JP2003194973A - 携帯通信端末装置 - Google Patents

携帯通信端末装置

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JP2003194973A
JP2003194973A JP2001393875A JP2001393875A JP2003194973A JP 2003194973 A JP2003194973 A JP 2003194973A JP 2001393875 A JP2001393875 A JP 2001393875A JP 2001393875 A JP2001393875 A JP 2001393875A JP 2003194973 A JP2003194973 A JP 2003194973A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な回路構成で低速のクロックを高精度で
所定の時間帯でしか動作しない高速のクロックを用いて
修正することのできる携帯通信端末装置を提供する。 【解決手段】 高速クロック回路203から出力される
高速クロック信号204は高精度であるが、送受信部2
02が作動するときのみ発生する。低速クロック回路2
11の出力する低速クロック信号212はこれと比較す
ると低精度である。クロック偏差検出部214は両クロ
ック信号204、212が出力されるタイミングでこれ
らのカウントを開始し、低速クロック信号212が所定
数カウントされた時点における高速クロック信号204
のカウント値から偏差量を求めて、クロック偏差データ
格納部207に格納しておき、低速クロック信号212
のクロックの修正に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機等の比較
的小型で簡易な構成の携帯通信端末装置に係わり、特に
環境温度の変化に対してその計時精度を向上させた携帯
通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機やPHS(Personal Handyph
one System)あるいはPDA(Personal Data Assistan
ce,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情
報通信機器)等の比較的小型の通信端末が広く使用され
ている。
【0003】これらの携帯通信端末装置は小型であるた
めと着信があったときに迅速に対応する必要があるた
め、常に手に持ったりハンドバッグのように手近で常に
取り出せるような場所に保管あるいは置いておくことが
多い。このため、携帯通信端末装置に備えられている時
計機構を用いて時刻の管理を行う者も多く、腕時計を携
行しない者も多い。
【0004】ところが、この種の通常の携帯通信端末装
置の計時精度は腕時計と比較すると必ずしも良くない。
特に携帯通信端末装置の場合には、小型化と軽量化の要
請から電池の重量の増加を抑えるため、電波の受信され
る時間帯のみ高精度な高速クロックを使用している場合
が多い。電波の受信される時間帯以外の時間帯では、低
速クロックのみが使用されており、これを用いて時計の
制御やその他の制御が行われている。低速クロックは温
度補償が行われておらず、また現状では個体差もあり、
十分な精度を保てない場合が多い。
【0005】しかも携帯通信端末装置の場合には、腕時
計と異なり使用者の手から離れて各種の場所に置かれる
機会が多いため、周囲の温度の影響も受けやすい。この
ようなことから、通常の携帯通信端末装置の場合は月に
1分程度の狂いが生じることが当たり前とされていた。
このため、携帯通信端末装置の使用者は時刻をたびたび
訂正する必要があった。
【0006】図5はこのような問題を解決する第1の提
案の概要を表わしたものである。特開平9−19707
0号公報に開示されたこの提案では、基地局101が基
準時計102を内蔵している。基地局101は、基準時
計102が出力する時刻情報103を第1〜第Nの移動
局1041〜104Nに送信するようにしている。
【0007】図6は第1の移動局の要部を表わしたもの
である。図5に示した第2〜第Nの移動局1042〜1
04Nもこれと同一の構成となっている。第1の移動局
104 1はこの時刻情報103等の信号をアンテナ11
1から受信機112で受信し、復調器113で復調して
伝送情報識別器114で時刻情報を抽出する。抽出した
時刻情報115は内蔵時計116に送られて表示器11
7に表示される時刻情報118の補正が行われることに
なる。
【0008】ところが、このような第1の提案では、基
地局101が高精度の基準時計102を必要とするだけ
でなく、第1〜第Nの移動局1041〜104Nに時刻情
報103を適宜送信する回路装置が必要である。また第
1〜第Nの移動局1041〜104Nではこの時刻情報1
