JPH09199608A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH09199608A
JPH09199608A JP8005432A JP543296A JPH09199608A JP H09199608 A JPH09199608 A JP H09199608A JP 8005432 A JP8005432 A JP 8005432A JP 543296 A JP543296 A JP 543296A JP H09199608 A JPH09199608 A JP H09199608A
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JP
Japan
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power supply
line
logic circuit
gate
cell
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JP8005432A
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English (en)
Inventor
Koichi Yokomizo
幸一 横溝
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング時における電源線、グランド線
の電圧値の変動を抑制し、論理回路の遅延時間の増大や
誤動作の発生を防止する。 【解決手段】 Nウエル21とP型拡散層24、25、
26とゲート22、23とからなるPMOS2、および
Pウエル31とN型拡散層34、35、36とゲート3
2、33とからなるNMOS3からなるセル1が多数、
規則的に配置されてなり、多数のセル1のうちの一部の
セルが配線接続されて論理回路を構成する実使用セル1
とされ、残部が未使用セル1とされ、実使用セルに電源
線14およびグランド線15が配線接続されている半導
体集積回路において、電源線14と未使用セル1のうち
の少なくとも一つのNMOS3のゲート32とを電源接
続線141によって接続し、グランド線15と未使用セ
ルのうちの少なくとも一つのPMOS2のゲート23と
をグランド接続線151によって接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゲートアレー構
造を有する半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の製造分野では、
配線領域を持たず、一般にセルと呼ばれている基本ゲー
トがチップ全面に規則的に配置されたシー・オブ・ゲー
ト(以下、SOGと記す)構造のゲートアレーLSIが
製造され、実用化されている。SOG構造では一般的
に、配置されたセルが全て使用されることがなく、一部
のセルが配線接続されて論理回路が設けられる。したが
って、例えば配線領域として使用されたセルや論理回路
構成に使用されなかったセルは、空きセル(未使用セ
ル)としてチップ上に形成されているが配線処理されな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年において
は、半導体集積回路の微細化によりSOGが高集積化さ
れており、これに伴ってセルに電源を供給する電源線、
グランド線の配線幅も狭められている。その結果、電源
線、グランド線の配線抵抗が増大し、論理回路のスイッ
チング電流により電源線、グランド線の電圧値が大きく
降下する等、電源線、グランド線の電圧値の変動が起き
て、この変動が論理回路の遅延時間の増大や誤動作を起
こすといった不具合が発生している。したがって、スイ
ッチング時における電源線、グランド線の電圧値の変動
を抑制でき、このことにより論理回路の遅延時間の増大
や誤動作の発生を抑えることができる半導体集積回路の
開発が期待されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために、NウエルとP型拡散層とゲートとからな
るPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSと記
す)、およびPウエルとN型拡散層とゲートとからなる
NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSと記
す)からなるセルが多数、規則的に配置されてなり、多
数のセルのうちの一部のセルが配線接続されて論理回路
を構成する論理回路使用セルとされ、残部が論理回路に
使用されない論理回路未使用セルとされ、論理回路使用
セルに電源線およびグランド線が配線接続されてなる半
導体集積回路においてなされたものである。すなわち、
請求項1の発明に係る半導体集積回路では、電源線と、
論理回路未使用セルのうちの少なくとも一つのNMOS
