JP2002217713A - 基準周波数発生装置 - Google Patents

基準周波数発生装置

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JP2002217713A JP2001013244A JP2001013244A JP2002217713A JP 2002217713 A JP2002217713 A JP 2002217713A JP 2001013244 A JP2001013244 A JP 2001013244A JP 2001013244 A JP2001013244 A JP 2001013244A JP 2002217713 A JP2002217713 A JP 2002217713A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS受信機が出力する基準信号を使用する
基準周波数発生装置において、周波数誤差の測定分解能
を安価に向上させること、及び基準信号に突発的に含ま
れる大きな誤差の影響を受けることなく周波数を高精度
に制御可能とすること。 【解決手段】 GPS受信機12からの基準信号、及び
VCO13からの出力信号をそれぞれ分周してなる分周
基準信号及び分周出力信号を、VCO13とは別途設け
た発振器15cの出力によりカウントし、両カウント値
の比R(=Tgps/Tvco )から基準信号に対する出力
信号の周波数誤差を表す誤差データ、ひいてはVCO1
3の発振周波数を制御するための制御データを求める。
また、誤差データの絶対値がノイズ判定しきい値より大
き場合には、この誤差データが、制御データの生成に用
いられることのないように排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS衛星からの
受信信号に基づいて生成される協定世界時(UTC)に
同期した基準信号を利用する基準周波数発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、PHSや携帯電話等の基地局
において基地局間の同期をとったり、測定器の校正を行
う時の基準となる信号を生成するために、GPS(Glob
al Positioning System )受信機を利用する方法が知ら
れている。
【0003】即ち、GPS受信機は、一般に、現在位置
や移動速度の他に、協定世界時(UTC)に高精度で同
期した10kHzの信号や1秒周期の1pps(Pulse
PerSecond)と呼ばれるパルス信号を出力するように構
成されているため、これを利用するものである。但し、
GPS受信機が出力するこれらの基準信号(10kHz
信号,又は1pps)は、長期安定度は極めて優れてい
るものの、短期安定度は必ずしも十分に満足できるもの
ではなく、突発的に大きな誤差を含んだ信号が出力され
ることが知られている。
【0004】これに対して、例えば、特開平8−561
53号公報には、GPS受信機から1ppsが出力され
る毎に、制御すべき理想的な周波数(例えば10kH
z)を有する信号にて1pps(即ち1秒)をカウント
した際に得られるべきカウント値(期待値)Cと、出力
信号となる電圧制御発振器(VCO)の出力にて1pp
sの周期を実際にカウントしたカウント値(実測値)C
+Δとの誤差Δを算出し、この誤差Δの累積加算値から
誤差平均値Δavを算出し、この誤差平均値Δavに基
づいてVCOの制御電圧を求めるように構成された発振
回路が開示されている。
【0005】つまり、GPS受信機から出力される長期
安定度に優れた基準信号を利用して、VCOの出力周波
数の誤差を検出し、その誤差を縮小するようにVCOを
制御することにより高精度な発振周波数を得ると共に、
検出した誤差ΔをそのままVCOの制御電圧に反映させ
るのではなく、過去の検出値を用いて平均化した誤差平
均値Δavを制御電圧に反映させることにより、突発的
な基準信号の変動に基づいて発生する大きな周波数誤差
の影響を緩和するようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置で
は、1ppsの周期を測定するためのカウンタクロック
