JP2002096916A - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
- Publication number
- JP2002096916A JP2002096916A JP2000289699A JP2000289699A JP2002096916A JP 2002096916 A JP2002096916 A JP 2002096916A JP 2000289699 A JP2000289699 A JP 2000289699A JP 2000289699 A JP2000289699 A JP 2000289699A JP 2002096916 A JP2002096916 A JP 2002096916A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペース的に見て保管効率の良いスタッカー
クレーン方式の自動倉庫を提供する。 【解決手段】 多数の棚を前後方向及び上下方向に有す
る保管ラックを備えたスタッカークレーン方式の自動倉
庫において、保管ラックの支柱２同士の間で向かい合っ
た一組の受け部３により一つの棚が構成され、その受け
部３は、回転軸４により支柱２に取り付けられていると
ともに、支柱２から突き出したストッパー５により水平
状態に保持されているようにする。保管物を上昇させた
時に受け部３が順次上方向に逃げ、目的の高さまで上昇
させた保管物をその位置の受け部３で載置可能なことか
ら、保管物の高さが複数種類ある場合でも、保管物の高
さに応じたピッチで格納することができ、したがってス
ペース的に見て効率の良い保管が可能となる。
クレーン方式の自動倉庫を提供する。 【解決手段】 多数の棚を前後方向及び上下方向に有す
る保管ラックを備えたスタッカークレーン方式の自動倉
庫において、保管ラックの支柱２同士の間で向かい合っ
た一組の受け部３により一つの棚が構成され、その受け
部３は、回転軸４により支柱２に取り付けられていると
ともに、支柱２から突き出したストッパー５により水平
状態に保持されているようにする。保管物を上昇させた
時に受け部３が順次上方向に逃げ、目的の高さまで上昇
させた保管物をその位置の受け部３で載置可能なことか
ら、保管物の高さが複数種類ある場合でも、保管物の高
さに応じたピッチで格納することができ、したがってス
ペース的に見て効率の良い保管が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッカークレー
ン方式の自動倉庫、特に段ボール箱のようなケースを保
管するのに好適な自動倉庫に関するものである。
ン方式の自動倉庫、特に段ボール箱のようなケースを保
管するのに好適な自動倉庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、スタッカークレーン方式の自動
倉庫は、前後方向に移動可能なスタッカークレーンの両
側に、前後方向及び上下方向に多数の棚を有する保管ラ
ックを配置してあり、スタッカークレーンには上下方向
に移動自在のキャリッジに保管物の出し入れを行う移載
装置が設けられ、その移載装置には保管物を支持するた
めのアームなどの手段が設けられている。
倉庫は、前後方向に移動可能なスタッカークレーンの両
側に、前後方向及び上下方向に多数の棚を有する保管ラ
ックを配置してあり、スタッカークレーンには上下方向
に移動自在のキャリッジに保管物の出し入れを行う移載
装置が設けられ、その移載装置には保管物を支持するた
めのアームなどの手段が設けられている。
【０００３】従来、このスタッカークレーン方式の自動
倉庫における保管ラックの棚を構成する部材は保管ラッ
クの支柱に固定されている。このため、棚の高さピッチ
を一定にするか、或いは、保管物の高さの割合に合わせ
て棚のピッチを数種類設定するようにしている。
倉庫における保管ラックの棚を構成する部材は保管ラッ
クの支柱に固定されている。このため、棚の高さピッチ
を一定にするか、或いは、保管物の高さの割合に合わせ
て棚のピッチを数種類設定するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、棚の高
さピッチを一定にする場合は、保管物の最大高さに設定
して作らなければならず、背の低い保管物を入れると隙
間が開いてしまうことから、スペース的に保管効率が悪
くなるという問題点がある。また、棚の高さピッチを数
種類設定した場合でも、背の高い保管物が増えた時に保
管できないという問題点が生じる。
さピッチを一定にする場合は、保管物の最大高さに設定
して作らなければならず、背の低い保管物を入れると隙
間が開いてしまうことから、スペース的に保管効率が悪
くなるという問題点がある。また、棚の高さピッチを数
種類設定した場合でも、背の高い保管物が増えた時に保
管できないという問題点が生じる。
【０００５】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、スペース的に
見て保管効率の良いスタッカークレーン方式の自動倉庫
を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、スペース的に
見て保管効率の良いスタッカークレーン方式の自動倉庫
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自動倉庫は、多数の棚を前後方向及び上
