JP4597155B2 - データ処理装置、およびデータ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェハ,フォトマスク,磁気ディスク,液晶基板等の表面の異物やパターンの欠陥を検出する外観検査装置と異物等の欠陥を観察するレビュー装置とからの欠陥に関する情報を整理して欠陥を分類するデータ処理装置、およびデータ処理方法に関する。
製造過程の試料の表面には、表面パターンの断線や接触,異物の付着,きずなどの多様な欠陥が生じる場合がある。例えば、半導体デバイスの製造工程においては、半導体ウェハの表面上の異物や回路パターンの断線,接触は、製品不良の原因となる。その為、これらの欠陥を定量化し、製造装置及び製造環境に問題がないかを常時監視する必要がある。また、外観検査装置を用いて半導体ウェハ表面上で検出される欠陥には、半導体デバイスとして完成したときの電気的特性に影響がある致命欠陥と、影響がない欠陥とがある。また、影響がない欠陥には、外観検査装置での欠陥検出処理時の電気的ノイズに起因する擬似欠陥も含まれている。したがって、外観検査装置により検出された欠陥の画像を取得して観察することにより、その欠陥が製品に致命的な影響を与えるものかどうかを確認する必要がある。
外観検査装置で抽出された欠陥の座標がレビュー装置へ送られ、レビュー装置は、送信された座標を補正しながら自動的に欠陥を見つけ出し、欠陥の画像を自動的に取得する
ADR(自動レビュー:Automatic Defect Review) を実行する。次に、レビュー装置は、取得した画像から、欠陥の大きさ,形状,種類などで自動的に分類するADC(自動欠陥分類:Automatic Defect Classification)を実行する。これらのように、人間が介在することによる結果の差が生じないように自動化が試みられているが、半導体デバイスの微細化に伴う欠陥の種類の増加,外観検査装置で抽出される欠陥の数の増加によって、結果の正確度がなかなか向上できない。
また、近年は、電子顕微鏡を外観検査装置に用いて欠陥の抽出感度を向上させているが、信号ノイズレベルが上がることで、擬似欠陥を抽出してしまうことも、欠陥数の増加の原因となっている。この対策として、検査中に欠陥を分類してノイズを除去するRDC
(実時間欠陥分類:Real-Time Defect Classification)の機能が外観検査装置に取り入れられ、擬似欠陥を除去する試みがなされている。
上記のように、半導体デバイスの製造工程においては、欠陥の外観検査装置から送信される欠陥をレビュー装置で観察し、欠陥を分類し、致命欠陥を見つけ、その発生原因を早期に究明することが重要であるが、外観検査装置で抽出される欠陥の数の増加や、擬似欠陥の増加により、人間の作業では勿論、自動化してもその分類の正確性がなかなか向上できないことが問題となっている。
この対策として、外観検査装置およびレビュー装置の間に、欠陥に関するデータ処理の専用機能を有するデータ処理装置を接続し、該装置のディスプレイに、欠陥の区別のために付けられた欠陥ID毎に、外観検査装置から送信されたその欠陥IDに関する情報とレビュー装置から送信された情報とを同時に表示させ、オペレータによる欠陥の確認と分類が容易にできるようにして、欠陥の分類の正確性を向上させる試みがなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−173589号公報
欠陥の分類の手がかりとなるのは、欠陥ごとに付帯する特徴量である。しかし、特徴量には多くの種類があり、また、画面に表示される特徴量は数字であり、画面に特徴量が表示されただけでは、ひとつの欠陥をどのカテゴリに分類してよいか判断が困難である。
本発明の目的は、外観検査装置で抽出された欠陥の分類が容易になるような特徴量の表示を行うデータ処理装置、およびデータ処理方法を提供することである。
本発明の実施態様は、試料の欠陥を抽出する外観検査装置から通信回線を介して送信される複数の欠陥の少なくとも座標を含む欠陥検査情報と、該欠陥の画像を取得し該欠陥の特徴量を付与するレビュー装置から通信回線を介して送信される少なくとも特徴量を含む欠陥レビュー情報とを受信し、特徴量のうちの少なくとも二つを軸としたグラフ領域をディスプレイに表示するとともに、該グラフ領域に欠陥を付与された特徴量に応じた位置に表示することを特徴とする。
本発明によれば、外観検査装置で抽出された欠陥の分類が容易になるような特徴量の表示を行うデータ処理装置、およびデータ処理方法を提供することができる。