としてVCOの出力を使用しているため、測定の分解能
を向上させるには、VCOの発振周波数を高くしなけれ
ばならない。また、発振周波数を高精度に制御するに
は、このVCOとして、恒温槽付水晶発振器(OCX
O)や温度補償回路付水晶発振器(TCXO)等を用い
る必要があり、VCOの発振周波数を高くすると装置が
非常に高価なものとなってしまうという問題があった。
【0007】また、基準信号の変動の影響を緩和するた
めに、誤差平均値Δavに基づいてVCOの制御電圧を
設定しているが、換言すれば、基準信号の変動の影響が
VCOの制御電圧に長期間に渡って残ることになり、周
波数の制御を高精度に行うことができないという問題も
あった。例えば、誤差平均値Δavを過去200個の検
出値によって求める場合、突発的に生じた基準信号の変
動(誤差)は、平均化することで1/200に緩和され
ることになるが、その1/200に緩和された誤差が、
以後、200回の検出が行われる間、即ち200秒間に
渡って残ってしまうことになり、誤差を含んだ電圧制御
が行われてしまうのである。
【0008】また、検出された誤差に基づいてVCOが
制御されると、その発振周波数が変化し、1ppsの周
期を測定するためのカウンタクロックが、その測定中に
変化してしまうことになる。その結果、周波数誤差の検
出が正確に行われないため、周波数が収束しにくいとい
う問題もあった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するために、
GPS受信機が出力する基準信号を使用する基準周波数
発生装置において、周波数誤差の測定分解能を安価に向
上させることを第1の目的とし、基準信号に突発的に含
まれる大きな誤差の影響を受けることなく周波数を高精
度に制御可能とすることを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の発明である請求項1記載の基準周波数発生装置では、
GPS受信手段が、GPS衛星からの受信信号に基づい
て協定世界時に同期した基準信号を出力し、誤差検出手
段が、発振周波数を制御可能な発振手段が生成する出力
信号の前記基準信号に対する周波数誤差を繰り返し検出
する。
【0011】なお、誤差検出手段では、分周手段が、基
準信号及び出力信号を分周して、周期が同じ長さとなる
べき分周基準信号及び分周出力信号を生成し、この分周
基準信号及び分周出力信号の周期を、カウント手段が、
予め設定されたカウンタクロックを用いてそれぞれカウ
ントし、誤差算出手段が、カウント手段でのカウント値
の比に基づいて周波数誤差を求める。
【0012】そして、制御手段が、誤差検出手段にて検
出された周波数誤差に基づき、その周波数誤差が減少す
るように発振手段の発振周波数を制御する。このよう
に、本発明の基準周波数発生装置によれば、周波数誤差
を検出するための測定を、周波数の制御対象である出力
信号とは別途用意されたカウンタクロックを用いて行っ
ている。従って、検出された周波数誤差に基づいて発振
手段の発振周波数が変化したとしても、測定の基準とな
るカウンタクロックに何等影響を与えることがなく、常
に正確な周波数誤差の検出を行うことができ、発振手段
の発振周波数、ひいては出力信号の周波数を、高精度に
制御でき、しかも速やかに収束させることができる。
【0013】また、本発明の基準周波数発生装置では、
周期が同じ長さとなるべき分周基準信号及び分周出力信
号の周期を、カウンタクロックを用いてそれぞれカウン
トし、そのカウント値の比から周波数誤差を求めるよう
にされている。従って、本発明の基準周波数発生装置に
よれば、カウンタクロックの周波数を高くするか、或い
は分周手段での分周比を大きくすることで、発振手段の
発振周波数を高くすることなく、周波数誤差の測定にお
ける分解能を簡単且つ安価に向上させることができる。
【0014】即ち、本発明では、周波数誤差を、カウン
ト値そのものではなく、カウント値の比から求めてお
り、カウンタクロック自身の持つ誤差分はカウント値の
比を求める際に相殺されるため、カウンタクロック用の
発振器としては高精度なものを用いる必要はないのであ
る。また、カウンタクロックの周波数を高くしなくて
も、分周手段での分周比を大きくして、カウント対象で
