JP2003046815A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JP2003046815A
JP2003046815A JP2001232744A JP2001232744A JP2003046815A JP 2003046815 A JP2003046815 A JP 2003046815A JP 2001232744 A JP2001232744 A JP 2001232744A JP 2001232744 A JP2001232744 A JP 2001232744A JP 2003046815 A JP2003046815 A JP 2003046815A
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JP
Japan
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board
video camera
camera device
substrate
panel
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JP2001232744A
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English (en)
Inventor
Keiko Yamaguchi
慶子 山口
Yasuhiro Uenaka
康弘 上中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量化、高密度実装化とともに高耐震性
を図る。 【解決手段】 フレキシブルケーブル部55〜57によ
り回路部品等を搭載した複数個の基板部51〜54が連
設された多層フレキシブル基板50を備える。各フレキ
シブルケーブル部を湾曲させて各基板部を互いに対峙し
た状態とさせ、両側の基板部51,54がフロントパネ
ル2とリアパネル3にそれぞれ固定されるとともに、各
中間基板部52,53が位置決め部材27と弾性部材9
0とによって保持されて強固に固定されて収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子(CC
D:Charge-Coupled Device)を備えて小型軽量化が図ら
れたビデオカメラ装置に関し、特に半導体装置等の製造
工程に設置されて連続供給される半導体装置の各検査部
位を連続して撮像するといった産業用として好適に用い
られる小型ビデオカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ装置は、小型軽量化が図ら
れており、一般の民生用ばかりでなく防犯監視用或いは
製造ラインに設置されて製品の品質管理用等の様々な分
野で用いられている。ビデオカメラ装置には、多数個の
配線基板が備えられており、これら配線基板が筐体に一
体に形成したスタッド上に多層に重ね合わされた状態で
筐体に収納される。ビデオカメラ装置においては、各ス
タッドが配線基板の積層位置に対応して高さを異にして
形成されるとともに、下層側配線基板に上層用のスタッ
ドを貫通させる貫通孔が形成される。各配線基板は、例
えば後付けフレキシブルケーブル等を介して基板間配線
が行われる。
【0003】上述した従来のビデオカメラ装置において
は、高さを異にする多数個のスタッドを一体に形成する
ことから筐体の構造が極めて複雑となり、高価となって
しまうといった問題があった。また、ビデオカメラ装置
においては、スタッドの貫通孔が形成されるために、配
線基板の実装密度が低下して小型化の達成が困難となる
とともに、筐体重量も大きくなるといった問題があっ
た。
【0004】さらに、ビデオカメラ装置においては、各
配線基板を順次スタッド上にねじ等により固定するため
に、ネジ止め作業が多くなるとともに各配線基板間の電
気的調整操作の作業性も悪いといった問題があった。ビ
デオカメラ装置においては、例えば組立後の動作試験等
において下層側の配線基板の不具合が検出された場合に
上層側の配線基板を取り外して調整操作等を行った後に
再組立を行わなければならず、作業性が悪いといった問
題があった。さらにまた、ビデオカメラ装置において
は、比較的高価なフレキシブルケーブルを多数個用いる
ことによって全体としてコストアップとなるといった問
題があった。
【0005】従来のビデオカメラ装置においては、上述
した配線基板の積層組立の問題点を解決するために、例
えば図7に示すような各配線基板をボード・ツー・ボー
ド接続して構成した小型ビデオカメラ装置100も提案
されている。ビデオカメラ装置100は、同図に示すよ
うに、フロントパネル101と、リアパネル102と、
ボトムパネル103と、トップパネル104とを組み合
わせて筐体が構成されている。小型ビデオカメラ装置1
00は、フロントパネル101やリアパネル102或い
はボトムパネル103が例えばアルミダイキャストによ
って成形され、トップパネル104がアルミ板に曲げ加
工を施して形成されている。
【0006】フロントパネル101には、図示しないが
中心部に円形の開口が形成され、この開口を同心として
外側面に例えばCマウント方式によってレンズ鏡筒を取
り付ける筒状のレンズ取付部105が一体に突設されて
いる。フロントパネル101には、内側面側にレンズ取
付部105の中心軸上に位置して図示しないCCDを実
装したCCD基板106が取り付けられている。フロン
トパネル101には、内側面側に図示しない結合部が一
体に形成されており、この結合部を介してボトムパネル
103の一側部が直交して組み合わされる。
【0007】ボトムパネル103には、その主面上にベ
ース基板107が取り付けられている。ベース基板10
7には、図示しないがフロントパネル101側とリアパ
ネル102側に位置してそれぞれ所定個数のピン端子が
立設されるとともに、これらピン端子間に位置して幅方
向に並んで第1のボードコネクタ108a乃至第3のボ
ードコネクタ108が実装されている。ベース基板10
7は、一方のピン端子に、一端部をCCD基板106に
接続された後付けフレキシブルケーブル109のコネク
タ部が結合されることによってCCD基板106と接続
される。
【0008】ボトムパネル103には、他端側にフロン
トパネル101と対向するリアパネル102が直交状態
に組み合わされる。リアパネル102には、内側面にコ
ネクタ基板110が取り付けられている。コネクタ基板
110は、図示しないが後付けフレキシブルケーブルが
コネクタ部を他方のピン端子に結合されるとによってベ
ース基板107と接続される。
【0009】ベース基板107には、その主面上に例え
ばSG基板、PS基板及びPR基板等の信号処理系を構
成する配線基板からなる第1の基板111乃至第3の基
板113が搭載される。各基板111乃至113には、
