JP2003197747A - 汎用ロジックモジュール及びこれを用いたasic - Google Patents

汎用ロジックモジュール及びこれを用いたasic

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Abstract

(57)【要約】 【課題】論理回路として使用されない汎用ロジックセル
におけるオフリーク電流の発生を防止できる汎用ロジッ
クモジュール及びこれを用いたASICを提供する。 【解決手段】汎用ロジックモジュールは、第1配線層で
一部が接続されることにより形成された汎用ロジックセ
ルがアレイ状に配置された下地の上に、前記汎用ロジッ
クセルを接続するための第2配線層を形成することによ
り論理回路が形成される汎用ロジックモジュールであっ
て、前記汎用ロジックセルは、電源電位(VDD)及び
グランド電位(GND)の少なくとも1つに未接続のト
ランジスタ(A,B,C,D,E)を含むように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汎用ロジックモジュ
ール及びこれを用いたASICに関し、特にオフリーク
電流の発生を防止しつつオンチップキャパシタを構成す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なフィールドプログラマブ
ルゲートアレイ(FPGA)、マスクプログラマブルな
機能ブロックベースのゲートアレイといった汎用ロジッ
クモジュールが知られている。
【0003】この汎用ロジックモジュールは、半導体基
板上に形成されたMOSトランジスタをm層(mは1以
上の整数)の配線層で電気的に接続することにより汎用
ロジックセルと呼ばれる基本回路をアレイ状に形成し、
これを下地として、上記汎用ロジックセルをn層(nは
1以上の整数)の配線層で電気的に接続することによ
り、所望の論理回路が組み込まれたASIC(Applicat
ion Specific Integrated Circuit)を構成できるよう
にした半導体装置である。なお、基本回路は、一般に、
例えばインバータ回路、NAND回路、NOR回路、マ
ルチプレクサといった小規模な機能を有する論理回路か
ら構成される。
【0004】この汎用ロジックモジュールを用いれば、
所望の論理回路を実現するように上記n層の配線パター
ンを設計し、その配線パターンが焼き付けられたリソグ
ラフィーマスクを用いて、第m層まで配線された下地と
しての半導体基板上に配線層を形成する半導体製造工程
により、所望の論理回路が形成された半導体チップが得
られる。
【0005】この汎用ロジックモジュールは以下のよう
に利用される。例えば、半導体メーカは、第m層まで形
成された半導体基板の情報をユーザに公開する。ユーザ
は、公開された情報に基づいて所望の論理回路を設計
し、その論理回路を実現するための半導体チップの製作
を半導体メーカに依頼する。半導体メーカはユーザから
受け取った論理回路に基づいてn層の配線パターンを自
動設計し、上述したように半導体チップを製作する。
【0006】一般的なゲートアレイでは配線層が形成さ
れていない下地が用意され、全ての配線層がユーザの要
求に応じて形成される。このような構成を有するゲート
アレイに比べると、汎用ロジックモジュールは、ユーザ
による論理回路の設計から半導体チップの完成までの工
期が短くなるという長所がある。
【0007】なお、上記のような汎用ロジックモジュー
ルとして、例えば特開平7−106949号(米国特許
第5055718号)は、3個の2入力マルチプレクサ
を組み合わせた4入力のマルチプレクサ(MUX)から
構成された「汎用組み合わせ論理モジュール」を開示し
ている。また、他の汎用ロジックモジュールとして、米
国特許第5684412号は、「CELL FORMING PART OF
A CUSTOMIZABLE ARRAY」を開示している。また、特開
昭61−61437号は、論理機能には使われない未使
用領域をVDD及びGND間のデカップリングコンデン
サとして利用するマスタースライス型集積回路を開示し
ている。更に、特開平2−241061号は、電源電位
と設置電位間にノイズ吸収用のデカップリングコンデン
サを備えたCMOSゲートアレイを開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の汎用ロジックモジュールでは、汎用ロジックセルに
含まれるMOSトランジスタには、既に電源(VDD)
配線及びグランド(GND)配線にそれぞれ接続済みの
ものが存在する。このようなMOSトランジスタでは、
ソース−ドレイン間にオフリーク電流が発生する。従っ
て、論理回路として使用されない未接続の汎用ロジック
