JP2002319590A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002319590A
JP2002319590A JP2001123003A JP2001123003A JP2002319590A JP 2002319590 A JP2002319590 A JP 2002319590A JP 2001123003 A JP2001123003 A JP 2001123003A JP 2001123003 A JP2001123003 A JP 2001123003A JP 2002319590 A JP2002319590 A JP 2002319590A
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JP2001123003A
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Satoshi Shiraki
白木  聡
Shigeki Takahashi
茂樹 高橋
Keimei Himi
啓明 氷見
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋め込み拡散層を設けない構成で電流能力を
向上させることができる半導体装置を提供する。 【解決手段】 SOI基板6の素子形成層6bの表層部
のうち単位セル1の中心部にコレクタ領域3が形成され
ている。また、素子形成層6bの表層部のうち外周側に
channelP拡散層7が形成され、channelP拡散層7の表層
部のうち単位セル1の外周側にコレクタ領域3を囲む様
にしてエミッタ領域5が形成され、中心部側にベース領
域4が形成されている。また、コレクタ領域3を包み込
む様にして素子形成層6bの表層部に不純物濃度が5×
1016cm-3以上1×1017cm-3以下であるADNw
ell8が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイポーラデバイ
スを有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、支持層と素子形成層との間に埋め
込み酸化膜を形成してなるSOI基板を利用して、素子
形成層に埋め込み酸化膜まで達するトレンチを形成して
トレンチ分離を行って半導体装置を形成する技術があ
る。この様な半導体装置では、隣接するデバイスを絶縁
分離することができるため、耐ノイズ性を向上させたり
寄生動作を防止したりすることができる等、多数のメリ
ットがある。
【0003】図11は、SOI基板にバイポーラトラン
ジスタが形成された半導体装置の模式図であり、(a)
はバイポーラトランジスタのレイアウトを示し、(b)
は(a)におけるG−Gの部分断面を示す。図11に示
すように、素子形成層101にトレンチ102が形成さ
れて絶縁分離されており、素子形成層101における埋
め込み酸化膜103側に不純物濃度の濃い埋め込み拡散
層104が形成されている。また、埋め込み酸化膜10
3に対する素子形成層101の反対側は支持層105と
なっている。
【0004】また、素子形成層101における表層部に
はベース領域107とV字形状のエミッタ領域108が
形成されている。また、素子形成層101における表層
部にはコレクタ領域109が形成されている。この様な
構成では、埋め込み拡散層104を介してエミッタ−コ
レクタ間に電流が流れるため、エミッタ−コレクタ間の
抵抗が低減されて電流能力が確保されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SOI基板
に埋め込み拡散層104を形成する場合は、素子形成層
101となるSi基板の表面にイオン注入等により埋め
込み拡散層104を形成し、また、支持層105となる
Si基板の表面に埋め込み酸化膜103を形成してい
る。
【0006】そこで、埋め込み拡散層104を形成する
には、素子形成層101の厚みがその分厚くなり、トレ
ンチ102を深く形成しなければならずトレンチ102
を形成するために多くの時間を必要としてしまう。
【0007】また、この埋め込み酸化膜103と埋め込
み拡散層104とを張り合わせるようにする。しかしな
がら、埋め込み酸化膜103と埋め込み拡散層104と
の接合性がそれ程高くないため、SOI基板の歩留まり
が低くなってしまう。
【0008】従って、埋め込み拡散層104を設けない
と歩留まりが向上し製造時間を短縮することができ、さ
らにはSi基板の使用量を削減することができると思わ