それぞれ下端部にコネクタ111a乃至111aが設け
られており、これらコネクタ111a乃至111aを上
述した第1のボードコネクタ108a乃至第3のボード
コネクタ108cに相対してボード・ツー・ボード接続
されることにより、ベース基板107上に互いに平行な
状態で立設される。
【0010】各基板111乃至113には、上端縁に長
さ方向に離間してそれぞれ一対の係合部が形成され、こ
れら係合部を介して上端側が一対のホルダ部材114
a、114bに組み合わされる。各ホルダ部材114に
は、互いに所定の間隔を以って各基板111乃至113
の係合部が相対係合される3個の係合溝が形成されてい
る。各基板111乃至113は、上述した各ボードコネ
クタ108と各ホルダ部材114とによって互いの対向
間隔を保持される。
【0011】各ホルダ部材114は、トップパネル10
4によって保持される。トップパネル104は、全体略
コ字状を呈しており、ボトルパネル103に対向してフ
ロントパネル101とリアパネル102とにねじ止め固
定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ビデオカメラ装置10
0は、上述したようにCCD基板106とコネクタ基板
110とがベース基板107に対してフレキシブルケー
ブル109によって接続されるとともに、ベース基板1
07に対して第1の基板111乃至第3の基板113が
ボード・ツー・ボード接続されてなる。ビデオカメラ装
置100は、比較的高価なフレキシブルケーブル109
の使用量が少なく、第1の基板111乃至第3の基板1
13の組付が簡易に行われるとともに、第1の基板11
1乃至第3の基板113の調整等が基板単位で行われる
といった特徴を有する。ビデオカメラ装置100は、ボ
ード・ツー・ボード接続やフレキシブルケーブル109
を用いることによって、各基板の実装密度の向上が図ら
れ、小型軽量化或いは高耐振動特性の向上が図られるよ
うになる。
【0013】しかしながら、ビデオカメラ装置100に
おいては、ベース基板107と各基板111乃至113
との間のボード・ツー・ボード接続の信頼性を確保する
ために、それぞれに端子間ピッチpを0.8mm以上と
した大型のボードコネクタ108及びボードコネクタ1
11a乃至113aを用いなければならなかった。各基
板111乃至113は、かかるボードコネクタ108、
111a乃至113aを搭載することによって有効実装
面積が減少して所定の実装部品が実装し得なくなる。し
たがって、ビデオカメラ装置100は、各基板111乃
至113が大型化し或いは基板枚数が増加し、小型化、
軽量化に限界があった。
【0014】また、ビデオカメラ装置100は、各基板
111乃至113の間隔がボードコネクタ108の実装
間隔によって規定されることから、ベース基板107も
大型化するとともに、各基板111乃至113間に大き
なデッドスペースが生じてしまう。したがって、ビデオ
カメラ装置100は、小型化に限界があった。
【0015】さらに、ビデオカメラ装置100は、ベー
ス基板107に複数個のボードコネクタ108を実装す
るとともに各基板111乃至113にボードコネクタ1
11a乃至113aをそれぞれ実装することから、実装
工程が増えてしまう。また、ビデオカメラ装置100
は、複数個のボードコネクタやフレキシブルケーブル1
09を備えることで、部品点数も多くなり実装工程の増
加とともにコストアップとなるといった問題があった。
【0016】さらにまた、ビデオカメラ装置100に
は、ベース基板107に対するボードコネクタ108の
位置ズレ、各基板111乃至113に対するボードコネ
クタ111a乃至113aの位置ズレ或いはベース基板
107とボトムパネル103との組立誤差、トップパネ
ル104とホルダ部材114との位置ズレ等が生じる。
ビデオカメラ装置100においては、これらが相乗して
ボードコネクタ108、111a乃至113aの半田付
け部位に対する負荷となる。ビデオカメラ装置100に
おいては、これによって各ボードコネクタの半田部位に
クラックが発生して接続不良が発生する虞があるといっ
た問題があった。
【0017】したがって、本発明は、上述した従来のビ
デオカメラ装置の問題点を解決し、複数個の基板部がそ
れぞれフレキシブルケーブル部を介して連設されてなる
多層フレキシブル基板を備え、各基板部が簡易な構造の
取付部を有する筐体に対して機械的強度を保持されて高
精度かつ高密度に組み付けられることにより小型軽量化
とともに高耐震性を図ったビデオカメラ装置を提供する
ことを目的に提案されたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかるビデオカメラ装置は、少なくともフロン
トパネルとリアパネルとトップパネルとを組み合わせて
なる筐体と、複数個の基板部がそれぞれフレキシブルケ
ーブル部を介して連設されるとともに各フレキシブルケ
ーブル部を湾曲させて各基板部を互いに平行に対峙され
た状態で筐体内に収納される多層フレキシブル基板と、
筐体に組み付けられて多層フレキシブル基板の中間基板
部の一側部をそれぞれ位置決め保持する位置決め部材
と、筐体に位置決め部材と対向して配置されて位置決め
部材に保持された多層フレキシブル基板の中間基板部の
自由端部を弾持する弾性保持部材とを備えてなる。
【0019】本発明にかかるビデオカメラ装置によれ
ば、両側の基板部をフロントパネルとリアパネルとにそ
れぞれ固定されるとともに各中間基板部を位置決め部材
と弾性部材とによって保持されて、多層フレキシブル基
板が筐体に収納されてなる。ビデオカメラ装置によれ
ば、ボード・ツー・ボード・コネクタや後付けフレキシ
ブル基板等を不要とするとともに、電気回路部を搭載し
た複数個の基板部を有する多層フレキシブル基板が位置
決め部材を介してねじ等の取付部品を低減して簡易な構
造により狭スペース化を図られて高精度に位置決めされ
た状態で強固に組み付けられる。したがって、ビデオカ
メラ装置によれば、部材費や組立工数の大幅な削減が図
られるとともに、小型軽量化かつ耐震性の向上が図られ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
示すビデオカメラ装置1について図面を参照して詳細に
説明する。ビデオカメラ装置1は、例えば電子部品の実
装機や半導体製造装置等の検査装置に備えられ、供給さ
れる微細な製品の接続部位等を撮像してその良否判定が
行われるようにする。ビデオカメラ装置1は、製造装置
の稼働に合わせて連続駆動されるとともに可動支持機構
に搭載されて移動動作されて製品の各部を撮像する。し
たがって、ビデオカメラ装置1は、詳細を後述するよう
に小型軽量化とともに高耐震性が図られ、製品の対象部
位を高精度に撮像する。
【0021】ビデオカメラ装置1は、図1に示すよう
に、フロントパネル2と、リアパネル3と、トップパネ
ル4とを組み合わせてなる筐体を備えている。ビデオカ
