JP2003124331A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2003124331A
JP2003124331A JP2001318367A JP2001318367A JP2003124331A JP 2003124331 A JP2003124331 A JP 2003124331A JP 2001318367 A JP2001318367 A JP 2001318367A JP 2001318367 A JP2001318367 A JP 2001318367A JP 2003124331 A JP2003124331 A JP 2003124331A
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chip
pad
integrated circuit
semiconductor integrated
circuit device
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Hisami Saitou
比佐実 斎藤
Shuichi Sakai
修一 坂井
Ikuo Yoshii
郁夫 吉井
Kenji Hara
賢治 原
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電放電により発生した電流及び電圧による
回路の性能劣化及び破壊が生じることを防止する。 【解決手段】 本発明の一実施形態による半導体集積回
路装置は、第1のチップ12aと、第1のチップ12a
と電気的に独立する第2のチップ12bと、第1及び第
2のチップ12a、12b上にそれぞれ配置され、GN
Dピンへつながるパッド15a、15bと、このパッド
15a、15bとそれぞれ接続するパッド23a、23
bと、このパッド23a、23bを接続するボンディン
グワイヤ24と、パッド15a、23a間、パッド15
b、23b間にそれぞれ配置された保護回路22a、2
2bとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数に分離された
ベッド上に複数のチップがそれぞれ配置されて1つの外
囲器に集積された半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の集積技術の向上やアセン
ブリ技術が進んだことにより、複数のチップをまとめて
一つの外囲器へパッケージングすることが、しばしば行
われるようになってきている。また、チップに性能の異
なる複数の回路を搭載する場合は、干渉を避けるため
に、分離されたベッドに性能の異なる回路を搭載したチ
ップがそれぞれ配置される。このような半導体集積回路
装置の従来技術を以下に説明する。
【0003】図9は、従来技術による2チップで構成さ
れた半導体集積回路装置の構成図を示す。図9に示すよ
うに、基板10上に第1のベッド11a、第2のベッド
11bがそれぞれ配置され、これら第1のベッド11
a、第2のベッド11b上に回路性能の異なる第1のチ
ップ12a、第2のチップ12bがそれぞれ配置され
る。第1のチップ12a内には第1の内部回路部13a
が配置され、この第1の内部回路部13aにはパッド1
4a、15aがそれぞれ接続される。パッド14aはボ
ンディングワイヤ16aで電源ピン(図示せず)に接続
され、パッド15aはボンディングワイヤ18aでGN
Dピン(図示せず)に接続される。同様に、第2のチッ
プ12b内には第2の内部回路部13bが配置され、こ
の第2の内部回路部13bにはパッド14b、15bが
それぞれ接続される。パッド14bはボンディングワイ
ヤ16bで電源ピン(図示せず)に接続され、パッド1
5bはボンディングワイヤ18bでGNDピン(図示せ
ず)に接続される。そして、第1のチップ12aと第2
のチップ12bとの間で信号を伝達するために、第1の
内部回路部13aに接続するパッド20aと第2の内部
回路部13bに接続するパッド20bとが、ボンディン
グワイヤ21で接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による半
導体集積回路装置では、各チップ12a、12b間での
干渉を避けるために、ベッド11a、11bを分離する
ことにより複数のチップ12a、12bを分けて配置し
た。この結果、1つの外囲器内に1チップのみを配置し
た構成では存在しなかった静電放電モードが生じた。こ
の静電放電モードとは、複数のチップのうち、あるチッ
プ内のパッドに接続された外囲器の外に出るピンと、他
のチップ内のパッドに接続された外囲器の外に出るピン
との間で、静電放電が発生してしまうことである。この
ような静電放電モードが起こると、チップ間にまたがっ
て静電気により発生した瞬時的な放電電流や電圧が内部
回路に流れ込み、この回路内の素子の劣化や破壊が生じ
るという問題がある。
【0005】例えば、第2のチップ12b上のパッド1
5bにつながるGNDピンを基準として、第1のチップ
12aにある内部回路部13aの電源ピンにつながるパ
ッド14aに静電放電が発生した場合、第1のチップ1
2aと第2のチップ12bはボンディングワイヤ21で
接続されているため、第1のチップ12a内に発生した
瞬時的な放電電流や電圧は、図9に示す経路60を通っ
て第2のチップ12bに流れ込んでしまう。そして、こ