れる。しかし、埋め込み拡散層104を設けないと、エ
ミッタ−コレクタ間の抵抗が大きくなるため電流能力が
低下してしまう。そのため、埋め込み拡散層104を設
けたバイポーラトランジスタと同等の電流能力を確保し
ようとすると、面積が拡大してしまい、結局はSi基板
の使用量を削減することができない。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み、埋め込み拡
散層を設けない構成で電流能力を向上させることができ
る半導体装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、支持層(6a)と素子
形成層(6b)とが埋め込み絶縁膜(6c)を間に挟ん
で積層されてなるSOI基板(6)を備え、素子形成層
の表層部に第1導電型の第1の拡散層(7)と第2導電
型のコレクタ領域(3)とが形成され、第1の拡散層の
表層部に第1導電型のベース領域(4)と第2導電型の
エミッタ領域(5)とが形成されてなる半導体装置にお
いて、ベース領域とコレクタ領域とエミッタ領域とから
なる単位セル(1)は、SOI基板の表面において、エ
ミッタ領域又はコレクタ領域のいずれか一方を中心と
し、この中心となるエミッタ領域又はコレクタ領域のい
ずれか一方をベース領域及びエミッタ領域又はコレクタ
領域のうち中心とならない方で囲むレイアウトになって
いることを特徴としている。
【0011】本発明では、コレクタ領域とエミッタ領域
のいずれか一方をいずれか他方で囲むことにより、エミ
ッタ−コレクタ間の対向長を長くすることができ、電流
能力を向上させることができる。従って、埋め込み拡散
層を設けない構成で電流能力を向上させることができる
半導体装置を提供することができる。
【0012】この場合、請求項2に記載の発明では、第
1導電型がP型であって第2導電型がN型であり、素子
形成層の表層部において、コレクタ領域を包み込む様に
して、不純物濃度が5×1016cm-3以上1×1017
-3以下であるN型の第2の拡散層(8)が形成されて
いることを特徴としている。
【0013】この様に、不純物濃度の大きい第2の拡散
層を形成することにより、エミッタ−コレクタ間の抵抗
を低減して、更に電流能力を向上させることができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明のように、請
求項2の発明において、第1の拡散層と第2の拡散層と
がオーバーラップしており、SOI基板の表面での第2
の拡散層における第1の拡散層側の端部と第1の拡散層
における第2の拡散層側の端部とのオーバーラップ長
(L)を0μm以上2μm以下とすると好適である。
【0015】また、請求項4に記載の発明のように、請
求項1の発明において、第1導電型をN型とし第2導電
型をP型として、第1の拡散層の不純物濃度を5×10
16cm-3以上1×1017cm-3以下としても、請求項2
の発明と同様に更に電流能力を向上させることができ
る。
【0016】また、請求項5に記載の発明のように、請
求項4の発明において、コレクタ領域を包み込む様にし
て第2の拡散層(8)を形成し、第1の拡散層と第2の
拡散層とがオーバーラップしており、SOI基板の表面
での第2の拡散層における第1の拡散層側の端部と第1
の拡散層における第2の拡散層側の端部とのオーバーラ
ップ長(L)を0μm以上2μm以下とすると好適であ
る。
【0017】また、請求項6に記載の発明のように、請
求項1〜5の発明において、SOI基板の表面において
単位セルのレイアウトを六角形にすることで、複数個の
単位セルを隣接して配置した際に効率的にエミッタ−コ
レクタ間の対向長を長くすることができる。
【0018】また、請求項7に記載の発明では、請求項
1〜6の発明において、素子形成層の厚みが6μm以上
であることを特徴としている。
【0019】本発明では、素子形成層に埋め込み拡散層
を形成していないため素子形成層を薄くすることがで
き、これにより第1の拡散層の下層の素子形成層が空乏
化しやすくなり耐圧を向上させることができる。そのた
め、素子形成層の下層部の不純物濃度を大きくすること
ができ、電流能力を向上させることができる。
【0020】また、請求項8に記載の発明では、請求項
1〜7の発明において、単位セルの中心となっているエ
ミッタ領域又はコレクタ領域のいずれか一方を囲むよう
にしてベース領域が繋がっていることを特徴としてい
る。
【0021】これによりサージ耐量を向上させることが
できる。
【0022】また、請求項9に記載の発明のように、請
求項1〜8の発明のように、単位セルのレイアウトをコ
