JP2003021231A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2003021231A
JP2003021231A JP2001209409A JP2001209409A JP2003021231A JP 2003021231 A JP2003021231 A JP 2003021231A JP 2001209409 A JP2001209409 A JP 2001209409A JP 2001209409 A JP2001209409 A JP 2001209409A JP 2003021231 A JP2003021231 A JP 2003021231A
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automatic
control device
automatic transmission
vehicle
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Hiroaki Kagawa
浩昭 香川
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者がODオフ操作を行った後、車両が所
定の減速状態や停止状態になったときに、ODオフ状態
を自動的に解除することができる自動変速機の制御装置
を提供すること。 【解決手段】 ODオフスイッチ8のオン信号を検出し
て、ODオフ制御を行う変速制御手段を備えた自動変速
機の制御装置において、ODオフ状態を自動解除するか
否かを設定するためのODオフ自動解除設定手段9と、
ODオフ自動解除設定手段9における自動解除設定状態
を検出する自動解除設定状態検出手段と、ODオフスイ
ッチ8のオン信号とODオフ自動解除設定手段9におけ
る自動解除設定状態とが検出されている場合に、車両が
所定の減速状態又は停車状態になったときに、ODオフ
状態を自動的に解除する第1のODオフ自動解除手段と
を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機の制御装
置に関し、より詳細には、ODを備えた自動変速機の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機は、2〜4段の変速比
をもつ変速機を備えているのが一般的であり、4段は、
OD化され、エンジン回転数よりも出力軸回転数が大き
くなるように設計されており、ドライブレンジで走行
中、一定速度以上の所定条件下において4速であるOD
ギアに入り、燃費性能と静粛性を高めることができるよ
うに制御が行われている。また、このようなODを備え
た自動変速機の制御装置において、意図的にエンジンブ
レ−キを効かせたり、変速回数の少ない滑らかな走行を
行わせるために、ODへの変速切換を禁止するためのO
Dオフスイッチが車両側に設けられている。
【0003】図13は、車両に装備されたODオフスイ
ッチの操作状態を示す模式図である。ODオフスイッチ
は、シフトレバ−等に設けられ、ロック式の押しボタン
スイッチ形式のものが多い。図13(a)に示すよう
に、通常押下されたロック状態で、ODへの変速切換を
許可するODオン状態となっており、図13(b)に示
すように、(a)の状態のスイッチを再度押下してロッ
ク解除を行うと、ODへの変速切換を禁止するODオフ
状態となり、ODへの変速切換を禁止する制御が開始さ
れ、同時にインストルメントパネル内のOD/OFFの
表示灯が点灯されるようになっている。そしてODオフ
状態からODオン状態に戻すには、運転者が、再度OD
オフスイッチを押下して(a)の状態に戻すことによ
り、ODオフ状態が解除されて、ODへの変速切換を許
可する状態となり、同時にOD/OFFの表示灯が消灯
されるようになっている。
【0004】ODオフスイッチが装備されることによ
り、運転者は、意図的にODへの変速切換を禁止する設
定を行うことができ、追い越し等の加速時に3速までの
変速制御により駆動力に余裕を持たせたり、平坦路での
減速時や、坂道でエンジンブレ−キを効かせたい場合な
ど、意図的にODへの変速切換を禁止することができる
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ODへ
の変速切換の許可又は禁止の切換制御をODオフスイッ
チ操作により行う従来の方法では、一旦ODオフスイッ
チを操作してODオフ状態に設定すると、再度、ODオ
フスイッチを操作して、ODへの変速切換の禁止を解除
してODオン状態に戻すまで、ODへの変速切換を禁止
する状態が続いてしまう。このため、運転者が、ODオ
フスイッチを操作してODオフ状態に設定した後、OD
オン状態に戻すことを忘れてしまうと、ODへの変速切
換を禁止する状態が続くことになり、3速までの変速段
で変速制御を行うために燃費性能が低下し、また排気ガ
ス中の有害物質の含有量も増え、環境に対しても悪影響
を与えるという問題があった。
【0006】また、アメリカでは、排出ガス規制の一層
の強化と燃費向上規制を近い将来行うことが計画されて
おり、これらの法規制に対応するため、ODオフ状態か
らODオン状態に戻す操作を忘れて、ODオフ状態のま
ま走行しても、エンジンを一旦停止させて、再始動させ
るときには、ODオフ状態が自動的に解除され、通常の
ODオン状態に戻るように制御する装置も開発されてい
る。このようなエンジン停止後の再始動時に、ODオフ
状態を解除してODオン状態に戻す制御を行う装置によ
れば、ODオフスイッチによるODオン状態に戻す操作
を忘れても、エンジン停止後の再始動時には、ODオフ
状態を自動的に解除することができる。しかし、ODオ
フスイッチによりODオフ状態に設定してから、ODオ
ン状態への復帰操作を忘れて、エンジンを停止するまで
の間は、ODオフ状態が続いたままであり、省エネルギ
−化のための燃費性能の向上や、排出ガス中の有害物質
の削減による環境改善を十分に図ることができないとい
う課題があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、運転者がODオフ操作を行った後、車両が所定の
減速状態や停止状態になったときに、ODオフ状態を自
動的に解除することができる自動変速機の制御装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る自動変速機の制御装置
(1)は、ODオフスイッチのオン信号を検出して、O
Dオフ制御を行う変速制御手段を備えた自動変速機の制
御装置において、ODオフ状態を自動解除するか否かを
設定するためのODオフ自動解除設定手段と、該ODオ
フ自動解除設定手段における自動解除設定状態を検出す
る自動解除設定状態検出手段と、前記ODオフスイッチ
のオン信号と前記ODオフ自動解除設定手段における自
動解除設定状態とが検出されている場合に、車両が所定
の減速状態又は停車状態になったときに、前記ODオフ
状態を自動的に解除する第1のODオフ自動解除手段と
を備えていることを特徴としている。
【0009】上記自動変速機の制御装置(1)によれ
ば、運転者が、前記ODオフスイッチを再操作して前記
ODオフ状態を解除しなくても、車両が所定の減速状態
又は停車状態になれば、前記ODオフ状態が自動的に解
除され、前記車両が所定の減速状態又は停車状態から通
常の走行状態に移行したときに、前記ODオフ状態の解
除忘れによる燃費性能の低下を防止することができ、ま
た排気ガス中の有害物質の含有量の増加を防止して、環
境への悪影響も低減することができる。
【0010】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(2)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車速を検出する車速検出手段が接続され、前記第1のO
Dオフ自動解除手段が、前記車速検出手段により検出さ
