JP2003272430A - 実装回路装置 - Google Patents

実装回路装置

Info

Publication number
JP2003272430A
JP2003272430A JP2002016382A JP2002016382A JP2003272430A JP 2003272430 A JP2003272430 A JP 2003272430A JP 2002016382 A JP2002016382 A JP 2002016382A JP 2002016382 A JP2002016382 A JP 2002016382A JP 2003272430 A JP2003272430 A JP 2003272430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
light bulb
base
light source
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002016382A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Nagano
正光 長野
Ujiyasu Kihara
氏康 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Harison Toshiba Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harison Toshiba Lighting Corp filed Critical Harison Toshiba Lighting Corp
Priority to JP2002016382A priority Critical patent/JP2003272430A/ja
Publication of JP2003272430A publication Critical patent/JP2003272430A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源装置のみを着脱・交換できる実装回路装
置の提供。 【解決手段】 実装用の貫通孔10c及び接続端子10
a,10bを備えた配線基板10と、前記貫通孔10a
に嵌合的に装着され、接続端子10a,10bに接続さ
れた光源装置とを有する実装回路装置であって、光源装
置が無口金電球5を嵌合装着し、リード線5b,5cを
外側壁面に導出するベース6を有する電球装置と、前記
ベース6を着脱自在に嵌合装着する装着孔7aが開口す
る装着部本体7の側壁部に配設され、電球装置の導出さ
れたリード線5b,5cと摺動的に対接し、一端面側に
導出された導電性接触部8a,8bに連接して一体的に
配設された半田付け端子9a,9bを有する電球装置装
着部とで構成され、かつ電球装置装着部の半田付け端子
9a,9bを配線基板10の接続端子10a,10bに
半田付け11接続してあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装回路装置に係
り、さらに詳しくは無口金電球を光源とした光源部のみ
着脱・交換が可能に構成された実装回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動車など車輌類のメーターパ
ネル、あるいはホームビデオの表示パネルなど、各種電
子機器類の表示盤などにおいては、一般的に、表示用や
照明用などの光源として、図9に概略構成を断面的に示
すような無口金電球(圧潰封止形もしくはビードシール
形の小形電球)が使用されている。すなわち、図9に実
装回路装置の構成の一部を断面的に示すごとく、無口金
電球1、すなわち圧潰封止形もしくはビードシール形な
どの小形電球1を通電端子付きのソケット(ベース)2
に装着し、このベースを車輌用計器盤の表面に配置した
配線基板(印刷配線板)3の接続・装着部に組み込み、
対応するリード線を半田付け(実装)4し、前記車輌用
計器盤の表示もしくは照明用光源として機能させている
(公開実用新案公報平1−103251号)。
【0003】図9において、1aは発光用フィラメン
ト、1b,1cは前記発光用フィラメント1aを先端部
に継線する一対のリード線(導入線)である。また、1
dは前記発光用フィラメント1aを気密に封装する一
方、圧潰封止1e形にリード線1b,1cの一端側を気
密導出させたガラスバルブである。なお、ここで、無口