メラ装置1は、フロントパネル2及びリアパネル3が例
えばアルミダイキャストによって成形され、トップパネ
ル4がアルミ板に曲げ加工を施して形成されている。ビ
デオカメラ装置1は、フロントパネル2とリアパネル3
とが突き合わせ部位をネジ止めされ、これらフロントパ
ネル2とリアパネル3との間に構成される開放部位を覆
ってトップパネル4がネジ止めされることによって、密
閉型の筐体が構成されてなる。
【0022】フロントパネル2は、パネル部5と、この
パネル部5から直交して一体に形成されたベース部6と
からなる側面視略L字状を呈している。フロントパネル
2には、図2に示すように中心部に矩形の撮像開口7が
形成され、この撮像開口7を中心として外側面に例えば
Cマウント方式によって図示しない各種のレンズ鏡筒を
着脱可能とする円筒状のレンズ取付部8が一体に形成さ
れている。パネル部5には、図1及び図2に示すように
内側面の上側コーナに位置して取付用ボス9が一体に突
設されている。取付用ボス9は、後述するように止めね
じがねじ込まれて多層フレキシブル基板50のCCD実
装基板部51をパネル部5にねじ止め固定するために用
いられる。
【0023】パネル部5には、高さ方向の略中央両側に
位置して詳細を省略するが取付孔や位置決めピンを有す
る取付部11が一体に突設されている。取付部11に
は、図示を省略するが金属薄板のスペーサが介挿されて
後述するCCD撮像素子ユニット59を止めねじによっ
て位置決め固定する。パネル部5には、内面側の上縁中
央位置に板状の取付片部10が一体に突設されるととも
に、この取付片部10と対向する下部中央位置に図示し
ないが位置決め凸部が一体に突設されている。取付片部
11には、取付孔にフロントパネル2に組み合わされる
トップパネル4を固定する止めネジがねじ込まれる。位
置決め凸部は、パネル部5に取り付けられるCCD実装
基板部51の取付位置を規定する。
【0024】フロントパネル2には、撮像開口7の前面
側に位置して矩形凹部12が形成されており、この矩形
凹部12にねじ止めされたフィルタ支持板を介して撮像
開口7を閉塞してフィルタ13が設けられている。フロ
ントパネル2には、図示しないがフィルタ13の外周縁
に全周に亘って接する枠状の防塵ゴムが設けられてい
る。防塵ゴムは、後述するCCD撮像素子ユニット59
によって押圧されてフィルタ13をフィルタ支持板との
間で挟持する。
【0025】フロントパネル2には、図2に示すように
パネル部5の内面側の外周縁に全周に亘って段落ち部1
4が形成されている。段落ち部14は、その高さがトッ
プパネル4の板厚とほぼ等しくされ、後述するようにト
ップパネル4が組み付けられた状態で筐体の外周面が面
一に構成されるようにする。フロントパネル2には、図
2に示すようにパネル部5の底面に複数個の取付孔15
が形成されている。これら取付孔15は、詳細を省略す
るが後述するリアパネル3側に形成された取付孔26と
ともにビデオカメラ装置1を検査装置に取り付ける際に
取付ねじがねじ込まれる。
【0026】ベース部6は、両側縁に長さ方向の全域に
亘って立壁6a、6bが一体に立ち上がり形成された断
面略コ字状を呈している。ベース部6には、図3に示す
ように内面の中央領域に長さ方向の全域に亘って凹部1
6が形成されている。凹部16は、後述するようにベー
ス部6上に搭載される多層フレキシブル基板50の各フ
レキシブルケーブル部55乃至57の逃げ部を構成す
る。
【0027】ベース部6には、自由端側の端部近傍に位
置して幅方向に離間して一対の取付孔17a、17bが
形成されている。ベース部6は、これら取付孔17を介
してリアパネル3を直交状態で取り付けることにより、
このリアパネル3とフロントパネル2との対向間隔を保
持する。
【0028】ベース部6には、多層フレキシブル基板5
0の中間に配置されるプリプロセッサ基板部52とシグ
ナルジェネレータ基板部53を位置決め支持する詳細を
後述する位置決め部材27を位置決めして取り付ける取
付部18が形成されている。取付部18は、幅方向に離
間して形成された一対の嵌合孔18a、18bと、位置
決め孔18c、18dとからなる。第1の嵌合孔18a
は、図3に示すように横長矩形を呈して開口され、底面
側において長手方向の両側に凹部18e、18fが連設
されてなる。第2の嵌合孔18bは、略正方形の開口孔
であり、底面側において外側に凹部18gが連設されて
なる。第1の位置決め孔18cは、第1の嵌合孔18a
側に位置した形成された円形孔からなる。第2の位置決
め孔18dは、ベース部6の幅方向を長軸とした長孔か
らなる。
【0029】リアパネル3は、パネル部5とほぼ同形状
で内面側の外周縁に全周に亘って外周壁が一体に形成さ
れた矩形浅皿状を呈してなる。リアパネル3には、図2
に示すように複数の開口部19a、19bが形成されて
おり、開口部19aを介して多層フレキシブル基板50
のコネクタ基板部54に搭載された円筒型コネクタ20
を外方に突出させるとともに開口部19bを介してゲイ
ンボリュームを外方に臨ませる。なお、リアパネル3に
は、コネクタ基板部54に搭載された図示しないオンオ
フスイッチ、入力切換スイッチ或いは設定用スイッチ等
を外方に臨ませる開口部も形成されている。
【0030】リアパネル3には、詳細を省略するが内面
の四隅位置にコネクタ基板部54を位置決めする凸部2
1が形成されており、これら凸部21の1個にねじ孔が
形成されてコネクタ基板部54を固定する止めねじがね
じ込まれる。リアパネル3には、内面に後述する電源基
板58を位置決めする複数のボス部22が形成されてい
る。リアパネル3には、上縁の中央位置に板状の取付片
部23が一体に突設され、後述するように組み合わされ
たトップパネル4をねじ止めする止めねじがねじ込まれ
る。
【0031】リアパネル3には、内面側の下部に、上述
したベース部6に形成した取付孔17にそれぞれ対応し
て取付孔を有する取付片部24が一体に突設されてい
る。これら取付片部24は、ベース部6の内面にその取
付孔を取付孔17に連通させて組み合わされた状態で止
めねじがねじ込まれることによって、ベース部6に対し
てリアパネル3を固定する。
【0032】リアパネル3には、図2に示すように内面
側の外周縁に全周に亘って段落ち部25が形成されてい
る。段落ち部25は、パネル部5側の段落ち部14と同
様にその高さがトップパネル4の板厚とほぼ等しくさ
れ、後述するようにトップパネル4が組み付けられた状
態で筐体の外周面が面一に構成されるようにする。リア
パネル3には、図2に示すように底面に複数個の取付孔
26が形成されている。これら取付孔26は、パネル部
5の取付孔15とともにビデオカメラ装置1を検査装置
に取り付ける際に取付ねじがねじ込まれる。
【0033】ビデオカメラ装置1には、上述したフロン
トパネル2のベース部6に対して位置決め部材27を介
して多層フレキシブル基板50のプリプロセッサ基板部