の第2のチップ12bに流れ込んだ電流や電圧は、第2
のチップ12bの内部回路部13b、すなわち半導体集
積回路に要求される回路機能や特性を実現するための回
路に印加して、回路素子の特性劣化や破壊が生じてしま
うという問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、回路の性能劣
化及び破壊を防止することが可能な半導体集積回路装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために以下に示す手段を用いている。
【0008】本発明の第1の視点による半導体集積回路
装置は、1つの外囲器に複数のチップを搭載した半導体
集積回路装置であって、第1のチップと、前記第1のチ
ップと電気的に独立して配置された第2のチップと、前
記第1のチップ上に配置され、第1のGNDピンへつな
がる第1のパッドと、前記第1のチップ上に配置され、
前記第1のパッドと接続する第2のパッドと、前記第2
のチップ上に配置され、第2のGNDピンへつながる第
3のパッドと、前記第2のチップ上に配置され、前記第
3のパッドと接続する第4のパッドと、前記第2のパッ
ドと前記第4のパッドとを接続する第1の接続部材と、
前記第1のパッドと前記第2のパッド間、前記第3のパ
ッドと前記第4のパッド間の少なくとも一方に配置され
た保護回路とを具備する。
【0009】本発明の第2の視点による半導体集積回路
装置は、1つの外囲器に複数のチップを搭載し、これら
チップが複数に分離されたベッド上にそれぞれ配置され
た半導体集積回路装置であって、第1のベッドと、前記
第1のベッド上に配置された第1のチップと、前記第1
のベッドと分離して配置された第2のベッドと、前記第
2のベッド上に配置された第2のチップと、前記第1の
チップ上に配置され、第1のGNDピンへつながる第1
のパッドと、前記第1のチップ上に配置され、前記第1
のパッドと接続する第2のパッドと、前記第2のチップ
上に配置され、第2のGNDピンへつながる第3のパッ
ドと、前記第2のチップ上に配置され、前記第3のパッ
ドと接続する第4のパッドと、前記第2のパッドと前記
第4のパッドとを接続する第1の接続部材と、前記第1
のパッドと前記第2のパッド間、前記第3のパッドと前
記第4のパッド間の少なくとも一方に配置された保護回
路とを具備する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る半導体
集積回路装置は、複数に分離されたベッド上に複数のチ
ップがそれぞれ配置されて1つの外囲器に集積されたも
のであり、静電放電により発生した瞬時的な電流や電圧
を、保護回路を経由して逃がすことで、素子の劣化や破
壊が生じることを回避することを可能にしたものであ
る。
【0011】本発明の実施の形態を以下に図面を参照し
て説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する
部分には共通する参照符号を付す。
【0012】[第1の実施形態]第1の実施形態は、静
電放電により発生した瞬時的な電流や電圧を逃がすため
に、複数のチップ上に保護回路をそれぞれ設けた例であ
る。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態に係る半
導体集積回路装置の概略的な斜視図を示す。図2は、図
1に示す半導体集積回路装置の一部拡大図を示す。
【0014】図1、図2に示すように、基板10上に第
1のベッド11a、第2のベッド11bがそれぞれ配置
され、これら第1のベッド11a、第2のベッド11b
上に回路性能の異なる第1のチップ12a、第2のチッ
プ12bがそれぞれ配置される。第1のチップ12a内
には第1の内部回路部13aが配置され、この第1の内
部回路部13aにはパッド14a、15aがそれぞれ接
続される。パッド14aはボンディングワイヤ16aで
電源ピン17aに接続され、パッド15aはボンディン
グワイヤ18aでGNDピン19aに接続される。同様
に、第2のチップ12b内には第2の内部回路部13b
が配置され、この第2の内部回路部13bにはパッド1
4b、15bがそれぞれ接続される。パッド14bはボ
ンディングワイヤ16bで電源ピン17bに接続され、
パッド15bはボンディングワイヤ18bでGNDピン
19bに接続される。
【0015】第1のチップ12aと第2のチップ12b
との間で信号を伝達するために、第1の内部回路部13
aに接続するパッド20aと第2の内部回路部13bに
接続するパッド20bとが、ボンディングワイヤ21で
接続される。
【0016】第1のチップ12aのパッド15aに第1
の保護回路22aが接続され、この第1の保護回路22
aにパッド23aが接続される。同様に、第2のチップ
12bのパッド15bに第2の保護回路22bが接続さ
れ、この第1の保護回路22bにパッド23bが接続さ
れる。そして、パッド23aとパッド23bとがボンデ
ィングワイヤ24で接続される。
【0017】ここで、保護回路22a、22bは、各チ
ップ12a、12bの内部回路部13a、13bの外側
に配置されるように、各チップ12a、12bの外周部
に配置される。また、保護経路25を用いて静電気によ
る電流や電圧を逃がすためには、A領域の抵抗はB領域
の抵抗よりも低いことが必要である。
【0018】尚、ワイヤボンディングでは、各チップの
