JP2001304185A - 送風機羽根車とその送風機羽根車を備えた空気調和機 - Google Patents

送風機羽根車とその送風機羽根車を備えた空気調和機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風機羽根車に関し、羽根車の回転軌跡図
(子牛面)の形状を最適にさせて軸方向流入と半径方向
流入の2つの吸い込み流れのうちで、半径方向流入に対
しても空力仕事を充分に行い、羽根車の静圧効率を充分
に高めることを目的としたものである。 【解決手段】 モータに駆動される羽根車1を備え、こ
の羽根車1はハブ3の外周に一定厚さで薄翼の複数枚の
羽根2を有し、この羽根2の回転軌跡図上において、羽
根2の前縁6は風上側に対してこの前縁6の中点付近を
ピークとする凸状曲線で送風機羽根車を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機、その
他機器等に使用する斜流送風機あるいは軸流送風機に用
いられる送風機羽根車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄翼の斜流送風機は、特開平11
−294389号公報に示すように、羽根車21は、図
7、図8、図9に示すように、略円錐台形状のハブ23
の外周に一定厚さで薄翼の複数枚の羽根22を一体に設
けて構成していた。そして、羽根22は図7に示す回転
軌跡図上で、羽根の前縁26の中点と後縁27の中点を
結ぶ一点鎖線D−D付近を境にして前縁26を、その中
点付近より外周28側は風上側に対して凹状曲線26a
に、中点付近よりハブ23側は凸状曲線26bにそれぞ
れ構成している。また、羽根22はその回転軌跡図上
で、後縁27をハブ23側から外周28側にかけて直線
に構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成において、羽根22の前縁26の中点付近より外周2
8側は風上側に対して凹状曲線26aに構成されている
ために、羽根22の半径方向断面(図8のE−E線の断
面)である図9において、羽根22の中点付近より外周
28側は矢印で示す主気流方向に対して凹状曲線29a
になっていた。
【0004】そして、斜流送風機の羽根車21の吸い込
み流れの主な量は、羽根車21の軸方向流れであるが、
外周28より流入する半径方向流れSも、ある程度の量
で存在する。この半径方向流れSに対して、羽根22の
約半分を占める翼素の部分である凹状曲線29aは、前
記半径方向流れSに対しては逆に凸状に出た形状をして
いるため、この半径方向流れSを妨害し阻害する作用を
している。すなわち、羽根22の約半分を占める翼素の
部分である凹状曲線29aは、羽根車21の吸い込み流
れのうちで、ある程度の量で存在する外周28からの半
径方向流れSに対しては凸状であり、この半径方向流れ
Sを却って阻害し誘引するものではない。その結果、こ
の半径方向流れSを誘引しないため、ハブ23付近の翼
素は空力仕事に寄与しにくく、羽根21の全体で充分な
空力仕事をなし得ない。そのため、羽根車21の静圧効
率には限界があり、必ずしも高いものにはなっていなか
った。この事はとりもなおさず、従来の羽根車には半径
方向流れSを誘引して充分な空力仕事を果たすことで静
圧効率を高めることが要求されていることにほかならな
いものである。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を解
決する送風機羽根車であり、その静圧効率を向上させる
ことを主目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ハブの外周に一定厚さで薄翼の複数枚の羽
根を有し、この羽根の回転軌跡図上において、羽根の前
縁は風上側に対して前縁の中点付近をピークとする凸状
曲線で構成してなる送風機羽根車である。
【0007】上記手段によって、羽根車の吸い込み流れ
の2つである軸方向流れと半径方向流れの両方に対し
て、ハブ付近の翼素も充分に空力仕事を果たすので、羽
根全体で充分に空力仕事を行い、送風機の静圧効率を高
めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ハブの外周に一定厚さで薄翼の複数枚の羽根を有
し、前記羽根の回転軌跡図上において、羽根の前縁は風
上側に対して前記前縁の中点付近をピークとする凸状曲
線で構成してなる送風機羽根車である。
【0009】上記実施形態において、羽根の半径方向断
面は、吸い込み流れの主気流方向に対しては凸状曲線で
あるが、羽根車の吸い込み流れのうちで、ある程度の量
