JP2002324447A - 可動板の取付装置及び取付方法 - Google Patents

可動板の取付装置及び取付方法

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JP2002324447A JP2001128801A JP2001128801A JP2002324447A JP 2002324447 A JP2002324447 A JP 2002324447A JP 2001128801 A JP2001128801 A JP 2001128801A JP 2001128801 A JP2001128801 A JP 2001128801A JP 2002324447 A JP2002324447 A JP 2002324447A
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H11/04Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動接点板やクリック板等の可動板を効率良
く及び精度良く且つ正確に粘着シート等の被取付部材に
取り付けることができる可動板の取付装置及び取付方法
を提供すること。 【解決手段】 可動板を連続に取り付けてなる帯状板部
材10から可動板を一枚ずつ切り離す切断手段20と、
切断した可動板を所定の位置に移動する移動手段50
と、移動した可動板を取り付ける粘着シートを載置する
載置手段110とを具備する。載置手段110には載置
した粘着シートをX−Y平面方向に移動するX−Yテー
ブル125を設ける。移動手段50は可動板を一定の定
点に移動する。X−Yテーブル125によって位置決め
を行なった粘着シート上に移動手段50で移動した可動
板を取り付けていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動接点板やクリ
ック板等の可動板を、粘着シートや基板等の被取付部材
に取り付ける際に用いて好適な可動板の取付装置及び取
付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来スイッチ機構の中には例えば図10
に示すように、複数のスイッチ接点201を形成した基
板200上に、弾性金属板をドーム形状に形成してなる
可動接点板203を載置してその上に合成樹脂フイルム
の一方の面に粘着層を設けてなる粘着シート210を貼
り付けることで可動接点板203を基板200上に固定
するスイッチ機構がある。
【0003】ここでこの種のスイッチ機構の組み立ては
通常、図11に示すように粘着シート210の粘着面側
に可動接点板203を底面側を上にして貼り付けた可動
接点板付粘着シートを作成し、これを裏返して基板20
0のスイッチ接点201の形成面に貼り付けることによ
って行なわれる。
【0004】図12は可動接点板203を粘着シート2
10へ貼り付ける従来の自動取付装置の概略構成図であ
る。同図に示す可動接点板の自動取付装置は、複数のマ
ガジン301を固定してなるマガジン保持具303と、
吸着移動ヘッド311と、粘着シート210を載置する
載置手段331とを具備して構成されている。マガジン
301はパイプ状であって内部に多数枚の可動接点板2
03をその底面が上向きとなるように重ねて収納し、そ
の底から押上手段321で押し上げる構造に構成されて
いる。各マガジン301は縦横方向であって、粘着シー
ト210に可動接点板203を取り付ける全ての位置に
対応する位置に位置するようにマトリクス状に設置され
ている。一方吸着移動ヘッド311は、前記各マガジン
301に対向する位置にそれぞれ真空吸着部313を設
け、図示しないロボットアーム(マニピュレータ)に取
り付けることでマガジン保持具303と載置手段331
間で矢印に示すように移動可能に構成されている。
【0005】そして吸着移動ヘッド311をマガジン保
持具303上に下降して各真空吸着部313先端でそれ
ぞれ対向する各マガジン301内の最上部の可動接点板
203を吸着し、次に吸着移動ヘッド311を上昇して
載置手段331上の粘着シート210上に移動して各可
動接点板203を粘着シート210に当接して接着し、
各真空吸着部313による吸引を解除して吸着移動ヘッ
ド311を元の位置に移動する。
【0006】しかしながら上記従来の可動接点板の自動
取付装置においては以下のような問題点があった。 吸着移動ヘッド311の真空吸着部313は、マガジ
ン301内の最も上段の可動接点板203を吸着する
が、可動接点板203を吸着して吸着移動ヘッド311
を上昇させた際に吸着した可動接点板203の下側の可
動接点板203も二枚重ねのまま持ち上げられて移動し
