JP2003329082A - 制震機構 - Google Patents

制震機構

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JP2003329082A
JP2003329082A JP2002134802A JP2002134802A JP2003329082A JP 2003329082 A JP2003329082 A JP 2003329082A JP 2002134802 A JP2002134802 A JP 2002134802A JP 2002134802 A JP2002134802 A JP 2002134802A JP 2003329082 A JP2003329082 A JP 2003329082A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制震ダンパーが固定される支持脚部の部位に
おける材質を部分的に変えて塑性ヒンジを積極的に形成
することで、制震ダンパーのエネルギー吸収効率を向上
させる制震機構を提供する。 【解決手段】 本発明による制震機構1は、交互に配置
させた複数の細長状鋼板と細長状鋼板もしくは矩形状鋼
板との間に粘弾性体の層を挟み込み、この細長状鋼板を
粘弾性体の層から長さ方向に突出させて成る制震ダンパ
ー30が構造物の支持脚部2に固定されて成る制震機構
において、制震ダンパー30が固定される支持脚部2の
柱頭4と柱脚部5との間を極低降伏点鋼で構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制震機構に関し、特
に構造物の支持脚部の材質を部分的に変えることによっ
て地震や風による振動を少なくする制震機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地震や風に対する構造物の応答を
低減することを目的として、構造物に種々のタイプのダ
ンパー(エネルギー吸収機構)を付加する制震工法が採
用されつつあり、その中でも粘弾性系の制震ダンパー
は、アクリル系ゴム、ゴムアスファルト系ゴム及び高減
衰ゴムを粘弾性材料として用いられ、粘弾性体の剪断変
形に対する粘性抵抗力を利用することで、小変形時から
エネルギー吸収による付加減衰効果を発揮することで知
られている。しかるに、粘弾性系の制震ダンパーは構造
物の曲げ変形に対しては制震効果が発揮されにくいとい
う問題点が提起されている。
【0003】即ち、外部構造物に粘弾性系の制震ダンパ
ーを適用する例として、図7(a)の鉄道高架構造物2
0が知られているが、本例では、粘弾性系の制震ダンパ
ーの特性を生かすためにその柱脚21にブレース22と
結合されたダンパー23を適用していることから、柱脚
の開口部を塞ぐことになって高架下の空間を有効に利用
できないと共に、これらのダンパー23は、柱脚の曲げ
変形に対して制震効果を発揮できないことから、鉄道高
架構造物の柱脚に所定の強度を備えさせる地中梁24を
設置する必要があり、工期の長期化と建設コストの高騰
を余儀なくさせていた。
【0004】又、上記の問題点を解決することで、構造
物の層間の開口部分を塞がずに空間の有効利用が図ると
共に構造物の曲げ変形に対しても制震効果を発揮できる
制震機構が提案されている。
【0005】図7(b)に示す鉄道高架構造物の例で
は、制震ダンパー30を、並列に向かい合う複数枚の細
長状鋼板31と矩形状鋼板32とを交互に交差する状態
に重層配置し、粘弾性体33の層を細長状鋼板と矩形状
鋼板との重層部分に挟み込んで構成しながら、細長状鋼
板に粘弾性体33の層から突出させる長い先端部34を
形成しており、この先端部34を構造物の支持脚部35
に沿わせて柱頭36に結合させると共に、矩形状鋼板3
2を柱頭36から柱長の1/3〜1/2に相当する範囲
の柱脚部37に結合させることで、鉄道高架構造物の支
持脚部35に制震ダンパー30を設置している。
【0006】これによって、制震ダンパー30が装備さ
れた柱脚部37は、図8に示すように地震等の揺れによ
って柱の中間部分での曲げ変形が小さく納まっているの
に比較して、柱頭に近い部分における曲率はかなり大き
くなることから、各鋼板間に挟まれている粘弾性体33
の層には充分な剪断変形が生じることになり、その剪断
変形に対する粘性抵抗力によってエネルギーを吸収して
目標の付加減衰効果を発揮させて、図9に示すように付
加減衰効果を発揮させながら変形することになる。
【0007】即ち、図9に示す曲線38は、地中梁があ
って制震ダンパーを設けていない従来の構造物における
解析結果であり、曲線39は、地中梁が無くて制震ダン
パーを設けていない構造物における解析結果であるが、
曲線40は、地中梁が無くて制震ダンパー30を設けた
場合の構造物における解析結果であって、上記2例と比
較して極めて有効な付加減衰効果が発揮されることを明
示している。
