JPH07297290A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH07297290A
JPH07297290A JP6088921A JP8892194A JPH07297290A JP H07297290 A JPH07297290 A JP H07297290A JP 6088921 A JP6088921 A JP 6088921A JP 8892194 A JP8892194 A JP 8892194A JP H07297290 A JPH07297290 A JP H07297290A
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JP
Japan
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transistor
power supply
transistors
wiring
dummy
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Withdrawn
Application number
JP6088921A
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English (en)
Inventor
Fumiko Kimura
文子 木村
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】セル内の空きスペースを有効利用してダミート
ランジスタを形成し、回路変更時には電源配線のパター
ンの変更のみで対応できる半導体集積回路装置を提供す
る。 【構成】セル1A,1B内には電源配線10の下方にP
MOSトランジスタよりなるダミートランジスタ13が
形成され、電源配線11の下方にNMOSトランジスタ
よりなるダミートランジスタ14が形成されている。セ
ル1Aのトランジスタ14のゲート電極20が露出する
ように配線11のパターンが変更され、セル1Bのトラ
ンジスタ13のゲート電極17が露出するように配線1
0のパターンが変更されている。トランジスタ14の両
N型領域は配線11に接続され、トランジスタ13の両
P型領域は配線10に接続されている。信号線21のコ
ンタクト21aと電極20,17とが接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置
(LSI)に係り、詳しくはCMOSトランジスタより
なるセルが多数形成されたLSIに関する。
【0002】近年、LSIが大規模化し高集積化されて
いる。その反面、LSIの短納期化、コストダウンが要
求されている。そのため、タイミング調整の必要や、回
路に不具合がある場合の回路変更時にも、高集積な回路
を最小限のコストで短納期で変更する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図5には従来のスタンダードセルLSI
におけるセル41が示されている。このセル41はCM
OS構成であり、所定間隔を隔てて形成された3つのP
型半導体領域42,43,44と、所定間隔を隔てて形
成された3つのN型半導体領域45,46,47とを備
えている。各P型半導体領域と各N型半導体領域とは互
いに対向配置されている。互いに隣接するP型領域4
2,43,44間の上方にはゲート電極48,49が形
成されている。P型領域42,43及びゲート電極48
によりPMOSトランジスタT5が形成され、P型領域
43,44及びゲート電極49によりPMOSトランジ
スタT6が形成されている。従って、P型領域42,4
4はトランジスタT5,T6のソースとなり、P型領域
43はトランジスタT5,T6のドレインとなる。ま
た、互いに隣接するN型領域45,46,47間の上方
には前記ゲート電極48,49が延びている。N型領域
45,46及びゲート電極48によりNMOSトランジ
スタT7が形成され、N型領域46,47及びゲート電
極49によりNMOSトランジスタT8が形成されてい
る。従って、N型領域45はトランジスタT7のソース
となり、N型領域46はトランジスタT7のドレインと
なる。N型領域46はトランジスタT8のソースとな
り、N型領域47はトランジスタT8のドレインとな
る。
【0004】両P型領域42,44及びN型領域45の
外端部にはコンタクト形成領域42a,44a,45a
が互いに離間する方向に形成されている。コンタクト形
成領域42a,44aの上方にはPMOSトランジスタ
T5,T6の外端部に沿ってトランジスタT5,T6の
