JP2002364720A - チェーンテンショナ - Google Patents

チェーンテンショナ

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JP2002364720A
JP2002364720A JP2001171363A JP2001171363A JP2002364720A JP 2002364720 A JP2002364720 A JP 2002364720A JP 2001171363 A JP2001171363 A JP 2001171363A JP 2001171363 A JP2001171363 A JP 2001171363A JP 2002364720 A JP2002364720 A JP 2002364720A
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plunger
pressure chamber
air
chain tensioner
supply passage
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Tomoyoshi Izutsu
智善 井筒
Seiji Sato
誠二 佐藤
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • F16H2007/0853Ratchets
    • F16H2007/0855Ratchets comprising a clip member engaging with the rack teeth

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力室内に滞溜する空気を外部に排気するこ
とができるようにして、チェーンテンショナのコストの
低減を図ることである。 【解決手段】 ハウジング1に形成されたシリンダ室2
内にプランジャ3と、そのプランジャ3を外方向に押圧
するスプリング17とを組込む。ハウジング1に外周上
部からプランジャ3の背部に形成された圧力室4に連通
する孔22を設け、その孔22内に焼結金属等の空気透
過性材料から成る栓体23を圧入して、圧力室4内の圧
力上昇時に、圧力室4内に滞溜する空気を栓体23の内
部から外部に排出させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カム軸駆動用チ
ェーン等のチェーンの張力を一定に保持するチェーンテ
ンショナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カム軸駆動用チェーンの張力を一定に保
持するチェーンテンショナとして図4に示したものが従
来から知られている。このチェーンテンショナは、ハウ
ジング51に形成されたシリンダ室52内にプランジャ
53と、そのプランジャ53を外方向に押圧するスプリ
ング54とを組込み、ハウジング51にはプランジャ5
3の背部に設けられた圧力室55に連通する給油通路5
6を形成し、その給油通路56の油出口側にチェックバ
ルブ57を設け、オイルポンプから吐出される作動油を
給油通路56から圧力室55内に供給し、その圧力室5
5内に封入された作動油によってチェーンからプランジ
ャ53に付与される押し込み力を緩衝し、上記押し込み
力がスプリング54の弾力より強い場合に、シリンダ室
52とプランジャ53の摺動面間より圧力室55内の作
動油を外部にリークさせ、上記押し込み力とスプリング
54の弾力とが釣り合う位置までプランジャ53をゆっ
くりと後退動させるようにしている。
【0003】また、チェーンに弛みが生じると、スプリ
ング54の弾力によりプランジャ53を外方向に急速に
移動させてチェーンの弛みを吸収するようにしている。
【0004】ところで、上記チェーンテンショナにおい
ては、エンジンの始動時、オイルポンプから圧力室55
内に供給される作動油に空気が巻き込まれ、空気が混入
した作動油が圧力室55内に供給される場合がある。
【0005】また、プランジャ53が外方向に急速に移
動すると、圧力室55内の圧力が急激に低下するため、
作動油中に溶存する空気が析出し、あるいは外部の空気
がプランジャ53とシリンダ室52の摺動面間より圧力
室内に侵入するおそれがある。
