JP3639131B2 - 直流モータの電気ノイズ防止器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は直流モータの電気ノイズ防止器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用ワイパを駆動させるためのワイパ駆動装置では、モータ部とギア部とで構成されている。モータ部のモータ回転軸にはウォームギアが取り付けられており、該ウォームギアがギア部に設けられたギアホイールに歯合されている。該ギアホイールと一体回転する回転軸には、ワイパ駆動用のクランクアームが連結されており、これによりモータ部の回転がクランクアームへ伝達されワイパが駆動する。
【0003】
モータ部は、直流モータが使用される。直流モータは、ターミナルを介して外部電源に接続されたブラシを電機子のコンミテータに当接させることにより給電されている。ところで、モータ駆動中において、ブラシとコンミテータとの摺接によってブラシに電気ノイズが発生する。この電気ノイズがターミナルを介して外部電源側に伝搬するのを防止するために、直流モータには電気ノイズ防止器が備えられている。
【0004】
図14は、その電気ノイズ防止器の要部断面図である。電気ノイズ防止器50はブラシを保持するブラシホルダ51に設けられている。電気ノイズ防止器50は、チョークコイル52を備え、そのチョークコイル52はグロメット53に収容されている。グロメット53に収容された、チョークコイル52の一端は、連結部54及びピッグテール55を介してブラシに接続されている。チョークコイル52の他端は、連結部56及びターミナル57を介して外部電源に接続される。
【0005】
そして、このようにブラシとターミナル57との間に配線したチョークコイル52により、ブラシにて発生した電気ノイズは減衰される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図14に示すように、チョークコイル52はグロメット53内において宙に浮いたように収容保持されている。このため、チョークコイル52と連結部54の位置バラツキ、及び、チョークコイル52と連結部56の位置バラツキが大きくなり、モータ作動中の振動によるチョークコイル52のガタツキが発生しやすい。その結果、モータ作動中にピッグテール55を図示しないモータヨーク、電機子の巻線及びコンミテータ部と接触させないため、ピッグテール55とモータヨーク、電機子の巻線及びコンミテータ部との間の隙間を大きくする必要があった。その結果、モータ内に限られるスペースを有効に利用することができず、しかも、スペース上よりチョークコイル52のインダクタンス容量を大きくすることが困難であるという問題点があった。
【0007】
また、モータ作動中の振動によりチョークコイル52のほつれ又はチョークコイル52のコア58の脱落が発生したときには、電気ノイズ防止機能が低下するという問題点があった。
【0008】
さらに、チョークコイル52と連結部56とをグロメット53に組み付ける際、作業性が悪くて、チョークコイル52と連結部56の曲がり等が発生するという問題点があった。
【0009】
本発明の目的はスペースの低減及び電気ノイズ防止を確実に機能させる信頼性の高い電気ノイズ防止器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、電機子のコンミテータに当接するブラシと当該ブラシに給電し外部電源に接続されているターミナルとの間に直列連結されるチョークコイルと、当該チョークコイル及び前記ターミナルを収容保持するグロメットとを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、前記ブラシに連結されているピッグテールと前記チョークコイルとを連結させるためのピッグテール接続部と、前記ターミナルとは、前記チョークコイルを収容するグロメットの収容部の外に配置されており、前記チョークコイルのコアはターミナルのプレートに当接され、前記チョークコイルのコイルのターミナル接続端は前記ターミナルのコイル止め部に止め、前記プレートは前記ターミナルを保持する保持部に形成された支持台部に支持させたことを要旨とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、電機子のコンミテータに当接するブラシと当該ブラシに給電し外部電源に接続されているターミナルとの間に直列連結されるチョークコイルと、当該チョークコイル及び前記ターミナルを収容保持するグロメットとを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、前記ブラシに連結されているピッグテールと前記チョークコイルとを連結させるためのピッグテール接続部と、前記ターミナルとは、前記チョークコイルを収容するグロメットの収容部の外に配置されており、前記グロメットの前記収容部は、互いにラップさせた大径孔と小径孔からなるチョークコイル組付孔を有するものであることを要旨とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、電機子のコンミテータに当接するブラシと当該ブラシに給電し外部電源に接続されているターミナルとの間に直列連結されるチョークコイルと、当該チョークコイル及び前記ターミナルを収容保持するグロメットとを