JP2003166648A - 板ブラシシール装置 - Google Patents

板ブラシシール装置

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JP2003166648A
JP2003166648A JP2001363943A JP2001363943A JP2003166648A JP 2003166648 A JP2003166648 A JP 2003166648A JP 2001363943 A JP2001363943 A JP 2001363943A JP 2001363943 A JP2001363943 A JP 2001363943A JP 2003166648 A JP2003166648 A JP 2003166648A
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plate
seal
brush seal
adhesive
shaft
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JP2001363943A
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Toru Kono
徹 河野
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Eagle Engineering Aerospace Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール板の取付部を積層して環状に形成する
とき、取付部の接合面を接合すれば容易に環状に形成で
きるようにすることである。しかも、シール部に作用力
方向へ可撓性を付与すると共に、被密封流体方向へは剛
性を持たせることにある。 【解決手段】 シール板(3)のシール部(6)を形成
するシール部接合面間の各間隔に対応するシール板
(3)の取付部(4)を積層する積層接面間の各間隔
が、前記接着部(5)の厚さで保持して環状に形成さ
れ、シール部で被密封流体をするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、航空機、
ガスタービン等の回転軸周りの相対移動する二構成部品
間をシールする板ブラシシール装置に関する。特に、二
構成部品の一方部品が微少な変動をしても板ブラシシー
ル装置が一方部品の変動に対応して応動変形可能にする
と共に、製作に於いても薄板を容易に積層できるように
したいたブラシシール装置の技術分野に係わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する関連技術には、図10に
示すブラシシール装置100が存在する。図10は、回
転軸120と、この回転軸120が貫通するケーシング
110の貫通孔の外周面との間に取り付けられたブラシ
シール装置100の断面図である。このケーシング11
0は、蒸気タービンやガスタービンの部品である。この
ケーシング110に設けられた回転軸120との間隙を
ブラシシール装置100が仕切るようにしてガス等の被
密封流体をシールするものである。
【0003】図10に於いて、ブラシシール装置100
は、全体がリング状に形成されて、ケーシング110の
溝部112に取り付けられている。このブラシシール装
置100の主要な構成は、ブラシシール109と背板1
02と支持板103である。この環状を成すブラシシー
ル109は、剛毛101が径方向に対して傾斜して取り
付けられており、この数万、数十万本の多数の剛毛10
1がある厚さの束を成しながら円周に沿って壁状に配列
されている。そして、結合された外周の一端部が取付部
104を成していると共に、ブラシシール109の内周
の自由端面105が、回転軸120に対向するように周
面に形成されている。
【0004】この剛毛101の線径は、一般に、0.2
5mm前後の太さのものが用いられている。そして、こ
の剛毛101により回転軸との間をシールのためには、
シール方向にある厚さの壁に形成しなければならない。
このため、数万本以上の剛毛101を束状にして多数配
列しなければならないから、ブラシシール109を製作
に於いて、剛毛101を配列する困難さ及び取付部10
4の固着方法の困難さが伴うことになる。
【0005】このブラシシール109の側面には、環状
に形成された背板102が側面108をブラシシール1
09と接触状態にして配置され、被密封流体の圧力の作
用に対して剛毛101を支持している。又、ブラシシー