れる車速が所定値以下になった場合に、前記ODオフ状
態を自動的に解除するものであることを特徴としてい
る。
【0011】上記自動変速機の制御装置(2)によれ
ば、前記車速検出手段により検出される車速が所定値以
下になって、車両が十分な減速状態になれば、運転者が
前記ODオフスイッチを操作して前記ODオフ状態を解
除しなくても、前記ODオフ状態が自動的に解除され、
前記車両が十分な減速状態から通常の走行状態に移行し
たときに、前記ODオフ状態の解除忘れによる燃費性能
の低下を防止することができる。
【0012】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(3)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車両のエンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手
段が接続され、前記第1のODオフ自動解除手段が、前
記エンジン回転数検出手段により検出されるエンジン回
転数が所定値以下になった場合に、前記ODオフ状態を
自動的に解除するものであることを特徴としている。
【0013】上記自動変速機の制御装置(3)によれ
ば、前記エンジン回転数検出手段により検出されるエン
ジン回転数が所定値以下になって、車両が十分な減速状
態になれば、運転者が前記ODオフスイッチを操作して
前記ODオフ状態を解除しなくても、前記ODオフ状態
が自動的に解除され、前記車両が十分な減速状態から通
常の走行状態に移行したときに、前記ODオフ状態の解
除忘れによる燃費性能の低下を防止することができる。
【0014】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(4)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車両のブレ−キペダルの踏み込み時間を計測する踏込時
間計測手段が接続され、前記第1のODオフ自動解除手
段が、前記踏込時間計測手段により計測されるブレ−キ
ペダルの踏み込み時間が所定時間に達した場合に、前記
ODオフ状態を自動的に解除するものであることを特徴
としている。
【0015】上記自動変速機の制御装置(4)によれ
ば、前記踏込時間計測手段により計測されるブレ−キペ
ダルの踏み込み時間が所定時間に達して、車両が十分な
減速状態になれば、運転者が前記ODオフスイッチを操
作して前記ODオフ状態を解除しなくても、前記ODオ
フ状態が自動的に解除され、前記車両が十分な減速状態
から通常の走行状態に移行したときに、前記ODオフ状
態の解除忘れによる燃費性能の低下を防止することがで
きる。
【0016】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(5)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車両のハンドブレ−キのブレ−キ操作を検出するハンド
ブレ−キ操作検出手段が接続され、前記第1のODオフ
自動解除手段が、前記ハンドブレ−キ操作検出手段によ
り前記ハンドブレ−キのブレ−キ操作が検出された場合
に、前記ODオフ状態を自動的に解除するものであるこ
とを特徴としている。
【0017】上記自動変速機の制御装置(5)によれ
ば、前記ハンドブレ−キ操作検出手段により前記ハンド
ブレ−キの操作が検出され、車両が停車状態になったこ
とを検出すれば、運転者が前記ODオフスイッチを操作
して前記ODオフ状態を解除しなくても、前記ODオフ
状態が自動的に解除され、前記車両が停車状態から通常
の走行状態に移行したときに、前記ODオフ状態の解除
忘れによる燃費性能の低下を防止することができる。
【0018】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(6)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車両のシフトレバ−位置を検出するシフトレバ−位置検
出手段が接続され、前記第1のODオフ自動解除手段
が、前記シフトレバ−位置検出手段によりシフトレバ−
がパ−キングに位置することが検出された場合に、前記
ODオフ状態を自動的に解除するものであることを特徴
としている。
【0019】上記自動変速機の制御装置(6)によれ
ば、前記シフトレバ−位置検出手段によりシフトレバ−
がパ−キングに位置することが検出されれば、運転者が
前記ODオフスイッチを操作して前記ODオフ状態を解
除しなくても、前記ODオフ状態を自動的に解除するこ
とができ、前記車両が停車状態から通常の走行状態に移
行したときに、前記ODオフ状態の解除忘れによる燃費
性能の低下を防止することができる。
【0020】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(7)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車速を検出する車速検出手段と、車両のエンジン回転数
を検出するエンジン回転数検出手段とが接続され、前記
第1のODオフ自動解除手段が、前記車速検出手段によ
り検出される車速が所定値以下になり、かつ前記エンジ
ン回転数検出手段により検出されるエンジン回転数が所
定値以下になった場合に、前記ODオフ状態を自動的に
解除するものであることを特徴としている。
【0021】上記自動変速機の制御装置(7)によれ
ば、前記車速検出手段により検出される車速が所定値以
下になり、かつ前記エンジン回転数検出手段により検出
されるエンジン回転数が所定値以下になったことを検出
することで、車両の十分な減速状態を検出すれば、運転
者が前記ODオフスイッチを操作して前記ODオフ状態
を解除しなくても、前記ODオフ状態を自動的に解除す
ることができ、前記車両が十分な減速状態とならないう
ちに、ODオフ状態が自動的に解除されるのを防止する
ことができる。
【0022】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(8)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車両のブレ−キペダルの踏み込み時間を計測する踏込時
間計測手段と、車速を検出する車速検出手段とが接続さ
れ、前記第1のODオフ自動解除手段が、前記踏込時間
計測手段により計測されるブレ−キペダルの踏み込み時
間が所定時間に達し、かつ前記車速検出手段により検出
される車速が所定値以下になった場合に、前記ODオフ
状態を自動的に解除するものであることを特徴としてい
る。
【0023】上記自動変速機の制御装置(8)によれ
ば、前記踏込時間計測手段により計測されるブレ−キペ
ダルの踏み込み時間が所定時間に達し、かつ前記車速検
出手段により検出される車速が所定値以下になったこと
を検出することで、車両の十分な減速状態を検出すれ
ば、運転者が前記ODオフスイッチを操作して前記OD
オフ状態を解除しなくても、前記ODオフ状態を自動的
に解除することができる。したがって、車両が十分な減
速状態とならないうちに、前記ODオフ状態が自動的に
解除されるのを防止することができる。
【0024】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(9)は、上記自動変速機の制御装置(1)において、
車両のブレ−キペダルの踏み込み時間を計測する踏込時
間計測手段と、車両のエンジン回転数を検出するエンジ
ン回転数検出手段とが接続され、前記第1のODオフ自
動解除手段が、前記踏込時間計測手段により計測される
ブレ−キペダルの踏み込み時間が所定時間に達し、かつ
前記エンジン回転数検出手段により検出されるエンジン
回転数が所定値以下になった場合に、前記ODオフ状態
を自動的に解除するものであることを特徴としている。
【0025】上記自動変速機の制御装置(9)によれ
ば、前記踏込時間計測手段により計測されるブレ−キペ
