JP2019176615A - モータ - Google Patents

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孝英 仲井
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Abstract

【課題】導電部材を流れるノイズ電流を低減できるモータを提供する。【解決手段】モータMTは、回転部1と、静止部3と、導電部材5とを有する。回転部1は、上下方向に延びる中心軸AXの回りに回転し、マグネット10を有する。静止部3は、マグネット10と径方向RDに対向するステータ30を有する。導電部材5は、ステータ30に直接または間接的に接続され、静止部3の外部へ引き出される。静止部3は、導電部材5を保持する導電部材保持部34を有する。導電部材保持部34は、少なくとも一部に磁性体MGを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、モータに関する。
従来のモータはブッシングを有する。ブッシングは、ケーシングおよびカバーの接続孔を構成する端面と接触し、かつ、リード線が配置される配線溝を有する。そして、基板から延びるリード線は、接続孔の内部においてブッシングの配線溝を通って、ケーシングの外部へ引き出される(例えば、特許文献1)。
特開2017−175897号公報
本発明の目的は、導電部材を流れるノイズ電流を低減できるモータを提供することにある。
本発明の例示的なモータは、回転部と、静止部と、導電部材とを有する。回転部は、上下方向に延びる中心軸の回りに回転し、マグネットを有する。静止部は、前記マグネットと径方向に対向するステータを有する。導電部材は、前記ステータに直接または間接的に接続され、前記静止部の外部へ引き出される。前記静止部は、前記導電部材を保持する導電部材保持部を有する。前記導電部材保持部は、少なくとも一部に磁性体を含む。
例示的な本発明によれば、導電部材を流れるノイズ電流を低減できるモータを提供できる。
図1は、本発明の実施形態1に係るモータを示す断面図である。 図2は、実施形態1に係るモータのリード線保持部の一部を示す断面図である。 図3は、実施形態1に係るモータのリード線保持部を示す斜視図である。 図4は、実施形態1の第1変形例に係るモータのリード線保持部の一部を示す断面図である。 図5は、実施形態1の第2変形例に係るモータのリード線保持部の一部を示す断面図である。 図6は、実施形態1の第3変形例に係るモータのリード線保持部の一部を示す断面図である。 図7は、実施形態1の第4変形例に係るモータのリード線保持部の一部を示す断面図である。 図8は、本発明の実施形態2に係るモータを示す断面図である。 図9は、実施形態2に係るモータのリード線保持部の一部を示す断面図である。 図10は、本発明の実施形態3に係るモータを示す断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
本明細書では、便宜上、モータの中心軸AX(図1参照)の方向を上下方向として説明する場合がある。図中、理解の容易のため、三次元直交座標系のX軸、Y軸、およびZ軸を適宜記載している。Z軸の正方向は上方向を示し、Z軸の負方向は下方向を示す。ただし、上下方向、上方向、および下方向は、説明の便宜上定めるものであり、鉛直方向に一致する必要はない。また、あくまで説明の便宜のために上下方向を定義したに過ぎず、本発明に係るモータの使用時および組立時の向きを限定しない。さらに、図1に示すように、モータの中心軸AXと平行な方向を単に「軸方向AD」と記載し、モータの中心軸AXを中心とする径方向および周方向を単に「径方向RD」および「周方向CD」と記載する。なお、本明細書において「平行な方向」は、略平行な方向も含む。
(実施形態1)
図1〜図3を参照して、本発明の実施形態1に係るモータMTを説明する。まず、図1を参照して、モータMTを説明する。図1は、モータMTを示す断面図である。図1に示すように、モータMTは、回転部1と、静止部3と、少なくとも1本のリード線5とを有する。リード線5は「導電部材」の一例に相当する。
実施形態1では、モータMTは複数本のリード線5を有する。リード線5は、被覆を有する導線であってもよいし、被覆を有しない導線であってもよい。被覆は絶縁体によって構成される。また、リード線5は端子を含んでいてもよい。
例えば、複数本のリード線5のうちの少なくとも1本のリード線5には、モータMTを駆動する駆動電流が流れる。例えば、複数本のリード線5のうちのいくつかのリード線5には、互いに位相の異なる駆動電流が流れる。また、リード線5には、回転部1の位置を検出する検出素子の駆動電流および検出結果を示す電流が流れてもよい。検出素子は、例えば、ホール現象を利用して磁界強度を検出するホール素子である。
