JP2003292268A - 荷重受けブラケット - Google Patents

荷重受けブラケット

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JP2003292268A
JP2003292268A JP2002097828A JP2002097828A JP2003292268A JP 2003292268 A JP2003292268 A JP 2003292268A JP 2002097828 A JP2002097828 A JP 2002097828A JP 2002097828 A JP2002097828 A JP 2002097828A JP 2003292268 A JP2003292268 A JP 2003292268A
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Jiyuuichi Hoshino
充一 星野
Naohiko Ueda
直彦 上田
Yuichi Fujii
友一 藤井
Katsuto Abe
勝人 阿部
Takehito Mizukami
岳人 水上
尚宏 ▲高▼村
Naohiro Takamura
Satoyuki Minohara
智行 簑原
Yoshio Nishida
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/023Mounting means therefor
    • B66B7/024Lateral supports

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械室を有しないエレベータであっても、か
ご枠を移動足場として用いる際にガイドレールの未固定
の上、下部間に過度の負担をかけるのを防止する。 【解決手段】 複数本のガイドレール3a〜3dが昇降
路2内に上下部を固定して配設され作業足場4が形成さ
れたかご枠5を昇降させるための昇降手段がガイドレー
ル3a〜3dの上部に支持されている据付装置に用いら
れ、ガイドレール3a〜3dの上部を固定するための荷
重受けブラケット17a〜17cで、昇降路2上部の壁
面の所定位置に固定されるブラケット本体17,24,
34と、このブラケット本体17,24,34に設けら
れてガイドレール3a〜3dを取り付けられる取付部1
8,25,35とで形成され、取付部18,25,35
がガイドレール3a〜3dの上部の昇降手段の支持部分
より下側を取り付けられ、ガイドレール3a〜3dの上
部を固定すると共に昇降手段にかかる荷重を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械室を有しない
エレベータの建物などへの据え付けを行う据付装置に用
いられ、さらに詳しくは、作業足場が形成された本設用
のかご枠を上、下部が固定されたガイドレールにより案
内させながら昇降させて据え付けを行うガイドレールの
上部の固定に用いられる荷重受けブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの据え付けには、昇降
路のピット部から上部まで単管パイプを組み立てた仮設
の固定足場を用いる方法がある。しかしながら、この据
付方法では、固定足場の組立、解体を行う必要があり、
また、作業者が固定足場を上下移動して作業を行うた
め、作業に多大な労力を要するなどの課題があった。
【0003】一方、エレベータの据え付けには、例え
ば、図17に示すような仮設の移動足場としてのゴンド
ラ100を用いる方法もある。この据付方法では、予め
昇降路101上部に吊り元梁102を取り付け、この吊
り元梁102にロープ103によりゴンドラ100を吊
る。この状態で、ゴンドラ100は、内部に設置された
ウィンチ104によりロープ103が巻き取り等される
ことで昇降路101内を昇降できるようになっている。
そして、作業者は、ゴンドラ100を昇降路101内で
昇降させてそのゴンドラ100から不図示のガイドレー
ルや機器類の取り付けなど各種作業を行うこととなる。
この据付方法では、作業者の上下移動を無くして作業の
労力を軽減することができるものの、吊り元梁102の
取り付け、取り外し、およびゴンドラ100の組立、解
体を行う必要があるため、この場合にも作業に多大な労
力を要するなどの課題がある。
【0004】そこで、上記のような課題を解決するため
にエレベータの据え付けには、例えば、図18に示すよ
うな本設用のかご枠105を移動足場として用いる方法
がある。この据付方法では、図18および図19に示す
ように、本設用の複数本のガイドレール106を昇降路
107内に上、下部を固定して配設し、それらのガイド
レール106に作業足場108a,108bが形成され
たかご枠105を案内させながら昇降路107内を昇降
させて各種作業が行われる。
【0005】ガイドレール106の昇降路107内への
配設は、機械室109に設置されたウィンチ110によ
りガイドレール106を吊り上げ、このガイドレール1
06の上、下部を昇降路107に固定することで行われ
る。このようにガイドレール106を配設した後には、
ウィンチ110により釣り合いおもり111を昇降路1
07の最上部まで吊り上げて機械室109からかご枠1
05、釣り合いおもり111および巻上機112に主ロ
ープ113掛けを行い、かご枠105を昇降可能状態と
する。
【0006】そこで、作業者は、かご枠105をガイド
レール106に案内させながら機械室109に設置され
ている本設用の巻上機112により昇降させ、かご枠1
05の作業足場108から未固定のガイドレール106
の上、下部間の固定・芯だし、機器類の取り付けなどの
各種作業が行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
日照権などの観点から建物の屋上に突出する機械室を有
しないエレベータが多く採用されている。この機械室を
有しないエレベータでは、据付期間の短縮などのために
主ロープを巻き掛けられた巻上機または巻上機に従動す
る上部シーブ(不図示)を、ガイドレールの上部で支持
させている。このため、上記据付方法を適用できたとし
ても、かご枠を移動足場として用いる際に、巻上機また
は上部シーブを取り付けられて上、下部間が未固定のガ
イドレールが、かご枠または釣り合いおもりを案内する
荷重に加え、巻き掛けられた主ロープを介して巻上機ま
たは上部シーブにかかるかご枠および釣り合いおもりな
どの荷重を支持することとなり、未固定の上、下部間に
過度の負担がかかってしまう。
【0008】そこで、本発明は、上記従来の課題を考慮
