JP2003179012A - スラリー供給方法およびその装置 - Google Patents

スラリー供給方法およびその装置

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JP2003179012A JP2001379867A JP2001379867A JP2003179012A JP 2003179012 A JP2003179012 A JP 2003179012A JP 2001379867 A JP2001379867 A JP 2001379867A JP 2001379867 A JP2001379867 A JP 2001379867A JP 2003179012 A JP2003179012 A JP 2003179012A
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Koichiro Tsutahara
晃一郎 蔦原
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの目詰まり、スクラッチの発生を防
止できるスラリー供給方法およびその装置を得る。 【解決手段】 スラリーが供給される配管1の最終段に
フィルタ2が設けられたスラリー供給ラインと、スラリ
ー供給ラインに連結され、このスラリー供給ラインを流
れるスラリーに溶媒を合流させるスラリー溶媒バルブ8
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体研磨にお
けるスラリー供給方法およびその装置に関し、特に、半
導体製造に用いられるCMP技術におけるスラリー(研
磨剤)の供給技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、CMP(Chemical Mechanical Po
lishing:化学的機械研磨)は、ウエハの表面に微粒子
を含んだ研磨剤を供給し、研磨布を押し付けて動かすこ
とにより、ウエハプロセス工程で生じた段差を平坦化さ
せるものである。研磨布を押し付けるためには、供給す
る研磨剤即ちスラリーの微粒子は高度に制御する必要が
ある。微粒子が凝集し大きな粒子になったり、供給系統
のバルブなどの異物はウエハ表面に供給されると、ウエ
ハ表面が局部的に削れるスクラッチを発生させるからで
ある。これを防止するために、スラリー供給ライン最終
段に、異物除去用のフィルタを備える。
【0003】図6は、従来のスラリー供給装置を示す構
成図である。図において、図の左側よりスラリーが配管
1を通して供給され、最終的にフィルタ2で巨大粒子を
除去して、研磨布3が貼り付けられた研磨プラテン4上
に排出される。被研磨物のウエハ5は研磨布3に押し付
けられ回転することにより研磨が進行する。研磨が終了
するとスラリーバルブ6を閉じるが、そのままではスラ
リーバルブ6以後の配管1やフィルタ2内のスラリーが
乾燥固着し、詰まりや、スクラッチを生じるため、純水
バルブ7を開くことにより、配管1内のスラリーを排出
する。
【0004】このとき、スラリー中の添加剤を希釈する
ため分散効果が減少し、微粒子の凝集を引き起こし、フ
ィルタ2の目詰やスクラッチを発生させる。また、研磨
を再開するために、純水に置換した後、スラリーを流す
場合も、純水で満たされた配管1やフィルタ2にスラリ
ーが流れるため、純水置換時と同様にスラリー中の添加
剤が希釈され、微粒子の凝集を引き起こし、フィルタ2
の目詰やスクラッチを発生させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
スラリー供給装置の場合は、スラリーを流さない装置休
止状態には、フィルタ内乾燥固着を防ぐために純水によ
る置換を行っていたため、置換時にスラリーの凝集が起
こり、フィルタの目詰が発生するという問題点があっ
た。これは、スラリーには微粒子の凝集を防ぐために、
溶媒をアルカリ性にしたり、添加剤が入っているが、純
水による置換時には、これらの分散効果が減少するため
である。
【0006】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたものであり、フィルタの目詰ま
り、スクラッチを防止することができるスラリー供給方
法およびその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るス
ラリー供給方法は、最終段のフィルタに導入されるスラ
リー供給ラインを通してスラリーを研磨布の貼り付けら