金電球1は、封止部をピンチャーなどで強制的に潰して
封止化1eする形を採る代わりに、リード線1b,1c
同士を離隔絶縁するように配置したビードガラスを、ガ
ラスバルブ1dの端部に位置決めし、相互もしくは一方
を溶融させてビードシール形の封止に構成する場合もあ
る。
【0004】そして、上記無口金電球1は、一般的に、
封止部1eを嵌合装着するとともに、リード線1b,1
cをベース底面2a側に挿通・導出するベース2が使用
される。ここで、ベース2は、その底面2a側に挿通・
導出されたリード線1b,1cが外側壁2bに沿って、
各別に折り曲げ(捲き回し)配置・導出された構成とな
っている。つまり、無口金電球1は、ベース2が口金の
役割をなして外部接続端子に電気的に接続する構成を採
っている。
【0005】また、配線基板3に対する無口金電球1の
搭載・実装は、次のように行われている。すなわち、配
線基板3において配線回路の一部を成す接続端子(ラン
ド)3a,3bに、ベース2の底面2a側に挿通・導出
され、かつ折り曲げられた(捲き回された)リード線1
b,1cを位置合わせし、半田付け4によって電気的な
接続及び機械的な固定がなされている。なお、ベース2
の底面2a側に挿通・導出され、かつ折り曲げられたリ
ード線1b,1cは、図示を省略した係止溝内に配置し
て平坦面を形成する構成を採るが、係止溝を省略する場
合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記無
口金電球(ビードシール形もしくは圧潰封止形の小形電
球)1を光源とした光源装置を実装部品とした実装回路
装置の場合は、次のような不都合がある。すなわち、上
記図9に図示したよう構成を採った実装回路装置では、
計器類の組立工程、組立後の搬送・装着工程、あるいは
車輌に装着後の駆動過程などで、無口金電球(光源)1
が破損ないし損傷を起こし、無口金電球1の交換を必要
とする場合がある。
【0007】換言すると、光源装置の主要部を成す無口
金電球1は、肉薄なガラス製で機械的な衝撃によって破
壊する懸念があり、また、発光用フィラメント1aがタ
ングステン細線のため断線する恐れもあり、取り扱い操
作中に、所要の光源機能を果たし得なくなる場合が発生
する。こうした問題に対しては、無口金電球1自体ない
し光源装置の交換で対応することになる。つまり、従来
の小形電球装置(光源装置)では、ベース2の底面2a
側に導出されたリード線1b,1cが、配線基板3のラ
ンド3a,3bに対して半田付け4されているため、交
換に当たっては、半田鏝などの使用によって、半田付け
4を溶融・開放して取り外すことになる。
【0008】しかし、上記半田付け4の溶融・開放によ
る取り外しは、実装回路装置の補修操作が煩雑であるば
かりでなく、ときには実装回路装置の破棄ともなる。つ
まり、光源装置に関する補修操作の煩雑性は、応急の対
応困難さとなって、実装回路装置自体の実用・可動化な
いし機能低下を招来する。また、光源装置の着脱・交換
に当たって、半田付け4の溶融・開放、及び再度の半田
付け4操作に伴う隣接する電子部品(図示省略)に対す
る熱の影響、あるいは近接する配線回路や電子部品側へ
の半田流れによるショートの発生なども懸念され、結果
的に、不良品化を招来する恐れもある。
【0009】本発明は、上記事情に対処して、光源装置
を半田付け・固定した場合でも、光源部を成す電球装置
のみを着脱・交換できる実装回路装置の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光源
装置実装用の貫通孔を有し、かつ少なくとも一主面に光
源装置実装用の接続端子を備えた配線基板と、前記配線
基板の貫通孔に嵌合的に装着され、かつ接続端子に接続
・配置された光源装置とを有する実装回路装置であっ
て、前記光源装置がガラスバルブから一対のリード線を
導出して成る無口金電球、及び前記無口金電球を嵌合装
着するとともにリード線をベース底面側から外側壁面に
各別に挿通・捲き回し導出するベースを有する電球装置
と、前記電球装置のベース側を着脱自在に嵌合装着する
装着孔が開口する装着部本体、前記装着部本体の側壁部
に配設され、電球装置の捲き回し導出されたリード線と
摺動的に対接し、かつ一端面側に挿通・導出された導電
性接触部、及び前記導出された導電性接触部に連接し一
端面に一体的に配設された半田付け端子を有する電球装
置装着部とで構成され、かつ電球装置装着部の半田付け
端子を配線基板の接続端子に半田付け接続してあること