してなされたものであり、機械室を有しないエレベータ
であっても、かご枠を移動足場として用いる際にガイド
レールの未固定の上、下部間に過度の負担をかけること
を防止することができる荷重受けブラケットの提供を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数本のガイドレールが昇降路内に上、下
部を固定して配設され、作業足場が形成されたかご枠を
昇降させるための昇降手段が前記ガイドレールの上部に
支持されている据付装置に用いられ、前記ガイドレール
の上部を固定するための荷重受けブラケットであって、
前記昇降路上部の壁面の所定位置に固定されるブラケッ
ト本体と、このブラケット本体に設けられて前記ガイド
レールを取り付けられる取付部とで形成され、前記取付
部が前記ガイドレールの上部の前記昇降手段の支持部分
より下側を取り付けられ、前記ガイドレールの上部を固
定すると共に前記昇降手段の荷重およびこの昇降手段に
かかる荷重を受けることを特徴とする。
【0010】このような本発明では、昇降手段を支持し
ているガイドレールの昇降手段の支持部分よりも下側を
取付部に取り付けられることで、そのガイドレールの上
部を固定すると共に、昇降手段にかかる荷重を支持する
ように構成されているため、かご枠を上、下部が固定さ
れたガイドレールに案内させながら昇降させる際には、
上部に昇降手段を支持しているガイドレールにかご枠な
どを案内する荷重のみを負担させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる荷重受けブ
ラケットについて図面に示す実施形態に基づいて説明す
る。
【0012】(第1実施形態)図1は本発明にかかる荷
重受けブラケットの第1実施形態が設けられている昇降
路の概略構成を示す斜視図、図2は図1に示す昇降路の
断面図、図3は図1に示す荷重受けブラケットが設けら
れている昇降路上部の斜視図である。
【0013】本実施形態のエレベータの据付装置1は、
図1〜図3に示すように、昇降路2内に複数のガイドレ
ール3a(かご枠用),3b(かご枠用),3c(釣り
合いおもり用),3d(釣り合いおもり用)が上、下部
を固定されて配設されている。そして、据付装置1は、
移動作業足場としての作業足場4が形成されたかご枠5
を昇降させるための昇降手段として、主ロープ6が両端
をガイドレール3b,3dの上部に支持されると共に、
その主ロープ6が巻き掛けられた駆動シーブ(不図示)
を有する巻上機7がガイドレール3aの上部に支持され
ている。このエレベータの据付装置1では、巻上機7を
駆動させることで、かご枠5をガイドレール3a,3b
により案内させながら主ロープ6により昇降させ、かご
枠5に形成されている作業足場4からエレベータの各種
据付作業が行われる。
【0014】ガイドレール3a〜3dは、それぞれ昇降
路2の最下部のピット部2aに配置される下レール部材
8aと、昇降路2の最上部に配置される上レール部材8
bと、それらの下レール部材8aと上レール部材8bと
の間に配置される中間レール部材8c,8dとが連結さ
れてなる。
【0015】各レール部材8a〜8d間は、図1および
図2に示すように、目板9a〜9cが取り付けられるこ
とにより連結状態を保持されている。目板9a〜9c
は、上部と下部とがそれぞれ上下に配置されたレール部
材8a,8d、レール部材8c,8d、レール部材8
b,8cの下端部と上端部とにボルト10aとナット1
0b(いずれも不図示)により締結・固定されている。
また、目板9cにあっては、図5、図8、図10に示す
ように、ボルト10aを介して上レール部材8bおよび
このレール部材8bにかかる荷重を支持している。
【0016】これらのガイドレール3a〜3dは、図1
および図2に示すように、下レール部材8aが昇降路2
のピット部2a底面に設置されたピットベース11a,
11bから立設されていると共に、レールブラケット1
2a,12bにより昇降路2の壁面に固定されている。
これによりガイドレール3a〜3dは下部が固定され
る。
【0017】また、ガイドレール3a,3cは、相互に
隣接しており上レール部材8bとこの上レール部材8b
の下側に連結される中間レール部材8cとの間の連結を
保持している目板9cが後述する荷重受けブラケット1
6aに取り付けられている。そして、ガイドレール3
b,3dは、上レール部材8bの下側に連結される中間
レール部材8cの上端部が後述する荷重受けブラケット
16b,16cにそれぞれ取り付けられている。また、
ガイドレール3a〜3dは、上レール部材8bがレール
ブラケット12c,12dにより昇降路2の壁面に固定
されている。これによりガイドレール3a〜3dは上部
が固定される。
【0018】上記ガイドレール3aは、図1に示すよう
に、上レール部材8bの上端部に巻上機7が取り付けら
れている。この巻上機7は、内部に自身の駆動力により
回転駆動する駆動シーブを有しており、主ロープ6が巻
き掛けられている。したがって、ガイドレール3aは、
上レール部材8bにより巻上機7および主ロープ6の荷
重、主ロープ6を介して巻上機7にかかる後述のかご枠
5と釣り合いおもり15の荷重を支持している。また、
ガイドレール3aの上レール部材8bには、図1に示す
ように、下レール部材8aに取り付けられたシーブ13
aとの間に無端ループ状のロープ13bが巻き掛けら
れ、主ロープ6および巻上機7と共に昇降手段を構成す
る調速機13が取り付けられている。したがって、調速
機13の荷重も上レール部材8bに支持されている。
【0019】また、ガイドレール3b,3dは、図1お
よび図2に示すように、上レール部材8bにそれぞれ主
ロープ6の両端を固定するためのロープヒッチ14が設
けられている。そして、巻上機7の駆動シーブに巻き掛
けられた主ロープ6の両端が、それぞれかご枠5のシー
ブ5a,5bおよび釣り合いおもり15のシーブ16a
に巻き掛けられてからガイドレール3b,3dのロープ
ヒッチ14に固定されている。したがって、ガイドレー
ル3b,3dは、上レール部材8bにより主ロープ6の
両端にそれぞれかかるかご枠5および釣り合いおもり1
5の荷重を支持している。
【0020】上述したかご枠5は、下側半分、つまり下
枠5cと縦枠5dの半分からなり、本設用のかご床が取
り付けられることにより作業足場4が形成されている。
このかご枠5の作業足場4には、外周縁に沿って設けら
れた安全手すり4a、この安全手すり4a上に設けられ
た防護天井4b、および安全手すり4aの釣り合いおも
り15に対応した部分に設けられてその釣り合いおもり
15との接触を防止するための接触防止幕4cなどが形
成されている。
