JP2002193329A - イージーピール蓋材 - Google Patents
イージーピール蓋材Info
- Publication number
- JP2002193329A JP2002193329A JP2000390025A JP2000390025A JP2002193329A JP 2002193329 A JP2002193329 A JP 2002193329A JP 2000390025 A JP2000390025 A JP 2000390025A JP 2000390025 A JP2000390025 A JP 2000390025A JP 2002193329 A JP2002193329 A JP 2002193329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- easy
- peel
- lid
- layer
- cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カップラーメン用やカップヨーグルト用やトレ
ー衛生医療品などの、従来と同様に開蓋が容易であっ
て、カップ容器３０を開蓋する時に、糸引きや紙剥けな
どが発生しない、また夏期の輸送時や保管時などに、蓋
材２０の剥がれなどが発生しない、剥離時の外観と耐熱
劣化性とが優れたイージーピール蓋材を提供する。 【解決手段】本発明は、ベース材料層４とバリヤー層５
とイージーピール層６とを、適宜に積層して成るイージ
ーピール蓋材において、イージーピール層６を、低密度
ポリエチレンとポリブテン−１とのブレンド樹脂で構成
したイージーピール蓋材である。
ー衛生医療品などの、従来と同様に開蓋が容易であっ
て、カップ容器３０を開蓋する時に、糸引きや紙剥けな
どが発生しない、また夏期の輸送時や保管時などに、蓋
材２０の剥がれなどが発生しない、剥離時の外観と耐熱
劣化性とが優れたイージーピール蓋材を提供する。 【解決手段】本発明は、ベース材料層４とバリヤー層５
とイージーピール層６とを、適宜に積層して成るイージ
ーピール蓋材において、イージーピール層６を、低密度
ポリエチレンとポリブテン−１とのブレンド樹脂で構成
したイージーピール蓋材である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップラーメン用
やカップヨーグルト用やトレー衛生医療品などの、従来
と同様に開蓋が容易であって、剥離時の外観と耐熱劣化
性とが優れたイージーピール蓋材に関する。
やカップヨーグルト用やトレー衛生医療品などの、従来
と同様に開蓋が容易であって、剥離時の外観と耐熱劣化
性とが優れたイージーピール蓋材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、熱湯を注いで調理するカップ
ラーメン用や、冷蔵庫で冷却して賞味するカップヨーグ
ルト用や、湿式の殺菌消毒綿などを収容するトレー衛生
医療品などの、図１Ａに示すような、表面に美麗な印刷
をした紙材料やポリエステルなどのベース材料層４と、
アルミニウム箔や、アルミニウムや酸化ケイ素 ,酸化ア
ルミなどの無機酸化物を蒸着したポリエステルなどの、
ガスバリヤー性などが優れたバリヤー層５と、エチレン
−メタアクリル酸共重合体(EMAA)やエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA )や通常のホットメルト接着剤などの、
熱融着した後に剥がすことができるイージーピール層６
とを、図示していない接着剤層を介するなどして適宜に
積層した後に、周辺を打抜刃などで適宜に切断した、例
えば図１Ｂに示すつまみ２１付のイージーピール蓋材
が、図２に示すように、内面側にポリエチレンコートを
したカップ原紙製などのカップ容器３０に被せて、カッ
プ容器３０のフランジ３１に周辺部を熱融着して、一般
に広く用いられている。
ラーメン用や、冷蔵庫で冷却して賞味するカップヨーグ
ルト用や、湿式の殺菌消毒綿などを収容するトレー衛生
医療品などの、図１Ａに示すような、表面に美麗な印刷
をした紙材料やポリエステルなどのベース材料層４と、
アルミニウム箔や、アルミニウムや酸化ケイ素 ,酸化ア
ルミなどの無機酸化物を蒸着したポリエステルなどの、
ガスバリヤー性などが優れたバリヤー層５と、エチレン
−メタアクリル酸共重合体(EMAA)やエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA )や通常のホットメルト接着剤などの、
熱融着した後に剥がすことができるイージーピール層６
とを、図示していない接着剤層を介するなどして適宜に
積層した後に、周辺を打抜刃などで適宜に切断した、例
えば図１Ｂに示すつまみ２１付のイージーピール蓋材
が、図２に示すように、内面側にポリエチレンコートを
したカップ原紙製などのカップ容器３０に被せて、カッ
