JPH10173030A - 基板搬送装置およびこれを用いた露光装置 - Google Patents

基板搬送装置およびこれを用いた露光装置

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JPH10173030A
JPH10173030A JP34674296A JP34674296A JPH10173030A JP H10173030 A JPH10173030 A JP H10173030A JP 34674296 A JP34674296 A JP 34674296A JP 34674296 A JP34674296 A JP 34674296A JP H10173030 A JPH10173030 A JP H10173030A
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wafer
substrate
hand
shelf
stage
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JP34674296A
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Koji Marumo
光司 丸茂
Yuji Chiba
裕司 千葉
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハキャリヤ内に収容されたウエハの斜め
入れ状態をもれなく検出する。 【解決手段】 ウエハ10を棚段に積み重ねて収容する
ウエハキャリヤ21を昇降台23に載置し、これを上下
動させて、取り出し位置のウエハ10が両光電センサ2
5a,25bによって検出されたときのみ、ハンド31
による取り出しを行なう。一方の光電センサ25aの出
力信号のみがウエハ有りのときは、両端を支持する棚段
が1段だけずれた1段斜め入れのウエハ11である。ま
た、昇降台23を次の棚段まで1ピッチだけ移動させる
途中で両光電センサ25a,25bによる検出を行な
い、一方の光電センサ25aのみがウエハ有りの出力信
号を発生したときは2段斜め入れのウエハ12であると
判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造用の露
光装置等においてウエハ等基板を搬送する基板搬送装置
およびこれを用いた露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造用の露光装置においては、一
般的に複数のウエハをウエハキャリヤに収容して所定の
待機位置まで搬送し、各露光サイクルごとにウエハキャ
リヤからウエハを取り出して自動的にウエハステージ等
に供給する基板搬送装置が搭載されている。
【0003】図8は一従来例を示すもので、これは、ク
リーンルームに配設されたウエハステージ110と、複
数のウエハを収納するウエハキャリヤ121を待機させ
るウエハ待機ステーション120と、ウエハ待機ステー
ション120のウエハキャリヤ121からウエハを一枚
ずつ取り出してこれをウエハステージ110に受け渡す
作業を行なうウエハ搬送ユニット130を有する。
【0004】ウエハステージ110は、ウエハを吸着す
る吸着面111aを有するウエハチャック111と、吸
着面111aに対して垂直な方向(Z軸方向)にウエハ
チャック111を移動させる図示しないZステージと、
ウエハチャック111を図示水平方向(X軸方向)に移
動させるXステージ112と、これを図示上下方向(Y
軸方向)へ移動させるYステージ113を有し、Xステ
ージ112とYステージ113はそれぞれ、公知のボー
ルねじ112a,113aを回転させることでX軸方
向、Y軸方向に移動する。
【0005】ウエハキャリヤ121は、その内部の複数
の棚段にウエハをそれぞれ水平に保持して垂直に積み重
ねて保持するもので、各ウエハは、ウエハ搬送ユニット
130のハンド131によって逐次ウエハキャリヤ12
1から取り出されてウエハステージ110に搬送され
る。ウエハ搬送ユニット130は、ハンド131をY軸
方向へ移動させるYステージ132と、ハンド131を
X軸方向へ移動させるXステージ133と、ハンド13
1をウエハキャリヤ121とウエハステージ110の間
でZ軸方向に往復移動させるためのZステージ134を
有し、ウエハキャリヤ121からウエハを取り出してウ
エハステージ110に受け渡し、露光後のウエハをウエ
ハステージ110から受け取ってウエハキャリヤ121