回転部1は、上下方向に延びる中心軸AXの回りに回転する。回転部1は、いわゆる、ロータである。回転部1はマグネット10を有する。マグネット10は、例えば、永久磁石である。例えば、回転部1は、略環状の単数のマグネット10を有していてもよいし、周方向CDに配列された複数のマグネット10を有していてもよい。「環状」は例えば「円環状」である。
具体的には、回転部1は、中心軸AXを中心として配置される。回転部1は、静止部3に対して径方向RD内側に配置される。つまり、モータMTは、インナーロータ型のモータである。また、回転部1は、ロータヨーク12と、回転軸14とをさらに有する。ロータヨーク12は、例えば、電磁鋼板が軸方向ADに積層した積層鋼板によって構成される。ロータヨーク12の径方向RD外面には、マグネット10が固定される。従って、実施形態1では、モータMTは、いわゆる、SPM(Surface Permanent Magnet)モータである。なお、マグネット10は、ロータヨーク12の内部に埋め込まれていてもよい。つまり、モータMTは、いわゆる、IPM(Interior Permanent Magnet)モータであってもよい。
回転軸14は、中心軸AXを中心として配置される。回転軸14は略柱状である。回転軸14はロータヨーク12に固定される。従って、回転軸14は、中心軸AX回りに、ロータヨーク12およびマグネット10とともに回転する。
静止部3は、マグネット10と径方向RDに対向するステータ30を有する。ステータ30は、中心軸AXを中心として配置される。具体的には、ステータ30は、ステータコア300と、複数のインシュレータ302と、複数のコイル304と、複数の金属端子306とを有する。
ステータコア300は、中心軸AXを中心とする略環状である。「環状」は例えば「円環状」である。インシュレータ302の各々は、ステータコア300の少なくとも一部に取り付けられる。インシュレータ302の各々は、コイル304とステータコア300との間に配置される。従って、コイル304の各々は、インシュレータ302を介してステータコア300に取り付けられる。インシュレータ302は絶縁体によって構成される。従って、インシュレータ302の各々は、ステータコア300とコイル304とを電気的に絶縁する。ステータコア300は、例えば、電磁鋼板が軸方向ADに積層した積層鋼板によって構成される。
具体的には、ステータコア300は、コアバック300aと、複数のティース300bとを有する。コアバック300aは、中心軸AXを中心とする略環状である。「環状」は例えば「円環状」である。複数のティース300bは、周方向CDに沿って等間隔で配置される。複数のティース300bの各々は、コアバック300aから、径方向RD内側に向けて延びている。複数のティース300bには、それぞれ、複数のインシュレータ302が取り付けられる。具体的には、インシュレータ302は、ティース300bの軸方向ADの両端面および周方向CDの両面を覆っている。そして、複数のコイル304は、それぞれ、複数のインシュレータ302を介して複数のティース300bに導線を巻き回すことによって構成される。
金属端子306はインシュレータ302に取り付けられる。例えば、複数の金属端子306は、1つのインシュレータ302に取り付けられてもよい。例えば、複数の金属端子306は、それぞれ、複数のインシュレータ302に取り付けられてもよい。金属端子306の数は、モータMTの相数と同数である。金属端子306の各々は、1つの相に対応する1以上のコイル304から引き出される1本の導線に接続される。
静止部3は、リード線保持部34と、基板36と、ハウジング38とをさらに有する。リード線保持部34は「導電部材保持部」の一例に相当する。
基板36は略平板状である。基板36は、軸方向ADに対して略直交する。基板36は、配線の印刷されたプリント基板であり、各種電子部品を有する。基板36は、ステータ30の少なくとも一部および回転部1の少なくとも一部と軸方向ADに対向し、略水平に配置されている。
リード線5は基板36に電気的に接続される。そして、基板36にはステータ30の金属端子306が電気的に接続される。従って、リード線5は、ステータ30に間接的に接続される。さらに、リード線5は、静止部3の外部へ引き出される。なお、リード線5は、ステータ30に直接接続されていてもよい。例えば、リード線5は、ステータ30の金属端子306に直接接続されていてもよい。
リード線保持部34は、少なくとも1本のリード線5を保持する。実施形態1では、リード線保持部34は複数本のリード線5を保持する。リード線保持部34は、例えば、5本のリード線5を保持する。リード線保持部34は、いわゆる、ブッシングである。リード線5は、リード線保持部34を介して、基板36から静止部3の外部に引き出される。実施形態1では、リード線保持部34は、ハウジング38とは別の部材である。
