JP4066019B2 - 制震高架橋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高架橋の柱に制震装置を設けた制震高架橋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道・道路などの高架橋においては、RC構造(鉄筋コンクリート構造)あるいはS造(鉄骨造)が主流であって、近年の高耐震化の要求から高い耐震性が求められている。このため、既往の制震化技術として柱と梁とでラーメン構造とした下部空間を鋼材ブレースでサポートした提案がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、高架橋の柱に沿った形態でダンパーを設置する提案がある。これは柱の上下部の周囲にブラケットを取り付け、上下のブラケットを、棒部材の上下端部にダンパー材を設けた制振部材により連結したものである。また、ダンパー材としては、柱の小さな変形からエネルギー吸収効果のある粘弾性ダンパーを採用している(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−120022号公報
【特許文献2】
特開平10−131120号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の提案では、構面内をブレースで塞いでしまうので、高架橋の下部空間を駐車場、道路あるいは店舗などに利用する場合には適用できない。
【0006】
また、特許文献2の提案では、柱の小さな変形からエネルギー吸収効果のある粘弾性ダンパーが用いられている。しかしながら、粘弾性ダンパーは、エネルギー吸収性能と温度依存性が互いに相反する。このため、温度変化の厳しい屋外で使用する場合に採用する粘弾性体はエネルギー吸収性が一般に低いものに限られてしまう。また、粘弾性ダンパーのエネルギー吸収性を助勢するために棒部材の剛性を確保する必要があり、断面は大きなものになる。なお、粘弾性ダンパーのエネルギー吸収性が大きくても、ダンパーの効果を得るために棒部材の剛性は高いほうがよい。特に、当該棒部材が曲げが加わる部材だとその断面が大きくなる。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みて、高架橋の下部空間を利用するように制震装置を設けることができ、かつ、耐震装置においてエネルギー吸収性に対する温度依存性の影響を低減することができる制震高架橋を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る制震高架橋は、一対の柱と、各柱の下端部に連結した基礎と、各柱の上端部に連結する態様で一対の柱の間に架設した梁と、鉛の塑性変形を利用する鉛ダンパー、あるいは2面間の固体摩擦を利用する摩擦ダンパーからなる制震装置とを備え、各柱において前記基礎との接合部分及び前記梁との接合部分となる仕口部であって、それぞれ内側及び外側の両側となる部位に前記制震装置を付設したことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、制震装置が柱の仕口部に設けてあるので、高架橋がなす下部空間を塞ぐことがない。また、小さな変形曲率でも柱の仕口部では相対変位が比較的大きく制震装置の吸収エネルギーが大きくなるので、微小変形から制震装置の効果が得られる。
【0010】
また、鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、微小変形から制震効果を発揮する。また、鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、温度依存性が低く、経年変化や劣化が少ないため、制震装置の屋外での使用に適応する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る制震高架橋の実施の形態を説明する。図1は本発明の制震高架橋を示す図、図2(a)は制震装置の一例を示す正面図、図2(b)は制震装置の一例を示す側面図である。
【0012】
図1に示すように、高架橋は、RC構造(鉄筋コンクリート構造)またはS造(鉄骨造)であり、少なくとも1対の柱1と、当該各柱1の上部1aに架け渡した梁2とからなるラーメン構造によって、梁2の上部に桁(図示せず)が支持してある。柱1の下部1bは、地盤4に埋設した基礎5に連結してある。
【0013】
柱1には、制震装置6が設けてある。図1において制震装置6は、柱1の上部1a・下部1bの両方であって、柱1の内側・外側の両方に設けてある。すなわち、制震装置6は、柱1における梁2および基礎5との接合部分である仕口部に設けてある。なお、柱1の内側は各柱1同士が向き合う側であり、柱1の外側は各柱1同士が相反して向く側である。
