JP2002315274A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2002315274A
JP2002315274A JP2001383455A JP2001383455A JP2002315274A JP 2002315274 A JP2002315274 A JP 2002315274A JP 2001383455 A JP2001383455 A JP 2001383455A JP 2001383455 A JP2001383455 A JP 2001383455A JP 2002315274 A JP2002315274 A JP 2002315274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化を図ることができるモータを提供する。 【解決手段】ブラシ装置21は基板22を有しており、
その基板22に搭載される雑音防止用のチョークコイル
32〜34や回路保護用のサーキットブレーカ35等の
複数の電気部品は、所定個数ずつ分配されるとともに、
基板22の異なる面22x,22yに各々配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雑音(電磁ノイ
ズ)防止用のチョークコイルや、回路保護素子としての
サーキットブレーカ等の電気部品をハウジング内に備え
たモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流モータは、従来より、雑音(電磁ノ
イズ)防止用のチョークコイルや、回路保護素子として
のサーキットブレーカ等の電気部品がハウジング内に備
えられているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなモータを例えば車両に搭載する場合等、該モータの
搭載スペースは狭いため、常に小型化が要求されてい
る。そのため、このようなモータ及び該モータを駆動源
として用いた装置の小型化を図るために、前記チョーク
コイルやサーキットブレーカ等の電気部品をハウジング
内に効率よく配設することが要求されている。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、小型化を図ることが
できるモータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、回転軸及びコンミテータ
を有するアーマチャと、該コンミテータに摺接するブラ
シを保持するためのブラシホルダを基板に一体的に設け
たブラシ装置と、該ブラシ装置の基板に搭載される複数
の電気部品とをモータハウジング内に配設してなるモー
タであって、前記電気部品は、所定個数ずつ分配される
とともに、前記基板の異なる面にその大部分若しくはそ
の全体が各々配置されている。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータにおいて、前記電気部品は、その長手軸線が前
記回転軸の中心軸線と略平行となるように配置されてい
る。請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のモータ
において、前記基板の一方の面に配置された電気部品
は、その長手軸線が前記回転軸の中心軸線と略平行とな
るように配置され、その他方の面に配置された電気部品
は、その長手軸線が前記基板と略平行となるように配置
されている。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載のモータにおいて、前記基板は、そ
の平面上における前記回転軸の中心軸線と直交する中心
線上に固定部を有し、前記各電気部品は、その中心線に
対し略対称な位置にそれぞれ配置されている。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載のモータにおいて、前記電気部品
は、チョークコイルとサーキットブレーカとを備えるも
のである。
【0009】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のモータにおいて、前記サーキットブレーカは、電気的
に接続するためのターミナルプレートを有し、そのター
ミナルプレートには、チョークコイルの近傍に配置され
て該チョークコイルにて発生した熱を受熱するための受
熱部を有している。
【0010】請求項7に記載の発明は、回転軸及びコン
ミテータを有するアーマチャと、該コンミテータに摺接
するブラシを保持するためのブラシホルダを基板に一体
的に設けたブラシ装置と、該ブラシ装置の基板に搭載さ
れる複数の電気部品とをモータハウジング内に配設して
なるモータであって、前記電気部品の長手軸線が前記回
転軸の中心軸線と略平行となるように該電気部品を位置
決めし、該電気部品を所定個数ずつ分配して保持する複
数の部品ホルダを備え、各部品ホルダを前記基板に一体
的に組み付けるようにした。
【0011】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のモータにおいて、前記各部品ホルダは、前記基板に対
して着脱自在に組み付けられる。請求項9に記載の発明
は、請求項7又は8に記載のモータにおいて、前記基板
は、その平面上における前記回転軸の中心軸線と直交す
る中心線上に固定部を有し、前記各部品ホルダは、その
中心線に対し略対称な位置にそれぞれ配置されている。
【0012】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のモータにおいて、前記複数の部品ホルダは、第1及
び第2部品ホルダよりなる。請求項11に記載の発明
は、請求項10に記載のモータにおいて、前記電気部品
は、3個のチョークコイルと1個のサーキットブレーカ
とを備えるものであり、前記第1部品ホルダは、2個の
チョークコイルを保持するとともに、第2部品ホルダ
は、1個のチョークコイルと1個のサーキットブレーカ
とを保持する。
【0013】請求項12に記載の発明は、請求項7〜1
1のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記各部品
ホルダは、前記基板の異なる平面にそれぞれ配置されて
いる。
【0014】請求項13に記載の発明は、請求項7〜1
2のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記各部品
ホルダには、該ホルダ内に保持される電気部品と該部品
に電気的に接続される部品との接続部分を保持する保持
