JP2004123085A - 歩行者等の保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フードの跳ね上げ専用の手段が不要な歩行者等の保護装置を提供する。
【解決手段】歩行者等の衝突信号によりインフレータ13が作動し、エアバッグ12が膨張を開始する。エアバッグ12の膨張圧により、リッド15がリテーナ11から離反し、延出部6aに押し付けられ、フード2の後端側がエアバッグ12に押し上げられ、フード2の後部が開放状態となる。この開放した部分からエアバッグ12が車体外部に向って膨張し、ウィンドシールド4及びAピラー5に沿って展開する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行者、二輪車乗員等(以下、歩行者等という。)を自動車との衝突時に保護するための歩行者等の保護装置に係り、特にフードの後部側を衝突時に持ち上げてエアバッグを展開させるようにした機構を有する歩行者等の保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
歩行者等を自動車との衝突時に保護するための装置として、歩行者等との衝突を検知したときにフードの後部側を持ち上げ、フードの後端部の下側からエアバッグをAピラー又はウィンドシールド外面に沿って展開させるよう構成されたものが特開2002−36986号に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
同号の歩行者等の保護装置では、フードを電磁式のフード跳ね上げ手段によって跳ね上げるようにしており、構造が複雑である。
【0004】
本発明は、フードの跳ね上げ機構が簡易な歩行者等の保護装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の歩行者等の保護装置は、フードの後部の下面側にエアバッグ装置が配置され、該エアバッグ装置のエアバッグがウィンドシールド又はAピラーに沿って展開可能である歩行者等の保護装置において、該エアバッグ装置のエアバッグの膨張力によってフード後部を跳ね上げるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
かかる歩行者等の保護装置にあっては、歩行者保護用エアバッグの膨張力によってフード後部が跳ね上げられるため、上記特開2002−36986号のフード跳ね上げ専用の電磁式跳ね上げ装置が不要である。
【0007】
本発明の一態様(請求項2)にあっては、エアバッグ装置は、フードの下側に取り付けられたリテーナと、該リテーナ内に収容されたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータとを備えており、該リテーナの一部は、エアバッグが膨張するときに開き出すと共に、エアバッグを車体後方に向って展開させるように案内するよう構成されている。この構成によると、エアバッグはフード後部を跳ね上げた後、後方に向って極めてスムーズに膨張する。
【0008】
この場合、リテーナから外部に膨らみ出したエアバッグが車体前方へ向って膨張することを阻止するための手段を設けておくこと(請求項3)により、エアバッグが後方に向って一層スムーズに膨張するようになる。
【0009】
本発明の別の一態様(請求項4)においては、エアバッグ装置は、フードの下面に対面配置されたリテーナと、該リテーナ内に収容されたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータとを備えており、該リテーナの上面には、エアバッグの一部が上方へ膨出することを許容する上向き開放部が設けられており、該エアバッグが膨張するときには、該上向き開放部からエアバッグの一部が上方へ膨出してフード後部を跳ね上げる。
【0010】
本態様の歩行者等の保護装置にあっては、フード跳ね上げ機構を極めて簡易に構成することができる。
【0011】