ハウジング38は、回転部1の少なくとも一部を収容する。ハウジング38は、ステータ30の少なくとも一部を覆う。
具体的には、ハウジング38は、ハウジング本体380と、カバー381とを有する。ハウジング本体380は「第1ハウジング」の一例に相当し、カバー381は「第2ハウジング」の一例に相当する。
ハウジング本体380とカバー381とは、軸方向ADに沿って配置される。ハウジング本体380は、軸方向ADに開放されている開口を有する。ハウジング本体380は、略有底円筒状であり、合成樹脂製の部材である。ハウジング本体380は、ステータ30が挿入された金型の内部に、合成樹脂を流し込むことにより得られる。つまり、ハウジング本体380は、ステータ30をインサート部品とする樹脂成型品である。従って、ステータ30はハウジング本体380に固定され、ステータ30の少なくとも一部はハウジング本体380に覆われている。例えば、コアバック300aはハウジング本体380に固定され、コアバック300aの外周面はハウジング本体380に覆われている。また、回転部1の少なくとも一部は、ハウジング本体380に収容される。カバー381は、略円板状であり、合成樹脂製の部材である。また、カバー381は、ハウジング本体380の上部の開口を覆っている。
リード線保持部34はハウジング38に固定される。具体的には、リード線保持部34はハウジング本体380に固定される。なお、リード線保持部34は、ハウジング本体380とカバー381とに挟まれることによって、ハウジング38に固定されてもよい。
次に、図2を参照して、リード線保持部34を説明する。図2は、リード線保持部34の一部を示す断面図である。図2では、図1に示す方向D1からリード線保持部34を見ている。方向D1は、径方向RD外側から内側に向かう方向を示す。
図2に示すように、リード線保持部34は、少なくとも一部に磁性体MGを含み、リード線5を保持する。従って、実施形態1によれば、磁性体MGの磁場によって、リード線5を流れるノイズ電流を低減できる。その結果、ノイズ電流により発生する磁束が、モータMT内部の電子回路およびモータMT外部の電子機器に影響を与えることを抑制できる。換言すれば、実施形態1では、磁性体MGを含むリード線保持部34によって効果的にEMI(Electro−Magnetic Interference)の対策を行うことができる。EMIとは、一般的には、電子機器の発生する電磁波が別の電子機器の動作に影響を与える現象のことである。EMIは、いわゆる、電磁妨害である。
加えて、実施形態1によれば、モータに内蔵される基板にコンデンサまたはフェライトビーズを設けてEMIの対策を行う場合と比較して、基板36への電子部品の配置の自由度を向上できる。つまり、基板36上での電子部品の配置が、コンデンサおよびフェライトビーズなどのEMIの対策用部品によって制限されることを抑制できる。
また、実施形態1では、リード線保持部34は、磁性体MGを介してリード線5を保持している。そして、磁性体MGは、リード線5の回りに環形に配置される。従って、リード線5の外周方向D2において、リード線5が磁性体MGで囲まれる。その結果、磁性体MGの磁場によってリード線5を流れるノイズ電流を更に低減でき、EMIの対策を更に効果的に行うことができる。「外周方向D2」は、リード線5の回りの円周方向を示す。「環形」は、例えば、「円環形」である。
また、リード線5の回りに環形を構成するだけの磁性体MGを用意すればよいため、磁性材料の使用量を少なくできる。その結果、リード線保持部34のコストを低減できる。
さらに、実施形態1では、磁性体MGの少なくとも一部は、リード線5に接触している。従って、磁性体MGの磁場によってリード線5を流れるノイズ電流を更に効果的に低減でき、EMIの対策を更に効果的に行うことができる。具体的には、磁性体MGの内周面MGaが、リード線5の外周面50に接触している。
また、磁性体MGがリード線5に対して方向D3に間隔をあけて配置される場合と比較して、磁性材料の使用量を少なくできる。その結果、リード線保持部34のコストを更に低減できる。方向D3は、リード線保持部34におけるリード線5の延びる方向D4(図3)に直交する方向を示す。
さらに、実施形態1によれば、リード線保持部34は、ハウジング38に固定される。従って、ハウジング38におけるリード線保持部34の固定位置において、磁性体MGの磁場によって、リード線5を流れるノイズ電流を低減できる。つまり、ステータ30および基板36の比較的近傍でノイズ電流を低減できる。従って、ステータ30のコイル304および基板36の電子部品に流れるノイズ電流を効果的に低減でき、EMIの対策を効果的に行うことができる。
次に、図2および図3を参照して、リード線保持部34を更に具体的に説明する。図3は、リード線保持部34を示す斜視図である。図3では、図面の簡略化のため、リード線5を一点鎖線で示している。