本発明の全体構成を図1,図2を用いて説明する。ここでは、半導体デバイスの製造工程に本発明を適用した例を示す。図1および図2は本発明のシステム構成図である。半導体デバイスの製造工程11に関する製造装置や外観検査装置は、清浄な環境が保たれたクリーンルーム10内に設置されている。クリーンルーム10内には、製造工程11の最終工程であって完成した半導体デバイスの電気的特性を試験するプローブ検査装置5,製造工程11の必要な個所から試料である半導体ウェハが抽出され、その欠陥を抽出する外観検査装置1、外観検査装置1で抽出された欠陥のレビュー画像を取得するレビュー装置2が通信回線4に接続されている。通信回線4には、クリーンルーム10の外に設けられたデータ処理装置3が接続されている。外観検査装置1は図示しないコンピュータと記憶装置とディスプレイとを備え、半導体デバイスの欠陥抽出機能だけではなく、欠陥に関するデータを記憶装置に保存したり、通信回線4を介して他の装置に送信する機能を備える。レビュー装置2は図示しないコンピュータと記憶装置とディスプレイとを備え、半導体デバイスの欠陥のレビュー機能だけではなく、欠陥のレビュー結果に関するデータを記憶装置に保存したり、通信回線4を介して他の装置に送信する機能を備える。データ処理装置3は図2に示すように、図示しないマイクロプロセッサと記憶装置とを内蔵したコンピュータ26とディスプレイ27とを備え、通信回線4を通じて送られたデータを記憶装置に保存したり、欠陥に関するデータの各種処理を行う機能を備える。
図2を用いて、通信回線4で送信されるデータの内容を説明する。また、図3に、データ処理装置のディスプレイに表示されるデータの内容の一例の表示画面図を示す。外観検査装置1から送信される欠陥情報21は、図3に示す画面30に表示されるように、外観検査装置1の装置ID,検査対象である半導体ウェハのロット番号,ウェハID,ダイレイアウトの名称が含まれる。ダイレイアウトとは、半導体ウェハに形成された半導体デバイス1個分をダイとよぶとき、その縦寸法,横寸法,ノッチに対する位置を示すアライメント座標などのレイアウトに関する情報を、予め定められた記号で表されたものである。また、複数の欠陥のひとつひとつについて、欠陥ID,x座標,y座標,欠陥サイズ,欠陥画素数が含まれる。ここで、x座標とy座標は、外観検査装置1における座標系で表された欠陥の位置であり、欠陥サイズは、画像内で欠陥であると認識可能な領域の最大幅寸法であり、欠陥画素数は、画像内で欠陥であると認識可能な領域の画素の数である。図3には示されていないが、この他、半導体ウェハの情報として、検査工程を示す記号,検査日時を示す記号,欠陥ひとつひとつに関する欠陥ADR画像,欠陥サイズや欠陥画素数以外の欠陥特徴量情報等がある。ここで、欠陥ADR画像は、レビュー装置2で取得した画像ではなく、外観検査装置1において抽出した欠陥の画像を、外観検査装置自身で取得したものである。また、欠陥特徴量情報は、外観検査装置1で検査中に欠陥を分類するRDC機能を実行して得られた欠陥ひとつひとつについての特徴量の情報である。欠陥特徴量情報の一例については後述する。
図2において、外観検査装置1で欠陥の抽出を終了した半導体ウェハは、欠陥を観察するために光学式レビュー装置24やSEM式レビュー装置25に運ばれ、欠陥の観察が行われる。観察にあたっては、半導体ウェハに関する情報、すなわち、ロット番号,ウェハID,検査工程を指定することで、データ処理装置3から通信回線4を介して欠陥情報
21を取得する。外観検査装置1が複数の場合は、外観検査装置1の個々のIDも指定する。欠陥情報21には、図3に示したデータだけでなく、外観検査装置1で得た欠陥ADR画像も含まれている。
外観検査装置1が出力する欠陥情報21は膨大なデータであるため、データ処理装置3が備えた複数のフィルター機能を用いて、欠陥情報21から所望のデータを選択することができる。このようにして選択された欠陥情報22bが光学式レビュー装置24に、または欠陥情報23bがSEM式レビュー装置25に通信回線4を通して送られる。欠陥情報22b,23bのデータフォーマットは、図3に示した欠陥情報に準じる。
光学式レビュー装置24は、送信された欠陥情報22bのうち、ダイレイアウトの中のアライメント情報を用いて座標変換を行い、欠陥の座標データを変換して、ADRにより欠陥を探索し抽出する。欠陥が抽出できたらその画像を取得し、ADCを実行する。光学式レビュー装置24は、欠陥ごとに、または半導体ウェハごとに、欠陥のADR画像と
ADC結果を含むADR/ADC情報22aを、通信回線4を通してデータ処理装置3に送る。
SEM式レビュー装置25も光学式レビュー装置24と同様に、送信された欠陥情報
23bのうち、ダイレイアウトの中のアライメント情報を用いて座標変換を行い、欠陥の座標データを変換して、ADRにより欠陥を探索し抽出する。欠陥が抽出できたらその画像を取得し、ADCを実行する。SEM式レビュー装置25は、欠陥ごとに、または半導体ウェハごとに、欠陥のADR画像とADC結果を含むADR/ADC情報23aを、通信回線4を通してデータ処理装置3に送る。
