JP5852815B2 - 昇降式キャブを有する作業機械の安全装置 - Google Patents
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Description
更に、キャブがチルト操作された状態において、ドアが開けられた際に警報を報知する報知手段が設けられている。
を開けたとしても、作業機械の操作を続けて行うことができ、しかも、ドアを開けたキャブの位置が、上昇位置にあることを運転者に注意喚起することができる。これによって、運転者にキャブの高さ位置を確認させることができ、キャブからの転落を防止できる昇降式キャブを有する作業機械の安全装置を提供することを課題にしている。
本願発明の昇降式キャブを有する作業機械の安全装置は、昇降式キャブを有する作業機械において、前記昇降式キャブ内に別途設けられ、前記昇降式キャブの乗降ドアを手動操作でロックできるドアロック手段と、前記ドアロック手段のロック状態を検出するロック検出センサと、を設け、
前記ロック検出センサが前記ロック状態を検出しているときには、アクチュエータの作動システムを作動可能状態に設定することができ、前記昇降式キャブが乗員の乗降可能位置よりも上昇した位置にいるときに、前記ロック検出センサにより前記ロック状態の解除が検出されると、警報が報知され、
前記昇降式キャブが前記乗降可能位置にいるときに、前記ドアロック手段によるロック状態が解除されるとともに、前記作動システムの作動可能状態の設定がキャンセルされ、そして前記乗降ドアが開閉されて閉状態になった所定時間経過後には、少なくとも前記ロック検出センサ及び前記警報を制御するコントローラのコントロール電源がOFFになることを最も主要な特徴としている。
前記隠しスイッチを介して前記作動システムを作動可能状態に設定したときであって、前記昇降式キャブが前記乗降可能位置よりも上昇した位置にいるときに、前記ドア開閉検出センサが前記乗降ドアの開状態を検出すると、警報が報知されることを主要な特徴としている。
更に、本願発明は、前記警報が、音声及び警告灯を用いて報知されることを主要な特徴としている。
システムを作動可能状態に設定することができる構成になっている。
キャブ4内に入った運転者が、乗降ドア15を閉めると乗降ドア15は標準装備されているドアロック機構によってロックされる。運転者がキャブ4内に別途設けたドアロック手段20を操作してロック状態にすると、ロック状態はロック検出センサ21によって検出されることになる。即ち、図8のステップS1では、コントローラは乗降ドア15がロック状態であるか否かの判断を行う。
図7(a)に示したように、作業機械1に搭載したバッテリーは、常時電源、アクセサリー電源とも呼ばれるACC電源、エンジンキースイッチをON状態にした時に流れるON電源等の電源に分けられて使用されることになる。コントローラにおける主要な制御は、ON電源と言われる電源を用いて行われることになる。
きには、ステップS4に移動し、作動可能状態に設定されていないときには、ステップS11に移動する。
尚、保持しておくコントローラの電源としては、必要に応じてON電源を利用しておくことも、専用の保持電源を使えるように構成しておくこともできる。
で、警報の停止を行い、ステップS3に戻され、ステップS3以降の制御が繰り返されることになる。
ステップS21では、コントローラのコントロール電源を保持する制御を行う。例えば、アクチュエータ作動システムの作動可能状態がキャンセルされた状態が、キー30aの操作によって行われていた場合には、キー30aはII位置からI位置又は0位置に切り替えられていることになる。即ち、コントローラに供給される電源がON電源ではなくなっていることになる。
とになる。また、アクチュエータ作動システムは作動可能状態がキャンセルされていることをコントローラが判断したときには、ステップS25に移動する。
ステップS25では、タイマー時計の計時を開始する。タイマー時計の計時を開始すると、ステップS26に移動する。
ステップS26では、タイマー計時によって所定の時間が経過したか否かの判断を行う。所定の時間が経過したときには、ステップS27に移動してコントローラ電源をOFFにする。即ち、ステップS21においてコントローラ電源を保持していた状態をキャンセルすることになる。ステップS27の制御が行われると、一連の制御が終了することになる。
また、ステップS32からステップS39に移動した場合には、コントロール電源としてはON電源の代わりに、常時電源又はACC電源を一時的に使用されることになり、一時的に使用される電源がコントロール電源として保持されることになる。あるいは、保持しておくコ
ントローラの電源としては、必要に応じてON電源を利用する構成にしておくことも、専用の保持電源を使えるように構成しておくこともできる。ステップS39での制御が行われると、ステップS34に移動する。
ステップS42では、ステップS21での制御と同様に、コントローラのコントロール電源を保持する制御を行う。ステップS42での制御が行われると、ステップS43に移動する。
きには、ステップS41に戻り、ステップS41からの制御を繰り返すことになる。
Claims (5)
- 昇降式キャブを有する作業機械であって、
前記昇降式キャブ内に別途設けられ、前記昇降式キャブの乗降ドアを手動操作でロックできるドアロック手段と、
前記ドアロック手段のロック状態を検出するロック検出センサと、を設け、
前記ロック検出センサが前記ロック状態を検出しているときには、アクチュエータの作動システムを作動可能状態に設定することができ、
前記昇降式キャブが乗員の乗降可能位置よりも上昇した位置にいるときに、前記ロック検出センサにより前記ロック状態の解除が検出されると、警報が報知され、
前記昇降式キャブが前記乗降可能位置にいるときに、前記ドアロック手段によるロック状態が解除されるとともに、前記作動システムの作動可能状態の設定がキャンセルされ、そして前記乗降ドアが開閉されて閉状態になった所定時間経過後には、少なくとも前記ロック検出センサ及び前記警報を制御するコントローラのコントロール電源がOFFになることを特徴とする昇降式キャブを有する作業機械の安全装置。 - 前記作動システムの作動可能状態の設定が、エンジンキースイッチのON操作により設定でき、前記昇降式キャブが前記乗降可能位置よりも上昇した位置にいるときに、前記エンジンキースイッチがOFFに操作されても、少なくとも前記ロック検出センサ及び前記警報を制御するコントローラのコントロール電源が保持されてなることを特徴とする請求項1に記載の昇降式キャブを有する作業機械の安全装置。
- 前記作動システムの作動可能状態の設定が、エンジンキースイッチはON状態であって、前記アクチュエータに対する圧油の給排を行い得る状態にすることにより設定でき、前記昇降式キャブが前記乗降可能位置よりも上昇した位置にいるときに、前記アクチュエータへの圧油の給排が行い得ない状態になっても、少なくとも前記ロック検出センサ及び前記警報を制御するコントローラのコントロール電源が保持されてなることを特徴とする請求項1に記載の昇降式キャブを有する作業機械の安全装置。
- 隠しスイッチと、前記乗降ドアの開閉を検出するドア開閉検出センサと、を更に備え、
前記隠しスイッチがON状態のときには、前記ロック検出センサによる前記ロック状態の検出の有無に係らず、前記作動システムを作動可能状態に設定することが可能となり、
前記隠しスイッチを介して前記作動システムを作動可能状態に設定したときであって、前記昇降式キャブが前記乗降可能位置よりも上昇した位置にいるときに、前記ドア開閉検出センサが前記乗降ドアの開状態を検出すると、警報が報知されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の昇降式キャブを有する作業機械の安全装置。 - 前記警報が、音声及び警告灯を用いて報知されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の昇降式キャブを有する作業機械の安全装置。
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