JP2002198304A - 処理液供給装置及び処理液供給方法 - Google Patents

処理液供給装置及び処理液供給方法

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JP2002198304A
JP2002198304A JP2001306306A JP2001306306A JP2002198304A JP 2002198304 A JP2002198304 A JP 2002198304A JP 2001306306 A JP2001306306 A JP 2001306306A JP 2001306306 A JP2001306306 A JP 2001306306A JP 2002198304 A JP2002198304 A JP 2002198304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジスト液がウェハ上の所定位置に正確に供
給されるようにレジスト液供給ノズルの位置を容易に微
調整可能にする。 【解決手段】 レジスト液供給ノズル66aを保持しウ
ェハW上に搬送する搬送装置67を,X方向に伸びるレ
ール80上を移動自在に設ける。搬送装置67の垂直ア
ーム部78には,シリンダを設け,Z方向に伸縮自在に
する。水平アーム部79には,駆動ベルト81を設け,
この駆動ベルト81によって,ノズル保持部材75をY
方向に移動自在にする。かかる構成により,ノズル保持
部材75に保持されたレジスト液供給ノズル66aは,
三次元に移動自在となり,レジスト液の供給位置の微調
整を厳格かつ容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,処理液供給装置及
び処理液供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おけるフォトリソグラフィー工程では,基板である例え
ば半導体ウェハ(以下「ウェハ」とする)表面にレジス
ト液を塗布し,レジスト膜を形成するレジスト塗布処
理,ウェハにパターンを露光する露光処理,露光後のウ
ェハの現像を行う現像処理等が行われ,ウェハに所定の
回路パターンを形成する。
【0003】上記レジスト塗布処理は,通常レジスト塗
布装置によって行われる。このレジスト塗布装置には,
例えば図15に示すようにレジスト液の塗布時にウェハ
を載置し回転させるためのスピンチャック120と,ウ
ェハ中心上方からウェハにレジスト液を供給する複数の
レジスト液供給ノズル121と,そのレジスト液供給ノ
ズル121を保持し搬送する搬送装置122とが設けら
れている。
【0004】搬送装置122は,レジスト液供給ノズル
121を吊り下げるようにして保持可能なノズル保持部
材123と,そのノズル保持部材123が固定されてい
るアーム部124とを有している。アーム部124は,
スピンチャック120の側方でX方向に伸びるレール1
25上を移動自在に構成されている。また,アーム部1
24は,Z方向にも移動自在に構成されている。アーム
部124がウェハの中心上方に移動した際に,ノズル保
持部材123がウェハWの中心上方に位置するように,
ノズル保持部材123はアーム部124に固定されて設
けられている。
【0005】前記レジスト液供給ノズル121は,ノズ
ル保持部材123に保持される前は,スピンチャック1
20側方に位置するノズルボックス126で待機してい
る。このノズルボックス126は,Y方向に移動自在で
ある。そして,レジスト液供給ノズル121を交換する
際には,ノズルボックス126がY方向に移動して,次
に保持されるレジスト液供給ノズル121がノズル保持
部材123の下方に移動するようにしていた。
【0006】したがって,かかるレジスト塗布装置で
は,アーム部124がX,Z方向に移動することによっ
て,ノズル保持部材123がノズルボックス126で待
機しているレジスト液供給ノズル121を保持し,その
レジスト液供給ノズル121をウェハ中心上方まで移動
させ,その後レジスト液供給ノズル121から回転され
たウェハにレジスト液を供給することによって,レジス
ト塗布処理が行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,ノズル
保持部材123がアーム部124に固定されて設けられ
ているため,もしノズル保持部材123に保持されてい
るレジスト液供給ノズル121から吐出されたレジスト
液が,ウェハの中心に正確に供給されない場合には,ノ
ズル保持部材123の位置をY方向に微調整することが
できなかった。このように,ノズル保持部材123の位
置を微調整できずに,ウェハの中心にレジスト液を供給
できないと,ウェハ上に均一なレジスト膜を形成するた
めには,その分レジスト液の供給量を増加させる必要が
あり,コストアップに繋がることになる。
【0008】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,レジスト液供給ノズルから吐出されるレジスト
液等の処理液が,ウェハ等の基板上の正確な位置に供給
されるように処理液供給ノズルの位置を容易に調節でき
るような処理液供給装置とその処理液供給装置を用いて
実施される処理液供給方法を提供することをその目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,所定の処理位置に配置された基板に処理液を供給す
る処理液供給ノズルを有する処理液供給装置であって,
前記処理液供給ノズルを保持自在なノズル保持手段を有
し,前記処理液供給ノズルは,所定の待機位置に配置さ
れており,前記ノズル保持手段は,三次元移動自在に構
成されていることを特徴とする処理液供給装置が提供さ
れる。
【0010】このように,ノズル保持手段を三次元移動
自在に構成することにより,処理液供給ノズルの位置を
微調節して,処理液を基板上の適切な位置に正確に供給
することができる。これによって,例えば回転された基
板上に処理液を供給する場合には,基板中心に正確に処
理液を供給できるため,その分使用される処理液の量を
軽減することができる。また,基板に処理液を供給する
前に行われる,例えば基板の中心位置や複数の処理液供
給ノズルの待機している位置を特定する,いわゆる位置
出しを行う際にも,ノズル保持手段を三次元に移動さ
せ,より正確にかつ,機械的な調節を行わずに位置出し
を行うことができる。
【0011】かかる請求項1の発明において,請求項2