セルに含まれるMOSトランジスタであってもオフリー
ク電流が発生する。
【0009】図3は、MOSトランジスタのゲート長L
eff、電源電圧Vcc及びオフリーク電流Ioffの
関係を示す。この図3に示されるように、オフリーク電
流は、ゲート長が短くなり、電源電圧小さくなるに連れ
て大きくなる。従って、近年のMOSトランジスタの微
細化が進むに連れてオフリーク電流による消費電力が無
視できなくなってきている。
【0010】多数の汎用ロジックセルが集積された汎用
ロジックモジュールを用いて論理回路を構成する場合、
実際に使用される汎用ロジックセルの割合は50%程度
と言われている。従って、汎用ロジックモジュールを用
いて構成された論理回路では、未使用の汎用ロジックセ
ルによって多大な電力が消費されており、改善が望まれ
ている。
【0011】一方、近年は、ASICの動作周波数の向
上も著しい。その結果、MOSトランジスタのスイッチ
ング動作に起因して汎用ロジックモジュール内部の電源
ラインにノイズが発生し、誤動作するという事態も発生
している。
【0012】本発明は、上述した問題を解消するために
なされたものであり、その目的は、論理回路として使用
されない汎用ロジックセルにおけるオフリーク電流の発
生を防止できる汎用ロジックモジュール及びこれを用い
たASICを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決する
ための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許
請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されたものである
が、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的
範囲の解釈に用いてはならない。
【0014】本発明の第1の態様に係る汎用ロジックモ
ジュールは、上記目的を達成するために、第1配線層で
一部が接続されることにより形成された汎用ロジックセ
ルがアレイ状に配置された下地の上に、前記汎用ロジッ
クセルを接続するための第2配線層を形成することによ
り論理回路が形成される汎用ロジックモジュールであっ
て、前記汎用ロジックセルは、電源電位(VDD)及び
グランド電位(GND)の少なくとも1つに未接続のト
ランジスタ(A,B,C,D,E)を含むように構成さ
れている。
【0015】この第1の態様に係る汎用ロジックモジュ
ールによれば、汎用ロジックモジュールに含まれる汎用
ロジックセルを構成するトランジスタ(A,B,C,
D,E)は、第1配線層において電源電位(VDD)及
びグランド電位(GND)の少なくとも1つに未接続に
されており、この汎用ロジックセルが例えば論理回路を
構成するために使用される場合は、上記トランジスタ
(A,B,C,D,E)は第2配線層において電源電位
(VDD)及びグランド電位(GND)が配線に接続さ
れる。一方、この汎用ロジックセルが論理回路を構成す
るために使用されない場合は、上記トランジスタ(A,
B,C,D,E)は、第2配線層においても電源電位
(VDD)及びグランド電位(GND)の少なくとも1
つに未接続のままである。従って、汎用ロジックセルが
論理回路を構成するために使用されない場合は、消費電
力を削減できる。
【0016】また、本発明の第2の態様に係るASIC
は、上記と同様の目的で、第1配線層で一部が接続され
ることにより形成された汎用ロジックセルがアレイ状に
配置された下地の上に、前記汎用ロジックセルを接続す
るための第2配線層を形成することにより論理回路が形
成される汎用ロジックモジュールによって形成されたA
SICであって、前記論理回路の形成に使用されない汎
用ロジックセルは、電源電位(VDD)及びグランド電
位(GND)の少なくとも1つに未接続のトランジスタ
(A,B,C,D,E)を含むように構成されている。
【0017】この第2の態様に係るASICでは、前記
論理回路の形成に使用されない汎用ロジックセルに含ま
れるトランジスタ(A,B,C,D,E)の少なくとも
1つの端子(T1、T4、T7)が前記第2配線層で電
源電位(VDD)又はグランド電位(GND)に接続さ
れることによりオンチップキャパシタ(CAP)が形成
されるように構成できる。この構成によれば、トランジ
スタ(A,B,C,D,E)のスイッチング動作に起因
して汎用ロジックモジュール内部の電源ラインにノイズ
が発生し、誤動作するという事態を回避できる。
【0018】また、本発明の第3の態様に係るASIC
の製造方法は、上記と同様の目的で、第1配線層で一部
を接続することにより汎用ロジックセルがアレイ状に配
置された下地を形成し、該形成された下地の上に前記汎