03を受信して修正を行うので、伝送情報識別器114
が新たに必要とされるだけでなく、時刻情報118の修
正機構も必要となる。更に、第1〜第Nの移動局104
1〜104Nの中で電源をオフにしている装置あるいは基
地局101が時刻情報103を送信したタイミングで電
源がオフとなっている装置は長期間、時刻の修正を行う
ことができない。
【0009】特開平11−118961号公報では、G
PS(Global Positioning System:グローバル位置測
定システム)衛星を使用して海上局が基準時刻を発生さ
せ、これを海底局が受信してその図示しない時計回路の
時刻を修正するようにしている。この提案も第1の提案
と同様に特別の設備を必要とする。したがって、このよ
うなシステムを簡易な携帯通信端末装置に適用するのは
困難である。
【0010】図7は、このような問題を解決するために
高速クロックを用いて低速クロックの計時動作を修正す
るようにした第2の提案を説明するためのものである。
特開2000−278752号公報に開示されたこの提
案では、システムクロック生成回路120の出力する高
精度のシステムクロック121がタイミング補正回路1
22の一方の入力端子に入力されるようになっている。
また、低速クロック生成回路123の出力する低速で温
度に対する補償も行われていない精度のよくない時計用
クロック124は、タイマ125を経てタイミング補正
回路122の他方の入力端子に入力される他、周波数偏
差推定回路126内のラッチ回路127のクロック入力
端子Cに供給されるようになっている。
【0011】周波数偏差推定回路126は、システムク
ロック生成回路120の出力するシステムクロック12
1を入力して、これを所定数ずつカウントするカウンタ
128を備えている。このカウンタ128の出力するカ
ウント値129はラッチ回路127の入力端子Dに供給
されるようになっている。ラッチ回路127は、このカ
ウント値を時計用クロック124の立ち上がりのエッジ
ごとにラッチしてそれらの値をΔf検出回路131に入
力する。Δf検出回路131は、それぞれの時計用クロ
ック124の立ち上がりごとのカウント値を入力するこ
とで、周波数偏差Δfを検出する。τ推定回路133は
この周波数偏差Δfを表わした周波数偏差データ134
を用いてタイミング補正量τを推定し、これを表わした
タイミング補正量データ135を制御回路136に供給
する。
【0012】制御回路136はこのタイミング補正量デ
ータ135を記憶しておき、タイミング補正量データ1
37としてタイマ125に供給する。この結果、システ
ムクロック生成回路120から高精度のシステムクロッ
ク121が出力されていない時間帯では、低速クロック
生成回路123から出力される時計用クロック124が
タイマ125によってタイミングを補正された補正時計
用クロック138がタイミング補正回路122からクロ
ック信号139として出力されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この図7に示した第2
の提案では、高精度のシステムクロック121を用いて
低速クロック生成回路123から出力される時計用クロ
ック124を補正するので、第1の提案のように基地局
101から特別に用意された信号を抽出しなくても時刻
を正確に保持することができる。
【0014】しかしながらこの第2の提案では、τ推定
回路133の回路動作が複雑になり、このために時刻を
補正する回路の規模が大きくなるという問題があった。
すなわち、第2の提案のτ推定回路133は所定数ずつ
カウントするカウンタ128のカウント値を入力してい
る。このため、低速クロック生成回路123の時計用ク
ロック124のリードエッジと次のリードエッジの間で
カウント値がリセットする場合の影響を無くすための回
路が必要となり、回路を複雑にしてコストアップに繋が
るという問題があった。
【0015】そこで本発明の目的は、簡易な回路構成で
低速のクロックを高精度で所定の時間帯でしか動作しな
い高速のクロックを用いて修正することのできる携帯通
信端末装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)第1の周波数で出力されるべき比較的低速で
比較的低精度の低速クロック信号を常時生成する低速ク
ロック信号生成手段と、(ロ)所定の時間帯にのみ比較
的高速で比較的高精度の第2の周波数の高速クロック信
号を生成する高速クロック信号生成手段と、(ハ)低速
クロック信号と高速クロック信号の双方が生成されるタ
イミングで両信号のクロックのカウントをそれぞれ開始
するクロックカウント開始手段と、(ニ)低速クロック
信号の周波数が第1の周波数に誤差なく一致していると
仮定した際の対応する第2の周波数の高速クロック信号
のカウント値を基準として、低速クロック信号を予め定
めた所定数だけカウントした時点における高速クロック