【0021】また、作業足場4には、乗り込んだ作業者
のみが巻上機7を駆動できるように、つまりかご枠5を
昇降できるように運転用スイッチ4dが設けられてい
る。この運転用スイッチ4dは、不図示の所定の鍵によ
りオン・オフ操作でき、オン操作されることで巻上機7
を駆動させてかご枠5が昇降路2内を昇降できるように
なっている。
【0022】このような本実施形態の据付装置1は、図
1〜図3に示すように、ガイドレール3a〜3dの上部
の巻上機7またはロープヒッチ14より下側部分が取り
付けられる荷重受けブラケット16a,16b,16c
を備えている。荷重受けブラケット16aは隣接するガ
イドレール3a上部の巻上機7より下側部分およびそれ
に対応したガイドレール3cの上部が取り付けられて共
用され、荷重受けブラケット16b,16cはそれぞれ
ガイドレール3b,3dの上部のロープヒッチ14より
下側部分が取り付けられて独立して用いられている。
【0023】荷重受けブラケット16aは、図4〜図6
に示すように、昇降路2の壁面に固定されているブラケ
ット本体17と、このブラケット本体17に上下に移動
可能に支持されている取付部18とからなる。ブラケッ
ト本体17は、矩形板状に形成されて上下に沿って複数
の補強用リブ17aが設けられている。このブラケット
本体17は、四隅に上下一対の締結用孔17b,17b
がそれぞれ設けられ、それらの締結用孔17b,17b
を介してアンカーボルト19により昇降路2壁面に締結
・固定されている。なお、ブラケット本体17は、上下
の締結用孔17b,17bを選択的に用いることで、昇
降路2の鉄筋などの位置に応じてアンカーボルト19に
よる締結位置を変更可能としている。また、各締結用孔
17bは幅方向に長く形成されており、各締結用孔17
b内においても昇降路2の鉄筋などの位置に応じてアン
カーボルト19による締結位置を変更可能としている。
【0024】このブラケット本体17は表面に昇降路2
内部側に突出する突出部17cが一体に設けられ、この
突出部17c上には荷重受けプレート17dがボルト2
0aとナット20bとにより固定されている。そして、
荷重受けプレート17dの上面には上方に向けてジャッ
キボルト21が立設されている。このジャッキボルト2
1には、ナット部材22が上下移動可能に螺合されてい
る。
【0025】取付部18は、ジャッキボルト21に挿通
される挿通孔18aを有した接続部18bと、この接続
部18bから下方に向けて突設されてガイドレール3
a,3cの上レール部材8bと下レール部材8aとの間
に設けられた目板9cが取り付けられている取付部本体
18c,18dとからなる。接続部18bは、上述した
ように挿通孔18aを有しており、この挿通孔18aに
ブラケット本体17のジャッキボルト21が挿通されて
いる。この接続部18bは、下面にジャッキボルト21
に螺合されているナット部材22が当接しており、その
ナット部材22の位置に応じたジャッキボルト21の所
定の上下位置に支持されている。そして、接続部18b
は、ナット部材22が回転して上下移動することにより
ジャッキボルト21への接続位置を上下に変更可能とな
っている。
【0026】取付部本体18c,18dは、略矩形板状
に形成され、接続部18bの昇降路2の中心部側および
ガイドレール3aに隣接するガイドレール3c側に配置
された端縁部から下方に向けて突設されている。これら
の取付部本体18c,18dは、ボルト10aとナット
10bにより目板9cと共にガイドレール3a,3cの
上レール部材8bおよび中間レール部材8cに締結(共
締)されている。この取付部本体18c,18dと目板
9cとの締結は、取付部本体18c,18dに設けられ
た不図示の貫通孔を介して行われている。
【0027】これにより取付部18は、目板9cをボル
ト23aとナット23bとを介して取付部本体18c,
18dに取り付けられて支持し、目板9cにかかる上レ
ール部材8bおよびこの上レール部材8bが支持する荷
重、つまり巻上機7および主ロープ6の荷重、主ロープ
6を介して巻上機7にかかるかご枠5および釣り合いお
もり15の荷重を支持している。
【0028】上述した荷重受けブラケット16bは、図
10および図11に示すように、上記荷重受けブラケッ
ト16aと同様に、昇降路2の壁面に固定されているブ
ラケット本体24と、このブラケット本体24に上下に
移動可能に支持されている取付部25とからなる。
【0029】ブラケット本体24は、左右一対のベース
部24a,24bが、四隅に配置されている部分に不図
示のアンカーボルト19により昇降路2壁面に締結・固
定されている。このブラケット本体24の昇降路2壁面
への固定は、上記荷重受けブラケット16aと同様に、
不図示の締結用穴を介して行われている。このブラケッ
ト本体24は、ベース部24a,24bの上、下の各間
に、それぞれ昇降路2内部側に突出する長孔26を有し
た上突出板27a,27bおよび下突出板27a,27
bが設けられている。このブラケット本体24は、上突
出板27a,27b間に荷重受けプレート29が架設さ
れ、下突出板28a,28b間にガイドレール3bの開
止め部材30が架設されている。
【0030】荷重受けプレート29は、コ字状に形成さ
れて対向する両側板29a,29bがそれぞれ上突出板
27a,27b上に載置されている。この荷重受けプレ
ート29は、側板29a,29bの両側端縁部から下側
に向けて取付板29c,29dが延設されている。この
荷重受けプレート29は、取付板29c,29dが上突
出板27a,27bの長孔28を介してその上突出板2
7a,27bボルト31と不図示のナットにより締結さ
れて固定されている。
【0031】この荷重受けプレート29は、側板29
a,29bの先端上面からそれぞれ上方に向けてジャッ
キボルト21,21が立設されている。これらのジャッ
キボルト21,21にはそれぞれナット部材22が上下
移動可能に螺合されている。
【0032】取付部25は、ジャッキボルト21,21
に挿通される挿通孔25aを有した一対の接続部25
b,25cと、これらの接続部25b,25c間に設け
られてガイドレール3bが取り付けられる取付部本体2
5dとからなる。接続部25b,25cは、上記荷重受
けブラケット16aと同様に挿通孔25aにブラケット
本体24のジャッキボルト21が挿通され、ジャッキボ
ルト21に螺合されているナット部材22が上下移動す
ることによりジャッキボルト21への接続位置を上下に
変更可能となっている。
【0033】取付部本体25dは、接続部25b,25
c間に一体に成形された略矩形板状となっており、ボル
ト32aとナット32bとにより複数のレールクリップ
