JP2003086645A - 検査装置および検査システム並びに半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

検査装置および検査システム並びに半導体デバイスの製造方法

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JP2003086645A
JP2003086645A JP2001278750A JP2001278750A JP2003086645A JP 2003086645 A JP2003086645 A JP 2003086645A JP 2001278750 A JP2001278750 A JP 2001278750A JP 2001278750 A JP2001278750 A JP 2001278750A JP 2003086645 A JP2003086645 A JP 2003086645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体集積回路などの電子デバイスを形成する
ワークの異物やパターン欠陥の検査において、電気的に
不良になる可能性の高い欠陥を優先的に解析する方法を
提供する。 【解決手段】検査装置60の検査結果である欠陥情報と
補助記憶装置63に格納されたレイアウトデータを比
較、あるいは検査処理演算部61で欠陥をその背景であ
る配線パターンと比較再検査した結果を基に、補助記憶
装置63に蓄えたレビュー条件を用いて、レビュー対象
を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路な
ど電子デバイスの製造過程における検査方法と、それを
実現するための検査装置や検査システムおよび半導体デ
バイスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路を代表とする電子デバイ
スの製造においては、異物検査装置や外観検査装置で欠
陥を検出した後、検出した個々の欠陥を分析する目的
で、検査装置自体に搭載された欠陥観察機能、あるいは
電子顕微鏡などを搭載した専用の画像取得装置、例えば
レビュー装置を用いて観察することがある。
【0003】なお、異物検査装置はウエハに付着した異
物を検出し、外観検査装置は異物、並びにウエハに形成
されたパターン欠陥を検出するものであるが、以後、異
物とパターン欠陥を総称して単に欠陥と呼ぶこととす
る。
【0004】レビュー装置は、異物検査装置や外観検査
装置に比べて、個々の欠陥の位置を高分解能な画像とし
て撮像する。そのため、レビュー装置では、検査装置で
検出したすべての欠陥位置を撮像するのではなく、ウエ
ハ面内での欠陥位置のサンプリングを行い、数箇所に限
定して画像を撮像する。
【0005】このサンプリングは、従来、ランダムサン
プリング、すなわち、検出した欠陥から無作為に欠陥を
選出することが行われていた。
【0006】また、特開平10−214866号公報に
記載があるように、傷や密集欠陥などのクラスタ状欠陥
が存在する場合に、検査装置が検出した欠陥をクラスタ
状欠陥の内部と外部に分類する技術であるが、この場合
でもクラスタ状欠陥の内部から数箇所をランダムサンプ
リング、また、外部から数箇所をランダムサンプリング
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のランダムサンプ
リングでは、統計的に欠陥の傾向を把握することはでき
るが、これでは効率よく必要な欠陥をレビューすること
とはならず、例えば、電気的に不良になる致命欠陥を優
先的に対策することができず、効果的に歩留りを向上さ
せることは困難であった。
【0008】また、半導体の回路パターンの微細化に伴
い、検査装置に要求される検出欠陥サイズも小さくなっ
ており、それに対する検査装置の性能向上の結果、検出
する欠陥数が増大していく。そのため、効率的なレビュ
ー方式の確立が望まれている。
【0009】本発明の目的は、優先的にレビューを実施
すべき欠陥を判断して検査効率を向上させた検査方式を
提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、優先的にレビ
ューを実施すべき欠陥を判断して検査効率を向上させた
結果、不良対策が効率的に行われ、半導体デバイスの歩
留りを向上させる半導体デバイスの製造方法を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、欠陥サイズとLSIチップのレイアウト
との関係、あるいは欠陥と配線パターンとの関係に着目
して優先的にレビューを実施すべき欠陥を選択すること
を特徴とする。
【0012】また、本発明は、被検査対象上に存在する
欠陥の画像を取得する画像取得部と、該画像取得部で取
得された欠陥の画像を基に、該欠陥の位置とその大きさ
からなる検査データを検出する検査処理演算部と、該検
査処理演算部が検出した検査データと被検査対象に形成
されるLSIチップ内に設定された複数の機能領域の位
置情報と該各機能領域におけるパターンの配線に関する
情報とを記憶する記憶装置と、該記憶装置に記憶された
前記検査データの欠陥の位置と前記複数の機能領域の位
置情報とを基に、欠陥がどの機能領域に位置するかを算
出し、該算出された欠陥が位置する機能領域における前
記記憶装置に記憶されたパターンの配線に関する情報と
前記検査データの欠陥のサイズとの関係を基に、任意に
設定された分類基準によって欠陥を分類判定する判定部
とを備えることを特徴とする検査装置である。
【0013】また、本発明は、前記検査装置において、
前記判定部は、更に、欠陥の位置座標を基に、欠陥の高
密度部分を予め登録された複数の幾何学的パターン
(円、半円、ドーナツ、楕円、直線状など)のうちいず
れかに分類することを特徴とする。また、本発明は、前
記検査装置において、前記機能領域が、回路機能ブロッ
ク領域であることを特徴とする。
【0014】また、本発明は、前記検査装置において、
前記判定部は、分類された欠陥についてのレベル情報お
よび各レベルでの検出個数に基づいてレビュー順序を設
定する機能を有することを特徴する。また、本発明は、
前記検査装置において、更に、前記判定部で分類された
欠陥についてのレベル情報および各レベルでの検出個数
を表示し、少なくともレビュー順序を設定可能な表示装
置を有することを特徴する。また、本発明は、前記検査
装置において、前記表示装置に、更に、レビューする欠
陥部の拡大画像を表示可能に構成することを特徴とす
る。また、本発明は、前記検査装置において、前記表示
装置に、更に、被検査対象上の欠陥マップを表示可能に
構成することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、前記検査装置において、
前記画像取得部において、前記判定部で分類された結果
に基いて選択された欠陥について画像を取得するように
構成したことを特徴とする。また、本発明は、前記検査
装置を設け、該検査装置における判定部で分類された結
果に基いて選択された欠陥についての情報の提供を受