用ロジックセルを接続する第2配線層を形成することに
より論理回路を形成することによってASICを製造す
るASIC製造方法であって、前記下地を形成するステ
ップでは、前記汎用ロジックセルの各々に含まれるトラ
ンジスタ(A,B,C,D,E)が電源電位(VDD)
位及びグランド電位(GND)の少なくとも1つに未接
続である下地を形成し、前記論理回路を形成するステッ
プでは、前記論理回路の形成に使用される汎用ロジック
セルの各々に含まれるトランジスタ(A,B,C,D,
E)を電源電位(VDD)及びグランド電位(GND)
に接続し、前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジ
ックセルの各々に含まれるトランジスタ(A,B,C,
D,E)を電源電位(VDD)及びグランド電位(GN
D)の少なくとも1つに未接続のままにして前記論理回
路を形成するように構成されている。
【0019】この第3の態様に係るASICの製造方法
において、前記論理回路を形成するステップでは、更
に、前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジックセ
ルの各々に含まれるトランジスタ(A,B,C,D,
E)の少なくとも1つの端子(T1,T4,T7)を前
記第2配線層で電源電位(VDD)又はグランド電位
(GND)に接続することによりオンチップキャパシタ
(CAP)を形成するように構成できる。
【0020】また、本発明の第4の態様に係るASIC
の設計方法は、上記と同様の目的で、第1配線層で一部
が接続されることにより形成された汎用ロジックセルが
アレイ状に配置された下地の上に、前記汎用ロジックセ
ルを接続するための第2配線層を形成することにより論
理回路が形成される汎用ロジックモジュールによって形
成されるASICの設計方法であって、前記第1配線層
のマスクを、前記汎用ロジックセルの各々に含まれるト
ランジスタ(A,B,C,D,E)を電源電位(VD
D)及びグランド電位(GND)の少なくとも1つに未
接続にするように設計し、前記第2配線層のマスクを、
前記論理回路の形成に使用される汎用ロジックセルを構
成するトランジスタ(A,B,C,D,E)を電源電位
(VDD)及びグランド電位(GND)に接続し、前記
論理回路の形成に使用されない汎用ロジックセルを構成
するトランジスタ(A,B,C,D,E)を電源電位
(VDD)及びグランド電位(GND)の少なくとも1
つに未接続のままにするように設計する、ように構成さ
れている。
【0021】この第4の態様に係るASICの設計方法
において、前記第2配線層のマスクを設計するステップ
では、更に、前記論理回路の形成に使用されない汎用ロ
ジックセルの各々に含まれるトランジスタ(A,B,
C,D,E)の少なくとも1つの端子(T1,T4,T
7)を電源電位(VDD)又はグランド電位(GND)
に接続してオンチップキャパシタ(CAP)を形成する
ようなマスクを設計するように構成できる。
【0022】更に、本発明の第5の態様に係るASIC
の提供方法は、上記と同様の目的で、第1配線層で一部
を接続することにより汎用ロジックセルがアレイ状に配
置された下地であって、前記汎用ロジックセルの各々に
含まれるトランジスタ(A,B,C,D,E)を電源電
位(VDD)及びグランド電位(GND)の少なくとも
1つに未接続にした下地の情報をユーザに提供し、該提
供された情報に基づいてユーザから製作が要求された論
理回路を、前記下地の上に形成される第2配線層で前記
汎用ロジックセルを接続することにより形成し、ここ
で、前記論理回路の形成に使用される汎用ロジックセル
の各々に含まれるトランジスタ(A,B,C,D,E)
を電源電位(VDD)及びグランド電位(GND)に接
続し、前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジック
セルの各々に含まれるトランジスタ(A,B,C,D,
E)を電源電位(VDD)及びグランド電位(GND)
の少なくとも1つに未接続のままにして前記論理回路を
形成して前記ユーザに提供するように構成されている。
【0023】この第5の態様に係るASICの提供方法
において、前記ユーザからのオンチップキャパシタ(C
AP)の要求に応答して、前記論理回路を形成するステ
ップでは、更に、前記論理回路の形成に使用されない汎
用ロジックセルに含まれるトランジスタ(A,B,C,
D,E)の少なくとも1つの端子(T1,T4,T7)
を前記第2配線層で電源電位(VDD)又はグランド電
位(GND)に接続することによりオンチップキャパシ
タ(CAP)を形成するマスクを設計するように構成で