本発明(請求項5)の歩行者等の保護装置は、フードの後部の下面側にエアバッグ装置が配置され、該エアバッグ装置のエアバッグがウィンドシールド又はAピラーに沿って展開可能である歩行者等の保護装置において、該エアバッグ装置とは別に、該フード後部跳ね上げ用エアバッグ装置を備え、該跳ね上げ用エアバッグ装置のエアバッグの膨張力によってフード後部を跳ね上げるようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
かかる歩行者等の保護装置にあっても、電磁式のフード跳ね上げ手段が不要であり、跳ね上げ機構の構成が簡易である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は本発明の第1の態様の実施の形態に係る歩行者等の保護装置を備えた自動車の斜視図であり、第2図(a)は第1図のII−II線に沿う断面図、第2図(b)はこの歩行者等の保護装置の作動時の第2図(a)と同一部分の断面図、第3図はリテーナの断面図、第4図はリテーナのリッド構造を示す斜視図である。
【0014】
自動車1の前部に設けられたエンジンルームを覆うようにフード2が配置されており、このフード2の前部がヒンジ機構(図示略)によって車体に対し回動可能に取り付けられ、フード2の後部側が昇降可能となっている。フード2の後部の左右両端側に、それぞれ該フード2の後部側の上昇限を定めるためのストッパ機構3が設けられている。
【0015】
なお、フード2は、エンジンルーム内のメンテナンスのときには前側を上昇させて開くようにしてもよく、後側を上昇させて開くようにしてもよい。
【0016】
フード2の後方にはウィンドシールド4が配置され、このウィンドシールド4の左右両端にAピラー5が配置されている。ウィンドシールド4の下縁はカウルトップ6に連なっている。
【0017】
このカウルトップ6にワイパ装置7が設置されている。このワイパ装置7のピボット7aはウィンドシールド4の下端前面に対峙している。このワイパ装置7の前面側には、展開するエアバッグが該ワイパ装置7に干渉しないようにするためのカウル・ルーバー(蓋)8が設置されている。このカウル・ルーバー8はカウルトップ6の前部に固着されている。カウルトップ6は、フード2の後端部の下方において車体前方へ延出する延出部6aを有する。
【0018】
フード2の後端部の下面にエアバッグ装置10が設置されている。なお、この実施の形態では、フード2の左右にそれぞれエアバッグ装置10が配置されているが、このエアバッグ装置10の配置数は1又は3以上であってもよい。
【0019】
このエアバッグ装置10は、フード2の下面に取付部材19によって取り付けられたリテーナ(ケーシング)11と、折り畳まれて該リテーナ11内に収容されたエアバッグ12と、該エアバッグ12を膨張させるためのインフレータ13と、該リテーナ12の下面側に設けられた開口14と、該開口14を閉鎖しているリッド15等を有する。
【0020】
第3,4図の通り、この実施の形態では、該開口14の縁部に枠形状のフレーム16がボルトやリベット(図示略)等によって固定されており、リッド15はストラップ17及びカーテン18によって該フレーム16に連結されている。
【0021】
ストラップ17は、フレーム16の車体後方側の左右両側に配置されており、その上端はフレーム16のスリット状取付口16aに挿通されて連結されている。ストラップ17の下端は、リッド15の左右に設けられたブラケット15aに連結されている。カーテン18の上端は、フレーム16の車体前方側に設けられた長いスリット状取付口16bに挿通されて連結されている。カーテン18の下端は、リッド15の前縁側のブラケット15bに連結されている。
【0022】
リッド15は、留付部材20によってリテーナ11に留付けられている。この留付部材20は、所定以上の開放方向の力が加えられると留付を解除するよう構成されている。
【0023】
第2図(a)の通り、このリッド15は前記カウルトップ6の延出部6aに対面配置されている。
【0024】
このエアバッグ装置10を有する自動車1には、歩行者等の衝突の検知又は予知手段が設けられ、歩行者等の衝突を検知又は予知する衝突信号が発生可能とされている。
【0025】
このように構成された歩行者等の保護装置付き自動車1にあっては、この衝突信号が制御回路(図示略)に入力されると、該制御回路がインフレータ13を作動させる。これにより、エアバッグ12が膨張を開始する。
【0026】