れた研磨プラテンに供給するスラリー供給方法におい
て、上記スラリー供給ラインを流れるスラリーに溶媒を
合流させて供給するものである。
【0008】請求項2の発明に係るスラリー供給方法
は、上記スラリー供給ラインに定期的に純水を流して上
記溶媒を純水で置換するものである。
【0009】請求項3の発明に係るスラリー供給方法
は、上記溶媒として、アンモニアベースのスラリーの場
合はアンモニア溶液、分散剤が導入されているスラリー
の場合は同じ分散剤を純水に導入したものを用いるもの
である。
【0010】請求項4の発明に係るスラリー供給方法
は、最終段のフィルタに導入されるスラリー供給ライン
を通してスラリーを研磨布の貼り付けられた研磨プラテ
ンに供給するスラリー供給方法において、上記スラリー
供給ラインに定期的に純水を供給して上記スラリーを排
出し、その後上記スラリー供給ラインの排出口近傍に設
けられた可動式の純水供給容器からの純水を定期的に上
記スラリー供給ラインとは逆方向に吸引して排水するも
のである。
【0011】請求項5の発明に係るスラリー供給装置
は、スラリーが供給される配管の最終段にフィルタが設
けられたスラリー供給ラインと、上記スラリー供給ライ
ンに連結され、該スラリー供給ラインを流れるスラリー
に溶媒を合流させる溶媒供給手段とを備えたものであ
る。
【0012】請求項6の発明に係るスラリー供給装置、
上記フィルタと上記溶媒供給手段の間に設けられ、定期
的に純水を供給する純水供給手段を備えたものである。
【0013】請求項7の発明に係るスラリー供給装置、
上記溶媒供給手段は、上記スラリー供給ラインの配管に
取り付けられたスラリー溶媒バルブを有するものであ
る。
【0014】請求項8の発明に係るスラリー供給装置、
上記溶媒として、アンモニアベースのスラリーの場合は
アンモニア溶液、分散剤が導入されているスラリーの場
合は同じ分散剤を純水に導入したものを用いるものであ
る。
【0015】請求項9の発明に係るスラリー供給装置、
スラリーが供給される配管の最終段にフィルタが設けら
れたスラリー供給ラインと、上記スラリー供給ラインに
連結され、定期的に純水を供給する純水供給手段と、上
記スラリー供給ラインの排出口近傍に設けられた可動式
の純水供給容器と、上記スラリー供給ラインに連結さ
れ、上記純水供給容器からの純水を定期的に上記スラリ
ー供給ラインとは逆方向に吸引して排水する吸引排水手
段とを備えたものである。
【0016】請求項10の発明に係るスラリー供給装
置、上記吸引排水手段は、上記スラリー供給ラインの配
管に取り付けられた吸引排水バルブと、該吸引排水バル
ブに連結されたポンプとからなるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
スラリー供給装置の構成を示す配置図である。図におい
て、1はスラリーが供給される配管、2は配管1に取り
付けられてこの配管1を通る巨大粒子を最終的に除去す
るフィルタ、3は研磨布、4は研磨布3が貼り付けられ
た研磨プラテン、5は被研磨物である例えばウエハ、6
はフィルタ2の前方で配管1に取り付けられたスラリー
バルブ、8はスラリーバルブ6とフィルタ2との間で配
管1に取り付けられてスラリー溶媒をスラリーと合流さ
せるスラリー溶媒バルブである。
【0018】次に、動作について説明する。図の左側よ
り配管1に対してスラリーが供給され、最終的にフィル
タ2で巨大粒子を除去して、研磨布3が貼り付けられた
研磨プラテン4上に排出される。被研磨物であるウエハ
5は研磨布3に押し付けられ回転することにより研磨が
進行する。研磨が終了すると、スラリーバルブ6を閉じ
るが、そのままではスラリーバルブ6以後の配管1やフ
ィルタ2内のスラリーが乾燥固着し、詰まりや、スクラ
ッチを生じるため、まず、スラリー溶媒バルブ8を開く
ことにより、配管1内のスラリーをスラリー溶媒バルブ
8からのスラリー溶媒で希釈して排出する。つまり、配
管1とフィルタ2内のスラリーを溶媒へ実質的に置換す
る。この場合に、微粒子を分散させる溶媒を用いるた
め、分散効果が減少することなく、微粒子の凝集を引き
起こさず、フィルタ詰まりやスクラッチを発生させな
い。
【0019】この配管1とフィルタ2内のスラリーから
溶媒への置換が完了すると、スラリー溶媒バルブ8を閉
じる。研磨を再開するときは、スラリーバルブ6を開
き、配管1やフィルタ2内にスラリーを流すが、スラリ
ー溶媒で満たされているためスラリーは凝集することな
く、速やかに溶媒から置換される。
【0020】スラリーの溶媒の一例としては、アンモニ
