JP2002106494A - 軸流ファン - Google Patents

軸流ファン

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JP2002106494A JP2001063612A JP2001063612A JP2002106494A JP 2002106494 A JP2002106494 A JP 2002106494A JP 2001063612 A JP2001063612 A JP 2001063612A JP 2001063612 A JP2001063612 A JP 2001063612A JP 2002106494 A JP2002106494 A JP 2002106494A
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ヨン ギュ ジュン
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/38Blades
    • F04D29/384Blades characterised by form
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、軸流ファンを構成するブレード形
状の最適設計によってブレードのチップ部分からの渦流
によって発生する負圧面側への逆流量を低減させること
によって従来の軸流ファンに比べて一層向上された高効
率、かつ低騒音の軸流ファンを提供する。 【解決手段】 このために、本発明はハブ15と、前記
ハブ15の外周面に放射状に形成されるブレード14と
を備えている軸流ファンにおいて、前記ブレード14の
前縁16と後縁17とを連結するブレードのチップ部分
に、前記ブレード14の負圧面14aの方向に湾曲され
た小翼部20が形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸流ファンに関す
るもので、特に、冷蔵庫及び空気調和機などに広く用い
られる軸流ファンのブレード構造の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、軸流ファンは外部の駆動源から
伝えられる回転力によって回転しながら空気を軸方向に
送風する流体機械の一つであって、扇風機や空気調和機
及び冷蔵庫などの家電製品のみならず、航空機や発電機
など多様な分野に広く用いられている。かかる、軸流フ
ァンの主要性能は、ファンの効率などのような流体力学
的な特性と構造物の強度及び振動のような構造的な特性
によって支配され、場合によって騒音などの特性は流体
流動と構造物の相互作用とによって影響されることもあ
る。
【0003】以下、図9ないし図12を参照して従来の
軸流ファンについて説明する。既存の軸流ファン10a
は、モーター3の駆動軸に結合されるハブ15と、前記
ハブ15の外周部に放射状に形成されて空気を送風させ
る複数のブレード14とからなり、ブレード14の3次
元的な形状は軸流ファンから得られる空気の流動特性を
定める主な構成因子となる。例えば、軸流ファンを構成
するブレードの3次元的な形状はスイープ角と、内外径
比、ピッチ角、最大キャンバー量及び最大キャンバー位
置などの構成因子から表現され、ブレード14の形状を
3次元的に定義するかかる構成因子は空気力学分野で広
く知られている因子であるので各々の個別因子に対する
具体的な説明は省略する。
【0004】尚、流体の流れと関連したブレード14の
形状は、図9に示したように、流体が軸流ファン10a
へ吸入される前の位置の上流側から軸流ファン10を見
る時、ブレード14の面が負圧面14a、その反対側の
見えないブレード14面は圧力面14bにて定義され
る。
【0005】また、前記ブレード14の半径方向の先端
はブレードの前縁16と後縁17とを連結するブレード
チップ18で定義される。
【0006】この時、前縁16はブレードチップ18の
一側とハブ15とを連結する部分として空気を吸入する
役割を行い、後縁17はブレードチップ18の他側とハ
ブ15とを連結する部分として空気を排出する。一方、
前記ブレード14の厚さは図10に示すようにファン半
径方向に沿って先端分へいくほど減るようになる。
【0007】このように構成された軸流ファン10aは
モーター3の駆動力を受けて回転することによってブレ
ード14の圧力面14bと負圧面14aとの間に圧力差