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、前記ブラシに連結されているピッグテールと前記チョークコイルとを連結させるためのピッグテール接続部と、前記ターミナルとは、前記チョークコイルを収容するグロメットの収容部の外に配置されており、前記チョークコイルのコアの一端は前記チョークコイルと連結されている前記ターミナルのプレートに当接され、前記コアの他端は当該コアを前記チョークコイルから脱落しないように固着させたことを要旨とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、電機子のコンミテータに当接するブラシと当該ブラシに給電し外部電源に接続されているターミナルとの間に直列連結されるチョークコイルと、当該チョークコイル及び前記ターミナルを収容保持するグロメットとを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、前記ブラシに連結されているピッグテールと前記チョークコイルとを連結させるためのピッグテール接続部と、前記ターミナルとは、前記チョークコイルを収容するグロメットの収容部の外に配置されており、前記収容部を構成するチョークコイル組付孔の内周面には、チョークコイルの装着方向に延びるリブが形成され、前記リブの幅は、前記チョークコイル組付孔の中心軸に向かって漸減するようにしたことを要旨とする。
【0017】
請求項5に記載の発明は、電機子のコンミテータに当接するブラシと当該ブラシに給電し外部電源に接続されているターミナルとの間に直列連結されるチョークコイルと、当該チョークコイル及び前記ターミナルを収容保持するグロメットとを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、前記ブラシに連結されているピッグテールと前記チョークコイルとを連結させるためのピッグテール接続部と、前記ターミナルとは、前記チョークコイルを収容するグロメットの収容部の外に配置されており、前記グロメットの筒壁には、前記チョークコイルの装着方向に延びるスリットを設けていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の直流モータの電気ノイズ防止器において、前記グロメットの前記収容部の上部外周に前記ピッグテール接続部を支持するための支持部が形成されていることを要旨とする。
【0018】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、有限なスペースを有するグロメットの収容部に収容されたチョークコイルの巻数を増加することができることから、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、チョークコイルとターミナルとの位置バラツキが小さくなり、振動によるチョークコイルとターミナルとのガタツキが防止されることから、チョークコイルのほつれを防止することができる。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、有限なスペースを有するグロメットの収容部に収容されたチョークコイルの巻数を増加することができることから、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、1つのグロメットに2種類のコイル外径のチョークコイルを組み付けることができ、チョークコイルの切り替えによって2種類の電気ノイズ防止器を簡単に製造することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、有限なスペースを有するグロメットの収容部に収容されたチョークコイルの巻数を増加することができることから、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、チョークコイル内のコアの上下動が不能となり、モータ作動中の振動によるコアの脱落を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、有限なスペースを有するグロメットの収容部に収容されたチョークコイルの巻数を増加することができることから、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、チョークコイルの外径公差が最小である場合、チョークコイルをチョークコイル組付孔に嵌挿装着するとき、チョークコイルの外周はリブに当接することによってチョークコイルのチョークコイル組付孔内のガタツキを防止することができる。その結果、チョークコイルの寸法変動による装着性悪化を防止することができる。
【0023】
また、チョークコイルをチョークコイル組付孔に嵌挿装着したとき、チョークコイルの外周面がリブに当接することによってチョークコイルとチョークコイル組付孔の内周面との間に隙間が形成される。その結果、直流モータ作動時(又はロック時)におけるチョークコイルの発熱がその隙間を介して発散されることができ、チョークコイルの発熱によるグロメットの変形及び強度低下を軽減することができる。
【0024】
また、リブの幅は、チョークコイル組付孔の中心軸に向かって漸減するようにしたため、リブがつぶれやすくなる。従って、チョークコイルの外径公差が最大である場合、チョークコイルをチョークコイル組付孔に嵌挿装着するとき、リブがつぶれることによってチョークコイルの外径公差を吸収することができる。その結果、チョークコイルの寸法変動による装着性悪化を防止することができる。