【0008】以上の構成によって、本例では従来型のダ
ンパーのように開口部を塞ぐこともないことから、高架
下の空間を自由かつ有効に利用することで軌道の重層化
も可能になると共に、高架構造物の地中梁を無くするこ
とも可能になって、既設の地上軌道に対する高架工事も
各段に容易にして工期短縮と建設コストの削減も向上さ
せている。
【0009】しかしながら、本例は、支持脚部の柱頭3
6と柱頭36から柱長の1/3〜1/2に相当する範囲
の柱脚部37に制震ダンパー30を結合させていること
から、細長状鋼板が短くなるために曲げ曲率を小さく制
限される場合も出現することになって、制震効果面で付
加する減衰効果が場合によっては不足するという状態も
発生しており、より確実で効率的な免震機構の提案が嘱
望されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の状況
に鑑みて提案するものであり、制震ダンパーが固定され
る支持脚部の部位における材質を部分的に変えて塑性ヒ
ンジを積極的に形成することで、制震ダンパーのエネル
ギー吸収効率を向上させる制震機構を提供している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による制震機構
は、基本的に、交互に配置させた複数の細長状鋼板と細
長状鋼板もしくは矩形状鋼板との間に粘弾性体の層を挟
み込み、該細長状鋼板を粘弾性体の層から長さ方向に突
出させて成る制震ダンパーが構造物の支持脚部に固定さ
れて成る制震機構において、制震ダンパーが固定される
支持脚部の部位を極低降伏点鋼で構成しており、具体的
に、支持脚部の部位を制震ダンパーが固定される柱頭と
柱脚部との間にしたり、制震ダンパーが固定される構造
物の上層横梁と柱脚部との間や制震ダンパーを固定する
構造物の上層に増設された横梁と柱脚部との間にするこ
とを特徴にしている。
【0012】これによって、本発明による制震機構は、
制震ダンパーが固定される支持脚部の部位に塑性ヒンジ
を形成することになるので、制震ダンパーのエネルギー
吸収効率を向上させている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による制震機構は、基本的
に、交互に配置させた複数の細長状鋼板と細長状鋼板も
しくは矩形状鋼板との間に粘弾性体の層を挟み込み、該
細長状鋼板を粘弾性体の層から長さ方向に突出させて成
る制震ダンパーが構造物の支持脚部に固定されて成る制
震機構において、制震ダンパーが固定される支持脚部の
部位を極低降伏点鋼で構成して塑性ヒンジを形成してい
る。
【0014】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態
を詳細に説明するが、理解を容易にするために、従来と
同様の部位については同一の符号で表現している。
【0015】図1は、本発明による制震機構の実施の形
態を示す斜視図である。本実施の形態で示す鉄道高架構
造物の制震機構1は、制震ダンパー30を装備した支持
脚部2によって構成されている。
【0016】制震ダンパー30は、従来と同様に並列に
向かい合う複数枚の細長状鋼板31と矩形状鋼板32と
を交互に交差する状態に重層配置し、粘弾性体33の層
を細長状鋼板と矩形状鋼板との重層部分に挟み込んで構
成しながら、細長状鋼板に粘弾性体33の層から突出さ
せる長い先端部34を形成している。
【0017】支持脚部2は、下方の柱脚部3をコンクリ
ート充填鋼管(以下、CFT構造と称する)で構成し、
柱頭4から柱長の1/3〜1/2に相当する範囲の柱脚
部5を極低降伏点鋼で構成している。
【0018】本発明に用いる極低降伏点鋼は、図2に示
す鋼材の応力−歪み関係のように、普通鋼であるSM4
90やSS400に比較して、降伏点が1/4〜1/3
と低い性状を示すと同時に、20%程度の大きな伸び性
能を有しており、早期の降伏と高い靭性を発揮してい
る。
【0019】従って、上記制震ダンパー30が、その先
端部34を柱頭4に結合させると共に、構造物の支持脚
部2に沿わせながら柱頭4から柱長の1/3〜1/2に
相当する範囲の柱脚部5に矩形状鋼板32を結合させる
ことで、支持脚部2に付設されていることから、制震ダ
ンパー30が付設されている支持脚部2の柱脚部5に
は、極低降伏点鋼による塑性ヒンジが積極的に形成され
ることになる。
【0020】これによって、鉄道高架構造物が地震等の
揺れによって変形する場合には、図3に示すように柱の
中間部分での曲げ変形が小さく納まっているのに比較し
て、柱頭に近い部分では塑性ヒンジの作用によって柱脚
部5の曲げ曲率を大幅に増大させていることになって、
細長状鋼板31と矩形状鋼板32との間に挟まれている
粘弾性体33の層には、充分な剪断変形を生じさせてお
り、これによって、図4に示す解析結果の如く、地中梁
があって制震ダンパーを設けていない従来構造物の曲線
6、地中梁が無くて制震ダンパー30を設けた場合の構