ダルの踏み込み時間が所定時間に達し、かつ前記エンジ
ン回転数検出手段により検出されるエンジン回転数が所
定値以下になったことを検出することで、車両の十分な
減速状態を検出すれば、運転者が、前記ODオフスイッ
チを操作して前記ODオフ状態を解除しなくても、前記
ODオフ状態を自動的に解除することができる。したが
って、車両が十分な減速状態とならないうちに、前記O
Dオフ状態が自動的に解除されるのを防止することがで
きる。
【0026】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(10)は、上記自動変速機の制御装置(1)におい
て、ODオフスイッチのオン信号を検出して、ODオフ
制御を行う変速制御手段を備えた自動変速機の制御装置
において、ODオフ状態を自動解除するか否かを設定す
るためのODオフ自動解除設定手段と、該ODオフ自動
解除設定手段における自動解除設定状態を検出する自動
解除設定状態検出手段と、前記ODオフスイッチのオン
信号と前記ODオフ自動解除設定手段における自動解除
設定状態とが検出されている場合に、車両が所定の減速
状態になったときに、前記ODオフ状態であることを運
転者に告知する第1のODオフ告知手段とを備えている
ことを特徴としている。
【0027】上記自動変速機の制御装置(10)によれ
ば、車両が所定の減速状態になったときに、前記ODオ
フ状態であることを速やかに運転者に知らせることがで
き、前記ODオフスイッチの操作により前記ODオフ状
態の解除を行わせることができ、前記ODオフ状態の解
除忘れによる燃費性能の低下を防止することができる。
【0028】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(11)は、上記自動変速機の制御装置(10)におい
て、前記第1のODオフ告知手段による告知時間が所定
時間に達した場合に、前記ODオフ状態を自動的に解除
する第2のODオフ自動解除手段を備えていることを特
徴としている。
【0029】上記自動変速機の制御装置(11)によれ
ば、運転者が、前記第1のODオフ告知手段による告知
に気付かずに、前記ODオフ状態の解除操作を行わない
場合でも、告知時間が所定時間に達すれば、前記ODオ
フ状態を自動的に解除することができ、前記ODオフ状
態の解除忘れによる燃費性能の低下を防止することがで
きる。
【0030】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(12)は、上記自動変速機の制御装置(1)におい
て、シフトレバ−位置を検出するシフトレバ−位置検出
手段が接続され、前記ODオフスイッチがオンされ、O
Dオフ状態である場合に、車両が所定の減速状態又は停
車状態になり、前記シフトレバ−位置検出手段がシフト
レバ−がドライブレンジよりもギア比の大きな変速段に
位置していることを検出すると、前記シフトレバ−がド
ライブレンジよりもギア比の大きな変速段に位置してい
ることを運転者に告知する第2の告知手段を備えている
ことを特徴としている。
【0031】上記自動変速機の制御装置(12)によれ
ば、前記ODオフ状態に設定され、車両が所定の減速状
態になり、シフトダウンが行なわれ前記シフトレバ−が
ドライブレンジよりもギア比の大きな変速段に位置して
いることを検出すると、運転者にシフトレバ−位置の変
更を速やかに行うように促すことができる。したがっ
て、シフトダウンしたことを忘れて、前記ドライブレン
ジよりもギア比の大きな変速段のまま走行することによ
る燃費性能の低下を防止することができ、また排気ガス
中の有害物質の含有量の増加を防止して環境への悪影響
も低減することができる。
【0032】また本発明に係る自動変速機の制御装置
(13)は、ODオフスイッチのオン信号を検出して、
ODオフ制御を行う変速制御手段を備えた自動変速機の
制御装置において、前記ODオフスイッチがオンされた
ODオフ状態で、車両の停車状態が検出された場合に、
前記ODオフ状態を自動的に解除する第3のODオフ自
動解除手段を備えていることを特徴としている。
【0033】上記自動変速機の制御装置(13)によれ
ば、運転者が、前記ODオフスイッチを再操作して前記
ODオフ状態を解除しなくても、車両が停車状態になれ
ば、前記ODオフ状態が自動的に解除され、前記車両が
停車状態から通常の走行状態に移行したときに、前記O
Dオフ状態の解除忘れによる燃費性能の低下を防止する
ことができ、また排気ガス中の有害物質の含有量の増加
も防止して、環境への悪影響も低減することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動変速機の
制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の実施の形態(1)に係る自動変速機の制御
装置を含むシステムを概略的に示したブロック図であ
る。
【0035】図中1は、自動変速機を示し、自動変速機
1は、エンジンからの出力を伝達するトルクコンバ−タ
1aと、オ−バ−ドライブを含んだ4段の変速比を有す
る変速機1bと、車速やエンジンの出力に応じて変速比
を自動的に制御する油圧制御回路1cとを含んで構成さ
れている。
【0036】油圧制御回路1cには、電磁ソレノイド1
dが組み込まれており、電磁ソレノイド1dは、制御ユ
ニット2のソレノイド駆動回路6に接続され、ソレノイ
ド駆動回路6からの信号に基づいて、電磁ソレノイド1
dの通電状態が制御され、変速機1bの変速タイミング
等の制御が行われるようになっている。
【0037】制御ユニット2は、入力回路3a、3b、
マイコン4、出力回路5、ソレノイド駆動回路6、ラン
プ駆動回路7等を含んで構成されている。マイコン4に
接続されている入力回路3aには、ODオフを設定する
ためのODオフスイッチ8と、ODオフ状態を自動的に
解除するか否かを設定するODオフ自動解除スイッチ9
とが接続されている。
【0038】ODオフスイッチ8は、図示しないシフト
レバ−に設けることができ、押す度にODオフ状態と、
ODオン状態とに切り換わるモ−メンタリ型のスイッチ
が用いられている。ODオフスイッチ8が操作されるこ
とにより、マイコン4は、入力回路3aを介してODオ
フスイッチ8のオン/オフ信号を取り込んで、ODへの
変速切換を禁止する、又はODへの変速切換を許可する
制御を行う。また、マイコン4は、ODオフスイッチ8
からのオン/オフ信号に基づいて、ランプ駆動回路7を
介して、ODオフランプ10の点灯、消灯処理を行うよ
うになっている。
【0039】また、ODオフ自動解除スイッチ9は、運
転者が操作し易い、インストルメントパネル周辺部、シ
フトレバ−周辺部、又はハンドル周辺部等に配設され、
ODオフ自動解除スイッチ9としては、押すとODオフ
自動解除状態に設定され、再度押すとODオフ自動解除
状態が解除されるロック型の押ボタンスイッチや、切換
型の押ボタンスイッチ等が採用される。ODオフ自動解
除スイッチ9がオン/オフ操作されることにより、マイ
コン4は、入力回路3aを介してODオフ自動解除スイ
ッチ9のオン/オフ信号を取り込んで、ODオフ状態を
所定条件下で自動解除する制御、又は自動解除を行わな
い制御を行うことができるようになっている。
【0040】マイコン4に接続されている入力回路3b
には、車速を検出する車速センサ12、エンジンの回転
数を検出するエンジン回転数センサ13、シフトレバ−
の操作位置を検出するシフトレバ−位置検出スイッチ1
4などが接続され、自動変速機1の制御に必要な信号が
取り込めるようになっている。
【0041】マイコン4に出力回路5を介して接続され
ているランプ駆動回路7には、ODオフランプ10と、
シフト位置表示ランプ11とが接続されている。ODオ
フランプ10は、ODオフ状態のときに点灯表示され、
また、シフト位置表示ランプ11は、現在のシフト位置
を表示する。これらは、運転者の視界に入りやすいよう
に、インストルメントパネル内の所定領域に表示される