アベースのスラリーの場合はアンモニア溶液、分散剤が
導入されているスラリーの場合は同じ分散剤を純水に導
入したものなどが考えられる。
【0021】このようにして、本実施の形態では、最終
段フィルタに導入されるスラリー供給系統に合流する、
スラリーの溶媒を合流させる系統を設け、スラリーの溶
媒として微粒子を分散させる溶媒を用いるため、分散効
果が減少することなく、微粒子の凝集を引き起こさず、
フィルタ詰まりやスクラッチを発生を防止できる。
【0022】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2によるスラリー供給装置の構成を示す配置図であ
る。なお、図2において、図1と対応する部分には同一
符号を付し、その重複説明を省略する。本実施の形態で
は、上記実施の形態1でスラリーバルブ6とフィルタ2
との間で配管1に設けられたスラリー溶媒バルブ8の後
方に定期的に純水を流すための純水バルブ7を配管1に
取り付ける。その他の構成は、上記実施の形態1と同様
である。
【0023】次に、動作について説明する。図の左側よ
り配管1に対してスラリーが供給され、最終的にフィル
タ2で巨大粒子を除去して、研磨布3が貼り付けられた
研磨プラテン4上に排出される。被研磨物のウエハ5は
研磨布3に押し付けられ回転することにより研磨が進行
する。
【0024】研磨が終了すると、スラリーバルブ6を閉
じるが、そのままではスラリーバルブ6以後の配管1や
フィルタ2内のスラリーが乾燥固着し、詰まりや、スク
ラッチを生じるため、まず、スラリー溶媒バルブ8を開
くことにより、配管1内のスラリーをスラリー溶媒バル
ブ8からのスラリー溶媒で希釈して排出する。微粒子を
分散させる溶媒を用いるため分散効果が減少することな
く、微粒子の凝集を引き起こさず、フィルタ詰まりやス
クラッチを発生させない。配管1とフィルタ2内のスラ
リーから溶媒への置換が完了すると、スラリー溶媒バル
ブ8を閉じ、次に純水バルブ7を開く。
【0025】配管1とフィルタ2内の溶媒から純水への
置換が完了すると、純水バルブ7を閉じ、スラリーバル
ブ6以後の配管1とフィルタ2内を純水で満たした状態
とする。定期的に純水バルブ7を開き、純水を流すこと
により、配管1とフィルタ2の乾燥を防ぐ。純水に置換
しているため、コストの高いスラリーや溶媒を用いる必
要がないため長期間研磨しない場合でも、低コストで装
置を維持できる。
【0026】研磨を再開するときは、まず、スラリー溶
媒バルブ8を開き、配管1やフィルタ2をスラリー溶媒
で満たした後、スラリー溶媒バルブ8を閉じ、スラリー
バルブ6を開く。純水とスラリーが直接混合することが
無いため、スラリーの凝集を防ぐことができる。
【0027】各バルブの開閉タイミングを図3に示す。
このようにして、本実施の形態では、最終段フィルタに
導入されるスラリー供給系統に合流する、スラリーの溶
媒を合流させる系統と、この系統の後方に定期的に純水
を流すための純水系統を設け、溶媒でフィルタ内のスラ
リーを置換した後、純水での置換を行い、定期的に純水
を流すことにより、フィルタ詰まりやスクラッチの発生
を防止できると共に、長期間の停止においても低コスト
でスラリー凝集を防ぐことができる。
【0028】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるスラリー供給装置の構成を示す配置図であ
る。なお、図4において、図2と対応する部分には同一
符号を付し、その重複説明を省略する。本実施の形態で
は、スラリーの供給口に可動式の純水供給容器としての
純水スラリー9を設ける。また、上記実施の形態2で配
管1に取り付けられた純水バルブ7の前方にスラリー溶
媒バルブ8に代えて吸引排水バルブ10と、これに連結
するポンプ11を設け、実質的にフィルタ直前の分岐ラ
インに吸引ラインを設ける。その他の構成は、上記実施
の形態2と同様である。
【0029】次に、動作について説明する。図の左側よ
り配管1に対してスラリーが供給され、最終的にフィル
タ2で巨大粒子を除去して、研磨布3が貼り付けられた
研磨プラテン4上に排出される。被研磨物のウエハ5は
研磨布3に押し付けられ回転することにより研磨が進行
する。
【0030】研磨が終了すると、スラリーバルブ6を閉
じるが、そのままではスラリーバルブ6以後の配管1や
フィルタ2内のスラリーが乾燥固着し、詰まりや、スク
ラッチを生じるため、まず、純水バルブ7を開くことに
より、配管1内のスラリーを排出する。このとき、スラ