ある分周基準信号及び分周出力信号の周期を長くすれ
ば、測定時間は長くなるものの、カウンタクロックの周
波数を高くした場合と同じ効果が得られるのである。
【0015】なお、分周手段での分周比は、請求項2記
載のように、分周基準信号及び分周出力信号の1周期が
1秒を越えるように、即ち一般にGPS受信機(GPS
受信手段)が出力する1ppsの周期より大きくなるよ
うに設定することが望ましい。
【0016】次に、請求項3記載の基準周波数発生装置
では、GPS受信手段が、GPS衛星からの受信信号に
基づいて協定世界時に同期した基準信号を出力し、誤差
検出手段が、発振周波数を制御可能な発振手段が生成す
る出力信号の前記基準信号に対する周波数誤差を繰り返
し検出する。そして、制御手段が、誤差検出手段にて検
出された周波数誤差に基づき、その周波数誤差が減少す
るように発振手段の発振周波数を制御する。
【0017】但し、誤差検出手段にて検出された周波数
誤差が、予め設定されたノイズ判定しきい値より大きい
場合には、その周波数誤差を表す誤差データをデータ排
除手段が排除するようにされている。従って、本発明の
基準周波数発生装置によれば、突発的に生じた基準信号
の変動に基づいて検出される大きな周波数誤差は、確実
に排除されることになり、発振手段の制御に影響を与え
てしまうことがないため、周波数の制御を高精度に行う
ことができる。
【0018】なお、ノイズ判定しきい値は、請求項4記
載のように、判定しきい値設定手段が、データ排除手段
にて排除されたものを除く過去に検出された所定個の誤
差データに基づいて動的に設定することが望ましい。つ
まり、過去の平均的な周波数誤差を考慮することによ
り、ノイズ判定しきい値を可能な限り低く設定すること
が可能となり、ノイズ排除能力が向上するため、より安
定した制御を行うことができる。
【0019】但し、装置の起動直後や周囲温度が変化す
る等して、回路の状態が安定していない場合、判定しき
い値が低すぎると、回路状態の変化を反映した的確な周
波数誤差の検出値(制御量)であっても排除されてしま
うことになる。そこで、判定しきい値設定手段は、請求
項5記載のように、当該装置の起動後、予め設定された
一定時間を経過するまでの間、或いは請求項6記載のよ
うに、制御手段にて求められる制御量が予め設定された
上限値を上限回数以上連続して越えた場合に、その制御
量が上限値以下となるまでの間、ノイズ判定しきい値を
予め設定された一定値に固定するようにしてもよい。な
お、一定値は、判定しきい値設定手段にて設定される値
より充分に大きくする必要がある。
【0020】この場合、回路状態の変化に応答性よく追
従することができ、出力信号の周波数を速やかに安定さ
せることができる。ところで、誤差検出手段は、請求項
7記載のように、分周手段が、基準信号及び出力信号を
分周して、周期が同じ長さとなるべき分周基準信号及び
分周出力信号を生成し、カウント手段が、分周手段にて
生成された分周基準信号及び分周出力信号の周期を、予
め設定されたカウンタクロックを用いてそれぞれカウン
トし、誤差算出手段が、カウント手段でのカウント値の
比に基づいて周波数誤差を求めるようにすることが望ま
しい。
【0021】即ち、請求項1記載の構成を組み合わせる
ことで、より一層、周波数を高精度に制御することが可
能となる。なお、この構成に、更に請求項2に記載の構
成を組み合わせてもよいことは言うまでもない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面と
共に説明する。図1は、周波数が10MHzの信号を生
成する実施形態の基準周波数発生装置の構成を表すブロ
ック図である。
【0023】図1に示すように、本実施形態の基準周波
数発生装置10は、GPS衛星から送出された信号を受
信するGPSアンテナ11と、GPSアンテナ11から
の受信信号に基づいて、協定世界時(UTC)に同期し
た基準信号を含む各種信号を生成して出力するGPS受
信機12と、10MHz近傍で発振し発振周波数を制御
可能な発振手段としての電圧制御発振器(VCO)13
と、GPS受信機12が出力する基準信号を分周する分
周器14a、及びVCO13にて生成される出力信号を
