JP2003168302A - 電球形蛍光ランプ - Google Patents

電球形蛍光ランプ

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JP2003168302A
JP2003168302A JP2001367013A JP2001367013A JP2003168302A JP 2003168302 A JP2003168302 A JP 2003168302A JP 2001367013 A JP2001367013 A JP 2001367013A JP 2001367013 A JP2001367013 A JP 2001367013A JP 2003168302 A JP2003168302 A JP 2003168302A
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cylindrical body
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JP2001367013A
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Kunihiko Ikada
邦彦 筏
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】口金部への電線接続作業が容易であり、口金部
の取り外れが防止され得る電球形蛍光ランプを提供す
る。 【解決手段】電球形蛍光ランプ1は、一端側4aに絶縁
材料で一体的に中空の突出部12を形成し、この突出部
12に電球用ソケット27に螺合可能な第1のねじ部1
3を形成したカバー4と、カバー4の突出部12に接続
され、突出部12の第1のねじ部13とともに電球用ソ
ケット27に螺合可能な第2のねじ部22が形成された
非導電性の円筒体5と、円筒体5の頂部5aに配設され
た第1の給電子20と、円筒体5と突出部12との間に
配設された第2の給電子21とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電球用ソケットに
螺合される口金部を備えた電球形蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】電球形蛍光ランプは、電球用ソケットに
螺合する金属製のシェルを有する口金がカバーの一端側
に被冠されている。例えば特開2000−48633号
公報(従来技術1)に開示されている電球形蛍光ランプ
の構成を図6に示す。
【0003】図6に示す電球形蛍光ランプ50は、カバ
ー51の一端側に口金取付部52が突出形成され、この
口金取付部52に電線挿通部53および口金嵌合部54
を形成している。そして、口金55は、金属製のシェル
部56および絶縁ガラス部57からなり、絶縁ガラス部
57の頂部にアイレット58が設けられている。
【0004】そして、カバー51の内部には、基板59
に実装された電気部品により形成された点灯回路60が
収容されており、点灯回路60から電線W1,W2およ
びランプ線L1,L2が引き出されている。ランプ線L
1,L2は、カバー51の他端側に取着された図示しな
い蛍光ランプの電極に接続されている。そして、一方の
電線W1は、口金56の絶縁ガラス部57の頂部に設け
られたアイレット58に電気的および機械的に接続され
ている。そして、他方の電線W2は、電線挿通部53を
通して口金取付部52の外側に導出され、折り返して口
金嵌合部54上に配置され、この状態で、口金55を口
金取付部52に被せて、口金嵌合部54の外周側から複
数箇所ポンチしてかしめることにより、口金55のシェ
ル部56に電気的に接続されている。また、これにより
口金55がカバー51に固定されている。
【0005】また、電球用ソケットに螺合する口金をカ
バーの一端側に一体的に形成した電球形蛍光ランプが、
例えば特開平6−203744号公報(従来技術2)に
開示されており、その構成を図7に示す。
【0006】図7に示す電球形蛍光ランプ61は、合成
樹脂により、カバー62、口金63のシェル部に該当す
るねじ部64および先端部65を一体的に形成したもの
である。そして、先端部65の頂部には、接点66が設
けられ、先端部65およびねじ部64の境界付近には、
先端部65を囲む導電材料のバンドからなる接点67が