のゲートとを電源接続線によって接続し、グランド線
と、論理回路未使用セルのうちの少なくとも一つのPM
OSのゲートとをグランド接続線によって接続した。
【0005】請求項2の発明に係る半導体集積回路で
は、電源線と、論理回路未使用セルのうちの少なくとも
一つのN型拡散層とを電源接続線によって接続し、グラ
ンド線と、論理回路未使用セルのうちの少なくとも一つ
のP型拡散層とをグランド接続線によって接続した。
【0006】請求項1の発明では、電源線と、論理回路
未使用セルのうちの少なくとも一つのNMOSのゲート
とが接続されているため、論理回路のスイッチング時、
NMOSのゲートとその直下のPウエルとの間に形成さ
れるゲート容量が電源−グランド間のデカップリング・
コンデンサとして働く。この結果、電源線の電圧値がグ
ランド電圧値に対して安定化される。またグランド線
と、論理回路未使用セルのうちの少なくとも一つのPM
OSのゲートとが接続されているため、論理回路のスイ
ッチング時、ゲートとその直下のNウエルとの間に形成
されるゲート容量が電源−グランド間のデカップリング
・コンデンサとして働く。この結果、グランド線の電圧
値が電源電圧値に対して安定化される。
【0007】請求項2の発明では、電源線と、論理回路
未使用セルのうちの少なくとも一つのN型拡散層とが接
続されているため、論理回路のスイッチング時、N型拡
散層とその直下のPウエルとの接合によるP−N接合容
量が電源−グランド間のデカップリング・コンデンサと
して働く。またグランド線と、論理回路未使用セルのう
ちの少なくとも一つのP型拡散層とが接続されているた
め、論理回路のスイッチング時、P型拡散層とその直下
のNウエルとの接合によるP−N接合容量が電源−グラ
ンド間のデカップリング・コンデンサとして働く。よっ
て、電源線、グランド線のスイッチング時の電圧変動を
低く抑えられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体集積回
路の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本
発明の第1実施形態を示す要部のレイアウト図であり、
特に本発明の特徴である論理回路未使用セルの配線接続
の一例を一セル分について示したものである。また図2
は図1におけるA−A線矢視断面図である。この半導体
集積回路は図1および図2に示すように、一つの基本の
セル1が、二つのPMOS2と二つのNMOS3とから
構成され、この基本のセル1が基体(チップ)に多数、
規則的に配置されたゲートアレー構造を有している。
【0009】すなわち、一つのセル1において基体11
には、Nウエル21とPウエル31とが並んで形成され
ている。Nウエル21形成位置の基体11上には、二つ
のPMOS2のゲート22、23が互いに略平行に形成
されており、Nウエル21より基体11の表層側には、
二つのゲート22、23を境にして三つのP型拡散層2
4、25、26が形成されている。そして、ゲート2
2、23とP型拡散層24、25、26とにより二つの
PMOS2が形成されている。同様に、Pウエル31形
成位置の基体11上には、二つのNMOS3のゲート3
2、33が、互いに略平行に形成されかつその長さ方向
がそれぞれ、PMOS2のゲート22、23の長さ方向
にほぼ一致するように設けられている。またPウエル3
1より基体11の表層側に、二つのゲート32、33を
境にして三つのN型拡散層34、35、36が形成され
ている。そして、ゲート32、33とN型拡散層34、
35、36とによって二つのNMOS3が形成されてい
る。
【0010】なお、ゲート22、23の両端はそれぞ
れ、P型拡散層24、25、26の外方のNウエル21
上に延出して形成され、ゲート32、33の両端はそれ
ぞれ、N型拡散層34、35、36外方のPウエル31
上に延出して形成されている。また図2に示すように、
ゲート22、23、32、33と基体11との間にはゲ
ート絶縁膜12が介装されている。
【0011】前述したようにこのように構成されたセル
1は基体11に多数、規則的に配置されており、多数の
セル1のうちの一部のセル1が配線接続されて論理回路
が構成されている。ここで論理回路に使用されるセル1
を、論理回路使用セル(以下、実使用セルと記す)1と
し、残部を論理回路に使用されない論理回路未使用セル
(以下、未使用セルと記す)1とする。
【0012】一方、基体11に規則的に配置された各セ
ル1のPMOS2上には、絶縁膜13(図2参照)を介
してアルミニウム(Al)からなる電源線14が連続し
て設けられおり、各セル1のNMOS3上には絶縁膜1
3を介してAlからなるグランド線15が連続して設け
られている。通常、Nウエル21の電位は電源電位VD
D、Pウエル31の電位は接地電位GNDとされてお
り、よって例えば図1に示す未使用セル1に設けられた