プ容器３０のフランジ３１に周辺部を熱融着して、一般
に広く用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の、それぞれ前述
したベース材料層４とバリヤー層５とイージーピール層
６とを、適宜に積層して成る、カップ容器３０のフラン
ジ３１に周辺部を熱融着した、図２に示すイージーピー
ル蓋材については、蓋材２０のつまみ２１に指を掛け
て、やゝ強く引張るだけで簡単にカップ容器３０を開蓋
することができる、開蓋が容易なイージーピール蓋材で
ある。
したベース材料層４とバリヤー層５とイージーピール層
６とを、適宜に積層して成る、カップ容器３０のフラン
ジ３１に周辺部を熱融着した、図２に示すイージーピー
ル蓋材については、蓋材２０のつまみ２１に指を掛け
て、やゝ強く引張るだけで簡単にカップ容器３０を開蓋
することができる、開蓋が容易なイージーピール蓋材で
ある。
【０００４】ところが従来の、イージーピール層６を、
エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)やエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA )などの樹脂共重合体で構成し
たイージーピール蓋材ついては、カップ容器３０を開蓋
する時に、蓋材２０の安定した剥離感は得られるもの
の、共重合時の樹脂の不均一成分に起因する、糸引きや
紙剥けなどが発生して、剥離時の熱融着した部分の外観
を損なうことが問題であって、この糸引きや紙剥けなど
を防止するために、イージーピール層６を、適宜のエラ
ストマーを配合した樹脂共重合体で構成したイージーピ
ール蓋材ついては、後述する耐熱劣化性が問題であっ
た。
エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)やエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA )などの樹脂共重合体で構成し
たイージーピール蓋材ついては、カップ容器３０を開蓋
する時に、蓋材２０の安定した剥離感は得られるもの
の、共重合時の樹脂の不均一成分に起因する、糸引きや
紙剥けなどが発生して、剥離時の熱融着した部分の外観
を損なうことが問題であって、この糸引きや紙剥けなど
を防止するために、イージーピール層６を、適宜のエラ
ストマーを配合した樹脂共重合体で構成したイージーピ
ール蓋材ついては、後述する耐熱劣化性が問題であっ
た。
【０００５】また従来の、イージーピール層６を、通常
のホットメルト接着剤などで構成したイージーピール蓋
材については、カップ容器３０を開蓋する時に、同様に
蓋材２０の安定した剥離感は得られるものの、夏期の輸
送時や保管時などに、ホットメルトの耐熱劣化性に起因
する、蓋材２０の剥がれなどが発生することが問題であ
って、加えてホットメルトの粘着性に起因する、積層時
に高速で塗布できないなどの、積層作業性の悪さにも問
題があった。
のホットメルト接着剤などで構成したイージーピール蓋
材については、カップ容器３０を開蓋する時に、同様に
蓋材２０の安定した剥離感は得られるものの、夏期の輸
送時や保管時などに、ホットメルトの耐熱劣化性に起因
する、蓋材２０の剥がれなどが発生することが問題であ
って、加えてホットメルトの粘着性に起因する、積層時
に高速で塗布できないなどの、積層作業性の悪さにも問
題があった。
【０００６】ところで、本発明の目的は、カップラーメ
ン用やカップヨーグルト用やトレー衛生医療品などの、
従来と同様に開蓋が容易であって、カップ容器３０を開
蓋する時に、糸引きや紙剥けなどが発生しない、また夏
期の輸送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが発
生しない、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイージ
ーピール蓋材を提供することにある。
ン用やカップヨーグルト用やトレー衛生医療品などの、
従来と同様に開蓋が容易であって、カップ容器３０を開
蓋する時に、糸引きや紙剥けなどが発生しない、また夏
期の輸送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが発
生しない、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイージ
ーピール蓋材を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のイージーピール
蓋材は、図１Ａに示すように、ベース材料層４とバリヤ
ー層５とイージーピール層６とを、適宜に積層して成る
イージーピール蓋材において、イージーピール層６を、
低密度ポリエチレンとポリブテン−１とのブレンド樹脂
で構成したことを特徴とするイージーピール蓋材であ
る。
蓋材は、図１Ａに示すように、ベース材料層４とバリヤ