【0006】ここで、圧力室55内に侵入した空気が圧
力室55内に滞溜すると、チェーンが緊張してプランジ
ャ53が押し込まれた際、そのプランジャ53は空気を
圧縮することになるため、ダンパ効果が低下し、チェー
ンテンショナとしての機能を充分に発揮させることがで
きなくなる。
【0007】そのような不都合を解消するため、チェー
ンテンショナにおいては、圧力室55内の空気を外部に
排気する排気手段を設けている。
【0008】排気手段として、図4に示すように、ハウ
ジング51の外周上部から圧力室55に連通するねじ孔
58を形成し、そのねじ孔58にビス59をねじ係合
し、そのねじ係合面間に形成される螺旋状のねじすきま
から圧力室55内に溜る空気を外部に排出させるように
したもの、あるいは、図5に示すように、プランジャ5
3に先端面から圧力室55内に連通する孔60を形成
し、その孔60に螺旋溝62を外周に有する栓体61を
圧入して、上記螺旋溝62から圧力室55内の空気を外
部に排出させるようにしたものが従来から知られてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4および
図5に示す排気手段においては、ねじ加工や螺旋溝加工
を必要とするため、コスト面で不利であり、チェーンテ
ンショナのコストの低減を図るうえにおいて改善すべき
点が残されている。
【0010】この発明の課題は、圧力室内の空気を簡単
な構成の排気手段によって排気し得るようにして、チェ
ーンテンショナのコストの低減を図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、第1の発明においては、ハウジングに形成されたシ
リンダ室内にプランジャと、そのプランジャに外方向へ
の突出性を付与するスプリングとを組込み、プランジャ
の背部に形成された圧力室内に作動油を供給し、その作
動油によってプランジャに付与される押し込み力を緩衝
し、前記圧力室内に滞溜する空気を排気手段によって外
部に排気させるようにしたチェーンテンショナにおい
て、前記排気手段として、ハウジングの外周から圧力室
に連通する孔を形成し、その孔内に空気透過性材料から
成る栓体を圧入した構成を採用したのである。
【0012】また、第2の発明においては、ハウジング
に形成されたシリンダ室内にプランジャと、そのプラン
ジャに外方向への突出性を付与するスプリングとを組込
み、プランジャの背部に形成された圧力室内に作動油を
供給し、その作動油によってプランジャに付与される押
し込み力を緩衝し、前記圧力室内に滞溜する空気を排気
手段によって外部に排気させるようにしたチェーンテン
ショナにおいて、前記排気手段として、プランジャに先
端面から圧力室に連通する軸方向の孔を形成し、その孔
内に空気透過性材料から成る栓体を圧入した構成を採用
したのである。
【0013】さらに、第3の発明においては、ハウジン
グに形成されたシリンダ室内にプランジャと、そのプラ
ンジャに外方向への突出性を付与するスプリングとを組
込み、プランジャの背部に形成された圧力室内に作動油
を供給し、その作動油によってプランジャに付与される
押し込み力を緩衝し、前記圧力室内に滞溜する空気を排
気手段によって外部に排気させるようにしたチェーンテ
ンショナにおいて、前記排気手段として、プランジャを
空気透過性材料により形成した構成を採用したのであ
る。
【0014】第1乃至第3の発明において、空気透過性
材料として、微細な連通気泡を有する焼結金属やセラミ
ックあるいは樹脂から成る多孔質材料を挙げることがで
きる。
【0015】第1および第2の発明のように、圧力室と
外部とを連通する孔に空気透過性材料から成る栓体を圧
入し、あるいは、第3の発明のように、プランジャを空
気透過性材料によって形成することにより、ねじ加工や
螺旋溝加工を不要とすることができるため、チェーンテ
ンショナのコストの低減を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。図1は、この発明に係
るチェーンテンショナの第1の実施形態を示す。図示の
ようにハウジング1にはシリンダ室2が形成され、その
シリンダ室2内にプランジャ3が摺動自在に組込まれて
いる。
【0017】ハウジング1には、プランジャ3の背部に