電源線14、グランド線15は、紙面の左右方向に延び
て、それぞれ未使用セル1の周辺に設けられた実使用セ
ルのNウエル21、Pウエル31に配線接続されてい
る。
【0013】ところで、本実施形態において上記電源線
14は、未使用セル1のNMOS3のゲート32と電源
接続線141によって接続されており、上記グランド線
15は、未使用セル1のPMOS2のゲート23とグラ
ンド接続線151によって接続されている。具体的に
は、電源線14から未使用セル1のNMOS3のゲート
32に向けて電源接続線141が延びて形成され、電源
接続線141の先端側が、図2に示すごとく絶縁膜13
に形成されたコンタクトホール16を介してゲート32
の先端部に接続されている。またグランド線15から未
使用セル1のPMOS2のゲート23に向けてグランド
接続線151が延びて形成され、グランド接続線151
の先端側が絶縁膜13に形成されたコンタクトホール1
7を介してゲート23の先端部に接続されている。
【0014】電源接続線141、グランド接続線151
は、配線抵抗の点からその長さができるだけ短くなるよ
うに形成されていることが好ましく、したがって本実施
形態では電源線14においてNMOS3のゲート32に
近接する位置より電源接続線141が延びて形成され、
グランド線15においてPMOS2のゲート23に近接
する位置よりグランド接続線151が延びて形成された
状態となっている。なお電源接続線141、グランド接
続線151は、電源線14、グランド線15のパターン
形成と同時に形成され、電源線14、グランド線15と
同様Alからなっている。
【0015】このように構成された半導体集積回路で
は、電源線14が、未使用セル1のNMOS3のゲート
32と電源接続線141によって接続されているため、
ゲート32とPウエル31との間に形成されるMOSキ
ャパシタ構造のゲート容量が、電源−グランド間のデカ
ップリング・コンデンサとして働くことになる。したが
って電源線14の電圧値がグランド電圧値に対し安定化
される。またグランド線15が、未使用セル1のPMO
S2のゲート23とグランド接続線151によって接続
されていることから、ゲート23とNウエル21との間
に形成されるゲート容量が、同じく電源−グランド間の
デカップリング・コンデンサとして働くため、グランド
線15の電圧値が電源電圧値に対し安定化される。その
結果、この半導体集積回路に設けられた論理回路のスイ
ッチング時における電源線14、グランド線15の電圧
値変動が抑えられ、未使用セル1の周辺の実使用セルの
電源電圧値が安定化される。
【0016】図3は上記実施形態の半導体集積回路にお
ける電源線14およびグランド線15の波形図であり、
図中(a)は電源線14の波形、(b)はグランド線1
5の波形、(c)はこの半導体集積回路における論理回
路の出力波形を示している。また図中破線は比較例であ
り、ゲート32に接続しなかった場合の電源線14の波
形(d)と論理回路の出力波形(e)をそれぞれ示して
いる。図3に示すように、論理回路が”Low”出力か
ら”High”出力へスイッチングすると、電源線14
にスイッチング電流が流れるため、比較例では電源14
の配線抵抗によって(d)に示すように大きな電圧降下
が発生する。これに対し、上記実施形態の場合には、
(a)に示すように電源線14の電圧降下量が小さくな
っており、(e)に示すように論理回路の出力が急峻に
なっている。
【0017】また図示しないが、グランド線15におい
てもゲート23に接続しなかった場合には、スイッチン
グ時に図3(d)に示した電源線14と同様の電圧降下
がみられる一方、ゲート23に接続することでグランド
線15の電圧降下量が小さくなることが確認される。こ
れらのことからも、ゲート32とPウエル31との間に
形成されるゲート容量と、ゲート23とNウエル21と
の間に形成されるゲート容量とによるデカップリング・
コンデンサ効果によって、スイッチング時における電源
線14およびグランド線15の電圧値が安定化されたこ
とがわかる。
【0018】以上のように第1実施形態によれば、電源
線14およびグランド線15の電圧値を安定化すること
ができるので、電源電圧降下に起因する論理回路の遅延
時間の増大や誤動作の発生を抑制することができる。ま
た電源線14、グランド線15の形成と同時に電源接続
線141、グランド接続線151を形成することができ
るので、工程数を増加させることなく上記効果を得るこ
とができる。
【0019】なお、上記実施形態では、電源線を未使用
セルのうちの一つのNMOSのゲートに接続し、グラン
ド線を未使用セルのうちの一つのPMOSのゲートに接
続した場合について説明したが、これに限定されるもの
でなく、電源線を未使用セルのうちの二つ以上のNMO
Sのゲートと接続してもよく、またグランド線を未使用
セルのうちの二つ以上のPMOSのゲートに接続しても
よいのはもちろんである。