け、この情報に基づいてその欠陥についてレビューを実
行するレビュー装置を設けたことを特徴とする検査シス
テムである。また、本発明は、前記検査システムにおい
て、前記検査装置と前記レビュー装置とをネットワーク
で接続したことを特徴とする。また、本発明は、前記検
査装置において、前記検査装置は、取得される設計レイ
アウト情報を基に、欠陥分類に利用するための情報を生
成するレイアウト変換演算部を設けることを特徴とす
る。
【0016】本発明は、被検査対象上に存在する欠陥の
画像を取得する画像取得部、該画像取得部で取得された
欠陥の画像を基に、該欠陥の位置とその大きさからなる
検査データを検出する検査処理演算部、および該検査処
理演算部が検出した検査データと被検査対象に形成され
るLSIチップ内に設定された複数の機能領域の位置情
報と該各機能領域におけるパターンの配線に関する情報
とを記憶する記憶装置を備えた検査装置を設け、該検査
装置の記憶装置から読み出されてネットワークを介して
提供を受けた前記検査データの欠陥の位置と前記複数の
機能領域の位置情報とを基に、欠陥がどの機能領域に位
置するかを算出し、該算出された欠陥が位置する機能領
域における前記記憶装置に記憶されたパターンの配線に
関する情報と前記検査データの欠陥のサイズとの関係を
基に、任意に設定された分類基準によって欠陥を分類判
定する判定部を備えた検査管理部を設け、前記検査装置
と前記検査管理部とをネットワークで接続して構成した
ことを特徴とする検査システムである。また、本発明
は、前記検査装置を設け、取得される設計レイアウト情
報を基に、欠陥分類に利用するための情報を生成するレ
イアウト変換演算部を備えた検査管理部を設け、該検査
管理部から前記生成された情報を、ネットワークを介し
て前記検査装置に転送するよう構成したことを特徴とす
る検査システムである。
【0017】また、本発明は、被検査対象が有する異物
もしくはパターン欠陥を検出する検査装置と、該検査装
置で検出した異物もしくはパターン欠陥の画像を取得す
るレビュー装置と、前記検査装置が検出して得た検査デ
ータと被検査対象のレイアウト情報とを記憶する記憶
部、及び該レイアウトパターン情報を用いて検査データ
の中からレビューすべき異物もしくはパターン欠陥を選
択する選択部を有し、前記検査装置および前記レビュー
装置とネットワークを介して接続される解析ユニットと
を備え、前記レビュー装置が前記解析ユニットによって
選択された異物もしくはパターン欠陥の画像を取得する
ように構成したことを特徴とする検査システムである。
また、本発明は、前記検査システムにおいて、前記レイ
アウト情報が、被検査対象に形成されるLSIチップ内
の領域に関する位置情報であることを特徴とする。
【0018】また、本発明は、ウエハに配線パターンを
形成する製造ラインにおいて配線が形成されたウエハの
有する異物もしくはパターン欠陥の位置と大きさを検出
する検査工程と、該検査工程において検出した異物もし
くはパターン欠陥の画像を取得するレビュー工程とを有
し、前記検査工程で得た検査結果と前記レビュー工程で
得たレビュー結果を用いて前記製造ラインを管理して半
導体デバイスを製造する半導体デバイスの製造方法であ
って、前記ウエハに形成されるLSIチップ内に設定、
分割した領域、及び該領域に位置する欠陥に対して、そ
の大きさによって欠陥を分類し、所定の分類コードに属
する欠陥を抽出し、該抽出した欠陥の画像をレビュー工
程において取得することを特徴とする。また、本発明
は、前記半導体デバイスの製造方法において、前記LS
IチップがシステムLSIであり、前記回路ブロックが
メモリ部分とロジック部分を含むことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、ウエハに配線パターンを
形成する製造ラインにおいて配線が形成されたウエハの
有する異物もしくはパターン欠陥を検出する検査工程
と、該検査工程において検出した欠陥の画像を取得する
レビュー工程とを有し、前記検査工程で得た検査結果と
前記レビュー工程で得たレビュー結果を用いて前記製造
ラインを管理して半導体デバイスを製造する半導体デバ
イスの製造方法であって、前記ウエハに形成されるLS
Iチップのレイアウト情報を用いて前記検査工程におい
て検出して得た検査データを分類し、該分類したコード
の中からレビューすべき欠陥を抽出し、前記レビュー工
程において抽出した欠陥の画像を取得することを特徴と
する。また、本発明は、前記半導体デバイスの製造方法
において、前記レイアウト情報がLSIチップ内に設定
した複数個の領域の位置情報であり、前記検出して得た
検査データから指定された領域に位置する欠陥を抽出し
てその画像を取得することを特徴とする。
【0020】図9は、検査装置で検出される欠陥のチッ
プ内位置分布である。図は、LSIチップの設計回路レ
イアウトの概略図32に検査装置で検出した欠陥のデー
タ35をプロットしたものである。すなわち、検出した
欠陥をウエハ上の各LSIチップ内の位置座標で打点し
たものである。黒丸が個々の欠陥を表わす。B1からB
7の四角い枠は、それぞれLSIブロック1からLSI
ブロック7の位置である。ここで、LSIブロックと
は、例えば、携帯電話用のLSIであれば、A/D変換
ブロック、D/A変換ブロック、メモリブロック、プロ
セッサブロックなどである。LSIブロックは、一般に
回路ブロックと呼ばれ、LSIの内部で独立の機能を有
し、配置も配線の接続以外は分かれている。
【0021】同図から分かるように、検査装置が検出し
た欠陥の分布は、回路レイアウトと密接に関連があり、
次に示す傾向がある。 (1)欠陥の密度は、回路レイアウトの疎密度によって
違う。検査装置によっては、回路レイアウトが粗な領域
では、密な領域より欠陥が多めに検出される。一般にL
SIブロック毎に回路パターンの疎密度は異なり、例え
ば、メモリブロックよりもプロセッサブロックの方がそ
の配線幅が狭く、レイアウトが密になる場合、上記検査
装置ではメモリブロックよりもプロセッサブロックの方
が、欠陥が多めに検出される。 (2)回路レイアウトのLSIブロック端部(輪郭部)
では、多数の欠陥が検出されている。この現象は、実際
には欠陥ではないものを、検査装置が欠陥として誤って
検出しているものであることが多い。検査装置は、回路
パターンの凹凸の差が大きい部分で、このような誤った
検出をしやすい。ここで端部(輪郭部)とは、各回路ブ
ロックと回路ブロックの境界であり、数十から数百マイ
クロメータの幅を有している。
【0022】以上を鑑み、本発明は、上記目的を達成す
るために、LSIの設計レイアウトを用いてレビューす
べき欠陥を選択することとした。すなわち、LSIの設
計レイアウト情報を用いてLSIブロック輪郭部近傍に
ない欠陥を優先的にレビューしたり、配線幅の密なLS
Iブロックにある欠陥を優先的にレビューしたりするこ
ととした。
【0023】更に、図11に示すように、設計レイアウ
ト情報の代わりに配線パターン画像を用いて、欠陥との
関係を直接的に、詳細に調べることによって、欠陥の致