ー層５とイージーピール層６とを、適宜に積層して成る
イージーピール蓋材において、イージーピール層６を、
低密度ポリエチレンとポリブテン−１とのブレンド樹脂
で構成したことを特徴とするイージーピール蓋材であ
る。
【０００８】本発明のイージーピール蓋材においては、
イージーピール層６を、低密度ポリエチレンとポリブテ
ン−１とのブレンド樹脂で構成したことによって、ポリ
ブテン−１の粒径が細かくて、低密度ポリエチレンとの
ブレンド斑になり難いために、またポリブテン−１のブ
レンド量でピール力をコントロールして、カップ容器３
０との接着強度が出すぎないようにすることができるた
めに、カップ容器３０を開蓋する時に、糸引きや紙剥け
などが発生しない、しかも糸引きや紙剥けなどを防止す
るための、エラストマーを配合する必要がないために、
夏期の輸送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが
発生しない、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイー
ジーピール蓋材を提供することができる。
イージーピール層６を、低密度ポリエチレンとポリブテ
ン−１とのブレンド樹脂で構成したことによって、ポリ
ブテン−１の粒径が細かくて、低密度ポリエチレンとの
ブレンド斑になり難いために、またポリブテン−１のブ
レンド量でピール力をコントロールして、カップ容器３
０との接着強度が出すぎないようにすることができるた
めに、カップ容器３０を開蓋する時に、糸引きや紙剥け
などが発生しない、しかも糸引きや紙剥けなどを防止す
るための、エラストマーを配合する必要がないために、
夏期の輸送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが
発生しない、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイー
ジーピール蓋材を提供することができる。
【０００９】ちなみに、低密度ポリエチレンに対する、
ポリブテン−１のブレンド量については、発泡スチロー
ルや紙＋ポリエチレンやポリプロピレンなどの、カップ
容器３０の各種の構成材料に適合した接着強度が得られ
るような、５〜２０重量％が好ましい。
ポリブテン−１のブレンド量については、発泡スチロー
ルや紙＋ポリエチレンやポリプロピレンなどの、カップ
容器３０の各種の構成材料に適合した接着強度が得られ
るような、５〜２０重量％が好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明のイージーピール蓋材にお
ける、ベース材料層４とバリヤー層５とについては、前
述した従来のイージーピール蓋材と同様であって、表面
に美麗な印刷をした紙材料やポリエステルなどの、強度
などが優れたベース材料層４と、アルミニウム箔や、ア
ルミニウムや酸化ケイ素 ,酸化アルミなどの無機酸化物
を蒸着したポリエステルなどの、水蒸気や酸素や紫外線
などのバリヤー性が優れたバリヤー層５とを、適宜に積
層して、特に制約なく用いることができる。
ける、ベース材料層４とバリヤー層５とについては、前
述した従来のイージーピール蓋材と同様であって、表面
に美麗な印刷をした紙材料やポリエステルなどの、強度
などが優れたベース材料層４と、アルミニウム箔や、ア
ルミニウムや酸化ケイ素 ,酸化アルミなどの無機酸化物
を蒸着したポリエステルなどの、水蒸気や酸素や紫外線
などのバリヤー性が優れたバリヤー層５とを、適宜に積
層して、特に制約なく用いることができる。
【００１１】また本発明のイージーピール蓋材におけ
る、イージーピール層６については、被せて熱融着する
カップ容器３０の、前述した各種の構成材料に適合した
接着強度が得られるような、低密度ポリエチレンの９５
〜８０重量部に対して、５〜２０重量部のポリブテン−
１をブレンドした、フィルム状の低密度ポリエチレンと
ポリブテン−１とのブレンド樹脂を用いて、接着剤を用
いたドライラミネーション方法や低密度ポリエチレンを
用いた押出しサンドラミネーション方法などで、特に制
約なく積層することができる。
る、イージーピール層６については、被せて熱融着する
カップ容器３０の、前述した各種の構成材料に適合した
接着強度が得られるような、低密度ポリエチレンの９５
〜８０重量部に対して、５〜２０重量部のポリブテン−
１をブレンドした、フィルム状の低密度ポリエチレンと
ポリブテン−１とのブレンド樹脂を用いて、接着剤を用
いたドライラミネーション方法や低密度ポリエチレンを
用いた押出しサンドラミネーション方法などで、特に制
約なく積層することができる。
【００１２】
【実施例】図１Ａは、本発明の実施例における、イージ
ーピール蓋材の断面図であって、図１Ｂは、イージーピ
ール蓋材の平面図である。また図２は、本発明の実施例
における、イージーピール蓋材を、カップ容器３０に被