第2図(b)の通り、このエアバッグ12の膨張圧により、リッド15がリテーナ11から離反し、延出部6aに押し付けられる。エアバッグ12内圧がさらに高まることにより、フード2の後端側がエアバッグ12に押し上げられ、フード2の後部が開放状態となる。この開放した部分からエアバッグ12が車体外部に向って膨張し、ウィンドシールド4及びAピラー5に沿って展開する。この実施の形態では、カーテン18が設けられているので、エアバッグ12はエンジンルーム内に入り込むことなく、スムーズに後方に向って膨張する。
【0027】
この膨張したエアバッグ12により、歩行者等がウィンドシールド4やAピラー5に直に当ることが防止される。
【0028】
なお、この実施の形態では、第2図(a)のように、エアバッグ12はロール状に巻回され、この巻回の軸心線が車体の左右方向に延在し、且つこの巻回方向は、エアバッグ12が膨張するときに巻回体がウィンドシールド4の前面を転動する方向となっている。このため、エアバッグ12はウィンドシールド4の前面を転動するようにして極めてスムーズに膨張する。
【0029】
この自動車1にあっては、フード2の後端側を押し上げるための専用の駆動装置が不要であり、歩行者等の保護装置の構成が簡単である。
【0030】
上記実施の形態では、エアバッグ12の膨張圧によりリッド15がリテーナ11から離反し、このリッド15がカウルトップ延出部6aに押し付けられ、ここから得られる反力をフード2の後端部に加えるようにしているが、本発明では、第5図のようにドア状のリッド15Aをカウルトップに押し付けたり、あるいは第6図のようにエアバッグ12を直接にカウルトップ延出部に押し付けて上記反力をフード2の後端部に加えるようにしてもよい。
【0031】
第5図のエアバッグ装置10A及び第6図のエアバッグ装置10Bでは、開口14を閉鎖するようにリッド15A,15Bが設けられている。このリッド15A,15Bの前縁側はリテーナ11A,11Bにヒンジ(図示略)等によって回動可能に連結されている。リッド15A,15Bの左右両辺と後縁側は、エアバッグ12の膨張圧により破断可能な留付部材によってリテーナ11A,11Bに連結されている。
【0032】
第5図においては、エアバッグ12が膨張すると、押し開けられたリッド15Aがカウルトップ6Aの前縁側6bに当接し、リテーナ11Aとカウルトップ6Aとの間に橋架状に架け渡される。膨張するエアバッグ12は、このリッド15Aから反力を受け、フード2の後端側を上方に押し上げ、その後、ウィンドシールド4に沿って後方に展開する。なお、開き出したリッド15Aは、エアバッグ12が後方に向って膨張するように案内する。
【0033】
第6図においては、エアバッグ12によって押し開かれたリッド15Bは、略鉛直下方に垂下した状態となるまで回動し、カウルトップ6Bの前縁の起立片6dに当接して停止する。エアバッグ12は、カウルトップ6Bの前方延出部6cに直に当接して反力を得、フード2の後端側を上方に押し上げ、その後、ウィンドシールド4に沿って後方に展開する。リッド15Bは、膨張するエアバッグ12がエンジンルームに入り込むことを阻止する。
【0034】
次に、第7〜10図を参照して本発明の第2の態様の実施の形態について説明する。
【0035】
第7図は本発明の第2の態様の実施の形態に係る歩行者等の保護装置を備えた自動車のエアバッグ装置作動時の斜視図であり、第8図及び第9図は、それぞれ第7図のVIII−VIII線及びIX−IX線に沿う断面図である。また、第10図(a)はこのエアバッグ装置のリテーナの斜視図であり、第10図(b),(c)は、それぞれ第10図(a)のB−B線及びC−C線に沿う断面図である。
【0036】
この実施の形態でも、自動車1の前部のエンジンルームを覆うフード2の前部がヒンジ機構(図示略)によって車体に対し回動可能に取り付けられ、フード2の後部側が昇降可能となっている。フード2の後部の左右両端側には、それぞれ該フード2の後部側の上昇限を定めるためのストッパ機構(図示略)が設けられている。
【0037】