信号のカウント値が、この基準の値から正負どの方向に
どれだけの値ずれたかを表わす偏差量を求める偏差量計
測手段と、(ホ)この偏差量計測手段によって計測され
た偏差量を基にして低速クロック信号の周波数を修正す
る低速クロック信号周波数修正手段とを携帯通信端末装
置に具備させる。
【0017】すなわち請求項1記載の発明では、クロッ
クカウント開始手段が、低速クロック信号と高速クロッ
ク信号の双方が生成されるタイミングで両信号のクロッ
クのカウントをそれぞれ開始し、低速クロック信号を予
め定めた所定数だけカウントした時点での高速クロック
信号のカウント値を求めて、これが低速クロック信号の
周波数が第1の周波数に誤差なく一致していると仮定し
た際の対応する第2の周波数の高速クロック信号のカウ
ント値を基準として正負どの方向にどれだけの値ずれた
かを表わす偏差量を偏差量計測手段によって計測する。
すなわち、通常の手法では精度の高い高速クロック信号
のクロック数を所定数だけカウントしたり、予め設定さ
れた時間内の低速クロック信号のクロック数を計測する
が、本発明では精度の低い低速クロック信号のクロック
数が予め定めた所定数だけカウントされた時点における
高速クロック信号のカウント値を求め、低速クロック信
号の周波数が狂いないと仮定した場合の高速クロック信
号のカウントされるべき基準値との偏差量を求めること
にしている。そして、この偏差量に基づいて低速クロッ
ク信号周波数修正手段によって低速クロック信号の周波
数を修正することにして、高速クロック信号の使用され
ない回路装置においても低速クロック信号の周波数を十
分高精度に保持できるようにしている。
【0018】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
携帯通信端末装置で、低速クロック信号周波数修正手段
は、低速クロック信号を基にした所定の単位時間ごとに
それぞれの時点における最新のクロック偏差データを足
し合わせた累計値を記憶する累計値記憶手段と、累計を
行った回数を記憶する累計回数記憶手段と、累計値記憶
手段の記憶した累計値を累計回数と単位時間の積で除し
て累計を行った期間におけるクロック偏差の平均を求め
る平均クロック偏差算出手段とを備え、平均クロック偏
差算出手段で求められたクロック偏差の平均を用いて低
速クロック信号の周波数あるいは時刻を修正することを
特徴としている。
【0019】すなわち請求項2記載の発明では、低速ク
ロック信号周波数修正手段が所定の単位時間ごとにそれ
ぞれの時点における最新のクロック偏差データを足し合
わせてクロック偏差データの累積値を算出し、これを累
計回数で割って1回当たりのクロック偏差データを算出
することにしている。これを単位時間で更に割り算する
と累計を行った期間におけるクロック偏差の平均が求め
られる。そこでこれを用いて低速クロック信号の周波数
を直接修正したり、現在時刻を修正することが可能にな
る。
【0020】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
携帯通信端末装置で、前記した所定の時間帯は、相手先
との通信が行われる時間帯であることを特徴としてい
る。
【0021】すなわち請求項3記載の発明では、相手先
との通信が行われる時間帯に高速クロック信号が発生す
ることを示している。これ以外の場合には、低速クロッ
ク信号のみが使用されることで、携帯通信端末装置全体
の消費電力が低減される。
【0022】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
携帯通信端末装置で、クロックカウント開始手段は高速
クロック信号の出力が開始される時間帯ごとに低速クロ
ックおよび高速クロックのカウントを開始し、偏差量計
測手段はこれにより求められるそれぞれの偏差量を逐次
更新することを特徴としている。
【0023】すなわち請求項4記載の発明では、温度等
の環境の影響による低速クロックの周波数の変動を補償
するために、クロックカウント開始手段は高速クロック
信号の出力が開始される時間帯ごとに低速クロックおよ
び高速クロックのカウントを開始してそれぞれの時点に
おける偏差量を求め、偏差量計測手段がこれにより求め
られるそれぞれの偏差量を逐次更新することで、環境の
変化に適応した修正を行えるようにしている。
【0024】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
携帯通信端末装置が、(イ)低速クロック信号を入力し
て時刻の管理を行う時刻管理手段と、(ロ)この時刻管
理手段によって管理される時刻を表示する表示手段を更
に具備することを特徴としている。
【0025】すなわち請求項5記載の発明では、低速ク
ロック信号が一例として時刻の管理を行う時刻管理手段
で使用される場合を示しており、この場合には表示手段