配列方向に延びる電源配線50が設けられている。コン
タクト形成領域45aの上方にはNMOSトランジスタ
T7,T8の外端部に沿ってトランジスタT7,T8の
配列方向に延びる電源配線51が設けられている。配線
50,51には高電位及び低電位電源VDD,VSSが印加
される。
【0005】上記のセル41において、形成領域42
a,44aはコンタクト42b,44bによって配線5
0に接続され、P型領域42,44には電源VDDが印加
される。形成領域45aはコンタクト45bによって配
線51に接続され、N型領域45には電源VSSが印加さ
れる。
【0006】ゲート電極48,49には入力端子A1,
A2が設けられている。P型領域43及びN型領域47
は信号配線52により接続され、同配線52には出力端
子Xが設けられている。上記のようにしてセル41によ
り入力端子A1,A2と1つの出力端子Xとを備えた2
入力NAND回路が形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
セル41において、電源配線50,51の下方は空きス
ペースとなっており、有効利用されていない。この空き
スペースは1つで考えれば小さいが、半導体チップ上の
セルの数だけあるため、半導体チップの面積が増大す
る。
【0008】そして、設計した回路のタイミング調整の
必要や、回路の不具合が発生した時の回路変更時にはす
べての配線層を変更しなければならないため、多大なコ
ストと時間を費やしていた。
【0009】半導体チップ上に前記セル41と同様なダ
ミーセルを設けてある場合には、そのダミーセルの分の
面積が増大する。また、このようなダミーセルは所定の
回路とは無関係な位置に設けられるため、このダミーセ
ルを使用する場合には配線長も長くなり、配線を大幅に
変更しなければならない。さらに、ダミーセルを使用し
て生成できる機能も決められており、使用しないダミー
セルもあり、無駄なスペースとなっていた。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、セル内の空きスペース
を有効利用してダミートランジスタを形成し、回路変更
時には配線のパターンの変更のみで対応できる半導体集
積回路装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、P
MOSトランジスタと、NMOSトランジスタとを対向
するように配置し、両MOSトランジスタの配置方向に
おける両MOSトランジスタの外端部には電源配線との
コンタクトを形成するためのコンタクト形成領域を互い
に離間する方向に形成してセルを構成する。両MOSト
ランジスタのコンタクト形成領域の上方を両MOSトラ
ンジスタの外端部に沿って延びる一対の電源配線を形成
する。セル内には一対の電源配線の下方においてそれぞ
れダミートランジスタを形成する。
【0012】請求項2の発明では、電源配線は、ダミー
トランジスタの一部が露出するようにパターニングされ
ている。請求項3の発明では、電源配線は、ダミートラ
ンジスタの少なくともゲートコンタクト部が露出するよ
うにパターニングされ、該ダミートランジスタのソー
ス,ドレイン領域は該ダミートランジスタ上方の電源配
線に接続され、該ダミートランジスタのゲート電極は信
号線に接続されている。
【0013】請求項4の発明では、電源配線は、2つの
異なるセルにおいて、それぞれのセルに設けられたダミ
ートランジスタのゲートコンタクト部およびソース,ド
レイン領域の一方が露出するようにパターニングされ、
それぞれのゲート電極は共通の第1の信号線に接続さ
れ、一方の領域は共通の第2の信号線に接続され、他方
の領域はそれぞれの領域の上方の電源配線に接続されて
いる。
【0014】請求項5の発明では、セルは一対のPMO
Sトランジスタと、一対のNMOSトランジスタとで構
成される。一対のPMOSトランジスタは、所定間隔を
隔てて形成された3つのP型半導体領域と、P型半導体
領域間の上方に形成された一対のゲート電極とからな
る。一対のNMOSトランジスタは、所定間隔を隔てて
形成された3つのN型半導体領域と、N型半導体領域間
の上方に形成された一対のゲート電極とからなる。
【0015】
【作用】従って、請求項1の発明によれば、セル内の空
きスペースが有効に利用され、ダミートランジスタを設
けてあるにもかかわらず、半導体チップの面積の増大を
抑制でき、コストダウンが可能となる。
【0016】請求項2の発明によれば、タイミング調整
が必要であったり、回路の不具合時の回路の変更におい
て、電源配線の変更のみでダミートランジスタの使用が
可能になる。また、配線変更時にダミートランジスタの