下方向に有する保管ラックを備えたスタッカークレーン
方式の自動倉庫において、保管ラックの支柱同士の間で
向かい合った一組の受け部により一つの棚が構成され、
その受け部は、回転軸により支柱に取り付けられている
とともに、支柱から突き出したストッパーにより水平状
態に保持されていることを特徴としている。
めに、本発明の自動倉庫は、多数の棚を前後方向及び上
下方向に有する保管ラックを備えたスタッカークレーン
方式の自動倉庫において、保管ラックの支柱同士の間で
向かい合った一組の受け部により一つの棚が構成され、
その受け部は、回転軸により支柱に取り付けられている
とともに、支柱から突き出したストッパーにより水平状
態に保持されていることを特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【０００８】図１は本発明に係る自動倉庫における保管
ラックの一例を示す斜視図、図２は図１に示す保管ラッ
クの受け部の拡大図である。
ラックの一例を示す斜視図、図２は図１に示す保管ラッ
クの受け部の拡大図である。
【０００９】本発明の自動倉庫は、図１に示す如き保管
ラック１が２組平行に並んで設置され、その間をスタッ
カークレーン（図示せず）が行き来する構成となる。そ
して、スタッカークレーンの移載装置により、保管ラッ
ク１における所定の棚に段ボール箱の如き保管物を保管
し、或いは所定の棚から保管物を取り出すようにして稼
働する。
ラック１が２組平行に並んで設置され、その間をスタッ
カークレーン（図示せず）が行き来する構成となる。そ
して、スタッカークレーンの移載装置により、保管ラッ
ク１における所定の棚に段ボール箱の如き保管物を保管
し、或いは所定の棚から保管物を取り出すようにして稼
働する。
【００１０】図１に示すように、保管ラック１の棚は支
柱２に回転可能に取り付けられた多数の受け部３により
構成される。すなわち、支柱２同士の間で向かい合った
一組の受け部３により一つの棚が構成される。各受け部
３は、図２の拡大図にも示すように、コの字形状の部材
からなり、両端がそれぞれ回転軸４により支柱２に取り
付けられるとともに、支柱２から突き出たストッパー５
により水平状態に保持されている。また、図１から分か
るように、支柱２の下方には最大高さの保管物をスタッ
カークレーンで移載できるように受け部３は設けていな
い。なお、受け部３は、コの字形状の部材に限るもので
はなく、前後別々の独立部材で構成してもよいが、コの
字形状の方が前後に繋がっているので、誤動作がなく、
取扱も便利である。
柱２に回転可能に取り付けられた多数の受け部３により
構成される。すなわち、支柱２同士の間で向かい合った
一組の受け部３により一つの棚が構成される。各受け部
３は、図２の拡大図にも示すように、コの字形状の部材
からなり、両端がそれぞれ回転軸４により支柱２に取り
付けられるとともに、支柱２から突き出たストッパー５
により水平状態に保持されている。また、図１から分か
るように、支柱２の下方には最大高さの保管物をスタッ
カークレーンで移載できるように受け部３は設けていな
い。なお、受け部３は、コの字形状の部材に限るもので
はなく、前後別々の独立部材で構成してもよいが、コの
字形状の方が前後に繋がっているので、誤動作がなく、
取扱も便利である。
【００１１】上記構成の棚を有する保管ラックへの保管
物の格納手順は次のようである。まず、スタッカークレ
ーンの移載装置に保管物を支持した状態で移動させ、図
３（ａ）に示すように、移載装置のアーム６を伸ばして
保管物Ａを棚の最下段にスライドさせる。次に、図３
（ｂ）に示すように、移載装置を上昇させることでその
アーム６により保管物Ａを上昇させる。その際、保管物
Ａの上部及び側面が当たっている間は棚の受け部３は順
次上方向に逃げる。そして、図４（ａ）に示すように、
保管物Ａを目的の高さまで上昇させると、その位置から
移載装置を下降させることでアーム６を下方に逃がし、
保管物Ａを向かい合う一組の受け部３で支持することよ
り、保管物Ａの棚への移載を完了する。この場合、最上
段の受け部３には先に保管物Ｂが載っているので、保管
物Ａはその下方に格納する。同様にして、次の保管物Ｃ
を下方の所定位置にある受け部３に載置していく。
物の格納手順は次のようである。まず、スタッカークレ
ーンの移載装置に保管物を支持した状態で移動させ、図
３（ａ）に示すように、移載装置のアーム６を伸ばして
保管物Ａを棚の最下段にスライドさせる。次に、図３
（ｂ）に示すように、移載装置を上昇させることでその
アーム６により保管物Ａを上昇させる。その際、保管物
Ａの上部及び側面が当たっている間は棚の受け部３は順
次上方向に逃げる。そして、図４（ａ）に示すように、
保管物Ａを目的の高さまで上昇させると、その位置から
移載装置を下降させることでアーム６を下方に逃がし、
保管物Ａを向かい合う一組の受け部３で支持することよ
り、保管物Ａの棚への移載を完了する。この場合、最上
段の受け部３には先に保管物Ｂが載っているので、保管
物Ａはその下方に格納する。同様にして、次の保管物Ｃ
を下方の所定位置にある受け部３に載置していく。
【００１２】格納する保管物の高さは、倉庫の入出庫口
で測定する。そして、測定した高さは、移載装置の昇降
時の停止位置の算出に用いる。このようにして順次格納
することにより、保管物の高さが複数種類ある場合で
も、スペース的に見て効率のよい保管が可能になる。