に時刻を表わした情報が表示されることを示している。
時刻の管理には常に計時動作のためのクロックが必要な
ので、これに低速クロック信号を使用することで消費電
力を下げる一方、高速クロックが動作していたときの偏
差量で低速クロックの修正を行って、表示される時刻の
誤差を高速クロックを使用する場合と同等にしている。
【0026】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
携帯通信端末装置の高速クロック信号生成手段が温度に
対する周波数の変動を補正した温度補償手段を具備する
ことを特徴としている。
【0027】これにより、低速クロック信号生成手段が
温度補償回路を備えなくても、温度変化に対して十分な
精度を保つことができるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】
【0029】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0030】図1は本発明の一実施例における携帯通信
端末装置としての携帯電話機の回路構成の要部を表わし
たものである。携帯電話機201は、図示しない基地局
と通信を行う送受信部202を有している。送受信部2
02は、その動作時には高速クロック回路203から温
度補償の行われた高精度の高速クロック信号204の供
給を受けるようになっている。制御部205は、この携
帯電話機201の各部を制御する部分であり、図示しな
いCPU(中央処理装置)等の回路を配置している。C
PUはメモリ部206に格納された制御プログラムを実
行することで、各種の制御を行うようになっている。メ
モリ部206には、CPUの制御に必要なデータを一時
的に格納する作業用メモリ領域も備えられている。作業
用メモリ領域の一部には、後に説明するクロック偏差デ
ータを格納するクロック偏差データ格納部207が設け
られている。
【0031】制御部205は、表示部208の表示制御
を行ったり、時刻管理部209の時刻管理の制御も行う
ようになっている。図示しない水晶発振子を備えた高速
クロック回路203の出力する高速クロック信号204
は、制御部205がデータの送受信のための制御を行う
状態でその制御に使用されるが、これ以外の時点では消
費電力を低減するために、同じく図示しない水晶発振子
を備えた低速クロック回路211の出力する低速クロッ
ク信号212が制御部205で使用される。この低速ク
ロック信号212は時刻管理部209にも供給され、時
刻の管理に利用されている。低速クロック回路211は
温度変化に対する補償が行われておらず、個々の回路の
個体差や環境温度にもよるが低速クロック信号212の
精度は計時動作に対して十分なものとは言えない場合が
多い。
【0032】ただし、本実施例の携帯電話機201では
制御部205内にクロック偏差検出部214が配置され
ており、高速クロック信号204に対する低速クロック
信号212の偏差が検出され、低速クロック信号212
の修正が行われるようになっている。クロック偏差デー
タ格納部207に格納されるクロック偏差データはこの
ために使用される。
【0033】図2は、クロック偏差検出部によるクロッ
ク偏差データの検出原理を示したものである。図1に示
したクロック偏差検出部214には、図2(a)に示し
たような低速クロック信号212と、同図(b)に示し
たような高速クロック信号204が供給されるようにな
っている。このうち低精度の低速クロック信号212は
本実施例の場合ほぼ32.768KHzの周波数となっ
ている。また、高精度の高速クロック信号204は、本
実施例の場合14.4MHzとなっている。このため、
一例として低速クロック信号212の1310回分の周
期Tは、ほぼ40ms(ミリ秒)の時間間隔に相当す
る。
【0034】この周期Tが正確に40msに対応してい
る場合、すなわち低速クロック信号212に誤差が生じ
ていない理想的な場合には、高速クロック信号204の
クロックカウント数はこの周期Tに対して576000
回となる。しかしながら、実際には低速クロック信号2
12の周波数が変動する結果として、低速クロック信号
212が1310回カウントされる周期Tの区間で高速
クロック信号204のカウントされる回数は変動する。
この変動量をαとすると、周期Tに高速クロック信号2
04のカウント数CHは、次の(1)式で表わされるこ
とになる。
【0035】 CH=576000±α ……(1)
【0036】そこで、高速クロック信号204と低速ク
ロック信号212とが共にクロック偏差検出部214に
入力されるタイミングで、低速クロック信号212をた
とえば1310回カウントし、この周期Tにおける高速
クロック信号204のカウント数CHの変動量αを求め
れば、これを用いて低速クロック信号212を修正する
ことができることになる。1回の測定における低速クロ