に再度収納する作業を自動的に行なうように構成されて
いる。
【0006】ウエハステージ110の前面には、図示し
ないマスクステージ、アライメント光学系およびシャッ
タ等が配設される。ウエハステージ110に保持された
ウエハは、マスクステージのマスクを介して照射される
露光光によって露光され、マスクのパターンがウエハに
転写される。
【0007】ウエハチャック111はその吸着面111
aに設けられた吸着溝に発生する真空吸着力によってウ
エハを吸着保持する。同様に、ハンド131は真空吸着
力によってその表面にウエハを吸着し、ハンド131の
真空吸着力とウエハチャック111の真空吸着力を真空
吸着力制御装置によって交互に制御することでウエハの
受け渡しが行なわれる。
【0008】ウエハ待機ステーション120は、図7に
示すように、支持体122に上下動自在に支持された昇
降台123と、これを1ピッチずつ間欠的に上下動させ
る昇降台モータ124を有する。昇降台123をこのよ
うに1ピッチずつ間欠的に上昇または下降させること
で、ウエハキャリヤ121内に積み重ねられたウエハ1
00を1枚ずつ、ハンド131とほぼ同じ高さに設定さ
れたウエハ取り出し位置へ移動させる。
【0009】昇降台123の直下には、ウエハ取り出し
位置のウエハ100がウエハキャリヤ121内に適正な
水平状態で収容されているか否かを検知するウエハ検出
装置125が配設されており、昇降台モータ124によ
ってウエハ取り出し位置へ移動したウエハ100がウエ
ハキャリヤ121内に適正な水平状態で収容されている
ことを確認したうえで、ハンド131を駆動してこれに
よるウエハ100の取り出しを行なう。ウエハ検出装置
125の出力から、ウエハキャリヤ121内の棚段にウ
エハ100が傾斜して収容されていたり、あるいは不在
であることが判明したときは、予定されていたハンド1
31の駆動を停止して、昇降台モータ124を再駆動
し、ウエハキャリヤ121内の次の棚段のウエハをウエ
ハ取り出し位置へ移動させる。
【0010】ウエハキャリヤ121内にウエハ100を
収容するときに、オペレータのミス等によってウエハ1
00が傾斜して収容されたり、あるいはウエハキャリヤ
121内の一部でウエハが欠落していたりする場合があ
る。そこで、ウエハ取り出し位置のウエハ100が適正
な水平状態に収容されていることを確認したうえでハン
ド131を駆動する。これによって、傾斜して収容され
たウエハがハンド131と干渉してハンド131の駆動
部等が損傷する等のトラブルを回避する。
【0011】ウエハ検出装置125は、ウエハ100が
ウエハ取り出し位置に存在するか否かを感知する静電容
量センサ125aと、ウエハ100の裏面の反射光を検
出することでウエハ100が水平状態にあるか否かを判
別する距離測定用の光センサ125bを有し、静電容量
センサ125aと光センサ125bの双方の出力が所定
値以上であるときのみハンド131の駆動が開始され
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、ウエハキャリヤ内のウエハの有無やそ
の状態を正確に検知することができず、ウエハキャリヤ
内にウエハが傾斜して収容されているとき、すなわち斜
め入れの状態を誤ってウエハ無しの状態と検知する等の
判断ミスを避けることができない。これは、ウエハの裏
面の反射光を計測する光センサによってウエハが水平状
態にあるか否かを検知するように構成されているため、
ウエハの反射率が異なる場合に光センサの出力に誤差が
生じることに起因するものである。
【0013】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、ウエハ等基板がウエ
ハキャリヤ等に適正に収容されているか否かを正確に検
知できる基板搬送装置およびこれを用いた露光装置を提
供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の基板搬送装置は、複数の所定のピッチの
棚段にそれぞれ基板を重ねて収容する収容手段と、これ
を前記所定のピッチで間欠的に移動させる駆動手段と、
前記収容手段が前記所定のピッチで移動するたびごとに
第1の測定ポイントで前記棚段の前記基板の有無をそれ
ぞれ検出する一対のセンサと、両者の出力に基づいて前
記基板を前記収容手段から取り出すハンドを有し、前記
一対のセンサが、前記第1の測定ポイントに加えて、前
記収容手段が前記所定のピッチを移動する途中の第2の
測定ポイントで前記棚段の間の前記基板の有無をそれぞ