を引き起こし、そのため上流側の流体が下流側に流動す
ることになり、軸流の流動現象が発生する。しかしなが
ら、このような従来の軸流ファン10aは、回転時に次
のような構造上の問題があった。
【0008】即ち、従来の軸流ファン10aではブレー
ド14の回転時、図9及び図10に示したように、ブレ
ード14のチップから渦流が生じ、該渦流は軸流ファン
10aの送風効率を落とすだけではなく、ファン騒音を
起こす主な要因となっている。この時、前記渦流はブレ
ード14のチップ18に沿ってブレード14の下面であ
る圧力面14bから上面である負圧面14aへ流れるよ
うな流動形態を現す。
【0009】尚、このように各ブレード14のチップ1
8に沿って発生する渦流は軸流ファンにおいてはその設
置個所に関係せず、共通的に発生する。即ち、開放され
た空間に設置された軸流ファン10aであるか、或いは
閉鎖された空間内に設置された軸流ファンであるかに構
わず共通的に発生する。特に、前記のようにブレード1
4のチップから発生する渦流は図12に示したように、
軸流ファン10aがシュラウド5の内側に位置する時発
生し易い。
【0010】即ち、図12は図11のP地点からシュラ
ウド5と従来の軸流ファン10aの間を通過する空気の
流動を観察して示した展開図であって、シュラウド5と
ブレードチップ18との距離が最も近い位置に発生した
渦流による逆流量は″d1″で表示され、図面上の矢印
の長さは流体の速度の大きさを表す。
【0011】要するに、従来の軸流ファン10aのブレ
ードチップ18では圧力面14bの側から負圧面14a
側へ流れ込むような形態の多量の渦流が発生し、これは
軸流ファンの損失だけではなく、ファン騒音の主な発生
源となるという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うな従来の問題点を解決するためになされたもので、軸
流ファンを構成するブレード形状を最適に設計すること
によって一層向上された高効率、低騒音の軸流ファンを
提供することをその目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明はハブと、前記ハブの外周面に放射状に形成さ
れるブレードを備えた軸流ファンであって、前記ブレー
ドの前縁と後縁とを連結するブレードチップに、前記ブ
レードの負圧面の方向に湾曲された小翼部が形成されて
いることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図1ないし図7を参
照して本発明の実施の形態による軸流ファンをより詳細
に説明する。
【0015】まず、図1ないし図6に基づいて本発明の
第1実施形態を説明する。図1は本発明による軸流ファ
ンの一実施形態を示した斜視図であり、図2は図1の本
発明の軸流ファンの構造を説明するための側面図であ
り、図3は図2のII−II線を切開して示した断面図であ
って、本発明はハブ15と、前記ハブ15の外周面に放
射状に形成されるブレード14を備えた軸流ファン10
において、前記ブレード14の前縁と後縁17とを連結
するブレードチップ部分に、前記ブレード14の負圧面
14a方向に湾曲された小翼部20を形成している。こ
の時、前記軸流ファン10に形成される小翼部20はブ
レードチップの前縁16から後縁17に至るまでの全領
域に亘って形成される。また、前記小翼部20のファン
半径方向の長さは前記ブレード14の前縁16から後縁
17に行くほど線型的に大きくなる。
【0016】より具体的には、前記小翼部20のブレー
ドの後縁17側に存在するファン半径方向の最大の長さ
をaとし、軸流ファン10の半径をRtとする時、前記
小翼部20のファン半径方向の最大の長さaは軸流ファ
ン10の半径Rtの11〜18%の範囲に属する長さで
設定される。ここで、小翼部20のファン半径方向の最
大の長さaはハブ15の中心から小翼部20のファン軸
方向の先端までの高さで定義される(図3参照)。ま
た、前記小翼部20のファン半径方向の長さが最大であ
る地点におけるファン軸方向の長さをbとする時、前記
小翼部20のファン軸方向の長さbは前記小翼部20の
半径方向の最大の長さaの45〜105%の範囲に属す
る長さで設定される。前記小翼部20のファン軸方向の
長さbはファン半径方向の長さが最大である地点におけ
るファン軸方向の長さであるので、結局ファン軸方向の
最大の長さとなる。
【0017】要するに、本発明の第1実施形態による軸