を特徴とする実装回路装置である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の実装回
路装置において、電球装置のベースが底面側から外側壁
面及び上面側に亘って各別にリード線を挿通・捲き回し
導出するように構成されていることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1もしくは請求
項2に記載の実装回路装置において、電球装置のガラス
バルブがベース嵌合装着部に亘ってカラーフィルターで
被覆されていることを特徴とする。
【0013】すなわち、請求項1ないし請求項3の発明
は、無口金電球(ビードシール形などの小形電球)を嵌
合装着するとともに、リード線をベース底面側、さらに
底面から外側壁面ないし上面に、各別に挿通・導出する
ベースを有する電球装置に対し、次のような電球装置装
着部を介挿・付設することにより、電球装置、強いては
無口金電球のみの着脱・交換を可能にしたことを骨子と
する。
【0014】より具体的には、電球装置のベース側が着
脱自在に装着される電球装置装着部を介挿・付設する構
成としている。ここで、電球装置装着部は、電球装置の
ベース側を嵌合装着する装着孔が開口しており、その側
壁部には、前記ベースから導出されたリード線と摺動的
に対接する導電性接触部が配設されている。また、前記
導電性接触部は、電球装置装着部の上端面あるいは底壁
面に導出された端部に、半田付け端子が一体的に配設さ
れている。
【0015】一方、配線基板においては、光源装置の電
球装置装着部を挿通ないし嵌合・装着できる貫通孔を有
している。そして、この貫通孔に電球装置装着部を挿着
ないし嵌合・装着すると共に、配線基板面に近接・配置
されている接続端子に、電球装置装着部の半田付け端子
を半田付け固定部として機能させ、電球装置の着脱・交
換を自在形化し、電球装置のみの選択的な交換を外部か
ら行えるようにしたものである。
【0016】請求項1ないし請求項3の発明において、
無口金電球(ビードシール形などの小形電球)は、車輌
用の計器盤などの表示用もしくは照明用の光源として使
用されているものである。たとえば直径数10μm程度
のタングステン線をコイル状に捲装して成る発光用フィ
ラメント、この発光用フィラメントを先端部に継線する
直径0.2〜0.5mm程度のジユメット線、もしくは
ニッケル被覆ジユメット線などを素材としたリード線、
外径2.5〜10mm程度(肉厚0.3〜0.5mm程
度)、全長3〜10mm程度のガラスバルブから成る構
成である。
【0017】請求項3の発明において、電球装置の構成
で、ベース嵌合装着部に亘ってガラスバルブの外周面を
被覆するカラーフィルターは、一般的に、キャップ形で
嵌合・装着方式で被覆される。ここで、カラーフィルタ
ーは、着色透明性ないし着色透光性、弾性、絶縁性を有
する素材、たとえばシリコーンゴム製の一端開口の有底
筒状体である。より具体的には、封止側の内面形状が無
口金電球のガラスバルブ外周形状に沿って、また、開口
側がベースの嵌合装着部の外形に沿って形成されてい
る。なお、開口側の内径は、一般的に、ベース筒部の外
形よりも小さくし、ベース筒部を圧入装着する形式が採
られる。
【0018】請求項1ないし請求項3の発明において、
ベースは、一般的に、絶縁性のゴム類や合成樹脂類を素
材とした成形体で、無口金電球の封止部など、リード線
導出側を嵌合装着する一端が開口する筒部を備えてい
る。また、無口金電球を嵌合装着したとき、ベース底面
側にリード線を挿通・導出できるように、要すれば、ベ
ース底面にリード線挿通孔を有している。さらに、ベー
ス外側壁には、前記挿通・導出されたリード線を配置・
導出するため、リード線係止溝が設けられている。な
お、リード線をベース上面まで延設・配置すると、リー
ド線の機械的な支持・一体化が強化される。
【0019】ここで、リード線係止溝は、一般的に、ベ
ースの底面及びベース外側壁に沿って、さらには上面側
まで延設して連続的に、かつリード線に対応して対とし
て形設されるが、このリード線係止溝を省略しても、本
質的には支障ない。なお、ベース側壁面には、電球装着
部にベース嵌合固定係止爪を配置し、これに対応させて
凹部を設けておくことが好ましい。
【0020】請求項1ないし請求項3の発明において、
電球装置装着部は、一般的に、絶縁性で、機械的な強度
や耐熱性などがすぐれた合成樹脂類を素材とした成形体
で、電球装置のベースを嵌合装着する開口を備えた構成