図4は、データ処理装置3のディスプレイに表示される画像の一例を示す画面図である。画像一覧表示画面400に、欠陥IDごとの画像とデータが一覧表の形式で表示される。欠陥ID領域402には欠陥IDが表示され、同じ行の欠陥画像領域403に外観検査装置1から送られた欠陥ADR画像が、レビュー画像領域404にレビュー装置2から送られたレビュー画像が並べて表示される。また、欠陥ごとの特徴量として、例えば、欠陥サイズが欠陥サイズ領域405に、欠陥画素数が欠陥画素数領域406に表示される。図4には示されていないが、この他、半導体ウェハの情報として、検査工程を示す記号,検査日時を示す記号,欠陥サイズや欠陥画素数以外の欠陥特徴量情報等がある。
外観検査装置1による欠陥の抽出の後では、レビュー装置2によるレビュー画像の取得が行われていないので、レビュー画像領域404の列は空白になっている。そこで、レビュー画像を表示させるには、コンピュータの入力デバイスであるマウスの移動により選択領域401にポインタを合わせ、マウスのボタンをクリックして、選択領域401にチェックマークを付ける等により、観察画像を取得したい欠陥を選択する。次に、レビュー用データ出力ボタン410をクリックする等で指示すると、選択された欠陥に関する外観検査装置1における座標データがレビュー装置2へ送信され、画像が取得される。すべて選択ボタン407をクリックする等で指示すると、選択領域401の全てにチェックマークを付けることができる。レビュー装置2は、ADRを実行して、送信された欠陥IDごとに座標データに基づいて対象欠陥を抽出し、画像を取得し、図示しない記憶装置に保存する。
次に、レビュー画像取得ボタン409をクリックする等で指示すると、選択領域401でチェックマークが付いた欠陥に関するレビュー画像と、ADR/ADC情報とが、レビュー装置2からデータ処理装置3に送られ、レビュー画像がレビュー画像領域404に表示される。レビュー画像の取得が必要でない欠陥については、選択領域401のチェックマークをクリックする等で指示して消去してからレビュー画像取得ボタン409をクリックする等で指示することで、その欠陥のレビュー画像を取得させないようにすることができる。
図4に示した欠陥IDごとの欠陥ADR画像,レビュー画像,欠陥サイズ等の特徴量の一覧表示は、ひとつの欠陥に関する各種特徴量を知るにはよいが、複数の欠陥について特徴量毎の傾向を判断するのは、困難である。そこで、図5から図6に示すような画面表示を行い、欠陥の特徴量の分析を行うようにする。図4のグラフ表示ボタン408をクリックする等で指示することで、図5に示す画面を表示させることができる。
図5および図6は、特徴量分析に使用される画像の一例を示す画面図である。また、図7は、欠陥の記号の表示設定画面の一例を示す画面図である。図5のグラフ表示画面500には、ウェハマップ501を表示させる領域と、特徴量のグラフを表示させる領域503とが表示されている。レビュー装置2では、外観検査装置1で抽出された欠陥の座標がレビュー装置2の座標に補正され、ウェハマップ501には、この補正された座標に基づいて、半導体ウェハ上の欠陥502の分布が視認できるように記号化されて表示される。この記号はデフォールトでは一種類であるが、レビュー装置2のADCの結果を反映させて、欠陥それぞれの特徴量等により、図7に示す画面を用いて、記号の形,大きさ,色等を変え、他の欠陥と視覚的に区別して表示することができる。戻るボタン510をクリック等で指定すると、図4に示した画面に戻る。
図8は、特徴量の一覧を示す画面図である。図5のグラフの縦軸設定領域504、または横軸設定領域505に、プルダウンメニュー800として表示される。図5の縦軸設定領域504で図8の画面を表示させ、例えば「最大グレーレベル差」をクリック等で指定すると、グラフを表示させる領域503の縦軸「特徴量1」に相当する特徴量が「最大グレーレベル差」となり、この「最大グレーレベル差」という名称が縦軸設定領域504に表示される。横軸設定領域505についても同様である。また、それぞれの特徴量に応じたスケール605が自動的に表示される。縦軸設定領域504、または横軸設定領域505の特徴量はデフォールトとして設定しておくこともできる。例えば、図5に示した縦軸設定領域504の特徴量1のデフォールトとして、図8に示したプルダウンメニュー800の特徴量の一覧の先頭項目としておくと、縦軸設定領域504に最大グレーレベル差が自動的に設定される。また、横軸設定領域505の特徴量2のデフォールトとして、図8に示したプルダウンメニュー800の特徴量の一覧の2番目の項目としておくと、横軸設定領域505に参照画像平均グレーレベルが自動的に設定される。縦軸と横軸の特徴量を任意に指定することにより、グラフを表示させる領域503に、図6に示すように、多くの欠陥の中から、それぞれの特徴量が該当する欠陥の分布を表示させることができる。特徴量を変更すると、領域503に表示されていた欠陥の表示が、変更された特徴量に応じた位置に変更されて領域503に表示される。変更後の特徴量を有しない欠陥は、領域503に表示されなくなる。