のように前記ノズル保持手段には,挿入部が設けられて
おり,前記処理液供給ノズルには,前記挿入部が挿入さ
れる受容部が設けられており,当該挿入部は,前記受容
部を内側から押圧自在な押圧部を有するようにしてもよ
い。請求項2によれば,ノズル保持手段の挿入部の押圧
部が処理液供給ノズルの受容部を内側から押すことによ
って,ノズル保持手段が処理液供給ノズルを保持し,前
記押圧部が前記受容部から離れることによって,ノズル
保持手段が処理液供給ノズルを解放することができる。
これによって,処理液供給ノズルを交換する際の着脱が
好適に行われる。
【0012】また,請求項3のように前記ノズル保持手
段には,挿入部が設けられており,前記処理液供給ノズ
ルには,前記挿入部が挿入される受容部が設けられてお
り,前記挿入部は,前記受容部の内壁に向かって突出自
在な突出部を有し,前記受容部は,前記突出部を係止す
る係止部を有するようにしてもよい。請求項3によれ
ば,ノズル保持手段の挿入部の突出部が突出し,処理液
供給ノズルの受容部の係止部に係止されることによっ
て,ノズル保持手段が処理液供給ノズルを保持し,前記
突出部が引っ込むことによって,ノズル保持手段が処理
液供給ノズルを解放することができる。これによって,
処理液供給ノズルの交換を好適に行うことができる。ま
た,請求項2に比べて,係止部があるため,ノズル保持
手段が処理液供給ノズルをより確実に保持することがで
きる。
【0013】かかる請求項1〜3の各処理液供給装置に
おいて,請求項4のように前記処理液供給ノズルは,複
数であって,当該複数の処理液供給ノズルは,前記処理
位置に配置された基板の外方であって,当該基板の中心
を円心とする略円弧状に配置されており,前記各処理液
供給ノズルには,前記処理液を供給する処理液供給管が
各々設けられており,前記各処理液供給管は,各処理液
供給ノズルから前記基板の外方に向かって放射状に配置
されるようにしてもよい。このように,処理液供給ノズ
ルを略円弧状に配置し,処理液供給管を放射状に配置す
ることによって,各処理液供給ノズル間及び各処理液供
給管間の距離が長くなるため,一の処理液供給ノズルを
移動させた際に,処理液供給管が他の処理液供給ノズル
等に接触し,破損したりすることが抑制できる。また,
各処理液供給ノズルと基板の中心とに距離が等しくなる
ため,基板の中心部を基準とする各処理液供給ノズルの
位置出しを容易に行うことができる。
【0014】また,前記処理液供給装置は,処理液供給
ノズルを複数有し,当該複数の処理液供給ノズルは,前
記処理位置に配置された基板の外方であって,かつ直線
状に並んで配置されており,前記各処理液供給ノズルに
は,前記処理液を供給する処理液供給管が各々設けられ
ており,前記各処理液供給管は,各処理液供給ノズルか
ら前記基板の外方に向かってかつ当該基板の中心を中心
として放射状に配置されていてもよい。このように処理
液供給ノズルを直線状に並べて配置することで,例えば
X方向に直線状に配置した場合,ノズル保持手段をX方
向の直角方向であるY方向に移動させるだけで,各処理
液供給ノズルを保持することができる。すなわち,ノズ
ル保持手段の保持,リリース動作を迅速かつ正確に実施
できる。また,処理液供給管が放射状に配置されるの
で,処理液供給ノズルを移動させる際に,各処理液供給
管が相互に干渉し,損傷することが防止できる。
【0015】請求項6の発明によれば,請求項4又は5
に記載した処理液供給装置を用いた処理液供給方法であ
って,前記ノズル保持手段が移動し,前記待機位置の前
記処理液供給ノズルを保持する工程と,前記ノズル保持
手段が,当該処理液供給ノズルを前記待機位置から前記
処理位置に配置された基板の中心上方に直線的に搬送す
る工程とを有することを特徴とする処理液供給方法が提
供される。
【0016】このように,円弧状に配置された処理液供
給ノズルを前記待機位置から前記基板の中心に直線的に
搬送することによって,各処理液供給ノズルから伸びる
処理液を供給するための配管等が基板中心から放射状に
伸びることになるので,他の処理液供給ノズルと干渉す
ることが無く,当該配管等が破損したり損傷したりする
ことが防止できる。
【0017】請求項7の発明によれば,請求項1〜5に
記載の各処理液供給装置において,前記処理位置の中心
部には,孔が設けられており,前記処理位置の下方に
は,前記孔を通過するように上方向に発光する発光部が
設けられており,前記ノズル保持手段には,前記発光さ
れた光を受光する受光部が設けられており,前記ノズル
保持手段の受光部が前記発光部からの光を受光した位置
に基づいて,前記処理位置に配置された基板の中心の位
置を特定する特定装置とを有することを特徴とする処理
液供給装置が提供される。なお,前記処理位置の下方に
は,前記孔内も含まれる。
【0018】請求項7の発明によれば,受光部を有する
ノズル保持手段を移動させて,前記処理位置の下方部に
設けられた発光部からの光を受光させることによって,
ノズル保持手段を処理位置の中心上方に位置させ,その
位置に基づいて,処理位置に配置された基板の中心の正
確な位置を特定することができる。こうすることによっ
て,例えばノズル保持手段に保持された処理液供給ノズ
ルから基板の中心に正確に処理液を供給することができ
る。また,このような,いわゆる位置合わせが光を用い
て行われるので,作業員が目視で手作業で行った場合に
比べて,正確かつ迅速な位置合わせが行われる。
【0019】請求項8の発明によれば,請求項1〜5の
処理液供給装置において,前記処理位置の中心部に孔が
設けられており,前記ノズル保持手段には,前記処理位
置の前記孔を検出するレーザ変位計が設けられており,
前記レーザ変位計が検出した前記孔の位置に基づいて,
前記処理位置に配置された基板の中心の位置を特定する
特定装置を有することを特徴とする処理液供給装置が提
供される。
【0020】請求項8によれば,レーザ変位計が設けら
れているノズル保持手段を移動させて,当該レーザ変位
計によって処理位置の中心部の孔を検出させることがで
きる。そして,検出した時のノズル保持手段の位置に基
づいて,前記基板中心の位置を特定することができる。
したがって,請求項7と同様に処理液供給ノズルから基
板の中心に正確に処理液を供給することができる。ま
た,基板中心の位置合わせを正確かつ迅速に行うことが
できる。
【0021】かかる請求項7又は8に記載の処理液供給
装置であって,請求項9のように前記ノズル保持手段が
前記待機位置の任意の前記処理液供給ノズルを保持した