を採っている。また、この電球装置装着部の装着孔は、
電球装置のベース側を着脱自在に、嵌合・着脱できるよ
うに開口した一端封止形もしくは両端開口の筒状(装着
部本体)である。そして、その側壁部には、前記ベース
側壁面へ導出されたリード線と摺動的に対接するよう
に、導電性接触部が配設されている。
【0021】ここで、導電性接触部は、電球装置装着部
の上端面側もしくは底壁面側に挿通・導出され、さら
に、導出された導電性接触部に連接して上端面もしくは
底壁面に、電気的な接続ないし機械的な接続に関与する
半田付け端子が、一体的に配設された構成となってい
る。なお、導電性接触部は、一部を側壁内面に露出させ
た配置構成、側壁内面に沿わせた配置構成、あるいは側
壁の一部とする配置構成(導電性接触部が露出)などが
採られる。また、導電性接触部の導出は、厳密に上端面
もしくは底壁面でなく、上端面もしくは底壁面に近接し
た側壁部に導出させ、半田付け端子として有効に機能す
るように折り曲げ(捲き回し)加工し、要すれば、導電
性接触部の先端部を半田付け端子と兼用させてもよい。
【0022】請求項1ないし請求項3の発明において、
実装回路装置を構成する配線基板は、光源装置を嵌合・
装着できる貫通孔を有し、その貫通孔の近傍に接続端子
を備えている点で特徴付けられる。すなわち、光源装置
の実装態様が異なった構成を採る他は、基本的な構造、
回路設計などは、通常、車輌用の計器盤などに使用され
る配線基板の場合と同様で、計器盤などとしての機能な
いし性能を呈するため、所要の配線回路及び電子部品が
搭載・実装された構成を採っている。ここで、光源装置
の配線基板に対する実装は、実装用貫通孔に嵌合・配置
した状態で、半田付け端子を配線基板の上面側もしくは
下面側の接続端子に半田付け接合する。
【0023】
【発明の実施態様】以下、図1(a),(b),
(c),(d)、図2、図3、図4、図5(a),
(b),(c)、図6、図7及び図8(a),(b),
(c)を参照して実施例を説明する。
【0024】図1(a),(b)は、実施例に係る電球
装置の概略構成を示すもので、(a)は断面図、(b)
は裏面図である。また、図1(c),(d)は、電球装
置装着部の概略構成を示すもので、(c)は断面図、
(d)は裏面図、図2は光源装置の概略構成を示す断面
図である。
【0025】図1(a),(b)において、5は一対の
リード線(導入線)5b,5cを導出した無口金電球、
6は前記無口金電球5を嵌合装着するとともに、リード
線5b,5cを底面6a側に挿通・導出するベース、6
cは前記ベース6の底面6aから外側壁6bに各別にリ
ード線5b,5cを配置・導出するリード線係止溝であ
る。ここで、無口金電球5は、全長5mm、外径3mm
のビードシール形であり、また、ベース6は、内径3.
2mmの電球装着用の開口部6dを一端側に有し、底壁
6aにリード線5b,5cの挿通孔6eが設けられてい
る。そして、底壁6a側から導出されたリード線5b,
5cが、底壁面から外側壁6bに亘って設けられている
リード線係止溝6cに嵌合的に配置される構成となって
いる。
【0026】また、図1(c),(d)において、7は
前記電球装置のベース6側を着脱自在に嵌合装着する装
着孔7aが開口する一端封止形の装着部本体、8a,8
bは前記装着部本体7の側壁7b部に配設された導電性
接触部である。ここで、導電性接触部8a,8bは、た
とえば真鍮製の薄板片で、ベース6の外側壁6bにおい
て、リード線係止溝6cによって導出されたリード線5
b,5cと摺動的に、それぞれ対接するように装着部本
体7の側壁7bの内壁面に沿って配設されている。さら
に、前記導電性接触部8a,8bは、装着部本体7の底
壁面7c側に挿通・導出され、この導出された導電性接
触部8a,8bに連接する半田付け端子9a,9bが、
底壁面7cに一体的に配設された構成となっている。
【0027】図2は、上記電球装置装着部に、電球装置
を嵌合・装着した構成を示すもので、電球装置装着部に
対して、電球装置を着脱自在に嵌合・装着した構成とな
っている。つまり、電球装置装着部の装着部本体7の側
壁7b面に沿って配設されている導電性接触部8a,8
bと、電球装置のベース6の外側壁6bに導出されたリ
ード線5b,5c(リード線係止溝6c)とを位置合わ
せし、かつ対応する導電性接触部8a,8bに対し、リ
ード線5b,5cを摺動的に挿入・嵌合させる。
【0028】この組み合わせ・装着により、電球装置装
着部、及び電球装置は、電気的な接続を確保しながら、