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】本発明の実施の形態1に係る汎用ロジック
モジュールは、半導体基板上に形成されたMOSトラン
ジスタを例えば3層から成る第1配線層で電気的に接続
することにより汎用ロジックセルと呼ばれる基本回路を
アレイ状に形成し、これを下地として、上記汎用ロジッ
クセルを例えば2層から成る第2配線層で電気的に接続
することにより、所望の論理回路を構成するために使用
される。このような論理回路が組み込まれた汎用ロジッ
クモジュールを用いて形成されたIC(集積回路)を本
明細書では「ASIC」と呼ぶ。なお、本発明の実施の
形態1及び2では、汎用ロジックセルは、反転タイプの
2入力マルチプレクサから構成されているが、これに限
定されず、他の種々の論理回路を汎用ロジックセルとし
て用いることができる。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る汎用ロジックモジュールを形成する汎用ロ
ジックセルの構成を示す回路図である。この汎用ロジッ
クセルは、第1配線層で接続されることにより構成され
た基本セルA、B、C、D及びEを備えている。
【0027】基本セルA、B及びCの各々は、Pチャン
ネルMOSとNチャンネルMOSとがシリーズに接続さ
れることにより構成されている。基本セルA、B及びC
の各々に含まれるPチャンネルMOS及びNチャンネル
MOSは、本発明のトランジスタに対応する。
【0028】基本セルAでは、PチャンネルMOSのソ
ースから第2配線層に引き出された端子T2は未接続
(図1上では「N.C.」と記載している。以下、同
様)であり、NチャンネルMOSのソースから引き出さ
れた端子T3は第1配線層又は第2配線層で接地されて
いる。また、PチャンネルMOS及びNチャンネルMO
Sの各ゲートから第2配線層に引き出された端子T1は
未接続である。この基本セルAは、端子T2が第2配線
層で電源VDDに接続されることによりインバータとし
て機能し、入力された信号を反転して出力する。
【0029】同様に、基本セルBでは、PチャンネルM
OSのソースから第2配線層に引き出された端子T5は
未接続であり、NチャンネルMOSのソースから引き出
された端子T6は第1配線層又は第2配線層で接地され
ている。また、PチャンネルMOS及びNチャンネルM
OSの各ゲートから第2配線層に引き出された端子T4
は未接続である。この基本セルBは、端子T5が第2配
線層で電源VDDに接続されることにより、インバータ
として機能し、入力された信号を反転して出力する。
【0030】同様に、基本セルCでは、PチャンネルM
OSのソースから第2配線層に引き出された端子T8は
未接続であり、NチャンネルMOSのソースから引き出
された端子T9は第1配線層又は第2配線層で接地され
ている。また、PチャンネルMOS及びNチャンネルM
OSの各ゲートから第2配線層に引き出された端子T7
は未接続である。この基本セルCは、端子T8が第2配
線層で電源VDDに接続されることにより、インバータ
として機能し、入力された信号を反転して出力する。
【0031】トランスファゲートD及びEの各々は、P
チャンネルMOSとNチャンネルMOSとがパラレルに
接続された構造、即ちソース同士及びドレイン同士が接
続された構造を有し、PチャンネルMOSのゲート及び
NチャンネルMOSのゲートに供給される信号に応じ
て、その入力端子に供給される信号を通過させ又はその
入力端子に供給される信号の通過を阻止する。以下で
は、PチャンネルMOSのゲートを第1制御入力端子と
呼び、NチャンネルMOSのゲートを第2制御入力端子
と呼ぶ。
【0032】基本セルAの出力は、基本セルE(トラン
スファゲート)の入力端子に接続されている。この基本
セルEの出力から第2配線層に引き出された端子T10
は未接続である。また、基本セルBの出力は、基本セル
D(トランスファゲート)の入力端子に接続されてい
る。この基本セルDの出力は、上記端子T10に接続さ
れている。
【0033】また、上述した端子T7は、基本セルDの
第2制御入力端子及び基本セルEの第1制御入力端子に
接続されている。また、基本セルCの出力は、基本セル
Dの第1制御入力端子及び基本セルEの第2制御入力端
子に接続されている。
【0034】この汎用ロジックセルでは、基本セルA、
B、C、D及びEを構成するPチャンネルMOS及びN
チャンネルMOS、並びにこれら基本セルを接続する配
線は第1配線層に形成されて下地を構成している。端子
T1、T2、T4、T5、T7、T8及びT10は、下
地の上に形成される第2配線層で接続可能になってい
る。この汎用ロジックセルは、端子T1、T2、T4、
T5、T7、T8及びT10を第2配線層で接続又は未
接続にすることにより、種々の機能を発揮するように構