基板はベッドにショートされているため、ベッドが複数
に分かれていない場合は各チップの基板が同一のベッド
で電気的にショートされ、各チップの基板は電気的に独
立な状態でなくなる。これに対し、本発明の第1の実施
形態では、分離されたベッド11a、11bを設け、こ
のベッド11a、11b上に第1及び第2のチップ12
a、12bをそれぞれ配置することにより、第1及び第
2のチップ12a、12bの基板を電気的に独立な状態
にしている。言い換えると、各チップ12a、12bの
基板が電気的配線で直接ショートされていない。これ
は、第1及び第2のチップ12a、12bが、以下に示
すような異なる回路性能を有することから、この回路性
能の異なりによる不具合を回避するためである。
【0019】例えば、第1のチップ12aと第2のチッ
プ12bとで使用する周波数が異なる。また、第1のチ
ップ12aの電源電圧が10V、第2のチップ12aの
電源電圧が100Vであるように、第1のチップ12a
と第2のチップ12bの電源電圧値が少なくとも2倍以
上異なる。また、第1のチップ12aと第2のチップ1
2bとは電源のオン、オフのタイミングが異なり、第1
のチップ12aがオンの時に第2のチップ12bがオン
又はオフしたり、第1のチップ12aがオフの時に第2
のチップ12bがオンしたりする。また、第1のチップ
12aと第2のチップ12bの一方はアナログ信号を用
い、第1のチップ12aと第2のチップ12bの他方は
デジタル信号を用いる場合もある。
【0020】また、第1、第2の内部回路部13a、1
3bは、半導体集積回路に要求される回路機能や特性を
実現する回路である。
【0021】図3乃至図5は、本発明の第1の実施形態
に係る保護回路の具体的な構成図を示す。尚、保護回路
22a、22bは、図3乃至図5に示す構造のいずれの
構造であってもよく、目的を達成するためには、特に、
図3(a)や図4(a)に示す構造が好ましい。
【0022】図3(a)に示すように、保護回路22
a、22bは、並列接続された2つのダイオード31、
32で構成されてもよい。また、図3(b)に示すよう
に、保護回路22a、22bは、直列接続された複数の
ダイオード31、33と、直列接続された複数のダイオ
ード32、34とが並列接続されてもよい。
【0023】図4(a)に示すように、保護回路22
a、22bは、直列接続されたトランジスタ41及び抵
抗42と、直列接続されたトランジスタ43及び抵抗4
4とが並列接続されてもよい。また、図4(b)に示す
ように、保護回路22a、22bは、直列接続されたト
ランジスタ41、45及び抵抗42、46と、直列接続
されたトランジスタ43、47及び抵抗44、48とが
並列接続されてもよい。
【0024】図5(a)に示すように、保護回路22
a、22bは、並列接続された2つのトランジスタ5
1、52で構成されてもよい。また、図5(b)に示す
ように、保護回路22a、22bは、直列接続された複
数のトランジスタ51、53と、直列接続された複数の
トランジスタ52、54とが並列接続されてもよい。
【0025】上記第1の実施形態によれば、GNDピン
19a、19bにつながるパッド15a、15b間に、
第1の保護回路22a〜パッド23a〜ボンディングワ
イヤ24〜パッド23b〜第2の保護回路22bが配置
されているため、次のような効果が得られる。
【0026】例えば、第2のチップ12bのGNDピン
19bにつながるパッド15bを基準として、第1のチ
ップ12aにある内部回路部13aの電源ピン17aに
つながるパッド14aに静電放電が発生した場合を想定
する。この場合、第1の実施形態では、図2の波線で示
す保護経路25が形成できるため、第1のチップ12a
内に発生した静電気による電流や電圧は、ボンディング
ワイヤ21を介して第2のチップ12bに流れ込まず
に、保護経路25を通って第2のチップ12bのGND
ピン19bへ逃がすことができる。つまり、第2のチッ
プ12bの内部回路部13bに瞬時的な電流、電圧が印
加されることなく、外部へ放電させることができる。
【0027】このように、第1の実施形態では、複数の
チップにまたがった静電放電モードが生じた場合であっ
ても、内部回路における素子の劣化や破壊を避けること
ができる。このため、静電放電が発生した場合であって
も、半導体集積回路の製造工程、半導体集積回路が搭載
された電気製品の製造工程、半導体集積回路が搭載され
た電気製品の使用時等において、半導体集積回路及びこ
の半導体集積回路が搭載された電気製品の性能の劣化や
素子破壊の問題を回避することができる。従って、半導
体集積回路装置の静電放電に対する信頼性を高めること
ができる。
【0028】また、保護回路22a、22bは、図3乃
至図5に示すように、簡単な構成で形成することができ
る上、保護経路25の形成にあたり保護回路22a、2
2bの複雑な接続を必要としない。このため、半導体集
積回路装置の製造が容易であり、かつ半導体集積回路装
置の製造コストを下げることができる。
【0029】尚、第1の実施形態では、2つのチップを
搭載した場合を例にあげて説明したが、チップを2つ以
上搭載してもよい。例えば、各チップ上に、チップ間を
接続する第1のパッドと、GNDピンへつながる第2の
パッドとをそれぞれ設け、各チップの第1のパッドはボ
ンディングワイヤで接続し、第1のパッドと第2のパッ