流ファンの小翼部は、前縁ではファン半径方向の長さ及
びファン軸方向の長さが全て″0″として、後縁に行く
ほどファン半径方向の長さ及びファン軸方向の長さが線
型的に増加して、後縁のある地点に至ってはファン半径
方向の長さ及びファン軸方向の長さが各々最大値のa,
bを成すように設計される。
【0018】なお、前記小翼部20の湾曲された形状
は、ファンの軸線と、前記ファンの軸線に直交してブレ
ード14の厚さの中心を通る線との交差点の座標を
(0,0)とし、小翼部20のファン半径方向の最大の
長さaにファン半径方向への小翼部の厚さを加えた長さ
をcとする時、小翼部20のファン半径方向の長さaの
2倍である2aを長軸とし、小翼部20のファン軸方向
の長さbの2倍である2bを短軸とし、前記の座標
(0,0)をファンの軸線方向にbほど移動させると共
に前記ブレード14の厚さ中心部を通る垂直線方向にR
t−cほど移動させた地点の座標(b、Rt−c)を中
心とした楕円の軌跡に沿うよう形成するのが望ましい。
【0019】以下、このように構成された本発明の第1
実施形態における軸流ファンの作用に対して説明する。
【0020】まず、図4は図11のP地点でシュラウド
5と本発明の軸流ファン10との間を通過する空気の流
動を観察して示した展開図であって、図12に比べると
シュラウド5と軸流ファン10との間の流速が相対的に
遅いので流動損失と逆流量が減少することがわかる。即
ち、図12及び図4における矢印の長さは逆流する流体
の速度の大きさを示し、″d1″及び″d2″は逆流量
を示すので、前記図12と図4における矢印の長さを比
較したところ、本発明による軸流ファン10では逆流す
る流体の速度が極めに遅くなり、幅″d1″及び″d
2″を比較して本発明による軸流ファン10における逆
流量″d2″が従来の軸流ファン10aで発生する逆流
量″d1″に比べて減少したことが分かる。
【0021】なお、図5は本発明による軸流ファンにお
けるファン半径Rtに対する小翼部20のファン半径方
向の長さa比と騒音の大きさとの関係を示したグラフで
あり、図6は本発明による軸流ファン10における小翼
部20のファン半径方向の長さに対する小翼部20のフ
ァン軸方向の長さ比と騒音の大きさとの関係を示したグ
ラフであって、該グラフを介して小翼部20の最適の形
状を設計することができる。即ち、前記ブレード14の
前縁16と後縁17とを連結するブレードチップ部分に
前記ブレード14の負圧面14aの方向に湾曲するよう
に形成される本発明の小翼部20の最適の設計値は次の
通りである。
【0022】まず、本発明の第1実施形態による小翼部
20のファン半径方向の長さは前記ブレード14の前縁
16から後縁17に行くほど線型的に増加する形態を有
する。より具体的には、前記小翼部20のブレードの後
縁17側に存在するファン半径方向の最大の長さをaと
し、軸流ファン10の半径をRtとする時、前記小翼部
20のファン半径方向の最大の長さaは軸流ファン10
の半径Rtの11〜18%の範囲に属する長さで設定さ
れる。また、前記小翼部20のファン半径方向の長さが
最大である地点のブレード後縁17側のファン軸方向の
長さをbとする時、前記小翼部20のファン軸方向の長
さbは前記小翼部20の半径方向の最大の長さaの45
〜105%の範囲に属する長さで設定される。なお、前
記小翼部20は、軸流ファン10の中心軸線と、ブレー
ド14の厚さの中心部をファン半径方向に通る線との交
差点の座標を(0、0)とし、小翼部20のファン半径
方向の最大の長さaにファン半径方向への小翼部の厚さ
を加えた長さをcとする時、小翼部20のファン半径方
向の長さaの2倍である2aを長軸とし、小翼部20の
ファン軸方向の長さbの2倍である2bを短軸とし、座
標(b、Rt−c)を中心とした楕円の軌跡に従うよう
に形成するのが望ましい。
【0023】図7は本発明による軸流ファン10と、従
来の軸流ファン10aの周波数の帯域別の騒音の大きさ
を測定して示したグラフであり、同一の風量で小翼部2
0を設置した本発明の軸流ファン10と小翼部20を備
えていない従来の軸流ファン10aとの騒音スペクトラ
ムを比較の場合、本発明の軸流ファン10は広帯域に亘
って従来の軸流ファン10aに比べて騒音が減ることが
分かる。
【0024】なお、前記本発明の第1実施形態による小
翼部20は、ファン半径方向の長さaと小翼部20のフ
ァン軸方向の長さbを傾きとする直線に沿ってほぼ湾曲
して形成されるか、直線をなすように形成されても良