ときの当該ノズル保持手段の位置に基づいて,前記処理
位置を含む座標系の当該任意の処理液供給ノズルの待機
位置の座標を特定する特定機構を有するようにしてもよ
い。このように,ノズル保持手段が前記処理液供給ノズ
ルを保持したときの位置から,処理位置を含む座標系の
当該処理液供給ノズルの待機位置の座標を特定すること
によって,当該待機位置が認識され,当該待機位置の位
置合わせを行うことができる。これによって,振動等に
よって待機位置がずれた場合に行われる位置合わせを迅
速かつ正確に行うことができる。特に,処理液供給ノズ
ルが複数設けられており,各処理液供給ノズルの待機位
置間の関係が明らかにされている場合には,一の待機位
置が特定されると,他の待機位置も特定されるので,当
該位置合わせにかかる時間を大幅に短縮することができ
る。
【0022】また,かかる請求項7〜9の発明におい
て,請求項10のように前記処理位置に配置された基板
をモニタリングする撮像装置を有していてもよい。請求
項10によれば,実際に処理液が供給された基板をモニ
タリングし,そのモニタリングによって,例えば処理液
が基板の中心に正確に供給されていないことが判明した
場合には,処理液供給ノズルの位置を調節することがで
きる。これによって,例えば処理液供給ノズルが基板の
中心上方に正確に位置していても,基板上の正確な位置
に処理液が供給されていない場合に,処理液供給ノズル
の位置を調節し,処理液を基板上の正確な位置に供給さ
せることができる。
【0023】請求項11の発明によれば,基板に処理液
を供給する処理液供給方法であって,請求項1,2,
3,4又は5に記載の前記処理液供給装置と,基板と同
一形状を有し,かつ平面からみて異なった位置から中心
を通るように直線状に発光する2つの発光部とこの発光
部から発光された光を受光する2つの受光部とを有する
位置検出部材とを用い,基板に処理液を供給する前に,
前記処理位置に前記位置検出部材を配置する工程と,前
記ノズル保持手段に保持された前記処理液供給ノズルを
前記位置検出部材の中心に移動させて,2つの直線状の
光を同時に遮る位置に前記処理液供給ノズルを位置させ
る工程と,を有することを特徴とする処理液供給方法が
提供される。
【0024】請求項11によれば,上述の位置検出部材
を前記処理位置に配置し,その後,その位置検出部材の
中心に処理液供給ノズルを移動させて,位置検出部材の
光を遮断させるように処理液供給ノズルを位置させる。
そして,当該遮断位置を中心位置と擬製し,前記処理位
置に同じように載置された基板の中心位置を特定するこ
とができる。これによって,処理液供給ノズルを基板の
中心上方に正確に移動させ,処理液を基板の中心に正確
に供給することができる。この結果,処理液の供給量を
軽減することができる。また,この基板中心の位置合わ
せが光を用いた位置検出部材を使用して行われるため,
従来に比べて迅速かつ正確に行われる。特に,複数の位
置あわせが必要な場合には特に効果的である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,本発明にかかる処理液供
給装置が使用されるレジスト塗布装置を有する塗布現像
処理システム1の平面図であり,図2は,塗布現像処理
システム1の正面図であり,図3は,塗布現像処理シス
テム1の背面図である。
【0026】塗布現像処理システム1は,図1に示すよ
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている図示しない露光装置との間でウェハWの受け
渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
【0027】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の所定の位置に,複数のカセット
CをR方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(R方向)と
カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z
方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が
搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセッ
トCに対して選択的にアクセスできるようになってい
る。
【0028】ウェハ搬送体7は,ウェハWの位置合わせ
を行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送
体7は後述するように処理ステーション3側の第3の処
理装置群G3に属するエクステンション装置32に対し
てもアクセスできるように構成されている。
【0029】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。該塗布現像処理システム1においては,
4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されており,第
1及び第2の処理装置群G1,G2は現像処理システム1の
正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセットス
テーション2に隣接して配置され,第4の処理装置群G4
は,インターフェイス部4に隣接して配置されている。
さらにオプションとして破線で示した第5の処理装置群
G5を背面側に別途配置可能となっている。前記主搬送装
置13は,これらの処理装置群G1,G3,G4,G5
に配置されている後述する各種処理装置に対して,ウェ
ハWを搬入出可能である。なお,処理装置群の数や配置
は,ウェハWに施される処理の種類によって異なり,処
理装置群の数は,1以上であれば4つで無くてもよい。
【0030】第1の処理装置群G1では,例えば図2に示
すように,本実施の形態にかかる処理液供給装置が備え
られた,ウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布
装置17と,露光後のウェハWを現像処理する現像処理
装置18とが下から順に2段に配置されている。処理装
置群G2の場合も同様に,レジスト塗布装置19と,現像
処理装置20とが下から順に2段に積み重ねられてい
る。
【0031】第3の処理装置群G3では,例えば図3に示
すように,ウェハWを冷却処理するクーリング装置3
