JP2003341998A - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

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JP2003341998A
JP2003341998A JP2002147745A JP2002147745A JP2003341998A JP 2003341998 A JP2003341998 A JP 2003341998A JP 2002147745 A JP2002147745 A JP 2002147745A JP 2002147745 A JP2002147745 A JP 2002147745A JP 2003341998 A JP2003341998 A JP 2003341998A
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pallet
fork
detecting
alarm
lock
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JP2002147745A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Fujita
務 藤田
Yasunobu Tomiyama
泰信 冨山
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者がロック解除に気付かずにパレット上で
作業することを防止できるようにする。 【解決手段】ロックバーによるパレットのロックを解除
するためのロック解除スイッチ55が設けられると共
に、警報音を発する警報手段としてのブザー57が設け
られ、ロック解除スイッチ55の操作により、パレット
のロックが解除されている状態において、揚高検出セン
サ51によりフォークの揚高が所定値(地面から10c
m)よりも高いことが検出されると、制御手段45は警
報動作条件が成立したと判断してブザー57を駆動して
警報音を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フォークが挿入
されたパレットの下側デッキボードを押圧してパレット
をロックするパレットロック手段を備えて成るフォーク
リフトの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーダピッキングトラックは、例
えば図9に示すように構成されている。即ち、図9に示
すように、オーダピッキングトラック101は、車両本
体103と、この車両本体103のほぼ中央部に立設さ
れたマスト装置105と、車両本体103の後部に設け
られた作業者を乗せてマスト装置105に沿って昇降す
るリフト台107を備えた運転台109と、リフト台1
07の下部に取り付けられた一対のフォーク111によ
り構成されている。
【0003】そして、フォーク111の近傍にはロック
バー113が回転自在に設けられ、フォーク111がパ
レット115に挿入されたときに、ロックバー113に
よりパレット115の下側デッキボードが押圧されると
同時にフォーク111によりパレット115の上側デッ
キボードが押圧され、これによりパレット115がロッ
クされるようになっている。
【0004】従って、作業者が運転台107からパレッ
ト115上に乗り移って作業を行う場合であっても、パ
レット115を強固に固定することができてパレット1
15のフォーク111からのずり落ちが防止され、パレ
ット115上で安全に作業を行うことができる。
【0005】ところで、このロックバー113は、フォ
ーク111がパレット115に挿入されると、その先端
が下方に回転されてロックするようになっており、図1
0に示すように、磁気センサから成るパレット検出セン
サ117及び着地検出センサ119と、パワーシリンダ
121と、パワーシリンダ121のロッドを駆動するモ
ータ123と、パワーシリンダ121のロッドの両端移
動位置を検出する磁気センサから成る入、出検出センサ
125,127と、これらを制御するマイクロコンピュ
ータから成る制御手段129とを備えて成るパレットロ
ック手段により、ロックバー113が回転される。
【0006】このとき、ロックバー113の根元側には
マグネットが埋設され、パレット検出センサ117の上
位位置に着地検出センサ119が配設され、パレット検
出センサ117及び着地検出センサ119はロックバー
113のマグネットの近接によりその磁気を検出して反
応し、パレット検出センサ117の反応によりロックバ
ー113の水平状態がわかる。
【0007】また、ロックバー113がパレット115
をロックしている状態では、ロックバー113のマグネ
ットは着地検出センサ119よりも更に上位位置まで回
転した状態となっているため、着地検出センサ119の
反応により、パレット115が着地されてロックバー1
13の先端が下方に所定角度回転した状態まで戻ってい
ることがわかる。
【0008】更に、パワーシリンダ121のロッドにも
マグネットが埋設され、入、出検出センサ125,12
7はロッドのマグネットの近接によりその磁気を検出し
て反応し、入検出センサ125の反応によりパワーシリ
ンダ121のロッドが収納状態あることがわかり、出検
出センサ127の反応によりパワーシリンダ121のロ
ッドが伸長してロックバー113の先端が下方に回転し
た状態にあることがわかるようになっている。