設けられ、口金63を構成している。そして、接点66
および接点67は、カバー62内に配設された図示しな
い点灯装置に接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1は、口金嵌
合部54の外周側から複数箇所ポンチして口金取付部5
2に口金55を固定しているので、電球形蛍光ランプ5
0を電球用ソケットに装着する際に、口金55と口金嵌
合部54との間に生じるトルクに対する固着強度が低
く、ポンチ作業の不具合によりこの固着強度が十分でな
い場合には、口金55が口金取付部52から外れるおそ
れがある。
【0008】従来技術2は、口金63における金属の削
減を図っているが、口金63のねじ部64または先端部
65に点灯装置から引き出された電線を挿通する孔を穿
孔し、この孔に電線を挿通させて電線を接点67に接続
することになるので、電球形蛍光ランプ61の組立作業
が面倒であるという欠点を有する。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、口金部への電線接続作業が容易であり、口金部の取
り外れが防止され得る電球形蛍光ランプを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の蛍光ラ
ンプの発明は、同一方向に一対の電極が封装された非直
線形状のバルブを有する蛍光ランプと;蛍光ランプを点
灯させる点灯装置と;一端側に電球用ソケットに螺合可
能な第1のねじ部が形成された中空の突出部を有し、他
端側に蛍光ランプを取着するとともに、内部に点灯装置
を収容している絶縁材料で一体的に形成されたカバー
と;カバーの突出部に接続され、突出部の第1のねじ部
とともに電球用ソケットに螺合可能な第2のねじ部が形
成された非導電性の円筒体と;円筒体の頂部に配設され
た第1の給電子と;円筒体と突出部との間に配設された
第2の給電子と;を具備していることを特徴とする。
【0011】本発明および以下の各発明において、特に
言及しない限り、各構成は以下による。
【0012】「非直線形状のバルブ」とは、放電路が屈
曲するように形成されたバルブを意味し、U字状、鞍形
などに形成されたものの他、管状のバルブ同士を端部で
継いで連通させた、いわゆるブリッジ形あるいはモール
ド形で形成したバルブも包含される。
【0013】突出部の第1のねじ部と円筒体の第2のね
じ部とは、両者が組合されることで電球用ソケットに螺
合されるように構成されるものである。すなわち、カバ
ーの突出部に円筒体が接続された状態で、第1のねじ部
および第2のねじ部は、互いに連続するようにそれぞれ
突出部および円筒体に形成されていることが好ましい。
しかし、電球用ソケットに螺合可能であれば、第1およ
び第2のねじ部の間にはねじ部が1周またはそれ以上の
間隔を有していてもよい。
【0014】第1および第2の給電子は、それぞれ点灯
装置から引き出される電線に接続される。そして、一方
の電線と第1の給電子との接続は、カバーの突出部に円
筒体を接続する前に行ってもよく、円筒体の頂部または
第1の給電子に形成した孔に電線を挿通し、カバーの突
出部に円筒体を接続した後に、溶接等により行ってもよ
い。
【0015】電球形蛍光ランプは、カバーの他端側に蛍
光ランプを内包するグローブが装着されたものであって
もよい。
【0016】本発明によれば、絶縁材料でカバーに一体
的に形成された突出部の第1のねじ部および非導電性の
円筒体の第2のねじ部がともに電球用ソケットに螺合さ
れて、電球形蛍光ランプが電球用ソケットに装着され
る。そして、電球用ソケットから第1および第2の給電
子を介して点灯装置に給電される。そして、第1および
第2の給電子は、それぞれ円筒体の頂部および円筒体と
突出部の間に配設されるので、点灯装置から引き出され
た電線との接続を容易に行うことができる。また、第1
および第2のねじ部は、それぞれカバーの突出部および
円筒体に形成されて突出部に円筒体が接続されているの
で、電球形蛍光ランプを電球用ソケットに装着する際
に、カバーの突出部から円筒体が取り外れることを防止
できる。
【0017】請求項2に記載の蛍光ランプの発明は、請
求項1記載の電球形蛍光ランプにおいて、円筒体および
カバーの突出部は、嵌合接続され、第2の給電子を挟持
していることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、第2の給電子は、円筒体
とカバーの突出部により挟持されるので、第2の給電子
を特別の手段により固定する必要がなく、電球形蛍光ラ
ンプの組立作業が向上する。
【0019】請求項3に記載の電球形蛍光ランプの発明
は、請求項1または2記載の電球形蛍光ランプにおい
て、第2の給電子は、突出部の第1のねじ部に沿って変
形可能な板状の金属製リングからなることを特徴とす
る。
【0020】本発明によれば、突出部の第1のねじ部お
よび円筒体の第2のねじ部が電球用ソケットに螺合され
るときに、金属製リングが第1のねじ部に沿って変形す
るので、金属製リングと電球用ソケットとの接触が容易
に行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0022】まず、本発明の第1の実施形態について説
明する。
【0023】図1〜図4は、本発明の第1の実施形態を
示し、図1は電球形蛍光ランプの正面図、図2はカバー
および円筒体の概略断面図、図3はカバーおよび円筒体
の接続工程を示す説明図、図4は電球形蛍光ランプの電
球用ソケットへの取り付けを示す取付状態図である。
【0024】図1において、電球形蛍光ランプ1は、蛍
光ランプ2、点灯装置3、カバー4および円筒体5等を
有して構成されている。
【0025】蛍光ランプ2は、頂部がU字状に屈曲され
た3本のバリウムシリケートガラスからなる屈曲バルブ
6,6,6を端部で連通させた非直線形状のバルブ7を
有して形成されたものであり、3本の屈曲バルブ6,
6,6の端部側が保持体8に熱硬化性接着材等により固
着され、支持されている。非直線形状のバルブ7は、両
端に同一方向に図示しない一対の電極(フィラメント電
極)が封装されている。
【0026】点灯装置3は、カバー4内に収容されてお
り、回路基板9上に実装されたトランジスタTr1、フ
ィルムコンデンサC1や電解コンデンサC2などの周知
の点灯回路で構成されている。そして、点灯装置3の出
力線10a,10bは、蛍光ランプ2の図示しない電極
にそれぞれ接続されている。点灯装置3は、高周波電力
を蛍光ランプ2の電極間に供給して、蛍光ランプ2を点
灯させる。
【0027】カバー4は、耐熱性を有する絶縁材料であ
るポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂で形成さ
れ、略椀状に形成されたカバー本体11の一端側4aに
中空の突出部12を一体的に形成し、この突出部12に
電球用ソケットに螺合可能な第1のねじ部(第1のシェ
ル部)13を形成している。突出部12は中空であるの
で、点灯装置3の背の高い電子部品例えば電解コンデン
サC2や点灯装置3から引き出される電源線14a,1
4bが挿通される。
【0028】そして、突出部12は、図2に示すよう
に、さらに先端側にカバー5の内径より若干小さくカバ
ー5内に収容可能な所定の突出長を有した円筒形状の小
筒部15が設けられている。そして、この小筒部15
は、周回方向に沿って所定間隔で複数の凸部16が形成
され、さらに先端から小筒部15および突出部本体12
Aとの境界面17に達する所定幅のスリット18が形成
されている。
【0029】そして、カバー4は、図1に示すように、
カバー本体11の他端側4bに蛍光ランプ2を取着して
いる。すなわち、蛍光ランプ2を支持している保持体8
には、図示しない係止片が設けられ、カバー本体11の
他端側4bには、この係止片を係止する図示しない被係
止部が形成されている。そして、係止片が被係止部に係
止されて、保持体8がカバー本体11の他端側4bに支
持されている。
【0030】また、カバー4は、内部に点灯装置3を収
容している。すなわち、カバー4内には、点灯装置3の
回路基板9を支持する図示しない支持板がカバー4の内
壁に一体的に設けられており、回路基板9は、熱硬化性
樹脂またはねじ等により支持板に固着されている。
【0031】円筒体5は、絶縁材料のPBT樹脂によっ
て有底に形成されたものであり、導電性材料(金属)で
形成された第1および第2の給電子20,21とともに
口金部19を構成する。
【0032】そして、円筒体5は、カバー4の突出部1
2の小筒部15に接続され、突出部12の第1のねじ部
13とともに電球用ソケットに螺合可能な第2のねじ部
22(第2のシェル部)が形成されている。そして、図