0,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのア
ドヒージョン装置31,ウェハWを待機させるエクステ
ンション装置32,レジスト液中の溶剤を乾燥させるプ
リベーキング装置33,34及び現像処理後の加熱処理
を施すポストベーキング装置35,36等が下から順に
例えば7段に重ねられている。
【0032】第4の処理装置群G4では,例えばクーリン
グ装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエクス
テンション・クーリング装置41,エクステンション装
置42,クーリング装置43,露光処理後の加熱処理を
行うポストエクスポージャーベーキング装置44,4
5,ポストベーキング装置46,47等が下から順に例
えば8段に積み重ねられている。
【0033】インターフェイス部4の中央部にはウェハ
搬送体50が設けられている。このウェハ搬送体50は
R方向(図1中の上下方向),Z方向(垂直方向)の移
動とθ方向(Z軸を中心とする回転方向)の回転が自在
にできるように構成されており,第4の処理装置群G4に
属するエクステンション・クーリング装置41,エクス
テンション装置42,周辺露光装置51及び図示しない
露光装置に対してアクセスして,各々に対してウェハW
を搬送できるように構成されている。
【0034】次に,上述したレジスト塗布装置17の構
成について詳しく説明する。図4は,レジスト塗布装置
17の概略を示す縦断面の説明図であり,図5は,レジ
スト塗布装置17の横断面の説明図である。
【0035】レジスト塗布装置17の中央部には,上面
が平坦に形成され,ウェハWを所定の処理位置Sに吸着
保持するスピンチャック60が設けられている。スピン
チャック60の中央部には,図5に示すようにスピンチ
ャック60の中心に位置し,スピンチャック60上の処
理位置Sに保持されるウェハWの中心として認識される
孔60aが設けられている。スピンチャック60下方に
は,図4に示すようにこのスピンチャック60を上下動
及び回転自在とする駆動機構61が設けられており,ウ
ェハWにレジスト液を塗布する際に,ウェハWを所定の
回転数で回転させたり,ウェハWをスピンチャック60
上に載置する際に,スピンチャック60を上下に移動さ
せたりできるようになっている。
【0036】スピンチャック60の外周外方には,この
外周を取り囲むようにして,上面が開口した環状のカッ
プ62が設けられており,スピンチャック60上に吸着
保持され,回転されたウェハWから遠心力によりこぼれ
落ちたレジスト液を受け止め,周辺の装置が汚染されな
いようになっている。また,カップ62の底部には,当
該ウェハWからこぼれ落ちたレジスト液を排液するドレ
イン管63が設けられている。
【0037】カップ62の外周外方であって,X方向負
方向(図4,図5中の左方向)側には,後述するウェハ
Wにレジスト液を供給するためのレジスト液供給ノズル
を待機させる待機位置Tが設けられている。当該待機位
置Tには,複数,例えば4つのレジスト液供給ノズル6
6a,66b,66c,66dを待機させることのでき
るノズルボックス64が設けられている。ノズルボック
ス64には,レジスト液供給ノズル66a〜66dの外
形と同形状の4つの凹部64a,64b,64c,64
dがカップ62の外周に沿うようにして,円弧状に形成
されており,当該凹部64a,64b,64c,64dに
レジスト液供給ノズル66a,66b,66c,66d
を受容させることによって、複数のレジスト液供給ノズ
ル66a〜66dを円弧状に配置し,待機させることが
できるようになっている。
【0038】ここで,スピンチャック60に吸着保持さ
れたされたウェハWにレジスト液を供給するためのレジ
スト液供給装置65について説明する。
【0039】レジスト液供給装置65は,図6に示すよ
うに4つのレジスト液供給ノズル66a〜66dと当該
レジスト液供給ノズル66a〜66dを搬送する搬送装
置67とを有している。
【0040】レジスト液供給ノズル66aは,図7に示
すようにその外形が上述したノズルボックス64の凹部
64a〜64dに受容可能となるような形状,例えば略
直方体形状に成形されている。レジスト液供給ノズル6
6aの下部には,レジスト液を吐出する吐出口68aが
設けられている。また、レジスト液供給ノズル66aの
側面には,レジスト液供給ノズル66a内にレジスト液
を供給する供給管69aが接続されており,図示しない
レジスト液の供給源からのレジスト液をレジスト液供給
ノズル66a内に供給し,吐出口68aから吐出できる
ようになっている。供給管69aは,図5に示すように
レジスト液供給ノズル66aからカップ62の待機位置
T側の外方に向かって放射状に配置されており,レジス
ト液供給ノズル66aの移動に伴って,当該放射状方向
に移動自在に構成されている。なお,供給管69aの外
周部には,レジスト液の温度を調節するための温度調節
水が流れる図示しない温度調節管が設けられており,レ
ジスト液を所定の温度に調節してからウェハW上に供給
できるようになっている。
【0041】レジスト液供給ノズル66aの上部には,
搬送装置67が当該レジスト液供給ノズル66aを保持
するための受容部70aが設けられている。受容部70
aは,レジスト液供給ノズル66aの上面から下方に向
かう所定深さの有底孔であって,平面からみて,例えば
円形状に成形されており,後述する搬送装置67の例え
ば円柱状の挿入部87が挿入できるようになっている。
なお,他のレジスト液供給ノズル66b,66c,66
dの構成及び供給管69b,69c,69dの配置は,
レジスト液供給ノズル66a及び供給管69aと同じな
ので説明を省略する。
【0042】一方,搬送装置67は,図6に示すように
レジスト液供給ノズル66a〜66dを保持するノズル
保持部材75と,当該ノズル保持部材75を支持し,移
動自在とするアーム部76とを有している。
【0043】アーム部76は,基台77と,当該基台7
7上でZ方向に延伸するアーム垂直部78と,当該アー
ム垂直部78の先端からY方向(X方向に垂直な水平方
向)に延伸するアーム水平部79とで構成されている。
基台77は,図5,図6に示すようにレジスト塗布装置
17の側壁に沿ってX方向に延伸するレール80上を移
動自在に構成されており,これによって搬送装置67が
X方向に移動自在になっている。
【0044】アーム垂直部78は,上下方向に稼動する
シリンダを有しており,アーム垂直部78がZ方向に伸