れ検出するように構成されていることを特徴とする。
【0015】
【作用】第1の測定ポイントで一対のセンサが双方とも
基板有りの出力信号を発生したときのみ、収容手段の棚
段に基板が適正な状態で収容されていると判断してハン
ドを駆動する。このように収容手段内の基板の状態を確
認したうえでハンドを駆動して基板を取り出せば、露光
装置のウエハステージ等に対する基板の供給等を予定通
りに極めて円滑に行なうことができる。ハンドが斜め入
れの状態にある基板と干渉して損傷する等のトラブルも
ない。一対のセンサのうちの一方の出力信号が基板有り
で他方が基板無しである場合は、収容手段内の基板の片
側が1段ずれた棚段に支持されたいわゆる1段斜め入れ
の状態にあると判断する。
【0016】収容手段内の基板の片側が2段ずれた棚段
に支持されたいわゆる2段斜め入れの状態にあるとき
は、両センサが双方とも基板無しの出力信号を発生し
て、基板が不在(欠落)である場合と区別ができない。
そこで、収容手段が所定のピッチを移動する途中の第2
の測定ポイントで基板の有無を検出し、一方のセンサの
出力信号が基板有りのときは2段斜め入れであると判断
する。
【0017】収容手段内の基板の状態をすべて正確に判
別できるため、ウエハステージ等に対する基板の供給等
を極めて円滑に行ない、露光装置のスループットを大幅
に向上できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0019】図1は一実施例による基板搬送装置を示
す。これは、クリーンルーム内に基板保持手段であるウ
エハステージ等とともに配設されたウエハ待機ステーシ
ョン20と、ウエハステージとウエハ待機ステーション
20との間で基板であるウエハ10の搬送および受渡し
を行なうハンド31を有する。
【0020】ウエハ待機ステーション20は、複数の棚
段にウエハ10を垂直に積み重ねた状態で収容する収容
手段であるウエハキャリヤ21を、支持体22に支持さ
れた昇降台23上に待機させるもので、昇降台23は、
駆動手段である昇降台モータ24によって間欠的に上下
動する。
【0021】ハンド31は、図示しない駆動部によって
昇降台23に対して水平に進退移動し、キャリヤ21内
のウエハ10を所定の位置において取り出してウエハス
テージに搬送するように構成されている。
【0022】このようなハンド31によるウエハ10の
取り出しは、ウエハ検出装置25によってウエハキャリ
ヤ21内のウエハ10の状態を検知し、ウエハキャリヤ
21内の棚段にウエハ10が適正に収容されているのを
確認してから行なわれる。ウエハ検出装置25は、支持
体22上の所定の高さに配設された一対のセンサである
光電センサ25a,25bを有する。各光電センサ25
a,25bは、光源251a,251bから水平に発せ
られた光ビームL1 ,L2 を受光するもので、昇降台2
3の間欠的な上下動によってウエハ10が所定の高さす
なわち、ハンド31による取り出し位置に到達したと
き、該ウエハ10が棚段21a,21bに水平に収容さ
れていれば(図2参照)、各棚段21a,21bの近傍
で、前記光ビームL1 ,L2 のそれぞれがウエハ10に
よって遮られて両光電センサ25a,25bがウエハ有
りの出力信号を発生するように構成されている。
【0023】図1の(b)に示すウエハ11のように、
ウエハキャリヤ21内でウエハ11の一端11aが一方
の棚段21aにあり、他端11bが他方の棚段21bか
ら1段ずれた棚段に支持されているとき、すなわちウエ
ハ11の両端が一段だけずれた1段斜め入れの状態にあ
るときは、一方の光ビームL1 のみをウエハ11が遮る
ために一方の光電センサ25aのみがウエハ有りの信号
を発生し、他方の光ビームL2 はウエハ11によって遮
られることなく、従ってウエハ無しの信号を発生する。
【0024】ウエハキャリヤ21内のウエハ10を一枚
ずつハンド31によって取り出す作業は以下のように行
なわれる。昇降台モータ24の駆動によってウエハキャ
リヤ21内の棚段の垂直方向の間隔(ピッチ)に等しい
ピッチで間欠的に上下動させて各棚段のウエハ10を順
次ハンド31による取り出し位置に移動させ、ハンド3
1を駆動する前に、ウエハ検出装置25によってウエハ
10の有無を検出する。ウエハ検出装置25の両光電セ
ンサ25a,25bの出力信号が双方ともウエハ無しで
あれば、その棚のウエハ10が欠落しており、また、両
光電センサ25a,25bの一方の出力信号がウエハ有
りで他方がウエハ無しのときはウエハ11で示すように
1段斜め入れの状態であると判断して、いずれの場合も