52とシグナルジェネレータ基板部53とが相互の対向
間隔を保持されて組み付けられる。位置決め部材27
は、合成樹脂材料によって成形されたベース部6の幅寸
法よりもやや短い長さを有するやや薄厚の梁状部材から
なり、上述した取付部18に組み付けられる。
【0034】位置決め部材27には、図3及び図4に示
すように梁状の連結部27aの長さ方向の一端側に第1
の保持部28が一体に形成されるとともに、他端側に第
2の保持部29が一体に形成されてなる。位置決め部材
27には、底面に長さ方向に離間して第1の位置決め凸
部30と第2の位置決め凸部31とが一体に突設されて
なる。
【0035】第1の保持部28は、ベース部6に対する
位置決め部材27の一端側の取付部を構成するととも
に、プリプロセッサ基板部52とシグナルジェネレータ
基板部53の一端側を保持する保持部を構成する。第1
の保持部28は、所定の幅を有する中央仕切部28aの
両側に連結部28bを介して相対向する一対の保持壁部
32、33を一体に連設してなる。これら保持壁部3
2、33には、相対する内面に半球状のクリック凸部3
2a、32bがそれぞれ一体に突設されてなる。第1の
保持部28には、中央仕切部28aと保持壁部32との
間に第1の保持溝34が構成されるとともに、中央仕切
部28aと保持壁部33との間に第2の保持溝35が構
成されてなる。
【0036】第1の保持部28には、中央仕切部28a
の底面に一対の弾性係合片36a、34bが一体に突設
されている。各弾性係合片36は、それぞれ先端部が両
側に向かって折曲されたL字状を呈しており、折曲面と
中央仕切部28aの底面との間隔がベース部6側に形成
された取付部18の凹部18e、18fの高さとほぼ等
しく形成されている。各弾性係合片36は、互いに接近
するようにすぼめられた状態で取付部18の第1の嵌合
孔18a内に嵌合されると、図2及び図4に示すように
先端部が凹部18e、18fに相対係合することによっ
て第1の保持部28をベース部6に取り付ける。
【0037】第2の保持部29は、ベース部6に対する
位置決め部材27の他端側の取付部を構成するととも
に、プリプロセッサ基板部52とシグナルジェネレータ
基板部53の他端側を保持する保持部を構成する。第2
の保持部29は、所定の幅を有する中央仕切部28cの
両側に断面コ字状の保持壁部37a、37bを一体に連
設してなる。保持壁部37aには、第1の保持部28側
の第1の保持溝34に対応して第1の保持溝38が構成
されている。保持壁部37bには、第1の保持部28側
の第2の保持溝35に対応して第2の保持溝39が構成
されている。
【0038】第2の保持部29には、中央仕切部28c
の底面に弾性係合片40が一体に突設されている。弾性
係合片40は、先端部が両側に向かって折曲されたL字
状を呈しており、折曲面と中央仕切部28cの底面との
間隔がベース部6側に形成された取付部18の凹部18
gの高さとほぼ等しく形成されている。弾性係合片40
は、第2の嵌合孔18b内に嵌合されると、先端部が凹
部18gに相対係合することによって第2の保持部29
をベース部6に取り付ける。
【0039】位置決め部材27は、上述したように第1
の保持部28と第2の保持部29とを相対する第1の嵌
合孔18aと第2の嵌合孔18bとに嵌合する極めて簡
易な操作により図2及び図4に示すようにベース部6上
に組み付けられる。位置決め部材27は、第1の位置決
め凸部30が第1の位置決め孔18cに相対嵌合される
とともに第2の位置決め凸部31が第2の位置決め孔1
8dに相対嵌合されることにより、ベース部6上に高精
度に位置決めされて組み付けられる。位置決め部材27
は、後述するように多層フレキシブル基板50を高精度
に位置決めしてベース部6上に取り付けられるようにす
る。
【0040】ベース部6は、上述したように取付部18
を構成する各孔18a乃至18gが底面に開口した構造
となっている。また、ベース部6は、これら各孔18a
乃至18gに嵌合した係合片36,40や位置決め凸部
30、31が底面から突出されないが外方に露出される
構造となっている。ベース部6には、図2に示すように
底面にラベル41が貼着されることによって上述した各
孔18a乃至18gが閉塞される。ラベル41には、ビ
デオカメラ装置1のメーカ名や型名或いは定格仕様等が
表示される。
【0041】トップパネル4は、上述したように取付孔
17と取付片部24とを結合して組み合わされたフロン
トパネル2とリアパネル3との間に構成されたベース部
6に対応する開口部位を覆って組み合わされる。トップ
パネル4は、図1に示すように天井部4aと、この天井
部4aの幅方向の両側縁に互いに対向するようにして直
交して折曲され側面部4b、4cとからなる全体コ字状
を呈している。トップパネル4は、天井部4aがベース
部6の長さとほぼ等しい幅を有するとともに、側面部4
b、4cがパネル部5やリアパネル3の高さに対してや
や小さく形成されている。
【0042】トップパネル4には、天井部4aにフロン
トパネル2側の取付部10に対応して取付孔42aが形
成されるとともに、リアパネル3側の取付部23に対応
して取付孔42bが形成されている。トップパネル4
は、側面部4b、4cの下端部がそれぞれ内側に向かっ
てクランク状に折曲されることにより弾性凸縁部4d、
4eとして構成されている。
【0043】以上のように構成されたトップパネル4
は、取付孔42aを取付部10の取付孔に対応位置させ
るとともに取付孔42bを取付部23の取付孔に対応位
置させて、ベース部6に対応する開口部位を覆ってフロ
ントパネル2とリアパネル3との間に組み付けられる。
トップパネル4は、取付孔42a、42bにねじ込んだ
止めねじによってフロントパネル2とリアパネル3とに
固定される。トップパネル4は、図2に示すように、外
周縁がフロントパネル2の段落ち部16やリアパネル3
の段落ち部25と接合して面一の筐体を構成する。
【0044】ビデオカメラ装置1は、フロントパネル2
とリアパネル3とに固定されるとともに位置決め部材2
7によって位置決めされて多層フレキシブル基板50が
取り付けられる。多層フレキシブル基板50は、図5に
示すようにCCD実装基板部51と、プリプロセッサ基
板部(PR基板部)52と、シグナルジェネレータ基板
部(SG基板部)53と、コネクタ基板部54の4枚の
基板部がそれぞれ第1のフレキシブルケーブル部55乃
至第3のフレキシブルケーブル部57によって連結され
た一体構造によって構成されてなる。多層フレキシブル
基板50には、後述するようにコネクタ基板部54に対
して電源基板58が積層接続される。多層フレキシブル
基板50は、各基板部51乃至54がそれぞれその外形
をフロントパネル2のパネル部5及びリアパネル3の外
形よりもやや小さく形成されている。
【0045】多層フレキシブル基板50は、詳細を省略
するが各基板部51乃至54が例えばポリイミド樹脂か