縮自在になっている。これによってアーム部76に支持
されるノズル保持部材75はZ方向に移動自在である。
また,アーム水平部79のケーシング79a内には,図
8に示すようにY方向に伸びる駆動ベルト81が設けら
れている。駆動ベルト81には,スライダ82が固定し
て設けられており,更にこのスライダ82には,ノズル
保持部材75が固定されている。当該駆動ベルト81
は,アーム水平部79の両端に設けられた駆動プーリ8
3,従動プーリ84間に掛けられており,駆動プーリ8
3は,回転駆動モータ85によって正転・反転される。
かかる構成により,駆動ベルト81が駆動され,スライ
ダ82に固定されたノズル保持部材75がY方向に移動
自在になっている。
【0045】以上の構成から,ノズル保持部材75は,
X,Y及びZ方向に移動自在,すなわち三次元移動自在
になっている。また,各方向の駆動制御は,制御装置8
6によって行われている。なお,制御装置86は,搬送
装置67のホーム位置を基準にする目標位置を特定し,
ノズル保持部材75を当該目標位置に移動させるように
制御する。
【0046】一方,ノズル保持部材75の下部には,図
9に示すように下方に伸びる凸状の挿入部87が設けら
れている。挿入部87は,上述したように,例えば円柱
状に成形されており,レジスト液供給ノズル66aの受
容部70aに挿入可能になっている。挿入部87の外周
面には,前記受容部70aに挿入された際に受容部70
aの内壁を押圧自在とする押圧部88が複数箇所設けら
れており,この押圧によってレジスト液供給ノズル66
aを保持できるようになっている。また,押圧部88の
押圧は,例えば挿入部87内に図示しない空気配管が接
続されており,当該空気配管からの空気圧によって,押
部圧88が外方に突出することによって行われる。な
お,押圧部88の出入りを空気圧の代わりに磁力を用い
て行ってもよい。この場合,挿入部87の内部に極性の
切り替え可能な電磁石を設け,押圧部88に極性の固定
された永久磁石を使用する。そして,挿入部87内部の
電磁石の極性を変更することによって,押圧部88の永
久磁石が当該電磁石に反発若しくは吸引され,押圧部8
8が出入り可能となる。また,挿入部87内部に磁力の
ON,OFFが可能である電磁石を設け,押圧部88に
磁性のある素材を使用し,さらに押圧部88に突出方向
に付勢する弾性体,例えばバネを設けるようにしてもよ
い。この場合,例えば電磁石がOFFのときに,当該付
勢によって,押圧部88が突出した状態になるようにす
る。そして,電磁石をONにすることによって,押圧部
88が当該付勢に抗して吸引され,押圧部88が挿入部
87内に入る。これによって,押圧部88が出入り可能
に構成される。
【0047】挿入部87の下面中心部には,Z方向下方
向にレーザ光を発光し,スピンチャック60中央部の孔
60aを検出するレーザ変位計89が設けられている。
レーザ変位計89の検出結果は,特定装置としての図6
に示した制御装置86に送信可能に構成されており,制
御装置86では,前記検出結果からスピンチャック60
の孔60aの中心部の位置,すなわち処理位置Sに載置
されたウェハWの中心位置を正確に特定できるようにな
っている。
【0048】次に,以上のように構成されているレジス
ト塗布装置17の作用について,塗布現像処理システム
1で行われるフォトリソグラフィー工程のプロセスと共
に説明する。
【0049】先ず,ウェハ搬送体7がカセットCから未
処理のウェハWを1枚取りだし,第3の処理装置群G3に
属するアドヒージョン装置31に搬入する。このアドヒ
ージョン装置31において,レジスト液との密着性を向
上させるHMDSなどの密着強化剤を塗布されたウェハW
は,主搬送装置13によって,クーリング装置30搬送
され,所定の温度に冷却される。その後,ウェハWはレ
ジスト塗布装置17又19に搬送される。
【0050】そして,ウェハW上にレジスト膜が形成さ
れたウェハWは,再び主搬送装置13によってプリベー
キング装置33又は34,エクステンション・クーリン
グ装置41に順次搬送され,所定の処理が施される。
【0051】次いで,ウェハWはエクステンション・ク
ーリング装置41からウェハ搬送体50によって取り出
され,周辺露光装置51を経て露光装置(図示せず)に
搬送される。露光処理の終了したウェハWは,ウェハ搬
送体50によりエクステンション装置42に搬送され,
さらに主搬送装置13によって,ポストエクスポージャ
ーベーキング装置44又は45,現像処理装置18又は
20,ポストベーキング装置35,36,46又は4
7,クーリング装置30と順次搬送され,各装置におい
て所定の処理が施される。その後,ウェハWは,エクス
テンション装置32を介して,ウェハ搬送体7によって
カセットCに戻され,一連の所定の塗布現像処理が終了
する。
【0052】次に上述したレジスト塗布装置17の作用
について詳しく説明する。先ず,ウェハWのレジスト塗
布処理が開始される前,例えばレジスト塗布装置17の
機械的,電気的調節の段階において,ノズル保持部材7
5をスピンチャック60上で走査させ,レーザ変位計8
9によって,孔60aを検出させる。そして,当該検出
の情報が制御装置86に送信され,制御装置86におい
て,レーザ変位計89が孔60aを検出した位置Pを特
定する。制御装置86では,この位置Pをスピンチャッ
ク60上の処理位置Sに載置されるウェハWの中心位置
として認識し,位置データを記憶する。以後ノズル保持
部材75をウェハWの中心位置に移動させる場合には,
当該記憶された位置データを基に位置Pに移動させる命
令が出される。
【0053】レジスト塗布処理が開始されると,先ず前
工程の終了したウェハWが主搬送装置13によって,レ
ジスト塗布装置17内に搬入される。そして,ウェハW
は予め上昇して待機していたスピンチャック60に受け
渡され,スピンチャック60上の所定の処理位置Sに吸
着保持される。ウェハWがスピンチャック60上に保持
されると,搬送装置67がX方向に移動し,ノズル保持
部材75がノズルボックス64上方まで移動される。こ
のとき,駆動ベルト81によってノズル保持部材75が
Y方向にも移動され,例えばノズルボックス64の凹部
64aで待機しているレジスト液供給ノズル66a上方
の位置まで移動される。次に,ノズル保持部材75はZ
方向に下降され,ノズル保持部材75の挿入部87がレ
ジスト液供給ノズル66aの受容部70aに挿入され
る。そして,挿入部87内に,例えば空気が流入され,