【0020】次に本発明の第2実施形態を図4および図
5を用いて説明する。なお、図4は図1と同様、未使用
セルの配線接続を一セル分について示したレイアウト図
であり、図5は図4におけるB−B線矢視断面図であ
る。この実施形態において、上記第1実施形態と相違す
るのは、電源線14が未使用セル1のNMOS3のゲー
ト32でなくN型拡散層34と接続され、グランド線1
5が未使用セル1のPMOS2のゲート23でなくP型
拡散層26と接続されている点である。
【0021】すなわち、電源線14からNMOS3のN
型拡散層34に向けて電源接続線141が延びて形成さ
れ、電源接続線141の先端側が、図5に示すごとく絶
縁膜13に形成されたコンタクトホール18を介してN
型拡散層34に接続されている。またグランド線15か
らPMOS2のP型拡散層26に向けてグランド接続線
151が延びて形成され、グランド接続線151の先端
側が絶縁膜13に形成されたコンタクトホール19を介
してP型拡散層26に接続されている。
【0022】このように構成された半導体集積回路で
は、電源線14がN型拡散層34と接続されているた
め、N型拡散層34と、接地電位とされているPウエル
31との接合による、いわゆるP−N接合容量が電源−
グランド間のデカップリング・コンデンサとして働くこ
とになる。またグランド線15がP型拡散層26が接続
されているため、P型拡散層26と、電源電位とされて
いるNウエル21との接合によるP−N接合容量が電源
−グランド間のデカップリング・コンデンサとして働く
ことになる。したがって、第2実施形態の半導体集積回
路によっても、論理回路のスイッチング時における電源
線14、グランド線15の電圧値を安定化でき、電源電
圧降下を抑制することができるので、電源電圧降下に起
因する論理回路の遅延時間の増大や誤動作の発生を抑制
することができる。
【0023】なお、この実施形態では、電源線を未使用
セルのうちの一つのN型拡散層に接続し、グランド線を
未使用セルのうちの一つのP型拡散層に接続した場合に
ついて説明したが、電源線を未使用セルのうちの二つ以
上のN型拡散層に接続してもよく、同様に、グランド線
を未使用セルのうちの二つ以上のP型拡散層に接続して
もよいのはもちろんである。
【0024】次に本発明の第3実施形態を図6を用いて
説明する。なお、図6は図1と同様、未使用セルの配線
接続を一セル分について示したレイアウト図である。図
6に示すようにこの実施形態は、第1実施形態と第2実
施形態とが組み合わされたものであり、電源線14とN
MOS3のゲート32とN型拡散層34とが電源接続線
141によって接続されており、グランド線15とPM
OS2のゲート23とP型拡散層26とがグランド接続
線151によって接続されている。
【0025】このように構成された半導体集積回路で
は、未使用セル1において、N型拡散層34とPウエル
31との接合によるP−N接合容量とともに、NMOS
3のゲート32とPウエル31との間に形成されるゲー
ト容量が、電源−グランド間のデカップリング・コンデ
ンサとして働く。またP型拡散層26とNウエル21と
の接合によるP−N接合容量とともに、PMOS2のゲ
ート23とNウエル21との間に形成されるゲート容量
が電源−グランド間のデカップリング・コンデンサとし
て働く。したがって、論理回路のスイッチング時におけ
る電源線14、グランド線15の電圧値を一層安定化で
き、電源電圧降下をより抑制することができるので、電
源電圧降下に起因する論理回路の遅延時間の増大や誤動
作の発生をさらに抑えることができる。
【0026】なお、この実施形態では、電源線を同じ未
使用セルのNMOSのゲートとN型拡散層に接続した場
合について説明したが、電源線を異なる未使用セルに形
成されたNMOSのゲート、NMOSのN型拡散層に接
続することも可能である。同様にグランド線を異なる未
使用セルに形成されたPMOSのゲート、PMOSのP
型拡散層に接続することも可能である。また本発明は、
ゲートアレー構造を少なくともチップ内の一部に有する
全ての半導体集積回路に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、電源線に接続された未使用セルのNMOSのゲー
トとPウエルとの間に形成されるゲート容量が、電源−
グランド間のデカップリング・コンデンサとして働き、
またグランド線に接続された未使用セルのPMOSのゲ
ートとNウエルとの間に形成されるゲート容量が、電源
−グランド間のデカップリング・コンデンサとして働く
ので、論理回路のスイッチング時における電源線、グラ
ンド線の電圧値を安定化できる。したがって、論理回路
の遅延時間の増大や誤動作の発生を抑制することができ
る。請求項2の発明によれば、電源線に接続された未使
用セルのN型拡散層と、Pウエルとの接合によるP−N
接合容量が、電源−グランド間のデカップリング・コン