ここで、図8に示された特徴量について説明する。最大グレーレベル差は、欠陥として判定された場所の画像とその参照部の画像を画像処理して差画像を得た時の欠陥部における明るさの絶対値である。参照画像平均グレーレベルとは、その欠陥部と判定されたピクセル部の参照画像上における明るさの平均値である。欠陥画像平均グレーレベルとは、その欠陥部と判定されたピクセル部の欠陥画像上における明るさの平均値である。極性とは、欠陥部が参照画像に比べ明るいか暗いかを示すものであり、「+」は明るい欠陥、「−」は暗い欠陥を示す。検査モードとはその欠陥が検出されたときに使用されていた画像比較方式であり、ダイ比較,セル比較それらの混合比較などがある。欠陥サイズ,欠陥画素数,欠陥サイズ幅,欠陥サイズ高さは、検出された欠陥の大きさを示すものである。欠陥画素数の単位はピクセルである。欠陥サイズ幅,欠陥サイズ高さの単位は、例えばミクロンである。欠陥サイズ比は、欠陥サイズの幅と高さの比を表すものであり、幅と高さが同じであれば1、幅が高さの2倍あれば2などのように表すパラメータである。欠陥部画素微分値とは欠陥とされたピクセル部の微分値を表したものである。欠陥画像または参照画像上のそのピクセル部内における濃淡の変化の度合いを示したもので、その欠陥画像部の欠陥部画素微分値を欠陥画像中欠陥部画素微分値、参照画像部の欠陥部画素微分値を参照画像中欠陥部画素微分値と呼ぶ。カテゴリ番号とは、欠陥が分類された後の分類の種類であるカテゴリに番号を付けたもので、環状分布,偏在分布,ランダム分布,異物,パターンショート,パターン欠損などがある。欠陥によっては、複数のカテゴリに重複して分類される場合がある。なお、分類不能な欠陥があった場合に、分類不能のカテゴリを作成しておけば、後日再検討ができて便利である。
図5または図6の表示設定ボタンをクリック等で指定すると、図7に示す画面が表示される。表示設定画面700には、表示形状設定領域701,表示サイズ設定領域704,表示色設定領域708が設けられ、図5や図6に表示される欠陥の記号の表示を指定できる。
欠陥には観察画像があるものとないものとがあるので、表示形状設定領域701で記号を指定することにより、これらを視覚的に区別して表示させることができる。図7の例では、レビュー画像無し欠陥にプルダウンタブ702を用いて丸印を指定し、レビュー画像有り欠陥にプルダウンタブ703を用いて四角印を指定する。図5では、レビュー画像有無に係らず、一律の記号で欠陥502の位置を表示していただけであったが、表示形状設定領域701の機能を使用することにより、図6に示すように、欠陥毎にレビュー画像の有無が視覚的に区別されてオペレータにわかるように表示される。
欠陥の大きさは、ADCによる分類項目のひとつである。表示サイズ設定領域704では、欠陥の大きさと表示サイズとの関係を示す対応表705にしたがって、欠陥の大きさが大きいものは、図6に示されるように、画面に表示される欠陥の記号の大きさを大きくして表示される。これにより、欠陥の大きさを視覚的に把握し易くできる。図7に示した例では、大きさは3種類であるが、追加ボタン706により、大きさの値の範囲を追加したり、削除ボタン707により、大きさの値の範囲を削除したりして、対応表705の内容を変更することができる。
ADCによって欠陥がカテゴリに分類されるので、カテゴリ番号毎に欠陥の表示色を決めておくと、欠陥の判別が容易になる。カテゴリプルダウンタブ710により、カテゴリの種類を指定できる。表示色設定領域708で、一覧表709に示すように、カテゴリ番号と表示色との対応を決めることができる。追加ボタン711で表示色の追加、削除ボタン712で表示色の削除ができる。
表示設定画面700の設定が終了したらOKボタン713をクリック等で指定する。キャンセルボタン714は、入力した値で変更せずに入力前の値で保持する。