ようになっている。
【0042】マイコン4は、入力回路3a、3bからの
入力信号に基づいて各種演算処理を行い、ソレノイド駆
動回路6を介して電磁ソレノイド1dに駆動信号を出力
し、電磁ソレノイド1dへの通電状態を制御することに
よって、自動変速機1の変速機1bの変速タイミング、
及び変速時の過渡特性をコントロ−ルするように構成さ
れている。
【0043】次に実施の形態(1)に係る自動変速機の
制御装置のマイコン4が行うODオフ自動解除の処理動
作を図2に示すフロ−チャ−トに基づいて説明する。な
お、本処理動作は、車両が走行中に実行される。
【0044】まず、ステップS1では、ODオフスイッ
チ8のオン信号、つまりODオフ状態に設定する信号を
検出したか否かを判断し、ODオフスイッチ8のオン信
号が検出されていないと判断すれば、ステップS1に戻
る。一方、ステップS1において、ODオフスイッチ8
のオン信号が検出されたと判断すれば、ステップS2に
進み、ODオフ状態に切り換わったこと示すODオフラ
ンプ10を点灯し、ステップS3に進む。
【0045】ステップS3では、ODオフ自動解除スイ
ッチ9のオン信号、つまり自動解除に設定した信号を検
出したか否かを判断し、ステップS3において、ODオ
フ自動解除スイッチ9のオン信号を検出したと判断すれ
ば、ステップS4に進み、車速センサ12から車速デ−
タの取り込みを行い、ステップS5に進む。ステップS
5では、車速センサ12から取り込んだ車速デ−タか
ら、車速が所定値以下であるか否かを判断し、車速が所
定値以下ではないと判断すれば、ステップS4に戻り、
ステップS5において、車速が所定値以下であると判断
されるまでステップS4、S5の処理を繰り返す。該所
定値としては、車両が十分減速状態となっていることを
判断できるように、例えば、10km/hに設定され
る。
【0046】一方、ステップS5において、車速が所定
値以下であると判断すれば、ステップS6に進み、OD
オフ状態の自動解除を行い、その後ステップS7に進
み、ODオフランプ10を消灯して、処理を終了する。
【0047】一方、ステップS3において、ODオフ自
動解除スイッチ9のオン信号を検出していないと判断す
れば、ステップS8に進み、通常処理、ここではODオ
フスイッチ8オンによるODオフ制御を行う。その後、
ステップS9に進み、ODオフスイッチ8のオフ信号、
つまりODオフ状態を解除する信号を検出したか否かを
判断し、ODオフスイッチ8のオフ信号を検出したと判
断すれば、ステップS7に進み、ODオフランプ10を
消灯し、処理を終了する。一方、ステップS9におい
て、ODオフスイッチ8のオフ信号を検出していないと
判断すれば、ステップS3に戻り、上記処理を繰り返
す。
【0048】上記実施の形態(1)に係る自動変速機の
制御装置によれば、運転者が、ODオフスイッチ8を再
操作してODオフ状態を解除しなくても、車速センサ1
2により検出される車速が所定値以下になって、車両が
十分な減速状態になれば、ODオフ状態が自動的に解除
され、前記車両が所定の減速状態又は停車状態から通常
の走行状態に移行したときに、ODオフ状態の解除忘れ
による燃費性能の低下を防止することができ、また排気
ガス中の有害物質の含有量の増加も防止して、環境への
悪影響も低減することができる。また、ODオフ自動解
除スイッチ9により、運転者が車両の走行状態に応じて
ODオフ自動解除の設定を任意に行うことができ、運転
者の意図に応じた変速動作を行わせることができる。
【0049】次に、実施の形態(2)に係る自動変速機
の制御装置を説明する。実施の形態(2)に係る自動変
速機の制御装置を含んだシステム構成は、図1に示した
ものと略同様であるので、ここでは、異なる機能を有す
るマイコンにのみ、異なる符号を付し、その他の部分の
説明を省略することにする。
【0050】実施の形態(2)に係る自動変速機の制御
装置が実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置と
相違する点は、マイコン4Aにあり、実施の形態(2)
では、車速ではなく、エンジン回転数の検出値によっ
て、ODオフ状態を自動的に解除する。
【0051】実施の形態(2)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Aの行うODオフ自動解除の処
理動作を図3に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。なお、図2に示した処理動作と同じ処理について
は、同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0052】実施の形態(2)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Aの行うODオフ自動解除の処
理動作は、図2に示した処理動作におけるステップS4
とステップS5とを、ステップS11とステップS12
とに変更した構成となっている。
【0053】ステップS3で、ODオフ自動解除スイッ
チ9のオン信号を検出したと判断すれば、ステップS1
1に進み、エンジン回転数検出センサ13からエンジン
回転数の取り込みを行い、その後ステップS12に進
む。
【0054】ステップS12では、取り込んだエンジン
回転数が所定値以下であるか否かを判断し、エンジン回
転数が所定値以下ではないと判断すれば、ステップS1
1に戻る。該所定値としては、車両が十分減速状態とな
っていることを判断できるように、車両のエンジン特性
を考慮して設定すればよく、例えば、900rpm以下
に設定すればよい。
【0055】一方、ステップS12において、エンジン
回転数が所定値以下であると判断すれば、ステップS6
に進み、ODオフ状態の自動解除を行った後ステップS
7に進み、ODオフランプ10を消灯し、その後処理を
終了する。
【0056】実施の形態(2)に係る自動変速機の制御
装置によれば、エンジン回転数センサ13により検出さ
れるエンジン回転数が所定値以下になって、車両が十分
な減速状態になれば、運転者がODオフスイッチ8を操
作して前記ODオフ状態を解除しなくても、ODオフ状
態を自動的に解除することができ、実施の形態(1)の
場合と略同様の効果を得ることができる。
【0057】図4は、実施の形態(3)に係る自動変速
機の制御装置を含むシステム構成を示すブロック図であ
る。図1に示した構成と相違する点は、ブレ−キペダル
の踏み込み状態を検出するブレ−キペダル踏込検出セン
サ15が制御ユニット2の入力回路3bに接続されてい
る点であり、異なる機能を有するマイコンには、異なる
符号を付し、その他の同一機能を有する構成部品には同
一符号を付してその説明を省略することとする。
【0058】ブレ−キペダル踏込検出センサ15として
は、ブレ−キペダル(図示せず)の踏み込みによる油圧
の変化を検出するタイプのものや、ブレ−キペダルが踏
み込まれると点灯するストップランプ(図示せず)のス
トップランプスイッチの状態を検出するタイプのものを
採用することができる。
【0059】実施の形態(3)に係る自動変速機の制御
装置が、実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置
と相違する点は、マイコン4Bにあり、実施の形態
(3)では、車速ではなく、ブレ−キペダルの踏込状態
によって、ODオフ状態を自動的に解除する。
【0060】実施の形態(3)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Bの行うODオフ自動解除の処
理動作を図5に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。実施の形態(1)で示した処理動作と同じ処理につ
いては、同じ符号を付し、その説明を省略する。実施の
形態(3)に係る自動変速機の制御装置におけるマイコ
ン4Bが行うODオフ自動解除の処理動作は、図2に示