ル109の他方の面には、保持板103がリング板に形
成されて背板102との間でブラシシール109の取付
部104側を狭持するごとくして一体に配置されてい
る。この保持板103は、被密封流体が作用した場合、
又は回転軸120が当接した場合でも、自由度を有する
ように径方向の幅が狭く形成されてブラシシール109
を露出している。そして、背板102と、ブラシシール
109の取付部104と、保持板103とは、一端が溶
接されて結合部106を成している。しかし、ブラシシ
ール109は多数の剛毛101で構成されているために
バラバラに成りやすく、又線径が細いために、溶接が困
難になる。
【0006】図10に示す軸の仮想線は、軸120がブ
ラシシール109に対し回転中に揺動しない正常に嵌合
した状態を示すものである。この正常状態は、図10の
仮想線で示す回転軸120がブラシシール109の自由
端面に近接、又は軽く接触しているものである。そし
て、回転軸120が偏心して実線で示すようにブラシシ
ール109を圧接すると、ブラシシール109は曲げら
れたような変形状態になる。このため、剛毛101は回
転軸120が当接しても変形しやすいように、回転軸1
20の径方向に対して傾斜させた状態に配置されてい
る。しかし、この剛毛101を設定角度に正確に傾斜さ
せて取り付けることは、極めて困難な作業である。
【0007】又、回転軸120が振動したり、偏心した
りして、ブラシシール109に接触すると、ブラシシー
ル109は、回転軸120と圧接された状態になりなが
ら傾斜角度も増加させる。一方、反対周面は、ブラシシ
ール109から回転軸120が離れることになる。この
とき、ブラシシール109の内周の自由端側は、回転軸
120と間隙を大きくした非接触状態になるから、この
回転軸120との間隙を流れる被密封流体の圧力により
各剛毛101が押し分かられて剛毛101間に間隙が惹
起するので被密封流体が漏洩することになる。
【0008】更に、他の従来技術として、特開平10−
196801号公報が存在する。この公報には、図11
に示す様に周方向に沿って薄板を積層に重ねたものが示
されている。この図11には、板シール209として薄
板を回転軸120の周方向に重ねて高圧側領域P1と低
圧側領域P2をシールするものである。そして、板シー
ル209の外周部はろう付けされて取付部104に形成
されていると共に、このろう付けされた取付部104を
介してケーシング110の溝部に取り付けられる。又、
板シール209の低圧側領域P2の側面には背板102
が配置されていると共に、高圧領域側P1の側面には保
持板103が配置され、この両側の背板102と保持板
103とにより板シール209の両側を支持している。
【0009】しかし、この様に接触状態に積層された板
シール209に対し、回転軸120が偏心して圧接した
ときに、積層の環状体を成す板シール209は、弾性変
形する逃げ場が無く、更に、積層状態の上に、弾性変形
に対応するバネ常数が大きくなる構成のために、回転軸
60の偏心に対して追随することが困難になる問題を惹
起している。このために板シール209とロータ120
の外周面との間隔を大きくとっているので、被密封流体
のシールに問題が生じてくる。又、この薄板は、回転軸
120の軸方向へある幅に形成されているから、1枚づ
つ重ね合わせれば、シールする方向(軸方向)にある厚
さの壁が形成される。しかし、単に厚さ方向に重ね合わ
せたのみでは、図12に示すように、薄板115はどこ
までも直線方向に重ねられるだけで、環状に形成するこ
とは困難である。この薄板115を環状に重ね合わせる
には、図11に示すように、積層方向へ薄板を円弧状に
曲げなければならない。この円弧状の曲率半径は、回転
軸120の外径から割り出して設計しなければならな
い。この設計、製作が困難である。
【0010】この困難な設計、製作を解決する他の方法
として薄板115を回転軸120の周りに環状を成すよ
うに重ね合わせるには、内周より外周となる長さにより
形成される薄板115の外周取付部104の重ね面11
6間ごとの隙間にスペーサの板を介在させて自由端面1
05側の重ね面116間と取付部104の重ね面116
間とを同一に接触させなければならない。このような重
ね面116間にスペーサを設けた薄板115の取付は、
スペーサの重ね合わせの困難と共に、数万枚から数万十
枚を重ねるようになるので、その取付が極めて困難にな
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ブラ
シシール装置は、何十万個の剛毛101を被密封流体の
作用方向へ束にしながら仕切る方向へ壁状にしたブラシ