【0009】そして、フォーク111がパレット115
の差込口に差し込まれたときに、パレット検出センサ1
17及び入検出センサ125が反応すると、制御手段1
29により、ロックバー113の先端を下方に回転すべ
くモータ123が制御され、自動的にパレット115が
ロックされる。
【0010】一方、フォーク111がパレット115の
差込口に差し込まれた状態で、着地検出センサ119及
び出検出センサ127が反応すると、制御手段129に
よりパレット15が着地されたと判断されて、ロックバ
ー113の先端を上方に回転すべくモータ123が制御
され、自動的にパレット115のロック解除が行われ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パレット11
5のロック解除は、上記したように、着地検出センサ1
19及び出検出センサ127の反応に基づきパレット1
15の着地が検出されることが条件となっているため、
ピッキング作業を終えてフォーク111をパレット11
5から引き抜く場合に、パレット115の着地を検出し
てロック解除を行ってからしか、フォーク111をパレ
ット115から引き抜くことができず、作業効率の低下
を招くという不都合が生じる。
【0012】そこで、従来、ロックバー113によるパ
レット115のロックを手動で解除できるように、ロッ
ク解除スイッチを設けることが行われているが、作業者
がロック解除スイッチを操作してロックを解除したこと
を忘れた場合には、ロック解除に気付かずにパレット1
15上に乗ってしまうため、荷役作業の安全性を確保す
ることができないという新たな問題点が生じる。
【0013】本発明は、上記した点に鑑みてなされ、作
業者がロック解除に気付かずにパレット上で作業するこ
とを防止できるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、フォーク上のパレットを検出するパ
レット検出手段と、前記フォーク上の前記パレットをロ
ックするパレットロック手段と、前記パレットロック手
段の作動状態を検出するロック状態検出手段と、前記パ
レット検出手段の出力値及び前記ロック状態検出手段の
出力値に基づき、前記パレットロック手段の異常が検知
されるときに警報を発する警報手段とを備えていること
を特徴としている(請求項1)。
【0015】このような構成によれば、パレット検出手
段の出力値及びロック状態検出手段の出力値に基づき、
パレットロック手段の異常が検知されると、制御手段に
より警報が発せられるため、作業者はこの警報からパレ
ットロック手段の異常を容易に認識することができる。
【0016】また、本発明は、フォーク上のパレットを
検出するパレット検出手段と、前記フォーク上の前記パ
レットをロックするパレットロック手段と、前記パレッ
トロック手段の作動状態を検出するロック状態検出手段
と、前記フォークの揚高を検出する揚高検出センサと、
前記パレット検出手段により前記フォーク上における前
記パレットの存在が検出され、前記ロック状態検出手段
により前記パレットロック手段の非作動状態が検出さ
れ、かつ、前記揚高検出センサにより前記フォークの揚
高が所定値よりも高いことが検出されていることを警報
動作条件とし、該警報動作条件が成立したときに警報を
発する警報手段とを備えていることを特徴としている
(請求項2)。
【0017】このような構成によれば、フォーク上にパ
レットがあり、パレットロック手段の非作動状態で、フ
ォークの揚高が所定値よりも高いときには、警報動作条
件が成立したとして警報手段により警報が発せられるた
め、この警報から作業者は、パレットがロックされてお
らず不安定であることを容易に認識することができ、ロ
ックされていないパレット上に作業者が誤って乗ってし
まうことを未然に防止することができる。
【0018】また、本発明は、フォーク上のパレットを
検出するパレット検出手段と、前記フォーク上の前記パ
レットをロックするパレットロック手段と、前記パレッ
トロック手段を作動させるための手動操作手段と、前記
パレットロック手段の作動状態を検出するロック状態検
出手段と、前記フォークの揚高を検出する揚高検出セン
サと、前記パレット検出手段により前記フォーク上にお
ける前記パレットの存在が検出され、前記手動操作手段
が操作されておらず、かつ、前記揚高検出センサにより
前記フォークの揚高が所定値よりも高いことが検出され
ていることを警報動作条件とし、該警報動作条件が成立
したときに警報を発する警報手段とを備えていることを
特徴としている(請求項3)。
【0019】このような構成によれば、フォーク上にパ
レットがあり、パレットロック手段が手動操作手段によ
り作動されておらず、フォークの揚高が所定値よりも高
いときには、警報動作条件が成立したとして警報手段に
より警報が発せられるため、この警報から作業者は、パ
レットがロックされておらず不安定であることを容易に
認識することができ、ロックされていないパレット上に
作業者が誤って乗ってしまうことを未然に防止すること
ができる。
【0020】また、本発明は、前記警報手段により警報
が発せられる設定時間を計時する計時手段を備え、前記
計時手段が前記設定時間の計時を終了すると、前記パレ
ットロック手段が自動的にロック動作することを特徴と
としている(請求項4)。
【0021】このような構成によれば、警報手段による
警報が発せられてから設定時間が経過していると、再度
パレットをロックしても差し支えないことから、計時手