2に示すように、小筒部15の外径および突出長よりそ
れぞれ若干大きい空間が形成され、この空間の内壁に小
筒部15の凸部16が係合される複数の凹部23が形成
されている。この凹部23は、凸部16が係合されたと
き、突出部12の第1のねじ部13および円筒体5の第
2のねじ部22がとともに電球用ソケットに螺合可能と
なる内壁の位置に設けられている。凹部23に凸部16
を係合させると、円筒体5とカバー4の突出部12は嵌
合されて接続される。また、円筒体5の頂部5aには、
孔24が設けられており、この孔24は、当初、円筒体
5の内部および外部を連通させている。
【0033】そして、円筒体5の頂部5aに、導電性の
リン青銅からなる薄板状の第1の給電子20が接着され
て配設されている。そして、第1の給電子20は、当
初、孔24に対向する孔25が形成されている。孔24
および孔25は、点灯装置3から引き出された電源線1
4aを挿通させるために設けられたものである。
【0034】また、図1に示すように、円筒体5と突出
部12の突出部本体12Aとの間には、リン青銅からな
る金属製リングの第2の給電子21が配設されている。
第2の給電子21は、境界面17に載置可能なように、
内径が突出部12の小筒部15の外径よりも若干大き
く、外径が突出部本体12Aの外径よりも幾分大きくな
るように形成されているとともに、突出部12の周回方
向に沿って突出部12の外方に突出している。そして、
第2の給電子21は、円筒体5および突出部12を嵌合
して接続したときに、境界面17において円筒体5と突
出部12の突出部本体12Aにより挟持されている。そ
して、第2の給電子21は、電球形蛍光ランプ1が電球
用ソケットに装着される時に突出部12の第1のねじ部
13に沿って変形可能な薄肉の板状例えば厚さ0.1m
mの金属製リングに形成されている。
【0035】次に、本発明の第1の実施形態の作用につ
いて述べる。
【0036】図3は、カバー4および円筒体5の接続工
程(組立工程)を示したものであり、図中、点灯装置3
は省略している。なお、蛍光ランプ2のカバー4の他端
側4bへの取着は、カバー4および円筒体5を接続した
後またはカバー4および円筒体5を接続する前のいずれ
であってもよい。
【0037】まず、円筒体5の頂部5aに薄板状の第1
の給電子20を配設する。そして、図3(a)に示すよ
うに、カバー4の突出部12の境界面17に金属製リン
グの第2の給電子21を載置する。
【0038】そして、図3(b)に示すように、点灯装
置3から引き出された電源線14a,14bのうち、電
源線14bを突出部12の小筒部15に形成したスリッ
ト18から小筒部15の外側に挿通させ、電源線14b
の先端側を第2の給電子21上に載置させる。このと
き、電源線14bの先端側は、境界面17側に位置し、
突出部12の第1のねじ部13に露出しないようにして
いる。そして、電源線14bの先端側は、金属製リング
(第2の給電子)21に溶接等の接続手段により適宜接
続される。すなわち、境界面17において、電源線14
bは、金属製リング(第2の給電子)21に電気的に接
続される。
【0039】ー方、電源線14aは、円筒体5の内部に
導かれ、円筒体5の孔24および第1の給電子20の孔
25を挿通して円筒体5の外部に導出する。なお、電源
線14a,14bは、電源線14a,14b同士や他の
給電部と電気的接触をしないように、カバー4内におい
てチューブ26が被覆されている。
【0040】そして、小筒部15の凸部16および円筒
体5の凹部23が鉛直方向に位置するようにして、小筒
部15上に円筒体5を配置する。そして、円筒体5の内
壁に小筒部15の外面を沿わせるようにして、円筒体5
を小筒部15に押し込む。すると、小筒部15は、円筒
体5の内部に挿入されていく。そして、凸部16が凹部
23に係合して、小筒部15および円筒体5は嵌合す
る。
【0041】そして、図3(c)に示すように、円筒体
5とカバー4の突出部12は、嵌合接続される。このと
き、金属製リングからなる第2の給電子21は、円筒体
5および突出部12により挟持される。また、電源線1
4bは、第2の給電子21を介して円筒体5および突出
部12により挟持されて固定される。
【0042】そして、電源線14aをカバー4内および
円筒体5内で撓まないように円筒体5から導出した後、
第1の給電子20上で溶接して、第1の給電子20に電