組合せで機能が決定される。
【0017】請求項3の発明によれば、信号線にダミー
トランジスタのゲート電極が接続されているので、信号
線を伝播する信号の伝播時間が遅くなり、タイミングが
調整される。
【0018】請求項4の発明によれば、第1の信号線の
信号の電圧レベルに基づいていずれか一方のダミートラ
ンジスタが動作し、そのダミートランジスタに接続され
ている電源配線の電圧が第2の信号線を介して出力され
る。
【0019】請求項5の発明によれば、一対のPMOS
トランジスタは3つのP型領域からなり、1つのP型領
域を両トランジスタの共通の領域としている。一対のN
MOSトランジスタは3つのN型領域からなり、1つの
N型領域を両トランジスタの共通の領域としている。従
って、セルの占有する面積が小さくなり、集積度が向上
される。
【0020】
【実施例】
[第1実施例]以下、本発明をスタンダードセルに具体
化した第1実施例を図1に従って説明する。
【0021】図1には本実施例の2つのセル1A,1B
を使用して構成された2つの2入力NAND回路が示さ
れている。セル1A,1Bは同一の構成であり、CMO
Sトランジスタで構成されている。セル1A,1Bは所
定間隔を隔てて形成された3つのP型半導体領域2,
3,4と、所定間隔を隔てて形成された3つのN型半導
体領域5,6,7とを備えている。各P型領域2,3,
4と各N型領域5,6,7とは互いに対向配置されてい
る。
【0022】互いに隣接するP型領域2,3,4間の上
方にはゲート電極8,9が形成されている。P型領域
2,3及びゲート電極8によりPMOSトランジスタT
1が形成され、P型領域3,4及びゲート電極9により
PMOSトランジスタT2が形成されている。従って、
P型領域2,4はトランジスタT1,T2のソースとな
り、P型領域3はトランジスタT1,T2のドレインと
なる。
【0023】また、互いに隣接するN型領域5,6,7
間の上方には前記ゲート電極8,9が延びている。N型
領域5,6及びゲート電極8によりNMOSトランジス
タT3が形成され、N型領域6,7及びゲート電極9に
よりNMOSトランジスタT4が形成されている。従っ
て、N型領域5はトランジスタT3のソースとなり、N
型領域6はトランジスタT3のドレインとなる。N型領
域6はトランジスタT4のソースとなり、N型領域7は
トランジスタT4のドレインとなる。一対のPMOSト
ランジスタT1,T2はP型領域3を両トランジスタT
1,T2の共通の領域としている。一対のNMOSトラ
ンジスタT3,T4はN型領域6を両トランジスタT
3,T4の共通の領域としている。従って、セル1A,
1Bの占有する面積を小さくでき、半導体チップの集積
度を向上することができる。
【0024】両P型領域2,4及びN型領域5の外端部
にはコンタクト形成領域2a,4a,5aが互いに離間
する方向に形成されている。コンタクト形成領域2a,
4aの上方にはトランジスタT1,T2の外端部に沿っ
てトランジスタT1,T2の配列方向に延びる電源配線
10が設けられている。コンタクト形成領域5aの上方
にはトランジスタT3,T4の外端部に沿ってトランジ
スタT3,T4の配列方向に延びる電源配線11が設け
られている。配線10,11には高電位及び低電位電源
VDD,VSSが印加される。
【0025】セル1A,1B内には、配線10の下方に
おいてPMOSトランジスタよりなるダミートランジス
タ13が形成され、配線11の下方においてNMOSト
ランジスタよりなるダミートランジスタ14が形成され
ている。トランジスタ13は2つのP型半導体領域と、
両P型領域間の上方に形成されたゲート電極17とから
なる。トランジスタ14は2つのN型半導体領域と、両
N型領域間の上方に形成されたゲート電極20とからな
る。
【0026】上記のセル1A,1Bにおいて、形成領域
2a,4aはコンタクト2b,4bによって配線10に
接続され、P型領域2,4には電源VDDが印加される。
形成領域5aはコンタクト5bによって配線11に接続
され、N型領域5には電源VSSが印加される。
【0027】ゲート電極8,9には入力端子A1,A2
が設けられている。P型領域3及びN型領域7は信号配
線12により接続され、同配線12には出力端子Xが設
けられている。上記のようにしてセル1A,1Bにより
入力端子A1,A2と1つの出力端子Xとを備えた2入
力NAND回路が形成されている。
【0028】2つの2入力NAND回路間には他の回路
からの信号線21が配線されている。図1では、信号線
21を伝播する信号のタイミング調整や、回路変更等が
不必要である。そのため、ダミートランジスタ13,1
4は使用されず、トランジスタ13,14は電源配線1