形成された圧力室4に連通する給油通路5が形成され、
その給油通路5の油出口側にチェックバルブ6が組込ま
れている。
【0018】チェックバルブ6はシリンダ室2の閉塞端
部に組込まれたバルブシート7に給油通路5と圧力室4
とを連通する通路8を形成し、その通路8の途中にシー
ト面9を設け、そのシート面9に対して接触離反可能な
チェックボール10の開閉量をリテーナ11によって制
限している。このチェックバルブ6は圧力室4内の圧力
低下時に開放して給油通路5に送られる作動油の圧力室
4への流入を許容し、圧力室4内の圧力が高くなると閉
鎖して、圧力室4内の作動油が給油通路5に逆流するの
を防止する。
【0019】前記プランジャ3には、その後端面で開口
するロッド挿入孔12が形成されている。ロッド挿入孔
12の開口端部の内周には雌ねじ13が形成され、その
雌ねじ13にスクリュロッド14の外周に形成された雄
ねじ15がねじ係合されている。
【0020】スクリュロッド14にはその先端面から後
端面に貫通する段付き孔から成るスプリング収納孔16
が形成され、そのスプリング収納孔16内にプランジャ
3に外方向への突出性を付与するスプリング17と、ス
プリングシート18とが組込まれている。
【0021】プランジャ3に形成された雌ねじ13とス
クリュロッド14の外周に形成された雄ねじ15のねじ
山は、プランジャ3に付与される押し込み力を受ける圧
力側フランク19のフランク角が遊び側フランク20の
フランク角より大きい鋸歯状とされ、その鋸歯状ねじ山
にプランジャ3がスプリング17の弾力によって回転し
つつ軸方向に移動するリード角が設けられている。
【0022】上記の構成から成るチェーンテンショナに
おいては、スプリング17の弾力により外方向への突出
性が付与されたプランジャ3によって図示省略したチェ
ーンを押圧し、そのチェーンに弛みが生じると、スプリ
ング17の弾力によりプランジャ3が回転しつつ外方向
に移動してチェーンの弛みを吸収するようになってい
る。
【0023】このとき、圧力室4内の圧力が低下するた
め、チェックバルブ6が開放し、給油通路5から圧力室
4内に作動油が供給される。
【0024】一方、チェーンが緊張してプランジャ3が
押し込まれると、チェックバルブ6が閉じ、圧力室4内
に封入された作動油によってプランジャ3に付与される
押し込み力が緩衝される。その押し込み力がスプリング
17の弾力より強い場合、圧力室4内の作動油はシリン
ダ室2とプランジャ3の摺動面間より外部にリークし、
上記押し込み力とスプリング17の弾力とが釣り合う位
置までプランジャ3は回転しつつ後退する。
【0025】エンジンを停止し、カム軸に設けられたカ
ムの停止位置の関係からチェーンが緊張する場合があ
る。このとき、チェーンによってプランジャ3が押し込
まれるが、その押し込み力は静荷重であるため、上記押
し込み力は雌ねじ13と雄ねじ15のねじ係合部におけ
る圧力側フランク19によって受けられ、プランジャ3
は後退しない。
【0026】このため、エンジンが再始動されてもチェ
ーンの弛みはきわめて小さく、プランジャ3は外方向に
大きく突出しない。したがって、圧力室4内における圧
力低下は小さく、その圧力室4内に空気が侵入するとい
う不都合の発生はない。
【0027】このように、エンジンの始動時において
は、プランジャ3の外方向への移動は小さく、圧力室4
内に空気が侵入することは殆どないが、給油通路5に供
給される作動油中に空気が巻き込まれて作動油と共に圧
力室4内に空気が送り込まれる場合がある。また、作動
油中に溶存する空気が急激な圧力の低下により作動油か
ら析出する場合がある。その空気が圧力室4内に滞溜す
ると、プランジャ3の後退時、プランジャ3は空気を圧
縮することになるため、ダンパ効果が低下し、チェーン
テンショナとしての機能を発揮させることができなくな
る。
【0028】そのような不都合を解消するため、圧力室
4内の空気を排気機構21によって外部に排出させるよ
うにしている。排気機構21として、ここでは、ハウジ
ング1の外周上部から圧力室4に連通する孔22を形成
し、その孔22内に空気透過性材料から成る栓体23を
圧入し、プランジャ3に押し込み力が付与される圧力室
4内の圧力上昇時に、圧力室4内の空気を栓体23の内
部を流通させて外部に排出させるようにしている。