気的接続させる。このようにして、電球形蛍光ランプ1
が組立てられる。
【0043】電球形蛍光ランプ1は、図4に示すよう
に、電球用ソケット27に取り付けると、薄肉の板状か
らなる金属製リング(第2の給電子)21が突出部12
の第1のねじ部13に沿って変形し、電球用ソケット2
7の被ねじ部(サイド接点)28に電気接触を行う。す
なわち、円筒体5の第2のねじ部22が電球用ソケット
27の被ねじ部28に螺合されていくと、やがて金属製
リング(第2の給電子)21は、被ねじ部28の下端に
当たって内側に変形し、その後、第1のねじ部13と被
ねじ部28の間で変形していく。そして、金属製リング
(第2の給電子)21は薄肉であるので、第1のねじ部
13に沿って容易に変形していく。そして、さらに円筒
体5の第2のねじ部22および突出部12の第1のねじ
部13が電球用ソケット27の被ねじ部28に螺合され
ていくと、第1の給電子20が電球用ソケット27のト
ップ接点29に当接する。
【0044】電球形蛍光ランプ1は、第1の給電子20
および第2の給電子21が電球用ソケット27のトップ
接点29および被ねじ部(サイド接点)28から給電さ
れると、点灯装置3が電源線14a,14bを介して給
電される。そして、点灯装置3が動作して高周波電力を
出力して蛍光ランプ2を点灯させる。
【0045】上述したように、円筒体5とカバー4の突
出部12の嵌合は、小筒部15の凸部16が円筒体5の
凹部23に係合しているので、強固である。したがっ
て、円筒体5の第2のねじ部22および突出部12の第
1のねじ部13を電球用ソケット27の被ねじ部28に
螺合させているときに、口金部19が取り外れることを
防止できる。
【0046】そして、口金部19は、第2の給電子21
を電球用ソケット27の被ねじ部28に亘るシェル構造
としないで、円筒体5と突出部12との間に配設した金
属製リングに形成しているので、金属材料の削減を図る
ことができる。
【0047】また、第2の給電子21は、円筒体5とカ
バー4の突出部12により挟持するようにしているの
で、第2の給電子21を特別の手段で固定する必要がな
く、電球形蛍光ランプ1の組立作業を向上させることが
できる。
【0048】さらに、第2の給電子21は、第1のねじ
部13に沿って変形する薄肉の金属製リングに形成され
ているので、電球用ソケット27の被ねじ部(サイド接
点)28との電気的接触を容易にすることができる。ま
た、金属製リング21は、薄肉であるので、第1のねじ
部13に沿って馴染んで変形する。したがって、電球形
蛍光ランプ1は、電球用ソケット27から容易に取り外
すことができるとともに、電球用ソケット27に再装着
させることもできる。
【0049】なお、本実施形態では、第2の給電子21
を変形可能な金属製リングとして説明したが、第2の給
電子21は、本発明の性質上これに限られるものではな
く、第1のねじ部13または第2のねじ部22に沿った
形状に予め加工されたものであってもよい。
【0050】そして、電球形蛍光ランプ1は、ランプ寿
命となり廃棄されるときに、まず、円筒体5から第1の
給電子20を取り外すとともに、第1の給電子20側に
おいて電源線14aを切断する。そして、円筒体5とカ
バー4の突出部12(突出部本体12A)との間に例え
ばドライバを差し込み、円筒体5を抉じ開ける。する
と、小筒部15の凸部16と円筒体5の凹部23の係合
が解除され、円筒体5は突出部12から取り外される。
そして、第1の給電子21から電源線14bを切断し
て、それぞれ分離させる。
【0051】そして、蛍光ランプ2を支持している保持
体8の係止片をカバー4の他端側4bの被係止部から取
り外し、ランプ線10a,10bを切断することによ
り、蛍光ランプ2はカバー4と分離される。そして、カ
バー4から点灯装置3を取り外すと、電球形蛍光ランプ
1は、口金部19の金属からなる第1および第2の給電
子20,21、口金部19の非導電性の円筒体5、絶縁
材料からなるカバー4、点灯装置3および蛍光ランプ2
に分離される。すなわち、電球形蛍光ランプ1は、使用
部材の分離および回収が容易である。
【0052】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0053】図5は、本発明の第2の実施形態を示す電
球形蛍光ランプの正面図である。なお、図1と同一部分