てしまい、二枚重ねのまま粘着シート210に貼り付け
られる恐れがあった。
【0007】各マガジン301内で可動接点板203
が上下方向にスムーズに移動するためには多少の遊びが
必要なのでマガジン301の内径寸法の方が可動接点板
203の外径寸法よりも少し大きくする必要があるが、
このため各マガジン301内で可動接点板203の位置
が少しずれてしまい、このため粘着シート210への貼
り付け位置にずれが生じる恐れがあった。特にこの従来
例のように多数枚の可動接点板203を同時に粘着シー
ト210に貼り付けると各可動接点板203間の相対的
なズレ寸法は大きくなり、各可動接点板203の貼り付
け位置の誤差が大きくなってしまう。
【0008】粘着シート210の形状や粘着シート2
10に貼り付ける可動接点板203の数や位置が変更さ
れた場合は、一々それに合せてマガジン301の配列と
真空吸着部313の配列とを変更する必要があり、段取
り性が良くない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたものでありその目的は、可動接点板やクリ
ック板等の可動板を効率良く及び精度良く且つ正確に粘
着シート等の被取付部材に取り付けることができる可動
板の取付装置及び取付方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる可動板の取付装置は、可動板を連続に
取り付けてなる帯状板部材から前記可動板を切り離す切
断手段と、前記切断した可動板を所定の位置に移動する
移動手段と、直交するX−Y軸によって形成されるX−
Y平面方向に移動するX−Yテーブル上に可動板を取り
付ける被取付部材を載置する載置手段とを具備し、前記
X−YテーブルをX−Y平面方向に移動することで前記
移動手段によって移動した可動板を被取付部材上の所望
の位置に取り付けていくことを特徴とする。
【0011】ここで前記移動手段は、可動板を一定の定
点に移動するように構成することが好ましい。
【0012】また前記X−Yテーブルは、回転機構を設
けることで回動自在に構成され、且つ被取付部材を載置
する被取付部材載置箇所を複数箇所設けることが好まし
い。
【0013】また本発明にかかる可動板の取付方法は、
直交するX−Y軸によって形成されるX−Y平面方向に
移動するX−Yテーブル上に可動板を取り付ける被取付
部材を載置しておく載置工程と、可動板を連続に取り付
けてなる帯状板部材から前記可動板を切り離す切断工程
と、前記切断した可動板を移動手段によって前記X−Y
テーブル上に移動する移動工程と、前記X−Yテーブル
をX−Y平面方向に移動することで前記移動手段によっ
て移動した可動板を被取付部材上の所望の位置に取り付
ける取付工程と、を具備することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
にかかる可動板の自動取付装置の全体概略構成図であ
り、同図(a)は正面図、同図(b)は右側面図であ
る。同図に示すようにこの可動板の自動取付装置は、下
記する可動接点板100を連続に取り付けてなる帯状板
部材10から前記可動接点板100を切り離す切断手段
20と、切断した可動板100を移動する移動手段50
と、移動した可動接点板100を取り付ける粘着シート
(被取付部材、同図には図示せず)150を載置する載
置手段110とを具備して構成されている。以下各構成
部分について説明する。
【0015】ここで図2は帯状板部材10を示す図であ
り、同図(a)は一部拡大平面図、同図(b)は側面
図、同図(c)は同図(a)のA−A断面図である。同
図に示すように帯状板部材10は、帯状の弾性金属板の
内部に、二本の連結部11,11によって接続された可
動接点板100を一枚ずつ一列に連続して配列して構成
されている。各可動接点板100は、同図(c)に示す
ように一方の面側に向かってドーム形状に湾曲してい
る。そして帯状板部材10は、図1(b)と図2(b)
に示すように、リール13にフープ状に巻き回されてお
り、図1(b)に示すようにガイド部15を介して切断
手段20に供給されている。なおリール13に巻き回さ
れている帯状板部材10の間には、層間紙12が挟まれ
ているが、この層間紙12は層間紙巻取リール14によ
って巻き取られる。この層間紙12は帯状板部材10同
士が直接接触すると可動接点板100が傷付き、接触不
良の原因となるため設けられている。
【0016】次に図3は切断手段20と移動手段50の
部分を拡大して示す概略構成図である。また図4は切断
手段20の部分をさらに拡大して示す概略構成図であ
る。両図及び図1に示すように切断手段20は、基台1