機械的な一体化が行われている。つまり、電球装置装着
部を外部接続用の端子とし、電球装置の着脱・交換を自
在に行える光源装置が構成される。また、この組み合わ
せにおいて、電球装置の無口金電球1は、ガラスバルブ
外周面にカラーフィルターを被嵌させた構造のものと変
えてもよい。
【0029】なお、上記光源装置の構成において、電球
装置装着部は、装着部本体7の側壁7bを高さ方向に一
定の幅で一対の切り欠き(スリット)を設け、この切り
欠き部に導電性接触部8a,8bを植設した構成とし、
導電性接触部8a,8bで側壁7bの一部を構成する形
態を採ってもよい。また、電球装置装着部は、その底面
側も開口した筒状の構成とし、いずれか一方の開口部を
介して電球装置の装着など行えるようにしてもよい。
【0030】図3は、第1の実施例に係る実装回路装置
の要部構成を示す断面図である。つまり、上記構成の光
源装置を配線基板(印刷配線板)10に搭載・実装して
なる実装回路装置の構成例である。ここで、配線基板1
0は、予め、光源装置を搭載・実装する領域が貫通形に
穿孔10cされており、また、この配線基板10に対す
る光源装置の搭載・実装は、配線基板10の貫通形に穿
孔10c部に光源装置を位置合わせ・装着する一方、接
続端子部(ランド)10a,10bに、電球装置装着部
の半田付け端子9a,9bを位置合わせし、半田付け1
1することにより行われる。
【0031】なお、この光源装置の搭載・実装は、図4
に要部構成を断面的に示すように、電球装置装着部と電
球装置とに分離した形とし、配線基板10の貫通孔10
c部に、電球装置装着部を予め搭載・実装した構成を採
ることもできる。すなわち、配線基板10の貫通孔10
c部に電球装置装着部を搭載・実装した後、この電球装
置装着部に電球装置を嵌合・装着する手順で行うことも
できる。
【0032】上記構成の実装回路装置において、光源装
置を成す電球装置の損傷、換言すると無口金電球5もし
くは電球装置自体が破損した場合など、選択的な交換・
補修を容易に行うことができる。つまり、前記図3及び
図4に図示した構成において、配線基板10の接続端子
部(ランド)10a,10bに対して、電球装置装着部
の半田付け端子9a,9bが半田付け11されており、
電球装置装着部は、電気的及び機械的に配線基板10と
一体化している。そして、この固定・一体化された電球
装置装着部に対する電球装着の着脱は、ベース6部の嵌
合操作で行える。
【0033】したがって、電球装置の損傷ないし無口金
電球5自体が破損した場合、配線基板10側に、熱的な
悪影響ななどを及ぼさずに、選択的に交換・補修を容易
に行うことができる。ここで、電球装置の選択的な交換
・補修が容易なことは、たとえば車輌用の計器盤におい
て、表示用もしくは照明用の光源に起因する何らかの不
具合が発生した場合など、その補修を迅速に行え、ま
た、所要の機能を即刻的に回復させることを示すだけで
なく、車輌用の計器盤などの低コスト化ないしメンテナ
ンスにおいて多くの利点をもたらすことになる。しか
も、配線基板10に対する光源装置の搭載・実装は、配
線基板10の空隙化した領域に行われるため、厚さ方向
のコンパクト化が図れるだけでなく、放熱も行い易いの
で、実装回路装置自体の安定的な駆動も確保される。
【0034】図5(a),(b),(c)は、それぞれ
異なる他の実施例に係る実装回路装置の要部構成を示す
断面図である。つまり、上記構成の光源装置を配線基板
(印刷配線板)10に、互いに異なった態様で搭載・実
装して成る実装回路装置の構成例である。ここでも、配
線基板10は、予め、光源装置を搭載・実装する領域が
貫通形に穿孔10cされている。一方、電球装置装着部
の半田付け端子9a,9bを電球装置装着部上端側に折
り曲げたなど、構成を若干変えた光源装置の搭載・実装
例である。
【0035】すなわち、各実施例とも、配線基板10の
貫通形に穿孔10c部に光源装置を位置合わせ・装着す
る一方、接続端子部(ランド)10a,10bに、電球
装置装着部の半田付け端子9a,9bを位置合わせし、
半田付け11することにより光源装置の搭載・実装が行
われている。さらに言及すると、光源装置を配線基板1
0に対して陥没させた形態に搭載・実装して成る実装回
路装置の構成(図5a)、光源装置を配線基板10上面
側の接続端子部10a,10bに接続させた形態に搭載
・実装して成る実装回路装置の構成(図5b)、光源装
置を配線基板10に浮かせた形態に搭載・実装して成る
実装回路装置の構成(図5c)である。