レクタ領域が中心となるようにすると、更に電流能力を
向上することができる。
【0023】また、請求項10に記載の発明では、請求
項9の発明において、エミッタ領域がコレクタ領域を囲
むようにして繋がっていることを特徴としている。
【0024】これにより、請求項8の発明と同様にサー
ジ耐量を向上させることができる。
【0025】また、請求項11に記載の発明のように、
請求項1乃至10の発明において、エミッタ領域におけ
る単位セルの中心から外周側に向かう方向の幅を2μm
以上とすると、電流増幅率のばらつきを抑制することが
できる。
【0026】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図に示す
実施形態について説明する。本実施形態は半導体装置と
してNPN型バイポーラトランジスタ(以下、NPNト
ランジスタという)を適用したものである。図1は本実
施形態に係るNPNトランジスタの概略図であって、
(a)は複数個の単位セルを集合した状態のレイアウト
を示し、(b)は(a)におけるA−Aの部分断面を示
す。
【0028】図1(a)に示すように、複数個(図では
16個)の単位セル1が集合されて周囲がトレンチ2で
囲まれている。各々の単位セル1はコレクタ領域3を中
心として、コレクタ領域3がベース領域4で囲まれると
共に、更にその周囲がエミッタ領域5で囲まれたレイア
ウトになっている。
【0029】図1(b)に示すように、NPNトランジ
スタは、支持層6aと素子形成層6bとが埋め込み絶縁
膜としての埋め込み酸化膜6cを間に挟んで積層されて
なるSOI基板6に形成されている。この素子形成層6
bには埋め込み拡散層が形成されておらず、素子形成層
6bの厚みは6μm以上となっている。
【0030】また、素子形成層6bの表層部のうち単位
セル1の外周側に第1の拡散層としてのchannel拡散層
7が形成されており、コレクタ領域3を囲むようにして
繋がっている。つまり、SOI基板6の表面側から見る
と、channel拡散層7はコレクタ領域3を中心として枠
形状に配置されている。このchannel拡散層7の導電型
はP型となっている。
【0031】また、channel拡散層7の表層部における
単位セル1の外周側にエミッタ領域5が形成されてい
る。また、エミッタ領域5はコレクタ領域3を囲む様に
して繋がっている。つまり、SOI基板6の表面側から
見ると、エミッタ領域5はコレクタ領域3を中心として
枠形状に配置されている。このエミッタ領域5はN型の
拡散層からなる。そして、これらのchannel拡散層7及
びエミッタ領域5は、隣接する単位セル1間で共用され
ている。
【0032】ここで、エミッタ領域5は単位セル1の中
心から外周側に向かう方向の幅が2μm以上となってい
る。エミッタ領域5の幅が小さいとNPNトランジスタ
を製造する際に加工性の影響を受け、電流増幅率(以
下、HFEという)のばらつきが大きくなりバイポーラ
性能が低下してしまう。そのため、エミッタ領域5の幅
は2μm以上にすると望ましい。なお、単位セル1の寸
法にもよるが、一般にエミッタ領域5の幅は15μm程
度以下にすると良い。
【0033】また、channel拡散層7の表層部における
単位セル1の中心側にはベース領域4が形成されてい
る。このベース領域4はP+型となっている。
【0034】また、素子形成層6bの表層部における単
位セル1の中心付近にはコレクタ領域3が形成されてい
る。このコレクタ領域3はN+型である。また、このコ
レクタ領域3を包み込む様にして、不純物濃度が濃くな
っているN型の第2の拡散層(以下、ADNwellと
いう)8が形成されている。このADNwell8の不
純物濃度は、5×1016cm-3以上1×1017cm-3
下となっている。
【0035】また、channel拡散層7とADNwell
8とがオーバーラップしており、SOI基板6の表面で
のADNwell8におけるchannel拡散層7側の端部
とchannel拡散層7におけるADNwell8側の端部
とのオーバーラップ長Lが0μm以上2μm以下となっ
ている。
【0036】また、SOI基板6(素子形成層)の表面
には、channel拡散層7とコレクタ領域3に渡るように
すると共に、コレクタ領域3を囲むようにLOCOS酸
化膜9が形成されている。また、単位セル1と外部とを
電気的に接続するためのベースコンタクト部4a、コレ
クタコンタクト部3a及びエミッタコンタクト部5aが
開口する様にして、SOI基板6の表面に層間絶縁膜1
0が形成されている。この層間絶縁膜10としては例え