から上方向に突出するように固定されたパンチ21と、
略平板状であってパンチ21の上に所定寸法の隙間sを
介して設置され内部にパンチ用穴25を設けたパンチ受
け部材23とを具備して構成されている。パンチ受け部
材23は図示しない駆動手段によって上下方向(矢印a
方向)に駆動可能に構成されており、図示の位置から隙
間sがなくなる位置まで下降する。
【0017】パンチ受け部材23の下面のパンチ用穴2
5の周囲には前記帯状板部材10を挿入してガイドする
ガイド溝27が設けられている。即ち前記図1に示すリ
ール13からガイド部15を介して引き出された帯状板
部材10は、パンチ21とパンチ受け部材23の間のガ
イド溝27の部分に導入される。
【0018】次に移動手段50は図3に示すように、棒
状の真空吸着ヘッド51と、真空吸着ヘッド51を上下
方向(矢印b方向)へスライド移動自在に保持する保持
部材53と、保持部材53を水平方向(矢印c方向)へ
スライド移動自在にガイドするガイド部材55と、棒部
材57の一端を固定側の軸59に回動自在に軸支すると
ともに棒部材57の他端に回動自在に取り付けた棒部材
58の先端を保持部材53に回動自在に取り付けさらに
棒部材57の中間部分に下記する回転部材75の表面に
設けたカム溝79に係合するコロ61を設けてなる保持
部材駆動機構60と、略L字状に屈曲する棒部材63の
屈曲部分を軸59に回動自在に軸支するとともに一端を
下記する回転部材75の表面に設けたカム溝81に係合
するコロ65を設け且つ他端を棒部材67の一端に回動
自在に取り付けさらに棒部材67を真空吸着ヘッド51
の根元に設けた支持部69に回動自在に取り付けてなる
真空吸着ヘッド駆動機構71と、モータMのプーリー7
3と回転部材75の間にベルト77を巻き掛けることで
回転部材75を回転しその表面に前記コロ61とコロ6
5を係合して棒部材57と棒部材63を揺動せしめるカ
ム溝79,81を設けてなる駆動源83とを具備して構
成されている。なお真空吸着ヘッド51に真空を供給す
る真空供給機構は図示を省略している。また図4に示す
ように真空吸着ヘッド51の先端にはゴムパッド51a
が取り付けられている。
【0019】そして回転部材75を回転すると各棒部材
57,63が揺動し、両者の動きを合成することで真空
吸着ヘッド51を矢印dに示すように、パンチ受け部材
23のパンチ用穴25内に下降してその下に配置した帯
状板部材10に設けた可動接点板100を吸着する位置
と、その位置から上昇してパンチ受け部材23の外方に
移動して下記する載置手段110のX−Yテーブル12
5上まで下降する動きを行なう。
【0020】次に載置手段110は図1に示すように、
台111上にX−Y駆動機構113と回転機構121と
X−Yテーブル125とを取り付けて構成されている。
ここでX−Y駆動機構113は台111上に配置され、
後述する直動駆動機構117の下に取り付いて直動駆動
機構117全体を直線方向(例えばX軸方向)に駆動す
る直動駆動機構115と、後述する回転機構121の下
に取り付いて回転機構121全体を前記X軸方向に直交
する直線方向(例えばY軸方向)に駆動する直動駆動機
構117とによって構成され、直動駆動機構115,1
17をNC制御(数値制御)によって駆動制御すること
で回転機構121とX−Yテーブル125とをテーブル
面方向(直交するX−Y軸によって形成されるX−Y平
面方向)に移動自在とするものである。なお116は直
線方向(X軸方向)に移動する直動駆動機構117を支
えるコロである。
【0021】回転機構121はモータで構成され、X−
Yテーブル125を回転機構121の駆動軸122で取
り付けることでX−Yテーブル125をテーブル面(直
交するX−Y軸によって形成されるX−Y平面)内で回
転可能にするように構成されている。
【0022】次に図5はX−Yテーブル125を示す図
であり、同図(a)は平面図、同図(b)は断面図であ
る。同図に示すようにX−Yテーブル125は矩形状で
あり、その上面両側に2枚の粘着シート150を載置す
る被取付部材載置箇所A1,A2を設け、その下面に設
置した回転機構121によって回動自在に構成されてい
る。X−Yテーブル125の内部は空洞となっており、
被取付部材載置箇所A1,A2の部分にはそれぞれ複数
個の***127が設けられ、またその下側にはX−Yテ
ーブル125の内部の空気を排気する真空排気用パイプ
129が接続されている。被取付部材載置箇所A1,A
2の外周4ヶ所からはピン131が突出している。なお
一方の被取付部材載置箇所A1は粘着シート150に可
動接点板100を貼り付ける可動接点板取付箇所(可動
板取付箇所)であり、他方の被取付部材載置箇所A2は