命度をより高い精度で判定することもできる。
【0024】これによって歩留りに影響を与える可能性
の高い欠陥から効率よくレビューでき、影響を与える直
接の要因を短時間で究明、かつ対策し易くなり、不良品
を作り込む時間が短くなり、歩留まりを向上させるもの
である。
【0025】特にシステムLSIのように、一つのLS
Iの中に様々な回路ブロックが存在する品種では、レビ
ューを優先的に実施すべき欠陥を判断することは、歩留
りの早期向上に重要である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体デバイ
スの検査方法及びその装置並びに半導体デバイスの製造
方法の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0027】ところで、図9は、検査装置60の検査処
理部61で検出される欠陥のチップ内位置分布である。
この検出される欠陥のチップ内位置分布は、LSIチッ
プの回路レイアウトの概略図32に、検出した欠陥のデ
ータ35をプロットしたものである。すなわち、検出し
た欠陥をウエハ上の各LSIチップ内の位置座標で打点
したものである。黒丸が個々の欠陥を表わす。B1から
B7の四角い枠は、それぞれLSI機能ブロック1から
LSI機能ブロック7の位置である。ここで、LSI機
能ブロックとは、例えば、携帯電話用のLSIであれ
ば、A/D変換ブロック、D/A変換ブロック、メモリ
ブロック、プロセッサブロックなどを有することにな
る。LSI機能ブロックは、一般に回路ブロックと呼ば
れ、LSIの内部で独立の機能を有し、配置も配線の接
続以外は分かれている。
【0028】同図から分かるように、検査装置60が検
出した欠陥の分布は、回路レイアウトと密接に関連があ
り、次に示す傾向がある。 (1)欠陥の密度は、回路レイアウトの疎密度によって
違う。検査装置60によっては、回路レイアウトが粗な
領域では、密な領域より欠陥が多めに検出される。一般
にLSI機能ブロック毎に回路パターンの疎密度は異な
り、例えば、メモリブロックよりもプロセッサブロック
の方がその配線幅が狭く、レイアウトが密になる場合に
は、検査装置60ではメモリブロックよりもプロセッサ
ブロックの方が、欠陥が多めに検出される。 (2)回路レイアウトのLSI機能ブロック端部(輪郭
部)では、多数の欠陥が検出されている。この現象は、
実際には欠陥ではないものを、検査装置60が欠陥とし
て誤って検出しているものであることが多い。検査装置
60は、回路パターンの凹凸の差が大きい部分で、この
ような誤った検出をしやすい。ここで端部(輪郭部)と
は、各回路機能ブロックと回路機能ブロックの境界であ
り、数十から数百マイクロメータの幅を有している。
【0029】そこで、本発明においては、LSIの設計
レイアウトを用いてレビューすべき欠陥を選択すること
とした。すなわち、LSIの設計レイアウト情報を用い
てLSIブロック輪郭部近傍にない欠陥を優先的にレビ
ューしたり、配線幅の密なLSIブロックにある欠陥を
優先的にレビューしたりすることとした。
【0030】図1は、本発明に係る半導体デバイスの検
査システムの構成の一実施例を示すブロック図である。
【0031】本発明に係る半導体デバイスの検査システ
ムは、回路パターン形状不良を検査する光学又はSEM
等の外観検査装置や異物検出を行なう光学異物検査装置
で構成される各種の検査装置60と、各種の複数の検査
装置60やレビュー装置52や計測装置やテスタなどの
各装置から得られる検査・計測・レビュー・分析データ
等を収集、統合的に管理・解析することにより、歩留り
向上を支援するデータ解析システムで構成される検査管
理部51と、検査装置60から得られるレビューを優先
的に実施すべき欠陥の情報を基に欠陥のレビューを行な
うレビュー装置52と、レイアウトCADのデータを作
成するレイアウトCAD53とを、必要に応じてデータ
のやり取りを行うことができるように、LAN(ネット
ワーク)54で接続して構成される。
【0032】上記各種の検査装置60は、システムLS
I等のLSIが形成される半導体ウエハ等の被検査対象
上に、UV光、DUV光を含む光ビームまたは荷電粒子
ビームを照射し、上記被検査対象から得られる反射光ま
たは反射若しくは透過荷電粒子を検出器により検出して
被検査対象上に生じた回路パターン欠陥や異物やキズな
どの欠陥の検出画像を取得して例えば主記憶装置62に
記憶する画像取得部67と、該画像取得部67で取得さ
れて画像メモリに記憶されて出力された検出画像と基準
となる参照画像と位置合わせをして比較して不一致とし
て欠陥を検出し、該検出された欠陥の位置およびその大
きさ(面積やX,Y軸への投影長など)などの検査結果
データ61aを検出して例えばRAM等を有する主記憶
装置62に一時記憶して補助記憶装置63に記憶する検
査処理演算部61と、レイアウトCAD53から得られ
るCADデータを基に、図5に示す回路ブロックレイア
ウトデータ53a及び図6に示すパターン密度データ6
6aを作成して例えばRAM等を有する主記憶装置62
に一時記憶して補助記憶装置63に記憶するレイアウト
変換演算部66と、上記補助記憶装置63に記憶された
検査結果データ21、回路レイアウトパターン情報32
及びパターン密度データ72に基づいて、レビュー選択
条件プログラム68aに従って、各欠陥についての重要
度(致命性)を判定してレビューを優先的に実施すべき
欠陥の情報等を作成して例えばRAM等の主記憶装置6
2に一時記憶して補助記憶装置63に記憶する欠陥重要
度判定部68と、図13〜図17に示す画面を表示する
表示装置や入力手段等を備えて形成されるユーザインタ
フェース64と、上記RAMの他、検査処理演算部6
1、レイアウト変換演算部66及び欠陥重要度判定部6
8等において実行するプログラムを格納したROMを備
えた主記憶装置62と、検査結果データ61a、レビュ
ー選択条件プログラム68a、レイアウトデータ53a
及びパターン密度データ72を記憶し、ここから記録媒
体に記録して出力することもできる補助記憶装置63と
をバスを介して接続して構成される。さらに、検査装置
60には、レイアウトCAD53、レビュー装置52、
検査管理部51とLAN54を介してデータのやり取り
をするネットワークインタフェース65を設けている。
【0033】検査装置60は、異物検査装置や外観検査
装置などであり、半導体ウエハ等の被検査対象面内の欠
陥の座標位置とその大きさ(面積やX,Y軸への投影長
など)の情報を、検査結果データ21として例えば検査
処理演算部61で演算して補助記憶装置63に記憶す
る。上記検査結果データ(欠陥マップデータ)21は、
半導体ウエハ面内の欠陥の座標位置とその大きさの情報
の他、品種名、ロット番号、ウエハ番号、レイヤ名など
が付加されて補助記憶装置63の検査結果データベース
に格納される。
【0034】図2には、検査装置60の検査処理演算部
61で検出した欠陥マップデータの一実施例を示す。欠
陥マップデータ21は、欠陥毎にウエハ面内の座標位置
と大きさの情報を有する。本実施例においては、欠陥マ