デンサとして働き、またグランド線に接続された未使用
セルのP型拡散層と、Nウエルとの接合によるP−N接
合容量が、電源−グランド間のデカップリング・コンデ
ンサとして働くので、請求項1の発明と同様の効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路の第1実施形態の
要部を示すレイアウト図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視断面図である。
【図3】論理回路のスイッチング時における電源線およ
びグランド線の波形図である。
【図4】本発明に係る半導体集積回路の第2実施形態の
要部を示すレイアウト図である。
【図5】図4におけるB−B線矢視断面図である。
【図6】本発明に係る半導体集積回路の第3実施形態の
要部を示すレイアウト図である。
【符号の説明】
1 セル 2 PMOS 3 NMOS 11 基体 14 電源線 15 グランド線 21 Nウエル 22、23、32、33 ゲート 24、25、26 P型拡散層 31 Pウエル 34、35、36 N型拡散層 141 電源接続線 151 グランド接続線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に形成されたNウエルと、該Nウエ
    ルより前記基体の表層側に形成されたP型拡散層と、前
    記基体上に形成されたゲートとからなるPチャネルMO
    Sトランジスタ、および前記基体に形成されたPウエル
    と、該Pウエルより前記基体の表層側に形成されたN型
    拡散層と、前記基体上に形成されたゲートとからなるN
    チャネルMOSトランジスタを有するセルが多数、規則
    的に配置されてなり、該多数のセルのうちの一部のセル
    が配線接続されて論理回路を構成する論理回路使用セル
    とされ、残部が前記論理回路に使用されない論理回路未
    使用セルとされ、前記論理回路使用セルに電源線および
    グランド線が配線接続されてなる半導体集積回路におい
    て、 前記電源線と、前記論理回路未使用セルのうちの少なく
    とも一つのNチャネルMOSトランジスタのゲートとが
    電源接続線によって接続され、 前記グランド線と、前記論理回路未使用セルのうちの少
    なくとも一つのPチャネルMOSトランジスタのゲート
    とがグランド接続線によって接続されてなることを特徴
    とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 基体に形成されたNウエルと、該Nウエ
    ルより前記基体の表層側に形成されたP型拡散層と、前
    記基体上に形成されたゲートとからなるPチャネルMO
    Sトランジスタ、および前記基体に形成されたPウエル
    と、該Pウエルより前記基体の表層側に形成されたN型
    拡散層と、前記基体上に形成されたゲートとからなるN
    チャネルMOSトランジスタを有するセルが多数、規則
    的に配置されてなり、該多数のセルのうちの一部のセル
    が配線接続されて論理回路を構成する論理回路使用セル
    とされ、残部が前記論理回路に使用されない論理回路未
    使用セルとされ、前記論理回路使用セルに電源線および
    グランド線が配線接続されてなる半導体集積回路におい
    て、 前記電源線と、前記論理回路未使用セルのうちの少なく
    とも一つのN型拡散層とが電源接続線によって接続さ
    れ、 前記グランド線と、前記論理回路未使用セルのうちの少
    なくとも一つのP型拡散層とがグランド接続線によって
    接続されてなることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記電源接続線は、前記論理回路未使用
    セルのうちの少なくとも一つのN型拡散層に接続し、 前記グランド接続線は、前記論理回路未使用セルのうち
    の少なくとも一つのP型拡散層に接続してなることを特
    徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6946875B2 (en) 2001-12-21 2005-09-20 Nec Electronics Corporation Universal logic module and ASIC using the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6946875B2 (en) 2001-12-21 2005-09-20 Nec Electronics Corporation Universal logic module and ASIC using the same

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