【0025】
請求項5に記載の発明によれば、有限なスペースを有するグロメットの収容部に収容されたチョークコイルの巻数を増加することができることから、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、チョークコイルをチョークコイル組付孔に嵌挿するとき、スリットの拡開によりチョークコイルを容易にチョークコイル組付孔に装着することができる。その結果、チョークコイルの寸法変動による装着性悪化を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ピッグテール接続部を、グロメットの支持部に保持させることができる。従って、チョークコイルとピッグテール接続部の位置バラツキが小さくなるとともに、モータ作動中の振動によるピッグテール接続部の動きが規制され、ピッグテールとモータヨーク、電機子の巻線及びコンミテータ部との接触に起因する不具合を防止することができる。また、ピッグテール接続部の動きが規制されることによって、振動によるチョークコイルとピッグテール接続部とのガタツキが防止されることから、チョークコイルのほつれを防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をワイパ装置を駆動させるためのワイパ駆動源モータに具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0027】
図1に示すように、モータ10の電機子11のコンミテータ12に当接するブラシ13は、それぞれモータ10のブラシホルダ基板14に固着されたブラシガイド部15内に取り付けられている。一端がブラシ13と連結されているピッグテール16の他端は、図2に示すように、ピッグテール接続部17を介して電気ノイズ防止器18と連結されている。
【0028】
電気ノイズ防止器18は、グロメット19と、当該グロメット19により収容保持されるチョークコイル20及びターミナル21とから構成されている。
グロメット19は、合成樹脂からなり、図1〜図4に示すように、チョークコイル20を収容する収容部22と、ブラシホルダ基板14に形成された嵌合凹部14aに係合する係合部23と、ターミナル21を保持する保持部24とから構成されている。
【0029】
前記収容部22は、互いにラップさせた大径孔25と小径孔26からなる一対のチョークコイル組付孔27が対称的に隔壁28より離間されるように形成されている。すなわち、一方のチョークコイル組付孔27に収容されたチョークコイル20と他方のチョークコイル組付孔27に収容されたチョークコイル20とは互いに接触しないように隔壁28により分断されている。また、図4に示すように、収容部22の上端面29は大径孔25の一端から小径孔26の他端へ向かって斜めに形成されている。
【0030】
また、図1及び図2に示すように、収容部22の上部外周には左右対称にピッグテール接続部17を支持するための支持部30が突出形成されている。該支持部30は、図3に示すように、電気関係分野によく使われている電気配線を止めるための「配線止め」のように形成されている。すなわち、該支持部30は、ピッグテール接続部17を支持部30の開口部31から簡単に装入することができ、支持部30の開口部31からピッグテール接続部17を脱出させることが簡単にできない構造にて形成されている。
【0031】
収容部22の下端にはその外周面を凹設して係合部23が形成され、その係合部23をブラシホルダ基板14に形成して嵌合凹部14aに係合させることにより、グロメット19はブラシホルダ基板14に取着される。係合部23の下方には、ターミナル21を保持する保持部24が形成されている。
【0032】
前記保持部24は、図2及び図4に示すように、係合部23より下方へ延出形成される位置決め部32と、該位置決め部32に相対向し前記収容部22の軸線に平行するように係合部23より下方へ延出形成される平板部33と、該平板部33に垂直するように平板部33の中央から突出形成される分離板34とを備えている。
【0033】
位置決め部32の基端には、支持台部32aが形成されている。また、位置決め部32の基端から位置決め部32の先端に向かって位置決め部32は徐々に厚くなるように内周面が斜めに形成されている。
【0034】
平板部33の基端には、図4に示すように、支持台部33aが形成されている。また、平板部33の基端から平板部33の先端に向かって嵌合溝33bが形成されている。分離板34の基端には、対称的に分離部34aが形成されている。
【0035】
また、図2及び図4に示すように、チョークコイル20は、導電材料からなるコイル20aをコア20bに巻き付けるように形成されている。ターミナル21は、プレート21aと、接続部21bとから構成されている。接続部21bには、コイル止め部21cと、接続端子21d及びグロメット嵌合部21eが設けられている。
【0036】
そして、図2及び図4に示すように、ターミナル21は、プレート21aが前記支持台部32a,33aにより支持されることによってそれ以上の下動が規制されている。また、ターミナル21は、一方のターミナル21と他方のターミナル21とを接触しないように前記分離部34aより分離されながら、グロメット嵌合部21eが前記嵌合溝33b内に嵌合されるとともに、接続端子21dが前記位置決め部32の先端に当接されることによってガタツキ不能に保持されている。さらに、プレート21aは前記チョークコイル20のコア20bにより押圧されるようにコア20bと当接されることによってそれ以上の上動が規制されている。