分周する分周器14bからなる分周部14と、分周器1
4aにより生成された分周基準信号の周期をカウンタク
ロックにてカウントするカウンタ15a、分周器14b
により生成された分周出力信号の周期をカウンタクロッ
クにてカウントするカウンタ15b、及びカウンタ15
a,15bにカウントクロック(本実施形態では約10
MHz)を供給する発振器15cからなるカウント部1
5と、VCO16の周囲温度を検出する温度センサ16
と、GPS受信機12からの信号、カウント部15を構
成する各カウンタ15a,15bでのカウント値、及び
温度センサ16での検出温度等に基づいて、VCO13
を制御するための制御データを生成する演算処理部17
と、演算処理部17にて生成された制御データを、VC
O13を制御するための電圧信号に変換するD/Aコン
バータ18とを備えている。
【0024】このうち、GPS受信機12から分周器1
4aに供給される基準信号は、1秒周期を有する1pp
s(puls per second )、或いは10kHz信号(いず
れも周知)からなり、また、演算処理部17に対して出
力する信号は、受信信号の受信状態を表す状態信号,及
び受信信号を復調してなるシリアルデータを少なくとも
含んでいる。
【0025】VCO13は、恒温槽付水晶発振器(OC
XO)を中心に構成され、周囲温度の変化によって、制
御電圧に対する発振周波数の特性が変化しないようにさ
れている。なお、OCXOの代わりに、周囲温度の変化
に基づく影響を補償する温度補償回路を付加した水晶発
振器(TCXO)等を用いてもよい。
【0026】分周部14を構成する各分周器14a,1
4bは、分周基準信号及び分周出力信号の周期が所望の
長さ(本実施形態では10秒)となるように分周比が設
定されている。具体的には、分周器14aでは、基準信
号として1ppsを用いる場合には10分周、10kH
zの信号を用いる場合には、105 分周するように分周
比が設定され、また、分周器14bでは、10MHzの
出力信号を108 分周するように分周比が設定されてい
る。
【0027】カウント部15を構成する各カウンタ15
a,15bは、それぞれ対応する信号(分周基準信号,
分周出力信号)の1周期が終了する毎、即ち立上がりエ
ッジ(立下がりエッジでも可)が入力される毎に、カウ
ント値をレジスタ(図示せず)に保存して演算処理部1
7に対して割込信号を出力すると共に、カウント値をリ
セットし、直ちに次の周期のカウントを開始するように
構成されている。また、発振器15cは、VCO13と
は異なり、高精度を必要とせず安価なものが用いられて
いる。
【0028】D/Aコンバータ18は、20ビットのデ
ジタル信号を、0〜5Vの電圧信号に変換するように構
成されたものであり、1Vを209715段階で表す分
解能を有している。なお、VCO13は、制御電圧を
4.0V〜4.5Vの間で変化させると、発振周波数
が、9999994.54Hz〜10000003.5
2Hzの間で変化するものが用いられており、制御電圧
に対して17.96Hz/Vの感度を有している。つま
り、20ビットで表された制御データの値を1変化させ
ると、VCO13の発振周波数は、8.6×10-5Hz
変化するように構成されている。
【0029】次に、演算処理部17は、CPU,RO
M,RAMからなる周知のマイクロコンピュータを中心
に構成されており、GPS受信機12の受信状態を監視
する監視処理の他、カウント部15でのカウント値に基
づいて、VCO13を制御するための制御データを生成
する制御データ生成処理等を実行する。
【0030】ここで、演算処理部17が実行する制御デ
ータ生成処理を、図2に示すフローチャートに沿って説
明する。図2に示すように、本処理が起動すると、まず
カウント部15から割込信号が入力されるまで待機し
(S110)、割込信号の入力があると、その送出元の
カウンタ15a又は15bのカウント値が格納されたレ
ジスタからカウントデータを読み込む(S120)。
【0031】両カウンタ15a,15bのカウントデー
タTgps,Tvcoが取得されているか否かを判断し(S1
30)、まだ、いずれか一方のカウントデータしか取得
していない場合には、S110に戻る。一方、両方のカ