図2および図3に示すように、実施形態1では、リード線保持部34は複数の磁性体MGを含む。磁性体MGは、例えば、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、ネオジム鉄ボロン磁石、または、サマリウム鉄窒素磁石である。磁性体MGは、成形が容易なプラスチックマグネットであることが好ましい。プラスチックマグネットは、例えば、フェライト系、サマリウムコバルト系、ネオジム系、または、サマリウム鉄窒素系である。また、磁性体MGはゴムマグネットであってもよい。
複数の磁性体MGの各々は、第1磁性体片MG1と、第2磁性体片MG2とを有する。第1磁性体片MG1および第2磁性体片MG2の各々は、略半円筒状である。第1磁性体片MG1と第2磁性体片MG2とは、略円筒状の磁性体MGを構成している。第1磁性体片MG1および第2磁性体片MG2の各々は径方向RDに沿って延びている。つまり、複数の磁性体MGの各々は径方向RDに沿って延びている。
リード線保持部34は磁性体保持部340を有する。磁性体保持部340は複数の磁性体MGを保持する。磁性体保持部340は、略板状の第1保持部341と、略板状の第2保持部342とを有する。第1保持部341および第2保持部342の各々は絶縁体によって構成される。第1保持部341および第2保持部342の各々の材料は、例えば、合成樹脂である。合成樹脂は、例えば、ポリブチレンテレフタレートである。
第1保持部341は複数の第1溝部GV1を有する。第2保持部342は複数の第2溝部GV2を有する。複数の第1溝部GV1は、互いに略平行であり、径方向RDに沿って延びている。複数の第2溝部GV2は、互いに略平行であり、径方向RDに沿って延びている。第1溝部GV1は軸方向AD上側に向かって略半円状に凹んでおり、第2溝部GV2は軸方向AD下側に向かって略半円状に凹んでいる。
第1保持部341は複数の第1磁性体片MG1を保持する。具体的には、複数の第1磁性体片MG1は、それぞれ、複数の第1溝部GV1に配置される。複数の第1磁性体片MG1は、互いに略平行であり、径方向RDに沿って延びている。第2保持部342は複数の第2磁性体片MG2を保持する。具体的には、複数の第2磁性体片MG2は、それぞれ、複数の第2溝部GV2に配置される。複数の第2磁性体片MG2は、互いに略平行であり、径方向RDに沿って延びている。
第1保持部341と第2保持部342とは軸方向ADに接触している。例えば、第1保持部341と第2保持部342とは軸方向ADに連結されていてもよい。そして、リード線5の各々は、第1磁性体片MG1と第2磁性体片MG2との間に配置される。その結果、リード線5の各々は、第1磁性体片MG1と第2磁性体片MG2とによって保持される。つまり、第1保持部341は、第1磁性体片MG1を介してリード線5を保持し、第2保持部342は、第2磁性体片MG2を介してリード線5を保持する。また、リード線保持部34におけるリード線5の延びる方向D4は、径方向RDと略平行である。
(第1変形例)
図4を参照して、実施形態1の第1変形例に係るモータMTを説明する。第1変形例に係るモータMTのリード線保持部34が、環形状の一部が欠けた磁性体MGを有する点で、第1変形例は図1〜図3を参照して説明した実施形態1と主に異なる。以下、第1変形例が実施形態1と異なる点を主に説明する。また、説明の便宜のため、第1変形例に係るリード線保持部34を「リード線保持部34A」と記載する。
図4は、第1変形例に係るモータMTのリード線保持部34Aの一部を示す断面図である。図4に示すように、リード線保持部34Aは、磁性体MGを介してリード線5を保持する。磁性体MGの各々は、リード線5の回りに環形状の少なくとも一部を構成する。従って、第1変形例によれば、磁性体MGの磁場によって、リード線5を流れるノイズ電流を低減でき、EMIの対策を効果的に行うことができる。「環形状」は、例えば、「円環形状」である。
また、リード線5の回りに環形状の少なくとも一部を構成するだけの磁性体MGを用意すればよいため、磁性材料の使用量を少なくできる。その結果、リード線保持部34Aのコストを低減できる。
引き続き図4を参照して、リード線保持部34Aを更に具体的に説明する。図4に示すように、リード線保持部34Aの磁性体MGの内面MGbは、リード線5の延びる方向D4(図3)からリード線保持部34Aを見たときに、リード線5の外周面50の略半分の領域と接触している。なお、磁性体MGの内面MGbは、リード線5の外周面50の略半分より小さい領域と接触していてもよいし、リード線5の外周面50の略半分より大きい領域と接触していてもよい。