ド間には保護回路を設ければよい。この場合も、上記第
1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0030】[第2の実施形態]第2の実施形態は、第
1の実施形態で示した半導体集積回路装置において、一
方のチップ上の保護回路を省略し、保護経路を短くした
ものである。
【0031】図6、図7は、本発明の第2の実施形態に
係る半導体集積回路装置の平面図を示す。以下に、第2
の実施形態に係る半導体集積回路装置について説明す
る。この第2の実施形態に係る半導体集積回路装置で
は、上記第1の実施形態に係る半導体集積回路装置と同
様の構造は説明を省略し、異なる構造のみ説明する。
【0032】まず、図6に示す構造は、第1の実施形態
で第1のチップ12a上に配置していた保護回路22a
を無くし、GNDピン(図示せず)につながるパッド1
5aとチップ12a、12b間を接続するパッド23a
とを直接接続している。従って、GNDピンにつながる
パッド15a、15b間には、パッド23a〜ボンディ
ングワイヤ24〜パッド23b〜保護回路22bが配置
されている。
【0033】一方、図7に示す構造は、第1の実施形態
で第2のチップ12b上に配置していた保護回路22b
を無くし、GNDピン(図示せず)につながるパッド1
5bとチップ12a、12b間を接続するパッド23b
とを直接接続している。従って、GNDピンにつながる
パッド15a、15b間には、保護回路22a〜パッド
23a〜ボンディングワイヤ24〜パッド23bが配置
されている。
【0034】上記第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0035】さらに、第1の実施形態と比べて、少ない
保護回路で保護経路25を形成することができる。この
ため、より保護経路25での放電がしやすくなり、静電
放電による回路素子の劣化、破壊を回避することができ
る。
【0036】その他、本発明は、上記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で、種々に変形することが可能である。つまり、
上記第1及び第2の実施形態では、パッド間の接続はボ
ンディングワイヤを用いた場合を例にあげて説明した
が、接続部材はボンディングワイヤに限定されない。例
えば、パッド間の接続は、図8(a)及び図8(b)に
示すTAB(Tape Automated Bonding)技術によるTA
BテープやBGA(Ball Grid Array)技術による接続
部材を用いて行ってもよい。また、配線基板を用いてパ
ッド間を接続することも可能である。
【0037】さらに、上記実施形態には種々の段階の発
明が含まれており、開示される複数の構成要件における
適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成
要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄
で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられて
いる効果が得られる場合には、この構成要件が削除され
た構成が発明として抽出され得る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路の性能劣化及び破壊を防止することが可能な半導体集
積回路装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる半導体集積回
路装置を示す概略的な斜視図。
【図2】図1に示す半導体集積回路装置の一部拡大図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係わる保護回路の具
体例を示す回路図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係わる保護回路の具
体例を示す回路図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係わる保護回路の具
体例を示す回路図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係わる半導体集積回
路装置を示す概略的な平面図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係わる他の半導体集
積回路装置を示す概略的な平面図。
【図8】図8(a)は本発明の第1及び第2の実施形態
に係わるTABを用いた半導体集積回路装置を示す概略
的な平面図、図8(b)は図8(a)に示すVIIIb−VI
IIb線に沿った半導体集積回路装置の断面図。
【図9】従来技術による半導体集積回路装置を示す概略
的な平面図。
【符号の説明】
10…基板、 11a、11b…ベッド、 12a、12b…チップ、 13a、13b…内部回路部、 14a、14b、15a、15b、20a、20b、2
3a、23b…パッド、 16a、16b、18a、18b、21、24…ボンデ