ウントデータが取得されていれば、両カウントデータの
比R(=Tgps/Tvco)を算出し、これを周波数に換算
することにより、出力信号の推定周波数、即ちVCO1
3の発振周波数を求める(S140)。つまり、出力信
号の周波数は、R=1であれば10MHzであり、R>
0であれば10MHzより小、R<0であれば10MH
zより大となる。
【0032】そして、基準信号の周波数に対する推定周
波数の周波数誤差を表す誤差データEを算出し(S15
0)、当該装置の動作モードの判定(S160)を行
う。その結果、動作モードがホールドオーバモード(後
述する)であるか否かを判断し(S170)、ホールド
オーバモードでなければ、引込み/精密制御処理を実行
し(S180)、ホールドオーバモードであれば、ホー
ルドオーバ制御処理を実行して(S190)、S110
に戻る。
【0033】ここでS160にて実行される動作モード
判定処理の詳細を、図3に示すフローチャートに沿って
説明する。本処理が起動すると、まず、当該装置10へ
の電源投入後1時間以内であるか否かを判断し(S21
0)、1時間を越えていれば、今度は、D/Aコンバー
タ18に現在供給している制御データが、予め設定され
た上限値以上(本実施形態では891288)であるか
否かを判断し(S220)、上限値以上であれば、更に
この上限値以上の設定が、予め設定された制限回数N1
(本実施形態では10回)以上続けて検出された否かを
判断する(S230)。
【0034】そして、現在設定されている制御データが
上限値以上であり、且つその状態が制限回数N1以上続
けて検出された場合(S230−YES)、或いは電源
投入後1時間以内である場合(S210−YES)に
は、当該装置10は不安定な動作状態にあるものとし
て、動作モードを引込み制御モードに設定して(S30
0)本処理を終了する。
【0035】一方、現在設定されている制御データが上
限値より小さい(S220−NO)か、或いは上限値よ
り大きくても、その状態の検出回数が未だ制限回数N1
に達していない(S230−NO)場合には、当該装置
10は安定した動作状態にあるものとして、今度は、G
PS受信機12からの状態信号(1秒毎に得られる)に
基づき、衛星信号を受信しているか否かを判断し(S2
40)、受信していなければ、その受信していない状態
が、予め設定された制限回数N2(本実施形態では10
回,即ち10秒)以上続けて検出されたか否かを判断す
る(S250)。
【0036】そして、衛星信号を受信しているか(S2
40−YES)、或いは受信していなくても、その状態
の検出回数が未だ制限回数N2に達していない場合(S
250−NO)には、更にGPS受信機12が出力する
1pps信号が有効であるか否かを判断し(S26
0)、有効でなければその状態が、予め設定された制限
回数N3(本実施形態では10回,即ち10秒)以上続
けて検出されたか否かを判断する(S270)。
【0037】そして、1pps信号が有効であるか(S
260−YES)、或いは無効であっても、その状態の
検出回数が未だ制限回数N3に達していない場合(S2
70−NO)には、検出された誤差データEに基づいて
高精度な周波数制御を行うことが可能であるものとし
て、動作モードを精密制御モードに設定して(S28
0)本処理を終了する。なお、1pps信号が有効であ
るか否かの判定は、例えば、GPS受信機12が出力す
るシリアルデータの内容を解読し、データに含まれる情
報から判断できる。
【0038】一方、衛星信号を受信できない状態が、制
限回数N2以上続けて検出された場合(S250−YE
S)、又は1pps信号が無効である状態が、制限回数
N3以上続けて検出された場合(S270−YES)に
は、検出された誤差データEの信頼性が低く、これに基
づいて、高精度な周波数制御を行うことができないもの
として、動作モードをホールドオーバモードに設定して
(S290)本処理を終了する。
【0039】なお、動作モードがホールドオーバーモー
ドである場合に実行されるホールドオーバ制御処理(S
190)では、温度センサ16を介してVCO13の周
囲温度を検出し、予め設定された変換テーブルに従っ
て、検出された周囲温度に対応する制御データを出力す