らなるフィルム材に銅箔からなる所定の回路パータンを
形成した各層を多層に形成してなり、図示を省略するが
表裏主面にチップ部品や電子部品等が適宜実装されてな
る。多層フレキシブル基板50は、各基板部51乃至5
4の中間層からの延長部位によって第1のフレキシブル
ケーブル部55乃至第3のフレキシブルケーブル部57
が構成されている。
【0046】CCD実装基板部51には、一方主面に取
付ブラケット60を介してCCD撮像素子ユニット59
が搭載される。CCD実装基板部51には、図5に示す
ように筐体に収納された状態において上方に位置される
一方側縁51aに幅方向に離間して後述する弾性保持部
材90を取り付ける一対の係合凸部61a、61bが一
体に突設されている。CCD実装基板部51には、筐体
に収納された状態で下方に位置される他方側縁51bに
凹部62が形成されるとともに、この凹部62から第1
のフレキシブルケーブル部55が引き出されている。凹
部62は、後述するように第1のフレキシブルケーブル
部55をリアパネル3側へと引き回す際の逃げ部として
作用する。
【0047】なお、CCD撮像素子ユニット59は、実
際には取付ブラケット60に高精度に位置決めされて取
り付けられており、この取付ブラケット60がフロント
パネル2のパネル部5に形成した取付部11にネジ止め
固定される。CCD実装基板51は、CCD撮像素子ユ
ニット59の各接続端子に端子孔をそれぞれ挿通された
後に半田付けが施されることによって実装される。
【0048】以上のように構成されたCCD実装基板部
51は、フロントパネル2のパネル部5に位置決めされ
た状態で組み付けられて取付用ボス9にねじ込まれる止
めねじによって固定される。CCD実装基板部51は、
凹部62がベース部6との間に間隙を構成し、この間隙
を介して第1のフレキシブルケーブル部55が湾曲され
て引き出される。
【0049】プリプロセッサ基板部52は、図5に示す
ように一方側縁51aと対向する側縁52a側で第1の
フレキシブルケーブル部55を介してCCD実装基板部
51に連設される。プリプロセッサ基板部52は、一方
側縁51aが筐体に収納された状態において下方に位置
され、この一方側縁51aに第1のフレキシブルケーブ
ル部55の引き回しの逃げ部となる凹部63が形成され
ている。プリプロセッサ基板部52には、筐体に収納さ
れた状態において上方に位置される他方側縁52bから
第2のフレキシブルケーブル部56が引き出されてい
る。プリプロセッサ基板部52には、他方側縁52bに
第2のフレキシブルケーブル部56の逃げ部となる凹部
64が形成されている。
【0050】プリプロセッサ基板部52には、一方側縁
52aに凹部63を挟んで幅方向に離間する一対の係合
凸部65a、65bが形成されている。プリプロセッサ
基板部52は、後述するように第1の係合凸部65aが
位置決め部材27の第1の保持部28に相対係合される
とともに、第2の係合凸部65bが第2の保持部29に
相対係合される。
【0051】プリプロセッサ基板部52は、位置決め部
材27の第1の保持溝34、38の溝幅とほぼ等しい厚
みを有している。プリプロセッサ基板部52には、第1
の係合凸部65aにクリック孔66が貫通して形成され
ている。クリック孔66は、後述するようにプリプロセ
ッサ基板部52が位置決め部材27に組み付けられた際
に第1の保持部28に形成されたクリック凸部32aが
相対係合する。
【0052】シグナルジェネレータ基板部53は、図5
に示すようにプリプロセッサ基板部52と左右対称形に
形成され、他方側縁52bと対向する一方側縁53a側
で第2のフレキシブルケーブル部56を介してプリプロ
セッサ基板部52に連設される。シグナルジェネレータ
基板部53は、一方側縁53a側が筐体に収納された状
態において上方に位置され、この側縁53aに第2のフ
レキシブルケーブル部56の引き回しの逃げ部となる凹
部67が形成されている。
【0053】シグナルジェネレータ基板部53には、筐
体に収納された状態において下方に位置される他方側縁
53bから第3のフレキシブルケーブル部57が引き出
されている。シグナルジェネレータ基板部53には、こ
の側縁53bに第3のフレキシブルケーブル部57の逃
げ部となる凹部68が形成されている。シグナルジェネ
レータ基板部53には、凹部68を挟んで幅方向に離間
する一対の係合凸部69a、69bが形成されている。
シグナルジェネレータ基板部53は、後述するように第
1の係合凸部69aが位置決め部材27の第1の保持部
28に相対係合されるとともに、第2の係合凸部69b
が第2の保持部29に相対係合される。
【0054】シグナルジェネレータ基板部53も、位置
決め部材27の第2の保持溝35、39の溝幅とほぼ等
しい厚みを有している。シグナルジェネレータ基板部5
3には、第1の係合凸部69aにクリック孔70が貫通
して形成されている。クリック孔70は、後述するよう
にシグナルジェネレータ基板部53が位置決め部材27
に組み付けられた際に第1の保持部28に形成されたク
リック凸部33aが相対係合する。
【0055】コネクタ基板部54は、図5に示すように
他方側縁53bと対向する一方側縁54a側で第3のフ
レキシブルケーブル部57を介してシグナルジェネレー
タ基板部53に連設される。コネクタ基板部54は、一
方側縁54a側が筐体に収納された状態において下方に
位置され、この側縁53aに第3のフレキシブルケーブ
ル部57の引き回しの逃げ部となる凹部71が形成され
ている。コネクタ基板部54は、凸部21を介してリア
パネル3の内面に位置決め固定される。
【0056】コネクタ基板部54には、上述したように
リアパネル3に形成した開口部19から外方に臨ませら
れるコネクタ20やゲインボリューム或いは各種のスイ
ッチ等が実装される。コネクタ基板部54には、内面側
に多数本のリードフレーム72が半田付けされて立設さ
れており、これらリードフレーム72を介して電源基板
58が対向して組み付けられる。電源基板58は、上述
したようにボス部22を介してリアパネル3に対して位
置決めされるとともにコネクタ基板部54に対して対向
間隔を保持される。電源基板58には、DC−DCコン
バータや電源回路素子等が搭載され、リードフレーム7
2を介してコネクタ基板部54と電気的接続が行われ
る。
【0057】多層フレキシブル基板50は、上述したよ
うに各基板部51乃至54が第1のフレキシブルケーブ
ル部55乃至第3のフレキシブルケーブル部57を介し
て一体に連設されている。各フレキシブルケーブル部5
5乃至57は、それぞれ同様に構成されており、各基板
部51乃至54の側縁に形成した凹部よりも幅狭とされ
てなる。各フレキシブルケーブル部55乃至57の構成
について、図6に示した第1のフレキシブルケーブル部
55によって代表して説明する。
【0058】フレキシブルケーブル部55は、CCD実
装基板部51の中層部から一体に引き出され、例えばポ