33が表面に支持されている。これらのレールクリップ
33は、ボルト32aを締められることによりガイドレ
ール3bの端縁部を取付部本体25dの表面と共に狭持
し、取付部本体25dにガイドレール3bの中間レール
部材8cの上端部が取り付けている。
【0034】また、取付部25は、取付部本体25dの
上端縁が上レール部材8bと中間レール部材8cとの間
に取り付けられている目板9cの下端縁に当接してお
り、これによりボルト10aを介して目板9cにかかる
上レール部材8bおよびこの上レール部材8bが支持す
る荷重、つまり主ロープ6の一端にかかるかご枠5の荷
重を支持している。
【0035】荷重受けブラケット16cは、上記荷重受
けブラケット16a,16bと同様に、昇降路2の壁面
に固定されているブラケット本体34と、このブラケッ
ト本体34に上下に移動可能に支持されている取付部3
5とからなる。
【0036】ブラケット本体34は、図9および図10
に示すように、矩形板状に形成されて四隅をアンカーボ
ルト19により昇降路2壁面に締結されて固定されてい
る。このブラケット本体34の昇降路2壁面への締結・
固定は、上記荷重受けブラケット16a,16bと同様
に、締結用孔34a,34aを介して行われている。こ
のブラケット本体34は、幅方向の一側端縁部の表面に
昇降路2内部側に突出した突出板34bが一体に設けら
れている。この突出板34bは、上下方向に沿っている
と共に相互に対向する一対の縦板34c,34dが、ブ
ラケット本体34に沿ってその中心側に向けて設けられ
ている。これらの縦板34c,34dは、対向する面に
それぞれ複数のボルト31とナットにより補強用板(い
ずれも不図示)が取り付けられている。そして、縦板3
4c,34dの上端には、荷重受けプレート37,37
がそれぞれ溶接などにより固着されている。荷重受けプ
レート37,37の上面には、ナット部材22が上下移
動可能に螺合されているジャッキボルト21,21が立
設されている。
【0037】取付部35は、ジャッキボルト21に挿通
される挿通孔35aを有した一対の接続部35b,35
cと、これらの接続部35b,35c間に設けられてガ
イドレール3dが取り付けられる取付部本体35dとか
らなる。接続部35b,35cは、上記荷重受けブラケ
ット16bと同様に挿通孔35aにブラケット本体34
のジャッキボルト21が挿通され、ジャッキボルト21
に螺合されているナット部材22が上下移動することに
よりジャッキボルト21への接続位置を上下に変更可能
となっている。
【0038】取付部本体35dは、接続部35b,35
c間に一体に成形された略矩形板状となっており、ボル
ト32aとナット32bとにより複数のレールクリップ
33が表面に支持されており、それらのレールクリップ
33により中間レール部材8cの上端部を取り付けられ
ている。
【0039】また、取付部35は、取付部本体35dの
上端縁が上レール部材8bと中間レール部材3cとの間
に取り付けられている目板9cの下端縁に当接してお
り、ボルト10aを介して目板9cにかかる上レール部
材8bおよびこの上レール部材8bが支持する荷重、つ
まり主ロープ6の他端にかかる釣り合いおもり15の荷
重を支持している。
【0040】以下、本実施形態のエレベータの据え付け
の一具体例について図面を参照して説明する。エレベー
タの据付を行う際には、図11および図12に示すよう
に、昇降路2最上部にこの昇降路2最上部での作業を行
うための据付用足場38を設置し、その据付用足場38
からエレベータ設置の基準となる図示しないピアノ線を
張設すると共に、揚重設備としてのウィンチ39を昇降
路2の天井に取り付け、そのウィンチ39にウィンチワ
イヤ39aを掛ける。そして、かご枠5側のガイドレー
ル3a,3bの下レール部材8aを固定し、ウィンチ3
9により中間レール部材8c,8dを吊り上げて下レー
ル部材8a上に連結し、中間レール部材8c,8d上に
上レール部材8bを連結してガイドレール3a,3bを
昇降路2内に配設する。
【0041】下レール部材8aの固定は、図11に示す
ように、ピアノ線により設定した基準に合わせてピット
部2a底面にピットベース11aを設置し、このピット
ベース11a上にかご枠5用の下レール部材8aを取り
付けると共にその下レール部材8aをレールブラケット
12a,12bにより昇降路2の壁面に固定することで
行われる。同様にしてピットベース11bを設置した後
に、釣り合いおもり15側のガイドレール3c,3dの
下レール部材8a,8aも固定する。
【0042】ここで、昇降路2のピット部2aに固定さ
れたガイドレール3a,3bの下レール部材8aに係合
する状態でかご枠5を組み立て、このかご枠5にかご床
を取り付けて作業足場4を形成する。この作業足場4に
は、図1および図11に示すように、外周縁に沿って安
全手すり4aを、この安全手すり4aの上端に防護天井
4bを、安全手すり4aの釣り合いおもり15に対応す
る部分にその釣り合いおもり15との接触を防止するた
めの接触防止幕4cなどを設ける。また、作業足場4に
は、かご枠5を巻上機7により昇降させるための運転用
スイッチ4dを設置する。そこで、下レール部材8a上
に中間レール部材8c,8dを連結する。
【0043】ガイドレール3a,3cの下レール部材8
a上に中間レール部材8c,8dを連結する際には、予
め据付用足場38から荷重受けブラケット16a〜16
cを昇降路2最上部の壁面の上レール部材8bの下端と
なる位置に固定しておく。なお、荷重受けブラケット1
6a〜16cの固定は、ピアノ線により設定した基準に
合わせて行われる。
【0044】また、上レール部材8bの下側に連結され
る中間レール部材8cには、図示しないが上端部に目板
9cの下部をボルト10aとナット10bとにより取り
付ける。この状態では、図11に示すように、中間レー
ル部材8cの上端から目板9cの上部が突出している。
そこで、ウィンチ39により吊り上げながら、この吊り
上げられた中間レール部材8cの下端に他の中間レール
部材8dの上端を連結して一本化し、これに伴って各レ
ール部材8c,8d間に目板9bを取り付ける。
【0045】このように一本化して吊り上げたレール部
材8c,8dの下端を、図1および図12に示すよう
に、昇降路2のピット部2aにおいて固定されている下
レール部材8aの上端に連結すると共にそれらの下レー
ル部材8aと中間レール部材8dとの間に目板9aを取
り付ける。また、据付用足場38において中間レール部
材8cの上端に取り付けられている目板9cを、図13
に示すように、荷重受けブラケット16aの取付部18
の取付部本体18c,18dにボルト10aとナット1
0bとにより締結して取り付ける。