シール109を製作することが極めて困難であると共
に、シール能力を向上させることに限界がある。それ
は、ブラシシール109を構成する剛毛101の数があ
まりに多いので、剛毛101を傾斜させて取り付ける取
付上の困難な問題及びその取付部104を固着させる固
定方法の困難な問題、更に、設定されたシール能力に合
わせてシールする方向へ剛毛101を配列する幅の問
題、更には、ブラシシール109が回転軸の偏心により
回転軸120から離間したときに、剛毛101の自由端
側がシール方向へ変形するので、被密封流体の漏洩が増
加する問題等が存する。
【0012】更に又、これを解決するための薄板による
板ブラシシール装置においても、その薄板116を環状
に形成するための取付部の重ね合わせの困難な問題が解
決できない状況にある。更には、薄板のシール部側の重
ねる面間を可撓性を有するようなある間隙に形成するこ
とも困難である。
【0013】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その解決しようとする技術的課題
は、シール板を重ねて環状に形成するときに、内径側の
間隔を密に、外径側の間隔を疎に形成する板ブラシシー
ルを容易に製作できるようにすることにある。更に、板
ブラシシールの取付部の固定方法を容易にすることにあ
る。又、板ブラシシールのシール部のシール能力を向上
させるために、シール板の各間隔を取付部の接着部によ
り簡単に保持できるようにすることにある。更に又、シ
ール板のシール部接合面間の重ねた各間隔を容易に設定
できるようにして重ねた周方向の可撓性を向上させるこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のような課
題を解決するために成されたものであって、その技術的
手段は、以下のように構成されている。
【0015】請求項1に係わる本発明の板ブラシシール
装置は、嵌合して相対移動する一方の部品に外周の固定
部が取付けられて内周のシール部が他方の軸との間をシ
ールするブラシシール装置であって、薄板(7)を有す
るシール板(3)を前記軸の周方向へ積層して環状に形
成される外周に取付部(4)を有する板ブラシシール
(2)と、前記取付部(4)の積層された積層接面
(8)に有する接着部(5)と、前記シール板(3)の
前記内周側のシール部接合面(6A)が接触又は近接に
積層されて被密封流体をシールするシール部(6)とを
有し、前記シール部(6)の前記シール部接合面(6
A)間の各間隔に対応する前記取付部(4)の前記積層
接面(8)間の各間隔が前記接着部(5)の厚さに形成
されているものである。
【0016】請求項1に係わる本発明の板ブラシシール
装置では、各シール板の取付部に於ける接着部を接合し
て重ねると、シール部接合面間を接触又は近接させて軸
の周面に沿った環状を成すシール部に形成することが可
能になる。このため、例えば、ケーシングの貫通孔に軸
が嵌合した間隙をシール部により効果的にシールするこ
とが可能になる。特に、シール板は矩形板のように形成
されているから、シール部の両側面を背板と保持板で保
持して溝部にはめ込むと、又は取付部を直接溝部にはめ
込んで保持すると簡単に板ブラシシールを組み立てるこ
とが可能になる成る。このため、シール板の枚数が多く
とも組立は容易である。又、接着部は、金属被膜処理、
例えば電気メッキにより、スペーサとなるある厚さの層
に形成するものであるから、接着部の厚さの精度の向上
と共に、生産能力を向上させることが可能になる。
【0017】又、シール板の接着部を隣接するシール板
の接着部に接合すると、取付部全体が一体化できるか
ら、ケーシングの溝部に板ブラシシール装置の取付部又
は固定部を容易に取り付けることができる。又、シール
部はシール部接合面を互いに接触又は近接させて配置で
きると共に、円形状に形成することが可能になる。この
ためにシール部のシール能力を向上させることが可能に
なる。
【0018】請求項2に係わる本発明の板ブラシシール
装置は、前記取付部(4)の接着部がメッキにより形成
されているものである。
【0019】請求項2に係わる本発明の板ブラシシール
装置では、接着部が電気メッキ等で形成したメッキ層で
あるから、接着部の厚さ寸法を精度良く成形することが
できる。このため、シール部側のシール部接合面間に対
して取付部側の積層接面間の間隔寸法を接着部の厚さで
精密に保持することが可能になる。
【0020】請求項3に係わる本発明の板ブラシシール
装置は、前記取付部(4)の接着部が超弾性合金又はニ
ッケルにより形成されているものである。