押圧部88が前記受容部70aの内壁を押圧し,ノズル
保持部材75がレジスト液供給ノズル66aを保持す
る。
【0054】ノズル保持部材75に保持されたレジスト
液供給ノズル66aは,搬送装置67によって,ウェハ
Wの中心上方の前記位置Pまで移動される。このとき,
レジスト液供給ノズル66aは,待機位置Tから位置P
まで直線的に移動される。その後,スピンチャック60
の回転が開始され,ウェハWが所定の回転数で回転され
る。次にレジスト液供給ノズル66aの吐出口68aか
らウェハW中心に向かって,所定量のレジスト液が所定
時間供給され,ウェハW上に所定のレジスト膜が形成さ
れる。
【0055】ウェハW上に所定量のレジスト液が滴下さ
れ,レジスト膜が形成されると,レジスト液供給ノズル
66aは,再び搬送装置67によって待機位置Tに直線
的に移動され,ノズルボックス64の凹部64aに戻さ
れる。
【0056】一方,レジスト膜が形成されたウェハW
は,スピンチャック60によって上昇され,スピンチャ
ック60から主搬送装置13に受け渡される。そして,
レジスト塗布装置17から次工程の行われるプリベーキ
ング装置33に搬送され,レジスト塗布処理が終了す
る。
【0057】なお,次のウェハWがレジスト塗布装置1
7内に搬送されると,上述したようにレジスト塗布処理
が行われるが,レシピの変更等がされた場合には,他の
レジスト液供給ノズル,例えばレジスト液供給ノズル6
6bが同じように選択されて使用される。
【0058】以上の実施の形態によれば,ノズル保持部
材75をY方向にも移動自在にすることにより,ノズル
保持部材75が三次元移動自在になったため,ノズル保
持部材75の位置の微調節,特にレジスト液供給ノズル
66aをウェハW中心に位置させるための微調節を好適
に行うことができる。したがって,レジスト液供給ノズ
ル66aから吐出されるレジスト液が的確にウェハWの
中心に供給され,ウェハWの中心に供給されなかった時
に比べて,吐出時間が短くなりその分レジスト液の供給
量を軽減することができる。
【0059】また,レジスト液供給ノズル66a〜66
dを円弧状に配置し,レジスト液供給ノズル66aを搬
送する際に,ウェハW中心の位置Pに向かって直線的に
搬送することによって,レジスト液供給ノズル66aか
ら伸びる供給管69aが他のレジスト液供給ノズル66
bや供給管69b等に接触することが抑制できるので,
当該接触による供給管69aの破損等が防止できる。
【0060】また,ノズル保持部材75の挿入部87に
レーザ変位計89を設け,レジスト塗布処理前にスピン
チャック60の孔60aを検出し,その検出結果に基づ
いて孔60aの位置Pを特定するようにしたため,実際
の孔60aの位置P,すなわちウェハWの中心の位置P
を知ることができる。したがって,実際のウェハW中心
の位置が設計上の位置からずれている場合においても,
ウェハWの中心の位置Pを正確に特定し,レジスト液供
給ノズル66aを的確にウェハW中心上方に移動させる
ことができる。
【0061】以上の実施の形態では,ノズル保持部材7
5の挿入部87の押圧部88がレジスト液供給ノズル6
6aの受容部70aの内壁を押圧することによって,ノ
ズル保持部材75がレジスト液供給ノズル66aを保持
していたが,図10に示すように前記押圧部86を突出
部90とし,前記受容部70aの内壁に係止部91を設
けて,前記突出部90を前記係止部91に係止させるこ
とによって,保持させてもよい。係止部91は,例えば
受容部70aの内壁にリング状の溝92を設けることに
よって形成される。これによっても,突出部90の出し
入れによって,ノズル保持部材75がレジスト液供給ノ
ズル66aを保持自在となる。
【0062】また,以上の実施の形態では,レジスト塗
布処理が開始される前のウェハW中心の位置の特定をレ
ーザ変位計89を用いて行っていたが,他の手段によっ
て行ってもよい。以下,他の手段について説明する。
【0063】先ず,図11に示すようにスピンチャック
60の孔60a内に発光部95を設け,ノズル保持部材
75の下端部の中心に受光部96を設けることが提案さ
れる。当該発光部95の光源には,発光ダイオードによ
るLED光やレーザ光が用いられる。このとき,受光部
96の受光情報が制御装置86に入力され,記憶される
ようにし,当該制御装置86において受光部96がレー
ザ光若しくはLED光を受光した位置を特定するように
する。そして,ウェハWの中心位置を特定する際には,
ノズル保持部材75を走査させることによって,受光部
96に光を受光させ,その受光情報によって,スピンチ
ャック60の中心であってスピンチャック60に保持さ
れるウェハWの中心の位置Pを特定する。このような場
合においても,ウェハWの中心の位置Pが特定されるた
め,レジスト液供給ノズル66aをウェハW上の正確な
位置Pに移動させ,レジスト液をウェハWの中心に的確
に供給することができる。
【0064】次に,ウェハWと同じ形状を有する位置検
出部材としてのダミーウェハDを用いて,ウェハWの中
心位置を特定する方法を提案する。このような場合,例
えばダミーウェハDに,図12(a),(b)に示すよ
うにダミーウェハDの中心を通りX方向に光を発信する
発光部であってコヒーレントなレーザ光を発信するレー
ザ発光部100と,ダミーウェハDの中心を通りY方向
に光を発信する発光部であってレーザ光を発信するレー
ザ発光部101とが設けられる。さらに各レーザ発光部
100,101から発光されたレーザ光をそれぞれ受光
する受光部102,103が設けられる。したがって,
直線状に発光される光線M,Nの交差部分が,ダミーウ
ェハDの中心部分になる。各受光部102,103は,
レーザ光が遮断されレーザ光を受信しない場合に,その
光遮断情報を制御装置86に送信できるように構成され
ている。なお,光線M,Nは,平面から見た時にダミー
ウェハDの中心上で交差していればよく,必ずしも同一
平面上で交差していなくてもよい。
【0065】そして,ウェハWの中心位置を特定する際
には,先ずダミーウェハDをスピンチャック60上の処
理位置Sに載置する。次に,レジスト液供給ノズル66
aを保持したノズル保持部材75をダミーウェハD上を
X方向に移動させる。この場合,予めレジスト液供給ノ
ズル66aを支持しているアーム部76を垂直方向に適
宜移動させて,レジスト液供給ノズル66aの下端がダ
ミーウェハDの表面に接触せず,かつ光線M,Nよりも
下の位置になるように,垂直方向の調整を行う。そし
て,レジスト液供給ノズル66aがダミーウェハDの中