段による設定時間の計時終了時に、パレットロック手段
によりパレットをロックすることによって、作業者の手
を煩わせることなくパレットをロックすることができ、
例えば警報が発せられたことも忘れて作業者がパレット
上に乗ってしまっても、作業者の安全性を確保すること
ができる。
【0022】また、本発明は、前記フォークリフトは、
前記フォークと共に運転台が一体的に昇降し、前記運転
台に作業者保護用の開閉可能な保護枠体を有するオーダ
ピッキングトラックタイプのフォークリフトであって、
前記保護枠体の開閉状態を検出する保護枠体検出手段を
備え、該保護枠体検出手段が前記保護枠体の開放を検出
しており、かつ、前記警報動作条件が成立したときに、
前記警報手段が警報を発することを特徴としている(請
求項5)。
【0023】このような構成によれば、より安全性に優
れたオーダピッキングトラックを提供することができ
る。
【0024】また、本発明は、フォーク上のパレットを
検出するパレット検出手段と、前記フォーク上の前記パ
レットをロックするパレットロック手段と、前記パレッ
トロック手段の作動状態を検出するロック状態検出手段
と、前記フォークの揚高を検出する揚高検出センサと、
前記パレット検出手段により前記フォーク上における前
記パレットの存在が検出され、かつ、前記ロック状態検
出手段により前記パレットロック手段の非作動状態が検
出されたときに、前記揚高検出センサの出力に基づき、
前記フォークの揚高が所定値よりも高くなることを禁止
する禁止手段とを備えていることを特徴としている(請
求項6)。
【0025】このような構成によれば、フォーク上にパ
レットがあり、パレットロック手段の非作動状態のとき
に、禁止手段により、フォークの揚高が所定値よりも高
くなることが禁止されるため、パレットがロックされて
おらず不安定なまま、フォークの揚高が所定値よりも高
くなることを防止できる。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明をオーダピッキングトラ
ックに適用した場合の一実施形態について図1ないし図
8を参照して説明する。但し、図1、図2はそれぞれオ
ーダピッキングトラックを斜め後方及び斜め前方から見
た斜視図、図3は一部の平面図、図4及び図5はそれぞ
れ他の一部の右側面図及び動作説明図、図6は制御系の
ブロック図、図7及び図8は動作説明図である。
【0027】図1及び図2に示すように、本実施形態に
おけるオーダピッキングトラック1では、その中央には
マスト装置10が設けられ、このマスト装置10に沿っ
て、オペレータが搭乗するための運転台3が昇降自在に
支持される。運転台3の車体後方側には一対のフォーク
2が突出するように固定され、フォーク2とは反対側即
ち車体前方には、車体を走行駆動するためのモータや、
荷役のための装置を駆動する油圧モータなどを含む駆動
部11が配され、運転台3の上方にはオペレータ保護用
で柵状のヘッドガード12が設けられている。また、運
転台3の正面左部分にはハンドル13が設けられ、正面
右部分には車体を前後方向に走行させるアクセルと、運
転台3及びフォーク2を昇降させるスイッチとから成る
操作装置18が設けられている。更に、運転台3の上方
にはオペレータ保護用のほぼコ字型の保護枠体である安
全バー14が設けられ、運転台3の床面(台座4の上
面)にはブレーキペダル16が設けられている。尚、安
全バー14の開放・閉鎖を検出する例えばマイクロスイ
ッチから成る保護枠体検出手段が、安全バー14の根元
部に設けられている。
【0028】次に、パレットロック手段の構成について
図3〜図5により説明する。このパレットロック手段2
0は、その駆動部分が運転台3の下部の偏平な台座4内
に収納配置されていて、パレットのロックを行うロック
バー21が、台座4の前板17からフォーク2と平行に
突出している。ロックバー21は、平面視において互い
に向き合うほぼL型に形成され、基部は板状のブラケッ
ト23にボルト止めされて、2本のロックバー21にて
全体の形状が略コ字型に形成された状態となっている。
また、両ロックバー21の先端部分の上部は先端ほど下
方に傾斜する傾斜部22が形成されている。ブラケット
23の端部は、台座4に水平に設けた軸26により上下
旋回自在に支持されており、これにより、ロックバー2
1は軸26を中心に上下揺動自在となっている。
【0029】また、台座4内にはロックバーのための駆
動手段としてのパワーシリンダ30が車体前後方向に配
設されており、このパワーシリンダ30のロッド32は
パワーシリンダ30の端部に付設されているモータ31
の正転、逆転により図示しないギヤを介して伸縮自在と
なっている。また、パワーシリンダ30の両側には、ロ
ッド32が収納されている状態を検出する入検出センサ
28と、ロッド32が伸長した状態を検出する出検出セ
ンサ29がそれぞれ設けられている。尚、これらの入検
出センサ28、出検出センサ29は例えば磁気センサに
より構成されている。
【0030】ロッド32の先端には軸36を介してリン
ク体34が連結され、リンク体34の下端は台座4に支
持された軸35に旋回自在に連結されている。また、リ
ンク体34の中央には、ダンパ40の一端が軸37によ
り回動自在に連結されており、ダンパ40の他端は、ブ
ラケット23の上面に突設した突部27と軸41を介し
て回動自在に連結されている。このダンパ40は、後述
するようにパレット6をロックした際にロックバー21