造物における曲線7に対して、曲線8は、地中梁が無く
て制震ダンパー30を設けると共に塑性ヒンジを設けた
構造物における解析結果であって、上記2例と比較して
極めて有効な付加減衰効果が発揮されることを明示して
いる。
【0021】図5に示す実施の形態は、制震ダンパーの
機能を有効に発揮させるための例であり、鋼板の曲げ変
形を抑えながら細長状鋼板と矩形状鋼板との相対移動を
できるだけ大きくして粘弾性体に伝達することによっ
て、その剪断変形に対する粘性抵抗力によるエネルギー
吸収を大にしている。
【0022】図5(a)に示す実施の形態は、制震ダン
パーを鉄道高架構造物の上層横梁と柱の柱脚部との間
に、火打ち形式に配備する例である。
【0023】本実施の形態では、制震ダンパー30の細
長状鋼板群31を火打ち形式に適合できるように加工し
ており、これによって、粘弾性体の層から突出した細長
状鋼板31の先端部を鉄道高架構造物の上層横梁9に固
定している。
【0024】一方、支持脚部2は柱頭4から柱長の1/
3〜1/2に相当する範囲の柱脚部5に極低降伏点鋼に
よる塑性ヒンジを設けており、制震ダンパー30を構成
している矩形状鋼板群32を上下と外側の外周部におい
て、支持脚部2の柱頭から柱長の1/3〜1/2に相当
する範囲の柱脚部5に結合しているので、制震ダンパー
30の固定点が図1で説明した上記実施の形態の場合よ
りも長くなっている。
【0025】以上の構成によって、本実施の形態に地震
等の横揺れが加えられた場合には、細長状鋼板31と矩
形状鋼板32との相対移動が、上記実施の形態の例より
も大きくなることから、細長状鋼板の先端部に曲げ変形
も発生しないことと相俟って、粘弾性体に形成される剪
断変形も拡大されることになり、この剪断変形による粘
性抵抗力によってエネルギーの吸収を増長して制震効果
を向上させている。
【0026】図5(b)に示す他の実施の形態は、制震
ダンパーを鉄道高架構造物の上層に増設された横梁と柱
の柱脚部との間に、火打ち形式に配備する例である。
【0027】本実施の形態も、図5(a)の例と同様に
制震ダンパー30の細長状鋼板31を火打ち形式に適合
できるように加工して制震ダンパー30を構成している
が、粘弾性体の層から突出させた細長状鋼板31の各先
端部を高架構造物の上層両側に増設された横梁10、1
0に固定している点が同例と異なっている。
【0028】そして、支持脚部2は柱頭4から柱長の1
/3〜1/2に相当する範囲の柱脚部5に極低降伏点鋼
による塑性ヒンジを設けており、制震ダンパー30の矩
形状鋼板31は、支持脚部2の柱頭から柱長の1/3〜
1/2に相当する範囲の柱脚部5に上下と内側の外周部
において結合されており、制震ダンパー30の固定点
は、図1で説明した上記実施の形態の場合よりも長くな
っている。
【0029】従って、本実施の形態においても地震等の
横揺れが加えられた場合には、細長状鋼板31と矩形状
鋼板群32との相対移動が大きくなることから、図5
(a)の例と同様に拡大される剪断変形による粘性抵抗
力によって、エネルギーの吸収を増長することによって
制震効果を向上させている。
【0030】又、図6に示す他の実施の形態では、鉄道
高架構造物の支持脚部2に制震ダンパー11を設置して
おり、高架構造物の制震に有効に機能することを可能に
している。
【0031】本実施の形態における支持脚部2は、下方
の柱脚部3と柱頭4とをCFT構造で構成し、柱脚部3
と柱頭4との間を構成している柱脚部5を極低降伏点鋼
で構成して塑性ヒンジを設けると共に、制震ダンパー1
1は、全体的に細長状であって、支持脚部2に沿わせて
上下の細長状鋼板を支持脚部2に対して放射状に配置す
る状態に設置されている。
【0032】制震ダンパー11は、向かい合う3枚の細
長状鋼板12、13、14の間にそれぞれ粘弾性体1
5、16の層を挟み込んでおり、真中の鋼板13が一方
に突出するとともに、両側の鋼板12、14が他方に突
出している。真中に配置される鋼板13の突出部分の先
端部は、柱頭36に取付け具17を介して固定され、両
側の鋼板12、14の突出部分の先端部は柱脚部18に
取付け具17を介して固定されている。
【0033】そして、鋼板の間に挟み込む粘弾性体は、
上記実施の形態と同様にアクリル系ゴム、ゴムアスファ
ルト系ゴム、高減衰ゴム等の公知の粘弾性材料を薄板状
にしたものが用いられ、接着剤により鋼板の間に挟持さ
れている。
【0034】従って、制震ダンパー11は、構造物の支
持脚部2に沿わせるように配置されているので、支持脚
部2が地震等によって変形すると、鋼板間に挟まれた粘
弾性体に剪断変形が生じ、その剪断変形に対する粘性抵
抗力によってエネルギーが吸収されて付加減衰効果が発
揮される。
【0035】以上の実施の形態で詳細に説明したよう
に、本発明による制震機構は、柱を有する構造物であれ
ば、土木構造物、建築構造物を含めどのような構造物に
も適用することができるものであり、従来型のダンパー