ハンド31の駆動を開始せず、昇降台23を1ピッチ移
動させて次の棚段のウエハ10の取り出し作業に移行す
る。両光電センサ25a,25bが双方ともウエハ有り
の出力信号を発生したときだけ、ウエハキャリヤ21の
棚段にウエハ10が適正に収容されていると判断してハ
ンド31を駆動し、ウエハ10の取り出しを行なう。
【0025】この後、ウエハ10はハンド31によって
ウエハステーションへ搬送され、図示しない露光手段で
ある光源から発生された露光光によって露光される。
【0026】ところが、このように、昇降台23を1ピ
ッチずつ送ってウエハキャリヤ21の棚段のウエハ10
の有無を検知する測定ポイント(第1の測定ポイント)
を設けるだけでは、図1の(b)に示すウエハ12のよ
うに、その両端が2段ずれた2段斜め入れの状態にある
場合に両光電センサ25a,25bの出力信号が双方と
もウエハ無しとなり、ウエハキャリヤ21の棚段にウエ
ハ10が欠落している場合と区別がつかないという不都
合が生じる。昇降台23をさらに1ピッチ下降させても
破線で示すように、やはり光電センサ25a,25bの
出力信号は双方ともウエハ無しであるから、ウエハ10
が欠落している場合と同じ結果になる。
【0027】そこで、昇降台モータ24によって昇降台
23を1ピッチ送る途中の第2の測定ポイントでこれを
停止して両光電センサ25a,25bによってウエハの
有無を検出する工程を設ける。すなわち、図3に示すよ
うに、昇降台23を1ピッチ送る途中の第2の測定ポイ
ントで停止すれば、2段斜め入れのウエハ12は破線で
示すように一方の光ビームL1 のみを遮る状態となり、
従って両光電センサ25a,25bのうちの一方の出力
信号がウエハ有り、他方がウエハ無しとなって2段斜め
入れを確実に検知できる。
【0028】例えば、ウエハキャリヤ21の棚段のピッ
チの1/2に等しいピッチで昇降台23が間欠的に上下
動するように昇降台モータ24を制御し、昇降台23が
停止するたびに両光電センサ25a,25bの出力信号
を得る。ウエハキャリヤ21の各棚段がウエハ取り出し
位置に位置したときに両光電センサ25a,25bから
ウエハ有りの出力信号が得られれば、ハンド31を駆動
してウエハの取り出しを行なう。この位置で両光電セン
サ25a,25bのうちの一方の出力信号がウエハ有り
であればウエハ11で示す1段斜め入れの状態であると
判断する。また、両光電センサ25a,25bの出力信
号が双方ともウエハ無しであってその直前に昇降台23
が停止したときの両光電センサ25a,25bの出力信
号もウエハ無しであればウエハの欠落と判断する。両光
電センサ25a,25bのうちの一方がウエハ有りの出
力信号を発生したときはウエハ12で示す2段斜め入れ
の状態であると判断できる。
【0029】なお、2段斜め入れの状態のウエハ12を
検出する検出位置は、必ずしもウエハキャリヤ21の棚
段のピッチの1/2に設定する必要はない。図4に示す
ように、例えば6インチウエハの場合は、通常、ウエハ
キャリヤ21の棚段のピッチP0 は4.76mmであ
り、ウエハの有無を検出する光ビームL1 ,L2 のビー
ム径、すなわち光電センサ25a,25bの検出範囲D
は棚段の上下に0.5mmの幅に設定される。そこで、
ウエハキャリヤ21の棚段のピッチP0 から光電センサ
25a,25bの検出範囲Dを差し引いたP1 =P0
D=3.76mmの範囲において、2段斜め入れの最も
検出しやすい高さを第2の測定ポイントに設定してここ
でウエハキャリヤ21を停止させればよい。
【0030】最も小径のウエハの場合でも、ウエハキャ
リヤの棚段のピッチは2.28mmであるから、2段斜
め入れを検出する第2の測定ポイントは1.25mmの
範囲内で設定できる。従って、ウエハキャリヤを棚段の
1ピッチ分だけ上下動させる途中に第2の測定ポイント
を設けて、ウエハの取り出し位置における第1の測定ポ
イントと干渉しないように設計することは容易である。
【0031】本実施例によれば、ウエハキャリヤ内のウ
エハがどのような状態で棚段に収容されているかをすべ
て正確に検知できる。従って、ハンドが斜め入れ状態の
ウエハ等に干渉する等のトラブルを生じることなく、ウ
エハの取り出しを極めて円滑に行なうことができる。こ
れによって、ウエハステージに対するウエハの供給を予
定通りに円滑に行ない、露光装置のスループットを大幅
に向上できる。
【0032】次に上記説明した露光装置を利用したデバ
イスの製造方法の実施例を説明する。図5は微小デバイ