図6に戻って、ウェハマップ501と、グラフを表示させる領域503には、欠陥601,602,603が、図7の画面で指定された表示形態により表示されている。図6の縦軸設定領域504と横軸設定領域505の特徴量を変更すると、領域503に表示される欠陥の分布状況が変化する。それをいくつか行い、例えば、欠陥601と同様に分類された欠陥が三角形で示された領域604に数多く分布しているこれらの欠陥だけを取り出し、他の欠陥を表示から消去することができる。上述の三角形は作画ボタン507により作画でき、表示した三角形を消去する場合はクリアボタン508を用いる。反映ボタン509は、三角形で囲まれた欠陥だけを選択し、これら以外の欠陥の情報を消去する。したがって、図6の領域503に表示された欠陥のうち、三角形の内部以外の欠陥が消去され、ウェハマップ501の対応する欠陥も消去される。また、この状態で戻るボタン510をクリック等で指定すると、戻った図4の画面の欠陥の一覧表に表示される欠陥は、図6の三角形の内部の欠陥だけになる。画面上の欠陥を選択する場合、欠陥はグラフの軸に対して比較的斜めに分布することが多いが、従来は、各辺が縦軸,横軸と平行な四角形が用いられていたので、欠陥の分布がまばらな領域は、他の種類の欠陥が多く混じってしまっていた。これに対して、本実施例では、欠陥を囲む図形の辺として斜めの線を採用したので、他の種類の欠陥の選択を少なくすることができる。なお、本実施例では三角形の場合を例示しているが、斜めの辺を持った四角形でも、多角形でもよい。
図9は、上述した一連の手順の流れを示すフローチャートである。この演算は、図2に示したデータ処理装置3のコンピュータ26の図示しない記憶装置に保存されたソフトウェアを図示しないマイクロプロセッサで実行することで、行われる。はじめに、図1に示したデータ処理装置3に外観検査装置1とレビュー装置2からの欠陥のデータが入力され(ステップ901)、図4に示した画像一覧表示画面400を表示することができる。図4のグラフ表示ボタン408の指定により、図5に示すグラフ表示画面500が表示される(ステップ902)。図5に示した縦軸設定領域504の特徴量1のデフォールトとして、図8に示したプルダウンメニュー800の特徴量の一覧の先頭項目としておくと、縦軸設定領域504に最大グレーレベル差が設定され、最大グレーレベル差のスケールを表示する(ステップ903)。横軸設定領域505の特徴量2のデフォールトとして、図8に示したプルダウンメニュー800の特徴量の一覧の2番目の項目としておくと、横軸設定領域505に参照画像平均グレーレベルが設定され、参照画像平均グレーレベルのスケールが表示される(ステップ904)。このように、縦軸設定領域504と横軸設定領域505にデフォールトを設定しておけば、図6に示すような欠陥の特徴量のグラフを自動的に表示することができる(ステップ905)。
先に述べたように、図6の縦軸設定領域504と横軸設定領域505の特徴量を変更することによって、領域503に表示される欠陥の特徴量に関する傾向を変えることができる。縦軸設定領域504の特徴量1または横軸設定領域505の特徴量2が変更されたかどうかの判断を行う(ステップ906)。特徴量1が変更された場合には、選択された特徴量を縦軸としたスケールを表示する(ステップ907)。そして、特徴量1が変更されたグラフを再表示する(ステップ909)。次に、図6に示す戻るボタン510が実行されたかどうかを判定する(ステップ910)。実行なしの場合はステップ906に戻る。特徴量1と特徴量2の両方が変更された場合でも、この手順で両方が変更された特徴量のグラフを表示させることができる。特徴量2が変更された場合には、選択された特徴量を横軸としたスケールを表示する(ステップ908)。そして、特徴量2が変更されたグラフを再表示する(ステップ909)。特徴量のグラフを再表示するか、特徴量の変更がない場合には、図6に示す戻るボタン510が実行されたかどうかを判定する(ステップ
910)。実行された場合は、図6に示した画面を閉じる(ステップ911)。
図10は、図6と同じく特徴量分析に使用される画像の一例を示す画面図である。図6において、三角形で示された領域604で欠陥を囲み、囲まれなかった欠陥を表示から排除することができるが、この領域は、三角形に限らず、図10に示すような四角形の領域1001も指定することができる。図6の作画ボタン507がクリック等で指示されることにより、多角形の作画を開始する。本実施例では、三角形と四角形を例示しているが、その他の図形でも同様の考え方で、定義し実行することが可能である。