ップデータ(検査結果データ)21は、欠陥毎に欠陥番
号、チップ列、チップ行、X座標、Y座標、欠陥サイズ
(欠陥の大きさ)他が記されている。欠陥番号は、検査
装置60で検出した欠陥に付した通し番号であり、検査
演算処理部61において検出された欠陥に対して自動的
に付与される。チップ列、チップ行、X座標、Y座標
は、欠陥の座標位置である。チップ行、チップ列はウエ
ハ内におけるチップの位置を示し、X座標、Y座標はチ
ップ内の欠陥の位置を示す。なお、チップ列、及びチッ
プ行については、例えば、チップのレイアウトデータを
用いて検査処理演算部61において算出される。欠陥サ
イズ(欠陥の大きさ)は、例えば欠陥の面積SやX,Y
軸への投影長(LX,LY)を示す。
【0035】すなわち、検査処理演算部61は、画像取
得部67から取得される画像を基に、図3及び図4に示
す状態を記述させた欠陥マップデータ21を作成するも
のである。図3は、図2の欠陥マップデータ21を、二
次元マップとして描いたものである。円22は、ウエハ
を表わし、22の内側の四角い枠は、それぞれチップを
表わす。欠陥マップデータ21のチップ列、チップ行
は、ウエハ端からのチップの配列を示している。101
から110の黒い打点は、欠陥マップデータ21におけ
る欠陥番号1から10を、チップ列、チップ行、X座
標、Y座標に基づいた欠陥の位置である。図4は、図3
に示すチップ列2、チップ行2のチップを拡大したもの
である。31の四角い枠がチップであり、左下端を原点
として欠陥マップデータ21のX座標、Y座標に基づ
き、欠陥番号1の位置を打点したものが101である。
【0036】一方、レイアウトCAD53で設計を完了
した回路レイアウトデータは、品種名、レイヤ名と共
に、LAN54を介して検査装置60に入力されて主記
憶装置62を介して補助記憶装置63に格納される。例
えば、レイアウト変換演算部66で、回路レイアウトデ
ータから、チップにおけるブロックB1〜B7の位置情
報を生成し、回路レイアウトパターン情報32として主
記憶装置62を介して補助記憶装置63に格納される。
なお、この回路レイアウトパターン情報32は必ずしも
レイアウトCAD53からレイアウト変換演算部66に
おいて生成する必要はなく、品種名、レイヤ名とともに
補助記憶装置63に記憶されていればよい。
【0037】補助記憶装置63には、その他、後述する
ように、欠陥重要度判定部68において、レビューすべ
き欠陥を選択するためのレビュー選択条件プログラムな
どが記憶されている。なお、補助記憶装置63には、例
えば欠陥重要度判定部68において欠陥の重要度を判定
して作成されたレビューを優先的に実施すべき欠陥の情
報等を格納してもよい。
【0038】次に、レイアウト変換演算部66が回路レ
イアウトデータを基に作成する回路レイアウトパターン
情報32の一例及びパターン密度データ72の一例につ
いて図5及び図6を用いて説明する。
【0039】図5は、回路レイアウトパターン情報32
の一例を示す。32は回路レイアウトパターン情報を概
略図で示したもので、B1からB7の四角い枠は、それ
ぞれLSI機能ブロック1からLSI機能ブロック7の
位置を示す。33は、B6内の一部(四角い枠内に斜線
で示した部分)の拡大図である。33の白い部分は、回
路パターンがない部分、33の灰色の部分は、回路パタ
ーンである。
【0040】図6は、パターン密度データ72の一例を
示す。パターン密度データファイル72は、品種名LO
GIC234、レイヤL1のレイヤ名METAL1、ブ
ロック名B11内の最小線幅、最小配線間隔データと共
にブロックB11の位置情報から構成されて、パターン
密度データとして補助記憶装置63に格納される。な
お、ブロックB11は、その位置座標(位置情報)をチッ
プ内のX=5、Y=80と、X=20、Y=95を対角
の頂点座標とする長方形であることを意味する。
【0041】次に、例えば、欠陥重要度判定部68におい
て、上記補助記憶装置63に記憶された検査結果データ
21、回路レイアウトパターン情報32及びパターン密
度データ72に基づいて、レビュー選択条件プログラム
68aに従って、各欠陥についての重要度(致命性)を
判定してレビューを優先的に実施すべき欠陥の情報等を
作成して例えばRAM等の主記憶装置62に一時記憶し
て補助記憶装置63に記憶することについて説明する。
【0042】図7は、回路パターンと欠陥サイズの関係
を示す図であり、34は回路パターンと仮想欠陥を照合
した拡大図である。121から135は仮想欠陥(異
物、パターン欠陥等)を表し、どの欠陥が電気的に不良
になる欠陥かを分析する。欠陥121〜123、欠陥1
24〜126、欠陥127〜129、欠陥130〜13
2、欠陥133〜135は、いずれも同一欠陥サイズで
あるが、配線パターンに対してそれぞれ発生位置が異な
っている。この図を用いて検査結果21から得られる欠
陥サイズによる欠陥分類方法の一例について説明する。
【0043】欠陥121〜123は、何れも欠陥サイズ
が、パターン配線幅及びパターン配線間隔よりも小さい
ため欠陥と配線パターンの位置関係がいずれの場合であ
っても不良の可能性は低い。従って、このサイズの欠陥
121〜123を例えばラベル1とする。
【0044】次に、欠陥124〜126は、配線幅より
大きいが、配線間隔より小さい。従って、欠陥124は
断線などの不良発生の可能性があるが、125、126
は不良になる可能性が低い。そこで、このサイズの欠陥
124〜126を、例えばラベル2とする。
【0045】欠陥127〜129は、線幅、線間隔のど
ちらよりも大きい。従って、欠陥128は不良になる可
能性が低いが、欠陥127は断線の可能性があり、12
9は電気的な短絡不良の可能性が高い。そこで、このサ
イズの欠陥127〜129を、例えばラベル3とする。
【0046】欠陥130〜132は、線幅、線間隔を合
わせたよりも大きい。従って、欠陥130は断線の、1
31、132は短絡不良の可能性が高い。そこで、この
サイズの欠陥130〜132を、例えばラベル4とす
る。
【0047】欠陥133〜135は大きく、いずれの場
合にもパターン配線2本以上と接触しており、短絡不良
の可能性が高い。このサイズの欠陥133〜135を、
例えばラベル5とする。
【0048】次に、例えば、欠陥重要度判定部68におい
て行なうレビューの優先順位を選択するためのラベル付
けの手順の一実施例を、図8を用いて説明する。
【0049】まず、例えば、欠陥重要度判定部68は、
補助記憶装置63に記憶された検査結果21である全欠
陥情報の中から欠陥を1個ずつ選択し、その座標やその
サイズ(S)などの欠陥情報を入手する(S01)。続
いて、例えば、欠陥重要度判定部68は、同欠陥の座標
から、補助記憶装置63に記憶された回路レイアウトパ
ターン情報に基づいてその欠陥の属するLSI機能ブロ
ックBnを選択し、その機能ブロックBnにおけるパタ
ーン密度データ(線幅、線間隔等)を補助記憶装置63
から入手する(S02)。
【0050】まず、例えば、欠陥重要度判定部68は、
LSI機能ブロック内の線幅、線間隔データを比較し、