【0037】
チョークコイル20は、コア20bがプレート21aに当接するようにチョークコイル組付孔27を構成する大径孔25の中に収容されている。このため、チョークコイル20は、チョークコイル組付孔27内におけるガタツキ及びそれ以上の下動が規制される。また、チョークコイル20は、コイル20aの一端20cがピッグテール接続部17を介してピッグテール16と連結され、ピッグテール接続部17は前記支持部30より保持されている。さらに、チョークコイル20のコイル20aとコア20b及びグロメット19の隔壁28は接着剤Sにて一体に接着され、しかもターミナル接続端としてのコイル20aの他端20dがターミナル21のコイル止め部21cと接続されている。このため、チョークコイル20は、それ以上の上動が規制されている。
【0038】
従って、上記のように構成された電気ノイズ防止器18は次のような特徴がある。
(1)本実施形態では、ピッグテール接続部17とターミナル21とは、チョークコイル20を収容するグロメット19の収容部22の外に配置されている。従って、有限なスペースを有するグロメット19の収容部22に収容されたチョークコイル20の巻数を増加することができる。その結果、従来技術に比べ、チョークコイル20のインダクタンス容量を大きくすることができる。
【0039】
(2)本実施形態では、ピッグテール接続部17は、グロメット19の支持部30により支持されている。従って、チョークコイル20とピッグテール接続部17の位置バラツキが小さくなるとともに、モータ作動中の振動によるピッグテール接続部17の動きが規制され、ピッグテール16は図示しないモータヨーク、電機子の巻線及びコンミテータ部との接触に起因する不具合を防止することができる。また、ピッグテール接続部17の動きが規制されることによって、振動によるチョークコイル20とピッグテール接続部17とのガタツキが防止されることから、チョークコイル20のほつれを防止することができる。その結果、電気ノイズ防止器18の信頼性を向上することができる。
【0040】
(3)本実施形態では、チョークコイル20を収容するグロメット19の収容部22は、互いにラップさせた大径孔25と小径孔26からなるチョークコイル組付孔27が対称的に隔壁28より離間されるように形成されている。従って、1つのグロメット19に2種類のコイル外径のチョークコイル20を組み付けることができ、チョークコイル20の切り替えによって2種類の電気ノイズ防止器18を簡単に製造することができる。その結果、2種類の電気ノイズ防止器18を別々に製造する必要はなく、電気ノイズ防止器18の製造コストを低減することができる。
【0041】
(4)本実施形態では、チョークコイル20のコア20bはターミナル21のプレート21aに当接されながら、コア20bに巻き付けたコイル20aの他端20dは、ターミナル21のコイル止め部21cに固着されている。しかも、プレート21aは、支持台部32a,33aにより支持されている。従って、チョークコイル20とターミナル21との位置バラツキが小さくなり、振動によるチョークコイル20とターミナル21とのガタツキが防止されることから、チョークコイル20のほつれを防止することができる。その結果、電気ノイズ防止器18の信頼性を向上することができる。
【0042】
(5)本実施形態では、コア20bの一端はターミナル21のプレート21aに当接されているとともに、コア20bの他端はコイル20a及び隔壁28と接着剤Sにて接着されている。従って、コイル20a内のコア20bの上下動が不能となり、モータ作動中の振動によるコア20bの脱落を防止することができる。その結果、電気ノイズ防止器18は、電気ノイズ防止を確実に機能させることができ、電気ノイズ防止器18の信頼性を向上することができる。
【0043】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、図5乃至図7示すように、プレート35をコア20bの端面に当接させるとともに、当該プレート35の両端を支持部30の開口部31に挿入保持し実施してもよい。この場合、コア20bはプレート35により上方から押圧保持されているため、上記実施形態のように接着剤Sを施さなくても、モータ作動中の振動によるコア20bの脱落が防止することができ、電気ノイズ防止器の信頼性をさらに向上することができる。
【0044】
○上記実施形態では、図8乃至図10示すように、プレート36をコア20bの端面に当接させるとともに、当該プレート36の両端を支持部30のアーム部に係合保持し実施してもよい。この場合、コア20bはプレート36により上方から押圧保持されているため、上記実施形態のように接着剤Sを施さなくても、モータ作動中の振動によるコア20bの脱落が防止することができ、電気ノイズ防止器の信頼性をさらに向上することができる。
【0045】
○上記実施形態では、グロメット19の収容部22は、互いにラップさせた大径孔25と小径孔26からなるチョークコイル組付孔27が対称的に隔壁28より離間されるように形成されて実施したが、大径孔25又は小径孔26だけからなるチョークコイル組付孔27が対称的に隔壁28より離間されるように形成されて実施してもよい。この場合、上記実施形態の(3)以外の効果を得ることができる。