片を一体的に備えている。
【0015】請求項14に記載の発明は、請求項1〜1
3のいずれか1項に記載のモータにおいて、該モータ
は、ヨークハウジング内に回転軸及びコンミテータを有
するアーマチャを回転可能に収容するモータ部と、前記
ヨークハウジングと一体的に組み付けられるギヤハウジ
ング内に前記回転軸の回転を減速して出力軸に伝達する
減速機構を収容する減速部とを備えている。
【0016】請求項15に記載の発明は、ヨークハウジ
ング内に回転軸及びコンミテータを有するアーマチャを
回転可能に収容するモータ部と、前記ヨークハウジング
と一体的に組み付けられるギヤハウジング内に前記回転
軸の回転を減速して出力軸に伝達する減速機構を収容す
る減速部と、前記ヨークハウジングの開口部近傍に配設
され、前記コンミテータに摺接するブラシを保持するた
めのブラシホルダを基板に一体的に設けたブラシ装置
と、該ブラシ装置の基板に搭載される複数の電気部品と
を備えたモータであって、前記ギヤハウジングは、前記
モータを取り付けるための取付ブラケットに取り付けら
れるブラケット取付部と、前記電気部品を収容する収容
部とを備えるものであり、前記電気部品及び該電気部品
を収容する前記収容部を、前記回転軸の中心軸線に対し
てより前記ブラケット取付部側に配置した。
【0017】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載のモータにおいて、前記収容部は、前記ヨークハウ
ジングの外径より外側に突出しない位置に配置されてい
る。請求項17に記載の発明は、請求項15又は16に
記載のモータにおいて、前記収容部は、前記回転軸の軸
線方向で前記出力軸に対して前記ヨークハウジング側に
配置されている。
【0018】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ブラシ装置は基板を有しており、その基板に搭載される
雑音防止用のチョークコイルや回路保護用のサーキット
ブレーカ等の複数の電気部品は、所定個数ずつ分配され
るとともに、基板の異なる面にその大部分若しくはその
全体が各々配置される。従って、各電気部品を一側面側
のみに配置する形態と比べて、モータを小型化しても各
電気部品が他のモータ構成部品との干渉を容易に回避で
きる。又、各電気部品を所定個ずつ分配して配置してい
るので、同様に、モータを小型化しても各電気部品が他
のモータ構成部品との干渉を容易に回避できる。これら
により、モータの小型化を図ることが可能となる。又、
ブラシ装置の軸線方向の重量バランスも向上する。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、電気部品
は、その長手軸線が回転軸の中心軸線と略平行となるよ
うに配置される。従って、各電気部品がモータの径方向
外側に突出しないので、モータの小型化を図ることが可
能となる。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、基板の一
方の面に配置された電気部品は、その長手軸線が回転軸
の中心軸線と略平行となるように配置され、その他方の
面に配置された電気部品は、その長手軸線が基板と略平
行となるように配置される。従って、電気部品の長手軸
線を回転軸の中心軸線と略平行となるように配置すると
該電気部品がモータの径方向外側に突出せず、電気部品
の長手軸線を基板と略平行となるように配置すると、該
電気部品がモータの軸線方向に突出しない。そのため、
モータの小型化を図ることが可能となる。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、基板は、
その平面上における回転軸の中心軸線と直交する中心線
上に固定部を有し、各電気部品は、その中心線に対し略
対称な位置にそれぞれ配置される。従って、固定部を中
心とした基板平面上の重量バランスが向上され、振動に
強い構造になる。
【0022】請求項5に記載の発明によれば、チョーク
コイルとサーキットブレーカとが基板上に効率よく配設
され、モータの小型化が図られる。請求項6に記載の発
明によれば、サーキットブレーカは、電気的に接続する
ためのターミナルプレートを有し、そのターミナルプレ
ートには、チョークコイルの近傍に配置されて該チョー
クコイルにて発生した熱を受熱するための受熱部を有し
ている。この受熱部は、チョークコイルから発生する該
コイルに流れる電流に対応(比例)した熱を受熱してサ
ーキットブレーカに伝え、該ブレーカは、その熱により
変化した周囲温度に対応した特性で動作する。ここで、
サーキットブレーカは、モータの種類(モータトルク
別)によって拘束電流が異なるため、その都度、使用す
る状況に合った特性のサーキットブレーカが必要にな
る。そこで、上記のように構成し、モータの種類(モー
タトルク別)に対応して受熱部の面積を変化させてサー
キットブレーカの周囲温度を変化させることにより、該
ブレーカ自体の仕様を変更することなく、該ブレーカの
特性を最適化することが可能となる。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、ブラシ装
置の基板に一体的に組み付けられる複数の部品ホルダに
より、雑音防止用のチョークコイルや回路保護用のサー
キットブレーカ等の電気部品の長手軸線が回転軸の中心
軸線と略平行となるように該電気部品が位置決めされ、
該電気部品が所定個数ずつ分配して保持される。従っ
て、部品ホルダにより、個々の電気部品を近接して配置
しても絶縁性を確保できる。又、各電気部品の長手軸線
が回転軸の中心軸線と略平行となるように各電気部品が
配置されるので、モータの径方向外側に突出しない。
又、各部品ホルダを複数に分配して配置しているので、
部品ホルダを1つで構成する形態と比べて、モータを小
型化しても各部品ホルダが他のモータ構成部品との干渉
を容易に回避できる。これらにより、モータの小型化を
図ることが可能となる。
【0024】請求項8に記載の発明によれば、各部品ホ
ルダは、基板に対して着脱自在に組み付けられる。その
ため、各部品ホルダ及び各電気部品の組付け及び取外し
が容易となる。
【0025】請求項9に記載の発明によれば、基板は、
その平面上における回転軸の中心軸線と直交する中心線
上に固定部を有し、各部品ホルダは、その中心線に対し
略対称な位置にそれぞれ配置される。従って、固定部を
中心とした基板平面上の重量バランスが向上され、振動
に強い構造になる。
【0026】請求項10に記載の発明によれば、複数の
部品ホルダは第1及び第2部品ホルダよりなるので、固
定部を中心とした基板平面上の重量バランスがより向上