リー中の添加剤を希釈するため分散効果が減少し、微粒
子の凝集を引き起こし、フィルタの目詰を発生させる。
この凝集しフィルタ2に詰まったスラリーを定期的に除
去する必要がある。
【0031】そこで、まず、通常は、図4に示すように
退避状態の可動式の純水トレー9を、図5のようにスラ
リー排出ロに移動させる。次に、吸引排水バルブ10を
開け、この吸引排水バルブ10に接続されたポンプ11
から、純水トレー9内の純水を吸引する。このとき、純
水の流れによりフィルタ2内に捕捉された、凝集巨大粒
子をポンプ11の方向に排出する。このように定期的
に、フィルタ2に詰まった凝集巨大粒子を除去すること
により、フィルタ2の目詰やスクラッチが防止される。
【0032】このようにして、本実施の形態では、フィ
ルタ直前の分岐ラインに吸引ラインを設けると共に、ス
ラリーの供給口に可動式の純水トレー即ち純水供給容器
を設けて、定期的に吸引ラインから通常と逆の流れを作
り、フィルター次側やハウジング底に溜まったスラリー
固形物を除去する、つまり、フィルタ等に詰まった凝集
巨大粒子を除去することにより、フィルタの目詰やスク
ラッチを防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、最終段のフィルタに導入されるスラリー供給ライン
を通してスラリーを研磨布の貼り付けられた研磨プラテ
ンに供給するスラリー供給方法において、上記スラリー
供給ラインを流れるスラリーに溶媒を合流させて供給す
るので、フィルタの目詰まり、スクラッチの発生を防止
できるという効果がある。
【0034】また、請求項2の発明によれば、上記スラ
リー供給ラインに定期的に純水を流して上記溶媒を純水
で置換するので、フィルタの目詰まり、スクラッチの発
生を防止できると共に、長期間の停止においても低コス
トでスラリー凝集を防ぐことができるという効果があ
る。
【0035】また、請求項3および8の発明によれば、
上記溶媒として、アンモニアベースのスラリーの場合は
アンモニア溶液、分散剤が導入されているスラリーの場
合は同じ分散剤を純水に導入したものを用いるので、フ
ィルタの目詰まり、スクラッチの発生の防止に寄与でき
るという効果がある。
【0036】また、請求項4の発明によれば、最終段の
フィルタに導入されるスラリー供給ラインを通してスラ
リーを研磨布の貼り付けられた研磨プラテンに供給する
スラリー供給方法において、上記スラリー供給ラインに
定期的に純水を供給して上記スラリーを排出し、その後
上記スラリー供給ラインの排出口近傍に設けられた可動
式の純水供給容器からの純水を定期的に上記スラリー供
給ラインとは逆方向に吸引して排水するので、フィルタ
の目詰まり、スクラッチの発生を防止できるという効果
がある。
【0037】さらに、請求項5の発明によれば、スラリ
ーが供給される配管の最終段にフィルタが設けられたス
ラリー供給ラインと、上記スラリー供給ラインに連結さ
れ、該スラリー供給ラインを流れるスラリーに溶媒を合
流させる溶媒供給手段とを備えたので、フィルタの目詰
まり、スクラッチの発生を防止できるという効果があ
る。
【0038】また、請求項6の発明によれば、上記フィ
ルタと上記溶媒供給手段の間に設けられ、定期的に純水
を供給する純水供給手段を備えたので、フィルタの目詰
まり、スクラッチの発生を防止できると共に、長期間の
停止においても低コストでスラリー凝集を防ぐことがで
きるという効果がある。
【0039】また、請求項7の発明によれば、上記溶媒
供給手段は、上記スラリー供給ラインの配管に取り付け
られたスラリー溶媒バルブを有するので、フィルタの目
詰まり、スクラッチの発生の防止に寄与できるという効
果がある。
【0040】また、請求項9の発明によれば、スラリー
が供給される配管の最終段にフィルタが設けられたスラ
リー供給ラインと、上記スラリー供給ラインに連結さ
れ、定期的に純水を供給する純水供給手段と、上記スラ
リー供給ラインの排出口近傍に設けられた可動式の純水
供給容器と、上記スラリー供給ラインに連結され、上記
純水供給容器からの純水を定期的に上記スラリー供給ラ
インとは逆方向に吸引して排水する吸引排水手段とを備
えたので、フィルタの目詰まり、スクラッチの発生を防
止できるという効果がある。
【0041】また、請求項10の発明によれば、上記吸
引排水手段は、上記スラリー供給ラインの配管に取り付
けられた吸引排水バルブと、該吸引排水バルブに連結さ
れたポンプとからなるので、フィルタの目詰まり、スク