【0036】これらの実施例においても、光源装置の搭
載・実装は、図4に要部構成を断面的に示すように、電
球装置装着部と電球装置とに分離した形とし、配線基板
10の貫通孔10c部に、電球装置装着部を予め搭載・
実装した構成を採ることもできる。すなわち、配線基板
10の貫通孔10c部に電球装置装着部を搭載・実装し
た後、この電球装置装着部に電球装置を嵌合・装着する
手順で行うこともできる。
【0037】また、これら各実装回路装置では、電球装
置の損傷もしくは無口金電球5が破損した場合など、選
択的な交換・補修を容易に行うことができる。つまり、
前記図5(a),(b),(c)に図示した構成におい
て、配線基板10の接続端子部10a,10bに対し
て、電球装置装着部の半田付け端子9a,9bが半田付
け11されており、電球装置装着部は、電気的及び機械
的に配線基板10と一体化している。そして、この固定
・一体化された電球装置装着部に対する電球装着の着脱
は、ベース6部の嵌合操作で行える。
【0038】したがって、電球装置の損傷ないし無口金
電球5自体が破損した場合、配線基板10側に、熱的な
悪影響ななどを及ぼさずに、選択的に交換・補修を容易
に行うことができる。ここで、電球装置の選択的な交換
・補修が容易なことは、たとえば車輌用の計器盤におい
て、表示用もしくは照明用の光源に起因する何らかの不
具合が発生した場合など、その補修を迅速に行え、ま
た、所要の機能を即刻的に回復させることを示すだけで
なく、車輌用の計器盤などの低コスト化ないしメンテナ
ンスにおいて多くの利点をもたらすことになる。しか
も、配線基板10に対する光源装置の搭載・実装は、配
線基板10の空隙化した領域に行われるため、厚さ方向
のコンパクト化が図れるだけでなく、放熱も行い易いの
で、実装回路装置自体の安定的な駆動も確保される。
【0039】さらに、上記の各実施例では、無口金電球
5のリード線(導入線)5b,5cをベース6の底面6
aから外側壁6bに各別に配置・導出した構成の電球装
置を塔載・実装した実装回路装置について例示したが、
図6に断面的に示すような構成の電球装置であってもよ
い。すなわち、無口金電球5のリード線5b,5cをベ
ース6の底面6aから外側壁6b、さらにベース6上面
側に設けられている溝部6fまで延設・折り曲げて、リ
ード線5b,5cの先端部をベース6側壁部に嵌合的に
係止させた構成の電球装置であってもよい。この場合
は、電球装置装着部7の導電性接触部8a,8bに対す
る電気的な接続の安定化など図り易い。
【0040】図7及び図8(a),(b),(c)は、
第2の実施例に係る実装回路装置の要部構成をそれぞれ
示す断面図である。ここに例示する実装回路装置の構成
は、配線基板10の貫通孔10cに嵌合的に装着配置す
る電球装置装着部7の底面側を開口した構成の場合であ
る。すなわち、図3及び図5(a),(b),(c)に
図示した実装回路装置の構成において、電球装置装着部
7は、電球装置の挿入・挿出ができるように、底面側も
開口させた構成となっている。なお、各部材などに関す
る記号は、いずれも共通している。
【0041】このような構成とした場合は、実装・装着
した光源装置の保護などのため、封装体(カバーケー
ス)12で封装した構成を採ったときでも、封装体(カ
バーケース)12を外すことなく、配線基板10の裏面
側から電球装置だけを容易に着脱・交換できる(図7参
照、矢印方向に挿入・挿出)。ここで、封装体12の着
脱操作など省略して、電球装置のみの着脱・交換が可能
なことは、メンテナンス上、重要な利点である。なお、
図6に図示した構成の電球装置の場合は、ベース6上面
までリード線5b,5cを延設・折り曲げて一体化が助
長されているため、裏面側からの電球装置の着脱・交換
が、より容易に行える。
【0042】請求項1ないし請求項3に係る発明は、上
記実施例に限定されるものでなく、発明の趣旨を逸脱し
ない範囲でいろいろの変形を採ることができる。たとえ
ば無口金電球の形状・寸法、ベースの構造・形状、電球
装置装着部の構造・形状などは、実装回路装置の用途な
いし使用目的に対応して適宜選択・設定できる。
【0043】
【発明の効果】請求項1ないし請求項3の発明によれ
ば、配線基板に搭載・実装した電球装置に不具合が発生
した場合、その電球装置(光源部)のみを容易に着脱・
交換し、実装回路装置の補修を行うことができる。つま
り、半田付けなどで接続固定された電球装置装着部…ソ
ケット…に対し、電球装置が着脱可能に嵌合・装着され