には同一符号を付して説明は省略する。
【0054】図5に示す電球形蛍光ランプ30は、図1
に示す電球形蛍光ランプ1において、境界面17で電源
線14bの先端に薄肉の平線31(第2の給電子)を接
続して突出部12の外部に導出させたものである。そし
て、平線31を第1のねじ部13に沿わせて導電接着材
で第1のねじ部13に固定している。
【0055】電球形蛍光ランプ30は、第1の給電子2
0および平線31を介して電球用ソケット27から給電
することができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1および第
2の給電子は、それぞれ円筒体の頂部および円筒体と突
出部の間に配設されるので、点灯装置から引き出された
電線との接続を容易に行うことができるとともに、第1
および第2のねじ部がそれぞれ形成されたカバーの突出
部および円筒体同士が接続されるので、電球形蛍光ラン
プを電球用ソケットに装着する際に、カバーの突出部か
ら円筒体が取り外れることを防止することができる。
【0057】請求項2の発明によれば、第2の給電子
は、円筒体とカバーの突出部により挟持されるので、第
2の給電子を特別の手段により固定する必要がなく、電
球形蛍光ランプの組立作業を向上させることができる。
【0058】請求項3の発明によれば、突出部の第1の
ねじ部および円筒体の第2のねじ部が電球用ソケットに
螺合されるときに、金属製リングが第1のねじ部に沿っ
て変形するので、金属製リングと電球用ソケットとの接
触を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電球形蛍光ラン
プの正面図。
【図2】同じく、カバーおよび円筒体の概略断面図。
【図3】同じく、カバーおよび円筒体の接続工程を示す
説明図。
【図4】同じく、電球形蛍光ランプの電球用ソケットへ
の取り付けを示す取付状態図。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す電球形蛍光ラン
プの正面図。
【図6】従来技術1の電球形蛍光ランプの分解正面図。
【図7】従来技術2の電球形蛍光ランプの一部切り欠き
正面図。
【符号の説明】
1,30…電球形蛍光ランプ 2…………蛍光ランプ 3…………点灯装置 4…………カバー 5…………円筒体 20………第1の給電子 21………第2の給電子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一方向に一対の電極が封装された非直
    線形状のバルブを有する蛍光ランプと;蛍光ランプを点
    灯させる点灯装置と;一端側に電球用ソケットに螺合可
    能な第1のねじ部が形成された中空の突出部を有し、他
    端側に蛍光ランプを取着するとともに、内部に点灯装置
    を収容している絶縁材料で一体的に形成されたカバー
    と;カバーの突出部に接続され、突出部の第1のねじ部
    とともに電球用ソケットに螺合可能な第2のねじ部が形
    成された非導電性の円筒体と;円筒体の頂部に配設され
    た第1の給電子と;円筒体と突出部との間に配設された
    第2の給電子と;を具備していることを特徴とする電球
    形蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 円筒体およびカバーの突出部は、嵌合接
    続され、第2の給電子を挟持していることを特徴とする
    請求項1記載の電球形蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 第2の給電子は、突出部の第1のねじ部
    に沿って変形可能な板状の金属製リングからなることを
    特徴とする請求項1または2記載の電球形蛍光ランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006056111A1 (fr) * 2004-11-25 2006-06-01 Nanqing Zhou Base de lampe changeable
WO2013179908A1 (ja) * 2012-05-31 2013-12-05 船井電機株式会社 照明装置

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