線幅、線間隔のサイズの小さいほう(MIN(線幅、線
間隔))を選択する。そして、検査結果21から得られ
る欠陥サイズ(S)が上記選択されたMIN(線幅、線
間隔)よりも小さい場合には、この欠陥のラベルをBn
1と決定する(S03)。欠陥サイズ(S)が小さくな
い場合には、次に、線幅、線間隔データのサイズの大き
いほう(MAX(線幅、線間隔))と比較し(S0
4)、欠陥サイズ(S)がMAX(線幅、線間隔)より
も小さければ、この欠陥ラベルをBn2に設定する。続
いて、線幅と線間隔を加えたサイズと欠陥サイズSを比
較する(S05)。欠陥サイズSが(線幅+線間隔)よ
りも小さい場合には、この欠陥ラベルをBn3に、そう
でない場合は次のステップに進む。線幅と線間隔の大き
いサイズ(MAX(線幅、線間隔))に線幅と線間隔を
加えたサイズ(MAX(線幅、線間隔)+線幅+線間
隔)と、欠陥サイズSとを比較し(S06)、欠陥サイ
ズSが(MAX(線幅、線間隔)+線幅+線間隔)より
も小さければ欠陥ラベルはBn4、そうでない場合は、
Bn5を設定する。
【0051】以上、例えば、欠陥重要度判定部68は、
S01〜S06のステップのラベル設定を全欠陥に対し
て行い、その結果を例えば補助記憶装置63に記憶する
ことによって、全欠陥に対して、チップ31を構成する
各種のLSI機能ブロック内における線幅及び線間隔と
欠陥サイズSとの相関関係に基づいて、レビューの優先
順位を選択することのできるラベル付けすることが可能
となる。
【0052】以上のように付けたラベルの例では、ラベ
ル1(Bn1)は不良の可能性が低く、ラベル番号が大
きい程不良の可能性は高くなる。これらのラベルの使い
方としては、例えばラベル2とラベル3の欠陥だけを選
んで検査装置60上でレビュー機能を用いて観察すると
か、例えばラベル2の欠陥が検査装置60のレビュー機
能では十分な観察が行えない場合、別の専用のSEM等
のレビュー装置52に欠陥座標データを転送して、専用
のレビュー装置52で観察する、などの使い分けが考え
られる。
【0053】しかし、レビューの優先順位はチップ31
を構成する各種のLSI機能ブロックにおいて欠陥サイ
ズ(ラベル)のみで決まる訳ではなく、そのラベルに属す
る欠陥の個数にも依存する。すなわち、不良可能性の低
いラベルでも、数が多い場合には、不良解析・対策によ
る歩留り向上の効果が期待できるため、レビューの優先
順位は高くなる。そこで、例えば、欠陥重要度判定部6
8は、チップ31を構成する各種のLSI機能ブロック
における同じラベルに属する欠陥の個数を計数してレビ
ューの優先順位を選択するデータとして例えば補助記憶
装置63に記憶すればよい。
【0054】また、ラベルは、欠陥の存在する場所、す
なわちパターン配線密度の情報に基づいて付けられるた
め、ラベル分類数が上記の数倍になる可能性があり、配
線密度の高いLSI機能ブロックにある欠陥を優先的に
レビューするなど、よりきめ細かいレビュー手順、優先
順位の決め方が可能となる。
【0055】次に、検査装置60の検査処理演算部61
において、更に、欠陥部の画像に対して再検査処理を行
い、パターンと欠陥の関係をより詳細に調べることによ
って、不良の判定精度をより高めることができる実施例
について、図10および図11を用いて説明する。
【0056】図10において、36は、LSIのブロッ
ク図に、欠陥データを重ね合わせた分布図であり、37
は分布図36のブロックB6の一部を拡大した図であ
る。
【0057】欠陥候補の重要度は、前述のように欠陥サ
イズと背景である配線パターンの関係によって決まる。
ただ、上記回路レイアウトパターン情報32及びパター
ン密度データ72を用いる方法は、その欠陥の含まれる
機能ブロックの代表的なパターン情報によって重要度を
判定するため、判定精度が低く、単に確率を求めている
にすぎない。例えば図10に示す拡大図37の場合、サ
イズの等しい2つの欠陥150、151は同一ブロック
B6に含まれているが、欠陥の背景である配線パターン
の間隔が異なるため、この場合、欠陥150は不良の可
能性が高く、欠陥151は可能性が極めて低い。従っ
て、両欠陥に付加するラベルを区別し、レビューの優先
度を、欠陥150は高く、欠陥151は低くすることに
よって対応する。欠陥151のような欠陥を候補から削
除してしまうこともできる。
【0058】このように、欠陥と配線パターンとの関係
を調べる方法の一実施例を、図11を用いて説明する。
【0059】即ち、検査装置60の検査処理演算部61
における検査処理は、同一配線パターン部分を撮像した
2枚の検出画像Bと参照画像Aとの比較によって行な
う。画像を比較して濃淡差の大きい部分が欠陥候補とな
り、欠陥情報(検査結果情報)21として、欠陥中心座
標(CX,CY)、欠陥サイズ(面積:S、X,Y長
さ:LX,LY)等を求める。
【0060】本提案の実施例では、例えば、検査処理演
算部61において、その欠陥候補に対して、画像メモリ
に記憶されている欠陥部分の座標を含む適当なサイズの
画像を用いて再検査処理を実施する。2枚の画像のう
ち、欠陥を含む検出画像Bは1枚(図11の37)であ
り、残るもう1枚の参照画像Aは欠陥に相当する部分が
純粋に配線パターン画像(図11の38)のみである。
そこで、例えば、検査処理演算部61は、その画像Aを
用いてパターン情報を計測する。例えば、画像Aを用い
てのX、Y方向の濃淡値変化、エッジの検出等によりパ
ターンの線幅、線間隔、エッジ座標(E)等を算出して
検査結果として補助記憶装置63に記憶する。
【0061】なお、上記処理に先駆けて、画像を検査に
適した状態にするために、エッジの強調、あるいは平滑
化等を目的としたフィルタ処理を行うことも考えられ
る。フィルタの種類としては、ボケや歪みなど劣化した
画像の復元を目的としたウイーナフィルタ、制限付最小
2乗フィルタ、射影フィルタ等が、あるいは雑音成分の
除去を目的とした局所平均フィルタ、メディアンフィル
タ、弛緩法による平滑化等、様々挙げられる。
【0062】ついで、例えば、欠陥重要度判定部68
は、補助記憶装置63に検査結果として記憶された欠陥
情報(検査結果情報)21と配線パターンの情報との関
係を基に、次の処理を行なって、欠陥のラベルを設定若
しくは決定し、レビューの優先順位を選択するデータと
して、例えば補助記憶装置63に記憶される。
【0063】欠陥150、151の場合、欠陥位置と配
線パターンの関係は、それぞれ、次に示す(式1)、
(式2)が成り立つため、見かけ上、欠陥150は配線
パターンに接触し、欠陥151は接触しないことがわか
り、この結果より、それぞれの欠陥のラベルを決定でき
る。あるいは、欠陥150は不良、欠陥151は良品と
判定しても良い。
【0064】 欠陥150:(CX150-LX150/2)<E1、E2<(CX150+LX150/2) (式1) 欠陥151:E3<(CX151-LX151/2)、(CX151+LX151/2)<E4 (式2) また、同様に次のような方法でも判定が可能である。画
像Aで欠陥と判定した画素に対応する画像Bの全画素に
ついて、x方向、y方向、x,yに対して45度の2方