具体的には、磁性体MGは第2磁性体片MG2を有し、第2保持部342が第2磁性体片MG2を保持する。そして、第1保持部341と第2保持部342とは軸方向ADに接触している。従って、リード線5は、第1保持部341の第1溝部GV1と第2保持部342の第2磁性体片MG2との間に配置される。その結果、リード線5は、第1溝部GV1と第2磁性体片MG2とによって保持される。つまり、第1保持部341はリード線5を保持し、第2保持部342は、第2磁性体片MG2を介してリード線5を保持する。なお、例えば、第1保持部341と第2保持部342とは軸方向ADに連結されていてもよい。
(第2変形例)
図5を参照して、実施形態1の第2変形例に係るモータMTを説明する。第2変形例に係るモータMTのリード線保持部34が、互いに間隔をあけて配置される複数の磁性体片MGPを有する点で、第2変形例は図1〜図3を参照して説明した実施形態1と主に異なる。以下、第2変形例が実施形態1と異なる点を主に説明する。また、説明の便宜のため、第2変形例に係るリード線保持部34を「リード線保持部34B」と記載する。
図5は、第2変形例に係るモータMTのリード線保持部34Bの一部を示す断面図である。図5に示すように、リード線保持部34Bは、磁性体MGを介してリード線5を保持する。複数の磁性体MGの各々は複数の磁性体片MGPを有する。第2変形例では、複数の磁性体MGの各々は2つの磁性体片MGPを有する。なお、複数の磁性体MGの各々は3以上の磁性体片MGPを有していてもよい。複数の磁性体片MGPは、リード線5の回りに、リード線5の外周方向D2に間隔daをあけて環形に配置されている。従って、リード線5の外周方向D2において、リード線5が複数の磁性体片MGPで囲まれる。その結果、複数の磁性体片MGPの磁場によって、リード線5を流れるノイズ電流を低減でき、EMIの対策を効果的に行うことができる。「環形」は、例えば、「円環形」である。
また、リード線5を流れるノイズ電流を低減するために必要十分な数の磁性体片MGPを用意すればよいため、磁性材料の使用量を少なくできる。その結果、リード線保持部34Bのコストを低減できる。
引き続き図5を参照して、リード線保持部34Bを更に具体的に説明する。図5に示すように、リード線保持部34Bの磁性体片MGPの各々は、リード線5の延びる方向D4(図3)からリード線保持部34Bを見たときに、略円弧状である。磁性体片MGPの各々は径方向RD(図3)に沿って延びている。2つの磁性体片MGPのうちの一方の磁性体片MGPの内面MGb1は、リード線5の外周面50の一部の領域と接触し、他方の磁性体片MGPの内面MGb2は、リード線5の外周面50の他の一部の領域と接触している。
具体的には、第1保持部341が2つの磁性体片MGPのうちの一方の磁性体片MGPを保持し、第2保持部342が他方の磁性体片MGPを保持する。つまり、2つの磁性体片MGPのうちの一方の磁性体片MGPは第1溝部GV1に配置され、他方の磁性体片MGPは第2溝部GV2に配置される。そして、第1保持部341と第2保持部342とは軸方向ADに接触している。従って、リード線5は、第1溝部GV1に配置された磁性体片MGPと第2溝部GV2に配置された磁性体片MGPとの間に配置される。その結果、リード線5は、2つの磁性体片MGPによって保持される。つまり、第1保持部341は、磁性体片MGPを介してリード線5を保持し、第2保持部342は、磁性体片MGPを介してリード線5を保持する。なお、例えば、第1保持部341と第2保持部342とは軸方向ADに連結されていてもよい。
なお、少なくとも1つの磁性体片MGPが、第1保持部341と第2保持部342とに外周方向D2に跨って配置されていてもよい。
(第3変形例)
図6を参照して、実施形態1の第3変形例に係るモータMTを説明する。第3変形例に係るモータMTのリード線保持部34が、磁性材料で形成される点で、第3変形例は図1〜図3を参照して説明した実施形態1と主に異なる。以下、第3変形例が実施形態1と異なる点を主に説明する。また、説明の便宜のため、第3変形例に係るリード線保持部34を「リード線保持部34C」と記載する。
図6は、第3変形例に係るモータMTのリード線保持部34Cの一部を示す断面図である。図6に示すように、リード線保持部34Cの材料は磁性材料である。つまり、リード線保持部34Cが磁性体MGである。従って、リード線保持部34Cに磁性体を組み込む工程を削減できる。その結果、一定時間当たりのリード線保持部34Cの製造量を増加できる。なお、リード線保持部34Cが磁性体MGであるため、リード線保持部34Cは磁性体MGを介してリード線5を保持している。
また、リード線保持部34Cの磁場によってリード線5を流れるノイズ電流を効果的に低減でき、EMIの対策を効果的に行うことができる。特に、リード線保持部34Cは、リード線5の外周方向D2にリード線5を囲んでいる。加えて、リード線保持部34Cの少なくとも一部は、リード線5に接触している。従って、リード線保持部34Cの磁場によって、リード線5を流れるノイズ電流を更に効果的に低減できる。