した実施の形態(1)に係る処理動作におけるステップ
S4とステップS5とを、ステップS13〜ステップS
16に変更した構成となっている。
【0061】ステップS3で、ODオフ自動解除スイッ
チ9のオン信号を検出したと判断すれば、ステップS1
3に進み、時間計測のためのタイムカウンタをクリアし
て、ステップS14に進む。
【0062】ステップS14では、ブレ−キペダル踏込
検出センサ15からの信号を取り込んで、ブレ−キペダ
ルの踏み込みを検出したか否かを判断し、ブレ−キペダ
ルの踏み込みを検出していないと判断すれば、ステップ
S14に戻り、ブレ−キベダルの踏み込みが検出される
まで処理を繰り返す。
【0063】ステップS14において、ブレ−キペダル
の踏み込みを検出したと判断すれば、ステップS15に
進み、踏み込み時間を計測するためのタイムカウンタの
カウントアップを開始し、その後ステップS16に進
む。ステップS16では、カウントアップの開始から踏
み込み時間が所定時間経過したか否かを判断し、所定時
間経過していないと判断すれば、ステップS14に戻
り、ステップS15、S16の処理を繰り返す。この場
合における所定時間としては、ブレ−キペダルの踏み込
みによって、車両が十分に減速できる時間を設定すれば
良く、例えば、3秒〜5秒程度の時間に設定することが
できる。
【0064】一方、ステップS16において、所定時間
経過したと判断すれば、ステップS6に進み、ODオフ
状態の自動解除を行った後ステップS7に進み、ODオ
フランプ10を消灯し、その後処理を終了する。
【0065】実施の形態(3)に係る自動変速機の制御
装置によれば、ブレ−キペダル踏込検出センサ15のオ
ン信号で計測されるブレ−キペダルの踏み込み時間が所
定時間に達して、車両が十分な減速状態になれば、運転
者がODオフスイッチ8を操作してODオフ状態を解除
しなくても、ODオフ状態を自動的に解除することがで
き、上記実施の形態(1)の場合と略同様の効果を得る
ことができる。
【0066】なお、実施の形態(3)では、ブレ−キペ
ダルの踏み込み時間の計測に基づいて、ODオフ状態の
自動解除を行ったが、踏み込み強度によって、減速度合
に違いが生じるため、別の実施の形態としては、ブレ−
キペダルの踏み込み強度と踏み込み時間とを対応づけた
テ−ブルをマイコン4Bのメモリ(図示せず)に予め格
納しておき、実際の踏み込み強度を該テ−ブルに照らし
合わせて、対応する踏み込み時間を求めて、該踏み込み
時間の経過を判断するようにすることで、減速度合に違
いが生じても、常に一定の減速状態となったときにOD
オフ状態を自動的に解除することができ、制御精度を向
上させることができる。
【0067】また、実施の形態(3)では、ブレ−キペ
ダルの踏み込み状態の検出を行ったが、別の実施の形態
では、ブレ−キペダルの踏み込み状態を検出する代わり
に、ハンドブレ−キの操作信号を取り込めるように、ハ
ンドブレ−キ操作検出手段を制御ユニットの入力回路3
bに接続し、ステップS14における、ブレ−キペダル
の踏み込みを検出する代わりに、ハンドブレ−キ操作の
検出を行うことによって、車両の減速状態ではなく、車
両が停車状態になったことを検出し、ODオフ状態の自
動解除を行わせるようにしてもよい。
【0068】次に、実施の形態(4)に係る自動変速機
の制御装置について説明する。実施の形態(4)に係る
自動変速機の制御装置を含んだシステム構成は、図1に
示したものと略同様であるので、ここでは、異なる機能
を有するマイコンにのみ、異なる符号を付し、その他の
部分の説明を省略することにする。
【0069】実施の形態(4)に係る自動変速機の制御
装置が実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置と
相違する点は、マイコン4Cにあり、実施の形態(4)
では、車速ではなく、シフトレバ−の位置によって、O
Dオフ状態を自動的に解除する。
【0070】実施の形態(4)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Cの行うODオフ自動解除の処
理動作を図6に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。なお、図2に示した処理動作と同じ処理について
は、同じ符号を付し、その説明を省略する。実施の形態
(4)に係る自動変速機の制御装置におけるマイコン4
Cの行うODオフ自動解除の処理動作は、図2に示した
処理動作におけるステップS4とステップS5とを、ス
テップS17とステップS18とに変更した構成となっ
ている。
【0071】ステップS3で、ODオフ自動解除スイッ
チ9のオン信号が検出されたと判断すれば、ステップS
17に進み、シフトレバ−位置検出スイッチ14からシ
フトレバ−位置の取り込みを行い、ステップS18に進
む。
【0072】ステップS18では、シフトレバ−がパ−
キングに位置しているか否かを判断し、パ−キングに位
置していないと判断すれば、ステップS17に戻り、シ
フトレバ−位置の取り込みを行う処理を繰り返す。
【0073】ステップS18において、シフトレバ−が
パ−キングに位置していると判断すれば、ステップS6
に進み、ODオフ状態の自動解除を行った後ステップS
7に進み、ODオフランプ10を消灯し、その後処理を
終了する。
【0074】実施の形態(4)に係る自動変速機の制御
装置によれば、シフトレバ−位置検出スイッチ14によ
りシフトレバ−がパ−キングに位置することが検出さ
れ、運転者がODオフスイッチ8を操作してODオフ状
態を解除しなくても、ODオフ状態を自動的に解除する
ことができ、実施の形態(1)の場合と略同様の効果を
得ることができる。
【0075】次に、実施の形態(5)に係る自動変速機
の制御装置について説明する。実施の形態(5)に係る
自動変速機の制御装置を含んだシステム構成は、図1に
示したものと略同様であるので、ここでは、異なる機能
を有するマイコンにのみ、異なる符号を付し、その他の
部分の説明を省略することにする。
【0076】実施の形態(5)に係る自動変速機の制御
装置が実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置と
相違する点は、マイコン4Dにあり、実施の形態(5)
では、車速だけではなく、車速とエンジン回転数とを組
み合わせた判断によって、ODオフ状態を自動的に解除
する。
【0077】実施の形態(5)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Dの行うODオフ自動解除の処
理動作を図7に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。なお、図2に示した処理動作と同じ処理について
は、同じ符号を付し、その説明を省略する。実施の形態
(5)に係る自動変速機の制御装置におけるマイコン4
Dの行うODオフ自動解除の処理動作は、図2に示した
処理動作におけるステップS4とステップS5とを、ス
テップS19〜S22に変更した構成となっている。
【0078】ステップS3で、ODオフ自動解除スイッ
チ9のオン信号が検出されたと判断すれば、ステップS
19に進み、車速センサ12から車速デ−タを取り込ん
で、ステップS20に進む。
【0079】ステップS20では、取り込んだ車速デ−
タが所定値以下であるか否かを判断し、車速が所定値以
下ではないと判断すれば、ステップS19に戻る。一
方、ステップS20において、車速が所定値以下である
と判断すれば、ステップS21に進み、エンジン回転数
センサ13からエンジン回転数を取り込んで、ステップ
S22に進む。
【0080】ステップS22では、エンジン回転数が所
定値以下であるか否かを判断し、所定値以下ではないと
判断すれば、ステップS19に戻り、処理を繰り返す。
一方、ステップS22において、エンジン回転数が所定
値以下であると判断すれば、ステップS6に進み、OD