【0021】請求項3に係わる本発明の板ブラシシール
装置では、板ブラシシールの薄板をニッケル系合金で製
作する場合が多いので、この接着部をニッケル合金にす
ると両者の熱膨張係数がほぼ同一となるから高熱の雰囲
気中での取付部の接着部の熱変形、熱に伴う剥離が効果
的に防止される。又、接着部を超弾性合金にすると、積
層接合面の接着力が改善されてシール部側のシール部接
合面の間隔を精度良く保持することが可能になり、シー
ル能力が向上する。
【0022】請求項4に係わる本発明の板ブラシシール
装置は、前記取付部(4)の接着部が前記各シール板の
一方面又は両方面に形成されているものである。
【0023】請求項4に係わる本発明の板ブラシシール
装置では、シール板の片側に接着部を設けたものは取付
部側の積層接面間の間隔が大きくなるので板ブラシシー
ルへの軸等の当接に対する弾性変形を容易にし、接触面
の摩耗を防止する。又両側に接着部を設けたものは、接
着部の厚さ寸法を精密にすることができる。同時に、取
付部全体を被覆できるから、取付部の防触効果が発揮で
きる。更に、両面に接着部を設けたものは、裏表がない
から積層するときにどちらの面でも積層できて積層組立
能率を向上できる。更に、板ブラシシールの薄板素材を
片面又は両面メッキして、その薄板素材から多数のシー
ル板を切断加工すれば、多数のシール板を必要とする板
ブラシシールに於いて、シール板の大量生産が可能にな
る。
【0024】請求項5に係わる本発明の板ブラシシール
装置は、前記シール板(3)が前記軸(60)の径方向
に対して傾斜しているものである。
【0025】請求項5に係わる本発明の板ブラシシール
装置では、自由端部と取付部との間の積層接面間に接着
部により間隙が形成されるから揺動する軸等の当接に対
して可撓性を発揮する。この可撓性の機能が付与された
板ブラシシールが、軸の径方向に対して傾斜しているの
で、例え、軸が触れ回ったときに当接しても、軸に対し
て弾性変形して対応し、圧接や摩耗を防止することが可
能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる好ましい実
施の形態を示す板ブラシシール装置を詳述する。尚、以
下の図面は発明を説明する概念図ではなく、実施に基づ
く設計図である。
【0027】図1は、ケーシング50と軸60との間隙
を高圧P1側と低圧P2側とに仕切る板ブラシシール装
置1の断面図である。又、図2は、図1の板ブラシシー
ル装置1の内径側から見た一部の正面図である。更に、
図3は、図1の板ブラシシール2の正面図である。又、
図4は、図3の板ブラシシール2の取付部近傍の接着部
を示すためのA部の拡大した正面図である。更に図5
は、図3の一部を拡大した正面図である。又、図6は、
薄板7の取付部4の片側に接着部5を設けたシール板3
の側面図である。更に、図7は、薄板7の取付部4の両
側に接着部5を設けたシール板3の側面図である。
【0028】本発明に係わる第一実施の形態を示す板ブ
ラシシール装置1を上述の各図面に基づいて以下に詳述
する。図1及び図2において、1は板ブラシシール装置
である。又、この板ブラシシール装置1の取付部4を含
む固定部20は、一方の部品であるケーシング50の内
周面52に設けられた溝部51に取り付けられている
(以下、一方の部品をケーシングとする)。又、板ブラ
シシール装置1の内周側の自由端部15は他方の部品で
ある軸60の外周面と対向して接触又は近接した状態に
配置される(以下、他方の部品を軸とする)。そして、
高圧P1側の被密封流体を板ブラシシール2によりシー
ルする。
【0029】このブラシシール装置1は、板ブラシシー
ル2、背板部6及び保持板部10が主要な構成部品とな
っている。このうち、板ブラシシール2は、シール板3
が軸60の周方向に沿って積層状態に重ねられ、全体が
環状に形成されている。このシール板3は、図3に示す
ように軸60の回転方向に傾斜して取り付けられてい
る。又、シール板3は、図6及び図7に示すように、薄
板7の一端の積層接面8にメッキによる設定された厚さ
の接着部5に形成されている。そして、シール板3の接
着部5の接合面5Aが接触状態に積層されると共に、外
周側が全周に渡って溶接等により固着されて取付部4に
形成している。
【0030】シール板3は、薄板7と、薄板7の一端側
積層接面8に設けられた接着部5とから構成されてい
る。図6では、取付部4の片側にメッキによる接着部5
が形成されている。又、図7では、取付部4の両側に接
着部5が形成されている。薄板7は、厚さが0.05か
ら0.5mmの範囲であり、長さが300mmで、幅が50
mmの長方形に形成されている。この厚さ、長さ、幅は、
