JP2003243856A - 電気機器およびカメラ - Google Patents

電気機器およびカメラ

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JP2003243856A
JP2003243856A JP2002037164A JP2002037164A JP2003243856A JP 2003243856 A JP2003243856 A JP 2003243856A JP 2002037164 A JP2002037164 A JP 2002037164A JP 2002037164 A JP2002037164 A JP 2002037164A JP 2003243856 A JP2003243856 A JP 2003243856A
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JP
Japan
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electric
board
electric element
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JP2002037164A
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English (en)
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Chuiku Ryu
忠育 劉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板および電気素子をリード線等で接続する
場合、リード線等の配置スペースを確保しなければなら
ない。 【解決手段】 部品実装面を有する基板10と、厚み方
向の一端面8bにおいて基板を保持する保持部材8と、
保持部材の一端面8bに対して他端面側に配置された電
気素子9とを備えた電気機器において、保持部材8にお
ける一端面8bの一部が、電気素子9の配置されている
方向に延びるように傾斜して形成されており、基板10
が保持部材の傾斜面8aに沿って配置され、部品実装面
において電気素子9と電気的に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル基板
を使用する電気機器において、特にフレキシブル基板の
部品実装面よりも低い位置に配置された電気部品と半田
付けを行うことができる基板配置構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル基板と電気部品の端子とを
半田付けする場合、フレキシブル基板の部品実装面で行
うのが通常である。ここで、部品実装面よりも低い位置
にある電気部品との半田付けには以下に説明する構造が
とられている。
【0003】この構造の一つとして、図2や図4に示す
ように、フレキシブル基板2の部品実装面(片面)に設
けられた半田付けランドと、電気部品の端子部3とをリ
ード線5により電気的に接続することにより導通をとる
構造(第1の従来技術)がある。図2および図4におい
て、フレキシブル基板2は部品実装面と反対側の面でベ
ース1に固定されている。
【0004】また、図3に示すように両面に銅箔パター
ンを有する両面フレキシブル基板2を用い、このプリン
ト基板2のうち電気部品が配置されている側の面におい
て電気部品の端子部3と半田付けした構造(第2の従来
技術)がある。図3において、フレキシブル基板2は部
品実装面と同一の面でベース1に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術の構造では以下に説明する欠点がある。
【0006】すなわち、第1の従来技術では、リード線
5を使用することによってフレキシブル基板2と電気部
品の端子部3とを接続しているが、フレキシブル基板2
の近傍に部品Aが配置され、この部品Aとフレキシブル
基板2との間の距離が、リード線5の径や半田付けラン
ドにおける半田付け部分の高さよりも短い場合には、部
品Aにリード線5や半田付け部分を収納するためのスペ
ースを設ける必要がある。
【0007】ここで、図2に示すように、部品Aにモー
ルド部品を用いる場合には、モールド部品6の肉厚を削
ることにより凹部6aを形成しなければならない。ま
た、図4に示すように部品Aにプレス部品7を用いる場
合には、プレス部品7に穴部7aを形成する必要があ
る。
【0008】一方、部品Aが、例えばガラスのような簡
単に形状を変更することができない材質で構成されてい
る場合には、部品Aとフレキシブル基板との間の距離を
広げることにより、リード線5および半田付け部分を収
納するためのスペースを確保しなければならない。これ
はフレキシブル基板を収納する電気機器を大型化してし
まう恐れがある。
【0009】第2の従来技術では、両面フレキシブル基