が存在する外周からの半径方向流れに対しては凹状であ
るために、この半径方向流れを阻害することなく、却っ
て誘引する形状をしていることになる。従って、羽根車
の吸い込み流れの2つである軸方向流れと半径方向流れ
の両方に対して、ハブ付近の翼素も充分に空力仕事を果
たすことになり、羽根全体で充分に空力仕事を行うこと
が可能になる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
の記載において、羽根を前記羽根の後縁はこの後縁の中
点付近よりハブ側を風上側に対して凸状曲線にし、前記
中点付近より外周側は直線状をした略曲線に構成してな
るものである。
【0011】上記実施形態において、羽根の前縁の凸状
曲線により却ってハブ付近の翼面積が増加するのを、後
縁の中点付近よりハブ側を風上側に対し突出した凸状曲
線によって、積極的にハブ付近の翼面積を減少させ羽根
の摩擦抵抗を低減することが可能になる。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
あるいは請求項2の記載において、羽根は、厚翼でその
前縁の中点と後縁の中点を結ぶ流路中心線上の断面展開
における羽根の最大厚みtと弦長cの比t/cを、5〜
12%の範囲に設定し、且つ前記羽根の半径方向にわた
り最大厚みtが一定で、前記羽根の前縁は円弧状で、前
記羽根の後縁は尖った翼形形状でそれぞれ構成したもの
である。
【0013】上記実施形態において、一定厚さの薄翼に
比較して羽根の半径方向に対して最大翼厚が一定の翼形
形状をした厚翼を設けた羽根になり、外周よりの翼厚が
増えることがないので羽根付け根の強度が充分に保た
れ、且つ、厚翼の翼形形状の採用で流れの剥離を防止す
るものである。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
〜請求項3のいずれか1項に記載の送風機羽根車を有す
る送風機を、熱交換器などを有する室外機に設けた空気
調和機である。
【0015】上記実施形態において、室外機で送風作用
を行う送風機により、静圧効率が高く作動されるのでモ
ータ入力が低減されて、且つ、低騒音に空力仕事をする
ことになる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜図6を参
照して説明する。
【0017】(実施例1)図1〜図4は本発明の請求項
1に記載の発明に対応する一実施例を示し、図1は斜流
送風機における羽根車の動作状態を示す模式図、図2は
斜流送風機羽根車の平面図、図3は斜流送風機羽根車の
回転軌跡図、図4は斜流送風機羽根車の半径方向断面図
(図2のA−A線断面図)である。
【0018】1は斜流送風機の羽根車で、一定厚さで薄
翼の3枚の羽根2を略円錐台形状のハブ3の外周面に一
定間隔で一体に設けてある。そして、この羽根車1は、
ハブ3をモータ4の回転シャフトに固定し、適切なケー
シング5に納め、モータ4により回転させることで吸い
込み流れとして送風作用を行う。この送風の流れは、羽
根車2が回転することで、図1の矢印で示すように、空
気の殆どが羽根2の前縁6より流入し、後縁7より流出
して空力仕事を行う主気流と、吸い込み流れのうちで、
外周8より流入する半径方向流れRも、ある程度の量で
存在する。
【0019】羽根2は図3に示すように、その回転軌跡
図上で、羽根2の前縁6の中点と後縁7の中点を結ぶ一
点鎖線B−B(流路中心線B−Bともいう)付近をピー
クとして前縁6が、風上側に対して凸状曲線で構成し、
後縁7は直線で構成している。
【0020】上記実施例において、羽根2はその半径方
向断面図(斜流送風機の平面図である図2のA−A線断
面図)である図4に示すように、吸い込み流れの主気流
方向に対して前面側は凸状曲線であるが、羽根車1の吸
い込み流れのうちで、ある程度の量で存在する外周8か
らの半径方向流れRに対しては結果として背面側が凹状
曲線であるために、この半径方向流れを阻害することな
く、却って誘引する羽根形状をしている。従って、羽根
車1の吸い込み流れの2つである軸方向流れ(主気流)
と半径方向流れRの両方に対して、ハブ3付近の翼素も
充分に空力仕事を果たすので、羽根2全体でほぼ完全に
空力仕事を行うことになり、その結果として送風機の静
圧効率を高くできるものである。
【0021】その具体的効果は、外径φ415mmの斜
流送風機で実験すると、静圧効率の最高効率点で、約4
%静圧効率が向上することが判明した。
【0022】(実施例2)図5は、本発明の請求項2に
記載の発明に対応する一実施例における斜流送風機の回
転軌跡図である。この実施例2の発明は、後縁7の曲線
形状を特定した点が、実施例1の斜流送風機と異なり、
