JPH07206119A - 自動倉庫のラック装置 - Google Patents

自動倉庫のラック装置

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JPH07206119A
JPH07206119A JP482994A JP482994A JPH07206119A JP H07206119 A JPH07206119 A JP H07206119A JP 482994 A JP482994 A JP 482994A JP 482994 A JP482994 A JP 482994A JP H07206119 A JPH07206119 A JP H07206119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
shelves
supports
sides
luggage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP482994A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hasegawa
康治 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP482994A priority Critical patent/JPH07206119A/ja
Publication of JPH07206119A publication Critical patent/JPH07206119A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種類の大きさの荷物を同一のラックに格納
することができ、棚受上で荷物の側方へのズレも防止で
きるようにする。 【構成】 自動倉庫の複数の格納空間を有するラックR
の一つの空間における棚受において、支柱4に対してフ
ォーク2進退方向と直角方向にビーム11を水平に横架
し、該ビーム11上にフォーク2進退方向に荷物の下面
を支持する棚受10を複数組設け、該棚受10の中央組
の棚受10aを最も低くして、その両側の組の棚受10
bを内側組の棚受10aより順次高くして配置し、内側
組の棚受に載せた荷物がその両側組の棚受で側方へのズ
レを防止できるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動倉庫の荷物を格納す
るラックの棚受の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫のスタッカクレーンによって荷
物をラックに格納する場合、通常、パレット又はバケッ
トに荷物を載せ、或いは直接荷物を、入・出庫ステーシ
ョンからスタッカクレーンのスライドフォークによって
所定の格納空間まで搬送され、そして、スライドフォー
クの伸縮と昇降によって、パレットまたはバケットまた
は荷物の両側下部をラックの棚受に載せて支持させ格納
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように棚受がパレ
ットまたはバケットまたは荷物の両側下部を支持する構
成とすると、両側の棚受の幅よりも狭いパレット(バケ
ット)や荷物の場合にはラックに格納することができな
くなり、同一のパレット又は規格化した荷物しか格納で
きなかった。そこで、十字型または串型のスライドフォ
ークによって荷物を載せられるようにし、棚受もスライ
ドフォークに合わせて昇降時に干渉しないように両側か
ら内方向へ突出して配置して、パレットや荷物の大きさ
に関係なく格納できるように構成することも提案されて
いるが、棚受に載せられた荷物は横ズレが生じ易く、荷
崩れの原因ともなり、然も、スライドフォーク及び棚受
を変更しなければならないので、コストアップとなって
いたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために次のように構成したものである。即
ち、自動倉庫の複数の格納空間を有するラックの一つの
空間における棚受において、支柱に対してフォーク進退
方向と直角方向にビームを水平に横架し、該ビーム上に
フォーク進退方向に荷物の下面を支持する棚受を複数組
設け、該棚受の中央組の棚受を最も低くして、その両側
の組の棚受を内側組の棚受より順次高くして配置し、内
側組の棚受に載せた荷物がその両側組の棚受で側方への
ズレを防止したものである。
【0005】
【作用】このような手段を用いることによって、荷物W
を格納する場合には、入・出庫ステーションで昇降台1
上に荷物Wを載せて、ラックRの所望の格納位置まで搬
送して、スライドフォーク2を伸長してから下降させる
と、荷物が小さい場合には内側の棚受10a・10a上
に載せられ、該荷物WSの下部両側はその両側の棚受1
0b・10bによって横ズレが阻止される。そして、荷
物が大きい場合には外側の棚受10b・10b上に載せ
られ、種類の異なる荷物を格納できるようになる。
【0006】
【実施例】本発明の解決しようとする課題及び解決手段
は以上の如くであり、添付した図面に従い実施例の構成
を説明する。図1はスタッカクレーンとラックの正面
図、図2はラックの一つの格納空間を示す側面図、図3
は同じく平面図、図4は他の実施例を示す側面図であ
る。
【0007】図1において自動倉庫の全体構成から説明
すると、床F上にラックRと平行に走行レール14が前
後方向に敷設され、該走行レール14と平行に天井部に
上ガイドレール13が配設され、該上ガイドレール13
と走行レール14の間でスタッカクレーンSが前後に走
行できるように配設されている。該スタッカクレーンS
の構成は、走行レール14上に載置される走行体8の前
後にマスト12・12を立設し、該走行体8前部上には
操作ボックス3を載置し、後部上に駆動ボックスを配置
して該駆動ボックス内に走行モーターや昇降台1の昇降
モーターを収納し、前記マスト12・12の間に昇降台
1を昇降可能に配置している。
【0008】該昇降台1の前後には支持体15・15を
立設し、該支持体15・15の外側にはガイドローラー
9・9・・・を回転自在に設けてマスト12・12の両
側に配置し、昇降台1の昇降時のガイドとしている。そ
して、昇降台1上に左右進退可能にスライドフォーク2
を設けている。
【0009】そして、前記ラックRは適宜間隔をあけて
フロアF上に支柱4・4・・・が前後方向平行に立設さ
れて、該支柱4・4・・・に前後方向水平にビーム11
・11・・・が上下方向に適宜間隔を開けて固設され、
この左右のビーム11・11間上に本発明の棚受10・
10・・・が固設され、荷物Wを載せられるようにして
いる。この水平に配設したビーム11・11・・・は所
謂ヨーロピアンキャンチタイプのラックに設けられるも
のであって、支柱4に直接左右方向に棚受を設けるタイ
プと異なる。
【0010】即ち、前記棚受10は図2、図3に示すよ
うに、高さの異なる複数組(本実施例では二組)棚受1
0a・10b・・・が左右方向に前記ビーム11・11
上に横設されており、内側(中央側)の棚受10a・1
0aは最も低く、最も小さい荷物WSを載せられるよう
にしており、該棚受10aの高さは荷物Wの下面とビー