成される。
【0035】例えば、この汎用ロジックセルの端子T
2、端子T5及び端子T8が電源VDDに接続されるこ
とにより、第1段目がインバータ、第2段目がトランス
ファゲートで構成される反転出力タイプの2入力マルチ
プレクサが構成される。この場合、端子T1及び端子T
4が入力端子、端子T7が選択信号入力端子、端子T1
0が出力端子になる。
【0036】このマルチプレクサを用いれば、端子T
1、T4、T7及びT10の接続の仕方により種々の論
理素子を構成できる。この汎用ロジックセルで構成され
る論理素子の幾つかの例は、本願出願人が先に出願した
特願2000−319269に記載されているので必要
に応じて参照されたい。
【0037】また、この汎用ロジックセルの端子T2、
端子T5、端子T8及び端子T10を未接続のままに
し、端子T1、端子T4及び端子T7を電源VDDに接
続することにより、基本セルA、B及びCの各々のNチ
ャンネルMOS、基本セルDのNチャンネルMOSは、
電源VDDとグランドGNDとの間に配置されたデカッ
プリングコンデンサとして機能する。
【0038】本発明の実施の形態1に係る汎用ロジック
モジュールは、以上のように構成される汎用ロジックセ
ルを複数集積して構成される。この汎用ロジックモジュ
ールを用いれば、第1配線層で一部が接続されることに
より形成された汎用ロジックセルがアレイ状に配置され
た下地の上に、汎用ロジックセルを接続するための第2
配線層を形成することにより所望の機能を有する論理回
路を含むASICを構成できる。この場合、論理回路の
形成に使用されない汎用ロジックセルの基本セルを構成
するPチャンネルMOSのソースは、電源VDDに接続
されない。また、論理回路の形成に使用されない汎用ロ
ジックセルの基本セルに含まれるMOSのゲートを第2
配線層で電源VDDに接続されることによりオンチップ
キャパシタが形成される。
【0039】この汎用ロジックモジュールを用いたAS
ICを製造する場合は、第1配線層で一部を接続するこ
とにより汎用ロジックセルがアレイ状に配置された下地
を形成し、この形成された下地の上に汎用ロジックセル
を接続する第2配線層を形成することにより論理回路を
形成する。上記下地を形成する場合は、汎用ロジックセ
ルの各々に含まれるPチャンネルMOSのソースが電源
VDDに未接続にされる。また、上記論理回路を形成す
る場合は、この論理回路の形成に使用される汎用ロジッ
クセルの各々に含まれるPチャンネルMOSのソースを
電源VDDに接続し、論理回路の形成に使用されない汎
用ロジックセルの各々に含まれるPチャンネルMOSの
ソースは電源VDDに未接続のままにされる。また、論
理回路を形成する場合は、更に、論理回路の形成に使用
されない汎用ロジックセルの各々に含まれるMOSのゲ
ートを第2配線層で電源VDDに接続することによりオ
ンチップキャパシタが形成される。
【0040】また、この汎用ロジックモジュールを用い
たASICを設計する場合は、所望の論理回路を実現す
るように第2配線層の配線パターンを設計し、その配線
パターンが焼き付けられたリソグラフィーマスクを用い
て、3層まで配線された下地としての半導体基板上に第
2配線層を形成する半導体製造工程により、所望の論理
回路が形成された半導体チップが得られる。
【0041】この汎用ロジックモジュールを用いたAS
ICは、以下の方法でユーザに提供できる。例えば、半
導体メーカは、3層まで形成された半導体基板の情報を
ユーザに公開する。ユーザは、公開された情報に基づい
て所望の論理回路を設計し、その論理回路を実現するた
めの半導体チップの製作を半導体メーカに依頼する。半
導体メーカはユーザから受け取った論理回路に基づいて
2層の配線パターンを自動設計し、上述したように半導
体チップを製作してユーザに提供する。
【0042】以上説明したように、本発明の実施の形態
1に係る汎用ロジックモジュールによれば、論理回路を
構成するために使用されない汎用ロジックセルの端子T
2、T5及びT8は未接続であるので、基本セルを構成
するMOSトランジスタのソース−ドレイン間のオフリ
ーク電流を略ゼロにすることができる。その結果、AS
ICの全体としての消費電力を抑えることができる。
【0043】例えば、図3に示すように、ゲート長Le
ffが0.13μm、電源電圧Vccが1.5Vの場合
は、オフリーク電流Ioffは5nA/μmである。
今、10Mゲート(40Mトランジスタ)規模のチップ
において、ゲート幅を1.6μmとし、50%のゲート
が論理回路を構成するために使用されないものとする
と、1チップあたり「5[nA/μm]*1.6[μ
m]*(40*10[Tr])*0.5=160[m
A]」の消費電流が節減される。