それ以外の構成と作用効果は同じなので斯かる部分に同
じ符号を付して詳細な説明を省き、異なる点のみを中心
に説明する。
【0023】羽根2は図5に示すように、回転軌跡図上
で、羽根2の前縁6の中点と後縁7の中点を結ぶ一点鎖
線C−C(流路中心線C−Cともいう)付近を境にして
ピークになるように前縁6を風上側に対して凸状曲線に
構成し、流路中心線C−C付近を境にして後縁7はC−
C付近よりハブ3側を風上側に対して凸状曲線7bに
し、且つC−C付近より外周8側は直線7aをした全体
として略曲線に構成してなるものである。
【0024】上記実施例において、羽根2の回転軌跡図
上で、羽根2の前縁6の中点付近をピークにして風上側
に対して凸状曲線に構成しているので、あまり空力仕事
をしないハブ3付近の翼面積が増大することになる。し
かし、一方で羽根2の後縁7はこの後縁7の中点付近よ
りハブ3側を風上側に対して凸状曲線7bに、中点付近
より外周8側は直線7aにそれぞれ構成し全体として、
略曲線の後縁7を構成し、羽根2の後縁7の中点付近よ
りハブ3側を風上側に対して凸状曲線7bにより、回転
軌跡図上でもハブ3付近の翼面積が減少し、更に、斜流
送風機の平面図でもハブ3付近の翼面積が減少すること
になる。従って、羽根2のハブ3付近の翼面積が低減で
きるので、斜流送風機の空力仕事にあまり寄与しないハ
ブ3付近の翼面積を低減して羽根の摩擦抵抗を低減し、
流体騒音を低減できる。
【0025】その流体騒音を低減できる具体的効果は、
外径φ415mmの斜流送風機を、熱交換器を有する空
気調和機の室外機に使用して実験すると、熱交換器を有
する空気調和機の室外機の、作動負荷点で約1dB
(A)の低騒音効果が得られた。この様に、静圧効率の
向上と低騒音化の両方に作用効果を有するものである。
【0026】(実施例3)図6は、本発明の請求項3に
記載の発明に対応する一実施例における斜流送風機の羽
根車1の流路中心線B−B(あるいは流路中心線C−
C)の断面展開図である。この実施例3の発明は、羽根
12の最大厚みtと弦長Cの比を、特定の範囲に設定し
た点が、一定厚みの羽根を有する実施例1あるいは実施
例2と異なり、それ以外の構成と作用効果は同じなので
斯かる部分に同じ符号を付して詳細な説明を省き、異な
る点のみを中心に説明する。
【0027】羽根12は、厚翼でその前縁6の中点と後
縁7の中点を結ぶ流路中心線B−B(あるいはC−C)
上の断面展開における羽根12の最大厚みtと弦長cの
比t/cを、5〜12%の範囲に設定し、この羽根12
の半径方向にわたり最大厚みtが一定で、かつ羽根12
の前縁は円弧状12aで、この羽根12の後縁は尖った
翼形形状12bでそれぞれ構成したものである。
【0028】上記実施例において、一定厚さの薄翼に比
較して、羽根12の半径方向に対して最大翼厚tが一定
の翼形形状をした厚翼を設けた羽根になるので、弦長が
より長い羽根12の外周側でも最大翼厚tが増大せずに
一定になる。このため、斜流送風機を樹脂成形で製作す
るときも、その工法に関わらず羽根付け根の強度が充分
に保たれることになる。そして、翼形形状をした厚翼を
用いるので、羽根12からの流れの剥離が防止されて、
更なる流体騒音の低減が図れるものである。
【0029】その流体騒音の低減の具体的効果は、外径
φ415mmの斜流送風機を、熱交換器を有する空気調
和機の室外機に使用して実験すると、熱交換器を有する
空気調和機の室外機の、作動負荷点で約2.5dB
(A)の低騒音効果が得られた。この様に、静圧効率の
向上と更なる低騒音化の両方に作用効果を有するもので
ある。
【0030】なお、上記実施例3において、羽根12
は、最大厚みtと弦長cの比t/cを、5〜12%の範
囲にある厚翼としたのは、その前縁6の中点と後縁7の
中点を結ぶ流路中心線B−B(あるいはC−C)上の断
面の展開図においてであるが、前縁の中点と後縁の中点
から左右に多少ずれた断面の展開であっても、実質的に
同様の効果が得られる。
【0031】(実施例4)実施例4の発明は、請求項4
に記載の発明に対応する一実施例で、図示はしていない
が上記実施例1〜3で説明した各発明の送風機羽根車
を、室外機と室内機を配管で接続した冷凍サイクルの回
路構成部材を分離して構成したセパレート形の空気調和
機における熱交換器を有した室外機の送風回路などに用
いるものである。
【0032】上記構成の空気調和機によれば、室外機の
熱交換器へ送風する送風機により、室外機は静圧効率を
高くして作動できるのでモータ入力が低減され、かつ低
騒音に空力仕事ができるものである。
【0033】
【発明の効果】上記実施例からも明らかなように本発明
の請求項1に記載の発明は、モータとこのモータに駆動