【0014】
図2(a)および図2(b)は柱1の下部1bに設けた制震装置6を示している。制震装置6は、柱1に固定した複数(本実施の形態では二つ)の鋼板6a,6bと、基礎5に固定した少なくとも一つの長状鋼板6cと、エネルギー吸収手段としての鉛板6dとで主に構成してある。なお、図2(a)および図2(b)で示す制震装置6は、エネルギー吸収手段に鉛を採用した鉛ダンパーである。
【0015】
鋼板6a,6bのうち一つ(鋼板6a)は、柱1の表面に対して、その上縁部および左右側縁部がアンカーボルト7aで固定してある。残りの他の鋼板6bは、鋼板6aと対面し、かつ、鋼板6aとの間にスペーサ8を介在し、鋼板6a(柱1)に対して当該スペーサ8とともに、その左右側縁部がアンカーボルト7bで柱1に、またはボルトで鋼板6aに固定してある。
【0016】
長状鋼板6cは、長状の一端がスペーサ8を介した鋼板6aと鋼板6bとの間に挿通してあり、長状の他端が基礎5に対してアンカーボルト(図示せず)で固定してある。長状鋼板6cの他端側には、基礎5に対面する固定鋼板9が設けてある。長状鋼板6cの他端側は、固定鋼板9を柱1の下端部が繋がる基礎5に対してアンカーボルト(図示せず)で固定することによって基礎5に固定される。また、長状鋼板6cと固定鋼板9とは、リブ10によって連結補強してある。なお、長状鋼板6c、固定鋼板9、リブ10は、溶接などの固着手段によって一体に形成してある。
【0017】
鉛板6dは、スペーサ8を介した鋼板6aと鋼板6bとの間であって、鋼板6aと長状鋼板6cとの間、および鋼板6bと長状鋼板6cとの間に介在してある。すなわち、鉛板6dおよび長状鋼板6cの一端は、鋼板6bを鋼板6aに対して固定したアンカーボルト7bによって鋼板6aと鋼板6bとの間に挟持してあることになる。
【0018】
なお、鋼板を二つ以上用いる場合には、柱1にアンカーボルト7aで固定した一つの鋼板(6a)に対し、他の鋼板(6b…)をアンカーボルト7bで固体する。そして、各鋼板(6a,6b…)の間にそれぞれ長状鋼板6cを挿通するとともに、各鋼板(6a,6b…)と各長状鋼板6cとの間に鉛板6dを介在するように構成する。
【0019】
また、上記構成の制震装置6を柱1の上部の仕口部に設ける場合には、上述した構成を天地逆にし、固定鋼板9(あるいは固定鋼板9を用いず長状鋼板6cの他端)を梁2に対してアンカーボルト(図示せず)で固定する。
【0020】
また、図には明示しないが、制震装置6として上述した鉛ダンパーの他に摩擦ダンパーが採用できる。この摩擦ダンパーは、エネルギー吸収手段として上記鉛に替えて鋼板6aと長状鋼板6cとの間、および鋼板6bと長状鋼板6cとの間の各2面間に固体摩擦を生じさせるようにする。
【0021】
なお、鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、温度依存性が低く、経年変化や劣化が少ない。このため、制震装置6の屋外での使用に適応する。
【0022】
以下、上述した制震高架橋の作用を説明する。図3は本発明の制震高架橋の作用を示す図である。図3に矢印αで示す水平力による変形では、特にモーメントの大きな柱1の上部1aや柱1の下部1bである仕口部の曲げ変形が大きく、柱1の主筋が梁2や基礎5から抜け出す力が顕著にあらわれる。このため、柱1の仕口部において、制震装置6を固定してある柱1の表面と、同制震装置6を固定してあり梁2や基礎5に繋がる柱1の上下端部との間に相対変位が生じる。制震装置6は、鉛の塑性変形、あるいは2面間の固体摩擦によって図3に示す相対変位βが働き、上記エネルギー(柱1の表面と上下端部とに生じた相対変位)を消費(吸収)する。
【0023】
一般的な高架橋においては、柱1の径が60cm〜100cm程度であるから、小さな変形曲率でも、柱1の表面に設けた制震装置6の相対変位は比較的大きく、当該制震装置6の吸収エネルギーも大きなものになる。特に、制震装置6としての鉛ダンパーは、鉛の塑性変形を利用しており、また摩擦ダンパーは2面間の固体摩擦を利用しているため、微小変形から制震効果を期待することができる。
【0024】
図4は本発明の制震高架橋の地震応答解析モデルを示す図、図5(a)〜(c)および図6は解析結果を示す図である。図4で示す解析モデルでは、□850サイズのRC構造の柱1を有する高架橋で、ほぼ現行設計(「鉄道構造物等設計標準」)による。また、制震装置6は、1対の柱1の上部1aおよび下部1bであって、その内側および外側に設けてある。また、制震装置6は、鉛ダンパーを採用し、鉛(500cm2/枚)を0.5〜5枚用いている。入力は、レベル2の地震動である。また、図4において、符号Aは高架橋における梁要素、符号Bは柱1の上下端部(上部1a、下部1b)におけるバネ部、符号Cは地盤4・基礎5におけるバネ部、符号Dは制震装置6におけるエネルギー吸収抵抗を示している。