【0044】また、上記汎用ロジックセルの端子T1、
T4及びT7を電源VDDに接続することにより、該汎
用ロジックセルの基本セルA、B、C及びDの各Nチャ
ンネルMOSがキャパシタCAPとして機能し、電源V
DD及びグランドGND間に挿入されたデカップリング
コンデンサとして作用する。従って、MOSトランジス
タのスイッチング動作に起因する電源ラインのノイズを
抑止でき、誤動作が発生する事態を回避できる。
【0045】例えば、10Mゲート(40Mトランジス
タ)規模のチップにおいて、50%のゲートをオンチッ
プキャパシタに使用した場合の容量は、以下の通りであ
る。各汎用ロジックセルが10トランジスタで構成され
ているので、ゲート容量を2.5fFとした場合、総オ
ンチップ容量は「2.5[fF]*(40*10[T
r])*0.5=50[nF]」となる。
【0046】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2に係る汎用ロジックモジュールで使用される汎用ロ
ジックセルの構成を示す回路図である。この汎用ロジッ
クセルは、基本セルA、B、C、D及びEから構成され
ている。
【0047】基本セルA、B及びCの各々は、Pチャン
ネルMOSとNチャンネルMOSとがシリーズに接続さ
れることにより構成されている。基本セルA、B及びC
の各々に含まれるPチャンネルMOS及びNチャンネル
MOSは本発明の素子に対応する。
【0048】基本セルAでは、PチャンネルMOSのソ
ースから引き出された端子T2は第1配線層又は第2配
線層で電源VDDに接続され。NチャンネルMOSのソ
ースから第2配線層に引き出された端子T3は未接続で
ある。また、PチャンネルMOS及びNチャンネルMO
Sの各ゲートから第2配線層に引き出された端子T1は
未接続である。この基本セルAは、端子T2がグランド
GNDに接続されることによりインバータとして機能
し、入力された信号を反転して出力する。
【0049】同様に、基本セルBでは、PチャンネルM
OSのソースから引き出された端子T5は第1配線層又
は第2配線層で電源VDDに接続され。NチャンネルM
OSのソースから第2配線層に引き出された端子T6は
未接続である。また、PチャンネルMOS及びNチャン
ネルMOSの各ゲートから第2配線層に引き出された端
子T4は未接続である。この基本セルBは、端子T6が
グランドGNDに接続されることによりインバータとし
て機能し、入力された信号を反転して出力する。
【0050】同様に、基本セルCでは、PチャンネルM
OSのソースから引き出された端子T8は第1配線層又
は第2配線層で電源VDDに接続され。NチャンネルM
OSのソースから第2配線層に引き出された端子T9は
未接続である。また、PチャンネルMOS及びNチャン
ネルMOSの各ゲートから第2配線層に引き出された端
子T7は未接続である。この基本セルCは、端子T9が
グランドGNDに接続されることによりインバータとし
て機能し、入力された信号を反転して出力する。
【0051】トランスファゲートD及びEの各々は、実
施の形態1のそれらと同じである。基本セルAの出力
は、基本セルE(トランスファゲート)の入力端子に接
続されている。この基本セルEの出力から第2配線層に
引き出された端子T10は未接続である。また、基本セ
ルBの出力は、基本セルD(トランスファゲート)の入
力端子に接続されている。この基本セルDの出力は、上
記端子T0に接続されている。
【0052】また、上述した端子T7は、基本セルDの
第2制御入力端子及び基本セルEの第1制御入力端子に
接続されている。また、基本セルCの出力は、基本セル
Dの第1制御入力端子及び基本セルEの第2制御入力端
子に接続されている。
【0053】上記汎用ロジックセルは、基本セルA、
B、C、D及びEを構成するPチャンネルMOS及びN
チャンネルMOS、並びにこれら基本セルを接続する配
線は第1配線層に形成されて下地を構成している。端子
T1、T3、T4、T6、T7、T9及びT10は、下
地の上に形成される第2配線層に設けられている。この
汎用ロジックセルは、端子T1、T3、T4、T6、T
7、T9及びT10を第2配線層で接続又は未接続にす
ることにより、種々の機能を発揮するように構成され
る。
【0054】例えば、この汎用ロジックセルの端子T
3、端子T6及び端子T9がグランドGNDに接続され
ることにより、第1段目がインバータ、第2段目がトラ
ンスファゲートで構成される反転出力タイプの2入力マ
ルチプレクサが構成される。この場合、端子T1及び端
子T2が入力端子、端子T7が選択信号入力端子、端子
T10が出力端子になる。このマルチプレクサを用いれ
ば、端子T1、T4、T7及びT10の接続の仕方によ
り種々の論理素子を構成できる。