ック信号212のカウント数は、この1310回に限定
されるものではなく、高速クロック信号204が同時に
出力されているという条件の下では更に多くの回数を基
にしてより精度の良い修正を行うことができる。また、
図1に示す送受信部202が動作するたびに変動量αを
算出してクロック偏差データ格納部207に格納するク
ロック偏差データを更新すれば、環境温度が変動しても
これに対する誤差を最小なものに抑えることができる。
【0037】図3は、クロック偏差検出部をハードウェ
アで構成した場合の回路の要部を示したものである。ク
ロック偏差検出部214は、低速クロック信号212を
入力する第1のゲート221と高速クロック信号204
を入力する第2のゲート222の2つのゲート回路を備
えている。第1のゲート221の出力側にはこれを通過
する低速クロック信号212Aをカウントする第1のカ
ウンタ223が配置されており、第2のゲート222の
出力側にはこれを通過する高速クロック信号204Aを
カウントする第2のカウンタ224が配置されている。
【0038】図1に示した制御部205内の図示しない
回路部分は、送受信部202を前記した周期Tよりも長
い時間作動させるタイミングで、偏差測定信号231を
出力する。この偏差測定信号231は第1および第2の
ゲート221、222ならびに第1および第2のカウン
タ223、224に供給される。第1および第2のゲー
ト221、222は偏差測定信号231を入力するとこ
のタイミングでゲートを開き、低速クロック信号212
Aまたは高速クロック信号204Aを通過させる。第1
および第2のカウンタ223、224はこの偏差測定信
号231の入力されたタイミングでそれぞれのカウント
値をリセットして、それ以後入力される低速クロック信
号212Aまたは高速クロック信号204Aのカウント
を開始する。
【0039】第1のカウンタ223は、周期Tをカウン
トするカウンタであり、低速クロック信号212Aを1
310回カウントするとその出力側からカウント完了信
号232を出力するようになっている。このカウント完
了信号232は第2のカウンタ224の出力側に配置さ
れたラッチ回路233に供給され、このタイミングで第
2のカウンタ224の出力するカウント値234をラッ
チする。このラッチ回路233の出力するカウント値2
35は減算器236に供給されて、カウント値から数値
576000を差し引く処理が行われる。この減算器2
36から出力されるクロック偏差データ237が変動量
αを表わしたデータである。このクロック偏差データ2
37は図1に示したクロック偏差データ格納部207に
格納される。
【0040】時刻管理部209では、低速クロック回路
211の出力する低速クロック信号212を入力して現
在時刻の管理を行う。このため、時刻管理部209は低
速クロック信号212を基にして1分ごとに制御部20
5に割り込みをかける。そして、24時間に1回ずつま
とめて時刻の修正処理を行うことにしている。
【0041】図4は、クロック偏差データ格納部を具体
的に表わしたものである。クロック偏差データ格納部2
07は、最新のクロック偏差データを格納する最新偏差
データ格納エリア207Aと、クロック偏差データを1
分ごとに累計する累計値格納エリア207Bと、累計し
た回数を格納する累計回数エリア207Cから構成され
ている。最新偏差データ格納エリア207Aには、最新
のクロック偏差データ237がクロック偏差検出部21
4によって検出されるたびに格納される。このとき、前
に格納されていたクロック偏差データに上書きされるこ
とになる。
【0042】累計値格納エリア207Bはクロック偏差
データ237の1分ごとの累計値を格納するエリアであ
る。今までの累計値をβとすると、前記した割り込みに
よって最新偏差データ格納エリア207Aに格納されて
いる最新のクロック偏差データ237が1分ごとに読み
出されると、累計値格納エリア207Bに格納されてい
る累計値βが読み出され、その値に読み出されたクロッ
ク偏差データ237が加算され、新たな累計値βとして
累計値格納エリア207Bに格納される。したがって、
たとえば携帯電話機の送受信部202が比較的長い時
間、送信も受信も行わない状態に保持されている場合に
は、最新偏差データ格納エリア207Aに格納されてい
る同一のクロック偏差データ237が1分ごとに繰り返
し読み出され、新たな累計値βが求められていくことに
なる。
【0043】累計回数エリア207Cには、累計値格納
エリア207Bに累計値βが格納されるたびに、累計し
た回数γが格納される。本実施例では1分ごとに割り込
みが行われるので、累計回数エリア207Cには累計の
行われた時間としての分の合計値が格納されていくこと
になる。前記したように24時間に1回の補正が行われ
るので、累計した回数γが24時間分の値(=24×6
0×60)に到達したときに、累計値βを累計した回数