【0046】
○上記実施形態のグロメットを、図11〜図13に示すようなグロメット40にて実施してもよい。詳述すると、チョークコイル41を収容保持するチョークコイル組付孔42の内周面には、図11及び図12に示すように、それぞれチョークコイル41の装着方向(上下方向)に延びる3本のリブ43を突出形成している(なお、3本以上のリブ43を形成してもよい)。リブ43の横断面が三角形となっている。即ち、リブ43の幅はチョークコイル組付孔42の中心軸に向けて漸減するようにしている。
【0047】
また、チョークコイル組付孔42側の筒壁には、図11〜図13に示すように、それぞれチョークコイル41の装着方向(上下方向)に延びる1本のスリット44を設けている(なお、2本以上のスリット44を設けてもよい)。
【0048】
従って、チョークコイル41の外径公差が最小である場合、チョークコイル41をチョークコイル組付孔42に嵌挿装着するとき、チョークコイル41の外周はリブ43に当接することによってチョークコイル41のチョークコイル組付孔42内のガタツキを防止することができる。一方、チョークコイル41の外径公差が最大である場合、チョークコイル41をチョークコイル組付孔42に嵌挿装着するとき、リブ43がつぶれることによってチョークコイル41の外径公差を吸収することができる。その結果、チョークコイル41の寸法変動による装着性悪化を防止することができる。
【0049】
また、チョークコイル41をチョークコイル組付孔42に嵌挿装着したとき、チョークコイル41の外周面がリブ43に当接することによってチョークコイル41とチョークコイル組付孔42の内周面との間に隙間45が形成される。その結果、直流モータ作動時(又はロック時)におけるチョークコイル41の発熱が隙間45を介して発散されることができ、チョークコイル41の発熱によるグロメット40の変形及び強度低下を軽減することができる。
【0050】
さらに、チョークコイル41をチョークコイル組付孔42に嵌挿するとき、スリット44の拡開によりチョークコイル41を容易にチョークコイル組付孔42に装着することができる。その結果、チョークコイル41の寸法変動による装着性悪化を防止することができる。
【0051】
○上記実施形態では、本発明をワイパ装置を駆動させるためのワイパ駆動源モータに具体化して実施したが、ワイパ駆動源モータ以外の直流モータに具体化して実施してもよい。この場合、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、電気ノイズ防止器の信頼性を向上することができる。
【0053】
請求項2に記載の発明によれば、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、2種類の電気ノイズ防止器を別々に製造する必要はなく、電気ノイズ防止器の製造コストを低減することができる。
【0054】
請求項3に記載の発明によれば、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、電気ノイズ防止器の信頼性を向上することができる。
【0055】
請求項4に記載の発明によれば、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、チョークコイルの寸法変動による装着性悪化を防止することができるとともに、チョークコイルの発熱によるグロメットの変形及び強度低下を軽減することができる。
【0056】
請求項5に記載の発明によれば、チョークコイルのインダクタンス容量を大きくすることができる。また、チョークコイルの寸法変動による装着性悪化を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、電気ノイズ防止器の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直流モータの要部平面図。
【図2】 図1におけるA−A線断面図。
【図3】 図2におけるB−B線断面図。
【図4】 同じく直流モータの電気ノイズ防止器の断面図。
【図5】 別例の直流モータの要部平面図。
【図6】 別例の直流モータの電気ノイズ防止器の断面図。
【図7】 図6におけるC−C線断面図。
【図8】 別例の直流モータの要部平面図。
【図9】 別例の直流モータの電気ノイズ防止器の断面図。
【図10】 図9におけるD−D線断面図。
【図11】 別例のグロメットの要部平面図。
【図12】 図11におけるE−E線断面図。
【図13】 別例のグロメットの図11におけるF方向正面図。
【図14】 従来技術の直流モータの電気ノイズ防止器の断面図。
【符号の説明】
11…電機子、12…コンミテータ、13…ブラシ、16…ピッグテール、17…ピッグテール接続部、18…直流モータの電気ノイズ防止器、19,40…グロメット、20,41…チョークコイル、20a…コイル、20b…コア、21…ターミナル、21a…ターミナルのプレート、21c…コイル止め部、22…収容部、24…保持部、25…大径孔、26…小径孔、27,42…チョークコイル組付孔、30…支持部、32a,33a…支持台部、43…リブ、44…スリット。
Claims (6)