必要に応じてこの寸法以外の大きさにも設計される。
【0031】そして、薄板7の一端側の積層接面8に電
気メッキ処理によりニッケル合金より成る接着部5が形
成されている。この接着部5の厚さは、シール板3を環
状に積層したときに取付部4の積層接面8に生じる間隙
の寸法に設定される。この間隙は、シール板3の内径側
の自由端部15を互いに接触又は近接させて軸60の円
周面に沿って環状に積層したときに、取付部4の外径は
自由端部15の内径より大径の長さだけ各シール板3の
積層接面8間が大きな寸法となる。この間隙の寸法に対
応した厚さに接着部5の厚さを形成する。この接着部5
の厚さは電気メッキ等の金属被膜処理であるために、微
少な厚さでも容易に形成することが可能になる。
【0032】図2は、図1に於いて、シール板3の自由
端部15側のシール部接合面6A(積層接面8)間が接
触状態に配列されてい1実施例である。この状態で、取
付部4の接着部5の接合面5Aが積層対向する取付部4
の接合面5Aに接触状態で積層されている。そして、取
付部4の外周面と共に、背板部16及び保持板部10の
外周面を溶接等により固着して固定部20として一体化
することもできる。
【0033】シール板3の傾斜角度は、軸の回転速度、
軸の偏心の大きさ、更には、軸の揺動状態により決めら
れる。図3に示す板ブラシシール2は、シール板3の角
度を32度に設計した1実施例である。そして、このシ
ール板3の長さが300mmで、幅が50mmである。又、
シール板3の薄板7の厚さが0.1mmである。更に、薄
板7の材質は、ニッケル合金(INCO718)で、接着部5は
NIメッキである。
【0034】この他の実施例に於けるシール板3の一般
的に設定された数字範囲は、シール板3の角度は28度
から45度に設計されている。好ましくは、30度から
38度にしている。そして、このシール板3の薄板7
は、矩形状に形成されているものである。又、この薄板
7の矩形状の長さは80〜550mmの範囲に形成さ
れ、幅が25〜75mmの範囲に形成したものを利用し
た。更に好ましい例としては、300×30mm、300
×50mm、450×60mmのものがある。又、薄板7の
厚さの範囲は、0.01〜0.5mmの範囲で、好まし
くは0.08〜0.3mmのものを使用した。
【0035】これらの寸法は、板ブラシシール装置1の
大きさにより設定されるものであり、大径であればある
程、それに応じて薄板7の大きさも大きく形成される。
又、被密封流体の圧力が高ければ高いほど幅寸法も大き
く形成される。又、薄板7は、鋼板、ステンレス板、ニ
ッケル基の合金板、コバルト合金板、セラミック板等の
材質が用いられる。更に、接着部5は、電気メッキ等に
より大量生産可能な方法により製作される。この接着部
5の材質は、ニッケル、コバルトなどが適しているが、
薄板7の材質と同様にすると、両者の接合性及び熱膨張
係数の差による剥離などの点から良好な結果がいられ
る。
【0036】次に、ブラシシール装置1に於いて、被密
封流体が作用する側に板ブラシシール2を支持するリン
グ状の背板部16が設けられている。この背板部16に
は、板ブラシシール2の取付部4を保持する固着部16
Aと板ブラシシール2に被密封流体の圧力が作用して極
端に曲げられないように支持する支持面16Bとが設け
ている。そして、板ブラシシール2が被密封流体の圧力
を受けても変形しないように支持面16Bにより支持し
ている。この背板部16は、鋼板、ステンレス板、ニッ
ケル合金板、コバルト合金板、アルミニウム板等が用い
られる。
【0037】板ブラシシール2を支持する背板部16に
対し反対側には、保持板部10が配置されている。保持
板部10は、背板部16の径方向の幅より小さい幅のリ
ング状に形成されている。この保持板部10は背板部1
6と協働して板ブラシシール2を保持するものである。
この保持板部10も、背板部16と同様な材質により製
作されている。
【0038】板ブラシシール2は、上述したように、背
板部16と保持板部10とにより取付部4を境にして電
子ビーム等の溶接により一体に結合されている。この背
板部16と板ブラシシール2と保持板部10の結合部
は、固定部20を形成する。図1では、保持板部10の
長さが固定部20の長さに形成されているが、背板部6
に近い径方向の長さに形成することも可能である。この
図1より長くした保持板部10の場合には、板ブラシシ
ール2と保持板部10との間に僅かな間隙が形成され
る。
【0039】板ブラシシール2、背板部6及び保持板部
10は、上述した材質を選定しているが、ケーシング5