該フード2の後方に配置されたウィンドシールド4の下縁が連なるカウルトップ6と該フード2の後端側との間にエアバッグ装置10Cが配置されている。このエアバッグ装置10Cは、エアバッグ30と、該エアバッグ30が折り畳まれて収容された箱状のリテーナ31と、該エアバッグを膨張させるためのインフレータ32とを備えており、該リテーナ31がエンジンルーム内の車体メンバ(図示略)に取り付けられている。
【0038】
該リテーナ31は、第8図及び第9図に示す通り、その上面がフード2の後端側の下面に対面するように、カウルトップ6の前部の上側に配置されている。この実施の形態では、該リテーナ31は、カウルトップ6の上面(詳しくは、該カウルトップ6の前部に取り付けられたカウル・ルーバー8(第8,9面では図示略。第2図参照。)の上面)に沿って車体幅方向に延在しており、該車体幅方向の両端側は、それぞれウィンドシールド4の両サイドのAピラー5の下端部付近に位置している。このリテーナ31の後面には、車両後方を臨むようにエアバッグ膨出用の開口31aが設けられている。
【0039】
該リテーナ31の上面には、この開口31aの上縁部を部分的に切り欠くようにして、フード2の下面に臨む上向き開放部31bが形成されている。
【0040】
エアバッグ30は、この実施の形態では、第7図に示す通り、ウィンドシールド4の下縁部に沿って車体幅方向に延在した形状に膨張するバッグ基部30aと、該バッグ基部30aの両端側からそれぞれ各Aピラー5及びフード2の左右端近傍に沿って上下に突出した形状に膨張するバッグサイド部30b,30bとを有している。該バッグ基部30aがリテーナ31に連結されている。前記インフレータ32は、該バッグ基部30a内に配置されている。
【0041】
該エアバッグ30は、各バッグサイド部30bがその上端側からバッグ基部30aに向って折り畳まれると共に、該バッグ基部30aが車体前後方向に折り畳まれることにより車体幅方向に細長い折り畳み体とされ、リテーナ31内に収容されている。このエアバッグ30の折り畳み体を収容したリテーナ31には、その後面の開口31aと上面の上向き開放部31bとを閉鎖するリッド(図示略)が装着されている。このリッドは、エアバッグ30が膨張を開始したときに開裂又は開放して該開口31a及び上向き開放部31bを開放するよう構成されている。
【0042】
なお、この実施の形態でも、自動車1には、歩行者等の衝突の検知又は予知手段が設けられ、歩行者等の衝突を検知又は予知する衝突信号が発生可能とされている。
【0043】
この自動車1及び歩行者等の保護装置のその他の構成は前述の第1〜4図と同様となっており、第7〜10図において第1〜4図と同一符号は同一部分を示している。
【0044】
このように構成された歩行者等の保護装置付き自動車1にあっては、前記衝突信号が制御回路(図示略)に入力されると、該制御回路がインフレータ32を作動させる。これにより、エアバッグ30のバッグ基部30aがまず膨張を開始する。
【0045】
このバッグ基部30aは、リテーナ31の上向き開放部31bに臨んでいる部分が局部的に該上向き開放部31bから上方へ膨らみ出してフード2の後端側を押し上げる。また、該バッグ基部30aは、開口31aから車両後方に膨らみ出してウィンドシールド4の下縁部を覆う。次いで、このバッグ基部30aの車体幅方向両端側からそれぞれバッグサイド部30bがウィンドシールド4の両サイドのAピラー5に沿って上方に突出するように膨らみ出して該Aピラー5を覆う。
【0046】
これら膨張したバッグ基部30a及びバッグサイド部30bにより、歩行者等がウィンドシールド4の下縁部付近やAピラー5等の車体剛性部材に直に当ることが防止される。
【0047】
この歩行者等の保護装置にあっては、リテーナ31の上向き開放部31bからエアバッグ30のバッグ基部30aの一部が上方に膨出してフード2の後部を跳ね上げるという、極めて簡易なフード跳ね上げ機構が構成される。
【0048】
なお、該上向き開放部31bは、エアバッグ30の一部のみが上方に膨出することを許容するようにリテーナ31の上縁の一部を切り欠くように設けられており、且つこの切り欠き幅(車体の前後方向の幅)の小さいもので足りるため、該エアバッグ30の主要部は、リテーナ31の後面開口31aから車両後方へ向って膨出する。このため、エアバッグ30は車両後方に向ってスムーズに且つ素早く膨張展開することができる。
【0049】