粘着シート150の着脱を行なう被取付部材着脱箇所で
ある。
【0023】なお図1に示す170は、可動接点板10
0を切り取った後の帯状板部材10を適当な長さ毎に切
断するスクラップ切断装置である。
【0024】次にこの可動板の取付装置の動作を説明す
る。まず合成樹脂フイルムの一方の面に粘着層を設けて
なる粘着シート150をその粘着面を上向きにして図5
(a)に示す被取付部材着脱箇所である被取付部材載置
箇所A2に載置する。そのとき粘着シート150の四隅
に設けた係止穴151にピン131を挿入して位置決め
する。またこのときX−Yテーブル125の内部は排気
されており、***127によって粘着シート150は被
取付部材載置箇所A2に吸着されている。
【0025】そして回転機構121を駆動してX−Yテ
ーブル125を180度回転して停止すれば、この粘着
シート150は被取付部材着脱箇所から可動接点板取付
箇所に移動する。なおこのとき反対側の被取付部材載置
箇所A2に移動してきた可動接点板100取付済みの粘
着シート150がある場合はこれを取り外して新たな粘
着シート150を載置しておく。
【0026】一方このとき図1に示すようにリール13
から引き出された帯状板部材10は図3に示すパンチ2
1とパンチ受け部材23の間に導入されており、回転部
材75を回転駆動することで真空吸着ヘッド51を図3
に示す位置から下降してその先端を帯状板部材10の可
動接点板100に接近してこれを真空吸着する。可動接
点板100はドーム形状の裏面側(凹状となっている
側)を上向きとしているので、この面が吸着される。
【0027】次にこの状態のままパンチ受け部材23を
図示しない駆動手段によって矢印aの下側方向に下降
し、これによって可動接点板100の部分をパンチ21
上に載せた状態でその周囲のパンチ用穴25が下降して
図2(a)に示す一対の連結部11,11が切断され
る。
【0028】切断された可動接点板100は真空吸着ヘ
ッド51によってパンチ用穴25を通して引き上げら
れ、X−Yテーブル125上に位置決めされて載置され
ている粘着シート150上まで移動し押し付けられて貼
り付けられる。そして本発明においては、可動接点板1
00が真空吸着ヘッド51によって移動される位置を常
に同一の定点とし、一方可動接点板100を取り付ける
粘着シート150を載せたX−Yテーブル125をX−
Y駆動機構113を駆動することで移動し、これによっ
て粘着シート150上の所望の位置に可動接点板100
を取り付けるようにしている。このようにX−Yテーブ
ル125をX−Y面方向に移動自在としたのは、真空吸
着ヘッド51を三次元方向に移動させることとすると、
精度良く可動接点板100を貼り付けていくのに時間が
かかり、また高価なロボットアームを使用しなければな
らなくなるからである。つまり真空吸着ヘッド51によ
る移動位置を一定としてX−Yテーブル125によって
粘着シート150への貼り付け位置を調整した方が、精
度良く迅速に可動接点板100を貼り付けていくことが
できる。
【0029】そして真空吸着ヘッド51が元の図3に示
す位置に戻る前に、帯状板部材10は切断した可動接点
板100の次の可動接点板100までのピッチ分だけ移
動しており、パンチ21の真上には次の可動接点板10
0が位置している。そして同様にして上記動作を繰り返
していけば、粘着シート150上の所定の位置全てに可
動接点板100が貼り付けられてゆき、図11に示すよ
うな可動接点板付粘着シートが出来上がる。
【0030】次に全ての可動接点板100の貼り付けを
終了すると、回転機構121によって図5に示すように
X−Yテーブル125を180度回転し、可動接点板1
00を貼り付けていない新たな粘着シート150が可動
接点板取付箇所に移動し、一方前記可動接点板100の
貼り付けが終了した粘着シート150が被取付部材着脱
箇所に移動して新たな粘着シート150に取り替えられ
る。上記動作を繰り返し行うことで、粘着シート150
への可動接点板100の貼り付けを連続に行なっていく
ことができる。
【0031】ところで上記実施形態では、粘着シート1
50の取り替えを人手によって行なっているが、これを
自動化しても良い。図6は粘着シート150の人手によ
る取り替えの不要な載置手段110−2の部分を示す図
であり、同図(a)は要部平面図(但しリール161,
163やコロ157,159の記載は省略)、同図
(b)は要部正面図(図1(b)と同じ方向から見た
図)である。同図において前記実施形態と同一又は相当
部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0032】この載置手段110−2は、X−Y駆動機