い。即ち、前記小翼部20のファン半径方向の長さを
a、前記小翼部20のファン軸方向の長さをb、軸流フ
ァン10の半径をRtとする時、前記小翼部20のファ
ン半径方向の長さaは軸流ファン10の半径Rtの11
〜18%の範囲に属する長さで設定され、前記小翼部2
0のファン軸方向の長さbは前記小翼部20のファン半
径方向の最大の長さaの45〜105%の範囲に属する
長さで設定されて、前記小翼部20はファン半径方向の
長さaと小翼部20のファン軸方向の長さbとを傾きと
する直線に沿ってほぼ湾曲されるか、或いは直線形態を
なすように形成される。また、前記軸流ファン10のブ
レードチップの部分に形成される小翼部20は前縁16
から後縁17に至るまでの全領域に亘って形成するもの
ではなく、前縁から後縁へ至るまでの全領域のうち一部
の領域にのみ形成されることもできる。
【0025】なお、図8は本発明による軸流ファンの他
の実施形態を示した斜視図であって、この場合には前記
小翼部20のファン半径方向の長さ及び軸方向の長さが
ブレード14の前縁16から後縁17に至るまで一定に
形成される。
【0026】この時、前記小翼部20のファン半径方向
の長さをaとし、軸流ファン10の半径をRtとする
時、前記小翼部20のファン半径方向の長さaは軸流フ
ァン10の半径Rtの11〜18%の範囲に属する長さ
で設定される。また、前記小翼部20のファン軸方向の
長さをbとする時、前記小翼部20のファン軸方向の長
さbは前記小翼部20のファン半径方向の最大の長さa
の45〜105%の範囲に属する長さで設定される。即
ち、この場合には前記第1実施形態とは異なり、小翼部
20のファン半径方向の長さa及びファン軸方向の長さ
bが前縁16から後縁17に至るまでの全領域に亘って
一定値を有する。
【0027】
【発明の効果】以上、本発明は軸流ファンを構成するブ
レード形状の最適設計によって一層向上された高効率、
低騒音軸流ファンを提供することができる。即ち、本発
明は、軸流ファンのブレードチップ部分に小翼部を取り
付けることによってブレードチップから発生する逆流量
を減らして、ファンの効率を向上させるとともに騒音を
減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸流ファンの一実施形態を示した
斜視図である。
【図2】図1の本発明の軸流ファンの構造を説明するた
めの側面図である。
【図3】図2のII−II線を切開して示した断面図であ
る。
【図4】図11のP地点からシュラウドと本発明の軸流
ファンとの間を通る空気の流動を観察して示した展開図
である。
【図5】本発明による軸流ファンにおけるファン半径に
対する小翼部のファン半径方向の長さ比と騒音の大きさ
との関係を示したグラフである。
【図6】本発明による軸流ファンにおける小翼部のファ
ン半径方向の長さに対する小翼部のファン軸方向の長さ
比と騒音の大きさとの関係を示したグラフである。
【図7】本発明による軸流ファンと従来の軸流ファンの
周波数の帯域別の騒音の大きさを測定して示したグラフ
である。
【図8】本発明による軸流ファンの他の実施形態を示し
た斜視図である。
【図9】従来の軸流ファンの構造を説明するための側面
図である。
【図10】図9のI−I線を切開して示した断面図であ
る。
【図11】シュラウドの間に図9の軸流ファンが取り付
けられた状態を概略的に示した平面図である。
【図12】図11のP地点からシュラウドと従来の軸流
ファンとの間を通る空気の流動を観察して示した展開図
である。
【符号の説明】
3…モーター 5…シュラウド 10…軸流ファン 14…ブレード 14a…負圧面 14b…圧力面 15…ハブ 16…前縁 17…後縁 18…ブレードチップ 20…小翼部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H033 AA02 AA18 BB02 BB08 CC01 DD03 EE06 EE08 EE19 3H035 CC01 CC07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブと、前記ハブの外周面に放射状に形
    成されるブレードを備えた軸流ファンであって;前記ブ
    レードの前縁と後縁とを連結するブレードチップ部分
    に、 前記ブレードの負圧面の方向へ湾曲された小翼部が形成
    されることを特徴とする軸流ファン。
  2. 【請求項2】 前記軸流ファンに形成される小翼部は、