ばBPSG膜を用いることができる。
【0037】また、このSOI基板6の表面には金属等
からなる配線が形成されている。本実施形態では金属と
してアルミニウムを用いている。図2はこの配線11a
〜c、12a〜cの構成を4個の単位セル1が集合した
状態で示す上面図である。なお、図2では、断面を示す
ものではないが便宜上、配線11a〜c、12a〜cに
ハッチングを施している。
【0038】この配線は、SOI基板6側に形成されて
いる第1配線11a〜cと、この第1配線の上に絶縁層
を介して形成されている第2配線12a〜cとの2層で
構成されている。
【0039】第1配線は、コレクタ領域3の上に形成さ
れたコレクタ用第1配線11aと、ベース領域4の上に
形成されたベース用第1配線11bと、エミッタ領域5
の上に形成されたエミッタ用第1配線11cとからな
る。コレクタ用第1配線11aは矩形状となっており、
コレクタコンタクト部3aと電気的に接続されている。
また、ベース用第1配線11bは枠形状となっており、
ベースコンタクト部4aと電気的に接続されている。ま
た、エミッタ用第1配線11cは隣接する単位セル1に
渡って形成されて略田の字形状となっており、エミッタ
コンタクト部5aと電気的に接続されている。
【0040】第2配線は、コレクタ用第2配線12a、
ベース用第2配線12b、及びエミッタ用第2配線12
cの各々が、一方向(図2の紙面横方向)に隣接する複
数個(図では2個)の単位セル1に渡って形成されてい
る。そして、絶縁層にコンタクトホール13を形成し
て、各々、コレクタ用第1配線11aとコレクタ用第2
配線12a、ベース用第1配線11bとベース用第2配
線12b、及びエミッタ用第1配線11cとエミッタ用
第2配線12cとが電気的に接続されている。この様
に、コレクタ領域3が中心となったNPNトランジスタ
を、以下、コレクタ中心NPNトランジスタという。
【0041】次に、この様なコレクタ中心NPNトラン
ジスタの形成方法について簡単に述べる。まず、SOI
基板6を用意してトレンチ2を形成する。そして、素子
形成層6bに不純物をドーピングすることでADNwe
ll8を形成する。その後、素子形成層6b上にLOC
OS酸化膜9を形成し、LOCOS酸化膜9をマスクと
して不純物をドーピングすることでchannel拡散層7を
形成する。続いて、SOI基板6の表面にレジストを形
成する等した後不純物をドーピングすることで、ベース
領域4、エミッタ領域5及びコレクタ領域3を形成す
る。
【0042】次に、SOI基板6の表面にBPSG膜等
の酸化膜を形成し、ベースコンタクト部4a、エミッタ
コンタクト部5a、及びコレクタコンタクト部3aが開
口するようにパターニングする。そして、SOI基板6
上に第1配線を形成し、第1配線11a〜c上に絶縁層
を介して第2配線12a〜cを形成して、本実施形態の
コレクタ中心NPNトランジスタが完成する。
【0043】この様に、本実施形態のコレクタ中心NP
Nトランジスタは、コレクタ領域3をエミッタ領域5で
囲む構成にしているため、コレクタ領域3とエミッタ領
域5とが対向する長さ(以下、対向長という)を長くす
ることができる。その結果、電流が流れる断面積を大き
くして電流能力を向上させることができるため、埋め込
み拡散層を設けない構成で電流能力を向上させることが
できる。
【0044】また、コレクタ領域3を包み込むようにし
て設けられたADNwell8は不純物濃度が高いた
め、従来設けていた埋め込み拡散層と同様にエミッタ−
コレクタ間の抵抗を下げることができる。従って、AD
Nwell8を設けることにより、更に電流能力を向上
させることができる。
【0045】実際、本発明者らが本実施形態のコレクタ
中心NPNトランジスタについて、HFEとコレクタ電
流Icとの関係を調査したところ、図3に示すように、
従来の上記図11で示したV字形状のNPNトランジス
タにおいて埋め込み拡散層を削除した場合(図中、白丸
のプロットで示す)よりも、本実施形態のNPNトラン
ジスタ(図中、黒三角のプロットで示す)は電流能力が
向上することを確認できた。なお、図3におけるHFE
は最大のHFEを1として規格化した値である。
【0046】ここで、図3においては、後述の第3或は
第4実施形態で示すエミッタ領域5が単位セル1の中心
に形成された場合のHFEとコレクタ電流との関係も示
している(図中、白三角のプロットで示す)。そして、
コレクタ中心NPNトランジスタとエミッタ中心NPN
トランジスタの電流能力を、一般的な電流能力の指標で
あるHFEが最大HFEの70%の場合(HFEが0.