にかかる力を吸収するものであり、内部にはコイルスプ
リングが配されている。
【0031】今、図4に示すように、パワーシリンダ3
0のロッド32が収納されている状態では、リンク体3
4は軸35を中心にして図の左方に位置し、更にリンク
体34と連結しているダンパ40は左方に付勢されてい
る。これにより、ブラケット23及びロックバー21は
軸26を中心にして反時計方向に揺動して、ロックバー
21は側面視においてフォーク2と上下同一位置となる
水平状態を維持している。この状態でモータ31に電源
が印加されてパワーシリンダ30のロッド32が伸長し
ていくと、図5に示すようにリンク体34は軸35を中
心にして図の右方に付勢され、さらにダンパ40が右方
に付勢されることで、ブラケット23は軸26を中心に
して時計方向に揺動する。すなわち、ロックバー21は
実線で示すように、軸26を軸として時計方向に揺動し
て、ロックバー21の先端下面側でパレット6の下側デ
ッキボードの上面を押圧ないし圧接することで、ロック
バー21によりパレット6をロックするものである。
【0032】また、逆にモータ31への印加電圧の方向
を反転させることで、パワーシリンダ30のロッド32
を収納させていき、リンク体34は軸35を中心に左方
に回転し、さらにダンパ40も左方に連動することで、
ブラケット23、つまりロックバー21は軸26を中心
に反時計方向に回転して水平状態に復帰することにな
る。
【0033】また、パレットロック手段20には、図7
及び図8に示すように、各部の動作を検出するための検
出手段としてのセンサが配設されている。ロックバー2
1を固定しているブラケット23の背部にはマグネット
(図中の黒で記した部材)42が設けてあり、このマグ
ネット42の磁力にてオン(またはオフ)して検出信号
を出力する磁気センサから成るパレット検出手段として
のパレット検出センサ43、及び、着地検出センサ44
がそれぞれ配設されている。図7(a),(b)に示す
ように、ロックバー21が水平状態となっている時に、
マグネット42にてオンされるパレット検出センサ43
が設けられ、また図7(c)に示すように、ロックバー
21の先端が下方に所定角度だけ旋回したときにマグネ
ット42にてオンされる着地検出センサ44が設けられ
る。
【0034】図6はパレットロック手段20の制御系の
ブロック図であり、パレット検出センサ43、着地検出
センサ44からの信号がMPUからなる制御手段45に
入力され、制御手段45によりモータ31を正逆転させ
てパワーシリンダ30のロッド32を伸縮してロックバ
ー21によりパレット6をロック、解除を行うようにな
っている。また、入検出センサ28と出検出センサ29
からの検出信号からの信号が制御手段45に入力され
る。これら入、出検出センサ28,29が、パレットロ
ック手段20の動作状態を検出する動作検出センサに相
当する。
【0035】更に、図6に示すように、フォーク2が最
下動位置から予め定められた高さの所定位置まで下動し
たことを検出する揚高検出センサ51が設けられ、この
揚高検出センサ51の出力も制御手段45に取り込まれ
る。ここで、例えば地面にフォーク2が接している時を
最下動位置とすると、地面から10cmの位置が上記し
た所定位置に設定される。
【0036】揚高検出センサ51の具体例として、地面
から10cmの位置にリミットスイッチを設置してお
き、フォーク2が地面から10cmの位置まで下動した
ときにこのリミットスイッチの接点をオンするように設
定しておけばよい。また、フォーク2をリフトするリフ
トシリンダの駆動量からフォーク2の揚高を検出するよ
うにしてもよく、この場合も地面から10cmの位置ま
でフォーク2が下動したことを検出できるセンサであれ
ば、接触式、非接触式のいずれであってもよい。更に、
リフトシリンダを駆動するモータの回転量からフォーク
2の揚高を検出するものであってもよい。
【0037】ところで、リフトシリンダの動作によりフ
ォーク2が下動すると、制御手段45は、揚高検出セン
サ51の出力に基づき、地面から10cmの位置までフ
ォーク2が下動したと判断したときには、リフトシリン
ダの動作を停止してフォーク2の下動を一旦停止すると
共に、パレットロック手段20によるパレット6のロッ
クを解除すべくモータ31を制御し、パワーシリンダ3
0を駆動してロックバー21の後端部を上方に回転させ
る。
【0038】また、図6に示すように、フォーク2の下
動を再開させるための下動再開スイッチ53が配設され
ており、作業者によるこのスイッチ53の操作に基づ
き、制御手段45によりフォーク2の下動が再開され
る。尚、この時のフォーク2の下動は、最下動位置に達
した時点で停止されるが、その間パレット6の着地時の
衝撃をなくすために、通常のリフトダウン速度よりもゆ
っくりと下動するように制御される。
【0039】更に、図6に示すように、ロックバー21
によるパレット6のロックを解除するための解除操作手
段としてのロック解除スイッチ55が設けられると共
に、警報音を発する警報手段としてのブザー57が設け
られ、ロック解除スイッチ55の操作により、パレット
6のロックが解除されている状態において、揚高検出セ
ンサ51によりフォーク2の揚高が所定値(地面から1
0cm)よりも高いことと、パレット検出センサ43に
よりパレットとが検出されると、制御手段45は警報動
作条件が成立したと判断してブザー57を駆動して警報
音を発生させる。
【0040】そして、図6に示すように、ブザー57の