する。
【0027】請求項11に記載の発明によれば、第1部
品ホルダには2個のチョークコイルが保持され、第2部
品ホルダには1個のチョークコイルと1個のサーキット
ブレーカとが保持される。2個のチョークコイルと、1
個のチョークコイル及び1個のサーキットブレーカは同
様な重量物であることから、固定部を中心とした基板平
面上の重量バランスがより確実に向上する。
【0028】請求項12に記載の発明によれば、各部品
ホルダは、基板の異なる平面にそれぞれ配置される。従
って、各部品ホルダを一側面側のみに配置する形態と比
べて、モータを小型化しても各部品ホルダが他のモータ
構成部品との干渉を容易に回避できる。これらにより、
モータの小型化を図ることが可能となる。又、ブラシ装
置の軸線方向の重量バランスも向上する。
【0029】請求項13に記載の発明によれば、各部品
ホルダに一体的に備えられる保持片により、ホルダ内に
保持される電気部品と該部品に電気的に接続される部品
との接続部分が保持される。従って、接続部分の絶縁性
が確保されるとともに、接続部分の無用な移動が防止さ
れ接続部分での断線が未然に防止される。
【0030】請求項14に記載の発明によれば、ヨーク
ハウジング内に回転軸及びコンミテータを有するアーマ
チャを回転可能に収容するモータ部と、ヨークハウジン
グと一体的に組み付けられるギヤハウジング内に回転軸
の回転を減速して出力軸に伝達する減速機構を収容する
減速部とを備えたモータの小型化が図られる。
【0031】請求項15に記載の発明によれば、電気部
品及び該電気部品を収容するギヤハウジングの収容部
は、回転軸の中心軸線に対してブラケット取付部側に配
置される。従って、電気部品を収容する収容部はギヤハ
ウジングは外側に突出するが、この突出する部分は該モ
ータやブラケット取付部が取り付けられる取付ブラケッ
ト以外で使用しない場所(デッドスペース)であるの
で、このような場所に電気部品及び該電気部品を収容す
る収容部を配置することでモータのその他の部分の小型
化が図られ、該モータを駆動源として用いた装置全体の
小型化が可能になる。
【0032】請求項16に記載の発明によれば、収容部
は、ヨークハウジングの外径より外側に突出しない位置
に配置される。従って、モータの径方向への小型化が図
られる。
【0033】請求項17に記載の発明によれば、収容部
は、回転軸の軸線方向で出力軸に対してヨークハウジン
グ側に配置される。従って、回転軸の軸線方向で出力軸
より先端部側(反ヨークハウジング側)の小型化が図ら
れる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1及び図2は、車両の
ウインドシールドガラス(フロントガラス)に付着した
雨滴等を払拭する車両用ワイパ装置の駆動源として用い
られるワイパモータ1を示す。このワイパモータ1は、
モータ部2と、該モータ部2の回転を減速する減速部3
とから構成されている。
【0035】前記モータ部2において、モータハウジン
グを構成するヨークハウジング4は、導電性金属材料よ
りなり、有底円筒状に形成されている。ヨークハウジン
グ4の内周面には複数個のマグネット5が固定され、該
マグネット5の内側にはアーマチャ6が回転可能に収容
されている。ヨークハウジング4の底部には、アーマチ
ャ6の回転軸7の基端部を回転可能に支持する軸受8が
設けられている。ヨークハウジング4の開口部4aに
は、突出した回転軸7を覆うように減速部3のモータハ
ウジングを構成するギヤハウジング11が図3に示すよ
うにネジ12により組み付けられる。
【0036】図2に示すように、前記減速部3におい
て、ギヤハウジング11は、アルミ合金等の金属材料よ
りなり、前記ヨークハウジング4の開口部4aと略同形
状の開口部11aを有するとともに、内部に配置される
回転軸7の先端部側及びウォームホイール13等を収容
可能な所定形状に形成されている。ギヤハウジング11
内には、前記回転軸7の中央部を回転可能に支持する軸
受14が固定されるとともに、該回転軸7の先端部を回
転可能に支持する軸受部11bが形成されている。これ
ら軸受14と軸受部11bとの間の前記回転軸7にはウ
ォーム7aが形成され、該ウォーム7aはウォームホイ
ール13と噛合されている。ウォームホイール13には
出力軸15が一体回転するように連結されており、回転
軸7が回転することにより、回転軸7と直交する方向に
配置される該出力軸15が回転される。尚、このギヤハ
ウジング11は、図1に示すように、出力軸15側に設
けたブラケット取付部11cがワイパ装置の取付ブラケ
ットBに取り付けられている。そして、出力軸15に
は、図示しないワイパ装置のリンク機構を介してワイパ
アームと駆動連結しており、出力軸15の回転すること
により、ワイパアームが所定の払拭動作を行うようにな
っている。
【0037】前記ギヤハウジング11の開口部11aに
は、前記モータ部2を構成するブラシ装置21が組み付
けられている。図4及び図5に示すように、このブラシ
装置21は、略円環状の絶縁基板22を備えている。絶
縁基板22の中央部には、前記回転軸7を挿通するため
の挿通孔22aが形成されている。絶縁基板22は、図
3に示すように、その挿通孔22aの中心(回転軸7の
中心軸線L0)を通る上下方向の中心線L1上において
該挿通孔22aを挟んだ部位に、図5に示すように、該
基板22の外周縁から切り欠かれた一対の切欠き部22
bが形成されている。各切欠き部22bには、それぞれ
防振ゴム23が嵌着されている。防振ゴム23の中心に
はネジ挿通孔23aが形成されており、該ネジ挿通孔2
3aには図3に示すようにそれぞれネジ24が挿通され
る。そして、このネジ24はギヤハウジング11に螺着
され、絶縁基板22(ブラシ装置21)は防振ゴム23
を介してギヤハウジング11に固定されている。従っ
て、この防振ゴム23により、後述するブラシ28〜3
0がコンミテータ6aの表面を摺接する際に発生する振
動を減衰するようになっている。
【0038】又、絶縁基板22の前記ヨークハウジング
4と対向する平面22xには、図3〜図5に示すよう
に、前記上下方向の中心線L1と、該中心線L1と直交
し挿通孔22aの中心を通る左右方向の中心線L2との
間の所定部位(図3において右下の部位)において、コ
モン用ブラシホルダ25が固定されている。これに対
し、コモン用ブラシホルダ25の挿通孔を挟んだ反対側
(図3において左上の部位)には、低速用ブラシホルダ
26が固定されている。又、左右方向の中心線L2に対
して低速用ブラシホルダ26と略対称の部位(図3にお
いて左下の部位)には、高速用ブラシホルダ27が固定