【0046】また、ガイドレール3c,3dにあって
は、図8,図10および図14,図15に示すように、
吊り上げた中間レール部材8c,8dの上端部を、荷重
受けブラケット16b,16cの取付部25,35の取
付部本体25d,35dにそれらの表面とレールクリッ
プ33とにより端縁部を狭持させることにより取り付け
る。
【0047】これによりガイドレール3a〜3dは、下
レール部材8a上に中間レール部材8c,8dが連結さ
れる。ここで、各ガイドレール3a〜3dは、図13〜
図15に示すように、取付部18,25,35がそれぞ
れナット部材22を回転させることにより上方に移動さ
れ、中間レール部材8c,8dの上端が引っ張られる。
すると、各ガイドレール3a〜3dは、中間レール部材
8c,8dの下端が下レール部材8aに取り付けられて
いるので、その下レール部材8aと荷重受けブラケット
16a〜16cとの間でそれぞれ張設される。そこで、
中間レール部材8c上には上レール部材8bを連結す
る。
【0048】ガイドレール3a,3cの上レール部材8
bを中間レール部材8c上に連結する際には、図12に
示すように、上レール部材8bを据付用足場38から昇
降路2の最上部の壁面にレールブラケット12c,12
dにより固定して下端を中間レール部材8cの上端に接
するように配置する。そこで、図4および図5に示すよ
うに、上レール部材8bの下端部をボルト10a,43
aとナット10b,43bとにより目板9cの上部に取
り付け、上レール部材8bの芯だしを行う。このとき、
目板9cは、上レール部材8bの荷重をボルト10aを
介して支持するようにする。
【0049】また、ガイドレール3b,3dにあって
は、図7〜図10および図12に示すように、上レール
部材8bを据付用足場38から昇降路2の最上部の壁面
にレールブラケット12c,12dにより固定して下端
を中間レール部材8cの上端に接するように配置した後
に、上レール部材8bの下端部とその下の中間レール部
材8cの上端部との間にボルト10aとナット10bと
により目板9cに取り付け、上レール部材8bの芯だし
を行う。このとき、目板9cは、上レール部材8bの荷
重をボルト10aを介して支持するようにすると共に、
下端縁が荷重受けブラケット16b,16cの取付部2
5,35の取付部本体25d,35d上端縁に当接され
て設置される。このようにしてガイドレール3a〜3d
は、上、下部が固定されて昇降路2内に配設される。
【0050】次に、据付用足場38から昇降路2の最上
部での各種据付作業を行う。この据付用足場38での据
付作業においては、図1および図2に示すように、ガイ
ドレール3aの上レール部材8bの上端部に巻上機7や
調速機13を取り付け、ガイドレール3b,3dの上レ
ール部材8bの上端部にそれぞれロープヒッチ14を取
り付け、図示しない回生抵抗などの昇降路2上部の機器
類の取り付けなどの作業を行う。
【0051】さらに、据付用足場38からは、主ロープ
6のロープ掛けも行う。すなわち、ウィンチ39により
釣り合いおもり15を昇降路2の最上部まで吊り上げ、
巻上機7の駆動シーブに主ロープ6を巻き掛けると共
に、その主ロープ6の両端をそれぞれかご枠5のシーブ
5aおよび釣り合いおもり15のシーブ16aに巻き掛
けてからガイドレール3b,3dに形成されているロー
プヒッチ14に固定する。これにより、かご枠5は主ロ
ープ6を介して巻上機7により昇降可能状態となる。な
お、釣り合いおもり15は予めピット部2aにおいてガ
イドレール3c,3d間に係合状態で組み立てておくと
共に、ガイドレール3c,3dには釣り合いおもり15
の外れ止め部材を取り付けておく。
【0052】この状態では、ガイドレール3aの上レー
ル部材8bが巻上機7を支持しており、巻上機7および
この巻上機7に巻き掛けられた主ロープ6などの荷重、
この主ロープ6を介して巻上機7にかかるかご枠5およ
び釣り合いおもり15などの荷重が、上レール部材8b
の荷重と共に巻上機7の支持部分よりも下側の目板9c
にかかっている。そして、その目板9cにかかる荷重
は、図4および図5に示すように、荷重受けブラケット
16aの取付部18が、目板9cを取り付けられて支持
していることにより受けている。
【0053】また、ガイドレール3b,3dの上レール
部材8bが、図1および図2に示すように、それぞれロ
ープヒッチ14に固定された主ロープ6の両端を支持し
ており、それらの主ロープ6の両端にかかるかご枠5お
よび釣り合いおもり15の荷重が、上レール部材8bの
荷重と共に主ロープ6の両端の支持部分よりも下側の目
板9cにかかっている。そして、それらの目板9cにか
かる荷重は、図7〜図10に示すように、ガイドレール
3b,3dの中間レール部材8cの上端部を取り付けら
た荷重受けブラケット16b,16cの取付部25,3
5が、取付部本体25d,35dの上端縁をそれぞれ目
板9cの下端縁に当接されて支持することにより受けて
いる。
【0054】すなわち、各ガイドレール3a〜3dで
は、未固定の中間レール部材8c,8dが巻上機7およ
び主ロープ6などの荷重、主ロープ6を介して巻上機7
およびロープヒッチ14にかかるかご枠5、釣り合いお
もり15などの荷重を負担していない。この結果、かご
枠5または釣り合いおもり15の昇降の際には、各ガイ
ドレール3a〜3dがかご枠5または釣り合いおもり1
5を案内する荷重のみを負担することとなる。
【0055】次に、かご枠5の作業足場4に作業者が乗
り込み、かご枠5をスロー運転により昇降させ、図2の
二点差線に示すように、未固定の中間レール部材8c,
8dをレールブラケット12e,12fにより固定・芯
だしすると共に、各階の乗り場18に不図示の三方枠を
取り付けるなどの各種据付作業を行っていく。そして、
上レール部材8bの下側に連結されている中間レール部
材8cまで固定・芯だしを行ったら、荷重受けブラケッ
ト16a〜16cを取り外し、据付用足場38を解体す
る。その後、かご枠5の作業足場4から安全手すり4a
や接触防止幕4cなどを取り外し、かご枠5に不図示の
かご室を形成することによりエレベータの据え付けが完
了する。
【0056】本実施形態では、昇降路2最上部の壁面に
固定された荷重受けブラケット16aが、上部に巻上機
7を取り付けられたガイドレール3aの巻上機7の支持
部分よりも下側を取付部18に取り付けられることで、
そのガイドレール3aの上部を固定すると共に、巻上機
7および主ロープ6などの荷重、主ロープ6を介して巻
上機7にかかるかご枠5、釣り合いおもり15などの荷
重を受けるように構成されている。
【0057】また、荷重受けブラケット16b,16c