引き続き図6を参照して、リード線保持部34Cを更に具体的に説明する。図6に示すように、リード線保持部34Cは、略板状の第1保持部341Aと、略板状の第2保持部342Aとを有する。第1保持部341Aおよび第2保持部342Aの各々の材料は磁性材料である。つまり、第1保持部341Aは第1磁性体片MG1であり、第2保持部342Aは第2磁性体片MG2である。
第1保持部341Aは、実施形態1と同様の複数の第1溝部GV1を有する。第2保持部342Aは、実施形態1と同様の複数の第2溝部GV2を有する。第1保持部341Aと第2保持部342Aとは軸方向ADに接触している。例えば、第1保持部341Aと第2保持部342Aとは軸方向ADに連結されていてもよい。そして、リード線5の各々は、第1溝部GV1と第2溝部GV2との間に配置される。その結果、リード線5の各々は、第1溝部GV1と第2溝部GV2とによって保持される。つまり、第1保持部341Aはリード線5を保持し、第2保持部342Aはリード線5を保持する。また、第1溝部GV1および第2溝部GV2は、リード線5の外周面50と接触している。
(第4変形例)
図7を参照して、実施形態1の第4変形例に係るモータMTを説明する。第4変形例に係るモータMTのリード線保持部34が、リード線5に対して間隔をあけて配置される磁性体MGを有する点で、第4変形例は図1〜図3を参照して説明した実施形態1と主に異なる。以下、第4変形例が実施形態1と異なる点を主に説明する。また、説明の便宜のため、第4変形例に係るリード線保持部34を「リード線保持部34D」と記載する。
図7は、第4変形例に係るモータMTのリード線保持部34Dの一部を示す断面図である。図7に示すように、リード線保持部34Dは、磁性体MGを介してリード線5を保持する。磁性体MGは、リード線保持部34Dにおけるリード線5の延びる方向D4(図3)に直交する方向D3に、リード線5に対して間隔dbをあけて配置されている。従って、第4変形例によれば、リード線保持部34Dにおける磁性体MGの配置の自由度を向上できる。つまり、磁性体MGをリード線5に接触させることが要求されないため、リード線保持部34Dにおける任意の位置に磁性体MGを配置できる。また、磁性体MGの磁場によってリード線5を流れるノイズ電流を効果的に低減でき、EMIの対策を効果的に行うことができる。
具体的には、複数の磁性体MGはリード線保持部34Dに埋め込まれている。更に具体的には、磁性体MGの複数の第1磁性体片MG1は、リード線保持部34Dの第1保持部341に埋め込まれている。つまり、第1保持部341は複数の第1磁性体片MG1を保持する。磁性体MGの第2磁性体片MG2は、リード線保持部34Dの第2保持部342に埋め込まれている。つまり、第2保持部342は複数の第2磁性体片MG2を保持する。第1磁性体片MG1および第2磁性体片MG2の各々は、リード線5の延びる方向D4(図3)からリード線保持部34Dを見たときに、略円弧状である。
なお、リード線5の各々は、第1溝部GV1と第2溝部GV2との間に配置され、第1溝部GV1と第2溝部GV2とによって保持される。つまり、第1保持部341はリード線5を保持し、第2保持部342はリード線5を保持する。
(実施形態2)
図8および図9を参照して、本発明の実施形態2に係るモータMTを説明する。実施形態2に係るモータMTのリード線保持部34の一部がハウジング38の一部として構成される点で、実施形態2は実施形態1と主に異なる。以下、実施形態2が実施形態1と異なる点を主に説明する。また、説明の便宜のため、実施形態2に係るリード線保持部34を「リード線保持部34E」と記載する。
図8は、実施形態2に係るモータMTを示す断面図である。図9は、実施形態2に係るモータMTのリード線保持部34Eの一部を示す断面図である。図9では、図8に示す方向D1からリード線保持部34Eを見ている。
図8に示すように、モータMTのリード線保持部34Eの一部がハウジング38の一部として構成される。
具体的には、図9に示すように、リード線保持部34Eは、磁性体MGを介してリード線5を保持する。リード線保持部34Eは磁性体保持部340を有する。磁性体保持部340は複数の磁性体MGを保持する。そして、磁性体保持部340の一部とハウジング本体380とは、単一の部材である。また、磁性体保持部340の他の一部とカバー381とは、単一の部材である。従って、実施形態2によれば、磁性体保持部340の一部をハウジング本体380と一体成形できるとともに、磁性体保持部340の他の一部をカバー381と一体成形できる。従って、磁性体保持部340を単独で製造する工程を削減でき、磁性体保持部340の製造コストを低減できる。また、モータMTの部品点数を削減できる。さらに、磁性体MGの磁場によってリード線5を流れるノイズ電流を効果的に低減でき、EMIの対策を効果的に行うことができる。