ラッチの発生の防止に寄与できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す構成図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2における各バルブの
開閉タイミングを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す構成図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す構成図であ
る。
【図6】 従来のスリラ供給装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 配管、 2 フィルタ、 3 研磨布、 4 研磨
プラテン、 5 ウエハ、 6 スラリーバルブ、 7
純水バルブ、 8 スラリー溶媒バルブ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終段のフィルタに導入されるスラリー
    供給ラインを通してスラリーを研磨布の貼り付けられた
    研磨プラテンに供給するスラリー供給方法において、 上記スラリー供給ラインを流れるスラリーに溶媒を合流
    させて供給するようにしたことを特徴とするスラリー供
    給方法。
  2. 【請求項2】 上記スラリー供給ラインに定期的に純水
    を流して上記溶媒を純水で置換するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のスラリー供給方法。
  3. 【請求項3】 上記溶媒として、アンモニアベースのス
    ラリーの場合はアンモニア溶液、分散剤が導入されてい
    るスラリーの場合は同じ分散剤を純水に導入したものを
    用いることを特徴とする請求項1または2記載のスラリ
    ー供給方法。
  4. 【請求項4】 最終段のフィルタに導入されるスラリー
    供給ラインを通してスラリーを研磨布の貼り付けられた
    研磨プラテンに供給するスラリー供給方法において、 上記スラリー供給ラインに定期的に純水を供給して上記
    スラリーを排出し、その後上記スラリー供給ラインの排
    出口近傍に設けられた可動式の純水供給容器からの純水
    を定期的に上記スラリー供給ラインとは逆方向に吸引し
    て排水するようにしたことを特徴とするスラリー供給方
    法。
  5. 【請求項5】 スラリーが供給される配管の最終段にフ
    ィルタが設けられたスラリー供給ラインと、 上記スラリー供給ラインに連結され、該スラリー供給ラ
    インを流れるスラリーに溶媒を合流させる溶媒供給手段
    とを備えたことを特徴とするスラリー供給装置。
  6. 【請求項6】 上記フィルタと上記溶媒供給手段の間に
    設けられ、定期的に純水を供給する純水供給手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のスラリー供給装置。
  7. 【請求項7】 上記溶媒供給手段は、上記スラリー供給
    ラインの配管に取り付けられたスラリー溶媒バルブを有
    することを特徴とする請求項5または6記載のスラリー
    供給装置。
  8. 【請求項8】 上記溶媒として、アンモニアベースのス
    ラリーの場合はアンモニア溶液、分散剤が導入されてい
    るスラリーの場合は同じ分散剤を純水に導入したものを
    用いることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載
    のスラリー供給装置。
  9. 【請求項9】 スラリーが供給される配管の最終段にフ
    ィルタが設けられたスラリー供給ラインと、 上記スラリー供給ラインに連結され、定期的に純水を供
    給する純水供給手段と、 上記スラリー供給ラインの排出口近傍に設けられた可動
    式の純水供給容器と、 上記スラリー供給ラインに連結され、上記純水供給容器
    からの純水を定期的に上記スラリー供給ラインとは逆方
    向に吸引して排水する吸引排水手段とを備えたことを特
    徴とするスラリー供給装置。
  10. 【請求項10】 上記吸引排水手段は、上記スラリー供
    給ラインの配管に取り付けられた吸引排水バルブと、該
    吸引排水バルブに連結されたポンプとからなることを特
    徴とする請求項9記載のスラリー供給装置。
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