向、計4方向の方向微分(一次微分)を行い、それぞれ
の最大値、最小値を求める。最大値>0、最小値<0、
|最大値|>一定値、|最小値|>一定値の場合、欠陥
の幅が配線1本以上であると判定することができる。
【0065】他の方法としては、上記同様、画像A、B
で欠陥部に相当する全画素に対して、それぞれの画像毎
に濃淡値の平均値を求め、その差が一定値を越えるか否
かで判定することもできる。あるいは、比較するパラメ
ータとして、それぞれの画像の明るさの最大値−最小
値、微分値の総和(または平均値)、微分値の最大値、
標準偏差などいろいろ考えられる。
【0066】以上説明したように、設計レイアウト情報
の代わりに配線パターン画像を用いて、欠陥との関係を
直接的に、詳細に調べることによって、欠陥に対してラ
ベル付けを行なって、欠陥の致命度を、より高い精度で
判定することもできる。
【0067】これによって、歩留りに影響を与える可能
性の高い欠陥から効率よくレビューでき、影響を与える
直接の要因を短時間で究明、かつ対策し易くなり、不良
品を作り込む時間が短くなり、歩留まりを向上させるこ
とが可能となる。
【0068】更に、上記再検査処理(欠陥情報(検査結
果情報)21と配線パターンの情報との関係処理)の処
理方式としては、図12に示すように(a)検査処理演
算部61において本検査処理123が終了した後に、本
検査の欠陥情報(欠陥中心座標(CX,CY)、欠陥サ
イズ(面積:S、X,Y長さ:LX,LY)等)21と
画像メモリ122から得られる欠陥部分の座標を含む適
当なサイズの画像(欠陥画像)125を元にして、本検
査と同一検査処理部を用いて再検査処理124を行う方
式、(b)同一検査処理演算部61内で本検査処理12
3と再検査処理124とを並行に(マルチタスクで)行
う方式、あるいは(c)検査処理演算部61aにおいて
本検査処理123を行い、専用再検査処理演算部61b
で欠陥情報21及び上記欠陥画像125を基に再検査処
理124を行う方式等が考えられる。なお、検出画像及
び参照画像の画像取得121は、画像取得部67で行な
われて、検査処理演算部61内または外に設けられた画
像メモリ122に記憶される。
【0069】次に、欠陥重要度判定部68において欠陥
毎に設定されたラベル及びラベル毎の欠陥の個数に基づ
いてレビューの優先順位を選択することの実施例につい
て説明する。即ち、レビューの優先順位を選択するレビ
ュー条件は、ユーザが自由に設定できるものであって、
例えば、欠陥サイズが所定値以上もしくは所定値以下の
欠陥だけを抽出するような条件、所定のLSI機能ブロ
ックだけに存在する欠陥だけを抽出するような条件、各
LSI機能ブロックから所定個数づつ抽出するような条
件などが挙げられる。また、これらを組合わせるような
条件であっても良い。これらのメリットは、検査装置6
0で多数検出された欠陥から、電気的な不良の原因とな
る欠陥を効率的に選出できることである。実用的な意味
の有るレビュー条件は、歩留りに影響しない欠陥をレビ
ュー対象から除外し、歩留りに影響しそうな欠陥を選出
することである。
【0070】図13は、欠陥重要度判定部68からのユ
ーザインタフェース64に表示されるレビュー画面13
0の一例である。同図は、ある品種、製造工程のウエハ
の欠陥マップデータを表示したものである。この例で
は、右上には、検査処理演算部61から得られる欠陥マ
ップデータ131を示し、左上には、画像取得部67か
ら得られるラベル付けされた欠陥部の拡大画像(レビュ
ー画像)133を示し、上部中央には欠陥重要度判定部
68において全欠陥に対してラベル付けした結果および
ラベル毎の欠陥個数一覧132を示す。上記欠陥マップ
データ131としては、図10に36で示すチップ内の
マップデータでもよく、欠陥部の拡大画像(レビュー画
像)133としては、図10に37で示す欠陥部の拡大
画像であってもよい。即ち、検査装置60においても、
大きな欠陥については、欠陥部の拡大画像(レビュー画
像)133を、レビュー画面130に表示することによ
って、レビューすることが可能である。
【0071】画面下のウインドウにはレビューを行う条
件設定の基本的なメニュー、ボタンが並んでいる。ここ
で設定できるようにした条件は、レビューすべきラベル
の選択と、それらのレビュー順序、及び各ラベルでレビ
ューしたい欠陥個数である。それぞれ、全数、標準、設
定からなる設定ボタンで構成され、それぞれの設定ボタ
ンを押すと、個別の設定画面が表示される。
【0072】図14は、図13の画面でラベル設定基準
ボタン133を押した場合に表示される画面の一例であ
る。この設定画面140は、図8で説明したフローに関
係なく、パターンの線幅と欠陥サイズの関係を任意に設
定できるメニューを示す。いくつかのラベルを任意に設
定した後、整合チェックボタン141を押すと、設定し
たラベル条件に重複、抜けがないか、等の整合チェック
を自動的に実行する。
【0073】図15は、図13でレビュー順序の設定ボ
タン134を押すと表示される、各ラベルをレビューす
る順序を設定するための画面である。
【0074】図16は、図13でレビューラベル選択の
設定ボタン135を押すと表示される、各ラベルをレビ
ューするか否かを設定するための画面である。
【0075】図17は、レビューラベル選択、レビュー
順序、ラベル毎代表個数の全てを設定可能な画面の一例
である。ラベル毎の検出数も同時に表示されている。
【0076】以上の説明では、LSIチップ領域を機能
ブロックに分割して、各機能ブロックのパターン密度情
報を用いて欠陥をサンプリングする方式について述べて
きたが、検査装置60の欠陥座標検出精度が高い場合に
は、パターン密度情報ではなく、回路レイアウト情報か
らチップ内のLSI機能ブロック毎のパターン自体の描
画イメージを作成し、そのイメージに欠陥情報を重ね合
わせて上記(式1)および(式2)に基づく欠陥の致命性
を判断してラベル付けをすれば、より効率的である。
【0077】また、以上の説明では、各欠陥に対してラ
ベル付けをする欠陥重要度判定部68を、検査装置60
に搭載されていたが、必ずしもその必要はなく、検査管
理部51に搭載してもよい。この場合、同種の検査装置
から得られる検査結果に対して同じレビュー条件でレベ
ルを付与することができる。また、回路レイアウトパタ
ーン情報やパターン密度データを得るレイアウト変換演
算部66も、検査装置60に搭載されていたが、必ずし
もその必要はなく、図18に示すように検査管理部51
に搭載し、変換したレイアウト情報を、ネットワーク5
4を介して検査装置60の補助記憶装置63に、あるい
は主記憶装置62に転送してもよい。また、欠陥重要度
判定部68およびレイアウト変換演算部66を、検査管
理部51に搭載してもよい。また、図19に示すように
検査装置60の演算部67において、検査処理演算、レ
イアウト変換演算および欠陥重要度判定を行わせること
も可能である。
【0078】以上説明したように、欠陥重要度判定部6
8において、チップ内のLSI機能ブロック毎に、欠陥
サイズ(面積:S、X,Y長さ:LX,LY等)とパタ
ーン密度データ(線幅、線間隔等)との関係に基づいて