7である場合)におけるコレクタ電流Icの値で比較す
ると、コレクタ中心NPNトランジスタの方が電流能力
が高くなっている。
【0047】これは、コレクタ領域3が中心に配置され
ている方がエミッタ領域5が中心に配置されている場合
よりも、実質的なエミッタ領域5の面積が大きくなるた
めであると思われる。
【0048】また、ADNwell8とchannel拡散層
7とのオーバーラップ長Lはコレクタ−ベース間耐圧や
コレクタ電流Icの最大値Imaxに依存する。発明者
らが、これらの依存について検討したところ、図4に示
すような関係が得られた。図4(a)はADNwell
とchannel拡散層とのオーバーラップ長Lとコレクタ−
ベース間耐圧との関係を示す図であり、図4(b)はA
DNwellとchannel拡散層とのオーバーラップ長L
とコレクタ電流の最大値Imaxとの関係を示す図であ
る。
【0049】図4から、一般的なトランジスタの仕様で
あるコレクタ−ベース間耐圧が60V以上、コレクタ電
流の最大値Imaxが3mA以上となるADNwell
とchannel拡散層とのオーバーラップ長Lは、0〜2μ
mであることが分かった。従って、本実施形態ではこの
オーバーラップ長Lを0〜2μmとしている。
【0050】なお、ここでコレクタ電流の最大値Ima
xとしては、一般的な電流能力の指標であるHFEが最
大HFEの70%の場合におけるコレクタ電流Icの値
である。なお、このオーバーラップ長Lは、ADNwe
ll8のSOI基板6の厚み方向の深さが3μm程度で
あり、channel拡散層7の同じ方向の深さが2μm程度
である場合に最適な範囲である。
【0051】また、コレクタ中心NPNトランジスタで
は、微細配線技術を利用して単位セル1の寸法を小さく
することにより、同じ面積のトランジスタで比較した場
合に更にエミッタ−コレクタ間の対向長を長くすること
ができ、電流能力を向上させることができる。
【0052】また、ベース領域4をコレクタ領域3が囲
まれる様な枠形状になるように繋げて面積を大きくして
おり、それに合わせてベース用第1配線11bも枠形状
に形成しているため、ESDサージ耐量を向上させるこ
とができる。
【0053】また、エミッタ領域5をコレクタ領域3が
囲まれた領域で繋げているため、エミッタの面積が大き
くなりESDサージ耐量を向上させることができる。ま
た、コレクタ領域3に電圧を印加した際のサージに対し
て均一に寄生動作を起こすことができる。特に、本実施
形態では隣接する単位セル1との間でエミッタ領域5を
繋げており、それに合わせてエミッタ用第1配線11c
も複数個の単位セル1で繋げて形成しているため、更に
ESDサージ耐量を向上させることができ、また、均一
に寄生動作を起こす領域を大きくすることができる。
【0054】また、素子形成層6bに埋め込み拡散層を
形成していないため、素子形成層6bを薄膜化すること
ができる。従って、素子形成層6bのうちのchannel拡
散層7の下層のN-層が空乏化し易くなるため、耐圧を
向上させることができる。従って、N-層の濃度を高く
することができ、電流能力を向上させることができる。
【0055】ただし、コレクタ電流Icの最大値Ima
xは素子形成層6bの厚みに依存し、素子形成層6bの
厚みが薄すぎるとこの最大値Imaxが小さくなるた
め、素子形成層6bの厚みは6μm以上にすると望まし
い。
【0056】なお、素子形成層6bの厚みが6μm以上
であるのは、channel拡散層7におけるSOI基板6の
厚み方向の深さが2μm程度、エミッタ領域5における
SOI基板6の厚み方向の深さが1μm程度である場合
に最適な値であり、このchannel拡散層7及びエミッタ
領域5の深さに応じて、適宜素子形成層6bの厚みを変
更すれば良い。
【0057】(第2実施形態)本実施形態は半導体装置
としてNPNトランジスタを適用したものであり、個々
の単位セル1をトレンチ2で囲むことが第1実施形態と
異なる。図5は、本実施形態のNPNトランジスタの概
略図であり、(a)は1つの単位セルにおける平面のレ
イアウトを示し、(b)は(a)におけるB−Bの部分
断面を示す。以下、主として第1実施形態と異なる部分
について述べ、図5中、図1と同一部分は同一符号を付
して説明を省略する。
【0058】図5(a)に示すように、単位セル1にお
けるchannel拡散層7の外周をトレンチ2で囲むように
している。従って、エミッタ領域5及びchannel拡散層