0,11で覆われている。
【0029】これらのトランジスタ13,14に対応す
る電源配線10,11の部分をパターニングしてトラン
ジスタ13,14を露出させることより、トランジスタ
13,14は使用可能になる。
【0030】このように、本実施例では、電源配線1
0,11の下方のセル1A,1B内の空きスペースに、
ダミートランジスタ13,14を形成している。そのた
め、セル1A,1B内の空きスペースを有効に利用で
き、ダミートランジスタを設けてあるにもかかわらず、
半導体チップの面積の増大を抑制でき、よってコストダ
ウンを図ることができる。
【0031】[第2実施例]次に、第2実施例を図2に
従って説明する。なお、説明の便宜上、図1と同様の構
成については同一の符号を付して説明を一部省略する。
【0032】図2に示すように、本実施例においても2
つのセル1A,1Bを使用して2つの2入力NAND回
路が構成されている。本実施例においては、セル1A側
において、ダミートランジスタ14のゲート電極20の
少なくともゲートコンタクト部が露出するように、電源
配線11がパターニングされている。また、セル1B側
において、ダミートランジスタ13のゲート電極17の
少なくともゲートコンタクト部が露出するように、電源
配線10がパターニングされている。なお、トランジス
タ14の両N型領域は配線11に接続され、トランジス
タ13の両P型領域は配線10に接続されている。
【0033】信号線21の中間部にはコンタクト21a
が形成され、このコンタクト21aと両ゲート電極2
0,17とが信号配線によりそれぞれ接続されている。
このように、本実施例では、前記実施例と同様の効果が
ある。信号線21に両トランジスタ13,14のゲート
電極17,20の負荷容量を接続しているため、信号線
21の端子SAから端子SXへ伝播する信号の伝播時間
を遅くして、タイミング調整を行うことができる。
【0034】また、この回路変更時において、近接した
複数のセル内のダミートランジスタを使用し、それらの
配線を行うことにより必要とする機能を実現できる。そ
のため、このような回路変更時において信号配線を大幅
に変更しなくて済むとともに、その機能を実現するため
の配線長も短くでき、コストや所要時間を低減すること
ができる。
【0035】さらに、本実施例において、前記実施例と
同様の効果がある。 [第3実施例]次に、第3実施例を図3に従って説明す
る。なお、説明の便宜上、図1と同様の構成については
同一の符号を付して説明を一部省略する。
【0036】図3に示すように、本実施例においても2
つのセル1A,1Bを使用して2つの2入力NAND回
路が構成されている。本実施例においては、セル1A側
において、ダミートランジスタ14の一方のN型領域
(ソース領域)及びゲート電極20が露出するように、
電源配線11がパターニングされている。トランジスタ
14の他方のN型領域(ドレイン領域)は配線11に接
続されている。また、セル1B側において、ダミートラ
ンジスタ13の一方のP型領域(ドレイン領域)及びゲ
ート電極17が露出するように、電源配線10がパター
ニングされている。トランジスタ13の他方のP型領域
(ソース領域)は配線10に接続されている。
【0037】2つの2入力NAND回路(セル1A,1
B)間には、端子SAを備える第1の信号線としての信
号線22と、端子SXを備える第2の信号線としての信
号線23が配線されている。信号線22の内端部にはコ
ンタクト22aが形成され、コンタクト22aと両ゲー
ト電極20,17とが信号配線によりそれぞれ接続され
ている。信号線23の内端部にはコンタクト23aが形
成され、トランジスタ13の露出されたP型領域及びト
ランジスタ14の露出されたN型領域とコンタクト23
aとが信号配線によりそれぞれ接続されている。従っ
て、ダミートランジスタ13,14によってCMOSイ
ンバータが構成され、端子SAの入力信号が反転されて
端子SXから出力される。
【0038】本実施例においても、前記第2実施例と同
様の効果がある。 [第4実施例]次に、第4実施例を図4に従って説明す
る。なお、説明の便宜上、図1と同様の構成については
同一の符号を付して説明を一部省略する。
【0039】図4にはセル1Aを使用して構成された2
入力NAND回路と、セル1Cを使用して構成された2
入力NOR回路とが示されている。本実施例のセル1C
におけるPMOSトランジスタT2のP型領域4には前
記コンタクト形成領域4aが形成されていない。従っ
て、電源VDDは電源配線10を介してP型領域2にのみ
印加される。
【0040】セル1A内には、電源配線10の下方に前