リイミド樹脂等の可撓性を有するベースフィルム層80
と、銅箔からなるベタグランドパターン層81と、ベー
スフィルム層82と、銅箔からなる配線パターン層83
と、ベースフィルム層84とからなる5層構造によって
構成されている。フレキシブルケーブル部55は、多層
フレキシブル基板50の各層を順次形成する際に、所定
層と同時に形成される。フレキシブルケーブル部55
は、外側のベースフィルム層80、84がやや幅広とさ
れることにより、中間のベタグランドパターン層81と
配線パターン層83ととが絶縁被覆されてなる。フレキ
シブルケーブル部55は、中間のベースフィルム層82
によってベタグランドパターン層81と配線パターン層
83との絶縁が保持されている。
【0059】以上のように構成されたフレキシブルケー
ブル部55は、ベタグランドパターン層81を内蔵する
ことによって、ビデオカメラ装置1に加えられる振動等
によりフレキシブルケーブル部55がベース部6やトッ
プパネル4に擦れた場合でも画ノイズの発生を抑制する
とともに配線パターン層83への不要電波の輻射が抑制
される。フレキシブルケーブル部55は、ベタグランド
パターン層81が略全面に亘って形成されることで、機
械的強度の向上も図られている。
【0060】ビデオカメラ装置1においては、上述した
ように多層フレキシブル基板50の両側に配置されるC
CD実装基板部51がフロントパネル2側に位置決め固
定されるとともに、電源基板58を一体化したコネクタ
基板部54がリアパネル3側に位置決め固定される。ビ
デオカメラ装置1においては、多層フレキシブル基板5
0の中間に配置されたプリプロセッサ基板部52とシグ
ナルジェネレータ基板部53とが、位置決め部材27に
よって位置決めされた状態でフロントパネル2のベース
部6に組み付けられてなる。
【0061】多層フレキシブル基板50は、上述したよ
うにCCD実装基板部51をフロントパネル2に位置決
め固定した状態で、第1のフレキシブルケーブル部55
が凹部62に沿って湾曲されることでCCD実装基板部
51に対してプリプロセッサ基板部52が対向される。
第1のフレキシブルケーブル部55は、ベース部6の凹
部16に沿ってリアパネル3側へと導かれる。プリプロ
セッサ基板部52は、図3及び図4に示すように、側縁
52a側を下にしてベース部6に対して直立状態とされ
て位置決め部材27に組み付けられる。
【0062】プリプロセッサ基板部52は、位置決め部
材27に押し込まれることにより、第1の係合凸部65
aが第1の保持部28側の第1の保持溝34に嵌合され
るとともに第2の係合凸部65bが第2の保持部29側
の第1の保持溝38に嵌合される。プリプロセッサ基板
部52は、位置決め部材27に対して所定の位置まで押
し込まれることによって、クリック孔66に保持壁32
に形成したクリック凸部32aが嵌合することで所定の
組付が行われたことが知覚される。
【0063】プリプロセッサ基板部52は、上述したよ
うに第1のフレキシブルケーブル部55が湾曲されてベ
ース部6に押し付けられることによって弾性力が蓄勢さ
れ、この弾性力により図4において上方へと付勢され
る。プリプロセッサ基板部52は、クリック孔66にク
リック凸部32aが嵌合することにより、位置決め部材
27からの浮き上がりが阻止される。
【0064】多層フレキシブル基板50は、上述したよ
うにプリプロセッサ基板部52が位置決め部材27を介
してベース部6上に位置決めされて組み付けられた後
に、第2のフレキシブルケーブル部56が図2に示すよ
うに凹部64に沿って湾曲されることでプリプロセッサ
基板部52に対してシグナルジェネレータ基板部53が
対向される。シグナルジェネレータ基板部53は、図2
に示すように側縁53b側を下にしてベース部6に対し
て直立状態とされて位置決め部材27に組み付けられ
る。
【0065】シグナルジェネレータ基板部53は、位置
決め部材27に押し込まれることにより、第1の係合凸
部69aが第1の保持部28側の第2の保持溝35に嵌
合されるとともに第2の係合凸部69bが第2の保持部
29側の第2の保持溝39に嵌合される。シグナルジェ
ネレータ基板部53は、位置決め部材27に対して所定
の位置まで押し込まれることにより、クリック孔70に
保持壁33に形成したクリック凸部33aが嵌合するこ
とで所定の組付が行われたことが知覚される。したがっ
て、シグナルジェネレータ基板部53は、位置決め部材
27を介してプリプロセッサ基板部52と平行に対峙し
てベース部6に組み付けられる。
【0066】シグナルジェネレータ基板部53は、位置
決め部材27に組み付けられた状態において連設された
第3のフレキシブルケーブル部57が凹部68に沿って
湾曲される。第3のフレキシブルケーブル部57は、ベ
ース部6に押し付けられることによって弾性力が蓄勢さ
れ、この弾性力によりシグナルジェネレータ基板部53
を図2において上方へと付勢する。シグナルジェネレー
タ基板部53は、クリック孔70にクリック凸部33a
が嵌合することにより、位置決め部材27からの浮き上
がりが阻止される。
【0067】多層フレキシブル基板50は、上述した操
作を経て各基板部51乃至54が、フロントパネル2の
パネル部5とベース部6及びリアパネル4に互いに平行
に対峙した状態で組み付けられる。多層フレキシブル基
板50は、中間のプリプロセッサ基板部52とシグナル
ジェネレータ基板部53とが位置決め部材27を介して
その対向間隔が規定される。したがって、多層フレキシ
ブル基板50は、中間のプリプロセッサ基板部52とシ
グナルジェネレータ基板部53とが、上述したように樹
脂材料によって精密に成形された位置決め部材27によ
り止めねじを用いたり位置決めボス等によって規制され
ることなく組み付けられ、その対向間隔を0.3mm程
度までに狭められるようになる。
【0068】また、多層フレキシブル基板50は、取付
部材や位置決めボス等が各基板部51乃至54を貫通す
るされないことからほぼ最大の有効実装面積が確保され
て回路素子や電子部品等の実装が行われ、換言すれば各
基板部51乃至54の小型化が図られるようになる。多
層フレキシブル基板50は、各基板部51乃至54がフ
レキシブルケーブル部55乃至57によって一体化した
構造であることから、比較的高価な後付フレキシブルケ
ーブルやボードコネクタ等を不要としてコスト低減が図
られるとともに全体組立の前工程で回路部の動作試験等
の実施を可能とする。
【0069】多層フレキシブル基板50は、上述した工
程を経て位置決め部材27を介してベース部6に組み付
けられた中間のプリプロセッサ基板部52とシグナルジ
ェネレータ基板部53とが上方側の側縁52b、53a
を弾性保持部材90によって保持される。弾性保持部材
90は、ゴムや樹脂等の弾性材によって成形されたベー
ス部6の幅とほぼ等しい幅を有する矩形片からなる。
【0070】弾性保持部材90には、図1に示すように