構113の上に回転機構を設けずに直接X−Yテーブル
125を取り付けると共に、X−Yテーブル125上に
帯状粘着シート150−2を巻き回しておく第一リール
153と、可動接点板100を貼り付けた後の帯状粘着
シート150−2を巻き取る第二リール155とを設置
し、これら第一,第二リール153,155をX−Yテ
ーブル125の移動と共に移動させるようにしている。
なお157,159は帯状粘着シート150−2をX−
Yテーブル125上に接近して配置させるための位置決
め用コロ、161は引き出した帯状粘着シート150−
2の粘着面から剥がした剥離紙165を巻き取るための
リール、163は可動接点板100を貼り付けた後の粘
着面に貼り付ける剥離紙167を供給するリールであ
る。なお第一,第二リール153,155の回転駆動機
構は図示を省略している。
【0033】そして第一,第二リール153,155を
回転駆動することで可動接点板取付部Eに剥離紙を剥が
した帯状粘着シート150−2の所定部分を粘着面を上
にして位置せしめて停止し、X−Yテーブル125を第
一,第二リール153,155等と一体にX−Y面方向
に移動しながら真空吸着ヘッド51によって可動接点板
100を定点に供給し、これによって可動接点板100
を帯状粘着シート150−2の所望の場所上に貼り付け
ていく。そしてこの貼り付け作業が終了すると、一枚の
粘着シート150分だけ帯状粘着シート150−2を移
動して再び上記作業を繰り返してゆく。このように構成
すれば、人手を介さないで、自動的に帯状粘着シート1
50−2に順次可動接点板100を貼り付けていくこと
ができる。以上の装置により図11に示すような可動接
点板付粘着シートが出来上がるのである。
【0034】上記実施形態では粘着シート150に多数
の可動接点板100を貼り付けるように構成している
が、図7に示すように一枚の可動接点板100に細い帯
状の粘着テープPを貼り付けたものを1つずつ基板20
0のスイッチ接点201上に貼り付ける構造のものもあ
る。このようなスイッチ機構の場合は、本発明を用いて
可動接点板100を基板200に直接貼り付けていくよ
うに構成することもできる。
【0035】ここで図8は可動接点板100に合成樹脂
フイルムの一方の面に接着層を設けた粘着テープPを貼
り付けていく方法を示す図である。なおこの機構は、図
1に示すリール13と切断手段20の間の所定位置に設
けられる。まず図8(a),(b)に示すように、リー
ル13から引き出された帯状板部材10の上面(凸側の
面)に、ドラムDから引き出された帯状の粘着テープP
を接着面側で貼り付けていく。次に図8(c)に示すよ
うに、粘着テープPの帯状板部材10の上に乗っている
部分を粘着テープPだけ図示しないカッターで切断して
いく(カット線P1)。そして前記図3に示す切断手段
20の部分において可動接点板100の凸となっている
側を上にして真空吸着ヘッド51に吸着しながら切断手
段20によって一対の連結部11,11を切断して引き
上げ(図8(d)参照)、1つずつ前記図7に示す基板
200のスイッチ接点201上まで移動し貼り付けてい
く。この実施形態の場合、前記図5に示すX−Yテーブ
ル125上には粘着シート150の代りに基板200を
載置している。
【0036】図9は前記構造のスイッチ機構において、
基板200の取り替えを自動化した載置手段110−3
の周辺部分を示す要部平面図である。この載置手段11
0−3は、図示しないX−Y駆動機構113の上に回転
機構を設けずにX−Yテーブル125を設置して構成さ
れており、図に実線で示す可動板貼付位置g1と、基板
取出位置g2と、基板載置位置g3との間で移動可能と
なるように構成されている。また 基板載置位置g3に
はコンベアk1が接続され、基板取出位置g2にもコン
ベアk2が接続され、さらにコンベアk1とコンベアk
2のそれぞれの端部には基板ストッカーk3,k4が設
置されている。
【0037】そして基板ストッカーk3内の基板200
をコンベアk1を介して基板載置位置g3上に位置して
いるX−Yテーブル125上に載置し、このX−Yテー
ブル125を可動板貼付位置g1に移動して真空吸着ヘ
ッド51に吸着した前記粘着テープPを貼り付けた可動
接点板100をX−Yテーブル125を移動しながら貼
り付け、前記貼り付けが完了した後にX−Yテーブル1
25を基板取出位置g2に移動してベルトコンベアk2
を介して基板ストッカーk4内に収納していく。
【0038】以上本発明の実施形態を説明したが、本発
明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求
の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範
囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書
及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であって
も、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技
術的思想の範囲内である。
【0039】例えば上記実施形態では可動板として可動
接点板を用いた例を示したが、クリック板のような他の
可動板であっても良いことは言うまでもない。また可動
板を取り付ける被取付部材も、粘着シートや基板に限定
されず、他の種々の被取付部材であっても良い。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、可動接点板やクリック板等の可動板を効率良く及び
精度良く且つ正確に粘着シート等の被取付部材に取り付
けることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる可動板の取付装置
の全体概略構成図であり、同図(a)は正面図、同図
(b)は右側面図である。
【図2】帯状板部材10を示す図であり、同図(a)は
一部拡大平面図、同図(b)は側面図、同図(c)は同
図(a)のA−A断面図である。
【図3】切断手段20と移動手段50の部分を拡大して
示す概略構成図である。
【図4】切断手段20の部分をさらに拡大して示す概略
構成図である。
【図5】X−Yテーブル125を示す図である。
【図6】載置手段110−2の部分を示す図であり、同
図(a)は要部平面図、同図(b)は要部正面図であ
る。
【図7】他のスイッチ機構を示す図である。
【図8】可動接点板100に粘着テープPを貼り付けて
いく方法を示す図である。
【図9】載置手段110−3の周辺部分を示す要部平面
図である。
【図10】スイッチ機構を示す図である。
【図11】可動接点板付粘着シートを示す図である。
【図12】従来の可動接点板の取付装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
100 可動接点板(可動板) 10 帯状板部材 11 連結部 20 切断手段 21 パンチ 23 パンチ受け部材 25 パンチ用穴 50 移動手段 51 真空吸着ヘッド 60 保持部材駆動機構 71 真空吸着ヘッド駆動機構 75 回転部材 79,81 カム溝 83 駆動源 110 載置手段 113 X−Y駆動機構 115,117 直動駆動機構 121 回転機構 125 X−Yテーブル A1,A2 被取付部材載置箇所 150 粘着シート(被取付部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動板を連続に取り付けてなる帯状板部
    材から前記可動板を切り離す切断手段と、 前記切断した可動板を所定の位置に移動する移動手段
    と、 直交するX−Y軸によって形成されるX−Y平面方向に
    移動するX−Yテーブル上に可動板を取り付ける被取付
    部材を載置する載置手段とを具備し、 前記X−YテーブルをX−Y平面方向に移動することで
    前記移動手段によって移動した可動板を被取付部材上の
    所望の位置に取り付けていくことを特徴とする可動板の
    取付装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、可動板を一定の定点に
    移動することを特徴とする請求項1記載の可動板の取付
    装置。
  3. 【請求項3】 前記X−Yテーブルは、回転機構を設け
    ることで回動自在に構成され、且つ被取付部材を載置す
    る被取付部材載置箇所を複数箇所設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の可動板の取付装置。
  4. 【請求項4】 直交するX−Y軸によって形成されるX
    −Y平面方向に移動するX−Yテーブル上に可動板を取
    り付ける被取付部材を載置しておく載置工程と、 可動板を連続に取り付けてなる帯状板部材から前記可動
    板を切り離す切断工程と、 前記切断した可動板を移動手段によって前記X−Yテー
    ブル上に移動する移動工程と、 前記X−YテーブルをX−Y平面方向に移動することで
    前記移動手段によって移動した可動板を被取付部材上の
    所望の位置に取り付ける取付工程と、を具備することを
    特徴とする可動板の取付方法。
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