7が隣接する単位セル1の間で共有されていない。
【0059】この様に、個々の単位セル1をトレンチ2
で囲むようにしても、第1実施形態と同様の効果を発揮
することができる。
【0060】なお、図示しないが層間絶縁膜上の第1及
び第2配線は第1実施形態のNPNトランジスタと同様
に形成することができる。
【0061】(第3実施形態)上記第1及び第2実施形
態では、コレクタ中心NPNトランジスタに本発明を適
用したものについて説明したが、エミッタ領域5を中心
としたNPNトランジスタ(以下、エミッタ中心NPN
トランジスタという)に対しても本発明を適用すること
ができる。図6は、本発明のNPNトランジスタの概略
図であり、(a)は平面のレイアウトを示し、(b)は
(a)におけるC−Cの部分断面を示す。以下、主とし
て第2実施形態と異なる部分について述べ、図中、図5
と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0062】図6に示すように、単位セル1の外周がト
レンチ2により囲まれており、素子形成層6bの表層部
のうち単位セル1における中心にchannel拡散層7が形
成されている。このchannel拡散層7の表層部のうち単
位セル1における中心側にエミッタ領域5が形成され、
外周側にベース領域4が形成されている。また、単位セ
ル1の表層部のうち外周側には、エミッタ領域5及びch
annel拡散層7を囲むようにコレクタ領域3が形成され
ている。
【0063】また、上述の様なHFEのばらつきによる
バイポーラ性能の低下を防ぐために、エミッタ領域5に
おける単位セル1の中心から外周側に向かう方向の幅
は、2μm以上にすると望ましい。
【0064】この様な構成でも、第1実施形態と同様の
効果を発揮することができる。
【0065】(第4実施形態)第3実施形態では、個々
の単位セル1がトレンチ2で囲まれた構成のエミッタ中
心NPNトランジスタに本発明を適用した例について述
べたが、エミッタ中心NPNトランジスタにおいて、第
1実施形態の様に複数個の単位セル1を一括してトレン
チ2で囲むようにしても良い。
【0066】この場合、隣接する単位セル1とコレクタ
領域3、コレクタコンタクト部3a、及びADNwel
l8を共用するようにすれば良い。また、この場合の配
線のレイアウトを図7を用いて説明する。なお、図7で
は、断面を示すものではないが便宜上、第1及び第2の
配線11a〜c、12a〜cにハッチングを施してい
る。
【0067】図7に示すように、エミッタ用第1配線1
1cは個々の単位セル1におけるエミッタ領域5上に矩
形状に形成されており、紙面横方向に伸びる帯状のエミ
ッタ用第2配線12cとコンタクトホール13を介して
電気的に接続されている。また、ベース用第1配線11
bは個々の単位セル1において枠形状に形成されてお
り、ベース用第1配線11bの一辺上で紙面横方向に帯
状に伸び、更に単位セル1の外側で紙面上下方向に帯状
に伸びてなるベース用第2配線12bと、コンタクトホ
ール13を介して電気的に接続されている。また、コレ
クタ用第1配線11aは隣接する単位セル1に渡って略
田の字形状に形成されており、紙面横方向に帯状に伸び
たコレクタ用第2配線12aとコンタクトホール13を
介して電気的に接続されている。
【0068】この様な構成のエミッタ中心NPNトラン
ジスタでも、第1実施形態と同様の効果を発揮すること
ができる。
【0069】(第5実施形態)上記各実施形態は単位セ
ル1が矩形状のNPNトランジスタについて本発明を適
用したが、SOI基板6の表面において単位セル1のレ
イアウトが六角形のNPNトランジスタに本発明を適用
しても良い。図8は、本実施形態のNPNトランジスタ
のレイアウトを示す図である。
【0070】図8に示すように、単位セル1の中心にコ
レクタ領域3が形成されており、コレクタ領域3を囲む
ようにしてベース領域4が形成され、更にベース領域4
を囲む様にしてエミッタ領域5が形成されている。ま
た、図示していないが、複数個の単位セル1を一括して
トレンチ2で囲むようにしている。なお、図中のD−D
断面は、図5の(b)におけるトレンチ2を省略したも
のに相当する。
【0071】この様に、単位セル1のレイアウトを六角
形にすることで、複数個の単位セル1を隣接して配置し
た際に効率的にエミッタ−コレクタ間の対向長を長くす
ることができる。その他、第1実施形態と同様の効果を