オフ状態の自動解除を行った後ステップS7に進み、O
Dオフランプ10を消灯し、その後処理を終了する。
【0081】実施の形態(5)に係る自動変速機の制御
装置によれば、車速センサ12により検出される車速が
所定値以下になり、かつエンジン回転数センサ13によ
り検出されるエンジン回転数が所定値以下になったこと
を検出することで、車両の十分な減速状態を検出し、運
転者がODオフスイッチ8を操作してODオフ状態を解
除しなくても、ODオフ状態を自動的に解除することが
でき、十分な減速状態とならないうちに、ODオフ状態
が自動的に解除されるのを防止することができる。
【0082】次に、実施の形態(6)に係る自動変速機
の制御装置について説明する。実施の形態(6)に係る
自動変速機の制御装置を含んだシステム構成は、図4に
示したものと略同様であるので、ここでは、異なる機能
を有するマイコンにのみ、異なる符号を付し、その他の
部分の説明を省略することにする。
【0083】実施の形態(6)に係る自動変速機の制御
装置が実施の形態(3)に係る自動変速機の制御装置と
相違する点は、マイコン4Eにあり、実施の形態(6)
では、ブレ−キペダルの踏み込み状態だけではなく、ブ
レ−キベダルの踏み込み状態と車速とを組み合わせた判
断によって、ODオフ状態を自動的に解除する。
【0084】実施の形態(6)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Eの行うODオフ自動解除の処
理動作を図8に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。なお、図5に示した処理動作と同じ処理について
は、同じ符号を付し、その説明を省略する。実施の形態
(6)に係る自動変速機の制御装置におけるマイコン4
Eが行うODオフ自動解除の処理動作は、図5に示した
処理動作のステップS16とステップS6との間に、図
2に示した処理動作のステップS4とステップS5とを
挿入した構成となっている。
【0085】ステップS16で、ブレ−キペダルを踏み
込んで所定時間経過したか否かを判断し、所定時間経過
していないと判断すれば、ステップS14に戻る。所定
時間は、ブレ−キペダルの踏み込みによって、車両が十
分に減速できる時間に設定しておく。
【0086】一方、ステップS16において、所定時間
が経過したと判断すれば、ステップS4に進み、車速セ
ンサ12から車速デ−タを取り込んで、その後ステップ
S5に進む。ステップS5では、取り込んだ車速が所定
値以下であるか否かを判断し、車速が所定値以下ではな
いと判断すれば、ステップS14に戻り、処理を繰り返
す。
【0087】一方、ステップS5において、車速が所定
値以下であると判断すれば、ステップS6に進み、OD
オフ状態の自動解除を行った後ステップS7に進み、O
Dオフランプ10を消灯し、その後処理を終了する。
【0088】実施の形態(6)に係る自動変速機の制御
装置によれば、ブレ−キペダル踏込検出センサ15のオ
ン信号で計測されるブレ−キペダルの踏み込み時間が所
定時間に達し、かつ、車速センサ12により検出される
車速が所定値以下となり、車両が十分な減速状態になれ
ば、運転者が、ODオフスイッチ8を操作してODオフ
状態を解除しなくても、ODオフ状態を自動的に解除す
ることができる。したがって、軽いブレ−キペダルの踏
み込み等で、車両が十分に減速されていない状態で、O
Dオフ状態が自動解除されることなく、ODオフ状態
を、車両が十分に減速するまで維持することができ、O
Dオフの機能を十分に果たさせることができる。
【0089】なお、上記実施の形態(6)では、ステッ
プS4において、車速センサ12からの信号を受信し
て、ステップS5で車速が所定値以下であるか否かを判
断しているが、別の実施の形態では、車速の代わりに、
実施の形態(2)で説明したエンジン回転数を採用し、
エンジン回転数が所定値以下になっているか否かの判断
と組み合わせるようにしてもよく、この場合も実施の形
態(6)の場合と略同様の効果を得ることができる。
【0090】次に、実施の形態(7)に係る自動変速機
の制御装置について説明する。実施の形態(7)に係る
自動変速機の制御装置を含んだシステム構成は、図1に
示したものと略同様であるので、ここでは、異なる機能
を有するマイコンにのみ、異なる符号を付し、その他の
部分の説明を省略することにする。
【0091】実施の形態(7)に係る自動変速機の制御
装置が実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置と
相違する点は、マイコン4Fにあり、実施の形態(7)
では、車速が所定値以下なって、ODオフ状態を自動的
に解除する前に、ODオフ状態を解除してもよい状態で
あることを、まず運転者に告知する処理を行い、告知に
よって運転者のODオフスイッチ8のオフ操作によりO
Dオフ状態が解除されなければ、ODオフ状態を自動的
に解除する。
【0092】実施の形態(7)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Fの行うODオフ自動解除の処
理動作を図9に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。なお、図2に示した処理動作と同じ処理について
は、同じ符号を付し、その説明を省略する。実施の形態
(7)に係る自動変速機の制御装置におけるマイコン4
Fの行うODオフ自動解除の処理動作は、図2に示した
処理動作のステップS5とステップS6との間に、ステ
ップS23〜ステップS25を挿入した構成となってい
る。
【0093】ステップS5において、車速が所定値以下
であると判断すると、ステップS23に進み、点灯して
いるODオフランプ10を点滅させ、運転者に対して、
ODオフスイッチ8を操作してODオフ状態を解除する
ように注意を促し、その後ステップS24に進む。ステ
ップS24では、ODオフランプ10の点滅開始から所
定時間内にODオフスイッチ8によるODオフ状態の解
除操作があったか否かを判断し、所定時間内にODオフ
スイッチ8によるODオフ状態の解除操作があったと判
断すれば、ステップS25に進み、ODオフ状態を解除
した後ステップS7に進み、ODオフランプ10を消灯
する。
【0094】一方、ステップS24において、所定時間
内にODオフスイッチ8によるODオフ状態の解除操作
がないと判断すれば、ステップS6に進み、ODオフ状
態の自動解除を行った後ステップS7に進み、ODオフ
ランプ10を消灯し、その後処理を終了する。
【0095】実施の形態(7)に係る自動変速機の制御
装置によれば、車両が所定の減速状態になったときに、
ODオフランプ10の点滅等により、ODオフ状態であ
ることを速やかに運転者に知らせることができ、ODオ
フスイッチ8の操作によりODオフ状態の解除を行わせ
ることができる。また、運転者が、ODオフランプ10
の点滅等による告知に気付かずに、ODオフ状態の解除
操作を行わない場合でも、告知時間が所定時間に達すれ
ば、ODオフ状態を自動的に解除することができ、上記
実施の形態(1)と略同様の効果を得ることができる。
【0096】次に、実施の形態(8)に係る自動変速機
の制御装置について説明する。実施の形態(8)に係る
自動変速機の制御装置を含んだシステム構成は、図1に
示したものと略同様であるので、ここでは、異なる機能
を有するマイコンにのみ、異なる符号を付し、その他の
部分の説明を省略することにする。
【0097】実施の形態(8)に係る自動変速機の制御
装置が実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置と
相違する点は、マイコン4Gにあり、実施の形態(8)
では、ODオフ状態を自動的に解除する前に、シフトレ
バ−位置を検出して、シフトダウンされているか否かを
判断し、シフトダウンされていれば、運転者にシフトダ
ウン状態を元に戻すように注意を促す告知処理を行う。