る。この処理は、周知のものであり、本発明の主要部分
とも関係がないため、これ以上の説明は省略する。
【0040】次に、動作モードがホールドオーバモード
ではない場合に実行される引込み/精密制御処理(S1
80)の詳細を、図4に示すフローチャートに沿って説
明する。本処理が起動されると、まず動作モードが引込
み制御モードであるか否かを判断し(S310)、引込
み制御モードであれば、ノイズ判定しきい値THとし
て、予め用意された一定値C(本実施形態では116
2)を設定する(S320)。なお、一定値Cは、引込
み制御モードに入った理由(S210−YES/S23
0−YES)に応じて異なる値を用いてもよい。
【0041】一方、動作モードが引込み制御モードでは
ない場合、即ち精密制御モードである場合には、今回の
処理で先のS150にて検出された誤差データをE
(n)とし、過去に検出された新しい方からm個の誤差
データE(n−1)〜E(n−m−1)に基づき、その
絶対値の平均値AVを算出する(S330)。
【0042】そして、算出された平均値AVが非零であ
るか否かを判断し(S340)、非零であれば、算出さ
れた平均値AVに、係数K(≧1)を乗じたものを、ノ
イズ判定しきい値THとして設定する(S350)。ま
た、算出された平均値AVが零であれば、過去にS35
0にてノイズ判定しきい値が設定されたことがあれば、
S350にて最後に設定されたノイズ判定しきい値を、
また、過去にS350にてノイズ判定しきい値が設定さ
れたことがなければ、予め用意された初期値を、ノイズ
判定しきい値THとして設定する(S360)。
【0043】このようにしてノイズ判定しきい値THが
設定(S320又はS350又はS360)されると、
次に、誤差データE(n)の絶対値が、設定されたノイ
ズ判定しきい値THより小さいか否かを判断し(S37
0)、ノイズしきい値TH以上であれば、この誤差デー
タE(n)が、制御データの算出や、次回以降のノイズ
判定しきい値THの算出にて使用されることのないよう
に排除して本処理を終了する。
【0044】一方、誤差データE(n)の絶対値が、設
定されたノイズ判定しきい値THより小さければ、今回
の誤差データを含む過去p個の誤差データE(n)〜E
(n−p)に基づき、その平均値Eavを算出する(S3
80)。そして、この平均値Eavに、係数A(≦1)を
乗じたものを、ループフィルタ(ローパスフィルタ)を
通すことで制御データに変換し(S390)、この制御
データをD/Aコンバータ18に出力して(S40
0)、本処理を終了する。
【0045】なお、D/Aコンバータ18に供給された
制御データは、電圧信号に変換されてVCO13に供給
され、VCO13の発振周波数、ひいては出力信号の周
波数を変化させる。以上説明したように、本実施形態の
基準周波数発生装置10においては、精密制御モード及
び引込み制御モードのいずれの場合にも、|E(n)|
<THとなる誤差データE(n)を用いて制御データを
生成しており、特に、精密制御モードでは、ノイズ判定
しきい値THを、過去の誤差データE(n−1)〜E
(n−m)を用いて必要最小限の大きさに設定し、一
方、引込み制御モードでは、ノイズ判定しきい値TH
を、精密制御モードにて設定される値より充分に大きな
一定値Cに設定するようにされている。
【0046】従って、本実施形態の基準周波数発生装置
10によれば、精密制御モードでは、異常な誤差データ
を排除する能力が最大限に引き出されるため、高精度な
周波数制御を安定して行うことができる。また、装置の
起動後や周囲温度が変化した場合等、装置の状態が変化
していく過程にある時には、比較的大きな誤差データE
(n)が検出されるが、引込みモードでは、この正当な
誤差データE(n)を排除してしまうことがなく、周波
数の制御を追従性よく行うことができる。
【0047】例えば、図5(a)は、誤差データの絶対
値|E|の時間的な変化を模式的に表した説明図であ
り、GPS受信機12からの基準信号に突発的な変動が
生じると(時点X)、誤差データの絶対値|E|は、非
常に大きなものとなる。そして、従来装置の場合、制御
データは、過去p回の誤差データEの平均値に基づいて
算出されるため、異常な基準信号に基づく誤差データの