記ダミートランジスタ13が形成され、電源配線11の
下方においてNMOSトランジスタよりなる2つのダミ
ートランジスタ24,25が形成されている。トランジ
スタ24,25は所定間隔を隔てて形成された3つのN
型半導体領域と、各N型領域間の上方に形成されたゲー
ト電極26,27とからなる。
【0041】セル1C内には、電源配線10の下方にお
いてPMOSトランジスタよりなる2つのダミートラン
ジスタ28,29が形成され、電源配線11の下方に前
記ダミートランジスタ14が形成されている。トランジ
スタ28,29は所定間隔を隔てて形成された3つのP
型半導体領域と、各P型領域間の上方に形成されたゲー
ト電極30,31とからなる。
【0042】そして、前記セル1Aを使用して前記2入
力NAND回路が構成されている。また、上記のセル1
Cにおいて、形成領域2aはコンタクト2bによって配
線10に接続され、P型領域2には電源VDDが印加され
る。形成領域5a,7aはコンタクト5b,7bによっ
て配線11に接続され、N型領域5,7には電源VSSが
印加される。ゲート電極8,9には入力端子A1,A2
が設けられている。P型領域4及びN型領域6は信号配
線12により接続され、同配線12には出力端子Xが設
けられている。上記のようにしてセル1Cにより入力端
子A1,A2と1つの出力端子Xとを備えた2入力NO
R回路が形成されている。
【0043】本実施例においては、セル1A側におい
て、ダミートランジスタ24の一方のN型領域、ゲート
電極26及びダミートランジスタ25全体が露出するよ
うに、電源配線11がパターニングされている。トラン
ジスタ24の他方のN型領域は配線11に接続されてい
る。
【0044】また、セル1C側において、ダミートラン
ジスタ28,29に共通のP型領域(ドレイン)及びゲ
ート電極30,31が露出するように、電源配線10が
パターニングされている。トランジスタ28の他方のP
型領域は配線10に接続されている。
【0045】2入力NAND回路(セル1A)と2入力
NOR回路(セル1C)との間には、端子SA,SXを
備える信号線32と、端子SB,SYを備える信号線3
3が配線されている。信号線32の中間部にはコンタク
ト32aが形成され、コンタクト32aとゲート電極2
6,30とが信号配線によりそれぞれ接続されている。
【0046】トランジスタ28,29の露出された共通
のP型領域と、トランジスタ25の露出された右方のN
型領域と、出力端子OPとが信号配線により互いに接続
されている。
【0047】信号線33の中間部にはコンタクト33a
が形成され、コンタクト33aとゲート電極27,31
とが信号配線によりそれぞれ接続されている。従って、
ダミートランジスタ24,25,28,29によって2
入力NAND回路が構成されている。端子SA,SBの
入力信号が共にHレベルのとき、出力端子OPからLレ
ベル(電源VSSのレベル)の信号が出力される。
【0048】本実施例においても、前記第2実施例と同
様の効果がある。なお、複数のセル内のダミートランジ
スタを使用して、CMOSインバータ、NAND回路以
外に、OR回路、NOR回路、Ex−OR回路(排他的
論理和回路)等の他の論理回路を構成してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明
は、セル内の空きスペースを有効に利用でき、半導体チ
ップの面積の増大を抑制してコストダウンを図ることが
できる。
【0050】請求項2の発明は、タイミング調整が必要
であったり、回路の不具合時の回路の変更において、電
源配線の変更のみでダミートランジスタの使用が可能に
なる。また、配線変更時にダミートランジスタの組合せ
で機能を決定することができる。
【0051】請求項3の発明は、信号線を伝播する信号
の伝播時間を遅くしてタイミングを調整できる。請求項
4の発明は、複数のダミートランジスタを用いて第1の
信号線の信号の電圧レベルに基づいて動作する回路を構
成することができる。
【0052】請求項5の発明によれば、セルの占有する
面積を小さくでき、集積度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例を示すレイアウ
ト図である。
【図2】第2実施例を示すレイアウト図である。
【図3】第3実施例を示すレイアウト図である。
【図4】第4実施例を示すレイアウト図である。