【0098】実施の形態(8)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Gの行うODオフ自動解除の処
理動作を図10に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。なお、図2に示した処理動作と同じ処理について
は、同じ符号を付し、その説明を省略する。実施の形態
(8)に係る自動変速機の制御装置におけるマイコン4
Gの行うODオフ自動解除の処理動作は、図2に示した
処理動作のステップS5とステップS6との間に、ステ
ップS26〜ステップS28を挿入した構成となってい
る。
【0099】ステップS5において、車速が所定値以下
であると判断すると、ステップS26に進み、シフトレ
バ−位置の検出を行い、その後ステップS27に進む。
ステップS27では、シフトレバ−位置がドライブレン
ジよりギア比の大きな変速段、この場合、2速や1速へ
のシフトダウンがなされたか否かを判断し、ドライブレ
ンジからのシフトダウンが検出されなければ、ステップ
S6に進み、ODオフ状態の自動解除を行う。
【0100】一方、ステップS27において、ドライブ
レンジからのシフトダウンを検出したと判断すれば、ス
テップS28に進み、運転者に、シフトダウンしたまま
であること知らせるために、例えば、インストルメント
パネル内のシフト位置表示ランプ11において、シフト
ダウンしている現在のシフト位置を点滅表示させたり、
又は点灯ランプの色を変えて表示させたりして、運転者
に注意を促す。その後ステップS6に進み、ODオフ状
態の自動解除を行った後、ステップS7に進み、ODオ
フランプを消灯し、その後処理を終了する。
【0101】実施の形態(8)に係る自動変速機の制御
装置によれば、ODオフ状態に設定され、車両が所定の
減速状態になり、シフトダウンが行なわれ、シフトレバ
−がドライブレンジよりもギア比の大きな変速段に位置
していることを検出すると、運転者にシフトレバ−位置
の変更を速やかに行うように促すことができる。したが
って、シフトダウンしたことを忘れて、ドライブレンジ
よりもギア比の大きな変速段のまま走行することによる
燃費性能の低下を防止することができ、また排気ガス中
の有害物質の含有量の増加を防止して環境への悪影響も
低減することができる。
【0102】図11は、実施の形態(9)に係る自動変
速機の制御装置を含むシステム構成を示すブロック図で
ある。図1に示した構成と相違する点は、ODオフ自動
解除スイッチ9がない点であり、異なる機能を有するマ
イコンには、異なる符号を付し、その他の同一機能を有
する構成部品には同一符号を付してその説明を省略する
こととする。
【0103】実施の形態(9)に係る自動変速機の制御
装置が、実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置
と相違する点は、マイコン4Hにあり、実施の形態
(9)では、ODオフ自動解除スイッチ9が装備されて
おらず、ODオフスイッチ8のオン信号が検出されてい
る場合に、車両が停車状態になれば、ODオフ状態を自
動的に解除する点にある。
【0104】実施の形態(9)に係る自動変速機の制御
装置におけるマイコン4Hの行うODオフ自動解除の処
理動作を図12に示すフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。実施の形態(1)で示した処理動作と同じ処理につ
いては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0105】まず、ステップS1では、ODオフスイッ
チ8のオン信号、つまりODオフ状態に設定する信号を
検出したか否かを判断し、ODオフスイッチ8のオン信
号が検出されたと判断すれば、ステップS2に進み、O
Dオフ状態に切り換わったこと示すODオフランプ10
を点灯し、ステップS31に進む。
【0106】ステップS31では、車両が停車状態であ
るか否かを判断し、車両が停車状態であると判断すれ
ば、ステップS6に進み、ODオフ状態の自動解除を行
い、その後ステップS7に進み、ODオフランプ10を
消灯して、処理を終了する。一方、ステップS31にお
いて、車両が停車状態ではないと判断すれば、ステップ
S31に戻る。なお、車両が停車状態であるか否かの判
断は、車速センサ12から取り込んだ車速デ−タに基づ
いて車速が0になったことを判断したり、エンジン回転
数センサ13から取り込んだエンジン回転数に基づいて
アイドリングレベルが所定時間経過したことを判断した
り、あるいはシフトレバ−位置検出スイッチ14からシ
フトレバ−位置を取り込んで、シフトレバ−がパ−キン
グに位置していることを判断することにより行うことが
できる。
【0107】上記実施の形態(9)に係る自動変速機の
制御装置によれば、運転者が、ODオフスイッチ8を再
操作してODオフ状態を解除しなくても、車両が停車状
態になれば、ODオフ状態が自動的に解除され、ODオ
フ状態の解除忘れによる燃費性能の低下を防止すること
ができ、また排気ガス中の有害物質の含有量の増加も防
止して、環境への悪影響も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る自動変速機の
制御装置を備えたシステムを概略的に示したブロック図
である。
【図2】実施の形態(1)に係る自動変速機の制御装置
のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図3】実施の形態(2)に係る自動変速機の制御装置
のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図4】実施の形態(3)に係る自動変速機の制御装置
を備えたシステムを概略的に示したブロック図である。
【図5】実施の形態(3)に係る自動変速機の制御装置
のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】実施の形態(4)に係る自動変速機の制御装置
のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】実施の形態(5)に係る自動変速機の制御装置
のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】実施の形態(6)に係る自動変速機の制御装置
のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図9】実施の形態(7)に係る自動変速機の制御装置
のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図10】実施の形態(8)に係る自動変速機の制御装
置のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図11】実施の形態(9)に係る自動変速機の制御装
置を備えたシステムを概略的に示したブロック図であ
る。
【図12】実施の形態(9)に係る自動変速機の制御装
置のマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図13】車両に装備される従来のODオフスイッチの
操作状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 自動変速機 2 制御ユニット 3a、3b 入力回路 4、4A〜4H マイコン 5 出力回路 6 ソレノイド駆動回路 7 ランプ駆動回路 8 ODオフスイッチ 9 ODオフ自動解除スイッチ 10 ODオフランプ 11 シフト位置表示ランプ 12 車速センサ 13 エンジン回転数センサ 14 シフトレバ−位置検出スイッチ 15 ブレ−キペダル踏込検出センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 59:54 F16H 59:54