行なったラベル付けとその欠陥の個数のデータを作成し
てレビュー装置52に提供することができるので、レビ
ュー装置52は、一つのLSIの中に様々な回路機能ブ
ロックが存在する品種においてレビューを優先的に実施
すべき欠陥を容易に選択することが可能になった。
【0079】また、以上の説明では、検査を行う製造工
程のみのレイアウト情報を用いて欠陥のラベル付けを行
う方式について述べたが、必ずしもその製造工程だけで
なく、それ以前のレイアウト情報(下層のレイアウト情
報)を重ね合わせて他の製造工程(下層の製造工程)の
配線データにおける欠陥ラベル付けも可能である。また
同様に、その製造工程では欠陥の可能性が低くてもそれ
以降の製造工程(上層の製造工程)で欠陥になる可能性
も予測することが可能である。
【0080】以上説明したように、電子デバイスを形成
するワークの異物やパターン欠陥の検査において、電気
的に不良になる可能性が高い欠陥をサンプリングし、そ
の欠陥を優先的にレビューすることで、従来よりも効率
よく検査することができる。
【0081】特にシステムLSIのように、一つのLS
Iの中に様々な回路機能ブロックが存在する品種では、
レビューを優先的に実施すべき欠陥を判断することは、
歩留りの早期向上に重要である。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、レイアウト情報を用い
ることで、レビューを優先的に実施すべき欠陥を判断し
て検査効率を向上させることができる効果を奏する。
【0083】また本発明によれば、これによって、不良
対策が効率的に行われた結果、半導体デバイスの歩留り
を向上させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステム構成の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】欠陥マップデータの一例を示す図である。
【図3】図2に示す欠陥マップデータの二次元マップの
一例を示す図である。
【図4】図3に示すチップ列1チップ行1の拡大図であ
る。
【図5】回路レイアウトパターン情報の一例を示す図で
ある。
【図6】パターン密度データのファイルの一例を示す図
である。
【図7】回路パターン(配線パターン)と欠陥サイズの
関係を示す図である。
【図8】本発明に係る欠陥のラベル付けの手順の一実施
例を示す図である。
【図9】本発明に係る検査装置で検出される欠陥のチッ
プ内位置分布の一例を示す図である。
【図10】欠陥と背景である配線パターンの関係図の一
例を示す図である。
【図11】欠陥と背景である配線パターンの寸法図の一
例を示す図である。
【図12】再検査処理の実施方式の一実施例を示す図で
ある。
【図13】本発明に係る検査装置におけるユーザインタ
フェースの表示画面の一つであるレビュー画面例を示す
図である。
【図14】本発明に係るラベル設定基準入力画面の一例
を示す図である。
【図15】本発明に係るレビュー順序設定画面の一例を
示す図である。
【図16】本発明に係るレビューラベル選択画面の一例
を示す図である。
【図17】本発明に係るレビュー条件設定画面の一例を
示す図である。
【図18】本発明に係るシステム構成の他の実施例を示
すブロック図である。
【図19】本発明に係るシステム構成の更に他の実施例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
21…検査結果情報(欠陥サイズ、チップ列を含む欠陥
の位置)、22…ウエハ欠陥マップ、31…チップ列2
チップ行2のチップの欠陥マップ、32…回路レイアウ
トパターン情報、33…回路レイアウトの一部の拡大
図、35…チップ内の欠陥座標分布、36…チップ内の
欠陥座標分布と回路レイアウトの照合、37…画像(チ
ップ内の欠陥部分の拡大図)B、38…画像(38の比
較相手部分の拡大図)A、51…検査装置、52…レビ
ュー装置、53…レイアウトCAD、54…ローカルエ
リアネットワーク、60…検査管理部、61…演算部、
62…主記憶装置、63…補助記憶装置、64…ユーザ
インタフェース(表示装置および入力手段等)、65…
ネットワークインタフェース、66…レイアウト変換演
算部、67…画像取得部、68…欠陥重要度判定部、7
2…パターン密度データ、101〜110…欠陥データ
の打点、121、122…電気的不良にならない欠陥、
123〜135…電気的不良になる可能性のある欠陥、
150…不良になる欠陥、151…不良にならない欠
陥。
フロントページの続き (72)発明者 酒井 薫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 2F065 AA03 AA07 AA22 AA49 BB02 CC19 DD00 DD06 FF01 FF04 FF61 MM03 PP12 QQ03 QQ25 QQ39 RR04 SS04 SS13 UU05 2G051 AA51 AB02 AC04 AC21 EA11 EA12 EA14 EB01 EC01 ED08 ED09 4M106 BA04 CA39 CA41 DA15 DJ18 DJ20 DJ21 DJ24 DJ27

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査対象上に存在する欠陥の画像を取得
    する画像取得部と、 該画像取得部で取得された欠陥の画像を基に、該欠陥の
    位置とその大きさからなる検査データを検出する検査処
    理演算部と、 該検査処理演算部が検出した検査データと被検査対象に
    形成されるLSIチップ内に設定された複数の機能領域
    の位置情報と該各機能領域におけるパターンの配線に関
    する情報とを記憶する記憶装置と、 該記憶装置に記憶された前記検査データの欠陥の位置と
    前記複数の機能領域の位置情報とを基に、欠陥がどの機
    能領域に位置するかを算出し、該算出された欠陥が位置
    する機能領域における前記記憶装置に記憶されたパター
    ンの配線に関する情報と前記検査データの欠陥のサイズ
    との関係を基に、任意に設定された分類基準によって欠
    陥を分類判定する判定部とを備えることを特徴とする検
    査装置。
  2. 【請求項2】前記機能領域が、回路機能ブロック領域で
    あることを特徴とする請求項1記載の検査装置。
  3. 【請求項3】前記判定部は、分類された欠陥についての
    レベル情報および各レベルでの検出個数に基づいてレビ
    ュー順序を設定する機能を有することを特徴する請求項
    1又は2記載の検査装置。
  4. 【請求項4】更に、前記判定部で分類された欠陥につい
    てのレベル情報および各レベルでの検出個数を表示し、
    少なくともレビュー順序を設定可能な表示装置を有する
    ことを特徴する請求項1又は2記載の検査装置。
  5. 【請求項5】前記表示装置に、更に、レビューする欠陥
    部の拡大画像を表示可能に構成することを特徴とする請
    求項4記載の検査装置。
