JP2002262504A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2002262504A JP2001053096A JP2001053096A JP2002262504A JP 2002262504 A JP2002262504 A JP 2002262504A JP 2001053096 A JP2001053096 A JP 2001053096A JP 2001053096 A JP2001053096 A JP 2001053096A JP 2002262504 A JP2002262504 A JP 2002262504A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動パワーステアリング装置において、電動
モータの部品点数を削減し、軽量化するとともに、電動
モータをハウジングに固定するためのボルト締結箇所と
シール箇所を削減すること。 【解決手段】 電動パワーステアリング装置10におい
て、電動モータ30のモータケース31にブラシホルダ
62をインロー結合するとともに、ブラシホルダ62を
ハウジング11Bにインロー結合した状態で、モータケ
ース31をハウジング11Bに固定したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動パワーステアリ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動パワーステアリング装置は、特開平
11-342856号公報に記載の如く、電動モータをハウジン
グに固定し、該ハウジングに操舵装置のアシスト軸を支
持し、電動モータの回転軸にアシスト軸を接続し、電動
モータのトルクを操舵装置に伝えて操舵アシストする。
【0003】従来技術では、電動モータをハウジングに
固定する構造として、電動モータのモータケースに端板
をインロー結合してボルト締結し、この端板をハウジン
グにインロー結合してボルト締結し、結果として、電動
モータのモータケースとハウジングの芯出し組付けを行
なっている。また、電動モータの回転軸とアシスト軸を
スプライン結合し、回転軸の両端部をモータケースと端
板のそれぞれに設けた軸受で2点支持し、アシスト軸の
両端部をハウジングに設けた2個の軸受で2点支持して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には以下の問
題点がある。 電動モータのモータケースとハウジングの芯出し組付
けのために、端板を介在させており、部品点数が多く、
大重量になる。
【0005】モータケースと端板のボルト締結、及び
ハウジングと端板のボルト締結の2箇所でボルト締結し
ており、ボルト締結箇所とシール箇所が2箇所必要にな
る。
【0006】電動モータの回転軸の支持構造として、
回転軸の両端部に軸受を用いており、電動モータの部品
点数が多く、大重量になる。
【0007】本発明の課題は、電動パワーステアリング
装置において、電動モータの部品点数を削減し、軽量化
するとともに、電動モータをハウジングに固定するため
のボルト締結箇所とシール箇所を削減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電動
モータをハウジングに固定し、該ハウジングに操舵装置
のアシスト軸を支持し、電動モータの回転軸にアシスト
軸を接続してなる電動パワーステアリング装置におい
て、電動モータのモータケースにブラシホルダをインロ
ー結合するとともに、ブラシホルダをハウジングにイン
ロー結合した状態で、モータケースをハウジングに固定
してなるものである。
【0009】請求項2の発明は、電動モータをハウジン
グに固定し、該ハウジングに操舵装置のアシスト軸を支
持し、電動モータの回転軸にアシスト軸を接続してなる
電動パワーステアリング装置において、電動モータのモ
ータケースにマグネットホルダをインロー結合するとと
もに、マグネットホルダをハウジングにインロー結合し
た状態で、モータケースをハウジングに固定してなるも
のである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において更に、電動モータの回転軸とアシスト軸をイン
ロー結合手段により接続し、回転軸の一端部のみをモー
タケースに支持し、回転軸の他端部を不支持構造にした
ものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば下記、の作用があ
る。 電動モータのモータケースをハウジングに芯出し組付
けする構造として、電動モータに必須のブラシホルダを
利用し、端板を不要としたから、部品点数を削減し、軽