駆動と同時に、予め設定された設定時間(例えば、5
分)を計時する計時手段としてのタイマ59が制御手段
45により制御されて計時を開始し、タイマ59の計時
終了時に、制御手段45はパレットロック手段20を制
御し、モータ31を駆動してパワーシリンダ30のロッ
ド32を伸長させ、ロックバー21の後端を下方に回転
させてパレット6をロックする。
【0041】ところで、制御手段45は、パレット検出
センサ43により、パレット6が検出されているにも拘
わらず、入検出センサ28の検出状態が続いたり、入、
出検出センサ28,29のいずれでもパワーシリンダ3
0の動作が検出されないときには、ブザー57を制御し
て警報音を発生させ、パワーシリンダ30やモータ31
をはじめとするパレットロック手段20に異常が生じて
いることを報知する。このとき、ロック解除スイッチ5
5の操作によるロック解除を報知するブザー音と、パレ
ットロック手段20の異常発生を報知するブザー音とを
異ならせておけば、作業者はブザーの違いからどのよう
な事態が発生しているかを容易に把握できることにな
る。
【0042】次に、パレットロック手段20によるパレ
ット6のロックの動作について図7を用いて説明し、次
いでロックの解除動作について説明する。先ず、図7
(a)に示すように、ロックバー21は水平状態のまま
にしてフォーク2をパレット6に差し込んでいくと、図
7(b)に示すようにフォーク2に次いでロックバー2
1の先端がパレット6内に差し込まれる。このとき、ロ
ックバー21はその上部に形成した傾斜部22がフォー
ク2の上面より上方に突出した状態にあり、このときの
ロックバー21の位置を第1の位置と称する。フォーク
2を更に差し込んでいくと、ロックバー21の傾斜部2
2の上面がパレット6の上側デッキボード6aの端面に
当たることで、その傾斜部22の傾斜角度に応じてロッ
クバー21が下方に傾斜していく。
【0043】そして、図7(c)に示すようにロックバ
ー21の傾斜部22の全体がパレット6内に入り込むと
フォーク2はパレット6内に完全に入り込む。このとき
のロックバー21の位置を第2の位置と称する。ロック
バー21が上記第1の位置から第2の位置へと下方に回
転することに伴い、マグネット42の位置がパレット検
出センサ43の位置から時計方向に回転する。これによ
り、パレット検出センサ43の出力はオンからオフに変
化し、この出力変化に応じてパワーシリンダ30が駆動
される。
【0044】即ち、パレット検出センサ43からのパレ
ット検出信号が制御手段45に入力され、同時にパワー
シリンダ30のロッド32が出ていないことを、入検出
センサ28及び出検出センサ29からの信号により判断
し、ロッド32が出て(伸長して)いないことを制御手
段45が判断する。これらの信号を受けた制御手段45
はモータ31を、例えば正転させてパワーシリンダ30
のロッド32を伸長させて上述したようにロックバー2
1を更に下方に回転させる。パワーシリンダ30のロッ
ド32を伸長させた状態で、ロックバー21の先端はパ
レット6の下側デッキボード6bの上面を押圧ないし圧
接する。これにより、パレット6がロックバー21によ
りロックされる。同時にパワーシリンダ30のロッド3
2が出たことを検出する出検出センサ29の信号を検出
することにより、ロックバー21がパレット6をロック
したと判断し、モータ31は停止する。このときのロッ
クバー21の位置を第3の位置と称する。
【0045】図7(d)は、上記のようにしてロックバ
ー21が下側デッキボード6bに当接した後、フォーク
2が上昇し、フォーク2にてパレット6を持ち上げた状
態を示している。マグネット42はパレット検出センサ
43及び着地検出センサ44から離れていることで、パ
レット検出センサ43及び着地検出センサ44はオフと
なり、この両オフ信号にて制御手段45は、後述する解
除信号が入力されるまで、パワーシリンダ30を制御し
てロックバー21にてパレット6のロックを維持するよ
うにしている。また、フォーク2をパレット6に差し込
んでパレット6の検出後にロックバー21によりロック
されて、フォーク2の上昇に伴いフォーク2によりパレ
ット6を持ち上げた場合、ダンパ40が少しだけ伸び、
またその弾発力によってパレット6へのロックは維持さ
れる。
【0046】このようにして、フォーク2をパレット6
に差し込んだ時に傾斜部22を介して下方に揺動するロ
ックバー21側に設けたマグネット42が揺動してパレ
ット検出センサ43によりパレット6が検出され、これ
により、パレットロック手段20が駆動されてロックバ
ー21にてパレット6を自動的にロックするようになっ
ている。そのため、オペレータがパレット6に乗って荷
役作業を行う場合には、パレット6が完全にロックバー
21によりロックされているので、パレット6が不安定
な状態になることはなく、安全に作業を行うことができ
る。また、パレット6のロック動作が自動的に行なわれ
るので、オペレータ(作業者)は、ロック忘れが無くな
り、事故を未然に防止することができる。
【0047】次に、パレットロック手段20のロックの
解除動作について説明する。図8(a)は、ロックバー
21でパレット6をロックしてフォーク2でパレット6
を持ち上げて荷物を搬送している状態を示している。こ
の状態ではロックバー21は図の矢印に示す方向に付勢
され、マグネット42は着地検出センサ44から外れて
いるために、着地検出センサ44とパレット検出センサ
43は共にオフ状態となっている。