のように開口部を塞ぐことがないので、高架下の空間を
有効に利用することができると共に、高架構造物の地中
梁を無くすることが可能になり、工期短縮と建設コスト
の削減を向上できる。
【0036】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明による制震機構は、上記実施
の形態に何ら限定されるものでなく、その適用範囲や適
用形態は自由であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の変更が可能であることは当然のことであ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明による制震機構は、交互に配置さ
せた複数の細長状鋼板と細長状鋼板もしくは矩形状鋼板
との間に粘弾性体の層を挟み込み、該細長状鋼板を粘弾
性体の層から長さ方向に突出させて成る制震ダンパーが
構造物の支持脚部に固定されて成る制震機構において、
制震ダンパーが固定される支持脚部の部位を極低降伏点
鋼で構成し、支持脚部の部位を制震ダンパーが固定され
る柱頭と柱脚部との間にしたり、制震ダンパーが固定さ
れる構造物の上層横梁と柱脚部との間や制震ダンパーを
固定する構造物の上層に増設された横梁と柱脚部との間
にすることを特徴にしているので、制震ダンパーが固定
される支持脚部の部位に塑性ヒンジを形成することで、
制震ダンパーのエネルギー吸収効率を向上させる効果を
発揮している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制震機構の実施形態を示す斜視図
【図2】極低降伏点鋼の応力−歪み関係図
【図3】柱が変形した際の本発明による制震機構の動き
を示す側面図
【図4】本発明による制震機構の地震応答解析結果図
【図5】本発明による制震機構を適用する他の実施形態
【図6】本発明による制震機構に他の制震ダンパーを適
用した実施形態を示す斜視図
【図7】従来におけるブレース形式制震ダンパーの装備
斜視図
【図8】従来の制震機構で柱が変形した際の動きを示す
側面図
【図9】従来における制震機構の地震応答解析結果図
【符号の説明】
1 制震機構、 2 支持脚部、 3 下方の柱脚部、
4 柱頭、5 柱脚部、 6〜8 曲線、 9 上層
横梁、 10 横梁、11 制震ダンパー板、 12〜
14 細長状鋼板、15、16 粘弾性体、 17 取
付け具、 18 柱脚部、20 鉄道高架構造物、 2
1 柱脚、 22 ブレース、23 ダンパー、 24
地中梁、 30 制震ダンパー、31 細長状鋼板、
32 矩形状鋼板、 33 粘弾性体、34 先端
部、 35 支持脚部、 36 柱頭、 37 柱脚
部、38〜40 曲線、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交互に配置させた複数の細長状鋼板と細
    長状鋼板もしくは矩形状鋼板との間に粘弾性体の層を挟
    み込み、該細長状鋼板を粘弾性体の層から長さ方向に突
    出させて成る制震ダンパーが構造物の支持脚部に固定さ
    れて成る制震機構であって、制震ダンパーが固定される
    支持脚部の部位を極低降伏点鋼で構成することを特徴と
    する制震機構。
  2. 【請求項2】 支持脚部の部位が、制震ダンパーを固定
    する柱頭と柱脚部との間であることを特徴とする請求項
    1に記載の制震機構。
  3. 【請求項3】 支持脚部の部位が、制震ダンパーを固定
    する構造物の上層横梁と柱脚部との間であることを特徴
    とする請求項1に記載の制震機構。
  4. 【請求項4】 支持脚部の部位が、制震ダンパーを固定
    する構造物の上層に増設された横梁と柱脚部との間であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の制震機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1942191A1 (en) 2004-02-20 2008-07-09 Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research Nucleic acid construct containing full-length genome of human hepatitis C virus, recombinant full-length virus genome-replicating cells having the nucleic acid construct transferred thereinto and method of producing hepatitis C virus particle
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