心のX座標を通過した時にY方向のレーザ光が一時遮断
され,その遮断情報が受光部103から制御装置86に
送信される。図12(b)に示したように,レジスト液
供給ノズル66aには,一定の幅dがあるため,制御装
置86において,例えばレーザ光が遮断され始めた位置
と遮断されなくなった位置の中間の位置を算出すること
によって,ダミーウェハDの中心のX座標を特定するこ
とができる。同様に,レジスト液供給ノズル66をY方
向に移動させて,X方向のレーザ光を遮断させることに
よって,ダミーウェハDの中心のY座標を特定すること
ができる。したがって,両方の光線M,Nを同時に遮断
している位置は,ダミーウェハDの中心部分である。
【0066】このように,ダミーウェハDの中心位置を
特定することによって,通常のウェハWが所定位置Sに
載置された場合のウェハWの中心の位置Pを特定するこ
とができる。また,上述したように,光線M,Nを同時
に遮断する位置にレジスト液供給ノズル66aを移動さ
せれば,容易にダミーウェハDの中心,すなわちウェハ
Wの中心の位置Pにレジスト液供給ノズル66aを位置
させることができるので,正しいレジスト液の吐出位置
を容易に導き出すことが可能である。なお,発光部に
は,レーザのみならず発光ダイオードを用いたLED光
を用いてもよい。
【0067】以上の実施の形態では,スピンチャック6
0上の処理位置Sに載置されるウェハWの中心の位置P
のみ特定するようにしていたが,レジスト液供給ノズル
66aの待機位置Tも特定するようにしてもよい。この
ような場合,例えば凹部64aに待機しているレジスト
液供給ノズル66aの受容部70aにノズル保持部材7
5の挿入部87を手動で挿入させる。そして,このとき
のノズル保持部材75の位置を特定機構としての制御装
置86で認識することによって,正確な凹部64aの位
置を特定することができる。凹部64aの位置が特定さ
れると,ノズルボックス64の位置が特定され,待機位
置Tの位置を特定することができる。
【0068】こうすることによって,ノズルボックス6
4の位置が設計上の位置から微妙にずれた場合において
も,待機位置Tの正確な位置を知ることができ,ノズル
保持部材75がレジスト液供給ノズル66a〜66dを
好適に保持することができる。
【0069】また,ウェハWのレジスト塗布処理が開始
され,ウェハW上にレジスト液が供給された後にウェハ
Wをモニタリングするようにしてもよい。この場合,例
えば図13に示すように,レジスト塗布装置17の上方
に撮像装置としてのCCDカメラ105を設定してお
く。そして,レジスト液が供給されたウェハWをモニタ
リングし,レジスト液がウェハWの中心に厳密に供給さ
れていない場合には,レジスト液供給ノズル66aの位
置の微調整する。こうすることにより,レジスト液がウ
ェハWの中心に正確に供給され,レジスト液の少量化が
図られる。
【0070】前記した実施の形態においては,ノズルボ
ックス64においてレジスト液供給ノズル66a〜66
dを円弧状に配置していたが,図14に示したように,
レジスト液供給ノズル66a〜66dを直線状に配置し
てもよい。
【0071】図14に示した例では,レジスト液供給ノ
ズル66a〜66dがY方向に沿って直線状に並べられ
ている。また,各レジスト液供給ノズル66a〜66d
自体は,中心Qに向けて放射状に配置されている。すな
わち各レジスト液供給ノズル66a〜66dは,中心Q
に向けられている。それに伴い,供給管69a〜69d
も,外側に向けて放射状に配置されている。
【0072】このようなノズル配置例によれば,あるレ
ジスト液供給ノズルをノズル保持部材75がリリース
し,次いで他のレジスト液供給ノズルを掴む際に,X方
向の位置調整が不要であり,迅速にかつ正確にかかるリ
リース,掴む動作を実施することができる。この場合で
も,各レジスト液供給ノズル66a〜66d自体は,中
心Qに向けて放射状に配置され,各供給管69a〜69
dも,外側に向けて放射状に並んでいるから,前記リリ
ース,掴む動作の際に,供給管69a〜69d相互がぶ
つかって損傷することはない。
【0073】以上の実施の形態は,レジスト塗布装置に
使用されるレジスト液供給装置についてであったが,他
の処理液,例えば現像液を供給する装置にも適用でき
る。また,ウェハW以外の基板例えばLCD基板の処理
液供給装置にも適用される。
【0074】
【発明の効果】請求項1〜請求項11によれば,処理液
供給ノズルの位置を微調節して,基板中心に正確に処理
液を供給できるため,その分使用される処理液の量が軽
減され,コストダウンが図られる。また,ノズル保持手
段の三次元移動自在の機能を用いて,従来手作業で行っ
ていた作業を自動化させることができ,作業の正確性,
迅速性が向上される。
【0075】とりわけ,請求項7〜請求項11によれ
ば,実際の基板中心の位置を特定することができるた
め,基板中心の位置が振動等によって設計上の位置から
ずれた場合においても,基板中心に正確に処理液を供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるレジスト液供給装
置を備えたレジスト塗布装置を有する塗布現像処理シス
テムの構成の概略を示す平面図である。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】レジスト塗布装置の縦断面の説明図である。
【図5】図4のレジスト塗布装置の横断面の説明図であ
る。
【図6】レジスト液供給装置の概略を示す斜視図であ
る。
【図7】レジスト液供給ノズルの概略を示す斜視図であ
る。
【図8】搬送装置のアーム水平部の概略を示す斜視図で
ある。
【図9】ノズル保持部材の概略を示す斜視図である。
【図10】ノズル保持部材がレジスト液供給ノズルを保
持する他の例を示す縦断面の説明図である。
【図11】スピンチャック上に載置されるウェハの中心
を特定するための他の手段を示す斜視図である。
【図12】ダミーウェハの構成例を示し,図12(a)
は平面図,図12(b)は側面図である。
【図13】CCDカメラを備えた場合のレジスト塗布装
置の縦断面の説明図である。
【図14】レジスト液供給ノズルを直線状に配置した場
合の,レジスト塗布装置の内部の様子を示す平面図であ
る。