γで除算すると、平均の変動量α*が求められる。補正
を秒単位で行う場合には、その補正量t(秒)は、次の
(2)式で求めることができる。
【0044】 t=24×60×60×[±α*/14.4(MHz)]/40(ms) ……(2)
【0045】時刻管理部209はこの(2)式で求めら
れた補正量tで時刻の補正を行う。これにより、高速ク
ロック信号204と同等の精度に低速クロック信号21
2を修正することができ、時刻の管理を高精度に行うこ
とができる。
【0046】以上説明した実施例では図3に示したクロ
ック偏差検出部214内に減算器236を配置して、ク
ロック偏差データ237を求めるための減算処理を行っ
た。この代わりに、偏差測定信号231が出力されるた
びに第2のカウンタ224に周期Tに対応するクロック
カウント数(先の例の場合には“576000”)だけ
減算した数値(“−576000”)をプリセットする
ようにしてもよい。これにより、第2のカウンタ224
の出力するカウント値234はクロック偏差データ23
7そのものとなり、減算器236による減算処理が不要
になる。
【0047】また、実施例では制御部205のクロック
偏差検出部214をハードウェアで構成したが、制御プ
ログラムを用いてソフトウェアで同様の制御を行うこと
ができる。この場合には、たとえばCPUが高速クロッ
ク信号204の出力されるタイミングで高速クロック信
号204と低速クロック信号212のカウントを開始
し、低速クロック信号212が1310回カウントされ
た時点の高速クロック信号204のカウント値を算出し
て、これを基にしてクロック偏差データ237を算出す
るようにすればよい。
【0048】更に実施例では時刻の補正を24時間に一
度行うことにしたが、任意の時間間隔で行ってもよいこ
とは当然である。また、割り込み処理を行うことは必ず
しも必要ない。たとえば低速クロック信号212が13
10回あるいはその複数倍発生するたびに時刻管理部2
09に時刻補正データを送出するような制御を行うこと
も可能である。一例として低速クロック信号212が1
310回発生するたびに時刻補正データが時刻管理部2
09に送出された場合、その値はクロック偏差データと
等しくなる。
【0049】この例の場合、制御部205はクロック偏
差データ格納部207に格納されるクロック偏差データ
237が変更されるとそれに応じてその都度、時刻補正
データの内容を変更する。すなわち、時刻補正データが
正の値であればこれを加算して低速クロック信号212
を実質的に周波数を高める方向に修正する。また、負の
値であればこの値を減算し(負の値をそのまま加算
し)、実質的に周波数を低める方向に修正する。
【0050】このため、時刻管理部209は常に高速ク
ロック信号204によって補正された低速クロック信号
212を基にした時刻データを制御部205に送出する
ことができる。制御部205はこれを内部データとして
利用する他、表示部208に送出して時刻の表示制御を
行わせることになる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項6
記載の発明によれば、高速クロックと低速クロックが共
に出力されている時間帯で得られた情報を基にして低速
クロックの精度を高速クロック並に修正することにして
いるので、高速クロックを必要最小限の時間だけ発生さ
せればよく、携帯通信端末装置全体の消費電力の節減を
効果的に図ることができる。しかも携帯通信端末装置自
体に備わっている高速クロック信号生成手段を用いて低
速クロック信号の修正を行うので、このために基地局等
の他の装置の負担を要しないという利点もある。しか
も、偏差量を求める手法がシンプルなので、回路構成が
簡略化され、携帯通信端末装置のコストアップを特に招
かないという効果がある。
【0052】また請求項2記載の発明によれば、低速ク
ロック信号周波数修正手段が所定の単位時間ごとにそれ
ぞれの時点における最新のクロック偏差データを足し合
わせてクロック偏差データの累積値を算出するので、平
均的なクロック偏差データを求めることができる。ま
た、24時間に1回等の所定の時間単位で時刻の補正を
行うので、たとえば携帯通信端末装置の使用が行われな
い可能性の高い深夜等に時刻の調整を行うことができ、
調整時の時間の瞬間的なずれの影響を回避させることが
できる。
【0053】また請求項6記載の発明によれば、高速ク
ロック信号生成手段が温度に対する周波数の変動を補正
した温度補償手段を具備しているので、低速クロック信
号生成手段が特に温度補償回路を備えなくても、温度変
化に対して十分な精度を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における携帯通信端末装置と
しての携帯電話機の回路構成の要部を表わしたブロック
図である。
【図2】クロック偏差検出部によるクロック偏差データ