    前縁と後縁とを連結するブレードチップの前縁から後縁
    に至るまでの全領域に亘って形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 【請求項3】 前記軸流ファンに形成される小翼部は、
    前縁と後縁とを連結するブレードチップの一部領域にの
    み形成されることを特徴とする請求項1に記載の軸流フ
    ァン。
  4. 【請求項4】 前記小翼部のファン半径方向の長さは前
    記ブレードの前縁から後縁へ行くほど線形的に大きくな
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の軸流ファ
    ン。
  5. 【請求項5】 前記小翼部のハブ中心から小翼部のファ
    ン軸方向の先端までの高さで定義されるファン半径方向
    の長さのうち、最大の長さをaとし、軸流ファンの半径
    をRtとする時、前記小翼部のファン半径方向の最大の
    長さaは軸流ファンの半径Rtの11〜18%の範囲に
    属する長さで設定されることを特徴とする請求項4に記
    載の軸流ファン。
  6. 【請求項6】 前記小翼部のファン半径方向の最大の長
    さがaである地点におけるファン軸方向の長さをbとす
    る時、前記小翼部のファン軸方向の長さbは前記小翼部
    のファン半径方向の最大の長さaの45〜105%の範
    囲に属する長さで設定されることを特徴とする請求項5
    に記載の軸流ファン。
  7. 【請求項7】 前記小翼部は、 ファン半径方向の最大の長さaと小翼部のファン軸方向
    の長さbとを傾きとする直線に沿ってほぼ湾曲して形成
    されることを特徴とする請求項6に記載の軸流ファン。
  8. 【請求項8】 前記小翼部は、ファンの軸線と、前記フ
    ァンの軸線に直交してブレードの厚さの中心部を通る垂
    直線との交差点の座標を(0,0)とし、小翼部のファ
    ン半径方向の最大の長さaにファン半径方向への小翼部
    の厚さを加えた長さをcとする時、 小翼部のファン半径方向の長さaの2倍である2aを長
    軸とし、小翼部のファン軸方向の長さbの2倍である2
    bを短軸とし、座標(b、Rt−c)を中心とした楕円
    形の軌跡に沿って形成されることを特徴とする請求項6
    に記載の軸流ファン。
  9. 【請求項9】 前記小翼部のファン半径方向の長さ及び
    ファン軸方向の長さはブレードの前縁から後縁に至るま
    で一定に形成されることを特徴とする請求項2に記載の
    軸流ファン。
  10. 【請求項10】 前記小翼部のファン半径方向の長さを
    aとし、軸流ファンの半径をRtとする時、前記小翼部
    のファン半径方向の長さaは軸流ファンの半径Rtの1
    1〜18%の範囲に属する長さで設定されることを特徴
    とする請求項9に記載の軸流ファン。
  11. 【請求項11】 前記小翼部のファン軸方向の長さをb
    とする時、前記小翼部のファン軸方向の長さbは前記小
    翼部のファン半径方向の最大の長さaの45〜105%
    の範囲に属する長さで設定されることを特徴とする請求
    項10に記載の軸流ファン。
  12. 【請求項12】 ハブと、前記ハブの外周面に放射状に
    形成されるブレードとを備えている軸流ファンであっ
    て、 前記ブレードの前縁と後縁とを連結するブレードチップ
    部分に、前記ブレードの負圧面の方向に傾いた直線形態
    の小翼部が形成されることを特徴とする軸流ファン。
  13. 【請求項13】 前記小翼部のファン半径方向の長さを
    a、前記小翼部のファン軸方向の長さをb、軸流ファン
    の半径をRtとする時、 前記小翼部のファン半径方向の長さaは、軸流ファンの
    半径Rtの11〜18%の範囲に属する長さで設定さ
    れ、前記小翼部のファン軸方向の長さbは、前記小翼部
    のファン半径方向の最大の長さaの45〜105%の範
    囲に属する長さで設定され、前記小翼部はファン半径方
    向の長さaと小翼部のファン軸方向の長さbとを傾きと
    する直線形態をなすことを特徴とする請求項12に記載
    の軸流ファン。
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