されている。この高速用ブラシホルダ27は、低速用ブ
ラシホルダ26に対して所定角度間隔を以って配置され
ている。これらコモン用,低速用,高速用ブラシホルダ
25〜27には、コモン用,低速用,高速用ブラシ28
〜30がそれぞれ保持されている。又、コモン用,低速
用,高速用ブラシホルダ25〜27の近傍位置には、図
3に示すように、それぞれ捻りコイルバネ31が取着さ
れ、この捻りコイルバネ31は、各ブラシ28〜30を
前記回転軸7に固定したコンミテータ6a側に付勢する
ために設けられている。
【0039】又、前記ブラシ装置21には、雑音(電磁
ノイズ)防止用のチョークコイル32〜34、及び、回
路保護素子としてのサーキットブレーカ35が一体に組
み付けられる。チョークコイル32,33は、略円筒状
をなし、その中心部にコア32a,33aが固定されて
いる。このチョークコイル32,33は、低速用及び高
速用ブラシ29,30にそれぞれ対応して設けられるも
のであって、図6に示す樹脂製の第1部品ホルダ36に
組み付けられる。一方、チョークコイル34も同様に、
略円筒状をなし、その中心部にコア34aが固定されて
いる。このチョークコイル34は、コモン用ブラシ28
に対応して設けられるものであって、略四角板状のサー
キットブレーカ35とともに図7に示す樹脂製の第2部
品ホルダ37に組み付けられる。そして、これら第1及
び第2部品ホルダ36,37によりユニット化され、絶
縁基板22に対する組付け性の向上を図っている。
【0040】第1部品ホルダ36は、図3〜図5に示す
ように、絶縁基板22の前記上下方向の中心線L1の左
側で前記左右方向の中心線L2上において、低速用ブラ
シホルダ26と高速用ブラシホルダ27との間に配設さ
れる。具体的には、絶縁基板22の前記左右方向の中心
線L2上の左側には、図5に示すように、該基板22の
外周縁から切り欠かれた切欠き部22cが形成されてい
る。これに対し、第1部品ホルダ36の外周面には、図
5及び図6に示すように、その切欠き部22cに嵌合す
る嵌合溝36aが形成され、該嵌合溝36aと切欠き部
22cとを嵌合させることにより、第1部品ホルダ36
が絶縁基板22に対して着脱自在に組み付けられる。
【0041】又、第1部品ホルダ36は、図4〜図6に
示すように、ヨークハウジング4側の平面22xにおい
て、先端部から回転軸7の中心軸線L0方向に延び、前
記チョークコイル32,33を嵌挿するための略円筒状
の一対のコイル保持部36bと、該コイル保持部36b
と連通し前記ギヤハウジング11側の平面22y(前記
平面22xと反対側の平面)まで中心軸線L0方向に延
びる端子収容部36cとを備えている。このコイル保持
部36bは、前記上下方向の中心線L1と平行に、かつ
前記左右方向の中心線L2を挟むように並んで配置さ
れ、それぞれ独立している。
【0042】ここで、チョークコイル32,33の一端
は、それぞれピッグテール38,39を介して前記低速
用及び高速用ブラシ29,30に接続され、他端には、
雌型の接続端子40,41がヒュージングにより一体に
固定されている。尚、この接続端子40,41は、ブラ
シ装置21をギヤハウジング11に組付ける際に該ハウ
ジング11に設けた雄型の接続端子と接続され、図1及
び図2に示すように、車両側コネクタ(図示略)と連結
して電源供給を受けるために該ハウジング11に設けた
コネクタ部11d内のターミナルと電気的に接続され
る。
【0043】そして、このようなチョークコイル32,
33は、図6に示すように、端子40,41側からコイ
ル保持部36bに嵌挿され、該端子40,41が端子収
容部36c内の所定位置、チョークコイル32,33が
コイル保持部36b内の所定位置となるように挿入され
保持される。そして、チョークコイル32,33は、ヨ
ークハウジング4内において、図4に示すようにその中
心軸線L3,L4が前記回転軸7の中心軸線L0と平行
となるように配置される。
【0044】又、チョークコイル32,33は、それぞ
れ独立したコイル保持部36bにて略全体が露出しない
ように保持され、他部材との短絡が防止されている。
又、コイル保持部36bの開口部近傍には、図6に示す
ように、チョークコイル32,33の一端とピッグテー
ル38,39の接続部分42,43を保持する一対の保
持片36dが設けられ、該保持片36dにそれぞれ接続
部分42,43を保持することで他部材との絶縁性を確
保するとともに、接続部分42,43の無用な移動を防
止して接続部分42,43での断線を未然に防止するよ
うになっている。
【0045】一方、第2部品ホルダ37は、図3〜図5
に示すように、絶縁基板22のギヤハウジング11側の
平面22yかつ前記上下方向の中心線L1の右側で前記
左右方向の中心線L2上(第1部品ホルダ36と挿通孔
22aを挟んだ反対側)に配設される。具体的には、絶
縁基板22の前記上下方向の中心線L1の右側で前記左
右方向の中心線L2上には、図5に示すように、該基板
22の外周縁から切り欠かれた切欠き部22dが形成さ
れている。又、この切欠き部22dの近傍には、該切欠
き部22dと対をなす切欠き部22eが形成されてい
る。これに対し、第2部品ホルダ37の基端部には、図
5及び図7に示すように、その中央部に主係合片37a
が形成され、両端部に補助係合片37b,37cが形成
されている。そして、主係合片37aと一方の補助係合
片37bを切欠き部22dに係合させるとともに、他方
の補助係合片37cを切欠き部22eに係合させること
により、第2部品ホルダ37が絶縁基板22に対して着
脱自在に組み付けられる。
【0046】又、第2部品ホルダ37は、図4,図5,
図7に示すように、基端部から回転軸7の中心軸線L0
方向に延び、前記チョークコイル34を嵌挿するための
円筒状のコイル保持部37dと、該コイル保持部37d
と前記左右方向の中心線L2を挟むように並んで配置さ
れるブレーカ保持部37eとを備えている。尚、コイル
保持部37dは、前記左右方向の中心線L2の上側に配
置され、ブレーカ保持部37eは、前記左右方向の中心
線L2の下側に配置されている。
【0047】ここで、チョークコイル34の一端は、接
続線44を介して接地端子45に接続され、他端は、該
コイル34の径方向外側に屈曲されている。この接地端
子45は、図3に示すように、絶縁基板22(ブラシ装
置21)を固定するための一方のネジ24と防振ゴム2
3との間に介装され接地されるものである。
【0048】そして、このようなチョークコイル34
は、図7に示すように、第2部品ホルダ37を絶縁基板
22に取着する前にコイル保持部37dに嵌挿され保持
される。チョークコイル34は、ギヤハウジング11内