るので、無口金電球に不都合が発生した場合、配線基板
に加熱操作などを要さずに、また、格別な冶具や工具な
どを要せずに、光源部のみを着脱・交換できるので、実
装回路装置のメンテナンスなど低コストで行える。
【0044】さらに、光源装置の搭載・実装領域が貫通
形に形成され、この貫通孔の存在によって、カバーケー
スで封装されている場合でも、カバーケースを付設した
まま、電球装置のみを着脱・交換することができるの
で、メンテナンスなどの低コスト化などを図れる。ま
た、換気なども行われ易いので、駆動に伴う発熱・温度
上昇なども容易に抑制・防止され、安定した機能を容易
に確保・維持できるので、信頼性の高い実装回路装置が
提供されることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は、実施例に係る電球装置の概
略構成を示すもので、(a)は電球装置の断面図、
(b)は裏面図、(c),(d)は、電球装置装着部の
概略構成を示すもので、(c)は断面図、(d)は裏面
図。
【図2】実施例に係る光源装置の概略構成を示す断面
図。
【図3】第1の実施例に係る実装回路装置の概略構成を
示す断面図。
【図4】第1の実施例に係る実装回路装置において光源
装置を取り外した状態を示す断面図。
【図5】(a),(b),(c)は、互いに異なる第1
の実施例に係る実装回路装置の概略構成を示す断面図。
【図6】実施例に係る他の電球装置の概略構成を示す断
面図。
【図7】第2の実施例に係る実装回路装置の概略構成を
示す断面図。
【図8】(a),(b),(c)は、互いに異なる第2
の実施例に係る実装回路装置の概略構成を示す断面図。
【図9】従来の実装回路装置の概略構成を示す断面図。
【符号の説明】
5……無口金電球 5b,5c……リード線 6……ベース 6a……ベース底面 6b……外側壁 6c……リード線係止溝 6d……開口部 6e……挿通孔 6f……ベース上面溝部 7……装着部本体 7a……装着孔 7b……側壁 7c……底面 8a,8b……導電性接触部 9a,9b……半田付け端子 10……印刷配線板 10a,10b……接続端子 10c……貫通形孔 11……半田付け 12……封装体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K013 AA03 BA01 CA02 CA07 EA03 5E024 BA02 BA08 BB14 BC02 BC08 5E336 AA07 AA09 BB01 BC02 CC02 DD12 DD16 EE01 GG23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源装置実装用の貫通孔を有し、かつ少
    なくとも一主面に光源装置実装用の接続端子を備えた配
    線基板と、前記配線基板の貫通孔に嵌合的に装着され、
    かつ接続端子に接続・配置された光源装置とを有する実
    装回路装置であって、前記光源装置がガラスバルブから
    一対のリード線を導出して成る無口金電球、及び前記無
    口金電球を嵌合装着するとともにリード線をベース底面
    側から外側壁面に各別に挿通・捲き回し導出するベース
    を有する電球装置と、前記電球装置のベース側を着脱自
    在に嵌合装着する装着孔が開口する装着部本体、前記装
    着部本体の側壁部に配設され、電球装置の捲き回し導出
    されたリード線と摺動的に対接し、かつ一端面側に挿通
    ・導出された導電性接触部、及び前記導出された導電性
    接触部に連接し一端面に一体的に配設された半田付け端
    子を有する電球装置装着部とで構成され、かつ電球装置
    装着部の半田付け端子を配線基板の接続端子に半田付け
    接続してあることを特徴とする実装回路装置。
  2. 【請求項2】 電球装置のベースが底面側から外側壁面
    及び上面側に亘って各別にリード線を挿通・捲き回し導
    出するように構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の実装回路装置。
  3. 【請求項3】 電球装置のガラスバルブがベース嵌合装
    着部に亘ってカラーフィルターで被覆されていることを
    特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の実装回路装
    置。