される羽根車とを備え、羽根車はハブの外周に一定厚さ
で薄翼の複数枚の羽根を有し、前記羽根の回転軌跡図上
において、羽根の前縁は風上側に対して前記前縁の中点
付近をピークとする凸状曲線で構成したもので、羽根車
の吸い込み流れの2つである軸方向流れと半径方向流れ
の両方に対して、ハブ付近の翼素も充分に空力仕事を果
たし、羽根全体として充分に空力仕事を行い送風機の静
圧効率を高くできる。
【0034】また請求項2に記載の発明は、請求項1の
記載に係わる発明において、羽根を、羽根の後縁はこの
後縁の中点付近よりハブ側を風上側に対して凸状曲線に
し、前記中点付近より外周側は直線状をした略曲線に構
成してなるもので、羽根の前縁の凸状曲線により却って
ハブ付近の翼面積が増加するのを、後縁の凸状曲線によ
り、積極的にハブ付近の翼面積を減少させられ、羽根の
摩擦抵抗を低減して低騒音化を図ることができる。
【0035】また請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2の記載に係わる発明において、羽根は、厚
翼でその前縁の中点と後縁の中点を結ぶ流路中心線上の
断面展開における羽根の最大厚みtと弦長cの比t/c
を、5〜12%の範囲に設定し、かつ前記羽根の半径方
向にわたり最大厚みtが一定で、前記羽根の前縁は円弧
状で、前記羽根の後縁は尖った翼形形状でそれぞれ構成
したもので、厚さ一定の薄翼に比較し、羽根の半径方向
に対して最大翼厚が一定の翼形形状をした厚翼を設けた
羽根になり、外周よりの翼厚が増えることがないので羽
根付け根の強度が充分に保たれ、かつ厚翼の翼形形状の
採用で流れの剥離が防止でき、更なる低騒音化を図るこ
とができる。
【0036】また請求項4に記載の発明は、請求項1〜
請求項3に記載のいずれか1項に記載の送風機羽根車を
有する送風機を、熱交換器などを有する室外機に設けた
空気調和機で、送風機の作動により室外機は、静圧効率
が高くなるのでモータ入力が低減され、かつ低騒音に空
力仕事をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の斜流送風機における実施例1の
羽根車の動作状態を示す模式図
【図2】図2は同斜流送風機における羽根車の平面図
【図3】図3は同斜流送風機における羽根車の回転軌跡
【図4】図4は同斜流送風機における羽根車の図2のA
−A線の断面図
【図5】図5は同斜流送風機における実施例2の羽根車
の回転軌跡図
【図6】図6は同斜流送風機における実施例3の羽根車
の流路中心線B−B(あるいはC−C)上の断面展開図
【図7】従来の斜流送風機における羽根車の回転軌跡図
【図8】同羽根車の平面図
【図9】同羽根車の半径方向断面図(図8のE−E線断
面図)
【符号の説明】 1 羽根車 2、12 羽根 3 ハブ 6 前縁 7 後縁 7a 直線 7b 凸状曲線 8 外周 12a 円弧状 12b 尖った翼形形状
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H033 AA02 AA18 BB02 BB07 CC01 DD03 DD27 EE06 EE08 EE11 EE19 3L054 BA04 BB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータに駆動される羽根
    車とを備え、前記羽根車はハブの外周に一定厚さで薄翼
    の複数枚の羽根を有し、前記羽根の回転軌跡図上におい
    て、羽根の前縁は風上側に対して前記前縁の中点付近を
    ピークとする凸状曲線で構成してなる送風機羽根車。
  2. 【請求項2】 羽根の後縁はこの後縁の中点付近よりハ
    ブ側を風上側に対して凸状曲線にし、前記中点付近より
    外周側は直線状をした略曲線に構成してなる請求項1に
    記載の送風機羽根車。
  3. 【請求項3】 羽根は、厚翼でその前縁の中点と後縁の
    中点を結ぶ流路中心線上の断面展開における羽根の最大
    厚みtと弦長cの比t/cを、5〜12%の範囲に設定
    し、且つ前記羽根の半径方向にわたり最大厚みtを一定
    で、前記羽根の前縁は円弧状で、前記羽根の後縁は尖っ
    た翼形形状でそれぞれ構成してなる請求項1または請求
    項2に記載の送風機羽根車。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載
    の送風機羽根車を有する送風機を、熱交換器などを有す
    る室外機に設けた空気調和機。
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