ィングワイヤ、 17a、17b…電源ピン、 19a、19b…GNDピン、 22a、22b…保護回路、 25…保護経路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 修一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 吉井 郁夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 原 賢治 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5F038 BE07 BH02 BH04 BH06 BH13 CA10 EZ07 EZ20 5F067 AA02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの外囲器に複数のチップを搭載した
    半導体集積回路装置であって、 第1のチップと、 前記第1のチップと電気的に独立して配置された第2の
    チップと、 前記第1のチップ上に配置され、第1のGNDピンへつ
    ながる第1のパッドと、 前記第1のチップ上に配置され、前記第1のパッドと接
    続する第2のパッドと、 前記第2のチップ上に配置され、第2のGNDピンへつ
    ながる第3のパッドと、 前記第2のチップ上に配置され、前記第3のパッドと接
    続する第4のパッドと、 前記第2のパッドと前記第4のパッドとを接続する第1
    の接続部材と、 前記第1のパッドと前記第2のパッド間、前記第3のパ
    ッドと前記第4のパッド間の少なくとも一方に配置され
    た保護回路とを具備することを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  2. 【請求項2】 1つの外囲器に複数のチップを搭載し、
    これらチップが複数に分離されたベッド上にそれぞれ配
    置された半導体集積回路装置であって、 第1のベッドと、 前記第1のベッド上に配置された第1のチップと、 前記第1のベッドと分離して配置された第2のベッド
    と、 前記第2のベッド上に配置された第2のチップと、 前記第1のチップ上に配置され、第1のGNDピンへつ
    ながる第1のパッドと、 前記第1のチップ上に配置され、前記第1のパッドと接
    続する第2のパッドと、 前記第2のチップ上に配置され、第2のGNDピンへつ
    ながる第3のパッドと、 前記第2のチップ上に配置され、前記第3のパッドと接
    続する第4のパッドと、 前記第2のパッドと前記第4のパッドとを接続する第1
    の接続部材と、 前記第1のパッドと前記第2のパッド間、前記第3のパ
    ッドと前記第4のパッド間の少なくとも一方に配置され
    た保護回路とを具備することを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のチップと前記第2のチップ
    は、使用する周波数が異なることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のチップと前記第2のチップ
    は、電源電圧値が異なることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のチップと前記第2のチップ
    は、電源電圧値が2倍以上異なることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のチップと前記第2のチップ
    は、電源のオン、オフのタイミングが異なることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のチップと前記第2のチップの
    一方はアナログ信号を用い、前記第1のチップと前記第
    2のチップの他方はデジタル信号を用いることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の接続部材は、ボンディングワ
    イヤ、TABテープ、BGA技術による接続部材及び配
    線基板のいずれかであることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の接続部材は、ボンディングワ
    イヤ、TABテープ及びBGA技術による接続部材のい
    ずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の接続部材は、ボンディング
    ワイヤであることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のチップ上に配置され、前記
    第2のチップへつながる第5のパッドと、 前記第2のチップ上に配置され、前記第1のチップへつ
    ながる第6のパッドと、 前記第5のパッドと前記第6のパッドとを接続する第2
    の接続部材とをさらに具備することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のチップ上に配置され、前記
    第1のパッド及び前記第5のパッドに接続する第1の内
    部回路部と、 前記第2のチップ上に配置され、前記第3のパッド及び
    前記第6のパッドに接続する第2の内部回路部とをさら
    に具備することを特徴とする請求項11に記載の半導体
    集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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