上記実施の形態に係る歩行者等の保護装置は、歩行者保護用エアバッグによってフード後部を跳ね上げるようにしているが、フード後部跳ね上げ専用のエアバッグ装置を設け、このエアバッグ装置のエアバッグの膨張力によってフード後部を跳ね上げるようにしてもよい。
【0050】
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、フード後端を押し上げて隙間状開放口を形成し、この隙間状開放口からエアバッグを後方に展開させるようにした歩行者等の保護装置において、フード後端側を押し上げるための専用の機構が不要となり、歩行者等の保護装置の構成が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る歩行者等の保護装置を備えた自動車の斜視図である。
【図2】(a)図は図1のII−II線に沿う断面図であり、(b)図は歩行者等の保護装置の作動時の(a)図と同一部分の断面図である。
【図3】リテーナの断面図である。
【図4】リテーナのリッド構造を示す斜視図である。
【図5】別の実施の形態を示す図2と同様部分の断面図である。
【図6】さらに別の実施の形態を示す図2と同様部分の断面図である。
【図7】異なる実施の形態に係る歩行者等の保護装置を備えた自動車の斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図7のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】リテーナの構成図である。
【符号の説明】
2 フード
4 ウィンドシールド
5 Aピラー
6,6A,6B カウルトップ
7 ワイパ装置
8 カウル・ルーバー
10,10A,10B,10C エアバッグ装置
11,11A,11B,31 リテーナ
12,30 エアバッグ
13,32 インフレータ
15,15A,15B リッド
16 フレーム
17 ストラップ
18 カーテン
30a バッグ基部
30b バッグサイド部
31b 上向き開放部

Claims (5)

  1. フードの後部の下面側にエアバッグ装置が配置され、該エアバッグ装置のエアバッグがウィンドシールド又はAピラーに沿って展開可能である歩行者等の保護装置において、
    該エアバッグ装置のエアバッグの膨張力によってフード後部を跳ね上げるようにしたことを特徴とする歩行者等の保護装置。
  2. 請求項1において、前記エアバッグ装置は、前記フードの下側に取り付けられたリテーナと、該リテーナ内に収容された前記エアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータとを備えており、
    該リテーナの一部は、エアバッグが膨張するときに開き出すと共に、エアバッグを車体後方に向って展開させるように案内することを特徴とする歩行者等の保護装置。
  3. 請求項2において、前記リテーナから外部に膨らみ出したエアバッグが車体前方へ向って膨張することを阻止するための手段が設けられていることを特徴とする歩行者等の保護装置。
  4. 請求項1において、前記エアバッグ装置は、前記フードの下面に対面配置されたリテーナと、該リテーナ内に収容された前記エアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータとを備えており、
    該リテーナの上面には、エアバッグの一部が上方へ膨出することを許容する上向き開放部が設けられており、
    該エアバッグが膨張するときには、該上向き開放部からエアバッグの一部が上方へ膨出してフード後部を跳ね上げることを特徴とする歩行者等の保護装置。
  5. フードの後部の下面側にエアバッグ装置が配置され、該エアバッグ装置のエアバッグがウィンドシールド又はAピラーに沿って展開可能である歩行者等の保護装置において、
    該エアバッグ装置とは別に、該フード後部跳ね上げ用エアバッグ装置を備え、該跳ね上げ用エアバッグ装置のエアバッグの膨張力によってフード後部を跳ね上げるようにしたことを特徴とする歩行者等の保護装置。
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