【0055】また、この汎用ロジックセルの端子T3、
端子T6、端子T9及び端子T10を未接続のままに
し、端子T1、端子T4及び端子T7をグランドGND
に接続することにより、基本セルA、B及びCの各々の
PチャンネルMOS、基本セルEのPチャンネルMOS
は、電源VDDとグランドGNDとの間に配置されたデ
カップリングコンデンサを構成する。
【0056】本発明の汎用ロジックモジュールは、以上
のように構成される汎用ロジックセルを複数集積して構
成される。この汎用ロジックモジュールを用いれば、第
2配線層で汎用ロジックモジュールの端子を接続するこ
とにより、所望の機能を有する論理回路を構成すること
ができる。
【0057】この実施の形態2に係る汎用ロジックモジ
ュールを用いたASICの製造、設計、提供は、上述し
た実施の形態1と同様にして実現できる。
【0058】以上説明したように、本発明の実施の形態
2に係る汎用ロジックモジュールによれば、論理回路を
構成するために使用されない汎用ロジックセルの端子T
3、T6及びT9は未接続であるので、基本セルを構成
するMOSトランジスタのソース−ドレイン間のオフリ
ーク電流を略ゼロにすることができる。その結果、AS
ICの全体としての消費電力を抑えることができる。
【0059】また、上記汎用ロジックセルの端子T1、
T4及びT7をグランドGNDに接続することにより、
該汎用ロジックセルの基本セルA、B、C及びDの各P
チャンネルMOSがキャパシタCAPとして機能し、電
源VDD及びグランドGND間に挿入されたデカップリ
ングコンデンサとして作用する。従って、MOSトラン
ジスタのスイッチング動作に起因する電源ラインのノイ
ズを抑止でき、誤動作が発生する事態を回避できる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
論理回路として使用されない汎用ロジックセルにおける
オフリーク電流の発生を防止できる汎用ロジックモジュ
ール及びこれを用いたASICを提供できる。また、未
接続で論理的に使用されない汎用ロジックセル内のトラ
ンジスタをデカップリングコンデンサとして使用するこ
とにより、チップ内部の電源ラインで発生するノイズが
抑止されて安定的な動作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る汎用ロジックセル
の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る汎用ロジックセル
の構成を示す回路図である。
【図3】MOSトランジスタのゲート長Leff、電源
電圧Vcc及びオフリーク電流Ioffの関係を示す図
である。
【符号の説明】
A、B、C、D、E 基本セル CAP キャパシタ T1〜T10 端子 VDD 電源 GND グランド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 和広 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5F064 AA02 AA08 BB05 BB06 BB07 BB40 CC12 CC23 EE23 EE26 EE52 5J042 BA01 BA12 CA00 DA00 5J056 AA03 BB49 CC00 DD13 DD29 EE00 HH02 KK00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1配線層で一部が接続されることによ
    り形成された汎用ロジックセルがアレイ状に配置された
    下地の上に、前記汎用ロジックセルを接続するための第
    2配線層を形成することにより論理回路が形成される汎
    用ロジックモジュールであって、 前記汎用ロジックセルは、電源電位及びグランド電位の
    少なくとも1つに未接続のトランジスタを含む、汎用ロ
    ジックモジュール。
  2. 【請求項2】 第1配線層で一部が接続されることによ
    り形成された汎用ロジックセルがアレイ状に配置された
    下地の上に、前記汎用ロジックセルを接続するための第
    2配線層を形成することにより論理回路が形成される汎
    用ロジックモジュールによって形成されたASICであ
    って、 前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジックセル
    は、電源電位及びグランド電位の少なくとも1つに未接
    続のトランジスタを含む、ASIC。
  3. 【請求項3】 前記論理回路の形成に使用されない汎用
    ロジックセルに含まれるトランジスタの少なくとも1つ
    の端子が前記第2配線層で電源電位又はグランド電位に