JP2002016382A 2002-01-11 2002-01-25 実装回路装置 Withdrawn JP2003272430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002016382A JP2003272430A (ja) 2002-01-11 2002-01-25 実装回路装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002004836 2002-01-11
JP2002-4836 2002-01-11
JP2002016382A JP2003272430A (ja) 2002-01-11 2002-01-25 実装回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003272430A true JP2003272430A (ja) 2003-09-26

Family

ID=29217879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002016382A Withdrawn JP2003272430A (ja) 2002-01-11 2002-01-25 実装回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003272430A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101185478B1 (ko) 2006-10-10 2012-10-02 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 접속 부재, 전기 기판, 광 주사 장치 및 화상 형성 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101185478B1 (ko) 2006-10-10 2012-10-02 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 접속 부재, 전기 기판, 광 주사 장치 및 화상 형성 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3749828B2 (ja) Led照明灯
JP2002260597A (ja) 光源装置及び実装回路装置
JPH1012037A (ja) 小型蛍光灯用安定器
JP2001043715A (ja) 平面照明装置
JP2546170B2 (ja) 液晶表示装置
JP2002313126A (ja) 照明灯用具
JP2003272430A (ja) 実装回路装置
JP2009032763A (ja) 発光ダイオードランプおよびその製造方法
CN211450407U (zh) 条灯
JP2007059674A (ja) 発光素子実装型電気コネクタ及びそれを用いた発光素子モジュール
KR100512073B1 (ko) 일체화된 소켓을 갖는 전자식 안정기
JP4580609B2 (ja) 放電ランプ
JP2003168302A (ja) 電球形蛍光ランプ
JP2006074921A (ja) 電気接続箱
KR100937747B1 (ko) 사이드 턴 시그널 램프 및 그 제작방법
JP3914487B2 (ja) 蛍光ランプ
JP3037624U (ja) 小形ランプ用ソケツト
JPH0343904A (ja) けい光ランプ装置
EP0937943A2 (en) Modular lamp assembly and method of assembling same
JP2003217311A (ja) 電球形蛍光ランプ
JPS5926619Y2 (ja) 電子部品の接続構造
JP3972052B2 (ja) 蛍光ランプ
US7159995B2 (en) Display device and light source therefor
JP4573172B2 (ja) 蛍光ランプ装置及び照明器具
JP2004103306A (ja) 自動車用放電ランプ口金及び自動車用放電ランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050125

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20050802

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070727