において、図4に示すようにその中心軸線L5が前記回
転軸7の中心軸線L0と平行となるように配置される。
この場合、コイル保持部37dの開口部は第2部品ホル
ダ37を絶縁基板22に組み付けると該基板22により
略塞がれるので、チョークコイル34の保持部37dか
らの飛び出しが防止されている。尚、チョークコイル3
4の他端は、該保持部37dの軸方向に沿って形成した
挿通溝37fを介して該保持部37dの外側に導出さ
れ、サーキットブレーカ35と接続される。
【0049】又、チョークコイル34は、コイル保持部
37dにて略全体が露出しないように保持され、他部材
との短絡が防止されている。又、コイル保持部37dの
開口部近傍には、チョークコイル34の一端と接続線4
4の接続部分46を保持する保持片37gが設けられ、
該保持片37gにこの接続部分46を保持することで他
部材との絶縁性を確保するとともに、接続部分46の無
用な移動を防止して接続部分46での断線を未然に防止
するようになっている。
【0050】一方、ブレーカ保持部37eは、図4,図
5,図7に示すようにその外側面において、前記回転軸
7の中心軸線L0及び前記上下方向の中心線L1と平行
となる取付面37hを備え、該取付面37hにはサーキ
ットブレーカ35の外形形状に対応した所定の5箇所に
係合片37iが形成されている。
【0051】ここで、サーキットブレーカ35の一方の
端子は絶縁基板22側に延び、ピッグテール47を介し
て前記コモン用ブラシ28に接続されている。又、サー
キットブレーカ35の他方の端子は、絶縁基板22の反
対側に延びるターミナルプレート48を有し、該ターミ
ナルプレート48に設けた接続片48aは、前記コイル
保持部37dから導出されたチョークコイル34の他端
部と接続されている。
【0052】そして、このようなサーキットブレーカ3
5は、図7に示すように、所定の部位が各係合片37i
と係合され、取付面37hに対して着脱自在に組み付け
られる。サーキットブレーカ35は、ギヤハウジング1
1内において、図4に示すようにその平面部35aの長
手軸線L6が前記回転軸7の中心軸線L0と平行となる
ように配置される。又、この場合、サーキットブレーカ
35は、アーマチャ6と絶縁基板22を挟んだ反対側に
配置される。つまり、サーキットブレーカ35を発熱体
であるアーマチャ6と基板22を挟んだ反対側に配置す
ることで、該基板22によりアーマチャ6からの熱が遮
断され、該ブレーカ35に熱が伝わり難くなっている。
従って、サーキットブレーカ35は周囲温度により特性
が変化し易いため、モータ1の作動中に該ブレーカ35
の特性が不意に変化することが防止されている。
【0053】尚、ギヤハウジング11には、図1及び図
2に示すように、開口部11a側(ヨークハウジング4
側)にコイル保持部37dを収容する収容部11eが出
力軸15よりヨークハウジング4側であって該ヨークハ
ウジング4の外径より外側に突出しないように突出形成
されている。又、この収容部11eは、図2に示すよう
に回転軸7に対して前記ウォームホイール13とは反対
側であって、図1に示すように回転軸7の中心軸線L0
より前記取付ブラケットB(ブラケット取付部11c)
側に設けられている。従って、このような収容部11e
を設けることによりギヤハウジング11が外側に突出す
るが、ワイパ装置(ワイパモータ1や取付ブラケット
B)以外で使用しない場所(デッドスペース)であるの
で、本実施形態のモータ1では、この部分を積極的に利
用している。
【0054】次に、図8に上記したチョークコイル32
〜34及びサーキットブレーカ35を含めた車両用ワイ
パ装置の電気的構成を示すように、チョークコイル32
は、一端が低速用ブラシ29に接続され、他端がワイパ
スイッチ51を介してバッテリBT、若しくはワイパス
イッチ51、カムスイッチ52を介してバッテリBTに
接続又は接地される。チョークコイル33は、一端が高
速用ブラシ30に接続され、他端がワイパスイッチ51
を介してバッテリBT、若しくはワイパスイッチ51、
カムスイッチ52を介してバッテリBTに接続又は接地
される。チョークコイル34は、一端が接地され、他端
がサーキットブレーカ35を介してコモン用ブラシ28
に接続されている。又、チョークコイル32,33の他
端(バッテリBT側)と、チョークコイル34の一端
(接地側)との間には、それぞれコンデンサ53,54
が接続されている。このコンデンサ53,54は、図示
しないが、ギヤハウジング11内部の所定位置に配設さ
れている。そして、チョークコイル32〜34及びコン
デンサ53,54は、ブラシ28〜30とコンミテータ
6aとの間で発生する雑音(電磁ノイズ)の発生を防止
し、サーキットブレーカ35は、過電流によりモータ1
が焼損しないように該モータ1に電源を供給する回路を
保護するようになっている。
【0055】上記したように、本実施形態の特徴を以下
に述べる。 (1)各チョークコイル32〜34及びサーキットブレ
ーカ35は、各部品ホルダ36,37により位置決めさ
れるとともに、他の各チョークコイル32〜34及びサ
ーキットブレーカ35や他のモータ構成部材との接触を
防止する構造をなしている。従って、個々の電気部品
(チョークコイル32〜34、サーキットブレーカ3
5)を近接して配置しても絶縁性を確保できるので、モ
ータ1の小型化を図ることができる。
【0056】(2)本実施形態では、第1及び第2部品
ホルダ36,37として2つ(複数)に分配しているの
で、部品ホルダを1つで構成する形態と比べて、モータ
1を小型化しても各部品ホルダ36,37が他のモータ
構成部品との干渉を容易に回避できる。従って、モータ
1の小型化を図ることができる。
【0057】(3)チョークコイル32〜34は、その
中心軸線L3〜L5が前記回転軸7の中心軸線L0と平
行となるように配置されるとともに、サーキットブレー
カ35は、その平面部35aの長手軸線L6が前記回転
軸7の中心軸線L0と平行となるように配置されるの
で、モータ1の径方向外側への突出が極力抑えられてい
る。従って、モータ1の小型化を図ることができる。
【0058】(4)本実施形態では、チョークコイル3
2,33は絶縁基板22のヨークハウジング4側にその
全体が配設されるとともに、チョークコイル34及びサ
ーキットブレーカ35は該基板22のギヤハウジング1
1側にその全体が配設される。従って、本実施形態で
は、これら各電気部品を一側面側のみに配置する形態と
比べて、モータ1を小型化しても各電気部品(各部品ホ
ルダ36,37)が他部材との干渉することを容易に回
避できるので、モータ1の小型化を図ることができる。