具体的には、磁性体保持部340は、ハウジング本体380とカバー381との軸方向ADの境界に位置する。磁性体保持部340は、第1保持部341と、第2保持部342とを有する。
第1保持部341とハウジング38のカバー381とは、単一の部材であり、一体成形される。従って、第1保持部341はカバー381の一部として構成される。そして、第1溝部GV1はカバー381に設けられる。具体的には、第1溝部GV1は、カバー381の軸方向ADの下端から、軸方向AD上側に向かって略半円状に凹んでいる。第1溝部GV1は、実施形態1と同様に、径方向RD(図8)に沿って延びている。
第2保持部342とハウジング38のハウジング本体380とは、単一の部材であり、一体成形される。従って、第2保持部342はハウジング本体380の一部として構成される。そして、第2溝部GV2はハウジング本体380に設けられる。具体的には、第2溝部GV2は、ハウジング本体380の軸方向ADの上端から、軸方向AD下側に向かって略半円状に凹んでいる。第2溝部GV2は、実施形態1と同様に、径方向RD(図8)に沿って延びている。
複数の第1磁性体片MG1は、それぞれ、複数の第1溝部GV1に配置される。複数の第2磁性体片MG2は、それぞれ、複数の第2溝部GV2に配置される。そして、カバー381とハウジング本体380とは軸方向ADに接触している。例えば、カバー381とハウジング本体380とは軸方向ADに連結されていてもよい。従って、リード線5の各々は、第1磁性体片MG1と第2磁性体片MG2との間に配置される。その結果、リード線5の各々は、第1磁性体片MG1と第2磁性体片MG2とによって保持される。
なお、ハウジング本体380は「第1ハウジング」の一例に相当し、カバー381は「第2ハウジング」の一例に相当する。
(実施形態3)
図10を参照して、本発明の実施形態3に係るモータMTを説明する。実施形態3に係るモータMTのリード線保持部34が静止部3の外部に位置する点で、実施形態3は実施形態1と主に異なる。以下、実施形態3が実施形態1と異なる点を主に説明する。
図10は、実施形態3に係るモータMTを示す断面図である。図10に示すように、静止部3は、図1を参照して説明した実施形態1に係る静止部3の構成に加えて、リード線保持部40をさらに有する。リード線保持部40は、少なくとも1本のリード線5を保持する。実施形態3では、リード線保持部40は複数本のリード線5を保持する。リード線保持部40は、いわゆる、ブッシングである。リード線保持部40はハウジング38に固定される。具体的には、リード線保持部40はハウジング本体380に固定される。リード線5は、リード線保持部40を介して、基板36から静止部3の外部に引き出される。
すなわち、リード線5の少なくとも一部は、ハウジング38から外部に延びる。実施形態1と同様のリード線保持部34(図2、図3)は、ハウジング38の外部に位置し、リード線5の両端部のうちハウジング38の外部に位置する端部51を保持する。従って、実施形態3によれば、ハウジング38の外部において、磁性体MG(図2、図3)の磁場によって、リード線5を流れるノイズ電流を低減でき、EMIの対策を効果的に行うことができる。特に、リード線保持部34をハウジング38の外部に配置する場合は、リード線保持部34をハウジング38に固定する場合と比較して、リード線保持部34の設計の制約が小さい場合がある。この場合は、磁性体MGを含むリード線保持部34の設計が容易である。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態(変形例を含む。)について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。例えば、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図2および図9を参照して説明した磁性体MGは、第1磁性体片MG1および第2磁性体片MG2を有していたが、単一の磁性部材であってもよい。また、図3では、方向D4における第1磁性体片MG1の長さは、方向D4における第1溝部GV1の長さと略等しかった。ただし、方向D4における第1磁性体片MG1の長さは、方向D4における第1溝部GV1の長さよりも、短くてもよいし、長くてもよい。同様に、方向D4における第2磁性体片MG2の長さは、方向D4における第2溝部GV2の長さよりも、短くてもよいし、長くてもよい。また、図8に示すリード線保持部34Eは、図9に示す磁性体MGの代わりに、図4、図5、または、図7に示す磁性体MGを有していてもよい。