  6. 【請求項6】前記表示装置に、更に、被検査対象上の欠
    陥マップを表示可能に構成することを特徴とする請求項
    4記載の検査装置。
  7. 【請求項7】前記画像取得部において、前記判定部で分
    類された結果に基いて選択された欠陥について画像を取
    得するように構成したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の検査装置。
  8. 【請求項8】請求項1又は2記載の検査装置を設け、 該検査装置における判定部で分類された結果に基いて選
    択された欠陥についての情報の提供を受け、この情報に
    基づいてその欠陥についてレビューを実行するレビュー
    装置を設けたことを特徴とする検査システム。
  9. 【請求項9】前記検査装置と前記レビュー装置とをネッ
    トワークで接続したことを特徴とする請求項8記載の検
    査システム。
  10. 【請求項10】前記検査装置は、取得される設計レイア
    ウト情報を基に、欠陥分類に利用するための情報を生成
    するレイアウト変換演算部を設けることを特徴とする請
    求項1〜7の何れか一つに記載の検査装置。
  11. 【請求項11】被検査対象上に存在する欠陥の画像を取
    得する画像取得部、該画像取得部で取得された欠陥の画
    像を基に、該欠陥の位置とその大きさからなる検査デー
    タを検出する検査処理演算部、および該検査処理演算部
    が検出した検査データと被検査対象に形成されるLSI
    チップ内に設定された複数の機能領域の位置情報と該各
    機能領域におけるパターンの配線に関する情報とを記憶
    する記憶装置を備えた検査装置を設け、 該検査装置の記憶装置から読み出されてネットワークを
    介して提供を受けた前記検査データの欠陥の位置と前記
    複数の機能領域の位置情報とを基に、欠陥がどの機能領
    域に位置するかを算出し、該算出された欠陥が位置する
    機能領域における前記記憶装置に記憶されたパターンの
    配線に関する情報と前記検査データの欠陥のサイズとの
    関係を基に、任意に設定された分類基準によって欠陥を
    分類判定する判定部を備えた検査管理部を設け、 前記検査装置と前記検査管理部とをネットワークで接続
    して構成したことを特徴とする検査システム。
  12. 【請求項12】請求項1又は2記載の検査装置を設け、 取得される設計レイアウト情報を基に、欠陥分類に利用
    するための情報を生成するレイアウト変換演算部を備え
    た検査管理部を設け、該検査管理部から前記生成された
    情報を、ネットワークを介して前記検査装置に転送する
    よう構成したことを特徴とする検査システム。
  13. 【請求項13】被検査対象が有する異物もしくはパター
    ン欠陥を検出する検査装置と、 該検査装置で検出した異物もしくはパターン欠陥の画像
    を取得するレビュー装置と、 前記検査装置が検出して得た検査データと被検査対象の
    レイアウト情報とを記憶する記憶部、及び該レイアウト
    パターン情報を用いて検査データの中からレビューすべ
    き異物もしくはパターン欠陥を選択する選択部を有し、
    前記検査装置および前記レビュー装置とネットワークを
    介して接続される解析ユニットとを備え、 前記レビュー装置が前記解析ユニットによって選択され
    た異物もしくはパターン欠陥の画像を取得するように構
    成したことを特徴とする検査システム。
  14. 【請求項14】前記レイアウト情報が、被検査対象に形
    成されるLSIチップ内の領域に関する位置情報である
    ことを特徴とする請求項13記載の検査システム。
  15. 【請求項15】ウエハに配線パターンを形成する製造ラ
    インにおいて配線が形成されたウエハの有する異物もし
    くはパターン欠陥の位置と大きさを検出する検査工程
    と、 該検査工程において検出した異物もしくはパターン欠陥
    の画像を取得するレビュー工程とを有し、 前記検査工程で得た検査結果と前記レビュー工程で得た
    レビュー結果を用いて前記製造ラインを管理して半導体
    デバイスを製造する半導体デバイスの製造方法であっ
    て、 前記ウエハに形成されるLSIチップ内に設定、分割し
    た領域、及び該領域に位置する欠陥に対して、その大き
    さによって欠陥を分類し、所定の分類コードに属する欠
    陥を抽出し、該抽出した欠陥の画像をレビュー工程にお
    いて取得することを特徴とする半導体デバイスの製造方
    法。
  16. 【請求項16】前記領域が、前記LSIチップ内に形成
    される回路ブロックであることを特徴とする請求項15
    記載の半導体デバイスの製造方法。
  17. 【請求項17】前記LSIチップがシステムLSIであ
    り、前記回路ブロックがメモリ部分とロジック部分を含
    むことを特徴とする請求項15記載の半導体デバイスの
    製造方法。
  18. 【請求項18】ウエハに配線パターンを形成する製造ラ
    インにおいて配線が形成されたウエハの有する異物もし
    くはパターン欠陥を検出する検査工程と、 該検査工程において検出した欠陥の画像を取得するレビ
    ュー工程とを有し、 前記検査工程で得た検査結果と前記レビュー工程で得た
    レビュー結果を用いて前記製造ラインを管理して半導体
    デバイスを製造する半導体デバイスの製造方法であっ
    て、 前記ウエハに形成されるLSIチップのレイアウト情報
    を用いて前記検査工程において検出して得た検査データ
    を分類し、該分類したコードの中からレビューすべき欠
    陥を抽出し、前記レビュー工程において抽出した欠陥の
    画像を取得することを特徴とする半導体デバイスの製造
    方法。
  19. 【請求項19】前記レイアウト情報がLSIチップ内に
    設定した複数個の領域の位置情報であり、前記検出して
    得た検査データから指定された領域に位置する欠陥を抽
    出してその画像を取得することを特徴とする請求項18
    記載の半導体デバイスの製造方法。
  20. 【請求項20】被検査対象の有する欠陥の位置と大きさ
    を検出する検査処理演算部と、 該検査処理演算部の検出した欠陥の画像を取得する画像
    取得部と、 該欠陥の欠陥情報をもとに、前記画像取得部から欠陥画
    像を抽出し、該欠陥と配線パターン画像の解析により欠
    陥か否かの再検査処理を行う再検査処理部と、 任意に設定された選択条件によって欠陥を分類する算出
    手段を備えるように構成したことを特徴とする検査装
    置。
  21. 【請求項21】前記再検査処理を、前記検査処理演算部
    にて検査処理と並列に実行することを特徴とする請求項
    20記載の検査装置。
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