量化でき、組付精度も確保できる。
【0012】電動モータのモータケースをハウジング
に直接的に、唯1箇所で固定するものであり、ボルト締
結箇所とシール箇所をそれぞれ唯1箇所に削減し、組付
性、シール性を向上できる。
【0013】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 電動モータのモータケースをハウジングに芯出し組付
けする構造として、電動モータに必須のマグネットホル
ダを利用し、端板を不要としたから、部品点数を削減
し、軽量化でき、組付精度も確保できる。
【0014】電動モータのモータケースをハウジング
に直接的に、唯1箇所で固定するものであり、ボルト締
結箇所とシール箇所をそれぞれ唯1箇所に削減し、組付
性、シール性を向上できる。
【0015】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 電動モータの回転軸の支持構造として、回転軸の一端
部のみ支持し、他端部は操舵装置のアシスト軸にインロ
ー結合するものとしたから、軸受の使用個数を削減し、
更に軽量化でき、またインロー結合により回転軸の他端
部の側の回転変動(回転中心ずれによる)を最小に抑え
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は電動パワーステアリング装
置を一部破断して示す正面図、図2は図1のII−II線に
沿う断面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図、図
4は図2のIV−IV線に沿う断面図、図5はマグネットホ
ルダを示す斜視図、図6はブラシホルダを示し、(A)
は正面図、(B)は側面図、図7はグロメットを示し、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図、図
8は図3の要部を示す側面図、図9は図8の変形例を示
す側面図である。
【0017】電動パワーステアリング装置10は、図
1、図2に示す如く、不図示のブラケットにより車体フ
レーム等に固定されるアルミ合金製のギヤハウジング1
1(第1〜第3のギヤハウジング11A〜11C)を有
する。そして、ステアリングホイールが結合されるステ
アリング軸12にトーションバー13を介してピニオン
軸14を連結し、このピニオン軸14にピニオン15を
設け、このピニオン15に噛合うラック16Aを備えた
ラック軸16を第1ギヤハウジング11Aに左右動可能
に支持している。ステアリング軸12とピニオン軸14
の間には、操舵トルク検出装置17を設けてある。尚、
ステアリング軸12とピニオン軸14は軸受12A、1
4A、14Bを介してギヤハウジング11に支持され
る。
【0018】操舵トルク検出装置17は、図2に示す如
く、ステアリング軸12、ピニオン軸14に係合してい
る円筒状のコア17Cを囲む2個の検出コイル17A、
17Bを第3ギヤハウジング11Cに設けている。コア
17Cは、ピニオン軸14のガイドピン17Dに係合す
る縦溝17Eを備えて軸方向にのみ移動可能とされると
ともに、ステアリング軸12のスライダピン17Fに係
合するスパイラル溝17Gを備える。これにより、ステ
アリングホイールに加えた操舵トルクがステアリング軸
12に付与され、トーションバー13の弾性ねじり変形
により、ステアリング軸12とピニオン軸14の間に回
転方向の相対変位を生ずると、ステアリング軸12とピ
ニオン軸14の回転方向の変位がコア17Cを軸方向に
変位させるものとなり、このコア17Cの変位による検
出コイル17A、17Bの周辺の磁気的変化に起因する
検出コイル17A、17Bのインダクタンスが変化す
る。即ち、コア17Cがステアリング軸12側へ移動す
ると、コア17Cが近づく方の検出コイル17Aのイン
ダクタンスが増加し、コア17Cが遠ざかる方の検出コ
イル17Bのインダクタンスが減少し、このインダクタ
ンスの変化により操舵トルクを検出できる。
【0019】第1ギヤハウジング11A内でラック軸1
6の一端を挟んでピニオン15と相対する部分に設けら
れているシリンダ部18には、図2に示す如く、ラック
ガイド19が内蔵され、ラックガイド19(ブッシュ1
9A)はシリンダ部18に被着されるキャップ20によ
り背面支持されるばね21によりラック軸16の側に弾
発され、ラック軸16のラック16Aをピニオン15に
押し付けるとともに、ラック軸16の一端を摺動自在に
支持する。尚、ラック軸16の他端側は軸受22により
支持される。また、ラック軸16の中間部には連結ボル
ト22A、22Bにより左右のタイロッド23A、23
Bが連結される。
【0020】第2ギヤハウジング11Bには、図3、図