一側縁部にCCD実装基板部51の側縁51aに形成し
た係合凸部61a、61bに対応して一対の凸部91
a、91bが幅方向に離間して一体に突設されている。
各凸部91には、係合凸部61a、61bがそれぞれ相
対係合する係合孔92a、92bが形成されている。弾
性保持部材90には、底面に互いに平行な幅方向の第1
の保持溝93a及び第2の保持溝93bとが凹設されて
いる。弾性保持部材90には、第2のフレキシブルケー
ブル部56を逃がす矩形の開口94が形成されている。
【0071】弾性保持部材90は、係合孔92と第1の
保持溝93aとの間隔を、パネル部5に固定されたCC
D実装基板部51の係合凸部61と位置決め部材27の
第1の保持溝34との間隔とほぼ等しく形成してなる。
弾性保持部材90は、第1の保持溝93aと第2の保持
溝93bとの間隔を、位置決め部材27の第1の保持溝
34と第2の保持溝35との間隔とほぼ等しく形成して
なる。
【0072】以上のように構成された弾性保持部材90
は、図2に示すように係合孔92がCCD実装基板部5
1の係合凸部61に対して係合されるともに、第1の保
持溝93aにプリプロセッサ基板部52の側縁52bが
嵌合されかつ第2の保持溝93bにシグナルジェネレー
タ基板部53の側縁53aが嵌合される。弾性保持部材
90は、この状態でフロントパネル2とリアパネル3と
にトップパネル4が組み合わさせ固定されることによ
り、このトップパネル4によって押圧される。したがっ
て、弾性保持部材90は、位置決め部材27との間にお
いてプリプロセッサ基板部52とシグナルジェネレータ
基板部53とを弾持する。
【0073】弾性保持部材90は、上述したように係合
孔92に係合凸部61が係合されることで保持されるた
めにトップパネル4の天井部の内面に接着剤等を用いて
固定されること無く中間基板部52、53の上縁を位置
決め保持する。したがって、弾性保持部材90は、接着
工程を不要とすることで工数低減を図るとともに接着剤
の流れ出し等による不都合の発生も無くす。弾性保持部
材90は、トップパネル4に位置決め部を形成すること
を不要とすることで、トップパネル4の構造を簡易化す
る。弾性保持部材90は、ビデオカメラ装置1に振動等
が加えられた場合にも、プリプロセッサ基板部52とシ
グナルジェネレータ基板部53とを確実に弾時すること
で、耐振動特性の向上を図る。
【0074】ビデオカメラ装置1においては、フロント
パネル2のベース部6に形成した取付部18に位置決め
部材27が取り付けられる。ビデオカメラ装置1は、フ
ロントパネル2のパネル部5に対して一体に形成された
各取付部位を介してCCD撮像素子ユニット59が位置
決めされて組み付けられる。ビデオカメラ装置1は、パ
ネル部5に対して一体に形成された各取付部位を介して
多層フレキシブル基板50のCCD実装基板部51が位
置決めされて組み付けられるとともに、このCCD実装
基板51とCCD撮像素子ユニット59との接続が行わ
れる。
【0075】ビデオカメラ装置1においては、リアパネ
ル3に対してコネクタ20や各スイッチが取り付けられ
るとともに、多層フレキシブル基板50のコネクタ基板
部54が一体に形成された各取付部位を介して位置決め
されて組み付けられる。ビデオカメラ装置1において
は、リアパネル3に一体に形成された各取付部位を介し
て位置決めされた電源基板58がコネクタ基板部54に
対して接続されて組み付けられる。ビデオカメラ装置1
は、ベース部6に形成した取付孔17と取付片部24と
を止めねじによって結合することにより、フロントパネ
ル2とリアパネル3との組み合わせが行われる。
【0076】ビデオカメラ装置1においては、多層フレ
キシブル基板50が第1のフレキシブルケーブル部55
を湾曲させてCCD実装基板51に対して対向されたプ
リプロセッサ基板部52が位置決め部材27に組み付け
られる。ビデオカメラ装置1においては、第2のフレキ
シブルケーブル部56を湾曲させてプリプロセッサ基板
部52に対向されたシグナルジェネレータ基板部53が
位置決め部材27に組み付けられる。ビデオカメラ装置
1は、位置決め部材27を介してプリプロセッサ基板部
52とシグナルジェネレータ基板部53とが最小の対向
間隔を以って配置される。
【0077】ビデオカメラ装置1においては、一端側を
CCD実装基板51に支持して弾性保持部材90が組み
合わされ、この弾性保持部材90によりプリプロセッサ
基板部52とシグナルジェネレータ基板部53の上端側
を保持する。ビデオカメラ装置1においては、ベース部
6に対向してトップパネル4がフロントパネル2とリア
パネル3とに組み合わされる。ビデオカメラ装置1にお
いては、トップパネル4によって弾性保持部材90が押
圧され、プリプロセッサ基板部52とシグナルジェネレ
ータ基板部53に対して弾性力を作用させる。ビデオカ
メラ装置1においては、振動等が負荷された場合でもプ
リプロセッサ基板部52とシグナルジェネレータ基板部
53とが位置決め部材27と弾性保持部材90とによっ
てしっかりと保持される。
【0078】ビデオカメラ装置1は、以上のように構成
されることによって、全体として小型軽量化が図られる
ようになる。ビデオカメラ装置1は、機能変更等によっ
て多層フレキシブル基板50の仕様変更が行われる場合
で有っても、アルミダイキャスト製で高価なフロントパ
ネル2やリアパネル3を共通部品としてそのまま用いて
比較的廉価な位置決め部材27の変更によってその対応
が可能となる。ビデオカメラ装置1は、多層フレキシブ
ル基板50をフロントパネル2やリアパネル3との間に
おいて位置決め部材27と弾性保持部材90とによって
確実に位置決め保持することから、移動操作されること
によって大きな振動等が加えられる半導体製造装置や自
動挿入機等にも好適に用いられる。
【0079】ビデオカメラ装置1は、多層フレキシブル
基板50を上述した各部に対して簡易な操作によって精
密かつ強固に組み付ける。ビデオカメラ装置1は、多層
フレキシブル基板50の各基板部51乃至54を最小限
の間隔を以って組み付けることから、小型化を図るとと
もに振動等に対する信頼性の向上も図られる。ビデオカ
メラ装置1は、電源基板58をコネクタ基板54側に配
置するとともに、多層フレキシブル基板50の各基板部
51乃至54を連設するフレキシブルケーブル部55乃
至57にベタグランドパターンを設けたことによってノ
イズ特性の向上が図られるとともにシールド構造の簡易
化が図られる。
【0080】なお、ビデオカメラ装置1は、多層フレキ
シブル基板50の中間基板部として2個のプリプロセッ
サ基板部52とシグナルジェネレータ基板部53とが位
置決め部材27により位置きめ保持されたが、さらに多
数個の基板部を有する場合には、複数個の保持溝が設け
られた位置決め部材27が用いられる。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるビデオカメラ装置によれば、フレキシブルケーブル