【0029】空気透過性材料として、微細な連通気泡を
有する焼結金属やセラミックあるいは樹脂から成る多孔
質材料を挙げることができる。
【0030】上記のように、圧力室4と外部とを連通す
る孔22に空気透過性材料から成る栓体23を圧入する
ことによって、ねじ加工や螺旋溝加工を不要とすること
ができるため、チェーンテンショナのコストの低減を図
ることができる。
【0031】ここで、焼結金属から成る栓体23を採用
すると、焼結金属はセラミックに比較して脆性が低いた
め、孔22に対する圧入が容易であると共に、樹脂に比
較して弾性係数が低いため、強固な取付け状態を得るこ
とができる。
【0032】図2は、この発明に係るチェーンテンショ
ナの第2の実施形態を示す。この実施形態で示すチェー
ンテンショナにおいては、ハウジング31に形成された
シリンダ室32内にプランジャ33と、そのプランジャ
33に外方向への突出性を付与するスプリング34とを
組込み、前記ハウジング31にはプランジャ33の背部
に形成された圧力室35に連通する給油通路36を設
け、この給油通路36の油出口側に圧力室35内の作動
油が給油通路36側に逆流するのを防止するチェックバ
ルブ37を設けている。
【0033】また、プランジャ32の外周に複数の係合
溝38を軸方向に間隔をおいて形成し、一方、ハウジン
グ31にはシリンダ室32の開口部内周にクリップ保持
溝39と、その周壁一部に切欠部40とを設け、上記ク
リップ保持溝39にレジスタクリップ41の拡径可能な
リング部41aを組込み、そのリング部41aの拡径操
作用の一対の操作片41bを切欠部40内に挿入して外
部に臨ませている。
【0034】ここで、係合溝38の溝内面は、プランジ
ャ33の軸心にほぼ直交するストッパ面38aと、その
ストッパ面38a側を小径とするテーパ面38bとで形
成されている。
【0035】上記の構成から成るチェーンテンショナに
おいては、チェーンからプランジャ33に付与される押
し込み力を圧力室35内に封入された作動油によって緩
衝し、スプリング34の押圧によるプランジャ33の前
進によってチェーンの弛みを吸収するようになってい
る。
【0036】また、チェーンに伸びが生じると、係合溝
38の形成ピッチに相当する分だけプランジャ33を移
動させてレジスタクリップ41のリング部41aに対す
る係合溝38の位置を変化させてチェーンの伸びを吸収
するようにしている。
【0037】上記チェーンテンショナにおいても、圧力
室35内に空気が滞溜するとダンパ効果が低下するた
め、排気機構21を設けて空気を外部に排気させるよう
にしている。
【0038】排気機構21として、プランジャ33に先
端面から圧力室35に連通する軸方向の孔24を形成
し、その孔24内に空気透過性材料から成る鍔付きの栓
体25を圧入して、プランジャ33の後退による圧力室
35内の圧力上昇時に、圧力室35内の空気を外部に排
出させるようにしている。
【0039】なお、空気透過性材料として、焼結金属
や、セラミックあるいは樹脂から成る多孔質材料を採用
している。
【0040】上記第2の実施形態におけるチェーンテン
ショナにおいても、ねじ加工や螺旋溝加工を不要とする
ことができるため、チェーンテンショナのコストの低減
を図ることができる。
【0041】図3は、この発明に係るチェーンテンショ
ナの第3の実施形態を示す。この実施形態に示すチェー
ンテンショナと図1に示す第1の実施形態のチェーンテ
ンショナとは排気機構21のみが相違している。この第
3の実施形態に示す排気機構21は、プランジャ3を空
気透過性材料で形成して、プランジャ3の後退による圧
力室4内の圧力上昇時に、圧力室4内に滞溜する空気を
プランジャ3の組織内から外部に排出させるようにして
いる。
【0042】ここで、空気透過性材料として、焼結金属
から成る多孔質材料が採用されている。
【0043】上記第3の実施形態においては、孔加工や
栓体の圧入を不要とすることができるため、チェーンテ
ンショナのコストをより低減させることができる。
【0044】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
下記に示す効果を奏する。
【0045】請求項1および2に記載の発明において
は、圧力室と外部を連通する孔に空気透過性材料から成
る栓体を圧入したことによって、圧力室内の圧力上昇時