は、上部にロープヒッチ14を取り付けられたガイドレ
ール3b,3dのロープヒッチ14の取付部分、つまり
ロープヒッチ14に固定された主ロープ6両端の支持部
分よりも下側を取付部18に取り付けられることで、そ
のガイドレール3b,3dの上部を固定すると共に、主
ロープ6の両端にかかるかご枠5、釣り合いおもり15
などの荷重を受けるように構成されている。
【0058】すなわち、荷重受けブラケット16a〜1
6cでは、巻上機7および主ロープ6などの荷重、主ロ
ープ6を介して巻上機7およびロープヒッチ14にかか
るかご枠5、釣り合いおもり15などの荷重を受けてお
り、かご枠5を上、下部が固定されたガイドレール3
a,3bに案内させながら昇降させる際、ガイドレール
3a〜3dにかご枠5または釣り合いおもり15を案内
する荷重のみを負担させ、未固定の上、下部間に過度の
負担がかかる不具合を防止することができる。
【0059】さらに、本実施形態の荷重受けブラケット
16a〜16cでは、ガイドレール3a〜3dの上部を
取付部18,25,35に取り付けられることにより固
定し、巻上機7および主ロープ6などの荷重、主ロープ
6を介して巻上機7およびロープヒッチ14にかかるか
ご枠5、釣り合いおもり15などの荷重を受けるため、
それらの荷重受けのための作業を作業工数を多くするこ
となく行うことができる。
【0060】また、本実施形態の荷重受けブラケット1
6a〜16cでは、巻上機7および主ロープ6などの荷
重、主ロープ6を介して巻上機7およびロープヒッチ1
4にかかるかご枠5、釣り合いおもり15などの荷重
を、取付部18,25,35がガイドレール3a,3
b,3dの上レール部材8bとその下側に連結される中
間レール部材8cとの間に設けられた目板9cを支持す
ることにより受けている。このため、荷重受けブラケッ
ト16a〜16cでは、従来からある目板9cを利用し
て昇降手段の荷重、昇降手段にかかる荷重の支持を容易
に実現することができる。
【0061】また、荷重受けブラケット16aでは、ガ
イドレール3aの目板9cの支持を取付部18に目板9
cを取り付けることにより行われるため、その目板9c
の支持を容易に、かつ確実に行うことができる。
【0062】さらに、荷重受けブラケット16b,16
cにあっては、ガイドレールb,3dの目板9cの支持
を、取付部25,35にそれぞれガイドレール3b,3
dの中間レール部材8cの上端部を取り付けると共に、
それらの中間レール部材8cの上端部に配置されている
目板9cの下端縁を取付部本体25d,35dの上端縁
に当接させることで行っている。このため、果樹受けブ
ラケット16b,16cでは、の目板9cの支持を、よ
り容易に、かつ確実に行うことができる。
【0063】また、本実施形態の荷重受けブラケット1
6aは、ガイドレール3aの上部に加えてそのガイドレ
ール3aに隣接したガイドレール3cの上部を取付部1
8に取り付けられることにより、ガイドレール3a,3
c間で共用されているため、部品点数を削減することが
でき、かつ据付作業の作業工数を低減して作業効率を向
上することができる。
【0064】また、本実施形態の荷重受けブラケット1
6a〜16cでは、ガイドレール3a〜3dを配設する
際、下部を固定・芯だしされたガイドレール3a〜3d
の上部を取付部18,25,35に取り付けられた状態
で、それらの取付部18,25,35が上方に移動され
ることによりガイドレール3a〜3dを張設することが
できる。
【0065】このため、本実施形態の荷重受けブラケッ
ト16a〜16cでは、ガイドレール3a〜3dの荷重
を支持することができ、巻上機7および主ロープ6の荷
重、主ロープ6を介して巻上機7およびロープヒッチ1
4にかかるかご枠5、釣り合いおもり15などの荷重を
確実に受けることができる。
【0066】さらに、荷重受けブラケット16a〜16
cでは、ガイドレール3a〜3dの荷重受けブラケット
の上部の固定を確実に行うために、ガイドレール3a〜
3dの上部を荷重受けブラケット16a〜16cに取り
付け、それらの荷重受けブラケット16a〜16cへの
取付部分よりも上側を昇降路2の壁面に固定・芯だしし
ても、ガイドレール3a〜3dを予め張設しておけば未
固定の上、下部間の固定・芯だしした際にガイドレール
3a〜3dの長さが変わるようなことがなく、すでに固
定・芯だしされた上部を再度固定・芯だしするような不
具合を防止することができる。
【0067】(第2実施形態)以下、本発明にかかる荷
重受けブラケットの第2実施形態について図面を参照し
て説明する。図16は、本発明にかかる荷重受けブラケ
ットの第2実施形態の概略構成を示す側面図である。
【0068】図16に示すように本実施形態の荷重受け
ブラケット40は、昇降路2の壁面に固定されているブ
ラケット本体41と、このブラケット本体41にそれぞ
れ上下に移動可能に支持されている上、下取付部42,
43とで形成したものである。
【0069】ブラケット本体41は、上記実施形態の荷
重受けブラケット16aと同様に図示しないアンカーボ
ルト19により昇降路2壁面に締結・固定されている。
このブラケット本体41は表面に昇降路2内部側に突出
する突出部41aが一体に設けられ、この突出部41a
には上、下面からそれぞれ上方および下方に向けてジャ
ッキボルト21a,21bが立設されている。これらの
ジャッキボルト21a,21bには、それぞれナット部
材22が上下移動可能に螺合されている。
【0070】上取付部42は、ジャッキボルト21aに
挿通される挿通孔42aを有した接続部42bと、この
接続部42bから上方に向けて突設されてガイドレール
3aの上レール部材8bの下端部が取り付けられている
取付部本体42cとからなる。接続部42bは、挿通孔
42aにブラケット本体41のジャッキボルト21aが
挿通され、下面にジャッキボルト21aに螺合されてい
るナット部材22が当接しており、そのナット部材22
の位置に応じたジャッキボルト21aの所定の上下位置
に支持されている。そして、接続部42bは、ナット部
材22が上下移動することによりジャッキボルト21a
への接続位置を上下に変更可能となっている。
【0071】取付部本体42cは、略矩形板状に形成さ
れ、接続部42bの昇降路2の中心部側に配置された端
縁部から上方に向けて突設されている。この取付部本体
42cは、不図示のボルトとナットにより上レール部材
8bの下端部または中間レール部材8cの上端部が締結
されて取り付けられている。これにより上取付部42
は、上レール部材8bおよびこの上レール部材8bが支
持する荷重、つまり巻上機7および主ロープ6を介して
巻上機7にかかるかご枠5および釣り合いおもり15の