板を使用しているため、図3に示すように両面フレキシ
ブル基板2がベース1および部品4とで挟まれていても
上述した第1の従来技術における問題点は生じないが、
片面に銅箔パターンが形成された片面フレキシブル基板
よりコストが高くなるとともに、基板の背面で半田付け
を行うことになるため半田付け作業が困難になる。ま
た、片面フレキシブル基板を使用せざるを得ない場合に
は、当然のように両面フレキシブル基板を用いることは
できない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品実装面を
有する基板と、厚み方向の一端面において基板を保持す
る保持部材と、保持部材の一端面に対して他端面側に配
置された電気素子とを備えた電気機器において、保持部
材における一端面の一部が、電気素子の配置されている
方向に延びるように傾斜して形成されており、基板が保
持部材の傾斜面に沿って配置され、部品実装面において
電気素子と電気的に接続していることを特徴とする。
【0011】すなわち、保持部材における一端面の一部
を電気素子が配置されている方向に延びるように傾斜し
て形成し、この傾斜面に沿って基板を配置することによ
り、例えば保持部材とともに基板を挟むように基板の近
傍に電気機器部品が配置されても、第1の従来技術のよ
うに電気機器部品に凹部や穴部を設けることなく基板と
電気素子との導通を確保するようにしている。
【0012】ここで、電気機器部品と基板との間にリー
ド線等の配置スペースを確保する必要もなくなるため、
電気機器の大型化を防止することもできる。また、基板
を保持部材の傾斜面に沿って配置することで、基板を電
気素子の近傍まで近づけることができるため、第2の従
来技術のように両面に銅箔パターンを形成した基板を用
いる必要はなくなり、コストアップを防止することがで
きる。
【0013】なお、本発明の電気機器として例えばカメ
ラがある。
【0014】
【発明の実施の形態】図5は本発明である基板配置構造
をシャッタ装置に適用した場合における装置の部分斜視
図である。また、図6は、本実施形態におけるシャッタ
装置を備えたカメラの外観斜視図である。
【0015】図6において、11はカメラ本体であり、
このカメラ本体11の前面中央にはズーミングが可能な
撮影レンズ鏡筒12が設けられている。また、カメラ本
体11の前面における向かって右側上部には、ストロボ
装置を構成する発光窓部材16が、その近傍にはファイ
ンダ窓15および測光窓13がそれぞれ設けられてい
る。さらに、カメラ本体11の上面には、カメラ本体1
1内の不図示のフィルム又はCCD等の撮像素子への露
光(撮影)を開始させるシャッタレリーズボタン14が
設けられている。
【0016】図5において、8は後述のシャッタユニッ
トを支えたり、固定したりするシャッタ地板である。9
はステッピングモータ用のコイルユニットであり、ステ
ッピングモータを構成する部品の1つである。このコイ
ルユニット9は3つの部品から構成されている。9aは
コイルユニット9の構成部品であるコイルであり、通電
することにより電磁効果を生じさせてステッピングモー
タを駆動する。このコイル9aは、コイルユニット9の
構成部品であるボビン(不図示)に巻き付けられてい
る。
【0017】9bはコイルユニット9を構成する端子
で、コイル9aと後述するシャッタフレキシブル基板1
0との導通をとるための端子である。この端子9bは、
シャッタフレキシブル基板10に半田付けされている。
10は信号伝達およびモータ駆動用のシャッタフレキシ
ブル基板であり、リング状に形成されている。
【0018】本実施形態において、コイルユニット9は
シャッタ地板8に固定されており、シャッタフレキシブ
ル基板10の固定部10aはシャッタ地板8の平面部8
bに貼り付けられている。この状態で、シャッタフレキ
シブル基板10の図5中上方には図1に示すようにシャ
ッタユニット4が配置される。
【0019】次に、本実施形態の特徴部分について説明
する。
【0020】シャッタ地板8の平面部8bのうち一部
は、図1に示すように斜面8aを有しており、この斜面
8aはコイルユニット9の端子9bが配置されている方
向に向かうように形成されている。そして、シャッタフ
レキシブル基板10の接合部10bが、シャッタ地板8
の斜面8aに沿うように曲げ形成されている。
【0021】シャッタフレキシブル基板10の曲げ形成
された部分の先端は、半円状の切り欠き部を有してお
り、この切り欠き部においてコイルユニット9の端子9
bに当接している。そして、切り欠き部および端子9b
が当接した状態において、図1に示すように半田付けさ
れている。
【0022】ここで、シャッタ地板8の斜面8aにおけ
る傾斜角度は、シャッタ地板8の配置位置およびコイル
ユニット9の端子9bの配置位置に応じて適宜設定する
ことができる。
【0023】なお、本実施形態ではシャッタフレキシブ
ル基板の部品実装面とコイルユニット9の端子9bが半
田付けにより直接接続されているが、シャッタフレキシ