【0048】続いて、図8(b)に示すように、棚や地
面(床面)などの載置部47にフォーク2を下降させて
パレット6を載せると、フォーク2はパレット6の上側
デッキボード6aの天井面より下降することで、ロック
バー21の軸26の位置も共動して下降する。そのた
め、ロックバー21はダンパ40が縮むことにより軸2
6を中心にして反時計方向に角度α1だけ回転する。こ
のロックバー21の回転によりマグネット42の位置が
着地検出センサ44の位置まで回転して、マグネット4
2により着地検出センサ44をオンさせる。
【0049】この着地検出センサ44のオン信号、及
び、ロッド32の出検出センサ29のオン信号が制御手
段45に入力され、制御手段45はモータ31を例え
ば、逆転させてパワーシリンダ30のロッド32を収納
させて、図8(c)に示すようにロックバー21は水平
状態まで回転することで、パレット6のロックが解除さ
れる。尚、パワーシリンダ30のロッド32を収納させ
た状態でロックバー21は自然と水平状態(ロックの解
除状態)となる。パワーシリンダ30のロッド32が入
ったことを検出する入検出センサ28がオンすること
で、制御手段45側では、ロックを解除していることを
認識している。
【0050】このように、パレット6がフォーク2に挿
入されたとき、ロックバー21によって下側デッキボー
ド6bが押圧され、パレット6がロックされる。そし
て、その後フォーク2が上昇すると、パレット6の上側
デッキボード6aはフォーク2の上面によって、下側デ
ッキボード6bはロックバー21によって、それぞれパ
レット6の内側から押圧支持される形となり、パレット
6は更に強固にロックされる。
【0051】その後、作業者により下動再開スイッチ5
3が操作されると、制御手段45によりリフトシリンダ
の動作が再開され、停止制御されていたフォーク2の下
動が再開され、フォーク2が最下動位置まで達すると、
リフトシリンダの動作が停止されてフォーク2の下動が
完全に停止され、フォーク2がパレット6の上側デッキ
ボード6aから離れてパレット6からフォーク2を容易
に引き抜くことができる状態となる。
【0052】従って、上記した実施形態によれば、パレ
ット6がフォーク2上にあり、パレット6のロックが解
除されている状態において、揚高検出センサ51により
フォーク2の揚高が所定値よりも高いことが検出される
と、警報動作条件が成立したとして、制御手段45によ
りブザー57が制御されて警報音が発せられるため、作
業者はこの警報音からパレット6のロックが解除されて
いることを容易に認識することができる。
【0053】また、ブザー57による警報音が発せられ
てから所定時間が経過していると、再度パレット6をロ
ックしても差し支えないと判断できることから、タイマ
59による計時終了時に、制御手段45によりモータ3
1を制御してロックバー21によってパレット6をロッ
クすることによって、作業者の手を煩わせることなくパ
レット6をロックすることができ、例えば警報音が発せ
られたことも忘れて作業者がパレット6上に乗ってしま
っても、作業者の安全性を確保することができる。
【0054】更に、パレットロック手段20が動作して
ロックすべきであるにも拘わらず、パレットロック手段
20が非動作であるときには、ブザー57による警報音
が発せられるため、作業者はパレットロック手段20に
何らかの異常が発生したことを容易に把握することがで
きる。
【0055】また、パレット6のロックが解除された時
点で、パレット6の完全な着地を待たずにフォーク2を
パレット6から引き抜くことができるため、フォーク2
をパレット6から引き抜くのに、従来のようにパレット
6が完全に着地した後にロック解除されるのを待つ必要
がなくなり、作業効率の低下を招くことを防止できる。
【0056】更に、フォーク2が所定位置(地面から1
0cmの位置)まで下動すれば、パレット6はほぼ着地
するか或いは地面から若干浮いた状態であるため、従来
のように、パレット6が着地せずにロックされた状態の
ままで作業者がフォーク2をパレット6から引き抜くよ
うなこともなく、荷崩れを招いたりパレット6を引きず
って破損したりすることを防止できる。
【0057】また、制御手段45により揚高検出センサ
51の出力に基づきフォーク2が所定位置(地面から1
0cmの位置)まで下動したと判断されると、制御手段
45によりリフトシリンダの動作が停止されてフォーク
2の下動が一旦停止されるため、このようなフォーク2
の停止により、作業者はフォーク2が地面近くの所定位
置まで下動したことを容易に認識することができる。し
かも、この状態で下動再開スイッチ53を操作すれば、
パレット6が完全に着地するまでフォーク2の下動を再
開させることができる。
【0058】なお、上記した実施形態では、パレット6
がフォーク2上にあって、パレット6のロックが解除さ
れている状態において、揚高検出センサ51によりフォ
ーク2の揚高が所定値よりも高いことが検出されると、
警報動作条件が成立したとして警報を発するようにした
場合について説明したが、上記した保護枠体検出手段に
より検出される安全バー14の開放を、警報を発すべき
警報動作条件に加えてもよい。
【0059】更に、他の実施形態として、パレットロッ
ク手段20の出力値及びロック状態検出手段28,29
の出力値に基づき、パレットロック手段20の異常が検
知されると、制御手段45により、警報手段であるブザ
ー57を制御して警報を発するようにしてもよい。
【0060】また、作業者が手動によりパレットロック