- 電機子(11)のコンミテータ(12)に当接するブラシ(13)と当該ブラシ(13)に給電し外部電源に接続されているターミナル(21)との間に直列連結されるチョークコイル(20)と、当該チョークコイル(20)及び前記ターミナル(21)を収容保持するグロメット(19)とを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、
前記ブラシ(13)に連結されているピッグテール(16)と前記チョークコイル(20)とを連結させるためのピッグテール接続部(17)と、
前記ターミナル(21)とは、
前記チョークコイル(20)を収容するグロメット(19)の収容部(22)の外に配置されており、
前記チョークコイル(20)のコア(20b)はターミナル(21)のプレート(21a)に当接され、前記チョークコイル(20)のコイル(20a)のターミナル接続端(20d)は前記ターミナル(21)のコイル止め部(21c)に止め、前記プレート(21a)は前記ターミナル(21)を保持する保持部(24)に形成された支持台部(32a,33a)に支持させたことを特徴とする直流モータの電気ノイズ防止器。 - 電機子(11)のコンミテータ(12)に当接するブラシ(13)と当該ブラシ(13)に給電し外部電源に接続されているターミナル(21)との間に直列連結されるチョークコイル(20)と、当該チョークコイル(20)及び前記ターミナル(21)を収容保持するグロメット(19)とを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、
前記ブラシ(13)に連結されているピッグテール(16)と前記チョークコイル(20)とを連結させるためのピッグテール接続部(17)と、
前記ターミナル(21)とは、
前記チョークコイル(20)を収容するグロメット(19)の収容部(22)の外に配置されており、
前記グロメット(19)の前記収容部(22)は、互いにラップさせた大径孔(25)と小径孔(26)からなるチョークコイル組付孔(27)を有するものであることを特徴とする直流モータの電気ノイズ防止器。 - 電機子(11)のコンミテータ(12)に当接するブラシ(13)と当該ブラシ(13)に給電し外部電源に接続されているターミナル(21)との間に直列連結されるチョークコイル(20)と、当該チョークコイル(20)及び前記ターミナル(21)を収容保持するグロメット(19)とを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、
前記ブラシ(13)に連結されているピッグテール(16)と前記チョークコイル(20)とを連結させるためのピッグテール接続部(17)と、
前記ターミナル(21)とは、
前記チョークコイル(20)を収容するグロメット(19)の収容部(22)の外に配置されており、
前記チョークコイル(20)のコア(20b)の一端は前記チョークコイル(20)と連結されている前記ターミナル(21)のプレート(21a)に当接され、前記コア(20b)の他端は当該コア(20b)を前記チョークコイル(20)から脱落しないように固着させたことを特徴とする直流モータの電気ノイズ防止器。 - 電機子(11)のコンミテータ(12)に当接するブラシ(13)と当該ブラシ(13)に給電し外部電源に接続されているターミナル(21)との間に直列連結されるチョークコイル(20)と、当該チョークコイル(20)及び前記ターミナル(21)を収容保持するグロメット(19)とを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、
前記ブラシ(13)に連結されているピッグテール(16)と前記チョークコイル(20)とを連結させるためのピッグテール接続部(17)と、
前記ターミナル(21)とは、
前記チョークコイル(20)を収容するグロメット(19)の収容部(22)の外に配置されており、
前記収容部(22)を構成するチョークコイル組付孔(42)の内周面には、チョークコイル(41)の装着方向に延びるリブ(43)が形成され、
前記リブ(43)の幅は、前記チョークコイル組付孔(42)の中心軸に向かって漸減するようにしたことを特徴とする直流モータの電気ノイズ防止器。 - 電機子(11)のコンミテータ(12)に当接するブラシ(13)と当該ブラシ(13)に給電し外部電源に接続されているターミナル(21)との間に直列連結されるチョークコイル(20)と、当該チョークコイル(20)及び前記ターミナル(21)を収容保持するグロメット(19)とを備えた直流モータの電気ノイズ防止器において、
前記ブラシ(13)に連結されているピッグテール(16)と前記チョークコイル(20)とを連結させるためのピッグテール接続部(17)と、
前記ターミナル(21)とは、
前記チョークコイル(20)を収容するグロメット(19)の収容部(22)の外に配置されており、
前記グロメット(19,40)の筒壁には、前記チョークコイル(20,41)の装着方向に延びるスリット(44)を設けていることを特徴とする直流モータの電気ノイズ防止器。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の直流モータの電気ノイズ防止器において、
前記グロメット(19)の前記収容部(22)の上部外周に前記ピッグテール接続部(17)を支持するための支持部(30)が形成されていることを特徴とする直流モータの電気ノイズ防止器。
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