ス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CC
D、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフロ
ーを示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイス
の回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では設
計した回路パターンを形成したマスクを製作する。一
方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を
用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセ
ス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを
用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回
路を形成する。次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体
デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0033】図6は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に
多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法
を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導体
デバイスを製造することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0035】ウエハキャリヤ等内のウエハ等の収容状態
を正確に判別し、ウエハステーション等に対するウエハ
等の供給を予定通りに極めて円滑に行なうことができ
る。
【0036】これによって露光装置のスループットを向
上させ、半導体デバイス等の低価格化に大きく貢献でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による基板搬送装置を示すもので、
(a)はその斜視図、(b)はウエハの収容状態を説明
する図である。
【図2】図1の装置のウエハとウエハ検出装置の相対位
置を説明する図である。
【図3】ウエハの2段斜め入れの状態を検出する工程を
説明する図である。
【図4】光電センサの検出範囲と昇降台の昇降ピッチを
説明する図である。
【図5】半導体デバイスの製造工程を示すフローチャー
トである。
【図6】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【図7】一従来例を示す斜視図である。
【図8】露光装置全体を示す立面図である。
【符号の説明】
10,11,12 ウエハ 20 ウエハ待機ステーション 21 ウエハキャリヤ 23 昇降台 24 昇降台モータ 25 ウエハ検出装置 25a,25b 光電センサ 31 ハンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の所定のピッチの棚段にそれぞれ基
    板を重ねて収容する収容手段と、これを前記所定のピッ
    チで間欠的に移動させる駆動手段と、前記収容手段が前
    記所定のピッチで移動するたびごとに第1の測定ポイン
    トで前記棚段の前記基板の有無をそれぞれ検出する一対
    のセンサと、両者の出力に基づいて前記基板を前記収容
    手段から取り出すハンドを有し、前記一対のセンサが、
    前記第1の測定ポイントに加えて、前記収容手段が前記
    所定のピッチを移動する途中の第2の測定ポイントで前
    記棚段の間の前記基板の有無をそれぞれ検出するように
    構成されていることを特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板搬送装置によって搬
    送された基板を保持する基板保持手段と、前記基板を露
    光する露光手段を有する露光装置。
JP34674296A 1996-12-10 1996-12-10 基板搬送装置およびこれを用いた露光装置 Pending JPH10173030A (ja)

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