手段20を作動させるための手動操作手段を設け、フォ
ーク2上にパレット6があり、パレットロック手段20
がこの手動操作手段により作動されておらず、揚高検出
センサ51により検出されるフォーク2の揚高が所定値
よりも高いときには、警報動作条件が成立したとして警
報手段であるブザー57を制御手段45により制御して
警報を発するようにしても構わない。
【0061】更に、本発明の異なる実施形態として、フ
ォーク2上にパレット6があり、パレットロック手段2
0の非作動状態のときに、揚高検出センサ51の出力に
基づき、フォーク2の揚高が所定値よりも高くなること
を禁止する禁止手段を設け、この禁止手段により、フォ
ーク2の揚高が所定値よりも高くなることを禁止するよ
うにしてもよい。こうすると、パレット6がロックされ
ておらず不安定なまま、フォーク2の揚高が所定値より
も高くなるのを防止することができる。但し、この場
合、リフトシリンダの動作を制御する制御手段45を、
上記した禁止手段とするのが望ましい。
【0062】また、上記した実施形態では、タイマ59
を設けて、このタイマ59による計時終了時にパレット
ロック手段20を制御してパレット6をロックするよう
にした場合について説明したが、かかる制御は特に行わ
なくてもよく、こうすればタイマ59を設ける必要もな
い。
【0063】更に、上記した実施形態では、パレットロ
ック手段20の異常報知も行うようにしているが、パレ
ットロック手段20の異常報知は行わなくても構わな
い。
【0064】また、上記した実施形態では、フォーク2
が所定位置まで下動したときにフォーク2の下動を停止
するようにしているが、必ずしもフォーク2の下動を停
止する必要はなく、したがって下動再開スイッチ53も
特に設ける必要はない。
【0065】更に、警報手段は上記したブザー57に限
定されるものではなく、制御手段45により制御されて
点灯或いは点滅するランプや、所定の警報メッセージを
表示するディスプレイであってもよい。
【0066】また、この発明の異なる実施形態として、
上記した実施形態において、フォーク2がパレット6に
挿入されたことを検出するパレット検出センサ43によ
り、フォーク2が挿入されるべきパレット6が検出され
ないときには、フォーク2の揚高が所定値(地面から1
0cm)まで下動しても、制御手段45によりフォーク
2の停止制御を行わないようにしてもよい。
【0067】こうすれば、パレット検出センサ43によ
りパレット6が検出されないときには、制御手段45に
よるフォーク2の停止制御を行う必要がないため、フォ
ーク2の停止制御は行われず、無駄な制御を省くことが
できる。
【0068】更に、上記した各実施形態では、フォーク
リフトをオーダピッキングトラック1として説明した
が、本発明が適用できるフォークリフトは、特にオーダ
ピッキングトラックに限定されるものではない。
【0069】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、パレット検出手段の出力値及びロック状態検出
手段の出力値に基づき、パレットロック手段の異常が検
知されると、制御手段により警報が発せられるため、作
業者はこの警報からパレットロック手段の異常を容易に
認識することが可能になる。
【0071】また、請求項2に記載の発明によれば、フ
ォーク上にパレットがあり、パレットロック手段の非作
動状態で、フォークの揚高が所定値よりも高いときに
は、警報動作条件が成立したとして警報手段により警報
が発せられるため、この警報から作業者は、パレットが
ロックされておらず不安定であることを容易に認識する
ことができ、ロックされていないパレット上に作業者が
誤って乗ってしまうことを未然に防止することが可能に
なる。
【0072】また、請求項3に記載の発明によれば、フ
ォーク上にパレットがあり、パレットロック手段が手動
操作手段により作動されておらず、フォークの揚高が所
定値よりも高いときには、警報動作条件が成立したとし
て警報手段により警報が発せられるため、この警報から
作業者は、パレットがロックされておらず不安定である
ことを容易に認識することができ、ロックされていない
パレット上に作業者が誤って乗ってしまうことを未然に
防止することが可能になる。
【0073】また、請求項4に記載の発明によれば、警
報手段による警報が発せられてから設定時間が経過して
いると、再度パレットをロックしても差し支えないこと
から、計時手段による設定時間の計時終了時に、パレッ
トロック手段によりパレットをロックすることによっ
て、作業者の手を煩わせることなくパレットをロックす
ることができ、例えば警報が発せられたことも忘れて作
業者がパレット上に乗ってしまっても、作業者の安全性
を確保することが可能になる。
【0074】また、請求項5に記載の発明によれば、よ
り安全性に優れたオーダピッキングトラックを提供する
ことが可能になる。
【0075】また、請求項6に記載の発明によれば、フ
ォーク上にパレットがあり、パレットロック手段の非作
動状態のときに、禁止手段により、フォークの揚高が所
定値よりも高くなることが禁止されるため、パレットが
ロックされておらず不安定なまま、フォークの揚高が所
定値よりも高くなるのを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるオーダピッキン
グトラックを斜め後方から見た斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるオーダピッキン
グトラックを斜め前方から見た斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態における一部の平面図で
ある。
【図4】この発明の一実施形態における他の一部の右側
面図である。
【図5】この発明の一実施形態における他の一部の動作
説明図である。
【図6】この発明の一実施形態における制御系のブロッ
ク図である。
【図7】この発明の一実施形態における動作説明図であ
る。
【図8】この発明の一実施形態における動作説明図であ
る。
【図9】従来例の側面図である。
【図10】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 オーダピッキングトラック 2 フォーク 3 運転台 6 パレット 14 安全バー(保護枠体) 20 パレットロック手段 21 ロックバー 28,29 入、出検出センサ(ロック状態検出手段) 30 パワーシリンダ 31 モータ 43 パレット検出センサ(パレット検出手段) 45 制御手段(禁止手段) 51 揚高検出センサ 55 ロック解除スイッチ(解除操作手段) 57 ブザー(警報手段) 59 タイマ(計時手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーク上のパレットを検出するパレッ
    ト検出手段と、 前記フォーク上の前記パレットをロックするパレットロ
    ック手段と、 前記パレットロック手段の作動状態を検出するロック状
    態検出手段と、 前記パレット検出手段の出力値及び前記ロック状態検出
    手段の出力値に基づき、前記パレットロック手段の異常
    が検知されるときに警報を発する警報手段とを備えてい
    ることを特徴とするフォークリフトの制御装置。
  2. 【請求項2】 フォーク上のパレットを検出するパレッ
    ト検出手段と、 前記フォーク上の前記パレットをロックするパレットロ
    ック手段と、 前記パレットロック手段の作動状態を検出するロック状
    態検出手段と、 前記フォークの揚高を検出する揚高検出センサと、 前記パレット検出手段により前記フォーク上における前
    記パレットの存在が検出され、前記ロック状態検出手段
    により前記パレットロック手段の非作動状態が検出さ
    れ、かつ、前記揚高検出センサにより前記フォークの揚
    高が所定値よりも高いことが検出されていることを警報
    動作条件とし、該警報動作条件が成立したときに警報を
    発する警報手段とを備えていることを特徴とするフォー
    クリフトの制御装置。
  3. 【請求項3】 フォーク上のパレットを検出するパレッ
    ト検出手段と、 前記フォーク上の前記パレットをロックするパレットロ
    ック手段と、 前記パレットロック手段を作動させるための手動操作手
    段と、 前記パレットロック手段の作動状態を検出するロック状
    態検出手段と、 前記フォークの揚高を検出する揚高検出センサと、 前記パレット検出手段により前記フォーク上における前
    記パレットの存在が検出され、前記手動操作手段が操作
    されておらず、かつ、前記揚高検出センサにより前記フ
    ォークの揚高が所定値よりも高いことが検出されている
    ことを警報動作条件とし、該警報動作条件が成立したと
    きに警報を発する警報手段とを備えていることを特徴と
    するフォークリフトの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記警報手段により警報が発せられる設
    定時間を計時する計時手段を備え、前記計時手段が前記
    設定時間の計時を終了すると、前記パレットロック手段
    が自動的にロック動作することを特徴とする請求項3に
    記載のフォークリフトの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記フォークリフトは、前記フォークと
    共に運転台が一体的に昇降し、前記運転台に作業者保護
    用の開閉可能な保護枠体を有するオーダピッキングトラ
    ックタイプのフォークリフトであって、前記保護枠体の
    開閉状態を検出する保護枠体検出手段を備え、該保護枠
    体検出手段が前記保護枠体の開放を検出しており、か
    つ、前記警報動作条件が成立したときに、前記警報手段
    が警報を発することを特徴とする請求項2ないし4のい
    ずれかに記載のフォークリフトの制御装置。
  6. 【請求項6】 フォーク上のパレットを検出するパレッ
    ト検出手段と、 前記フォーク上の前記パレットをロックするパレットロ
    ック手段と、 前記パレットロック手段の作動状態を検出するロック状
    態検出手段と、 前記フォークの揚高を検出する揚高検出センサと、 前記パレット検出手段により前記フォーク上における前
    記パレットの存在が検出され、かつ、前記ロック状態検
    出手段により前記パレットロック手段の非作動状態が検
    出されたときに、前記揚高検出センサの出力に基づき、
    前記フォークの揚高が所定値よりも高くなることを禁止
    する禁止手段とを備えていることを特徴とするフォーク
    リフトの制御装置。
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