せて熱融着した状態を示す断面説明図である。
ーピール蓋材の断面図であって、図１Ｂは、イージーピ
ール蓋材の平面図である。また図２は、本発明の実施例
における、イージーピール蓋材を、カップ容器３０に被
せて熱融着した状態を示す断面説明図である。
【００１３】すなわち、図１Ａに示すように、表面に美
麗な印刷をして下面にコロナ処理をした、５０〜８０ｇ
／ｍ２ の片面アート紙のベース材料層４と、下面に３
ｇ／ｍ２ のイミン系１液硬化型接着剤を塗布した、７
μｍのアルミニウム箔のバリヤー層５と、２０μｍのフ
ィルム状の、低密度ポリエチレンの８６重量部とポリブ
テン−１の１４重量部とのブレンド樹脂のイージーピー
ル層６とを、それぞれ図示していない低密度ポリエチレ
ンを用いて、それぞれの層間に約３３０℃で１３〜１５
μｍの厚みで押出す、サンドラミネーション方法で積層
した後に、周辺を打抜刃を用いた打抜工程で切断して、
図１Ｂに示すつまみ２１付の直径が１００ｍｍのイージ
ーピール蓋材を作製した。
麗な印刷をして下面にコロナ処理をした、５０〜８０ｇ
／ｍ２ の片面アート紙のベース材料層４と、下面に３
ｇ／ｍ２ のイミン系１液硬化型接着剤を塗布した、７
μｍのアルミニウム箔のバリヤー層５と、２０μｍのフ
ィルム状の、低密度ポリエチレンの８６重量部とポリブ
テン−１の１４重量部とのブレンド樹脂のイージーピー
ル層６とを、それぞれ図示していない低密度ポリエチレ
ンを用いて、それぞれの層間に約３３０℃で１３〜１５
μｍの厚みで押出す、サンドラミネーション方法で積層
した後に、周辺を打抜刃を用いた打抜工程で切断して、
図１Ｂに示すつまみ２１付の直径が１００ｍｍのイージ
ーピール蓋材を作製した。
【００１４】続いて、図１Ｂに示すイージーピール蓋材
を、図２に示すように、内面側に１５μｍのポリエチレ
ンコートをした３１０ｇ／ｍ２ のカップ原紙製の、熱
湯を注いで調理する即席麺用のカップ容器３０に被せ
て、カップ容器３０のフランジ３１に周辺部を１７５℃
で熱融着したところ、蓋材２０のつまみ２１に指を掛け
て、やゝ強く引張るだけで簡単にカップ容器３０を、蓋
材２０の安定した剥離感とともに開蓋することができ
る、従来と同様に開蓋が容易なイージーピール蓋材を得
ることができた。
を、図２に示すように、内面側に１５μｍのポリエチレ
ンコートをした３１０ｇ／ｍ２ のカップ原紙製の、熱
湯を注いで調理する即席麺用のカップ容器３０に被せ
て、カップ容器３０のフランジ３１に周辺部を１７５℃
で熱融着したところ、蓋材２０のつまみ２１に指を掛け
て、やゝ強く引張るだけで簡単にカップ容器３０を、蓋
材２０の安定した剥離感とともに開蓋することができ
る、従来と同様に開蓋が容易なイージーピール蓋材を得
ることができた。
【００１５】本実施例のイージーピール蓋材において
は、２０μｍのフィルム状の、低密度ポリエチレンの８
６重量部とポリブテン−１の１４重量部とのブレンド樹
脂を、イージーピール層６として積層したことによっ
て、ポリブテン−１の粒径が細かくて、低密度ポリエチ
レンとのブレンド斑になり難いために、またポリブテン
−１のブレンド量を適正にして、カップ容器３０との接
着強度が出すぎないようにしたために、カップ容器３０
を開蓋する時に、糸引きや紙剥けなどが発生しない、し
かもエラストマーを配合する必要がないために、夏期の
輸送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが発生し
ない、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイージーピ
ール蓋材をを得ることができた。
は、２０μｍのフィルム状の、低密度ポリエチレンの８
６重量部とポリブテン−１の１４重量部とのブレンド樹
脂を、イージーピール層６として積層したことによっ
て、ポリブテン−１の粒径が細かくて、低密度ポリエチ
レンとのブレンド斑になり難いために、またポリブテン
−１のブレンド量を適正にして、カップ容器３０との接
着強度が出すぎないようにしたために、カップ容器３０
を開蓋する時に、糸引きや紙剥けなどが発生しない、し
かもエラストマーを配合する必要がないために、夏期の
輸送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが発生し
ない、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイージーピ
ール蓋材をを得ることができた。
【００１６】しかも、本実施例のイージーピール蓋材に
おいては、それぞれ前述した片面アート紙とアルミニウ
ム箔とフィルム状の低密度ポリエチレンとポリブテン−
１とのブレンド樹脂とを、それぞれ低密度ポリエチレン
を用いた押出しサンドラミネーション方法で、従来と同
様に又は従来以上に効率良く積層することができる、工
程が簡単で作製費用が廉価なイージーピール蓋材を得る
ことができた。