影響は1/pに低減されるものの、少なくとも以後、p
回の制御では、この大きな誤差を含んだ制御データが使
用され続けるため、その間は、図5(b)中の一点鎖線
にて示すように、誤差を含んだ制御データが生成される
ことになる。しかし、本実施形態の基準周波数発生装置
10では、このような異常な基準信号に基づく誤差デー
タEは排除されるため、図中実線にて示すように、その
影響を受けることなく、制御データを生成することがで
き、高精度な制御を実現できる。また、精密制御モード
では、ノイズ判定しきい値THを必要最小限の大きさに
設定することにより、図5(b)の時点Yに示すよう
に、誤差データEが、平均的なものより少しだけはずれ
ているような場合にも、これを確実に排除することがで
きる。
【0048】また、本実施形態の基準周波数発生装置1
0では、基準信号を周波数の制御対象である出力信号に
てカウントするのではなく、基準信号及び出力信号をそ
れぞれ分周してなる分周基準信号及び分周出力信号を、
VCO13とは別途設けた発振器15cの出力によりカ
ウントし、両カウント値の比R(=Tgps/Tvco)から
誤差データE(n)、ひいては制御データを求めるよう
にされている。
【0049】従って、本実施形態の基準周波数発生装置
10によれば、検出された誤差データE(n)に基づい
てVCO13の発振周波数が変化したとしても、測定の
基準となるカウンタクロックに何等影響を与えることが
なく、常に正確な誤差データE(n)の検出を行うこと
ができ、VCO13の発振周波数、ひいては出力信号の
周波数を、高精度に制御でき、しかも速やかに収束させ
ることができる。
【0050】また、本実施形態の基準周波数発生装置1
0では、カウンタクロックの周波数(発振器15cの発
振周波数)を高くするか、或いは分周器14a,14b
での分周比を大きくすることで、VCO13の発振周波
数を高くすることなく、誤差データE(n)の測定にお
ける分解能を簡単且つ安価に向上させることができる。
【0051】ここで、図6、図7は、制御データの生成
に使用される誤差データEの変化を実測した結果を表す
グラフであり、特に図7は、10000秒,12000
秒に1回ずつ、及び13000秒の付近で3回連続して
異常な誤差データEが発生した場合を表している。ま
た、図6,図7のいずれも、(a)が本実施形態の基準
周波数発生装置10、(b)がVCOからの出力信号を
カウンタクロックとする従来装置である。
【0052】図6からは、検出される誤差データEの範
囲が、従来装置では±0.02Hz程度であるのに対
し、本実施形態の基準周波数発生装置10では±0.0
05Hz程度となり、従来装置と比較して、高精度かつ
安定した制御が行われることがわかる。また、図7から
は、本実施形態の基準周波数発生装置10では、異常な
誤差データEが検出されても、これに影響されることな
く、高精度な制御が維持されていることがわかる。
【0053】なお、本実施形態において、GPS受信機
12が受信手段、VCO13が発振手段、分周部14が
分周手段、カウント部15がカウント手段、S140,
S150が誤差算出手段、S160〜S190が制御手
段、S370がデータ排除手段、S310〜S360が
判定しきい値設定手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の基準周波数発生装置の構成を表す
ブロック図である。
【図2】 演算処理部が実行する制御データ生成処理の
内容を表すフローチャートである。
【図3】 動作モード判定処理の詳細な内容を表すフロ
ーチャートである。
【図4】 引込み/精密制御処理の詳細な内容を表すフ
ローチャートである。
【図5】 ノイズ判定しきい値の効果を表す説明図であ
る。
【図6】 誤差データを測定した結果を表すグラフであ
る。
【図7】 誤差データを測定した結果を表すグラフであ
る。
【符号の説明】
10…基準周波数発生装置 11…GPSアンテナ
12…GPS受信機 13…電圧制御発振器(VCO) 14…分周部 1
4a,14b…分周器 15…カウント部 15a,15b…カウンタ 1
5c…発振器 16…温度センサ 17…演算処理部 18…D/
Aコンバータ