【図15】従来のレジスト液供給装置の概略を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 17 レジスト塗布装置 64 ノズルボックス 65 レジスト液供給装置 66a〜66d レジスト液供給ノズル 67 搬送装置 69a〜69d 供給管 75 ノズル保持部材 76 アーム部 78 垂直アーム部 79 水平アーム部 80 レール 81 駆動ベルト P 位置 T 待機位置 W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/30 501 H01L 21/30 564C 569C Fターム(参考) 2H096 AA25 GA26 4D075 AC06 AC09 AC64 AC84 AC88 AC93 CA47 DA08 DC22 EA07 EA45 4F041 AA02 AA06 AB02 BA05 BA13 BA22 4F042 AA02 AA07 BA08 BA22 EB18 EB29 5F046 JA01 JA02 LA03 LA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の処理位置に配置された基板に処理
    液を供給する処理液供給ノズルを有する処理液供給装置
    であって,前記処理液供給ノズルを保持自在なノズル保
    持手段を有し,前記処理液供給ノズルは,所定の待機位
    置に配置されており,前記ノズル保持手段は,三次元移
    動自在に構成されていることを特徴とする,処理液供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズル保持手段には,挿入部が設け
    られており,前記処理液供給ノズルには,前記挿入部が
    挿入される受容部が設けられてり,当該挿入部は,前記
    受容部を内側から押圧自在な押圧部を有することを特徴
    とする,請求項1に記載の処理液供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル保持手段には,挿入部が設け
    られており,前記処理液供給ノズルには,前記挿入部が
    挿入される受容部が設けられており,前記挿入部は,前
    記受容部の内壁に向かって突出自在な突出部を有し,前
    記受容部は,前記突出部を係止する係止部を有すること
    を特徴とする,請求項1に記載の処理液供給装置。
  4. 【請求項4】 前記処理液供給ノズルは,複数であっ
    て,当該複数の処理液供給ノズルは,前記処理位置に配
    置された基板の外方であって,当該基板の中心を円心と
    する略円弧状に配置されており,前記各処理液供給ノズ
    ルには,前記処理液を供給する処理液供給管が各々設け
    られており,前記各処理液供給管は,各処理液供給ノズ
    ルから前記基板の外方に向かって放射状に配置されてい
    ることを特徴とする,請求項1,2又は3に記載の処理
    液供給装置。
  5. 【請求項5】 前記処理液供給ノズルを複数有し,当該
    複数の処理液供給ノズルは,前記処理位置に配置された
    基板の外方であって,かつ直線状に並んで配置されてお
    り,前記各処理液供給ノズルには,前記処理液を供給す
    る処理液供給管が各々設けられており,前記各処理液供
    給管は,各処理液供給ノズルから前記基板の外方に向か
    ってかつ当該基板の中心を中心として放射状に配置され
    ていることを特徴とする,請求項1,2又は3に記載の
    処理液供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載した処理液供給装
    置を用いた処理液供給方法であって,前記ノズル保持手
    段が移動し,前記待機位置の前記処理液供給ノズルを保
    持する工程と,前記ノズル保持手段が,当該処理液供給
    ノズルを前記待機位置から前記処理位置に配置された基
    板の中心上方に直線的に搬送する工程とを有することを
    特徴とする,処理液供給方法。
  7. 【請求項7】 前記処理位置の中心部には,孔が設けら
    れており,前記処理位置の下方部には,前記孔を通過す
    るように上方向に発光する発光部が設けられており,前
    記ノズル保持手段には,前記発光された光を受光する受
    光部が設けられており,前記ノズル保持手段の受光部が
    発光部からの光を受光した位置に基づいて,前記処理位
    置に配置された基板の中心の位置を特定する特定装置を
    有することを特徴とする,請求項1,2,3,4又は5
    のいずれかに記載の処理液供給装置。
  8. 【請求項8】 前記処理位置の中心部には,孔が設けら
    れており,前記ノズル保持手段には,前記処理位置の前
    記孔を検出するレーザ変位計が設けられており,前記レ
    ーザ変位計が検出した前記孔の位置に基づいて,前記処
    理位置に配置された基板の中心の位置を特定する特定装
    置を有することを特徴とする,請求項1,2,3,4又
    は5のいずれかに記載の処理液供給装置。
  9. 【請求項9】 前記ノズル保持手段が前記待機位置の任
    意の前記処理液供給ノズルを保持したときの当該ノズル
    保持手段の位置に基づいて,前記処理位置を含む座標系
    の当該任意の処理液供給ノズルの待機位置の座標を特定
    する特定機構を有することを特徴とする,請求項7又は
    8のいずれかに記載の処理液供給装置。
  10. 【請求項10】 前記処理位置に配置された基板をモニ
    タリングする撮像装置を有することを特徴とする,請求
    項7,8又は9のいずれかに記載の処理液供給装置。
  11. 【請求項11】 基板に処理液を供給する処理液供給方
    法であって,請求項1,2,3,4又は5に記載の前記
    処理液供給装置と,基板と同一形状を有し,かつ平面か
    らみて異なった位置から中心を通るように直線状に発光
    する2つの発光部とこの発光部から発光された光を受光
    する2つの受光部とを有する位置検出部材とを用い,基
    板に処理液を供給する前に,前記処理位置に前記位置検
    出部材を配置する工程と,前記ノズル保持手段に保持さ
    れた前記処理液供給ノズルを前記位置検出部材の中心に
    移動させて,2つの直線状の光を同時に遮る位置に前記
    処理液供給ノズルを位置させる工程と,を有することを
    特徴とする,処理液供給方法。
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