ム11上面との間にスライドフォーク2が挿入できる高
さとしている。そして、該中央側組の棚受10a・10
aの両側に外側組の棚受10b・10bが平行に横設さ
れており、該外側の棚受10b・10bの高さは内側の
棚受10a・10aよりも高く構成して、大きい荷物W
Lを載せられるようにしている。但し、本実施例では大
小二組の棚受を構成しているが、三組以上設けて、中央
の棚受を低く、両側組の棚受を順次高くなるように構成
することができる。
【0011】また、棚受10は図4に示すように、ビー
ム11を横設せずに、支柱4・4に階段状の棚受10’
・10’を横設して、大きさの異なる荷物を格納するよ
うに構成することも可能であり、該棚受10’は中央側
へいくに従って低くなるように側面視で階段状のステッ
プ10a’・10b’・10c’を構成し、棚受10’
と棚受10’との間には空間を設けてスライドフォーク
2が上下に通過できるように構成している。尚、この場
合スライドフォーク2は板状に構成でき、また、水平ビ
ーム11を設けないために水平ブレース16をスタッカ
クレーンSと反対側に設けて補強している。
【0012】このように構成することによって荷物Wを
格納する場合には、入・出庫ステーションでスタッカク
レーンSの昇降台1上に荷物Wを載せて、ラックRの所
望の格納位置まで搬送して、スライドフォーク2を伸長
してから下降させると、荷物が小さい場合には内側の棚
受10a・10a上に載せられ、該荷物の下部両側は両
側に配設された棚受10b・10bによって横ズレが阻
止される。そして、荷物が大きい場合には外側の棚受1
0b・10b上に載せられる。また、ラックRより荷物
を取り出す場合には、取り出す荷物の格納空間まで昇降
台1を移動して、スライドフォーク2を荷物W下面とビ
ーム11の間に挿入して、少し持ち上げてスライドフォ
ーク2を縮小して元の位置まで戻し、スタッカクレーン
Sを入・出庫ステーションまで戻せばよいのである。但
し、荷物を棚受より持ち上げる時に、スライドフォーク
2の上昇レベルを荷物の大きさに合わせて数種類設定す
ると、上昇レベルを最大荷物に合わせて一定にしたもの
と比較して上昇時間が短縮できて効率良く取り出すこと
ができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので次の
ような効果を奏するものである。即ち、従来のスライド
フォークの形状を変更することなくそのまま使用でき
て、数種類の高さの棚受が設けられるので、大きさの異
なる荷物であっても、同一のラック内に収納することが
可能となり、多種類の大きさの荷物の移載も可能となっ
て汎用性を向上することができたのである。また、両側
の棚受が内側の棚受よりも高いので、地震やスタッカク
レーンの作動による振動等がラックに伝わり荷物が棚受
よりずれて落下したり、スライドフォークによる出し入
れ時に荷崩れ等が生じることも防止でき、両側の棚受が
ストッパーとなって荷物の側方へのズレを防止できたの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッカクレーンとラックの正面図である。
【図2】ラックの一つの格納空間を示す側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
S スタッカクレーン R ラック WS 荷物(小) WL 荷物(大) 1 昇降台 2 スライドフォーク 4 支柱 10a・10b 棚受 11 ビーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫に配設されるラックにおいて、
    各格納スペースの荷物の下面を支持する棚受を、高さの
    異なるの複数組の棚受をフォークの進退方向に設けたこ
    とを特徴とする自動倉庫のラック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の棚受において、中央ほど
    低く、側方ほど高くなるようにしたことを特徴とする自
    動倉庫のラック装置。
  3. 【請求項3】 自動倉庫の複数の格納空間を有するラッ
    クの一つの棚受において、支柱に対してフォーク進退方
    向と直角方向にビームを水平に横架し、該ビーム上にフ
    ォーク進退方向に荷物の下面を支持する棚受を複数組設
    け、該棚受の中央組の棚受を最も低くして、その両側の
    組の棚受を内側組の棚受より順次高くして、内側組の棚
    受に載せた荷物がその両側組の棚受で側方へのズレを防
    止したことを特徴とする自動倉庫のラック装置。
JP482994A 1994-01-20 1994-01-20 自動倉庫のラック装置 Pending JPH07206119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP482994A JPH07206119A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 自動倉庫のラック装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP482994A JPH07206119A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 自動倉庫のラック装置

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Publication Number Publication Date
JPH07206119A true JPH07206119A (ja) 1995-08-08

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ID=11594593

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JP482994A Pending JPH07206119A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 自動倉庫のラック装置

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JP (1) JPH07206119A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206259A (ja) * 2004-01-19 2005-08-04 Bridgestone Corp パレットレス自動倉庫
WO2016152276A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 村田機械株式会社 物品の支持装置及び支持方法

Cited By (4)

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TWI661986B (zh) * 2015-03-26 2019-06-11 日商村田機械股份有限公司 物品之支撐裝置及支撐方法

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