に、圧力室内に滞溜する空気を外部に排気することがで
きると共に、ねじ加工や螺旋溝加工を不要とすることが
できるので、チェーンテンショナのコストの低減を図る
ことができる。
【0046】また、請求項3に記載の発明においては、
プランジャを空気透過性材料で形成したことにより、孔
加工や栓体の組込みを不要とすることができるので、チ
ェーンテンショナのコストをより低減化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチェーンテンショナの第1の実
施形態を示す縦断正面図
【図2】この発明に係るチェーンテンショナの第2の実
施形態を示す縦断正面図
【図3】この発明に係るチェーンテンショナの第3の実
施形態を示す縦断正面図
【図4】従来のチェーンテンショナを示す縦断正面図
【図5】従来の他のチェーンテンショナを示す縦断正面
【符号の説明】
1 ハウジング 2 シリンダ室 3 プランジャ 4 圧力室 5 給油通路 6 チェックバルブ 17 スプリング 21 排気機構 22 孔 23 栓体 24 孔 25 栓体 31 ハウジング 32 シリンダ室 33 プランジャ 34 スプリング 35 圧力室 36 給油通路 37 チェックバルブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに形成されたシリンダ室内に
    摺動可能なプランジャと、そのプランジャを外方向に押
    圧するスプリングとを組込み、ハウジングにはプランジ
    ャの背部に形成された圧力室に連通する給油通路を設
    け、その給油通路の油出口側に圧力室内の作動油が給油
    通路側に逆流するのを防止するチェックバルブを設け、
    前記プランジャが押し込まれる圧力室内の圧力上昇時
    に、圧力室内に溜る空気を排気手段を介して外部に排気
    させるようにしたチェーンテンショナにおいて、前記排
    気手段が、ハウジングの外周から圧力室に連通する孔を
    形成し、その孔内に空気透過性材料から成る栓体を圧入
    した構成から成ることを特徴とするチェーンテンショ
    ナ。
  2. 【請求項2】 ハウジングに形成されたシリンダ室内に
    摺動可能なプランジャと、そのプランジャを外方向に押
    圧するスプリングとを組込み、ハウジングにはプランジ
    ャの背部に形成された圧力室に連通する給油通路を設
    け、その給油通路の油出口側に圧力室内の作動油が給油
    通路側に逆流するのを防止するチェックバルブを設け、
    前記プランジャが押し込まれる圧力室内の圧力上昇時
    に、圧力室内に溜る空気を排気手段を介して外部に排気
    させるようにしたチェーンテンショナにおいて、前記排
    気手段が、プランジャにその先端面から圧力室に連通す
    る軸方向の孔を形成し、その孔内に空気透過性材料から
    成る栓体を圧入した構成から成ることを特徴とするチェ
    ーンテンショナ。
  3. 【請求項3】 ハウジングに形成されたシリンダ室内に
    摺動可能なプランジャと、そのプランジャを外方向に押
    圧するスプリングとを組込み、ハウジングにはプランジ
    ャの背部に形成された圧力室に連通する給油通路を設
    け、その給油通路の油出口側に圧力室内の作動油が給油
    通路側に逆流するのを防止するチェックバルブを設け、
    前記プランジャが押し込まれる圧力室内の圧力上昇時
    に、圧力室内に溜る空気を排気手段を介して外部に排気
    させるようにしたチェーンテンショナにおいて、前記排
    気手段が、プランジャを空気透過性材料によって形成し
    た構成から成ることを特徴とするチェーンテンショナ。
  4. 【請求項4】 前記空気透過性材料が、焼結金属から成
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のチェーンテンショ
    ナ。
  5. 【請求項5】 前記空気透過性材料が、セラミックある
    いは樹脂を素材とする多孔質材料から成る請求項1乃至
    3のいずれかに記載のチェーンテンショナ。
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