フロントページの続き (72)発明者 杉田 正利 愛知県日進市浅田町上納80番地 マスプロ 電工株式会社内 (72)発明者 杉浦 敏博 愛知県日進市浅田町上納80番地 マスプロ 電工株式会社内 Fターム(参考) 5J106 AA02 CC01 CC33 CC34 CC52 DD17 DD35 KK05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星からの受信信号に基づいて協
    定世界時に同期した基準信号を出力するGPS受信手段
    と、 発振周波数を制御可能な発振手段と、 該発振手段が生成する出力信号の前記基準信号に対する
    周波数誤差を繰り返し検出する誤差検出手段と、 該誤差検出手段にて検出された周波数誤差に基づき、該
    周波数誤差が減少するように前記発振手段の発振周波数
    を制御する制御手段と、 を備えた基準周波数発生装置において、 前記誤差検出手段は、 前記基準信号及び出力信号をそれぞれ分周し、周期が同
    じ長さとなるべき分周基準信号及び分周出力信号を生成
    する分周手段と、 該分周手段にて生成された前記分周基準信号及び分周出
    力信号の周期を、予め設定されたカウンタクロックを用
    いてそれぞれカウントするカウント手段と、 該カウント手段でのカウント値の比に基づいて前記周波
    数誤差を求める誤差算出手段と、 からなることを特徴とする基準周波数発生装置。
  2. 【請求項2】 前記分周手段は、前記分周基準信号及び
    分周出力信号の周期が1秒を越えるように分周比が設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の基準周波数
    発生装置。
  3. 【請求項3】 GPS衛星からの受信信号に基づいて協
    定世界時に同期した基準信号を出力するGPS受信手段
    と、 発振周波数を制御可能な発振手段と、 該発振手段が生成する出力信号の前記基準信号に対する
    周波数誤差を繰り返し検出する誤差検出手段と、 該誤差検出手段にて検出された周波数誤差に基づき、該
    周波数誤差が減少するように前記発振手段の発振周波数
    を制御する制御手段と、 を備えた基準周波数発生装置において、 前記誤差検出手段にて検出された周波数誤差が、予め設
    定されたノイズ判定しきい値より大きい場合には、該周
    波数誤差を表す誤差データを排除するデータ排除手段を
    設けたことを特徴とする基準周波数発生装置。
  4. 【請求項4】 前記データ排除手段にて排除されたもの
    を除く過去に検出された所定個の誤差データに基づき、
    前記ノイズ判定しきい値を設定する判定しきい値設定手
    段を設けたことを特徴とする請求項3記載の基準周波数
    発生装置。
  5. 【請求項5】 前記判定しきい値設定手段は、当該装置
    の起動後、予め設定された一定時間を経過するまでの
    間、前記ノイズ判定しきい値を予め設定された一定値に
    固定することを特徴とする請求項4記載の基準周波数発
    生装置。
  6. 【請求項6】 前記判定しきい値設定手段は、前記制御
    手段にて求められる制御量が予め設定された上限値を上
    限回数以上連続して越えた場合、該制御量が上限値以下
    となるまでの間、前記ノイズ判定しきい値を、予め設定
    された一定値に固定することを特徴とする請求項4又は
    請求項5記載の基準周波数発生装置。
  7. 【請求項7】 前記誤差検出手段は、 前記基準信号及び出力信号をそれぞれ分周し、周期が同
    じ長さとなるべき分周基準信号及び分周出力信号を生成
    する分周手段と、 該分周手段にて生成された前記分周基準信号及び分周出
    力信号の周期を、予め設定されたカウンタクロックを用
    いてそれぞれカウントするカウント手段と、 該カウント手段でのカウント値の比に基づいて前記周波
    数誤差を求める誤差算出手段と、 からなることを特徴とする請求項3ないし請求項6いず
    れか記載の基準周波数発生装置。
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