図11は、欠陥をレビュー対象とするかどうかの判断の流れを示すフローチャート、図12は三角形または四角形の作画時の各点の定義を示す模式図である。三角形を作画するときは、はじめに三角形の一辺を作画する。例えばコンピュータの入力デバイスであるマウスを移動させて、画面上のポインタを作画したい三角形の頂点の位置に移動させ、マウスのボタンをクリックすると、クリックしたときのポインタの位置が三角形の頂点の位置として記憶される。例えば、図6に示した領域503で、図12(a)に示すように、はじめに点A1201を指定し、次に点B1202を指定すると、一辺が確定される。次に、点C1203を指定すると点B1202とを結ぶ一辺が確定される。ここで、点A1201の近傍を指定すると、点C1203と点A1201を結ぶ一辺が確定され、三角形が作画できる。図12(c)に示すように、3番目の点C1213の次に、最初の点A1211から離れた4番目の点D1214の位置を指定し、最初の点A1211の近傍を指定すると、四角形が確定される。このようにして、三角形や四角形に限定されず、任意の多角形を領域503に作画することができる。最初の点A1201や点A1211を指定するための近傍の範囲は、画面上でマウスを用いて、両者を区別して指定可能な誤差の範囲に設定すればよい。また、上記説明では、図形の点を時計回りで指定したが、反時計回りに指定してもよい。
一度設定した三角形の頂点の位置を変えたい場合には、例えば図12(a)の頂点A
1201にポインタを合わせ、マウスのボタンを押したままマウスを移動させると、頂点A1201の位置を変更することができる。このとき、辺ABと辺ACは頂点A1201の移動に伴って自動的に伸び、位置を変える。このようにして、図6に示したグラフを表示する領域503の上で、欠陥を囲む多角形の大きさを任意に変更することができる。
図13は、図6に示した領域503に表示されるプルダウンメニューの画面図である。多角形の内側または外側でマウスのボタンをクリックすると、プルダウンメニュー1300が表示される。多角形の内側でプルダウンメニュー300を表示させ、選択ボタン1301をクリック等で指定すると、多角形の内側の欠陥が選択され、図6に示した反映ボタン
509をクリック等で指定すると、多角形の外側の欠陥が消去される。多角形の内側でプルダウンメニュー300の消去ボタン1302をクリック等で指定すると、多角形の内側の欠陥が選択され、図6に示した反映ボタン509をクリック等で指定すると、多角形の内側の欠陥が消去される。また、多角形の外側でプルダウンメニュー300を表示させ、選択ボタン1301をクリック等で指定すると、多角形の外側の欠陥が選択され、図6に示した反映ボタン509をクリック等で指定すると、多角形の内側の欠陥が消去される。多角形の外側でプルダウンメニュー300の消去ボタン1302をクリック等で指定すると、多角形の外側の欠陥が選択され、図6に示した反映ボタン509をクリック等で指定すると、多角形の外側の欠陥が消去される。図6に示した三角形の領域604の線の上に跨った、あるいは接触した欠陥は、例えば、予め領域604の内側に存在すると定義しておくか、外側であると定義しておくかを決めておくと簡便である。もちろん欠陥毎に内側であるかどうかを判定する画面を表示させてもよい。
次に、図6に示した領域503に表示された多角形の内側の欠陥を選択してレビュー対象とする場合に、欠陥毎の判定の手順を図11で説明する。図11において、はじめに、作画された多角形の頂点の座標を算出する(ステップ1101)。算出の順番は、時計回りでも反時計回りでもよい。次に領域503に表示された欠陥から任意のひとつを選択し、作画された多角形の頂点や辺にまたがっていると判定した場合(ステップ1102)は、その欠陥はレビュー対象であると結論し、その欠陥の判定を終了する(ステップ1103)。欠陥が多角形の頂点や辺にまたがっていない場合は、多角形の各辺と欠陥がなす角度を算出し(ステップ1104)、次にその角度の総和を算出し(ステップ1105)、総和の絶対値が360度に等しいか否かを判定する(ステップ1106)。等しい場合はその欠陥はレビュー対象であると結論し、判定を終了する(ステップ1107)。等しくない場合は、その欠陥はレビューの非対象であると結論し、判定を終了する(ステップ1108)。
ここで、上記ステップ1104から1106までの原理を説明する。多角形の頂点と欠陥とのなす角の角度が180度を超える場合は、360度からその角度を引き負の符号を付ける。図12(a)において、欠陥P1204が三角形の内部にあるときは、頂点A
1201,頂点B1202,頂点C1203と欠陥P1204のなす角は、角APB,角BPC,角CPAであり、3つの正の角度の総和は360度になるので、欠陥P1204は三角形の内部にあると判定する。図12(b)において、欠陥Q1208が三角形の外側にあるときは、頂点A1205,頂点B1206,頂点C1207と欠陥Q1208のなす角は、角AQB,角BQC,角CQAとなるが、角BQCの角度は180度よりも大きいので、360度から引いて負の符号を付けると、角AQBの角度と角CQAの角度の和に絶対値が等しく符合が反対なので、角度の総和はゼロになる。したがって、欠陥Q
1208は三角形の外側にあると判定する。
多角形の場合も同様に判定できる。図12(c)に示す四角形の場合、欠陥R1215に対して、頂点A1211,頂点B1212,頂点C1213,頂点D1214と欠陥R1215のなす角は、角ARB,角BRC,角CRD,角DRAであり、これらの角度の総和は360度になるので、欠陥R1215は四角形の内側であると判定する。図12