しかも、ブラシ装置21における回転軸7の中心軸線L
0方向の重量バランスを向上することができる。
【0059】(5)本実施形態のブラシ装置21は、各
部品ホルダ36,37によりユニット化されているの
で、絶縁基板22に対するチョークコイル32〜34及
びサーキットブレーカ35の組付け性を向上することが
できる。しかも、各部品ホルダ36,37は、絶縁基板
22に対して着脱自在であるので、各部品ホルダ36,
37の組付け及び取外しが容易である。
【0060】(6)本実施形態のブラシ装置21は、前
記上下方向の中心線L1に対して、2つのチョークコイ
ル32,33(第1部品ホルダ36)と、チョークコイ
ル34及びサーキットブレーカ35(第2部品ホルダ3
7)とを略対称に配置、即ち同様な重量物を略対称に配
置することで、該中心線L1に対する絶縁基板22の平
面上の重量バランスの向上を図っている。つまり、この
中心線L1上にはネジ24による固定部が配置されるの
で、ブラシ装置21を振動に強い構造とすることができ
る。
【0061】(7)各部品ホルダ36,37には、コイ
ル32〜34とピッグテール38,39又は接続線44
との接続部分42,43,46を保持する保持片36
d,37gが一体に備えられている。従って、各接続部
分42,43,46の絶縁性を確保でき、しかも接続部
分42,43,46の無用な移動を防止でき接続部分4
2,43,46での断線を未然に防止することができ
る。
【0062】(8)ギヤハウジング11には、開口部1
1a側(ヨークハウジング4側)にコイル保持部37d
を収容する収容部11eが回転軸7に対して前記ウォー
ムホイール13とは反対側であって、回転軸7の中心軸
線L0より前記取付ブラケットB(ブラケット取付部1
1c)側に設けられている。従って、このような収容部
11eを設けることによりギヤハウジング11が外側に
突出するが、ワイパ装置(ワイパモータ1や取付ブラケ
ットB)以外で使用しない場所(デッドスペース)であ
るので、このような場所に収容部11eを設けることで
モータ1のその他の部分を小型化でき、ワイパ装置全体
を小型化することができる。又、この収容部11eは、
ヨークハウジング4の外径より外側に突出しないように
突出形成されるので、モータ1の径方向への小型化を図
ることができる。又、この収容部11eは、回転軸7の
軸線方向で出力軸15に対してヨークハウジング4側に
設けられるので、回転軸7の軸線方向で出力軸15より
先端部側(反ヨークハウジング4側)の小型化を図るこ
とができる。
【0063】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、コンデンサ53,54をギヤハウ
ジング11内部の所定位置に配設したが、該コンデンサ
53,54もチョークコイル32〜34やサーキットブ
レーカ35と同様に、部品ホルダ36,37に保持する
ようにしてもよい。
【0064】○上記実施形態のブラシ装置21及び各部
品ホルダ36,37の構成を適宜変更してもよい。例え
ば、絶縁基板22とブラシホルダ25〜27とを樹脂材
料により一体に形成してもよい。又、ブラシ装置21及
び各部品ホルダ36,37の構成を、例えば、図9〜図
15に示すように変更してもよい。
【0065】図9に示す形態のブラシ装置21aでは、
第1,第2部品ホルダ36,37の形状が上記実施形態
と比べて若干変更されている。具体的には、第1部品ホ
ルダ36は、チョークコイル32,33が絶縁基板22
の厚さ方向の中央からヨークハウジング4側先端までの
長さが「B1」となるように、かつギヤハウジング11
側先端までの長さが「B2」となるように収容するコイ
ル保持部36bを有している。この場合、ヨークハウジ
ング4側先端までの長さB1がギヤハウジング11側先
端までの長さB2に対して十分長くなっている。これに
対し、第2部品ホルダ37は、チョークコイル34が絶
縁基板22の厚さ方向の中央からギヤハウジング11側
に長さが「C1」となるように、かつヨークハウジング
4側に長さが「C2」となるように収容するコイル保持
部37dを有している。この場合、第1部品ホルダ36
とは逆に、ギヤハウジング11側先端までの長さC1が
ヨークハウジング4側先端までの長さC2に対して十分
長くなっている。
【0066】このようにチョークコイル32,33と、
チョークコイル34及びサーキットブレーカ35とを基
板22の異なる面22x,22yにその大部分を各々配
置することで、上記実施形態と同様に、これら各電気部
品を一側面側のみに配置する形態と比べて、モータ1を
小型化しても各電気部品が他のモータ構成部品との干渉
を容易に回避できる。又、これら各電気部品を所定個ず
つ分配して配置しているので、同様に、モータ1を小型
化しても各電気部品が他のモータ構成部品との干渉を容
易に回避できる。又、これら各電気部品は、上記実施形
態と同様に、その軸線L3〜L6が回転軸7の中心軸線
L0と平行となるように配置されるので、モータ1の径
方向外側への突出が極力抑えられている。従って、これ
らにより、モータ1の小型化を図ることができる。又、
ブラシ装置21aにおける回転軸7の中心軸線L0方向
の重量バランスも向上することができる。又、これら各
電気部品は、上記実施形態と同様に、上下方向の中心線
L1に対して、2つのチョークコイル32,33と、チ
ョークコイル34及びサーキットブレーカ35とを略対
称に配置、即ち同様な重量物を略対称に配置すること
で、該中心線L1に対する絶縁基板22の平面上の重量
バランスの向上を図っている。つまり、この中心線L1
上にはネジ24(図9においては省略)による固定部が
配置されるので、ブラシ装置21aを振動に強い構造と
することができる。
【0067】又、図10に示す形態のブラシ装置21b
のように、第1部品ホルダ36のみ前記図9に示す形態
と同様に形状を変更してもよい。つまり、この形態で
は、チョークコイル32,33は基板22の一方の面側
22xにその大部分が配置され、チョークコイル34及
びサーキットブレーカ35は基板22の他方の面側22
yにその全体が配置されている。このようにしても、上
記と同様の効果を得ることができる。
【0068】又、図11に示す形態のブラシ装置21c
では、第1,第2部品ホルダ36,37のコイル保持部
36b,37dを省略してチョークコイル32〜34を
露出した状態で、前記図9に示す形態と同様に基板22
に対して配設しても同様の効果を得ることができる。
【0069】又、図12に示す形態のブラシ装置21d
では、第1部品ホルダ36は上記実施形態と同じである
が、第2部品ホルダ37が省略されている。そして、チ