    接続されることによりオンチップキャパシタが形成され
    ている、請求項2に記載のASIC。
  4. 【請求項4】 第1配線層で一部を接続することにより
    汎用ロジックセルがアレイ状に配置された下地を形成
    し、 該形成された下地の上に前記汎用ロジックセルを接続す
    る第2配線層を形成することにより論理回路を形成する
    ことによってASICを製造するASIC製造方法であ
    って、 前記下地を形成するステップでは、 前記汎用ロジックセルの各々に含まれるトランジスタが
    電源電位及びグランド電位の少なくとも1つに未接続で
    ある下地を形成し、 前記論理回路を形成するステップでは、 前記論理回路の形成に使用される汎用ロジックセルの各
    々に含まれるトランジスタを電源電位及びグランド電位
    に接続し、前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジ
    ックセルの各々に含まれるトランジスタを電源電位及び
    グランド電位の少なくとも1つに未接続のままにして前
    記論理回路を形成する、ASICの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記論理回路を形成するステップでは、
    更に、 前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジックセルの
    各々に含まれるトランジスタの少なくとも1つの端子を
    前記第2配線層で電源電位又はグランド電位に接続する
    ことによりオンチップキャパシタを形成する、請求項4
    に記載のASICの製造方法。
  6. 【請求項6】 第1配線層で一部が接続されることによ
    り形成された汎用ロジックセルがアレイ状に配置された
    下地の上に、前記汎用ロジックセルを接続するための第
    2配線層を形成することにより論理回路が形成される汎
    用ロジックモジュールによって形成されるASICの設
    計方法であって、 前記第1配線層のマスクを、前記汎用ロジックセルの各
    々に含まれるトランジスタを電源電位及びグランド電位
    の少なくとも1つに未接続にするように設計し、 前記第2配線層のマスクを、前記論理回路の形成に使用
    される汎用ロジックセルを構成するトランジスタを電源
    電位及びグランド電位に接続し、前記論理回路の形成に
    使用されない汎用ロジックセルを構成するトランジスタ
    を電源電位及びグランド電位の少なくとも1つに未接続
    のままにするように設計する、ASICの設計方法。
  7. 【請求項7】 前記第2配線層のマスクを設計するステ
    ップでは、更に、 前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジックセルの
    各々に含まれるトランジスタの少なくとも1つの端子を
    電源電位又はグランド電位に接続してオンチップキャパ
    シタを形成するようなマスクを設計する、請求項6に記
    載のASICの設計方法。
  8. 【請求項8】 第1配線層で一部を接続することにより
    汎用ロジックセルがアレイ状に配置された下地であっ
    て、前記汎用ロジックセルの各々に含まれるトランジス
    タを電源電位及びグランド電位の少なくとも1つに未接
    続にした下地の情報をユーザに提供し、 該提供された情報に基づいてユーザから製作が要求され
    た論理回路を、前記下地の上に形成される第2配線層で
    前記汎用ロジックセルを接続することにより形成し、こ
    こで、前記論理回路の形成に使用される汎用ロジックセ
    ルの各々に含まれるトランジスタを電源電位及びグラン
    ド電位に接続し、前記論理回路の形成に使用されない汎
    用ロジックセルの各々に含まれるトランジスタを電源電
    位及びグランド電位の少なくとも1つに未接続のままに
    して前記論理回路を形成して前記ユーザに提供する、A
    SICの提供方法。
  9. 【請求項9】 前記ユーザからのオンチップキャパシタ
    の要求に応答して、前記論理回路を形成するステップで
    は、更に、 前記論理回路の形成に使用されない汎用ロジックセルに
    含まれるトランジスタの少なくとも1つの端子を前記第
    2配線層で電源電位又はグランド電位に接続することに
    よりオンチップキャパシタを形成するマスクを設計す
    る、請求項8に記載のASICの提供方法。
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