0の線膨張係数に合わせて材質を選定することが好まし
い。特に、シール板3の材質は、ニッケル基の合金の他
に、その他非鉄金属で製作される場合もある。更には、
被密封流体の種類、温度、又は、その他の適用分野の条
件によって種々の材質が選定されている。
【0040】図3は、板ブラシシール2を軸60に装着
した正常な状態図である。又、図3のA部の拡大図が図
4である。図4に於いて、接着部5は薄板7の積層接面
8の片側に0.03mmの厚さに成るようにニッケル合金
をメッキしたものである。この接着部5より薄板7の自
由端部15側は、シール部接合面6A(積層接面8)間
に形成される。このシール部接合面6A間は微少な間隙
又は接触状態に形成されてシール能力を発揮する。
【0041】図5は、図3の1部を拡大した板ブラシシ
ール2である。この板ブラシシール2の積層接面8間の
間隙は、図5から明らかなように、取付部4から自由端
部15に近づくにつれてシール部接合面6A間が小さく
なる。そして、この積層接面8間の間隙はシール板3に
可撓性を付与すると共に、自由端部15側は、シール接
合面6A間の間隙が微少になるから、シール部6のシー
ル能力を向上させる。更に、シール板3は、軸60の径
方向に対して傾斜しているから、軸60の当接に対して
弾性変形し、自由端部15が軸60に接触して摩耗する
のを防止する。しかも、板ブラシシール2のシール部6
より取付部4側は背板部16により塞がれているから、
積層接面8間に多少の間隙が存在しても、シールされ
る。
【0042】図6は、薄板7の取付部4の片側に接着部
5を形成したものである。この取付部4の両面は積層す
る接合面5Aとなる。更に、シール板3の自由端15側
の積層する面はシール部接合面6Aとなる。そして、薄
板7の材質は、ニッケル合金である。又、接着部5はニ
ッケルメッキにより形成したものである。シール板3の
大きさは、300mm×50mmの長方形で、厚さが0.1m
mのものが用いられている。これに対して接着部5の厚
さは、0.03mmに形成されている。この図6のシール
板3は、自由端部15の面を軸60の面にあわせて傾斜
面にする場合に、片側の接触部5は積層方向へ配列する
とときの位置決め(目印)となる。
【0043】図7は、ニッケル合金材製の薄板7に於け
る取付部4の両側に接着部5が形成されたものである。
この接着部5の両面は積層する接合面5Aとなる。又、
シール板3の自由端部15側のシール部6に於ける両面
は、シール部接合面6Aとなる。この接着部5の場合に
は、片側の接着部5よりも薄い厚さに形成することがで
きる。しかも、積層するときにシール板3の表裏がない
のでどちらの面を積層してもよく、生産性が良くなる。
このシール板3の大きさは、450×60の長方形で、
厚さが0.05mmにしたものである。又、接着部5の厚
さはニッケルメッキで0.02mmに形成されている。
【0044】図8は、薄板素材7Pの一端側に設定され
た厚さのニッケルメッキを施したものである。そして、
この薄板素材7Pから多数のシール板3をプレス切断又
はワイヤカットにより加工分割したものである。このよ
うにすることにより、多数のシール板3を必要とする板
ブラシシール装置1でも、容易に多数のシール板3を製
作することが可能になる。
【0045】図9は、軸60が偏心して板ブラシシール
2の自由端面15側を湾曲するように押圧した状態の正
面図である。この状態は、軸60の回転方向正面から見
ると図1に実線で示す軸60の状態である。このような
作用力が板ブラシシール装置1に作用したときに、板ブ
ラシシール装置1に於ける積層組立の能率向上と共に、
シール能力が向上する。
【0046】そして、軸60が偏心又は振動してブラシ
シール2に圧接するとシール板3は、薄板7の可撓性と
共に、三角形状に形成される積層接面8間の間隙の働き
により、圧力を受ける力に対して弾性変形(可撓性)を
発揮するようになるので、しなやかに対応して摩擦抵抗
を低減することが可能になる。その結果、軸60の大き
な偏心に対しても摩耗することなくシールすることがで
きることになる。更に、シール板3は、被密封流体の圧
力を受ける方向へ幅が広く形成されているので、被密封
流体の圧力に対して変形することなく対抗力がある。こ
のために、シール部6により被密封流体を確実にシール
することが可能になる。
【0047】以上述べたように、本発明に係わる板ブラ
シシール装置1の基本的構成は、一実施例として、ケー
シング50の孔51に軸60が嵌合して相対移動する間
隙をシールするために設けられているものである。この
板ブラシシール装置1は、ケーシング50の孔52に設
けられた溝部51に取付部4又は固定部20が固着され
