることとしたので、構成の複雑化、コスト上昇を来たすことなくコシの弱いマスタであっても帯電による搬送不良(給版不良)を抑制することができる。
【0050】
請求項2又は9記載の発明によれば、請求項1記載の製版装置において、上記一方の部材が、滑らかな表面を有し且つマスタが挟持される前に最初に接触するローラであり、該ローラはマスタに対する接触面積が低減された形状を有している構成としたので、接触面積の低減によってマスタの帯電量を少なくでき、コシの弱いマスタであっても帯電による搬送不良(給版不良)を抑制することができる。
【0051】
請求項3又は9記載の発明によれば、請求項2記載の製版装置において、上記ローラの軸方向に間隔をおいてマスタに対して非接触部となる小径の溝部が複数形成されている構成としたので、簡易な構成でマスタの帯電量を少なくできる。
【0052】
請求項4又は9記載の発明によれば、請求項3記載の製版装置において、上記溝部の軸方向における幅が5mm以上、30mm以下である構成としたので、マスタの帯電による搬送不良を高精度に抑制することができる。
【0053】
請求項5又は9記載の発明によれば、請求項3記載の製版装置において、上記溝部の軸方向と直交する方向の深さが、(1×マスタの厚さ)以上、(10×マスタの厚さ)以下である構成としたので、マスタの帯電による搬送不良を高精度に抑制することができるとともにシワの発生を抑制できる。
【0054】
請求項6又は9記載の発明によれば、請求項1乃至5のうちの何れか1つに記載の製版装置において、上記複数の回転搬送部材のうち1つが上記製版手段に圧接するプラテンローラであり、該プラテンローラのマスタ搬送方向下流側に上記対構成を有する回転搬送部材が設けられている構成としたので、マスタの帯電を効率的に抑制することができる。
【0055】
請求項7又は9記載の発明によれば、請求項6記載の製版装置において、上記プラテンローラに対するマスタの剥離ポイントと上記プラテンローラの回転中心を結ぶ線と、上記プラテンローラと上記製版手段のニップ中心と上記プラテンローラの回転中心を結ぶ線とが角度を有している構成としたので、マスタの帯電抑制における副作用を低減できる。
【0056】
請求項8又は9記載の発明によれば、請求項6記載の製版装置において、上記プラテンローラと上記対構成を有する回転搬送部材との間隔が、該対構成を有する回転搬送部材によるマスタの挟持圧の影響が上記プラテンローラと上記製版手段のニップ圧に及ばない範囲に設定されている構成としたので、マスタの帯電抑制における副作用を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における孔版印刷装置の概要正面図である。
【図2】フロントテンションローラ対におけるマスタの挟持状態を示す側面図である。
【図3】フロントテンションローラ対とプラテンローラとの位置関係を示す図である。
【図4】製版済みのマスタをマスタストック手段に貯容した状態を示す概要正面図である。
【符号の説明】
3 製版装置
16 回転搬送部材としてのプラテンローラ
17 製版手段としてのサーマルヘッド
24 マスタ
40 対構成を有する回転搬送部材としてのフロントテンションローラ対
40b 一方の部材としての下フロントテンションローラ
40b−2 溝部
s 剥離ポイント
t 溝部の深さ

Claims (9)

  1. 画像情報に基づいてマスタを製版する製版手段と、マスタに圧接して該マスタを搬送し設置位置が異なる複数の回転搬送部材を有する製版装置において、
    上記複数の回転搬送部材のうち、マスタの搬送のみを担う対構成を有する回転搬送部材の一方の部材が、マスタの帯電を抑制する構成を有していることを特徴とする製版装置。
  2. 請求項1記載の製版装置において、
    上記一方の部材が、滑らかな表面を有し且つマスタが挟持される前に最初に接触するローラであり、該ローラはマスタに対する接触面積が低減された形状を有していることを特徴とする製版装置。
  3. 請求項2記載の製版装置において、
    上記ローラの軸方向に間隔をおいてマスタに対して非接触部となる小径の溝部が複数形成されていることを特徴とする製版装置。
  4. 請求項3記載の製版装置において、
    上記溝部の軸方向における幅が5mm以上、30mm以下であることを特徴とする製版装置。
  5. 請求項3記載の製版装置において、
    上記溝部の軸方向と直交する方向の深さが、(1×マスタの厚さ)以上、(10×マスタの厚さ)以下であることを特徴とする製版装置。
  6. 請求項1乃至5のうちの何れか1つに記載の製版装置において、
    上記複数の回転搬送部材のうち1つが上記製版手段に圧接するプラテンローラであり、該プラテンローラのマスタ搬送方向下流側に上記対構成を有する回転搬送部材が設けられていることを特徴とする製版装置。
  7. 請求項6記載の製版装置において、
    上記プラテンローラに対するマスタの剥離ポイントと上記プラテンローラの回転中心を結ぶ線と、上記プラテンローラと上記製版手段のニップ中心と上記プラテンローラの回転中心を結ぶ線とが角度を有していることを特徴とする製版装置。
  8. 請求項6記載の製版装置において、
    上記プラテンローラと上記対構成を有する回転搬送部材との間隔が、該対構成を有する回転搬送部材によるマスタの挟持圧の影響が上記プラテンローラと上記製版手段のニップ圧に及ばない範囲に設定されていることを特徴とする製版装置。
  9. 製版装置により製版されたマスタを版胴の外周面に巻装して印刷を行う孔版印刷装置において、
    上記製版装置が、請求項1乃至8のうちの何れか1つに記載の製版装置であることを特徴とする孔版印刷装置。
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