また、図10に示すモータMTは、リード線保持部34の代わりに、リード線保持部34A〜34D(図4〜図7)のうちのいずれかのリード線保持部を有していてもよい。図10に示すモータMTは、リード線保持部40の代わりに、リード線保持部34、34A〜34E(図2、図4〜図7、図9)のうちのいずれかのリード線保持部を有していてもよい。
さらに、リード線保持部34、34A〜34Eが磁性体MGを含む限りにおいては、リード線保持部34、34A〜34Eの形状は特に限定されない。また、リード線保持部34、34A〜34Eは、1本のリード線5を保持していてもよい。つまり、リード線保持部34、34A、34B、34Dは、1つの磁性体MG、1つの第1溝部GV1、および、1つの第2溝部GV2を有していてもよい。また、リード線保持部34Cは、1つの第1溝部GV1、および、1つの第2溝部GV2を有していてもよい。さらに、本発明は、アウターロータ型のモータにも適用できる。アウターロータ型のモータでは、回転部1は、静止部3に対して径方向RD外側に配置される。
本発明は、例えば、モータに利用できる。
1 回転部
3 静止部
5 リード線(導電部材)
10 マグネット
30 ステータ
34、34A〜34E リード線保持部(導電部材保持部)
38 ハウジング
340 磁性体保持部
380 ハウジング本体(第1ハウジング)
381 カバー(第2ハウジング)
MT モータ
MG 磁性体
MGP 磁性体片
AX 中心軸
AD 軸方向
RD 径方向
CD 周方向

Claims (10)

  1. 上下方向に延びる中心軸の回りに回転し、マグネットを有する回転部と、
    前記マグネットと径方向に対向するステータを有する静止部と、
    前記ステータに直接または間接的に接続され、前記静止部の外部へ引き出される導電部材と
    を有し、
    前記静止部は、前記導電部材を保持する導電部材保持部を有し、
    前記導電部材保持部は、少なくとも一部に磁性体を含む、モータ。
  2. 前記磁性体は、前記導電部材の回りに環形状の少なくとも一部を構成する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記磁性体は、前記導電部材の回りに環形に配置される、請求項1または請求項2に記載のモータ。
  4. 前記磁性体は、複数の磁性体片を有し、
    前記複数の磁性体片は、前記導電部材の回りに、前記導電部材の外周方向に間隔をあけて環形に配置されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータ。
  5. 前記磁性体の少なくとも一部は、前記導電部材に接触している、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記導電部材保持部の材料は、磁性材料である、請求項1に記載のモータ。
  7. 前記磁性体は、前記導電部材保持部における前記導電部材の延びる方向に直交する方向に、前記導電部材に対して間隔をあけて配置されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ。
  8. 前記静止部は、ハウジングをさらに有し、
    前記ハウジングは、前記回転部の少なくとも一部を収容し、前記ステータの少なくとも一部を覆い、
    前記導電部材保持部は、前記ハウジングに固定される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 前記静止部は、ハウジングをさらに有し、
    前記ハウジングは、前記回転部の少なくとも一部を収容し、前記ステータの少なくとも一部を覆い、
    前記ハウジングは、軸方向に沿って配置される第1ハウジングと第2ハウジングとを有し、
    前記導電部材保持部は、前記磁性体を保持する磁性体保持部を有し、
    前記磁性体保持部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの軸方向の境界に位置し、
    前記磁性体保持部の一部と前記第1ハウジングとは、単一の部材であり、
    前記磁性体保持部の他の一部と前記第2ハウジングとは、単一の部材である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ。
  10. 前記静止部は、ハウジングをさらに有し、
    前記ハウジングは、前記回転部の少なくとも一部を収容し、前記ステータの少なくとも一部を覆い、
    前記導電部材の少なくとも一部は、前記ハウジングから外部に延びており、
    前記導電部材保持部は、前記ハウジングの外部に位置し、前記導電部材の両端部のうち前記ハウジングの外部に位置する端部を保持する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のモータ。
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