ョークコイル34は、その中心軸線L5が基板22のギ
ヤハウジング11側の平面22yと平行となるように該
平面22y上に当接させた状態で配置されている。尚、
図12においては、サーキットブレーカ35が省略され
ている。
【0070】このようにチョークコイル32,33と、
チョークコイル34とを基板22の異なる面22x,2
2yに各々配置しても、上記実施形態と同様に、モータ
1の小型化を図ることができる。
【0071】又、図13及び図14に示す形態では、第
2部品ホルダ37のコイル保持部37dには、周方向の
略半分を切り欠いた切欠き37jが形成されている。こ
れに対し、サーキットブレーカ35に接合されたターミ
ナルプレート48には、コイル保持部37dに形成した
切欠き37jと略同じ大きさの円弧状の受熱部としての
延出部48bが延出形成されている。つまり、この延出
部48bは、図15(a)に示すように、チョークコイ
ル34の外周面の略半分(1/2)を覆っている。そし
て、モータ1の作動中においては、延出部48bは、チ
ョークコイル34から発生する該コイル34に流れる電
流に対応(比例)した熱を受熱してサーキットブレーカ
35に伝え、該ブレーカ35は、その熱により変化した
周囲温度に対応した特性で動作するようになっている。
【0072】ここで、このブラシ装置21は、上記のよ
うなワイパモータ1以外のワイパモータや、その他の装
置に用いられるモータにも使用することが可能である
が、この場合、モータの種類(モータトルク別)によっ
て拘束電流が異なるため、その都度、使用する状況に合
った特性のサーキットブレーカが必要になる。そこで、
この形態では、図15(b)〜(d)に示すように、延
出部48bの形状を変化、具体的には、例えば図15
(b)のように延出部48bをチョークコイル34の外
周面の略1/4としたり、図15(c)のように延出部
48bをチョークコイル34の外周面の略3/4とした
り、図15(d)のように延出部48bをチョークコイ
ル34の外周面の略全周とすることで、該延出部48b
の受熱面積を変化させている。つまり、モータの種類
(モータトルク別)に対応して延出部48bの受熱面積
を変化させてサーキットブレーカ35の周囲温度を変化
させることにより、該ブレーカ35自体の仕様を変更す
ることなく、該ブレーカ35の特性を最適化するように
なっている。
【0073】このようにすれば、サーキットブレーカ3
5自体の仕様を変更する必要がないので、容易に対応す
ることができる。又、サーキットブレーカ35をモータ
の種類(モータトルク別)で共通化できるので、コスト
低減に貢献することができる。又、延出部48bにてチ
ョークコイル34からの熱を受熱してサーキットブレー
カ35に伝わる構造としたので、感熱性能が高い高価な
サーキットブレーカを使用する必要がない。
【0074】○上記実施形態のモータ部2及び減速部3
の構成を適宜変更してもよい。 ○上記実施形態では、車両用ワイパ装置のワイパモータ
1に実施したが、車両のその他の装置のモータに実施し
てもよい。又、車両以外の装置のモータに実施してもよ
い。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
小型化を図ることができるモータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のワイパモータの平面図である。
【図2】 ワイパモータの正面図である。
【図3】 図1のA−A断面図である。
【図4】 ブラシ装置の斜視図である。
【図5】 ブラシ装置の分解斜視図である。
【図6】 第1部品ホルダ部分の分解斜視図である。
【図7】 第2部品ホルダ部分の分解斜視図である。
【図8】 ワイパ装置の電気的構成図である。
【図9】 別例のブラシ装置を説明するための説明図で
ある。
【図10】 別例のブラシ装置を説明するための説明図
である。
【図11】 別例のブラシ装置を説明するための説明図
である。
【図12】 別例のブラシ装置を説明するための説明図
である。
【図13】 別例の第2部品ホルダ部分の分解斜視図で
ある。
【図14】 別例の第2部品ホルダ部分の斜視図であ
る。
【図15】 図14のD方向から見た模式図である。
【符号の説明】
2…モータ部、4…モータハウジングを構成するヨーク
ハウジング、4a…開口部、6…アーマチャ、6a…コ
ンミテータ、7…回転軸、7a…減速機構を構成するウ
ォーム、11…モータハウジングを構成するギヤハウジ
ング、11c…ブラケット取付部、11e…収容部、1
3…減速機構を構成するウォームホイール、15…出力
軸、21,21a〜21d…ブラシ装置、22…基板と
しての絶縁基板、22x,22y…面、25,26,2
7…ブラシホルダとしてのコモン用ブラシホルダ,低速
用ブラシホルダ,高速用ブラシホルダ、28,29,3
0…ブラシとしてのコモン用ブラシ,低速用ブラシ,高
速用ブラシ、32〜34…電気部品としてのチョークコ
イル、35…電気部品としてのサーキットブレーカ、3
6…第1部品ホルダ、36d…保持片、37…第2部品
ホルダ、37g…保持片、42,43,46…接続部
分、48…ターミナルプレート、48b…受熱部として
の延出部、B…取付ブラケット、L0…中心軸線、L1
…中心線、L3〜L5…長手軸線としての中心軸線、L
6…長手軸線。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 13/14 H02K 11/00 P Fターム(参考) 5H605 BB05 BB09 CC02 CC08 CC10 DD09 EA25 EB10 EB12 5H607 AA12 BB01 BB04 BB14 BB26 CC09 DD07 DD09 DD19 EE32 EE36 GG01 GG08 5H611 AA03 BB03 SS01 TT05 UA01 5H613 AA02 AA04 AA06 BB04 BB28 GB09 PP03 QQ06 RR03 SS08 TT09

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸及びコンミテータを有するアーマ
    チャと、該コンミテータに摺接するブラシを保持するた
    めのブラシホルダを基板に一体的に設けたブラシ装置
    と、該ブラシ装置の基板に搭載される複数の電気部品と
    をモータハウジング内に配設してなるモータであって、 前記電気部品は、所定個数ずつ分配されるとともに、前
    記基板の異なる面にその大部分若しくはその全体が各々