(d)に示す欠陥S1220が四角形の外側にあるときは、頂点A1216,頂点B1217,頂点C1218,頂点D1219と欠陥S1220のなす角は、角ASB,角BSC,角CSD,角DSAとなるが、角ASBの角度は180度よりも大きいので、360度から引いて負の符号を付けると、角BSCの角度と角CSDの角度と角DSAの角度の和に絶対値が等しく符合が反対なので、角度の総和はゼロになる。したがって、欠陥S1220は四角形の外側にあると判定する。
図14は、図6に示した領域503に表示される特徴量のグラフの一例を示す画面図である。縦軸設定領域1401に欠陥サイズ比を、横軸設定領域1402に欠陥画像中欠陥部画素微分値を設定している。領域1400には、多数の欠陥が表示されているが、おおまかに2種類の大きさの四角形の欠陥が分布している。表示の仕様は図7で説明したように任意に設定でき、ここでは、画面上の図形の大きさは欠陥の大きさを表し、四角形はレビュー画像が有ることを示している。画面では比較的小さな欠陥1403が右下の方に、比較的大きな欠陥1404が左上の方に分布している。右下に分布している欠陥は、欠陥サイズ比が小さく、欠陥部の画素の微分値が大きい。すなわち、欠陥サイズ比が小さいということは、縦横比が小さく丸に近い形状であり、画素の微分値が大きいということはコントラストが大きいので、例えば、山のように盛り上がった異物ではないかと推定される。左上に分布している欠陥は、欠陥サイズ比が大きく、欠陥部の画素の微分値が小さい。すなわち、欠陥サイズ比が大きいということは、縦横比が大きく、画素の微分値が小さいということはコントラストが小さいので、例えば、深さが浅いスクラッチではないかと推定される。右下に分布している欠陥1403が何であるかを確認するため、三角形1405で欠陥1403を囲み、図13に示した選択ボタン1301で欠陥1403を選択し、図6に示した戻るボタン510で、図4の画像一覧表示画面400へ戻ると、選択された欠陥1403に対応する欠陥IDだけが表示され、レビュー画像領域404に表示された欠陥毎のレビュー画像で、異物であるかどうかを確認することができる。
以上説明したように、本実施例では、多数の欠陥の特徴量を軸としたグラフを表示して欠陥を視覚的に区別できるように表示し、グラフの軸である特徴量を変更することで欠陥の分布の変化を観察可能にすることで、欠陥の分布に特徴のある特徴量を抽出し、欠陥の発生要因の分析に役立てることができる。また、グラフの画面上で斜めの辺を持った多角形で欠陥を囲み、選択し、他の欠陥の表示を消去することで、選択した欠陥だけのレビュー画像を表示できるので、選択した欠陥のみに着目した発生要因の分析に役立てることができる。
また、欠陥毎に特徴量を切替え、レビュー画像の確認が容易になり、外観検査装置の欠陥抽出感度に影響されて検出される擬似欠陥が確認し易くなるので、外観検査装置の欠陥抽出感度を変え欠陥を比較することにより、擬似欠陥を排除するための外観検査装置の検査条件を決めることもできる。
本発明のシステム構成図。 本発明のシステム構成図。 データ処理装置のディスプレイに表示されるデータの内容の一例の表示画面図。 データ処理装置3のディスプレイに表示される画像の一例を示す画面図。 特徴量分析に使用される画像の一例を示す画面図。 特徴量分析に使用される画像の一例を示す画面図。 欠陥の記号の表示設定画面の一例を示す画面図。 特徴量の一覧を示す画面図。 一連の手順の流れを示すフローチャート。 特徴量分析に使用される画像の一例を示す画面図。 欠陥をレビュー対象とするかどうかの判断の流れを示すフローチャート。 三角形または四角形の作画時の各点の定義を示す模式図。 プルダウンメニューの画面図。 特徴量のグラフの一例を示す画面図。
符号の説明
1 外観検査装置
2 レビュー装置
3 データ処理装置
4 通信回線
30 画面
400 画像一覧表示画面
500 グラフ表示画面
501 ウェハマップ
503 領域
504 縦軸設定領域
505 横軸設定領域
700 表示設定画面
800 プルダウンメニュー

Claims (17)

  1. 試料の欠陥を抽出する外観検査装置から通信回線を介して送信される複数の欠陥の少なくとも座標を含む欠陥検査情報と、前記抽出された複数の欠陥のうち少なくとも一部の欠陥の画像を取得し該欠陥の特徴量を付与するレビュー装置から前記通信回線を介して送信される少なくとも前記特徴量を含む欠陥レビュー情報とを、ディスプレイ上のひとつの画面に表示させるマイクロプロセッサを備えたデータ処理装置であって、