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オ−バ−ドライブ(以下、ODと記す)
    オフスイッチのオン信号を検出して、ODオフ制御を行
    う変速制御手段を備えた自動変速機の制御装置におい
    て、 ODオフ状態を自動解除するか否かを設定するためのO
    Dオフ自動解除設定手段と、 該ODオフ自動解除設定手段における自動解除設定状態
    を検出する自動解除設定状態検出手段と、 前記ODオフスイッチのオン信号と前記ODオフ自動解
    除設定手段における自動解除設定状態とが検出されてい
    る場合に、車両が所定の減速状態又は停車状態になった
    ときに、前記ODオフ状態を自動的に解除する第1のO
    Dオフ自動解除手段とを備えていることを特徴とする自
    動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 車速を検出する車速検出手段が接続さ
    れ、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記車速検出手段
    により検出される車速が所定値以下になった場合に、前
    記ODオフ状態を自動的に解除するものであることを特
    徴とする請求項1記載の自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 車両のエンジン回転数を検出するエンジ
    ン回転数検出手段が接続され、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記エンジン回転
    数検出手段により検出されるエンジン回転数が所定値以
    下になった場合に、前記ODオフ状態を自動的に解除す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の自動変速
    機の制御装置。
  4. 【請求項4】 車両のブレ−キペダルの踏み込み時間を
    計測する踏込時間計測手段が接続され、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記踏込時間計測
    手段により計測されるブレ−キペダルの踏み込み時間が
    所定時間に達した場合に、前記ODオフ状態を自動的に
    解除するものであることを特徴とする請求項1記載の自
    動変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】 車両のハンドブレ−キのブレ−キ操作を
    検出するハンドブレ−キ操作検出手段が接続され、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記ハンドブレ−
    キ操作検出手段により前記ハンドブレ−キのブレ−キ操
    作が検出された場合に、前記ODオフ状態を自動的に解
    除するものであることを特徴とする請求項1記載の自動
    変速機の制御装置。
  6. 【請求項6】 車両のシフトレバ−位置を検出するシフ
    トレバ−位置検出手段が接続され、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記シフトレバ−
    位置検出手段によりシフトレバ−がパ−キングに位置す
    ることが検出された場合に、前記ODオフ状態を自動的
    に解除するものであることを特徴とする請求項1記載の
    自動変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】 車速を検出する車速検出手段と、 車両のエンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手
    段とが接続され、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記車速検出手段
    により検出される車速が所定値以下になり、かつ前記エ
    ンジン回転数検出手段により検出されるエンジン回転数
    が所定値以下になった場合に、前記ODオフ状態を自動
    的に解除するものであることを特徴とする請求項1記載
    の自動変速機の制御装置。
  8. 【請求項8】 車両のブレ−キペダルの踏み込み時間を
    計測する踏込時間計測手段と、 車速を検出する車速検出手段とが接続され、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記踏込時間計測
    手段により計測されるブレ−キペダルの踏み込み時間が
    所定時間に達し、かつ前記車速検出手段により検出され
    る車速が所定値以下になった場合に、前記ODオフ状態
    を自動的に解除するものであることを特徴とする請求項
    1記載の自動変速機の制御装置。
  9. 【請求項9】 車両のブレ−キペダルの踏み込み時間を
    計測する踏込時間計測手段と、 車両のエンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手
    段とが接続され、 前記第1のODオフ自動解除手段が、前記踏込時間計測
    手段により計測されるブレ−キペダルの踏み込み時間が
    所定時間に達し、かつ前記エンジン回転数検出手段によ
    り検出されるエンジン回転数が所定値以下になった場合
    に、前記ODオフ状態を自動的に解除するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動変速機の制御装置。
  10. 【請求項10】 ODオフスイッチのオン信号を検出し
    て、ODオフ制御を行う変速制御手段を備えた自動変速
    機の制御装置において、 ODオフ状態を自動解除するか否かを設定するためのO
    Dオフ自動解除設定手段と、 該ODオフ自動解除設定手段における自動解除設定状態
    を検出する自動解除設定状態検出手段と、 前記ODオフスイッチのオン信号と前記ODオフ自動解
    除設定手段における自動解除設定状態とが検出されてい
    る場合に、車両が所定の減速状態になったときに、前記
    ODオフ状態であることを運転者に告知する第1のOD
    オフ告知手段とを備えていることを特徴とする自動変速
    機の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のODオフ告知手段による告
    知時間が所定時間に達した場合に、前記ODオフ状態を
    自動的に解除する第2のODオフ自動解除手段を備えて
    いることを特徴とする請求項10記載の自動変速機の制
    御装置。
  12. 【請求項12】 シフトレバ−位置を検出するシフトレ
    バ−位置検出手段が接続され、 前記ODオフスイッチがオンされ、ODオフ状態である
    場合に、車両が所定の減速状態又は停車状態になり、前
    記シフトレバ−位置検出手段がシフトレバ−がドライブ
    レンジよりもギア比の大きな変速段に位置していること
    を検出すると、前記シフトレバ−がドライブレンジより
    もギア比の大きな変速段に位置していることを運転者に
    告知する第2の告知手段を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の自動変速機の制御装置。
  13. 【請求項13】 ODオフスイッチのオン信号を検出し
    て、ODオフ制御を行う変速制御手段を備えた自動変速
    機の制御装置において、 前記ODオフスイッチがオンされたODオフ状態で、車
    両の停車状態が検出された場合に、前記ODオフ状態を
    自動的に解除する第3のODオフ自動解除手段を備えて
    いることを特徴とする自動変速機の制御装置。
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