【図5】従来のセルを示すレイアウト図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C セル 2a,4a,5a,7a コンタクト形成領域 2〜4 P型半導体領域 5〜7 N型半導体領域 10,11 電源配線 13,14 ダミートランジスタ T1,T2 PMOSトランジスタ T3,T4 NMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/08 321 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PMOSトランジスタ(T1,T2)
    と、NMOSトランジスタ(T3,T4)とを対向する
    ように配置し、両MOSトランジスタの配置方向におけ
    る両MOSトランジスタの外端部には電源配線(10,
    11)とのコンタクトを形成するためのコンタクト形成
    領域(2a,4a,5a)を互いに離間する方向に形成
    してセル(1A,1B)を構成し、前記両コンタクト形
    成領域(2a,4a,5a)の上方を前記両MOSトラ
    ンジスタ(T1,T2,T3,T4)の外端部に沿って
    延びる一対の電源配線(10,11)を形成した半導体
    集積回路装置において、 前記セル(1A,1B)内には前記一対の電源配線(1
    0,11)の下方においてそれぞれダミートランジスタ
    (13,14)が形成されていることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記電源配線(10,11)は、前記ダ
    ミートランジスタ(13,14)の一部が露出するよう
    にパターニングされてなることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記電源配線は、前記ダミートランジス
    タの少なくともゲートコンタクト部が露出するようにパ
    ターニングされ、該ダミートランジスタのソース,ドレ
    イン領域は該ダミートランジスタ上方の前記電源配線に
    接続され、該ダミートランジスタのゲート電極は信号線
    に接続されてなることを特徴とする請求項2に記載の半
    導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記電源配線は、2つの異なるセルにお
    いて、それぞれのセルに設けられた前記ダミートランジ
    スタのゲートコンタクト部およびソース,ドレイン領域
    の一方が露出するようにパターニングされ、それぞれの
    ゲート電極は共通の第1の信号線に接続され、前記一方
    の領域は共通の第2の信号線に接続され、他方の領域は
    それぞれの領域の上方の前記電源配線に接続されてなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装
    置。
  5. 【請求項5】 前記セル(1A,1B)は一対のPMO
    Sトランジスタ(T1,T2)と、一対のNMOSトラ
    ンジスタ(T3,T4)とで構成され、 前記一対のPMOSトランジスタ(T1,T2)は、所
    定間隔を隔てて形成された3つのP型半導体領域(2,
    3,4)と、前記P型半導体領域(2,3,4)間の上
    方に形成された一対のゲート電極(8,9)とからな
    り、 前記一対のNMOSトランジスタ(T3,T4)は、所
    定間隔を隔てて形成された3つのN型半導体領域(5,
    6,7)と、前記N型半導体領域(5,6,7)間の上
    方に形成された一対のゲート電極(8,9)とからなる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の
    半導体集積回路装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100568015B1 (ko) * 1999-07-30 2006-04-07 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 집적 회로
JP2008004790A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Oki Electric Ind Co Ltd スタンダードセル

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KR100568015B1 (ko) * 1999-07-30 2006-04-07 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 집적 회로
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