4に示す如く、電動モータ30のモータケース31が固
定され、電動モータ30の回転軸32には接続体80を
介してアシスト軸33が結合され、アシスト軸33はボ
ールベアリング等の軸受34、35により第2ギヤハウ
ジング11Bに両端支持されている。軸受34の内輪は
ストッパリング36Aにより、外輪はロックナット36
Bにより保持される。そして、アシスト軸33の中間部
にウォームギヤ37を一体に備え、このウォームギヤ3
7に噛合うウォームホイール38をピニオン軸14の中
間部に固定してある。電動モータ30の発生トルクは、
ウォームギヤ37とウォームホイール38の噛合い、ピ
ニオン15とラック16Aの噛合いを介してラック軸1
6に操舵アシスト力となって付与され、運転者がステア
リング軸12に付与する操舵力をアシストする。
【0021】ここで、電動モータ30は以下の如くに構
成される。即ち、電動モータ30は、鉄等の磁性材料に
より形成される筒状のヨーク52と、ヨーク52の内周
の周方向複数位置にマグネット収容区画53Bを形成す
る絶縁性樹脂材料により形成された筒状体53Aからな
るマグネットホルダ53と、マグネットホルダ53のマ
グネット収容区画53Bに収容されて位置決め保持され
るマグネット54と、マグネットホルダ53に位置決め
保持されたマグネット54の内側に圧入される非磁性材
料の極薄板により成形されたマグネットカバー55(不
図示)とからなる固定子51を有する。
【0022】また、電動モータ30は、固定子51の内
側に挿入されて回転軸32に固定される回転子56を有
する。回転子56は、回転軸32の外周に設けられるア
マチュアコア57とコンミテータ58とからなる。
【0023】また、電動モータ30は、回転子56のコ
ンミテータ58に接触せしめられるブラシ61と、ブラ
シ61を位置決め保持するブラシ保持部62Bを形成す
る絶縁性樹脂材料により形成された短円筒体62Aから
なるブラシホルダ62を有する。また、電動モータ30
は、ブラシホルダ62に位置決め保持されたブラシ61
にピグテールを介して接続端子63Aを接続し、この接
続端子63Aを内蔵する絶縁性樹脂材料によりブラシホ
ルダ62と一体形成された給電コネクタ63を有する。
【0024】電動モータ30は、ブラシ61から回転子
56のコンミテータ58を経てアマチュアコア57に給
電されると、アマチュアコア57の磁力線が固定子51
のマグネット54で発生している磁界を切ることによ
り、回転子56が回転する。
【0025】しかるに、電動モータ30は以下の如くの
特徴的構成を具備する。 (1)電動モータ30は、ヨーク52を一端開口他端閉塞
の円筒体とし、このヨーク52をモータケース31とし
ている。ヨーク52は、ハウジング11Bに固定される
一端フランジ部52Aと他端閉塞部52Bを有する。
【0026】(2)マグネットホルダ53は、図5に示す
如く、マグネット収容区画53Bを有する筒状体53A
をなし、筒状体53Aの外周をヨーク52にインロー結
合するとともに、ブラシホルダ62の係合部62Cに係
合する係合部53Cを筒状体53Aの外周に連続させて
その周方向特定位置に凸状形成し、この係合部53Cの
外周をハウジング11Bにインロー結合可能としてい
る。
【0027】(3)ブラシホルダ62は、図6に示す如
く、ブラシ保持部62Bを有する短円筒体62Aをな
し、短円筒体62Aの内周の周方向複数位置にブラシ保
持部62Bを形成し、このブラシ保持部62Bにばね6
4、ブラシ61を納め、ばね64のばね力によりブラシ
61を回転子56のコンミテータ58に押接する。ブラ
シホルダ62は、短円筒体62Aの外周の一端側をモー
タケース31を構成する容器52にインロー結合すると
ともに、短円筒体62Aの外周の他端側をハウジング1
1Bにインロー結合可能としている。
【0028】尚、ブラシホルダ62は、一端側の周方向
特定位置に係合部62Cを凹状形成するとともに、他端
側の周方向特定位置に係止部62Dを凸状形成してい
る。マグネットホルダ53の係合部53Cをブラシホル
ダ62の係合部62Cに係合させることにより、マグネ
ットホルダ53が位置決めする固定子51のマグネット
54に対する、ブラシホルダ62が保持するブラシ61
の位相ずれをなくし、電動モータ30の回転性能が正転
方向と逆転方向で異なるものになることを回避し、性能
の低下を回避する。また、ブラシホルダ62の係止部6
2Dをハウジング11Bのインロー結合部65の奥側の
周方向特定位置に凹状形成してある係止部65Aに係止
することにより、ブラシホルダ62の周方向取付位置を
簡易確実に位置決め可能とする。
【0029】(4)ブラシホルダ62にはグロメット66
が被着されて組付けられる。グロメット66は、ハウジ