部を介して電気回路部を搭載した複数個の基板部が連設
された多層フレキシブル基板が、各フレキシブルケーブ
ル部を湾曲させて各基板部を互いに対峙した状態で両側
の基板部がフロントパネルとリアパネルとにそれぞれ固
定されるとともに各中間基板部が位置決め部材と弾性保
持部材とによって保持されて筐体内に強固に固定されて
収納されることから、比較的スペースを必要としかつ高
価なボード・ツー・ボード・コネクタや後付けフレキシ
ブル基板等を不要とすることによって部材費や組立工数
が大幅に低減されてコストの低減が図られる。ビデオカ
メラ装置は、各基板部の有効実装面積が増大するととも
に狭スペース化と高密度実装化が図られ、小型軽量化が
図られるとともに高耐震性を有して信頼性の向上が図ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すビデオカメラ装
置の分解斜視図である。
【図2】ビデオカメラ装置の要部縦断面図である。
【図3】多層フレキシブル基板の取付部の構成を説明す
る要部分解斜視図である。
【図4】多層フレキシブル基板の取付部の構成を説明す
る要部縦断面図である。
【図5】ビデオカメラ装置に備えられる多層フレキシブ
ル基板の展開状態の平面図である。
【図6】多層フレキシブル基板の要部縦断面図である。
【図7】従来のビデオカメラ装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ装置、2 フロントパネル、3 リア
パネル、4 トップパネル、5 パネル部、6 ベース
部、18 位置決め部材取付部、27 位置決め部材、
28 第1の保持部、29 第2の保持部、30 第1
の位置決め凸部、31 第2の位置決め凸部、41 ラ
ベル、50 多層フレキシブル基板、51 CCD実装
基板部、52 プリプロセッサ基板部、53 シグナル
ジェネレータ基板部、54 コネクタ基板部、55 第
1のフレキシブルケーブル部、56 第2のフレキシブ
ルケーブル部、57 第3のフレキシブルケーブル部、
58 電源基板、59 CCD撮像ユニット、61 係
合凸部、66,70 クリック孔、90 弾性保持部
材、92 係合孔、93 保持溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともフロントパネルとリアパネル
    とトップパネルとを組み合わせてなる筐体と、 複数個の基板部がそれぞれフレキシブルケーブル部を介
    して連設され、上記各フレキシブルケーブル部を湾曲さ
    せて上記各基板部を互いに平行に対峙された状態で上記
    筐体内に収納される多層フレキシブル基板と、 上記筐体に組み付けられ、上記多層フレキシブル基板の
    中間基板部の一側部をそれぞれ位置決め保持する位置決
    め部材と、 上記筐体に上記位置決め部材と対向して配置され、上記
    位置決め部材に保持された上記多層フレキシブル基板の
    中間基板部の自由端部を弾持する弾性保持部材とを備
    え、 上記多層フレキシブル基板が、両側の基板部を上記フロ
    ントパネルとリアパネルとにそれぞれ固定されるととも
    に中間の各基板部を上記位置決め部材と弾性部材とによ
    って保持されて、上記筐体に収納されることを特徴とす
    るビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】 上記フロントパネルが、上記リアパネル
    と対向するフロントパネル部と上記リアパネルとの結合
    部を有するベース部とからなり、 上記ベース部と対向する上記フロントパネル部とリアパ
    ネルとの間に構成された開口部位に、上記トップパネル
    が組み合わされて筐体が構成されることを特徴とする請
    求項1に記載のビデオカメラ装置。
  3. 【請求項3】 上記位置決め部材が、合成樹脂によって
    成形され、上記フロントパネルのベース部の内面に上記
    トップパネルと対向して組み付けられることを特徴とす
    る請求項2に記載のビデオカメラ装置。
  4. 【請求項4】 上記位置決め部材に、底面に弾性を有す
    る取付爪部が一体に形成され、この取付爪部を上記ベー
    ス部に形成した取付孔に嵌合することによって上記フロ
    ントパネルに着脱自在に取り付けられることを特徴とす
    る請求項2に記載のビデオカメラ装置。
  5. 【請求項5】 上記フロントパネルのベース部表面に、
    上記位置決め部材の取付部を被覆して表示ラベルが接合
    されることを特徴とする請求項4に記載のビデオカメラ
    装置。
  6. 【請求項6】 上記位置決め部材に、上記多層フレキシ
    ブル基板の各中間基板部の一側部がそれぞれ嵌合される
    複数の嵌合溝が形成され、これら嵌合溝が所定の間隔に
    形成されることによって上記各中間基板部を所定の対向
    間隔に保持することを特徴とする請求項1に記載のビデ
    オカメラ装置。
  7. 【請求項7】 上記位置決め部材の各嵌合溝壁に嵌合凸
    部が形成されるとともに、上記多層フレキシブル基板の
    各中間基板部が上記嵌合溝に嵌合された状態において上
    記嵌合凸部が嵌合する嵌合孔が形成され、 湾曲された上記フレキシブルケーブル部に蓄勢された弾
    性力による上記各中間基板部の浮き上がりが阻止される
    ことを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ装置。
  8. 【請求項8】 上記弾性保持部材に、上記多層フレキシ
    ブル基板の各中間基板部の端部が嵌合する位置決め凹部
    が形成され、 上記フロントパネル部とリアパネルとに組み合わされる
    上記トップパネルによって押圧されて上記各中間基板部
    を上記位置決め部材側に押し付けて保持することを特徴
    とする請求項1に記載のビデオカメラ装置。
  9. 【請求項9】 上記弾性保持部材と上記多層フレキシブ
    ル基板のいずれか一方の両側基板に、相対して係合され
    る係合部が一体に形成され、 上記弾性保持部材が上記基板を介して上記フロントパネ
    ル又は上記リアパネルに位置決めされて組み付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ装置。
  10. 【請求項10】 上記多層フレキシブル基板の各フレキ
    シブルケーブル部が、基板部の所定層から一体に延長さ
    れた複数のベースフィルム間に、絶縁を保持されて信号
    パターンとベタグランドパターンとが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ装置。
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