ブル基板10の部品実装面と端子9bとをリード線でつ
なぐようにしてもよい。すなわち、シャッタ地板8に斜
面8aを形成することにより、図1に示すように斜面8
aとシャッタ構成部品4との間にスペースが生じるた
め、リード線を配置しても支障がない。
【0024】また、本実施形態では斜面8aは平面状に
形成されているが、この斜面8aを階段状に形成しても
よい。さらに、本実施形態では本発明をシャッタ装置
(カメラ)に適用したものであるが、他の電気機器にも
本発明を適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、保持部材における一端
面の一部を電気素子が配置されている方向に延びるよう
に傾斜して形成し、この傾斜面に沿って基板を配置する
ことにより、例えば保持部材とともに基板を挟むように
基板の近傍に電気機器部品が配置されても、第1の従来
技術のように電気機器部品に凹部や穴部を設けることな
く基板と電気素子との導通を確保するようにしている。
【0026】ここで、電気機器部品と基板との間にリー
ド線等の配置スペースを確保する必要もなくなるため、
電気機器の大型化を防止することもできる。また、基板
を保持部材の傾斜面に沿って配置することで、基板を電
気素子の近傍まで近づけることができるため、第2の従
来技術のように両面に銅箔パターンを形成した基板を用
いる必要はなくなり、コストアップを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における要部断面図。
【図2】第1の従来技術における要部断面図。
【図3】第2の従来技術における要部断面図。
【図4】第1の従来技術における要部断面図。
【図5】本実施形態におけるシャッタ装置の部分斜視
図。
【図6】カメラの外観斜視図。
【符号の説明】
1:ベース 2:フレキシブル基板 3:端子 4:電気部品 5:リード線 6:モールド部品 7:プレス部品 8:シャッタ地板 9:コイルユニット 10:シャッタフレキシブル基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H100 BB11 5E336 AA04 AA16 BC21 BC37 CC31 CC51 EE01 GG09 GG30 5E338 AA05 AA12 BB51 EE22 5E348 AA02 AA19 AA30 CC08 EE33 EF04 EF12 FF10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品実装面を有する基板と、 厚み方向の一端面において前記基板を保持する保持部材
    と、 前記保持部材の一端面に対して他端面側に配置された電
    気素子とを備えた電気機器において、 前記保持部材における一端面の一部が、前記電気素子の
    配置されている方向に延びるように傾斜して形成されて
    おり、 前記基板が前記保持部材の傾斜面に沿って配置され、前
    記部品実装面において前記電気素子と電気的に接続して
    いることを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 前記電気素子が前記基板の部品実装面と
    接続する端子部を有しており、 この端子部および前記基板の部品実装面が半田付けされ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 機器部品が、前記保持部材とともに前記
    基板を挟むように前記基板の近傍に配置されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 部品実装面を有する基板と、 厚み方向の一端面において前記基板を保持する保持部材
    と、 前記保持部材の一端面に対して他端面側に配置された電
    気素子とを備えたカメラにおいて、 前記保持部材における一端面の一部が、前記電気素子の
    配置されている方向に延びるように傾斜して形成されて
    おり、 前記基板が前記保持部材の傾斜面に沿って配置され、前
    記部品実装面において前記電気素子と電気的に接続して
    いることを特徴とするカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013156347A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Hamamatsu Photonics Kk 撮像装置及び撮像装置の製造方法
US10142529B2 (en) 2013-07-12 2018-11-27 Hamamatsu Photonics K.K. Imaging apparatus and method for manufacturing imaging apparatus

Cited By (2)

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