ング11Bとモータケース31(ヨーク52)の接続部
で、ハウジング11Bのフランジ部67に切欠形成され
るコネクタ挿着部68に装填されるコネクタシール部6
6Aと、ハウジング11Bのフランジ部67に形成され
るリング溝部69に装填されるOリング66Bとを一体
に備える。ブラシホルダ62は、給電コネクタ63にグ
ロメット66のコネクタシール部66Aを、ブラシホル
ダ62の短円筒体62Aにグロメット66のOリング6
6Bを被着されて、ハウジング11Bとモータケース3
1(ヨーク52)の接続部に液密に組付けられる。
【0030】(5)上述(2)〜(4)により、電動モータ30
はハウジング11Bに以下の如くに固定される。
【0031】ブラシホルダ62にグロメット66を被
着する。 電動モータ30のモータケース31(ヨーク52)に
マグネットホルダ53の筒状体53Aをインロー結合す
る。続いて、モータケース31(ヨーク52)にブラシ
ホルダ62の短円筒体62Aの一端側をインロー結合す
る(図3)。このとき、ブラシホルダ62の係合部62
Cはマグネットホルダ53の係合部53Cに係合せしめ
られる。
【0032】マグネットホルダ53の係合部53Cを
ハウジング11Bのインロー結合部65にインロー結合
する(図4)。同時に、ブラシホルダ62の短円筒体6
2Aの他端側をハウジング11Bのインロー結合部65
にインロー結合する(図3)。このとき、ブラシホルダ
62の係止部62Dがハウジング11Bの係止部65A
に係止せしめられる。
【0033】上述と同時に、グロメット66のコネ
クタシール部66Aはハウジング11Bのフランジ部6
7に切欠形成されているコネクタ挿着部68に封着さ
れ、グロメット66のOリング66Bはハウジング11
Bのフランジ部67に設けたリング溝部69に装填され
て該フランジ部67とヨーク52のフランジ部52Aと
の間に封着される。
【0034】電動モータ30のモータケース31(ヨ
ーク52)は、上述、のマグネットホルダ53を利
用したモータケース31(ヨーク52)とハウジング1
1Bとのインロー結合、ブラシホルダ62を利用したモ
ータケース31(ヨーク52)とハウジング11Bとの
インロー結合により、ハウジング11Bに芯出しされた
状態で、ボルト70によりヨーク52のフランジ部52
Aをハウジング11Bのフランジ部67に締結されて固
定される。
【0035】次に、電動モータ30の回転軸32はモー
タケース31に以下の如くに支持される。 (1)電動モータ30の回転軸32とアシスト軸33を筒
状接続体80にインロー結合して接続し、回転軸32の
一端部のみをモータケース31(ヨーク52)の他端閉
塞部52Bの中心部に設けた軸受71に支持し、回転軸
32の他端部を不支持構造とした。
【0036】具体的には、図8に示す如く、電動モータ
30の回転軸32の先端部に設けた嵌合軸部(又は嵌合
孔部)32Aを接続体80の孔81に圧入して固定し、
がたなく一体回転可能に結合する。また、回転軸32と
同一軸上で、アシスト軸33の先端部に設けた嵌合軸部
(又は嵌合孔部)33Aを接続体80の孔81にインロ
ー結合するとともに、アシスト軸33の嵌合軸部33A
の側傍の嵌合軸部(又は嵌合孔部)33Bを接続体80
の孔82にスプライン(セレーション)結合した。
【0037】従って、電動モータ30の回転軸32とア
シスト軸33は接続体80の同一の孔81にインロー結
合されることにて同軸結合され、結果として、回転軸3
2において接続体80が結合される側の端部はモータケ
ース31に対し軸受を介さない不支持構造とし、アシス
ト軸33の両端部を前述の如く軸受34、35を介して
ハウジング11Bに2点支持し、回転軸32の一端部だ
けを上述の如く軸受71を介してモータケース31に1
点支持するものとした。
【0038】(2)電動モータ30の回転軸32とアシス
ト軸33を接続する接続体80の内部で、回転軸32と
アシスト軸33の相突き合される端面の間に介装され、
回転軸32とアシスト軸33の双方によって軸方向に挟
圧されるOリング状の弾性体90を介装した。
【0039】尚、弾性体90は、図9に示す如く、接続
体80の外部で、アシスト軸33に係着したストッパリ
ング36Aと接続体80の端面との間に介装され、回転
軸32とアシスト軸33の双方によって軸方向に挟圧さ
れても良い。
【0040】このとき、アシスト軸33は軸受34、3
5により軸方向に不動支持されており、回転軸32は弾
性体90の弾発力により反アシスト軸33の方向に押圧
され、軸方向のガタをなくし、打音の発生を防止でき
る。
【0041】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。請求項1の発明によれば下記、の作用があ