    前記ディスプレイには、前記欠陥検査情報または前記欠陥レビュー情報に含まれる特徴量のうちの少なくとも二つを軸としたグラフ領域が表示され、
    前記外観検査装置またはレビュー装置によって付与された特徴量に応じた前記グラフ領域上の位置に、前記欠陥が、前記レビュー装置による観察結果である前記欠陥の画像の有無に応じて視覚的に区別されて表示されることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、前記グラフ領域とともに、前記欠陥の前記
    試料上の分布を表すマップが前記画面に表示されることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1に記載のデータ処理装置において、前記グラフ領域の軸である前記特徴量の変
    更により、前記欠陥の表示が該変更された特徴量に応じた位置に変更されることを特徴と
    するデータ処理装置。
  4. 請求項1に記載のデータ処理装置において、前記グラフ領域の軸である前記特徴量の変
    更により、変更後の特徴量を有しない欠陥の表示は前記グラフ領域から消去されることを
    特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項1に記載のデータ処理装置において、前記グラフ領域に、任意の多角形を作画可
    能であることを特徴とするデータ処理装置。
  6. 請求項5に記載のデータ処理装置において、前記多角形は少なくともひとつの斜辺を備
    えていることを特徴とするデータ処理装置。
  7. 請求項5に記載のデータ処理装置において、前記多角形で囲まれた前記欠陥の表示が選
    択されて、該選択された以外の欠陥の表示が消去可能であることを特徴とするデータ処理
    装置。
  8. 請求項7に記載のデータ処理装置において、前記ディスプレイに表示された前記欠陥検
    査情報と前記欠陥レビュー情報とから、前記多角形で選択された欠陥についての情報のみ
    を選択して表示することを特徴とするデータ処理装置。
  9. 請求項5に記載のデータ処理装置において、前記多角形で囲まれた前記欠陥の表示が選
    択されて、該選択された欠陥の表示が消去可能であることを特徴とするデータ処理装置。
  10. 請求項9に記載のデータ処理装置において、前記画面に表示された前記欠陥検査情報と
    前記欠陥レビュー情報とから、前記選択された欠陥以外の欠陥についての情報のみを選択
    して表示することを特徴とするデータ処理装置。
  11. 試料の欠陥を抽出する外観検査装置から通信回線を介して送信される複数の欠陥の少なくとも座標を含む欠陥検査情報と、前記抽出された複数の欠陥のうち少なくとも一部の欠陥の画像を取得し該欠陥の特徴量を付与するレビュー装置から前記通信回線を介して送信される少なくとも前記特徴量を含む欠陥レビュー情報とを受信し、
    前記欠陥検査情報または前記欠陥レビュー情報に含まれる特徴量のうちの少なくとも二つを軸としたグラフ領域をディスプレイに表示するとともに、
    前記外観検査装置またはレビュー装置によって付与された特徴量に応じた前記グラフ領域上の位置に、前記欠陥を、前記レビュー装置による観察結果である前記欠陥の画像の有無に応じて視覚的に区別して表示することを特徴とするデータ処理方法。
  12. 請求項11に記載のデータ処理方法において、前記グラフ領域の軸である前記特徴量の
    変更により、前記欠陥の表示が該変更された特徴量に応じた位置に変更されることを特徴
    とするデータ処理方法。
  13. 請求項11に記載のデータ処理方法において、前記グラフ領域の軸である前記特徴量の
    変更により、変更後の特徴量を有しない欠陥の表示は前記グラフ領域から消去されること
    を特徴とするデータ処理方法。
  14. 請求項11に記載のデータ処理方法において、前記グラフ領域に、任意の多角形を作画
    可能であることを特徴とするデータ処理方法。
  15. 請求項14に記載のデータ処理方法において、前記多角形は少なくともひとつの斜辺を
    備えていることを特徴とするデータ処理方法。
  16. 請求項14に記載のデータ処理方法において、前記多角形で囲まれた前記欠陥の表示が
    選択されて、該選択された以外の欠陥の表示が消去可能であることを特徴とするデータ処
    理方法。
  17. 請求項16に記載のデータ処理方法において、前記ディスプレイに表示された前記欠陥
    検査情報と前記欠陥レビュー情報とから、前記多角形で選択された欠陥についての情報の
    みを選択して表示することを特徴とするデータ処理方法。
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