おいては、それぞれ前述した片面アート紙とアルミニウ
ム箔とフィルム状の低密度ポリエチレンとポリブテン−
１とのブレンド樹脂とを、それぞれ低密度ポリエチレン
を用いた押出しサンドラミネーション方法で、従来と同
様に又は従来以上に効率良く積層することができる、工
程が簡単で作製費用が廉価なイージーピール蓋材を得る
ことができた。
【００１７】
【発明の効果】以上、実施例ほかに示すとおり、本発明
のイージーピール蓋材においては、カップラーメン用や
カップヨーグルト用やトレー衛生医療品などの、従来と
同様に開蓋が容易であって、カップ容器３０を開蓋する
時に、糸引きや紙剥けなどが発生しない、また夏期の輸
送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが発生しな
い、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイージーピー
ル蓋材を提供することができる。
のイージーピール蓋材においては、カップラーメン用や
カップヨーグルト用やトレー衛生医療品などの、従来と
同様に開蓋が容易であって、カップ容器３０を開蓋する
時に、糸引きや紙剥けなどが発生しない、また夏期の輸
送時や保管時などに、蓋材２０の剥がれなどが発生しな
い、剥離時の外観と耐熱劣化性とが優れたイージーピー
ル蓋材を提供することができる。
【図１】本発明の実施例における、図１Ａは、イージー
ピール蓋材の断面図であって、図１Ｂは、イージーピー
ル蓋材の平面図である。
ピール蓋材の断面図であって、図１Ｂは、イージーピー
ル蓋材の平面図である。
【図２】本発明の実施例における、イージーピール蓋材
を、カップ容器３０に被せて熱融着した状態を示す断面
説明図である。
を、カップ容器３０に被せて熱融着した状態を示す断面
説明図である。
４ …ベース材料層 ５ …バリヤー層 ６ …イージーピール層 ２０ …蓋材 ２１ …つまみ ３０ …カップ容器 ３１ …フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E067 AA03 AA04 AA11 AB01 AB26 AB83 BA07A BA10A BB14A BB15A BB25A BC07A CA24 EA12 EA32 EB27 FA01 FC01 GD08 4B002 AA21 BA01 CA15 CA23 CA43 4F100 AB10 AB33 AK06C AK09C AL05C AR00B AT00A BA03 BA07 BA10A DA03 DG10 EH23 GB18 JD01B JK20 JL02
Claims (1)
- 【請求項１】ベース材料層４とバリヤー層５とイージー
ピール層６とを、適宜に積層して成るイージーピール蓋
材において、イージーピール層６を、低密度ポリエチレ
ンとポリブテン−１とのブレンド樹脂で構成したことを
特徴とするイージーピール蓋材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000390025A JP2002193329A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | イージーピール蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000390025A JP2002193329A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | イージーピール蓋材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002193329A true JP2002193329A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18856466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000390025A Pending JP2002193329A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | イージーピール蓋材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002193329A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004314449A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 易開封性多層フィルム、当該フィルムからなる蓋材及び包装体 |