る。 電動モータ30のモータケース31をハウジング11
Bに芯出し組付けする構造として、電動モータ30に必
須のマグネットホルダ53とブラシホルダ62を利用
し、端板を不要としたから、部品点数を削減し、軽量化
でき、組付精度も確保できる。
【0042】電動モータ30のモータケース31をハ
ウジング11Bに直接的に、唯1箇所で固定するもので
あり、ボルト締結箇所とシール箇所をそれぞれ唯1箇所
に削減し、組付性、シール性を向上できる。
【0043】電動モータ30の回転軸32の支持構造
として、回転軸32の一端部のみ支持し、他端部は接続
体80を介して操舵装置のアシスト軸33にインロー結
合するものとしたから、軸受の使用個数を削減し、更に
軽量化でき、またインロー結合により回転軸32の他端
部の側の回転変動(回転中心ずれによる)を最小に抑え
ることができる。
【0044】以上、本発明の実施の形態を図面により記
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、電
動モータのモータケースをハウジングに芯出し組付けす
る構造としては、ブラシホルダとマグネットホルダの一
方のみを、モータケースとハウジングのそれぞれにイン
ロー結合するものであっても良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動パワ
ーステアリング装置において、電動モータの部品点数を
削減し、軽量化するとともに、電動モータをハウジング
に固定するためのボルト締結箇所とシール箇所を削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は電動パワーステアリング装置を一部破断
して示す正面図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図4は図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図5はマグネットホルダを示す斜視図である。
【図6】図6はブラシホルダを示し、(A)は正面図、
(B)は側面図である。
【図7】図7はグロメットを示し、(A)は正面図、
(B)は側面図、(C)は平面図である。
【図8】図8は図3の要部を示す側面図
【図9】図9は図8の変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 電動パワーステアリング装置 11B ハウジング 30 電動モータ 31 モータケース 32 回転軸 33 アシスト軸 53 マグネットホルダ 62 ブラシホルダ 80 接続体(インロー結合手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D033 CA02 5H605 AA02 AA08 BB05 BB09 BB17 CC06 CC07 CC08 DD09 DD16 EA23 EB10 EB12 EC02 EC08 5H613 AA02 AA03 BB04 BB15 BB28 GA12 GA17 GB09 KK05 KK10 PP02 PP07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータをハウジングに固定し、該ハ
    ウジングに操舵装置のアシスト軸を支持し、電動モータ
    の回転軸にアシスト軸を接続してなる電動パワーステア
    リング装置において、 電動モータのモータケースにブラシホルダをインロー結
    合するとともに、ブラシホルダをハウジングにインロー
    結合した状態で、モータケースをハウジングに固定して
    なることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 電動モータをハウジングに固定し、該ハ
    ウジングに操舵装置のアシスト軸を支持し、電動モータ
    の回転軸にアシスト軸を接続してなる電動パワーステア
    リング装置において、 電動モータのモータケースにマグネットホルダをインロ
    ー結合するとともに、マグネットホルダをハウジングに
    インロー結合した状態で、モータケースをハウジングに
    固定してなることを特徴とする電動パワーステアリング
    装置。
  3. 【請求項3】 電動モータの回転軸とアシスト軸をイン
    ロー結合手段により接続し、回転軸の一端部のみをモー
    タケースに支持し、回転軸の他端部を不支持構造にした
    請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
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