で測定する。そして、測定した高さは、移載装置の昇降
時の停止位置の算出に用いる。このようにして順次格納
することにより、保管物の高さが複数種類ある場合で
も、スペース的に見て効率のよい保管が可能になる。
【００１３】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明による自動倉庫は、上記実施
の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは
当然のことである。
に説明してきたが、本発明による自動倉庫は、上記実施
の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは
当然のことである。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、多数の
棚を前後方向及び上下方向に有する保管ラックを備えた
スタッカークレーン方式の自動倉庫において、保管ラッ
クの支柱同士の間で向かい合った一組の受け部により一
つの棚が構成され、その受け部は、回転軸により支柱に
取り付けられているとともに、支柱から突き出したスト
ッパーにより水平状態に保持されていることを特徴とし
ているので、保管物を上昇させた時に受け部が順次上方
向に逃げ、目的の高さまで上昇させた保管物をその位置
の受け部で載置可能なことから、保管物の高さが複数種
類ある場合でも、保管物の高さに応じたピッチで格納す
ることができ、したがってスペース的に見て効率の良い
保管が可能となる。
棚を前後方向及び上下方向に有する保管ラックを備えた
スタッカークレーン方式の自動倉庫において、保管ラッ
クの支柱同士の間で向かい合った一組の受け部により一
つの棚が構成され、その受け部は、回転軸により支柱に
取り付けられているとともに、支柱から突き出したスト
ッパーにより水平状態に保持されていることを特徴とし
ているので、保管物を上昇させた時に受け部が順次上方
向に逃げ、目的の高さまで上昇させた保管物をその位置
の受け部で載置可能なことから、保管物の高さが複数種
類ある場合でも、保管物の高さに応じたピッチで格納す
ることができ、したがってスペース的に見て効率の良い
保管が可能となる。
【図１】本発明に係る自動倉庫における保管ラックの一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図２】図１に示す保管ラックの受け部の拡大図であ
る。
る。
【図３】図１に示す保管ラックへの保管物の格納手順を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図４】図３に続く格納手順の説明図である。
１ 保管ラック ２ 支柱 ３ 受け部 ４ 回転軸 ５ ストッパー ６ アーム Ａ，Ｂ，Ｃ 保管物
Claims (2)
- 【請求項１】 多数の棚を前後方向及び上下方向に有す
る保管ラックを備えたスタッカークレーン方式の自動倉
庫において、保管ラックの支柱同士の間で向かい合った
一組の受け部により一つの棚が構成され、その受け部
は、回転軸により支柱に取り付けられているとともに、
支柱から突き出したストッパーにより水平状態に保持さ
れていることを特徴とする自動倉庫。 - 【請求項２】 受け部がコの字形状の部材からなること
を特徴とする請求項１に記載の自動倉庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000289699A JP2002096916A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000289699A JP2002096916A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 自動倉庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002096916A true JP2002096916A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18773047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000289699A Pending JP2002096916A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002096916A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148613A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Murata Machinery Ltd | 棚設備及び自動倉庫 |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000289699A patent/JP2002096916A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148613A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Murata Machinery Ltd | 棚設備及び自動倉庫 |
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