の検出原理を示した波形図である。
【図3】クロック偏差検出部をハードウェアで構成した
場合の回路の要部を示したブロック図である。
【図4】本実施例のクロック偏差データ格納部を具体化
したブロック図である。
【図5】従来の第1の提案の概要を表わしたシステム構
成図である。
【図6】第1の提案における第1の移動局の要部を表わ
したブロック図である。
【図7】高速クロックを用いて低速クロックの計時動作
を修正するようにした第2の提案を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
201 携帯電話機 202 送受信部 203 高速クロック回路 204 高速クロック信号 205 制御部 206 メモリ部 207 クロック偏差データ格納部 208 表示部 209 時刻管理部 211 低速クロック回路 212 低速クロック信号 214 クロック偏差検出部 223 第1のカウンタ 224 第2のカウンタ 237 クロック偏差データ α 変動量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA04 AA13 AD06 AD07 BB04 CB06 DA00 FA11 FA14 FA32 GA06 5K027 AA11 HH27 5K047 BB01 CC01 GG11 GG28 MM24 MM56 MM62

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数で出力されるべき比較的低
    速で比較的低精度の低速クロック信号を常時生成する低
    速クロック信号生成手段と、 所定の時間帯にのみ比較的高速で比較的高精度の第2の
    周波数の高速クロック信号を生成する高速クロック信号
    生成手段と、 前記低速クロック信号と高速クロック信号の双方が生成
    されるタイミングで両信号のクロックのカウントをそれ
    ぞれ開始するクロックカウント開始手段と、 前記低速クロック信号の周波数が第1の周波数に誤差な
    く一致していると仮定した際の対応する第2の周波数の
    高速クロック信号のカウント値を基準として、低速クロ
    ック信号を予め定めた所定数だけカウントした時点にお
    ける前記高速クロック信号のカウント値が、この基準の
    値から正負どの方向にどれだけの値ずれたかを表わす偏
    差量を求める偏差量計測手段と、 この偏差量計測手段によって計測された偏差量を基にし
    て前記低速クロック信号の周波数を修正する低速クロッ
    ク信号周波数修正手段とを具備することを特徴とする携
    帯通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記低速クロック信号周波数修正手段
    は、前記低速クロック信号を基にした所定の単位時間ご
    とにそれぞれの時点における最新のクロック偏差データ
    を足し合わせた累計値を記憶する累計値記憶手段と、累
    計を行った回数を記憶する累計回数記憶手段と、累計値
    記憶手段の記憶した累計値を累計回数と前記単位時間の
    積で除して累計を行った期間におけるクロック偏差の平
    均を求める平均クロック偏差算出手段とを備え、平均ク
    ロック偏差算出手段で求められたクロック偏差の平均を
    用いて低速クロック信号の周波数あるいは時刻を修正す
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の時間帯は、相手先との通信が
    行われる時間帯であることを特徴とする請求項1記載の
    携帯通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記クロックカウント開始手段は前記高
    速クロック信号の出力が開始される時間帯ごとに低速ク
    ロックおよび高速クロックのカウントを開始し、前記偏
    差量計測手段はこれにより求められるそれぞれの偏差量
    を逐次更新することを特徴とする請求項1記載の携帯通
    信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記低速クロック信号を入力して時刻の
    管理を行う時刻管理手段と、この時刻管理手段によって
    管理される時刻を表示する表示手段を具備することを特
    徴とする請求項1記載の携帯通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記高速クロック信号生成手段は温度に
    対する周波数の変動を補正した温度補償手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装置。
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