ていると共に、自由端部15が軸60側と対向するよう
に配置された板ブラシシール2を設けている。この板ブ
ラシシール2は、可撓性の薄板7から成るシール板3を
軸の周面を囲む方向へ積層して環状に形成された外周側
に取付部4を設けるとともに、内周側にシール部6を設
けている。
【0048】この板ブラシシール2は、特殊に形成され
たシール板3を環状に積層して形成される。このため
に、このシール板3には各薄板7の取付部4となる積層
接面8に接着層5が積層されて厚肉に形成されている。
そして、この取付部4の接着層5により、シール板3を
環状に積層するときに外周側の積層接面8間の間隔をス
ペーサとして保持する。この接着層5の厚さは、シール
板3の内径側である自由端部15のシール部接合面6A
(積層接面8)間の間隔が接触又は近接状態で外径側の
取付部4の積層接面8間の開く間隔を保持する厚さに形
成されている。
【0049】このように構成されたシール部6は、各積
層接面8間全体が接着層5側の間隔が大きくシール接合
面6A側が小さく成るような状態に積層されているの
で、シール部6で被密封流体をシールすると共に、接着
部5側の微少な間隔により軸60等の当接に対して弾性
変形できる可撓性が付与されている。更に、接着層5
は、シール部接合面6Aの間隔に対応する外径の取付部
4の各シール板3の間隔が移動しないように保持する役
目を果たしている。そして、接着層5は、金属被膜処理
により薄板7の取付部4に形成される。
【0050】この接着層5は、層を形成する表面処理に
より行われる。金属皮膜の場合は、電気メッキにより行
うと良好である。この電気メッキは金属イオンを含む溶
液中に処理しようとする薄板素材7Pを浸せきし、それ
を陰極として薄板素材7P表面に金属被膜を電解析出さ
せる。この接着部5を形成する表面処理としては、電気
メッキ、溶融メッキ、核酸メッキ、蒸着メッキ、溶射、
合わせ板、陽極酸化、化成処理(リン酸塩被膜、クロム
酸塩被膜などを形成する場合)、プラスチックライニン
グ、セラミックコーテングなどが採用された。
【0051】この接着層の生産性を向上させる成形方法
は、素材である大きな薄板7Pの一端側に金属皮膜処理
により接着層を形成して切断加工によりシール板3を形
成するものである。この接着層の材質は薄板7と同系統
の材質にすると好ましいことが認められる。それは被密
封流体が温度を有する場合である。高温の場合にこの同
一材質にすると良好な結果がいられる。
【0052】
【発明の効果】本発明に係わるブラシシール装置によれ
ば、各シール板に於ける接着部を互いに接合して積層す
ると、シール部接合面間を接触又は近接させて軸の周面
に沿った環状を成すシール部に形成することが可能にな
り、このシール部により被密封流体を効果的にシールす
ることが期待できる。又、シール板の各積層接面間の間
隙の働きにより軸の当接に対して可撓性を発揮し、しな
やかな弾性変形をして摩耗するのが防止される効果を奏
する。しかも、シール部は、被密封流体の作用方向に対
してシール板としての幅があるから弾性変形することも
なく、設計通りのシール効果を発揮する。
【0053】特に、薄板は矩形板のように形成されてい
るから、薄板の両側面を背板と保持板で溝部に保持する
と、又は取付部を直接に溝部にはめ込むと、簡単に板ブ
ラシシールを組み立てることが可能になる成るので、薄
板の枚数が多くとも組立は極めて容易である。更に、接
着部は、金属被膜処理により設定された層に形成できる
ので、接着部の厚さに対する精度が向上できると共に、
シール板の大量生産が可能になる効果を奏する。
【0054】請求項2に係わる本発明の板ブラシシール
装置によれば、接着部がメッキ層で形成されているか
ら、接着部の厚さ寸法を精度良く成形することが可能に
なる。又、薄板素材に接着部をメッキして、この薄板素
材からシール板を切断すればよいから、シール板の大量
生産が可能になる効果を奏する。
【0055】請求項3に係わる本発明の板ブラシシール
装置によれば、板ブラシシールの薄板をニッケル系合金
で製作する場合が多く、この接着部の材質をニッケル合
金にすると両者の熱膨張係数がほぼ同一となるから、高
熱の雰囲気中での接着部の熱変形、熱に伴う剥離が効果
的に防止される。又、接着部を超弾性合金にすると、接
合面の接合力が改善されてシール部側のシール部接合面
間を良好に保持することが可能になる効果を奏する。
【0056】請求項4に係わる本発明の板ブラシシール
装置によれば、シール板の片側に接着部を設けたもの
は、各接着接面間を大きくして板ブラシシール全体の弾
性変形を大きくできる効果を奏する。しかも、積層接合