荷重を支持している。
【0072】また、下取付部43は、上記取付部42と
略同様に構成されている。すなわち、下取付部43は、
挿通孔43aにブラケット本体41のジャッキボルト2
1bが挿通された接続部43bが、下面に当接している
ナット部材22によりジャッキボルト21bへの接続位
置を上下に変更となっており、その接続部43bに設け
られた取付部本体43cにガイドレール3aの中間レー
ル部材8bの上端部が取り付けられている。なお、図示
しないが、ガイドレール3b〜3dに取り付けられる荷
重受けブラケットも上記荷重受けブラケット40と同様
に構成されている。
【0073】また、本実施形態のエレベータの据付方法
は、上記実施形態と略同様であり、主な相違点はガイド
レール3aの上部を荷重受けブラケット40に取り付け
て固定するときの手順である。
【0074】ガイドレール3aの上部を固定するときに
は、図示しないが、予め一本化してウィンチ31により
吊り上げたレール部材8c,8dの下端を、昇降路2の
ピット部2aにおいて固定されている下レール部材8a
の上端に連結すると共に、中間レール部材8cの上端部
を荷重受けブラケット40の下取付部43の取付部本体
43cに不図示のボルトとナットとにより締結して取り
付ける。
【0075】ここで、各ガイドレール3a〜3dは、下
取付部43がそれぞれ上方に移動されることにより、中
間レール部材8c,8dの上端が引っ張られる。する
と、各ガイドレール3a〜3dは、中間レール部材8
c,8dの下端が下レール部材8aに取り付けられてい
るので、その下レール部材8aと荷重受けブラケット1
6a〜16cとの間でそれぞれ張設される。そこで、中
間レール部材8c上には上レール部材8bを固定する。
【0076】ガイドレール3a〜3dの上レール部材8
bを中間レール部材8c上に固定する際には、上レール
部材8bを据付用足場38から昇降路2の最上部の壁面
にレールブラケット74a,74bにより行われる。こ
こで、レールブラケット74a,74bは、レールクリ
ップ33を用いたものであり、レールクリップ33を支
持しているボルト32aを緩めることにより上レール部
材8bを上下にスライド可能とする。
【0077】このとき、上レール部材8bは、その下端
を中間レール部材8cの上端との間に隙間を有するよう
に配置し、その下端部をボルトとナットとにより荷重受
けブラケット40の上取付部42の取付部本体42cに
取り付ける。そこで、上レール部材8bの芯だしを行
い、ガイドレール3aの上部を固定したこととなる。な
お、ガイドレール3b〜3dも同様に上部を固定する。
【0078】そして、上記実施形態と同様に、据付用足
場38から上レール部材8bへの巻上機7の取り付けや
主ロープ6のロープ掛けなどの昇降路2最上部での据付
作業を行った後、かご枠5をスロー運転により昇降さ
せ、未固定の中間レール部材8c,8dをレールブラケ
ット12e〜12gにより固定・芯だしなどの各種据付
作業を行っていく。
【0079】中間レール部材8cまで固定・芯だしを行
ったら、上レール部材8bの下端を中間レール部材8c
の上端に連結する。上レール部材8bの下端を中間レー
ル部材8cの上端に連結する際には、上レール部材8b
を固定しているレールブラケット12c,12dのボル
ト32aを緩めることにより植えレール部材8bを上下
にスライド可能状態とする。そこで、荷重受けブラケッ
ト40の上取付部42を下方に移動させ、上レール部材
8bを下方に移動させることにより、その上レール部材
8bの下端を中間レール部材8cの上端に連結する。そ
の後、レールブラケット12c,12dのボルト56a
を締めて上レール部材8bを再度固定・芯だしし、ガイ
ドレール3aを完全に固定する。また、ガイドレール3
b〜3dも同様に完全に固定する。
【0080】本実施形態の荷重受けブラケット40にお
いても、上記実施形態と同様の作用および効果を奏する
ことができる。
【0081】以上、本発明にかかる荷重受けブラケット
の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、構成の要素に付随する各種の設計変
更が可能である。上記実施形態では、昇降手段としてガ
イドレール3aの上部に巻上機7を支持させると共に、
その巻上機7に巻き掛けられている主ロープ6の両端を
ガイドレール3b,3dにより支持させていた場合であ
ったが、例えば、巻上機を昇降路2のピット部2aに設
置し、ガイドレール3aの上部に巻上機7に従動する上
部シーブを取り付けた場合にでもよい。
【0082】また、上記実施形態では、主ロープ6のロ
ーピングが、ガイドレール3aの上部に取り付けられた
巻上機7に巻き掛けられた主ロープ6の両端が、かご枠
5および釣り合いおもり15を介してガイドレール3
b,3dのロープヒッチ14に固定される2対1ローピ
ングの場合であったが、巻上機7に巻き掛けられた主ロ
ープ6の両端をそれぞれかご枠5および釣り合いおもり
15に固定する1対1ローピングの場合であってもよ
い。
【0083】また、上記実施形態の荷重受けブラケット
16aでは、目板9cが取付部本体18c,18dに取
り付けられるように構成されていたが、例えば、荷重受
けブラケット16b,16cのように取付部本体に中間
レール部材8cの上端部が取り付けられ、その取付部本
体の上端縁を目板9cの下端縁に当接させるように構成
してもよい。
【0084】逆に、荷重受けブラケット16b,16c
では、取付部本体25d,35dに中間レール部材8c
の上端部が取り付けられ、それらの取付部本体25d,
35dの上端縁を目板9cの下端縁に当接させるように
構成されていたが、例えば、荷重受けブラケット16a
のように目板9cが取付部本体に取り付けられるように
構成してもよい。
【0085】また、荷重受けブラケットは、ガイドレー
ル3a〜3dを完全に固定した後に昇降路2から取り外
されるが、ガイドレール3a〜3dを固定しても昇降路
2から取り外すことなく、本設用のブラケットとして用
いてもよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、昇
降路上部の壁面に固定された荷重受けブラケットが、昇
降手段を支持しているガイドレールの昇降手段の支持部
分よりも下側を取付部に取り付けられることで、そのガ
イドレールの上部を固定すると共に、昇降手段の荷重お
よび昇降手段にかかる荷重を受けることができる。この
ため、かご枠を上、下部が固定されたガイドレールに案
内させながら昇降させる際には、上部に昇降手段を支持
しているガイドレールにかご枠などを案内する荷重のみ
を負担させることができ、未固定の上、下部間に過度の