    配置されていることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記電気部品は、その長手軸線が前記回転軸の中心軸線
    と略平行となるように配置されていることを特徴とする
    モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記基板の一方の面に配置された電気部品は、その長手
    軸線が前記回転軸の中心軸線と略平行となるように配置
    され、その他方の面に配置された電気部品は、その長手
    軸線が前記基板と略平行となるように配置されているこ
    とを特徴とするモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモ
    ータにおいて、 前記基板は、その平面上における前記回転軸の中心軸線
    と直交する中心線上に固定部を有し、 前記各電気部品は、その中心線に対し略対称な位置にそ
    れぞれ配置されていることを特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモ
    ータにおいて、 前記電気部品は、チョークコイルとサーキットブレーカ
    とを備えるものであることを特徴とするモータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のモータにおいて、 前記サーキットブレーカは、電気的に接続するためのタ
    ーミナルプレートを有し、そのターミナルプレートに
    は、チョークコイルの近傍に配置されて該チョークコイ
    ルにて発生した熱を受熱するための受熱部を有している
    ことを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】 回転軸及びコンミテータを有するアーマ
    チャと、該コンミテータに摺接するブラシを保持するた
    めのブラシホルダを基板に一体的に設けたブラシ装置
    と、該ブラシ装置の基板に搭載される複数の電気部品と
    をモータハウジング内に配設してなるモータであって、 前記電気部品の長手軸線が前記回転軸の中心軸線と略平
    行となるように該電気部品を位置決めし、該電気部品を
    所定個数ずつ分配して保持する複数の部品ホルダを備
    え、各部品ホルダを前記基板に一体的に組み付けるよう
    にしたことを特徴とするモータ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のモータにおいて、 前記各部品ホルダは、前記基板に対して着脱自在に組み
    付けられることを特徴とするモータ。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載のモータにおい
    て、 前記基板は、その平面上における前記回転軸の中心軸線
    と直交する中心線上に固定部を有し、 前記各部品ホルダは、その中心線に対し略対称な位置に
    それぞれ配置されていることを特徴とするモータ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のモータにおいて、 前記複数の部品ホルダは、第1及び第2部品ホルダより
    なることを特徴とするモータ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のモータにおいて、 前記電気部品は、3個のチョークコイルと1個のサーキ
    ットブレーカとを備えるものであり、 前記第1部品ホルダは、2個のチョークコイルを保持す
    るとともに、第2部品ホルダは、1個のチョークコイル
    と1個のサーキットブレーカとを保持することを特徴と
    するモータ。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11のいずれか1項に記載
    のモータにおいて、 前記各部品ホルダは、前記基板の異なる平面にそれぞれ
    配置されていることを特徴とするモータ。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12のいずれか1項に記載
    のモータにおいて、 前記各部品ホルダには、該ホルダ内に保持される電気部
    品と該部品に電気的に接続される部品との接続部分を保
    持する保持片を一体的に備えていることを特徴とするモ
    ータ。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
    のモータにおいて、 該モータは、ヨークハウジング内に回転軸及びコンミテ
    ータを有するアーマチャを回転可能に収容するモータ部
    と、前記ヨークハウジングと一体的に組み付けられるギ
    ヤハウジング内に前記回転軸の回転を減速して出力軸に
    伝達する減速機構を収容する減速部とを備えていること
    を特徴とするモータ。
  15. 【請求項15】 ヨークハウジング内に回転軸及びコン
    ミテータを有するアーマチャを回転可能に収容するモー
    タ部と、前記ヨークハウジングと一体的に組み付けられ
    るギヤハウジング内に前記回転軸の回転を減速して出力
    軸に伝達する減速機構を収容する減速部と、前記ヨーク
    ハウジングの開口部近傍に配設され、前記コンミテータ
    に摺接するブラシを保持するためのブラシホルダを基板
    に一体的に設けたブラシ装置と、該ブラシ装置の基板に
    搭載される複数の電気部品とを備えたモータであって、 前記ギヤハウジングは、前記モータを取り付けるための
    取付ブラケットに取り付けられるブラケット取付部と、
    前記電気部品を収容する収容部とを備えるものであり、 前記電気部品及び該電気部品を収容する前記収容部を、
    前記回転軸の中心軸線に対して前記ブラケット取付部側
    に配置したことを特徴とするモータ。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のモータにおいて、 前記収容部は、前記ヨークハウジングの外径より外側に
    突出しない位置に配置されていることを特徴とするモー
    タ。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載のモータに
    おいて、 前記収容部は、前記回転軸の軸線方向で前記出力軸に対
    して前記ヨークハウジング側に配置されていることを特
    徴とするモータ。
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