面には錆が発生しやすいが、この金属メッキにより錆を
防止することが可能になる。更に、両面メッキでは接着
部の厚さの寸法精度を更に向上させることが可能になる
効果を奏する。更に薄板の取付部全体を接着部として被
覆し、取付部全体に発生する錆も防止できる効果を奏す
る。
【0057】請求項5に係わる本発明の板ブラシシール
装置によれば、シール部と取付部との間の積層接面間に
接着部により間隙が形成されるから軸等の当接に対して
可撓性を発揮し、この可撓性が付与された機能を有する
板ブラシシールが、軸の径方向に対して傾斜しているの
で、例え、軸が触れ回ったときに当接しても、軸に対し
て弾性変形して、圧接や摩耗を防止する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる好ましい1実施の形態を示す板
ブラシシール装置の軸方向の半断面図である。
【図2】図1の内径側から見た1部の平面図である。
【図3】本発明に係わる板ブラシシールの正面図であ
る。
【図4】図3のA部の拡大図である。
【図5】図3の1部を示す正面図である。
【図6】本発明に係わる第1実施例のシール板の平面図
である。
【図7】本発明に係わる第2実施例のシール板の平面図
である。
【図8】本発明に係わるシール板を生産するための薄板
素材に接着層をメッキした状態の平面図である。
【図9】板ブラシシール装置に軸が偏心して圧接した状
態の正面図である。
【図10】従来のブラシシール装置の半断面図である。
【図11】他の従来の板ブラシシール装置の1部の斜視
図である。
【図12】従来の板ブラシシールを重ねて配列しようと
した参考説明例の正面図である。
【符号の説明】
1 板ブラシシール装置 2 板ブラシシール 3 シール板 4 取付部 5 接着部 5A 接合面 5D 接着層 6 シール部 6A シール部接合面 7 薄板 7P 薄板素材 8 積層接面 10 保持板部 15 自由端部 16 背板部 16A 固着部 16B 支持面 20 固定部 50 ケーシング 51 溝部 52 内周面 60 軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合して相対移動する一方の部品に外周
    の固定部が取付けられて内周のシール部が他方の軸との
    間をシールするブラシシール装置であって、薄板(7)
    を有するシール板(3)を前記軸の周方向へ積層して環
    状に形成される外周に取付部(4)を有する板ブラシシ
    ール(2)と、前記取付部(4)の積層された積層接面
    (8)に有する接着部(5)と、前記シール板(3)の
    前記内周側のシール部接合面(6A)が接触又は近接に
    積層されて被密封流体をシールするシール部(6)とを
    有し、前記シール部(6)の前記シール部接合面(6
    A)間の各間隔に対応する前記取付部(4)の前記積層
    接面(8)間の各間隔が前記接着部(5)の厚さに形成
    されていることを特徴とする板ブラシシール装置。
  2. 【請求項2】 前記取付部(4)の接着部(5)がメッ
    キ層により形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の板ブラシシール装置。
  3. 【請求項3】 前記取付部(4)の接着部(5)が超弾
    性合金又はニッケル合金により形成されていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の板ブラシシール
    装置。
  4. 【請求項4】 前記取付部(4)の接着部が前記シール
    板(3)の一方面又は両方面に有することを特徴とする
    請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の板ブラシシ
    ール装置。
  5. 【請求項5】 前記シール板(3)が前記軸の径方向に
    対して傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求
    項2又は請求項3又は請求項4に記載の板ブラシシール
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016089724A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 イビデン株式会社 保持シール材及び排ガス浄化装置

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