| JP2016166304A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 東洋インキＳｃホールディングス株式会社 | シーラント接着剤、蓋材、密封容器用部材セットおよび開封可能な密封容器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10337829A (ja) * | 1997-06-05 | 1998-12-22 | Toray Gosei Film Kk | 易開封性複合フィルムおよび易開封性紙容器 |
| JP2000103446A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Toppan Printing Co Ltd | カップ状容器用蓋材及びカップ状容器 |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000390025A patent/JP2002193329A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10337829A (ja) * | 1997-06-05 | 1998-12-22 | Toray Gosei Film Kk | 易開封性複合フィルムおよび易開封性紙容器 |
| JP2000103446A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Toppan Printing Co Ltd | カップ状容器用蓋材及びカップ状容器 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004314449A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 易開封性多層フィルム、当該フィルムからなる蓋材及び包装体 |
| JP2016166304A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 東洋インキＳｃホールディングス株式会社 | シーラント接着剤、蓋材、密封容器用部材セットおよび開封可能な密封容器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3053602B2 (ja) | 容器口部密封用インナーシール材 | |
| JP4522562B2 (ja) | 包装材料および容器 | |
| JP2005516863A5 (ja) | ||
| JP4491930B2 (ja) | 即席食品用容器の蓋材 | |
| JP2004122374A (ja) | テープ | |
| JPH05229050A (ja) | 易剥離性包装材料および密封容器 | |
| JP2002193329A (ja) | イージーピール蓋材 | |
| JP2001019059A (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
| JP4813236B2 (ja) | 積層体 | |
| JPS609171Y2 (ja) | インスタント食品用容器の蓋 | |
| JP4483465B2 (ja) | 湯切り機能付き即席食品容器 | |
| JP2009057061A (ja) | 蓋材 | |
| JP2682315B2 (ja) | インナーシール材 | |
| JPH111270A (ja) | 熱封緘用蓋材 | |
| JPH046909Y2 (ja) | ||
| JP6089544B2 (ja) | 湯切り機能付き蓋材および該蓋材を用いた容器 | |
| JP4240898B2 (ja) | イージーピール蓋材 | |
| JP2005041553A (ja) | プルタブ付シール材 | |
| JP2007050895A (ja) | インナーシール材 | |
| JP2885914B2 (ja) | 易開封性ピール蓋材 | |
| JP3813183B2 (ja) | 蓋材 | |
| JP2004075177A (ja) | 即席食品容器用湯切孔付蓋材 | |
| JP2002012255A (ja) | 蓋 材 | |
| JPH09234815A (ja) | 易開封性シーラント用積層体及びそれを用いた包装袋及び蓋材 | |
| JPH06239375A (ja) | 容器の蓋 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071122 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091113 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091124 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100118 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100511 |