【0025】
上記図4の解析モデルにおいて、図5(a)〜(c)および図6の解析結果に示すように、梁2で発生している加速度は増加するが、柱1の下端と上端との層間変形(相対変位)は低減している。また、鉛5枚(片側2.5枚)の時では、梁2が降伏しない範囲で、制震装置6を用いない場合の塑性率と比較して柱1の塑性率μが約1/3まで低減している。これにより、大地震後の修復コストを低減することができる。なお、図5(c)において、上端梁μの白抜き□は、柱部μの塗潰し□とほぼ重なっている。
【0026】
したがって、上述した制震高架橋によれば、水平変形によって柱1の主筋の引き抜きの影響が大きい柱1の上下端部(上部1a、下部1b)である仕口部に、柱1に生じる水平変形のエネルギーを吸収する制震装置6を設けたので、高架橋がなす下部空間を塞ぐことなく駐車場、道路あるいは店舗などに有効利用することができる。
【0027】
また、柱1の仕口部では、小さな変形曲率でも制震装置6を設けた柱1の表面と上下端部との間に生じる相対変位が比較的大きく、制震装置6の吸収エネルギーが大きくなるので、微小変形から制震装置6の効果を得ることができる。
【0028】
また、上述した制震高架橋によれば、制震装置6が、鉛の塑性変形を利用する鉛ダンパー、あるいは2面間の固体摩擦を利用する摩擦ダンパーからなる。鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、微小変形から制震効果を発揮することが可能である。また、鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、温度依存性が低く、経年変化や劣化が少ないため、制震装置6の屋外での使用に適応することが可能となる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る制震高架橋によれば、少なくとも1対の柱と当該各柱の上端に架設した梁とを有し、この柱の仕口部に制震装置を設けてあるので、高架橋がなす下部空間を塞ぐことがない。このため、下部空間を駐車場、道路あるいは店舗などに有効利用することができる。
【0030】
また、柱の仕口部では、小さな変形曲率でも制震装置6を設けた柱1の表面と上下端部との間に生じる相対変位が比較的大きく、制震装置の吸収エネルギーが大きくなるので、微小変形から制震装置の効果を得ることができる。
【0031】
また、制震装置として採用した鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、微小変形から制震効果を発揮することができる。この鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、温度依存性が低く、経年変化や劣化が少ないため、制震装置の屋外での使用に適応することができる。また、鉛ダンパーや摩擦ダンパーは、柱の塑性率を低減するので、大地震後の修復コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制震高架橋を示す図である。
【図2】(a)は制震装置の一例を示す正面図、(b)は制震装置の一例を示す側面図である。
【図3】本発明の制震高架橋の作用を示す図である。
【図4】本発明の制震高架橋の地震応答解析モデルを示す図である。
【図5】(a)〜(c)は解析結果を示す図である。
【図6】解析結果を示す図である。
【符号の説明】
1 各柱
1a 上部
1b 下部
2 梁
4 地盤
5 基礎
6 制震装置
6a 鋼板
6b 鋼板
6c 長状鋼板
6d 鉛板
7a アンカーボルト
7b アンカーボルト
8 スペーサ
9 固定鋼板
10 リブ

Claims (1)

  1. 一対の柱と、
    各柱の下端部に連結した基礎と、
    各柱の上端部に連結する態様で一対の柱の間に架設した梁と、
    鉛の塑性変形を利用する鉛ダンパー、あるいは2面間の固体摩擦を利用する摩擦ダンパーからなる制震装置と
    を備え、各柱において前記基礎との接合部分及び前記梁との接合部分となる仕口部であって、それぞれ内側及び外側の両側となる部位に前記制震装置を付設したことを特徴とする制震高架橋。
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