発揮することができる。
【0072】なお、エミッタ中心NPNトランジスタに
おいても、この様に単位セル1のレイアウトを六角形に
することができる。
【0073】(他の実施形態)上記各実施形態ではNP
Nトランジスタに本発明を適用した場合について説明し
たが、PNP型バイポーラトランジスタ(以下、PNP
トランジスタという)にも本発明を適用することができ
る。図9はコレクタ領域3が単位セル1の中心に形成さ
れているPNPトランジスタ(以下、コレクタ中心PN
Pトランジスタという)の概略図であって、(a)は平
面のレイアウトを示し、(b)は(a)におけるE−E
の部分断面を示す。
【0074】図9に示す様に、コレクタ中心PNPトラ
ンジスタでは、上記第1〜5実施形態で示したコレクタ
中心NPNトランジスタと比較して、コレクタ中心NP
Nトランジスタにおけるchannel拡散層に相当する第1
の拡散層7の不純物濃度が5×1016cm-3以上1×1
17cm-3以下となっている。また、コレクタ中心NP
NトランジスタにおけるADNwellに相当する第2
の拡散層8の不純物濃度が、コレクタ中心NPNトラン
ジスタにおけるchannel拡散層と同程度になっている。
また、ベース領域7、コレクタ領域3などの導電型が上
記第1〜第5実施形態とは反対になっている。
【0075】この様なPNPトランジスタにおいても第
1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
【0076】また、図10に示すような、エミッタ中心
PNPトランジスタにも本発明を適用することができ
る。このエミッタ中心PNPトランジスタは、図9に示
したコレクタ中心PNPトランジスタと比較して、単位
セル1の中心から外周側に向けてのエミッタ領域5やコ
レクタ領域3などの配置を逆にしたものであり、図9と
同一符号を付して説明を省略する。なお、図10(a)
は平面のレイアウトを示し、図10(b)は(a)にお
けるF−Fの部分断面を示す。
【0077】また、PNPトランジスタにおいても、N
PNトランジスタにおいて説明したような、複数個の単
位セル1を一括してトレンチ2で囲む構成や単位セル1
のレイアウトを六角形にする構成を適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るコレクタ中心NPNトラン
ジスタの概略図である。
【図2】第1実施形態に係るコレクタ中心NPNトラン
ジスタを配線を含んで示すレイアウト図である。
【図3】種々のトランジスタにおけるHFEとコレクタ
電流との関係を示す図である。
【図4】ADNwellとchannel拡散層とのオーバー
ラップ長のコレクタ−ベース間耐圧やコレクタ電流の最
大値Imaxに対する依存性を示す図である。
【図5】第2実施形態に係るコレクタ中心NPNトラン
ジスタの概略図である。
【図6】第3実施形態に係るエミッタ中心NPNトラン
ジスタの概略図である。
【図7】第4実施形態に係るエミッタ中心NPNトラン
ジスタの概略図である。
【図8】第5実施形態に係るコレクタ中心NPNトラン
ジスタの概略図である。
【図9】他の実施形態に係るコレクタ中心PNPトラン
ジスタの概略図である。
【図10】他の実施形態に係るエミッタ中心PNPトラ
ンジスタの概略図である。
【図11】従来のバイポーラトランジスタのレイアウト
を示す図である。
【符号の説明】
1…単位セル、3…コンタクト領域、4…ベース領域、
5…エミッタ領域、6…SOI基板、6a…支持層、6
b…素子形成層、6c…埋め込み酸化膜(埋め込み絶縁
膜)、7…第1の拡散層、8…第2の拡散層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 氷見 啓明 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5F003 AP06 AZ03 BA27 BB90 BC01 BC02 BC05 BC08 BC09 BE09 BE90 BF01 BG01 BH01 BN01 BP01 5F082 AA03 AA13 AA33 BA06 BA22 BA24 BA33 BA48 BC01 DA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持層(6a)と素子形成層(6b)と
    が埋め込み絶縁膜(6c)を間に挟んで積層されてなる