負担がかかる不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる荷重受けブラケットの第
1実施形態が設けられている昇降路の概略構成を示す斜
視図である。
【図2】図2は、図1に示す昇降路の断面図である。
【図3】図3は、図1に示す荷重受けブラケットが設け
られている昇降路上部の斜視図である。
【図4】図4は、図3に示す据付装置に設けられている
荷重受けブラケットの概略構成の斜視図である。
【図5】図5は、図4に示す荷重受けブラケットの側面
図である。
【図6】図6は、図4に示す荷重受けブラケットの平面
図である。
【図7】図7は、図3に示す据付装置に設けられている
別の荷重受けブラケットの概略構成の斜視図である。
【図8】図8は、図7に示す荷重受けブラケットの側面
図である。
【図9】図9は、図3に示す据付装置に設けられている
別の荷重受けブラケットの概略構成の斜視図である。
【図10】図10は、図9に示す荷重受けブラケットの
側面図である。
【図11】図11は、昇降路内にガイドレールが配設す
るときの昇降路の断面図である。
【図12】図12は、昇降路内にガイドレールを配設し
た状態を示す昇降路の断面図である。
【図13】図13は、図4に示す荷重受けブラケットに
ガイドレールを固定するときの荷重受けブラケットの側
面図である。
【図14】図14は、図7に示す荷重受けブラケットに
ガイドレールを固定するときの荷重受けブラケットの側
面図である。
【図15】図15は、図9に示す荷重受けブラケットに
ガイドレールを固定するときの荷重受けブラケットの側
面図である。
【図16】図16は、本発明にかかる荷重受けブラケッ
トの第2実施形態の概略構成を示す側面図である。
【図17】図17は、従来のエレベータの据付方法に用
いられている据付装置を示す斜視図である。
【図18】図18は、従来の別のエレベータの据付方法
に用いられている据付装置を示す斜視図である。
【図19】図19は、図18に示す据付方法においてガ
イドレールを昇降路内に配設するときの斜視図である。
【符号の説明】
2 昇降路 3a,3b,3c,3d ガイドレール 4 作業足場 5 かご枠 6 主ロープ(昇降手段) 7 巻上機(昇降手段) 8a,8b,8c,8d レール部材 9a,9b,9c 目板 16a,16b,16c 荷重受けブラケット 17,24,34 ブラケット本体 18,25,34 取付部
フロントページの続き (72)発明者 藤井 友一 東京都府中市東芝町1番地 東芝エレベー タ株式会社府中工場内 (72)発明者 阿部 勝人 東京都府中市東芝町1番地 東芝エレベー タ株式会社府中工場内 (72)発明者 水上 岳人 東京都府中市東芝町1番地 東芝エレベー タ株式会社府中工場内 (72)発明者 ▲高▼村 尚宏 東京都府中市東芝町1番地 東芝エレベー タ株式会社府中工場内 (72)発明者 簑原 智行 東京都府中市東芝町1番地 東芝エレベー タ株式会社府中工場内 (72)発明者 西田 善雄 東京都府中市東芝町1番地 東芝エレベー タ株式会社府中工場内 Fターム(参考) 3F305 BA02 BD07 BD09 DA05 DA21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のガイドレールが昇降路内に上、
    下部を固定して配設され、作業足場が形成されたかご枠
    を昇降させるための昇降手段が前記ガイドレールの上部
    に支持されている据付装置に用いられ、前記ガイドレー
    ルの上部を固定するための荷重受けブラケットであっ
    て、 前記昇降路上部の壁面の所定位置に固定されるブラケッ
    ト本体と、このブラケット本体に設けられて前記ガイド
    レールを取り付けられる取付部とで形成され、 前記取付部が前記ガイドレールの上部の前記昇降手段の
    支持部分より下側を取り付けられ、前記ガイドレールの
    上部を固定すると共に前記昇降手段の荷重およびこの昇
    降手段にかかる荷重を受けることを特徴とする荷重受け
    ブラケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の荷重受けブラケットであ
    って、 前記ガイドレールは、複数のレール部材が連結されてこ
    れらのレール部材間の連結が目板により保持されてな
    り、前記昇降手段を前記昇降路上部に配置される上レー
    ル部材で支持していると共に、前記上レール部材の下端
    部とその上レール部材の下側に連結される中間レール部
    材の上端部との間に設けられている目板に前記昇降手段
    の荷重がかかっており、 前記取付部は、前記上レール部材と前記中間レール部材
    との間の前記目板を支持していることを特徴とする荷重
    受けブラケット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の荷重受けブラケットであ
    って、 前記取付部は、前記上レール部材と前記中間レール部材
    との間に設けられている前記目板を取り付けられること
    により支持することを特徴とする荷重受けブラケット。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の荷重受けブラケットであ
    って、 前記取付部は、前記中間レール部材の上端部を取り付け
    られて前記上レール部材と前記中間レール部材との間に
    設けられている前記目板の下側に配置されると共に、上
    端縁が前記目板の下端縁に当接することにより前記目板
    を支持することを特徴とする荷重受けブラケット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の荷重受けブラケットであって、 前記複数のガイドレールの内、前記かご枠用のガイドレ
    ールと前記釣り合いおもり用のガイドレールとが隣接し
    て配置されており、それらの隣接したガイドレールの上
    部を前記取付部が共用に取り付けられることを特徴とす
    る荷重受けブラケット。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の荷重受けブラケットであって、 前記取付部は、前記ブラケット本体に上下に移動可能に
    支持され、前記ガイドレールの上部を取り付けられて上
    方に移動することにより前記ガイドレールを張設可能と
    することを特徴とする荷重受けブラケット。
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