    SOI基板(6)を備え、前記素子形成層の表層部に第
    1導電型の第1の拡散層(7)と第2導電型のコレクタ
    領域(3)とが形成され、前記第1の拡散層の表層部に
    第1導電型のベース領域(4)と第2導電型のエミッタ
    領域(5)とが形成されてなる半導体装置において、 前記ベース領域と前記コレクタ領域と前記エミッタ領域
    とからなる単位セル(1)は、前記SOI基板の表面に
    おいて、前記エミッタ領域又は前記コレクタ領域のいず
    れか一方を中心とし、この中心となる前記エミッタ領域
    又は前記コレクタ領域のいずれか一方を前記ベース領域
    及び前記エミッタ領域又は前記コレクタ領域のうち前記
    中心とならない方で囲むレイアウトになっていることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1導電型がP型であって前記第2
    導電型がN型であり、前記素子形成層の表層部におい
    て、前記コレクタ領域を包み込む様にして、不純物濃度
    が5×1016cm-3以上1×1017cm-3以下であるN
    型の第2の拡散層(8)が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の拡散層と前記第2の拡散層と
    がオーバーラップしており、前記SOI基板の表面での
    前記第2の拡散層における前記第1の拡散層側の端部と
    前記第1の拡散層における前記第2の拡散層側の端部と
    のオーバーラップ長(L)が0μm以上2μm以下であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1導電型がN型であって前記第2
    導電型がP型であり、前記第1の拡散層の不純物濃度が
    5×1016cm-3以上1×1017cm-3以下であること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記コレクタ領域を包み込む様にして第
    2の拡散層(8)が形成され、前記第1の拡散層と前記
    第2の拡散層とがオーバーラップしており、前記SOI
    基板の表面での前記第2の拡散層における前記第1の拡
    散層側の端部と前記第1の拡散層における前記第2の拡
    散層側の端部とのオーバーラップ長(L)が0μm以上
    2μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 前記SOI基板の表面において前記単位
    セルのレイアウトが六角形となっていることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記素子形成層の厚みが6μm以上であ
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記
    載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記単位セルの中心となっている前記エ
    ミッタ領域又は前記コレクタ領域のいずれか一方を囲む
    ようにして前記ベース領域が繋がっていることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1つに記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 前記単位セルのレイアウトは前記コレク
    タ領域が中心となっていることを特徴とする請求項1乃
    至8のいずれか1つに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記エミッタ領域が前記コレクタ領域
    を囲むようにして繋がっていることを特徴とする請求項
    9に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記エミッタ領域における前記単位セ
    ルの中心から外周側に向かう方向の幅が2μm以上であ
    ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに
    記載の半導体装置。
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